JPH0754963A - デファレンシャル装置 - Google Patents
デファレンシャル装置Info
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- JPH0754963A JPH0754963A JP20425793A JP20425793A JPH0754963A JP H0754963 A JPH0754963 A JP H0754963A JP 20425793 A JP20425793 A JP 20425793A JP 20425793 A JP20425793 A JP 20425793A JP H0754963 A JPH0754963 A JP H0754963A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベベルギヤ式の差動歯車機構を用いながら差
動制限装置の車輪間配置を容易にする。 【構成】 この発明のデファレンシャル装置7は、エン
ジンに回転駆動されるデフケース21内に配置され車輪
側に連結された出力部材31,33と、デフケースの側
壁39に形成されたサイドギヤ41と出力部材31に形
成されたサイドギヤ43と出力部材33に支承されたギ
ヤ41,43を連結するピニオンギヤ45,47とを有
するベベルギヤ式の差動歯車機構63と、出力部材3
1,33間に配置された差動制限装置67とを備えたこ
とを特徴とする。
動制限装置の車輪間配置を容易にする。 【構成】 この発明のデファレンシャル装置7は、エン
ジンに回転駆動されるデフケース21内に配置され車輪
側に連結された出力部材31,33と、デフケースの側
壁39に形成されたサイドギヤ41と出力部材31に形
成されたサイドギヤ43と出力部材33に支承されたギ
ヤ41,43を連結するピニオンギヤ45,47とを有
するベベルギヤ式の差動歯車機構63と、出力部材3
1,33間に配置された差動制限装置67とを備えたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のデファレンシ
ャル装置に関する。
ャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−233557号公報と特開
昭63−195449号公報にそれぞれ図4と図5のよ
うな「すべり制限差動歯車アセンブリ」が記載されてい
る。これらは差動制限機構を備えたデファレンシャル装
置である。
昭63−195449号公報にそれぞれ図4と図5のよ
うな「すべり制限差動歯車アセンブリ」が記載されてい
る。これらは差動制限機構を備えたデファレンシャル装
置である。
【0003】図4のデファレンシャル装置201はベベ
ルギヤ式の差動歯車機構203と、2組の電磁多板クラ
ッチ205,207とを備えている。これらの多板クラ
ッチ205,207はエンジンにより回転駆動されるデ
フケース209とサイドギヤ211,213を車輪側に
連結するシャフト215,217との間に配置されて差
動制限を行う。又、図5のデファレンシャル装置219
はプラネタリーギヤ式の差動歯車機構221と、差動制
限用の電磁式多板クラッチ223とを備えており、この
多板クラッチ223は車軸225,227間に配置され
ている。
ルギヤ式の差動歯車機構203と、2組の電磁多板クラ
ッチ205,207とを備えている。これらの多板クラ
ッチ205,207はエンジンにより回転駆動されるデ
フケース209とサイドギヤ211,213を車輪側に
連結するシャフト215,217との間に配置されて差
動制限を行う。又、図5のデファレンシャル装置219
はプラネタリーギヤ式の差動歯車機構221と、差動制
限用の電磁式多板クラッチ223とを備えており、この
多板クラッチ223は車軸225,227間に配置され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】差動歯車機構の差動回
転数は車輪側のギヤとデフケースとの間(S−H;シャ
フト−ハウジング)より、車輪側ギヤ間(S−S;シャ
フト−シャフト)の方が大きいから、差動制限機構はS
−S配置した方が大きな差動制限力が得られる。しか
し、図4のような従来のベベルギヤ式差動歯車機構20
3ではシャフト215,217が差動歯車機構203の
両側に配置されているからS−S配置の成立が困難であ
り、従って一対の電磁多板クラッチ205,207を用
いないと充分な差動制限力が得られない。又、図5のデ
ファレンシャル装置219では多板クラッチ223がS
−S配置されており差動をロックするに充分な差動制限
力が得られる。しかし、デフケース229を図4のデフ
ケース209と同径にした場合ピニオンギヤ231,2
33が小径となりモジュールが小さくなって強度的に不
利である。
転数は車輪側のギヤとデフケースとの間(S−H;シャ
フト−ハウジング)より、車輪側ギヤ間(S−S;シャ
フト−シャフト)の方が大きいから、差動制限機構はS
−S配置した方が大きな差動制限力が得られる。しか
し、図4のような従来のベベルギヤ式差動歯車機構20
3ではシャフト215,217が差動歯車機構203の
両側に配置されているからS−S配置の成立が困難であ
り、従って一対の電磁多板クラッチ205,207を用
いないと充分な差動制限力が得られない。又、図5のデ
ファレンシャル装置219では多板クラッチ223がS
−S配置されており差動をロックするに充分な差動制限
力が得られる。しかし、デフケース229を図4のデフ
ケース209と同径にした場合ピニオンギヤ231,2
33が小径となりモジュールが小さくなって強度的に不
利である。
【0005】そこで、この発明は、ベベルギヤ式の差動
歯車機構を用いながら差動制限装置の車輪間配置を容易
にしたデファレンシャル装置の提供を目的とする。
歯車機構を用いながら差動制限装置の車輪間配置を容易
にしたデファレンシャル装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のデファレンシ
ャル装置は、エンジンにより回転駆動されるデフケース
と、デフケース内に配置され車輪側に連結された第1と
第2の出力部材と、デフケースの側壁に形成された一側
のサイドギヤと第1の出力部材に形成された他側のサイ
ドギヤと第2の出力部材に回転自在に支承され各サイド
ギヤを連結するピニオンギヤとを有するベベルギヤ式の
差動歯車機構と、第1と第2の出力部材間に配置された
差動制限装置とを備えたことを特徴とする。
ャル装置は、エンジンにより回転駆動されるデフケース
と、デフケース内に配置され車輪側に連結された第1と
第2の出力部材と、デフケースの側壁に形成された一側
のサイドギヤと第1の出力部材に形成された他側のサイ
ドギヤと第2の出力部材に回転自在に支承され各サイド
ギヤを連結するピニオンギヤとを有するベベルギヤ式の
差動歯車機構と、第1と第2の出力部材間に配置された
差動制限装置とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】デフケースと第1の出力部材にそれぞれ設けた
一側と他側のサイドギヤに第2の出力部材が支承するピ
ニオンギヤを噛合わせてベベルギヤ式の差動歯車機構を
構成すると共に、一側のサイドギヤをデフケースの側壁
に設けたことにより第1と第2の出力部材がこの差動機
構の軸方向の同じ側に配置される。従って、両出力部材
間に差動制限装置を配置するS−S配置が容易に成立す
る。
一側と他側のサイドギヤに第2の出力部材が支承するピ
ニオンギヤを噛合わせてベベルギヤ式の差動歯車機構を
構成すると共に、一側のサイドギヤをデフケースの側壁
に設けたことにより第1と第2の出力部材がこの差動機
構の軸方向の同じ側に配置される。従って、両出力部材
間に差動制限装置を配置するS−S配置が容易に成立す
る。
【0008】このように、差動歯車機構をベベルギヤ式
にしたことによりピニオンギヤが小径化せずモジュール
が小さくならない。従って、装置を大径にせずに差動歯
車機構に充分な強度を与えることができる。又、S−S
配置したことによりトルク容量の小さい差動制限装置で
も大きな差動制限力が得られる。
にしたことによりピニオンギヤが小径化せずモジュール
が小さくならない。従って、装置を大径にせずに差動歯
車機構に充分な強度を与えることができる。又、S−S
配置したことによりトルク容量の小さい差動制限装置で
も大きな差動制限力が得られる。
【0009】
【実施例】図1と図3とにより第1実施例の説明をす
る。図1はこの実施例を示し、図3は各実施例を用いた
車両の動力系を示す。左右の方向はこの車両及び図1で
の左右の方向である。
る。図1はこの実施例を示し、図3は各実施例を用いた
車両の動力系を示す。左右の方向はこの車両及び図1で
の左右の方向である。
【0010】図3のように、この動力系は、エンジン
1、トランスミッション3、プロペラシャフト5、リヤ
デフ7(後輪側に配置された実施例のデファレンシャル
装置)、後車軸9,11、左右の後輪13,15、左右
の前輪17,19などから構成されている。
1、トランスミッション3、プロペラシャフト5、リヤ
デフ7(後輪側に配置された実施例のデファレンシャル
装置)、後車軸9,11、左右の後輪13,15、左右
の前輪17,19などから構成されている。
【0011】リヤデフ7のデフケース21はデフキャリ
ヤ23内に回転自在に配置されており、デフケース21
にはリングギヤ25が固定されている。リングギヤ25
はドライブピニオンギヤ27と噛合っており、ドライブ
ピニオンギヤ27はプロペラシャフト5側に連結された
ドライブピニオンシャフト29と一体に形成されてい
る。こうして、エンジン1の駆動力はトランスミッショ
ン3からプロペラシャフト5を介してデフケース21を
回転駆動する。
ヤ23内に回転自在に配置されており、デフケース21
にはリングギヤ25が固定されている。リングギヤ25
はドライブピニオンギヤ27と噛合っており、ドライブ
ピニオンギヤ27はプロペラシャフト5側に連結された
ドライブピニオンシャフト29と一体に形成されてい
る。こうして、エンジン1の駆動力はトランスミッショ
ン3からプロペラシャフト5を介してデフケース21を
回転駆動する。
【0012】図1のように、デフケース21の内部には
第1と第2の出力部材31,33が配置されており、第
1の出力部材31は右の後車軸11にスプライン連結さ
れ、第2の出力部材33は左の後車軸9にスプライン連
結されている。出力部材33は支持部35によりデフケ
ース21の内周に支承され、出力部材31は支持部37
により出力部材33の内周に支承されている。デフケー
ス21の左側壁39には左側のサイドギヤ41が形成さ
れ、第1の出力部材31の左端部には右側のサイドギヤ
43が形成されている。又、第2の出力部材33には互
いに噛合った2箇一組のピニオンギヤ45,47が大径
と小径の軸部49,51、53,55を介して複数組回
転自在に支承されている。ピニオンギヤ45は左のサイ
ドギヤ41と噛合い、ピニオンギヤ47は右のサイドギ
ヤ43と噛合っている。出力部材33とデフケース21
との間にはベアリング57とワッシャ59とが配置さ
れ、出力部材31とデフケース21との間にはワッシャ
61が配置されている。各ワッシャ59,61によりピ
ニオンギヤ45,47とサイドギヤ41,43のバック
ラッシが調整される。各ギヤ41,43,45,47は
ベベルギヤであり、差動歯車機構63を構成している。
第1と第2の出力部材31,33が配置されており、第
1の出力部材31は右の後車軸11にスプライン連結さ
れ、第2の出力部材33は左の後車軸9にスプライン連
結されている。出力部材33は支持部35によりデフケ
ース21の内周に支承され、出力部材31は支持部37
により出力部材33の内周に支承されている。デフケー
ス21の左側壁39には左側のサイドギヤ41が形成さ
れ、第1の出力部材31の左端部には右側のサイドギヤ
43が形成されている。又、第2の出力部材33には互
いに噛合った2箇一組のピニオンギヤ45,47が大径
と小径の軸部49,51、53,55を介して複数組回
転自在に支承されている。ピニオンギヤ45は左のサイ
ドギヤ41と噛合い、ピニオンギヤ47は右のサイドギ
ヤ43と噛合っている。出力部材33とデフケース21
との間にはベアリング57とワッシャ59とが配置さ
れ、出力部材31とデフケース21との間にはワッシャ
61が配置されている。各ワッシャ59,61によりピ
ニオンギヤ45,47とサイドギヤ41,43のバック
ラッシが調整される。各ギヤ41,43,45,47は
ベベルギヤであり、差動歯車機構63を構成している。
【0013】デフケース21を回転させるエンジン1の
駆動力は矢印65のようにサイドギヤ41からピニオン
ギヤ45,47を介して出力部材33と出力部材31
(サイドギヤ43)に分配され、左右の後輪13,15
に伝達される。サイドギヤ41のピッチ円半径はサイド
ギヤ43のピッチ円半径の2倍にされており、各側のト
ルク配分比は均等にされている。又、後輪間に駆動抵抗
差が生じるとピニオンギヤ45,47の自転と公転とに
よりエンジン1の駆動力は左右各側に差動分配される。
駆動力は矢印65のようにサイドギヤ41からピニオン
ギヤ45,47を介して出力部材33と出力部材31
(サイドギヤ43)に分配され、左右の後輪13,15
に伝達される。サイドギヤ41のピッチ円半径はサイド
ギヤ43のピッチ円半径の2倍にされており、各側のト
ルク配分比は均等にされている。又、後輪間に駆動抵抗
差が生じるとピニオンギヤ45,47の自転と公転とに
よりエンジン1の駆動力は左右各側に差動分配される。
【0014】出力部材31,33の間には多板式のメイ
ンクラッチ67(差動制限装置)が配置されている。
又、メインクラッチ67の押圧部材69とカムリング7
1との間にはボールカム73が形成されており、押圧部
材69は出力部材31にスプライン連結されている。カ
ムリング71とデフケース21との間には多板式のパイ
ロットクラッチ75が配置されており、その左側にはア
ーマチャ77が配置され止め輪79で位置決めされてい
る。カムリング71とデフケース21との間にはボール
カム73のカム反力を受けるベアリング81とワッシャ
83とが配置されている。
ンクラッチ67(差動制限装置)が配置されている。
又、メインクラッチ67の押圧部材69とカムリング7
1との間にはボールカム73が形成されており、押圧部
材69は出力部材31にスプライン連結されている。カ
ムリング71とデフケース21との間には多板式のパイ
ロットクラッチ75が配置されており、その左側にはア
ーマチャ77が配置され止め輪79で位置決めされてい
る。カムリング71とデフケース21との間にはボール
カム73のカム反力を受けるベアリング81とワッシャ
83とが配置されている。
【0015】デフケース21の右ボス部85にはベアリ
ング87,87を介してリング状の電磁石89が支承さ
れ、デフキャリヤ23側に回り止めされている。デフケ
ース21の右側壁91には磁束の短絡を防いでアーマチ
ャ77に導くステンレス鋼のリング93が配置されてい
る。
ング87,87を介してリング状の電磁石89が支承さ
れ、デフキャリヤ23側に回り止めされている。デフケ
ース21の右側壁91には磁束の短絡を防いでアーマチ
ャ77に導くステンレス鋼のリング93が配置されてい
る。
【0016】電磁石89がアーマチャ77を吸引すると
パイロットクラッチ75が締結されて差動歯車機構63
の差動トルクがボールカム73に掛り、そのカムスラス
ト力により押圧部材69を介してメインクラッチ67が
押圧され締結される。各クラッチ67,75の連結力に
より差動が制限される。
パイロットクラッチ75が締結されて差動歯車機構63
の差動トルクがボールカム73に掛り、そのカムスラス
ト力により押圧部材69を介してメインクラッチ67が
押圧され締結される。各クラッチ67,75の連結力に
より差動が制限される。
【0017】電磁石89によりパイロットクラッチ75
の滑りを調節し差動制限力を適度に緩めると、車両は円
滑で安定な旋回が行える。又、差動制限力を強めるか又
は差動をロックさせると車両の直進安定性が向上すると
共に、悪路などで後輪の一方が空転しても差動制限力に
より大きな駆動力が他方の後輪に送られて悪路走破性が
向上する。パイロットクラッチ75を開放するとボール
カム73のカムスラスト力が消失してメインクラッチ6
7も開放され、差動はフリーになる。
の滑りを調節し差動制限力を適度に緩めると、車両は円
滑で安定な旋回が行える。又、差動制限力を強めるか又
は差動をロックさせると車両の直進安定性が向上すると
共に、悪路などで後輪の一方が空転しても差動制限力に
より大きな駆動力が他方の後輪に送られて悪路走破性が
向上する。パイロットクラッチ75を開放するとボール
カム73のカムスラスト力が消失してメインクラッチ6
7も開放され、差動はフリーになる。
【0018】こうして、リヤデフ7が構成されている。
【0019】差動歯車機構63をベベルギヤで構成した
から、図5のようなプラネタリーギヤ式のデファレンシ
ャル装置219と異って装置(デフケース21)を大径
にしないでも、あるいは比較的小径でも、ピニオンギヤ
45,47のピッチ円径(モジュール)を大きくするこ
とができ、充分な強度が得られる。又、左のサイドギヤ
41をデフケース21の左側壁39に形成することによ
り出力部材31,33が差動歯車機構63の同じ側に配
置されるから出力部材31,33間にメインクラッチ6
7を配置するS−S配置が容易に成立し、メインクラッ
チ67のトルク容量を小さくしても差動をロックするに
充分な差動制限力が得られる。こうして、リヤデフ7は
小径で大きな強度と差動制限力とを備えている。
から、図5のようなプラネタリーギヤ式のデファレンシ
ャル装置219と異って装置(デフケース21)を大径
にしないでも、あるいは比較的小径でも、ピニオンギヤ
45,47のピッチ円径(モジュール)を大きくするこ
とができ、充分な強度が得られる。又、左のサイドギヤ
41をデフケース21の左側壁39に形成することによ
り出力部材31,33が差動歯車機構63の同じ側に配
置されるから出力部材31,33間にメインクラッチ6
7を配置するS−S配置が容易に成立し、メインクラッ
チ67のトルク容量を小さくしても差動をロックするに
充分な差動制限力が得られる。こうして、リヤデフ7は
小径で大きな強度と差動制限力とを備えている。
【0020】次に、図2と図3により第2実施例を説明
する。この実施例は図3の車両のリヤデフ95として用
いられている。以下、左右の方向はこの車両と図2での
左右の方向である。又、図1のリヤデフ7と同機能の部
材には同じ符号が与えられており、符号を附していない
部材等は図示されていない。
する。この実施例は図3の車両のリヤデフ95として用
いられている。以下、左右の方向はこの車両と図2での
左右の方向である。又、図1のリヤデフ7と同機能の部
材には同じ符号が与えられており、符号を附していない
部材等は図示されていない。
【0021】デフケース97の内部には第1と第2の出
力部材99,101が配置されている。第2の出力部材
101は支持部103によりデフケース97の内周に支
承され、出力部材99は支持部105により出力部材1
01の内周に支承されている。出力部材101は左の後
車軸9にスプライン連結され、出力部材99は右の後車
軸11にスプライン連結されている。
力部材99,101が配置されている。第2の出力部材
101は支持部103によりデフケース97の内周に支
承され、出力部材99は支持部105により出力部材1
01の内周に支承されている。出力部材101は左の後
車軸9にスプライン連結され、出力部材99は右の後車
軸11にスプライン連結されている。
【0022】差動歯車機構63の左のサイドギヤ41は
デフケース97の左側壁107に形成され、右のサイド
ギヤ43は出力部材99の左端部に形成されている。
又、ピニオンギヤ45,47は出力部材101に支承さ
れている。
デフケース97の左側壁107に形成され、右のサイド
ギヤ43は出力部材99の左端部に形成されている。
又、ピニオンギヤ45,47は出力部材101に支承さ
れている。
【0023】出力部材99,101の間には差動回転数
に感応して差動制限力が変わる差動制限装置109が配
置されている。出力部材99,101間には圧力室11
1が形成され、この圧力室111には高粘度のシリコン
オイルが封入されている。出力部材99,101の間に
はシリコンオイルの洩れを防ぐ断面がX字状のシール1
13とバックアップリング115とが配置されている。
又、圧力室111の内部ではアウタープレートとインナ
ープレートが交互に配置されており、アウタープレート
は出力部材101にスプライン連結され、インナープレ
ートは出力部材99にスプライン連結されている。
に感応して差動制限力が変わる差動制限装置109が配
置されている。出力部材99,101間には圧力室11
1が形成され、この圧力室111には高粘度のシリコン
オイルが封入されている。出力部材99,101の間に
はシリコンオイルの洩れを防ぐ断面がX字状のシール1
13とバックアップリング115とが配置されている。
又、圧力室111の内部ではアウタープレートとインナ
ープレートが交互に配置されており、アウタープレート
は出力部材101にスプライン連結され、インナープレ
ートは出力部材99にスプライン連結されている。
【0024】シリコンオイルの剪断抵抗は各プレートを
介して出力部材99,101間に作用して差動を制限す
る。
介して出力部材99,101間に作用して差動を制限す
る。
【0025】差動回転数が高い程この剪断抵抗は大きく
なり、差動制限力が大きくなる。従って、悪路などで後
輪13,15の一方が空転すると、このような差動制限
特性により空転が大きい程大きな駆動力が他方の車輪に
送られて、悪路走破性が向上する。又、旋回時は後輪間
の差動は大きくないから差動制限力が緩やかになり、円
滑で安定な旋回が行える。
なり、差動制限力が大きくなる。従って、悪路などで後
輪13,15の一方が空転すると、このような差動制限
特性により空転が大きい程大きな駆動力が他方の車輪に
送られて、悪路走破性が向上する。又、旋回時は後輪間
の差動は大きくないから差動制限力が緩やかになり、円
滑で安定な旋回が行える。
【0026】デフケース97の開口117からはデフキ
ャリヤ23のオイル溜りからオイルが流出入し内部を潤
滑する。
ャリヤ23のオイル溜りからオイルが流出入し内部を潤
滑する。
【0027】第1実施例のリヤデフ7と同様に、ベベル
ギヤ構成の差動歯車機構63は充分な強度を備えてい
る。又、サイドギヤ41をデフケース97の左側壁10
7に形成したことにより出力部材99,101が軸方向
の同じ側に配置されて差動制限装置109のS−S配置
が容易に成立し、トルク容量が小さくても充分に大きな
差動制限力が得られる。
ギヤ構成の差動歯車機構63は充分な強度を備えてい
る。又、サイドギヤ41をデフケース97の左側壁10
7に形成したことにより出力部材99,101が軸方向
の同じ側に配置されて差動制限装置109のS−S配置
が容易に成立し、トルク容量が小さくても充分に大きな
差動制限力が得られる。
【0028】なお、差動歯車機構63のサイドギヤ4
1,43のピッチ円径の比を2対1以外の割合にすれば
出力トルク配分比を不等にすることができ、例えば4輪
駆動車の前後輪間に配置した場合、前後輪の駆動トルク
比を所要の値に選択することができる。
1,43のピッチ円径の比を2対1以外の割合にすれば
出力トルク配分比を不等にすることができ、例えば4輪
駆動車の前後輪間に配置した場合、前後輪の駆動トルク
比を所要の値に選択することができる。
【0029】
【発明の効果】この発明のデファレンシャル装置は、ベ
ベルギヤ式差動歯車機構の一側のサイドギヤをデフケー
スの側壁に形成したことにより、他側のサイドギヤが形
成された第1の出力部材とピニオンギヤを支承する第2
の出力部材を軸方向の同じ側に配置することができるか
ら、差動制限装置の車輪間配置が容易に成立する。従っ
て、装置を大径にせずに差動歯車機構は充分な強度を備
え、トルク容量の小さい差動制限装置でも大きな差動制
限力が得られる。
ベルギヤ式差動歯車機構の一側のサイドギヤをデフケー
スの側壁に形成したことにより、他側のサイドギヤが形
成された第1の出力部材とピニオンギヤを支承する第2
の出力部材を軸方向の同じ側に配置することができるか
ら、差動制限装置の車輪間配置が容易に成立する。従っ
て、装置を大径にせずに差動歯車機構は充分な強度を備
え、トルク容量の小さい差動制限装置でも大きな差動制
限力が得られる。
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【図3】各実施例を用いた車両の動力系を示すスケルト
ン機構図である。
ン機構図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面図である。
7,95 リヤデフ(デファレンシャル装置) 21,97 デフケース 31,99 第1の出力部材 33,101 第2の出力部材 39,107 側壁 41 一側のサイドギヤ 43 他側のサイドギヤ 45,47 ピニオンギヤ 63 差動歯車機構 67 メインクラッチ(差動制限装置) 109 差動制限装置
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンにより回転駆動されるデフケー
スと、デフケース内に配置され車輪側に連結された第1
と第2の出力部材と、デフケースの側壁に形成された一
側のサイドギヤと第1の出力部材に形成された他側のサ
イドギヤと第2の出力部材に回転自在に支承され各サイ
ドギヤを連結するピニオンギヤとを有するベベルギヤ式
の差動歯車機構と、第1と第2の出力部材間に配置され
た差動制限装置とを備えたことを特徴とするデファレン
シャル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20425793A JPH0754963A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | デファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20425793A JPH0754963A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | デファレンシャル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754963A true JPH0754963A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16487469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20425793A Pending JPH0754963A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | デファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754963A (ja) |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP20425793A patent/JPH0754963A/ja active Pending
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