JPH0755523A - 流量センサ - Google Patents

流量センサ

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JPH0755523A
JPH0755523A JP5206716A JP20671693A JPH0755523A JP H0755523 A JPH0755523 A JP H0755523A JP 5206716 A JP5206716 A JP 5206716A JP 20671693 A JP20671693 A JP 20671693A JP H0755523 A JPH0755523 A JP H0755523A
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flow rate
circuit conductor
substrate
detection circuit
conductor
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JP5206716A
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Hiroshi Yamada
宏志 山田
Yozo Hirata
陽三 平田
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Hitachi Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱容量、および熱伝導を小さくすることによ
り高い応答性を有するとともに、高い機械的強度を有す
る流量センサを提供する。 【構成】 基板13と、この基板13の表面に形成され
た絶縁膜14と、この絶縁膜14の表面に形成された流
量検出回路導体15と、前記絶縁膜14の表面に前記流
量検出回路導体15を覆うように形成された導体保護膜
16とを備えるとともに、前記基板13の前記流量検出
回路導体15の位置する部分に熱絶縁用空間部21が形
成されており、さらに、前記絶縁膜14には、前記流量
検出回路導体15の形成された部分の下方に薄肉部23
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて微小な流体の流
速を検出するための流量センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、微小な流体の流速を検出する流量
センサとしては、例えば、図6(a)、(b)に示すよ
うに、極めて熱容量の小さい薄膜構造部を有する流量セ
ンサチップからなるものが知られている。これは、基板
1表面に絶縁膜2、および導体保護膜3の2層を積層し
た薄膜構造部4内に、薄膜形成技術および薄膜加工技術
によって流量を検出するための、発熱体5と一対の感温
抵抗体6、6からなる流量検出回路導体7が形成された
ものであり、基板1裏面側の流量検出回路導体7の位置
する部分に熱絶縁用の空間部8が形成されており、流量
検出回路導体7の上流側と下流側における温度差(この
場合、一対の感温抵抗体6、6の抵抗値)が流速に応じ
て変化することを利用したものである。
【0003】この流量センサ9においては、微小な流体
の流速を検出するために、前記流量検出回路導体7領域
の熱容量を小さくして、微小な温度変化を検出する必要
があり、前記流量検出回路導体7領域は薄膜構造になっ
ているわけである。また、微小な温度変化を検出するた
めには、流量検出回路導体7領域は、基板1との間にお
いて熱の流出入の遮断を行なう必要もあり、この熱絶縁
性を向上させるため、図7(a)、(b)に示すよう
に、発熱体5や各感温抵抗体6の周辺部に熱絶縁用の孔
10、10、…を設けた構造の流量センサ11も製作さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来の流量センサ9においては、前述した流量検出
回路導体7領域自体の熱容量の問題とともに、絶縁膜
2、および導体保護膜3の2層によって薄膜構造部4内
の流量検出回路導体7と基板1との熱伝導量が大きくな
る、あるいは流量検出回路導体7領域内における発熱体
5と一対の感温抵抗体6、6間での絶縁膜2を通した熱
伝導量が大きくなることによりセンサの応答性が低下す
るといった問題があり、この双方の問題を解決するため
には薄膜構造部4の膜厚を薄くすべきであるが、一方、
膜厚を薄くすればする程、薄膜構造部4の機械的強度が
弱くなり、衝撃により破損しやすくなるという問題があ
った。
【0005】また、図7に示す熱絶縁用の孔10、1
0、…を設けた流量センサ11の場合には、異物が孔1
0の縁部に付着しやすく、センサの動作異常を起こしや
すいという問題があるとともに、孔のない構造のセンサ
に比べて薄膜構造部4の機械的強度が弱くなるという問
題があった。すなわち、いずれの流量センサの場合にお
いても、熱容量、または熱伝導量を小さくして流量セン
サの応答性を向上させることと、機械的強度を向上させ
ることを両立させた流量センサの実現は困難であった。
【0006】本発明は、前記の課題を解決するためにな
されたものであって、熱容量、または熱伝導を小さくす
ることにより高い応答性を有するとともに、高い機械的
強度を有する流量センサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の流量センサは、基板と、この基板
の表面に形成された絶縁層と、この絶縁層内に形成され
た流量検出回路導体とを備えてなり、前記基板の前記流
量検出回路導体の位置する部分に熱絶縁用の空間部が形
成されている流量センサにおいて、前記絶縁層の前記流
量検出回路導体の形成された領域に薄肉部が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2記載の流量センサは、基板
と、この基板の表面に形成された絶縁層と、この絶縁層
の表面に形成された流量検出回路導体と、前記絶縁層の
表面に前記流量検出回路導体を覆うように形成された導
体保護層とを備えてなり、前記基板の前記流量検出回路
導体の位置する部分に熱絶縁用の空間部が形成されてい
る流量センサにおいて、前記絶縁層に、前記流量検出回
路導体の形成された位置の下方に薄肉部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3記載の流量センサは、基板
と、この基板の表面に形成された絶縁層と、この絶縁層
の表面に形成された流量検出回路導体と、前記絶縁層の
表面に前記流量検出回路導体を覆うように形成された導
体保護層とを備えてなり、前記基板の前記流量検出回路
導体の位置する部分に、熱絶縁用の空間部が形成されて
いる流量センサにおいて、前記絶縁層、または前記導体
保護層のいずれか一方に、前記流量検出回路導体の周辺
部に位置させて、厚み方向に貫通する欠落部が形成さ
れ、同他方が該欠落部を覆う構成とされていることを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の流量センサによれば、流量検出
回路導体の領域に形成された薄肉部により流量検出回路
導体領域の熱容量が小さくなるので、流量検出回路が微
小な温度変化を検知することができる。また、その一
方、薄肉部以外の部分が流量センサの機械的強度を保持
する。
【0011】また、請求項2記載の流量センサによれ
ば、流量検出回路導体の下方にあたる位置に形成された
薄肉部により流量検出回路導体領域の熱容量が小さくな
るので、流量検出回路が微小な温度変化を検知すること
ができる。また、その一方、流量検出回路導体周辺の薄
肉部以外の部分が流量センサの機械的強度を保持する。
【0012】また、請求項3記載の流量センサによれ
ば、流量検出回路導体の周辺部に絶縁層、または導体保
護層のいずれか1層のみ存在する部分(欠落部)がで
き、この1層部が形成されたことにより流量検出回路導
体内外の熱伝導量が低減して、流量検出回路が微小な温
度変化を検知することができる。また、1層部が流量セ
ンサの機械的強度を保持する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の流量センサの第1実施例を図
1および図2を用いて説明する。図1は、本実施例の流
量センサの(a)平面図、(b)断面図を示すものであ
って、この流量センサ12は、図1(b)に示すよう
に、基板13と、この基板13の表面に形成された絶縁
膜14(絶縁層)と、この絶縁膜14の表面に形成され
た流量検出回路導体15と、これら流量検出回路導体1
5を覆うように絶縁膜14の表面に形成された導体保護
膜16(導体保護層)と、基板13の裏面側に形成され
た絶縁膜17とからなるものである。この流量検出回路
導体15は、図1(a)に示すように、ヒータ18(発
熱体)と、絶縁膜14の表面においてヒータ18の両側
方の位置に形成された感温抵抗体19、20(上流側抵
抗体19、下流側抵抗体20)とからなるものである。
【0014】そして、基板13の流量検出回路導体15
の下方にあたる部分には、基板13が部分的に取り除か
れることにより絶縁膜14を裏面側に露出させる熱絶縁
用空間部21が形成され、前記絶縁膜14、流量検出回
路導体15、および導体保護膜16が薄膜構造部22を
形成している。また、図1(a)、(b)に示すよう
に、薄膜構造部22における絶縁膜14には、流量検出
回路導体15のパターン領域の下方にそれぞれ薄肉部2
3が形成されている。
【0015】つぎに、前記構成の流量センサ12を作成
する手順を図2を用いて説明する。まず、基板としては
厚さ200μmのシリコン基板13を用い(図2
(a))、このシリコン基板13表面に熱酸化法によっ
て膜厚500nmの酸化シリコン膜24を形成し、リソ
グラフィ技術によりこの酸化シリコン膜24をパターニ
ングする。(図2(b))。なお、ここでパターニング
される酸化シリコン膜24の平面形状は、最終的には、
図1(a)に示す薄肉部23の平面形状となるものであ
り、後ほど、流量検出回路導体15パターンが形成され
る領域である。
【0016】つぎに、シリコン基板13の表面に窒化シ
リコンからなる膜厚800nmの絶縁膜14をスパッタ
法、プラズマCVD法等の方法により堆積させる(図3
(c))。その後、酸化シリコン膜24上の絶縁膜14
の膜厚が400nmになるまで絶縁膜14を研磨する
(図3(d))。一方、シリコン基板13の裏面に窒化
シリコンからなる裏面絶縁膜17をスパッタ法、プラズ
マCVD法等の方法により堆積させる(図3(d))。
なお、裏面絶縁膜17は、後述するように、シリコン基
板13に熱絶縁用空間部21を形成する際のエッチング
加工のマスクとするために設けられるものである。
【0017】つぎに、絶縁膜14表面にヒータ18およ
び感温抵抗体19、20を形成する金属膜を成膜し、リ
ソグラフィ技術により所望の回路パターン形状に加工す
る(図3(e))。なお、この金属膜は、Ni,Ni−
Fe,Pt等を用いて、真空蒸着法、スパッタ法等によ
り膜厚80nmに成膜したものである。そして、窒化シ
リコンからなる膜厚100nmの導体保護膜16を絶縁
膜14または裏面絶縁膜17の場合と同様の方法により
形成する(図3(f))。
【0018】つぎに、ヒータ18および感温抵抗体1
9、20の形成された位置に熱絶縁用空間部21を形成
するため、裏面絶縁膜17のパターニングを行なってヒ
ータ18および感温抵抗体19、20の下方にあたる部
分を除去し、シリコン面25(基板13の裏面)を露出
させる(図3(g))。そして、異方性エッチングによ
り露出したシリコン面25から絶縁膜14の裏面が露出
するまで基板13のエッチングを行ない、熱絶縁用空間
部21を形成する(図3(h))。なお、異方性エッチ
ング液としては、一般に用いられているKOH(水酸化
カリウム)溶液を用いる。このエッチング液は、シリコ
ンをエッチングするが、窒化シリコン、酸化シリコン等
の絶縁膜はエッチングしない性質のものである。
【0019】つぎに、前述したように、熱絶縁用空間部
21を形成した際、酸化シリコン膜24が露出するの
で、バッファードフッ酸でこの酸化シリコン膜24を除
去する(図3(i))。このとき、酸化シリコンのバッ
ファードフッ酸に対するエッチング速度は、窒化シリコ
ンより10倍以上早いので、絶縁膜14をエッチングす
ることなく、酸化シリコン膜24のみを選択的に除去す
ることができる。以上の手順により、膜厚900nmの
薄膜構造部22(流量検出回路導体15領域)の一部分
の絶縁膜14の膜厚を400nmと薄くした流量センサ
12を製作することができる。
【0020】本実施例の流量センサ12は、流量検出回
路導体15領域にあたる薄膜構造部22の一部に薄肉部
23を形成したものであり、ヒータ18下部の絶縁膜1
4が薄いためにヒータ部の熱容量を小さくすることがで
きるので、ヒータの消費電力を低減することができる。
さらに、感温抵抗体19、20下部の絶縁膜14も薄い
ために感温抵抗体部の熱容量を小さくすることができる
ので、熱応答を向上させ、流量センサ12を感度の高い
ものとすることができる。
【0021】一方、薄膜構造部22の薄肉部23以外の
部分は、この薄膜構造部22の機械的強度を保持する効
果を有しており、衝撃等による薄膜構造部22の破損を
防止することができる。すなわち、本実施例の流量セン
サ12は、低消費電力、高感度といった良好な特性と高
い機械的強度の双方を合わせ持ったものとすることがで
きる。
【0022】なお、本実施例においては、図1(a)に
示すように、ヒータ18、一対の感温抵抗体19、20
それぞれの領域に一括した大面積の薄肉部23を形成す
るようにしたが、薄肉部23の面積は小さいほど薄膜構
造部22の機械的強度を向上させることができるので、
例えば、図3に示すように、ヒータ26、感温抵抗体2
7、28の回路パターンを変更して熱容量を小さくする
特性面の効果は保持しつつ、ヒータ26、感温抵抗体2
7、28それぞれの領域において小分割した薄肉部2
9、29、…を形成するようにして機械的強度をさらに
向上させることもできる。
【0023】つぎに、本発明における流量センサの第2
実施例を図4および図5を用いて説明する。図4は、本
実施例の流量センサの(a)斜視図、(b)断面図を示
すものである。この流量センサ31は第1実施例の流量
センサ12とほぼ同様の構成を持つものであって、図4
(b)に示すように、基板13と、絶縁膜14と、流量
検出回路導体15と、導体保護膜16とからなるもので
ある。また、流量検出回路導体15は、図4(a)に示
すように、ヒータ18(発熱体)と、一対の感温抵抗体
19、20(上流側抵抗体19、下流側抵抗体20)と
からなるものである。
【0024】そして、図4(b)に示すように、基板1
3の流量検出回路導体15の下方にあたる部分には熱絶
縁用空間部21が形成されている。また、図4(a)、
(b)に示すように、流量検出回路導体15領域である
薄膜構造部22には、絶縁膜14のみが部分的に除去さ
れた保護膜1層部(欠落部)30、30、…がヒータ1
8および感温抵抗体19、20の周辺に多数、形成され
ている。なお、図4(a)に示す保護膜1層部30の平
面形状は、従来の技術として図7で示した流量センサ1
1における熱絶縁用の孔10の形状と同様のものであ
る。
【0025】つぎに、前記構成の流量センサ31を作成
する手順を図5を用いて説明する。なお、各工程の具体
的仕様については、第1実施例とほぼ同様であり詳細な
説明は省略する。まず、シリコン基板13の表面に絶縁
膜14を堆積させた後(図5(a))、この絶縁膜14
をパターニングして保護膜1層部を形成する箇所の絶縁
膜14を除去する(図5(b))。つぎに、絶縁膜14
表面にヒータ18および感温抵抗体19、20を形成す
る金属膜32を成膜した後、回路パターン形状に加工す
る(図5(c))。
【0026】さらに、導体保護膜16を堆積させ(図5
(d))、この導体保護膜16をパターニングする(図
5(e))。なお、このパターニングは、ヒータ18お
よび感温抵抗体19、20の端子部33において導体保
護膜16を除去し、導線等と接合のため金属膜32表面
を露出させるためのものである。つぎに、シリコン基板
13の裏面側のエッチングを行ない、熱絶縁用空間部2
1を形成する(図5(f))。以上の手順により、薄膜
構造部22(流量検出回路導体15領域)に、絶縁膜1
4が除去され導体保護膜16のみからなる保護膜1層部
30が形成された流量センサ31を製作することができ
る。
【0027】本実施例の流量センサ31は、流量検出回
路導体15領域にあたる薄膜構造部22の一部に保護膜
1層部30、30、…を形成したものであり、この保護
膜1層部30、30、…を介した熱伝導量は、図6で示
した従来の流量センサ9における絶縁膜2層を介した熱
伝導量に比べて半分以下にまで低減される。したがっ
て、ヒータ18で発生した熱が絶縁膜を通して感温抵抗
体19、20に伝達されたり、熱が感温抵抗体19、2
0から基板13に伝達される割合が減少し、すなわち、
熱絶縁性が向上して、流量センサ31を感度の高いもの
とすることができる。
【0028】一方、本流量センサ31の保護膜1層部3
0、30、…は、図7で示した従来の流量センサ11に
おける熱絶縁用の孔10、10、…を導体保護膜161
層で埋めた形に相当するので、図7の流量センサ11に
比べて機械的強度を向上させることができるとともに、
孔10の縁部に異物が付着してセンサが動作異常を起こ
すといった不具合もなくすことができる。すなわち、本
実施例の流量センサ31は、良好な感度と高い機械的強
度の双方を合わせ持ったものとすることができる。
【0029】なお、本実施例においては、保護膜1層部
30、30、…を形成するに際して、絶縁膜14をパタ
ーニング、除去して、導体保護膜16により保護膜1層
部30、30、…を形成するようにしたが、この構造に
代えて、導体保護膜16をパターニング、除去して、絶
縁膜14により保護膜1層部30、30、…を形成する
ようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の流量センサは、流量検出回路導体領域に薄肉部が
形成されているので、薄肉部が存在しない従来の流量セ
ンサに比べて、流量検出回路導体領域の熱容量が小さく
なり、流量検出回路の熱応答性が向上する。また、その
一方、薄肉部以外の部分が流量センサの機械的強度を保
持する。したがって、本流量センサは、応答性が高いも
のであると同時に、高い機械的強度を持つものとするこ
とができる。
【0031】また、請求項2記載の流量センサは、流量
検出回路導体の下方にあたる位置に薄肉部が形成されて
いるので、薄肉部が存在しない従来の流量センサに比べ
て、流量検出回路導体領域の熱容量が小さくなり、流量
検出回路の熱応答性が向上する。また、その一方、流量
検出回路導体周辺の薄肉部以外の部分が流量センサの機
械的強度を保持する。したがって、本流量センサは、応
答性が高いものであると同時に、高い機械的強度を持つ
ものとすることができる。
【0032】また、請求項3記載の流量センサは、流量
検出回路導体の周辺部に、絶縁層、または導体保護層の
いずれか一方が欠落した欠落部ができ、この欠落部にい
ずれか1層のみが存在する構成となっているので、流量
検出回路導体領域全てが2層で構成された従来の流量セ
ンサに比べて、流量検出回路導体領域内外の熱伝導量が
低減して、流量検出回路の熱応答性が向上する。また、
孔等の欠損部分が存在しないので、流量センサの機械的
強度も保持されている。したがって、本流量センサは、
応答性が高いものであると同時に、高い機械的強度を持
つものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における流量センサの第1実施例を示す
(a)平面図、(b)(a)におけるA―A線に沿う断
面図である。
【図2】同実施例の製作手順を示す図である。
【図3】同実施例の変形例を示す平面図である。
【図4】本発明における流量センサの第2実施例を示す
(a)斜視図、(b)(a)におけるB―B線に沿う断
面図である。
【図5】同実施例の製作手順を示す図である。
【図6】従来の流量センサの一例を示す(a)斜視図、
(b)(a)におけるC―C線に沿う断面図である。
【図7】従来の流量センサの他の一例を示す(a)斜視
図、(b)(a)におけるD―D線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
12、31 流量センサ 13 基板 14 絶縁膜(絶縁層) 15 流量検出回路導体 16 導体保護膜(導体保護層) 21 熱絶縁用空間部 23 薄肉部 30 保護膜1層部(欠落部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板の表面に形成された絶
    縁層と、この絶縁層内に形成された流量検出回路導体と
    を備えてなり、 前記基板の前記流量検出回路導体の位置する部分に熱絶
    縁用の空間部が形成されている流量センサにおいて、 前記絶縁層の前記流量検出回路導体の形成された領域に
    薄肉部が形成されていることを特徴とする流量センサ。
  2. 【請求項2】 基板と、この基板の表面に形成された絶
    縁層と、この絶縁層の表面に形成された流量検出回路導
    体と、前記絶縁層の表面に前記流量検出回路導体を覆う
    ように形成された導体保護層とを備えてなり、 前記基板の前記流量検出回路導体の位置する部分に熱絶
    縁用の空間部が形成されている流量センサにおいて、 前記絶縁層に、前記流量検出回路導体の形成された位置
    の下方に薄肉部が形成されていることを特徴とする流量
    センサ。
  3. 【請求項3】 基板と、この基板の表面に形成された絶
    縁層と、この絶縁層の表面に形成された流量検出回路導
    体と、前記絶縁層の表面に前記流量検出回路導体を覆う
    ように形成された導体保護層とを備えてなり、 前記基板の前記流量検出回路導体の位置する部分に熱絶
    縁用の空間部が形成されている流量センサにおいて、 前記絶縁層、または前記導体保護層のいずれか一方に、
    前記流量検出回路導体の周辺部に位置させて、厚み方向
    に貫通する欠落部が形成され、同他方が該欠落部を覆う
    構成とされていることを特徴とする流量センサ。
JP5206716A 1993-08-20 1993-08-20 流量センサ Withdrawn JPH0755523A (ja)

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