JPH0754945A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

ベルト式無段変速機

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JPH0754945A
JPH0754945A JP20325393A JP20325393A JPH0754945A JP H0754945 A JPH0754945 A JP H0754945A JP 20325393 A JP20325393 A JP 20325393A JP 20325393 A JP20325393 A JP 20325393A JP H0754945 A JPH0754945 A JP H0754945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
spring
speed change
flange
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20325393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sayama
正幸 佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速プーリのベアリングとベルトの寿命を改
善し、操作力断続時のタイムラグを短くし、組付けを容
易にする。 【構成】 この発明のベルト式無変速機1は、ベルト3
を介して連結された変速プーリ5,7と、それぞれ大小
の押圧力によりベルトに張力を与える第1ばね59及び
第2ばね61と、ベルト張力に抗してフランジ間隔を調
節し変速比を制御する油圧アクチュエータ9と、第1ば
ね側変速プーリ7のプーリピッチ径が最大になると第1
ばねの押圧力を受けるストッパ63とを備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベルト式無段変速機
に関する。
【0002】
【従来の技術】公開実用平成2−85062号公報に図
5のような変速プーリ201が記載されている。これ
は、固定フランジ203と可動フランジ205とを備
え、各フランジ203,205間に装着されたベルト2
07を介して他の変速プーリと連結され、ベルト式無段
変速機を構成している。可動フランジ205は皿ばね2
09により固定フランジ203側に押圧されてベルト2
07に張力を与えている。他側の変速プーリでは例えば
オイルポンプ駆動の油圧アクチュエータにより可動フラ
ンジをベルト張力に抗して固定フランジ側に押圧し、両
変速プーリのフランジ間隔を変えて変速比を調節してい
る。ポンプ圧を与えない時は図5の下半部の様に皿ばね
209の押圧力により変速プーリ201のフランジ間隔
が最小(プーリピッチ系が最大)になり、変速プーリ2
01が従動側の場合はベルト式無段変速機は減速比が最
大になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にポンプ圧が掛っていない状態でも皿ばね209による
ベルト張力は両方の変速プーリを互いに引き寄せる方向
に働いている。従って、変速プーリ201側のベアリン
グ211,213,215と他側の変速プーリのベアリ
ングやベルト207に負荷が常時掛るから、ベルト20
7の寿命が短くなると共にベアリング寿命を改善するた
めに各ベアリングを大型にする必要がある。
【0004】又、上記の変速プーリ201ではオイルポ
ンプを停止すると皿ばね209によりフランジ間隔が使
用範囲の最小値より更に狭くなるから、オイルポンプの
起動時に可動フランジがこの最小値の位置まで復帰する
時間分のタイムラグが生じる。
【0005】更に、組付けに当っては皿ばね209の押
圧力が掛るから、可動フランジ205、皿ばね209、
ベルト207などの組付け作業が困難である。
【0006】そこで、この発明は、変速プーリを支える
ベアリング及びベルトの寿命が長く、操作力を断続した
時のタイムラグが短く、又組付けが容易なベルト式無段
変速機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のベルト式無段
変速機は、固定フランジと可動フランジ間に装着したベ
ルトを介して連結されフランジ間隔変化に伴って変速比
を変える一対の変速プーリと、可動フランジを固定フラ
ンジ側にそれぞれ大小の押圧力で押圧しベルトに張力を
与える第1ばね及び第2ばねと、ベルト張力に抗して可
動フランジを移動操作し変速比を調節する油圧アクチュ
エータと第1ばねを装着した変速プーリのプーリピッチ
径が最大になると第1ばねの押圧力を受けるストッパを
備えたことを特徴とするベルト式無段変速機を特徴とす
る。
【0008】
【作用】油圧アクチュエータを駆動するオイルポンプを
停止すると、第1ばねと第2ばねの押圧力により一側変
速プーリのプーリピッチ径が最大になり、ここでストッ
パが作動して第1ばねの大きな押圧力を可動フランジか
ら遮断する。この時、第2ばねは小さい押圧力によって
ベルトに摩擦力を与え、変速比をこの状態に保つ。
【0009】このように、ポンプを停止すると第1ばね
の大きい押圧力が遮断されベルト張力が極めて小さくな
り、変速プーリのベアリング及びベルトの負荷がそれだ
け軽減されて、これらの寿命が長くなりベアリングを大
型にする必要がない。又、プーリピッチ径最大の状態で
は第1ばねの強い押圧力が掛らないから、可動フランジ
はこの位置から殆んど移動しないから、従来例と異って
ポンプの起動時にフランジ間隔を所定値まで復帰させる
ためのタイムラグが実質的に零になる。こうして、ポン
プの断続による影響が解消されるから、ポンプを任意に
停止してエンジンの燃費を向上させることができる。
【0010】又、組付けに当っては、可動フランジには
第2ばねの弱い押圧力しか掛らないからベルトなどの装
着が容易となり、組付け性が大幅に向上する。更に、ス
トッパにボルトを用いボルトの頭部に第1ばねを突き当
てるように構成すれば、ボルトの締め込みにより第1ば
ねの初期荷重を容易に調整することができる。
【0011】
【実施例】図1ないし図3により一実施例を説明をす
る。図1はこの実施例のベルト式無段変速機1を示して
いる。左右の方向は図1での左右の方向であり、符号を
附していない部材等は図示されていない。
【0012】図1のように、ベルト式無段変速機1はベ
ルト3で連結された駆動側と従動側の変速プーリ5,7
と、油圧アクチュエータ9とを備えている。
【0013】駆動側の変速プーリ5は、駆動軸11と一
体の固定フランジ13と、可動フランジ15とを備えて
いる。可動フランジ15はトルクカム17を介して駆動
軸11に相対回転しながら軸方向移動可能に連結されて
おり、各フランジ13,15間にはベルト3が装着され
ている。駆動軸11はベアリング19,21によりケー
シング23に支承され、駆動軸11とケーシング23と
の間にはシール25が配置されている。駆動軸11の左
端側には変速プーリ5の軸方向位置を調節し、ベルト3
のねじれを防止するナット27が取付けられている。
【0014】駆動軸11の右端部には増速歯車組の小歯
車29がスプライン連結されており、小歯車29はベア
リング31,33を介してケーシング23に支承されて
いる。増速歯車組は小歯車29と噛合った大歯車側から
入力するエンジンの駆動力を増速して変速プーリ5に伝
達する。
【0015】駆動軸11には隔壁部材35が圧入され、
可動フランジ15との間にオイルシール37を介して油
圧室39を形成し、油圧アクチュエータ9を構成してい
る。油圧アクチュエータ9にはエンジン駆動のオイルポ
ンプから、ケーシング23とスリーブ41と駆動軸11
と可動フランジ15とを通して形成された油路43を介
して、油圧が送られベルト張力に抗して可動フランジ1
5を右方へ移動操作する。又、このオイルはトルクカム
17を潤滑する。
【0016】従動側の変速プーリは、従動軸45と一体
の固定フランジ47と、可動フランジ49とを備えてい
る。可動フランジ49のボス51はトルクカム53を介
して従動軸45に相対回転しながら軸方向移動可能に連
結されており、各フランジ47,49間にはベルト3が
装着されている。
【0017】従動軸45にはリテーナ55が圧入され、
リテーナ55と可動フランジ49との間には左からスペ
ーサ57と皿ばね59(第1ばね)とコイルばね61
(第2ばね)とが配置されており、ボス51の右端部外
周にはスナップリング63(ストッパ)が装着されてい
る。このように直列に配置された皿ばね59とコイルば
ね61は可動フランジ49を固定フランジ47側に押圧
してベルト3に張力を与える。皿ばね59の押圧力は強
く、コイルばねの61の押圧力は弱い。スペーサ57は
皿ばね59とコイルばね61の押圧力が設定値になるよ
うに厚さを調整する。
【0018】従動軸45はベアリング65,67を介し
てケーシング23に支承されており、ケーシング23を
貫通した左端部にはプーリ69がスプライン連結されて
いる。このプーリ69は各溝71,73に装着されたベ
ルトを介してエアコンプレッサのような補機側のプーリ
に連結されている。プーリ69とケーシング23との間
にはシール75が配置されている。又、ケーシング23
とスリーブ77と従動軸45とを通して形成された油路
79を介してオイルが送られてトルクカム53を潤滑す
る。従動軸45の右端側には変速プーリ7の軸方向位置
を調整し、ベルト3のねじれを防止するナット81が取
付けられている。
【0019】油圧アクチュエータ9に油圧を供給するオ
イルポンプを停止させると、変速プーリ7のプーリピッ
チ径R2 は皿ばね59とコイルばね61の押圧力を受け
て最大になると共に、変速プーリ5のプーリピッチ径R
1 はベルト張力を受けて最小になる。(図1のプーリ5
の下半部とプーリ7の上半部の状態)こうして、プーリ
5,7間の変速比は最大(増速比最小)になる。スナッ
プリング63はR2 が最大になると皿ばね59の押圧力
を受けるように位置を決められている。又、油圧アクチ
ュエータ9に油圧を与えると可動フランジ15がベルト
張力に抗して固定フランジ13側に移動操作されてプー
リピッチ径R1 が大きくなると共に、ベルト張力により
各ばね59,61に抗して可動フランジ49が固定フラ
ンジ47から後退し、プーリピッチ径R2 が小さくなっ
て変速比が小さく(増速比が大きく)なる。この変速比
はエンジン回転数の変動に伴う補機の回転数変動幅が小
さくなるように調整される。
【0020】トルクカム17,53はトルク変動により
ベルト張力が急増したとき各可動フランジ15,49を
固定フランジ13,47側に押圧してベルト3の滑りを
防止する。
【0021】図2は変速プーリ5,7間の増速比に対す
る油圧アクチュエータ9の油圧を示すグラフ83であ
り、図3は増速比に対する皿ばね59及びコイルばね6
1のばね荷重を示すグラフ85,87である。各横軸の
minとmaxの間は補機回転数の変動幅を小さくする
ために設定された増速比の使用範囲である。グラフ83
のように増速比は油圧にほぼ比例して変速プーリ7の下
半部に示す増速比maxの状態と上半部に示す増速比m
inの状態との間で制御される。スナップリング63は
増速比がminになる迄は作用しないから、増速比の使
用範囲内では皿ばね59とコイルばね61の両方の押圧
力が可動フランジ49に掛り、この間のばね荷重はグラ
フ85のようになる。又、増速比がminになると皿ば
ね59がスナップリング63に突き当たるから、可動フ
ランジ49にはグラフ87のようにコイルばね61の弱
い押圧力だけが作用し、増速比をこの状態に保持する。
【0022】このように、増速比がminになると皿ば
ね59の大きな押圧力が遮断されるから、従来例と異っ
て油圧アクチュエータ9のオイルポンプを停止しても、
可動フランジ49が使用範囲外に大きく移動することが
防止され、オイルポンプの起動時に可動フランジを増速
比minの位置へ押し戻すためのタイムラグを実質的に
零にできる。又、このように皿ばね59の強い押圧力が
遮断される状態があるから、それだけベルト3の負荷及
びベルト張力による各ベアリング19,21,31,3
3,65,67の負荷が軽減され、ベルト3の寿命が向
上すると共に各ベアリングを大型にせずに充分なベアリ
ング寿命が得られる。こうして、オイルポンプの断続に
伴う従来の欠点を解消したから、ポンプを任意に停止さ
せて、エンジン燃費を改善することができる。
【0023】又、組付けはポンプ圧の掛らない状態で行
われ、この時皿ばね59の押圧力はスナップリング63
により可動フランジ49から遮断されるから、可動フラ
ンジ49、皿ばね59、ベルト3などの装着が容易であ
り、組付け性が大幅に向上する。
【0024】第2ばねであるコイルばね61は第1ばね
の皿ばね59と同じ方向に働けばよいから上記実施例の
配置箇所の他に、可動フランジ49とリテーナ55の間
(矢印89)、変速プーリ5側の隔壁部材35と可動フ
ランジ15の間(矢印93)などに配置してもよい。
【0025】図4はボルト95を皿ばね59のストッパ
にした例であり、皿ばね59は増速比がminになると
ボルト95の頭に突き当たる。この場合、ボルト95を
回転させることにより皿ばねの59の初期荷重を容易に
調整できる。又、第1ばねを装着した変速プーリを駆動
側にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明のベルト式無段変速機は、可動
フランジを押圧してベルトに張力を与えるばねに押圧力
の大きい第1ばねと押圧力の小さい第2ばねとを用いる
と共に、変速プーリのピッチ径が最大になると第1ばね
が突き当たるストッパを設けた。従って、変速操作用油
圧アクチュエータの駆動ポンプを停止しても可動フラン
ジが変速比の使用範囲外に移動せず駆動ポンプ起動時の
タイムラグが解消されると共に、負荷の軽減によりベル
トや変速プーリ用ベアリングなどの寿命が向上する。更
に、組付けに当って第1ばねの大きい押圧力がストッパ
で遮断されるから、組付け性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】実施例の特性を示すグラフである。
【図3】実施例の特性を示すグラフである。
【図4】他のストッパを用いた他の実施例を示す断面図
である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト式無段変速機 3 ベルト 5,7 変速プーリ 9 油圧アクチュエータ 13,47 固定フランジ 15,49 可動フランジ 59 皿ばね(第1ばね) 61 コイルばね(第2ばね) 63 スナップリング(ストッパ) 95 ボルト(ストッパ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定フランジと可動フランジ間に装着し
    たベルトを介して連結されフランジ間隔変化に伴って変
    速比を変える一対の変速プーリと、可動フランジを固定
    フランジ側にそれぞれ大小の押圧力で押圧しベルトに張
    力を与える第1ばね及び第2ばねと、ベルト張力に抗し
    て可動フランジを移動操作し変速比を調節する油圧アク
    チュエータと第1ばねを装着した変速プーリのプーリピ
    ッチ径が最大になると第1ばねの押圧力を受けるストッ
    パを備えたことを特徴とするベルト式無段変速機。
JP20325393A 1993-08-17 1993-08-17 ベルト式無段変速機 Pending JPH0754945A (ja)

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JP20325393A JPH0754945A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 ベルト式無段変速機

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JP20325393A JPH0754945A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 ベルト式無段変速機

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JPH0754945A true JPH0754945A (ja) 1995-02-28

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ID=16470970

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JP20325393A Pending JPH0754945A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 ベルト式無段変速機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016047293A1 (ja) * 2014-09-24 2016-03-31 株式会社エクセディ プーリ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016047293A1 (ja) * 2014-09-24 2016-03-31 株式会社エクセディ プーリ装置
JP2016065570A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社エクセディ プーリ装置

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