JPH0755352Y2 - うず巻ポンプの呼び水機構 - Google Patents

うず巻ポンプの呼び水機構

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JPH0755352Y2
JPH0755352Y2 JP1992010602U JP1060292U JPH0755352Y2 JP H0755352 Y2 JPH0755352 Y2 JP H0755352Y2 JP 1992010602 U JP1992010602 U JP 1992010602U JP 1060292 U JP1060292 U JP 1060292U JP H0755352 Y2 JPH0755352 Y2 JP H0755352Y2
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JP
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pump
water
priming
spiral
priming pump
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JP1992010602U
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JPH0564496U (ja
Inventor
繁 小川
Original Assignee
小川ポンプ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、うず巻ポンプの呼び水
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】うず巻ポンプは、羽根車を回転させるこ
とにより生ずる、水の遠心力を利用して水を送り出すも
のであるが、うず巻ポンプには自吸性がないため、始動
の際には、うず巻室内を負圧にして、呼び水を行う必要
がある。従来のうず巻ポンプは、うず巻室内を負圧にす
るために、うず巻ポンプの駆動軸とは別軸の真空ポンプ
を用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この真空ポ
ンプには、潤滑油を必要とし、潤滑油を定期的に供給し
てやる必要がある。この潤滑油の供給を怠り、給油不足
のまま運転を行うと、真空ポンプに焼付き破損が生じて
しまう。また一般に、この潤滑油は装置外に排出される
ため、環境汚染のおそれも生ずる。さらに、うず巻ポン
プの駆動軸とは別軸の真空ポンプを用いる結果、ポンプ
全体が大型化してしまう。そこで、本考案は、新たなう
ず巻ポンプの呼び水機構を開発することにより、真空ポ
ンプの上記欠点を解決すると共に、ポンプ全体の小型化
を可能にせんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、次の構
成を特徴とするうず巻ポンプの呼び水機構を提供するこ
とにより、上記の課題を解決する。本考案の呼び水機構
は、うず巻ポンプ1と、呼び水ポンプ2と、呼び水ポン
プ2により加圧させられる水系wと、この呼び水ポンプ
水系wの経路中に配位された噴流吸入器3とを備える。
この噴流吸入器3は、高圧の水流を吐出すると共に、こ
の高圧の水流の近傍に開口された空気の導入口33から
空気を吸引するものである。そして、この噴流吸入器3
の水流が呼び水ポンプ水系wの水によって構成され、空
気の導入口33がうず巻ポンプ1内に接続され、呼び水
ポンプ水系wの水流により、空気の導入口33からうず
巻ポンプ1内の空気を吸引してうず巻ポンプ1内を負圧
とすることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案のうず巻ポンプの呼び水機構は、うず巻
ポンプ1と、呼び水ポンプ2と、呼び水ポンプ2により
加圧させられる水系wと、この呼び水ポンプ水系wの経
路中に配位された噴流吸入器3とを備える。そして、呼
び水ポンプ2が作動することにより、呼び水ポンプ水系
wの水が、噴流吸入器3を通過する際に、うず巻ポンプ
1内の空気を吸引してうず巻ポンプ1内を負圧とする。
これにより、うず巻ポンプ1内に水が吸引され、うず巻
ポンプ1が有効に作動するものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1の(A)は本考案の第1の実施例の断面図で
あり、(B)は同要部拡大図である。この実施例のうず
巻ポンプの呼び水機構は、うず巻ポンプ1と、呼び水ポ
ンプ2と、呼び水ポンプにより循環させられる循環水系
wと、この循環水系wの経路中に配位された噴流吸入器
3とを備える。
【0007】まずうず巻きポンプ1から説明すると、こ
のうず巻きポンプ1には、周知のうず巻きポンプを採用
すれば足り、案内羽根を持つディフューザー型や持たな
いボリューム型、軸に対する回転羽根内の流れの方向に
よって分類される半径流型、斜流混合流型等、その形式
は問わない。又、実施例では、一方のみに吸水口11を
有する片吸込み型を採用したが、両吸込み型での実施も
可能である。図中、12は回転羽根、13はうず巻室、
14は吐出口を示す。この回転羽根12は、駆動軸10
0の回転により回転し、この駆動軸100は、継手9を
介して回転駆動源の軸10に接続される。吐出口14端
には、図示はしないが、逆止弁が設けられおり、水の吐
出のみを可能とし、水或いは空気がうず巻室13内に逆
流しないようになされている。又、うず巻室13の適宜
位置には、他の比較的小さな逆止弁4が設けられてい
る。以下の説明では、便宜上、図示を省略した逆止弁を
大逆止弁と呼び、他の比較的小さな逆止弁4を小逆止弁
と呼ぶ。この小逆止弁4は、図示実施例では、うず巻室
13の上端に設けたが、上記の吐出口14の大逆止弁
(図示せず)よりうず巻室13側に設ければよく、例え
ば、吐出口14の側壁等に設けてもよい。
【0008】呼び水ポンプ2は、吸水口21と、吐出口
22と、回転羽根23とを有するカスケードポンプを採
用したが、ウエスコポンプや比較的小型のうず巻ポンプ
や斜流ポンプ等の他のポンプに変更して実施することが
できる。尚、この呼び水ポンプ2は、小容量でよいが高
圧の吐出能力を有することが好ましい。この呼び水ポン
プ2の回転羽根23は、駆動軸100と同軸上であっ
て、その外周に回動可能に配位された外軸101に取り
付けられ、この外軸101の回動により回動する。
【0009】この呼び水ポンプ2の吐出口22側には、
噴流吸入器3が配位されている。この噴流吸入器3は、
図1の(B)に示すように、オリフィス31の先端に、
導出口32を有すると共に、空気の導入口33を有す
る。この空気の導入口33は、連絡管34及び小逆止弁
4を介して、うず巻室13に接続されている。
【0010】この噴流吸入器3は、前記の呼び水ポンプ
2と共に、循環水系wの経路中に配位されている。詳し
くは、噴流吸入器3の導出口32は、呼び水ポンプ用水
槽5に接続され、この呼び水ポンプ用水槽5は、水制御
用電磁弁6を介して呼び水ポンプ2の吸水口21に接続
されている。この呼び水ポンプ用水槽5には、図示はし
ないが、空気抜き弁が設けられている。この呼び水ポン
プ用水槽5は、呼び水ポンプ2に自吸性がない場合、呼
び水ポンプ2よりも高位置に配位しておく。
【0011】ここで、噴流吸入器3の作用について説明
しておくと、呼び水ポンプ2の作動により、呼び水ポン
プ用水槽5の水が吐出口22より高圧で吐出し、噴流吸
入器3のオリフィス31を通過してさらに高圧となり、
導出口32へと向かう。このオリフィス31通過直後の
高圧水の周りは、負圧となり、空気の導入口33から連
絡管34、さらには小逆止弁4を介してうず巻室13内
の空気を吸引するものである。吸引された空気は、水と
混合状態となって呼び水ポンプ用水槽5へと向かう。こ
のように、噴流吸入器3は、水流を利用して空気の吸引
を行うもので、この実施例に示す形式のものの他、同様
の作用を果たし得るものに適宜変更して実施し得る。
【0012】次に、呼び水ポンプ2の駆動系についてさ
らに詳細に説明する。この呼び水ポンプ2の外軸101
の先端(図中の左端)は、ギアボックス7に挿通されて
いる。このギアボックス7には、4枚のギア71,7
2,73,74が配位されている。第1ギア71は外軸
101の先端に固定されており、この第1ギア71に対
して、第2ギア72が歯合している。この第2ギア72
と第3ギア73とは同軸に回転し、第3ギア73に対し
て、第4ギア74が歯合している。そして、第4ギア7
4は、電磁クラッチ8に対して接続される連絡軸75に
固定され、この電磁クラッチ8は、駆動軸100に固定
されている。従って、電磁クラッチ8が入ることによっ
て、駆動軸100の回転が連絡軸75ひいては外軸10
1に伝達され、呼び水ポンプ2の回転羽根23の回転が
なされる。
【0013】この電磁クラッチ8及び前記の水制御用電
磁弁6は、うず巻ポンプ1の吐出口に設けられた水圧感
知スイッチ15に接続され、この水圧感知スイッチ15
が所定の水圧を感知すると、電磁クラッチ8が切れると
共に水制御用電磁弁6が閉じる。
【0014】次に、このうず巻ポンプの作動状態を説明
する。まず、運転開始に際しては、うず巻ポンプには自
吸性がないため、駆動軸100を回転させても、うず巻
室13や吐出口14には水がなく、空気が存在する。従
って、水圧感知スイッチ15は所定の水圧を感知してい
ないため、電磁クラッチ8が入ると共に水制御用電磁弁
6が開く。電磁クラッチ8が入ることにより、呼び水ポ
ンプ2の外軸101及び回転羽根23が回転し、他方、
水制御用電磁弁6が開かれることにより、高位置にある
呼び水ポンプ用水槽5の水が呼び水ポンプ2内に流入す
る。この流入と回転とにより、呼び水ポンプ2の吐出が
なされ、呼び水ポンプ用水槽5の水が吐出口22より高
圧で吐出し、噴流吸入器3に向かう。噴流吸入器3は、
前述の作用を果たし、うず巻ポンプ1の吐出口14に設
けられた大逆止弁(図示せず)によって閉ざされたうず
巻室13内の空気を吸引する。図1に、空気の流れを白
矢印で示す。この吸引により、うず巻室13内の気圧が
下がり、吸水がなされて、うず巻ポンプが有効に作動す
る。このとき吐出口14に設けられた大逆止弁(図示せ
ず)は水圧で開き、吐出口14から水を吐出する。他
方、うず巻室13に設けられた小逆止弁4は、水圧によ
り閉じられるため、うず巻ポンプの水が呼び水ポンプ2
側へ流入することはない。
【0015】尚、うず巻室13内に水が上がってくるま
では、循環水系wの水は、呼び水ポンプ2により循環さ
せられる。この実施例では、呼び水ポンプ2を循環水系
w中に配位したが、呼び水ポンプ2からの吐出水を呼び
水ポンプ用水槽5に戻さないようにして、非循環水系と
して実施することもできる。又、呼び水ポンプ用水槽5
を用いずに、水道水等の水を用いてもよい。但し、実施
例のように、循環水系とした場合には、当該水系の水は
循環使用されるため経済的であり、しかも呼び水ポンプ
用水槽5の容量も小さくて済む。従って、消防ポンプ等
の機動性を必要とするものには、循環水系wを採用して
小容量の呼び水ポンプ用水槽5を消防自動車に搭載して
おくことが有利である。
【0016】最後に、うず巻ポンプ1の作動により、水
圧感知スイッチ15が所定の水圧を感知し、自動的に、
電磁クラッチ8が切れると共に水制御用電磁弁6が閉じ
る。これにより、呼び水ポンプ2が停止すると共に、呼
び水ポンプ用水槽5からの水の流出も止められる。
【0017】尚、上記の実施例では、呼び水ポンプ2と
うず巻ポンプ1とを同軸上に設けたが、必ずしも同軸上
に設ける必要はなく、例えば同一駆動源を用いる場合に
も、第2、第3ギア72、73の軸を、直接呼び水ポン
プ2の駆動軸とする等、両ポンプの軸の位置を異ならし
めてもよい。さらに、両ポンプを異なる駆動源で作動さ
せることも可能である。
【0018】
【考案の効果】以上、本考案は、真空ポンプを用いずと
もうず巻ポンプの始動が可能となり、真空ポンプに必要
な、潤滑油の供給の手間が省けると共に、真空ポンプに
焼付き破損といった事故も発生するおそれがない。しか
も、潤滑油の装置外への排出もなく環境汚染のおそれも
ない。さらに、呼び水ポンプをうず巻ポンプと同一の駆
動源で作動させ、さらに同一軸上に設けることもでき、
このようにすれば、ポンプ全体の小型化も可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の第1の実施例の断面図であり
(B)は同要部拡大図である。
【符号の説明】
1…うず巻ポンプ、2…呼び水ポンプ、3…噴流吸入
器、w…呼び水ポンプ水系。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】うず巻ポンプ1と、呼び水ポンプ2と、呼
    び水ポンプ2により加圧させられる水系wと、この呼び
    水ポンプ水系wの経路中に配位された噴流吸入器3とを
    備え、 この噴流吸入器3が、高圧の水流を吐出すると共に、こ
    の高圧の水流の近傍に開口された空気の導入口33から
    空気を吸引するものであり、 この噴流吸入器3の水流が呼び水ポンプ水系wの水によ
    って構成され、空気の導入口33がうず巻ポンプ1内に
    接続され、 呼び水ポンプ水系wの水流により、空気の導入口33か
    らうず巻ポンプ1内の空気を吸引してうず巻ポンプ1内
    を負圧とすることを特徴とするうず巻ポンプの呼び水機
    構。
JP1992010602U 1992-01-31 1992-01-31 うず巻ポンプの呼び水機構 Expired - Lifetime JPH0755352Y2 (ja)

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JPH0564496U JPH0564496U (ja) 1993-08-27
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