JPH0755563B2 - 通電ヘッド - Google Patents
通電ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0755563B2 JPH0755563B2 JP11472689A JP11472689A JPH0755563B2 JP H0755563 B2 JPH0755563 B2 JP H0755563B2 JP 11472689 A JP11472689 A JP 11472689A JP 11472689 A JP11472689 A JP 11472689A JP H0755563 B2 JPH0755563 B2 JP H0755563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- head
- electrode pair
- insulating support
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高速、高感度で高画質画像を与える画像形成分
野で使用される通電ヘッドに関する。
野で使用される通電ヘッドに関する。
従来の技術 フルカラー画像を高速で実現するためには、抵抗性シー
ト上に昇華性染料を含むインクを設けたインクシートと
通電ヘッドを用いる通電染料転写技術が適している。そ
して、通電ヘッドの電極列(マルチスタイラス)を保持
する絶縁支持体は一般的にはアルミナ等のセラミック
ス、グレーズ、熱硬化性樹脂等が用いられて、電極対の
内側、外側に関係なく同一の材料が用いられる。
ト上に昇華性染料を含むインクを設けたインクシートと
通電ヘッドを用いる通電染料転写技術が適している。そ
して、通電ヘッドの電極列(マルチスタイラス)を保持
する絶縁支持体は一般的にはアルミナ等のセラミック
ス、グレーズ、熱硬化性樹脂等が用いられて、電極対の
内側、外側に関係なく同一の材料が用いられる。
発明が解決しようとする課題 フルカラーの高画質画像を得るために色材に昇華性染料
を用いて高速で階調記録を行なう場合には、記録エネル
ギが高いため従来の通電ヘッドでは次のような課題を有
する。
を用いて高速で階調記録を行なう場合には、記録エネル
ギが高いため従来の通電ヘッドでは次のような課題を有
する。
ヘッドの絶縁支持体の熱拡散係数の最適化が計られてお
らず高速、高感度化および記録ドットの最適化がなされ
ていない。熱拡散係数の小さな絶縁支持体を用いると感
度は向上するが記録画像に蓄熱による色の濁りや分解能
の低下現象が生ずる。逆に熱拡散係数の大きな絶縁支持
体を用いると感度が低下し通電転写の特徴を失ってしま
う。また、電極対に信号電流を印加した結果発生する熱
パルスは抵抗シートの電極近傍に集中し、均質な記録ド
ットが得られない。
らず高速、高感度化および記録ドットの最適化がなされ
ていない。熱拡散係数の小さな絶縁支持体を用いると感
度は向上するが記録画像に蓄熱による色の濁りや分解能
の低下現象が生ずる。逆に熱拡散係数の大きな絶縁支持
体を用いると感度が低下し通電転写の特徴を失ってしま
う。また、電極対に信号電流を印加した結果発生する熱
パルスは抵抗シートの電極近傍に集中し、均質な記録ド
ットが得られない。
本発明は、このような従来技術の課題を解決することを
目的とする。
目的とする。
課題を解決するための手段 絶縁支持体中に対向する電極対を埋設した通電ヘッドに
おいて、前記電極対内側の絶縁支持体の熱拡散係数を外
側より小さくする。
おいて、前記電極対内側の絶縁支持体の熱拡散係数を外
側より小さくする。
作用 電極対に信号電流を印加すると、電極対外側の絶縁支持
体の熱拡散係数が大きいため、電極対近傍の抵抗シート
中の集中した熱パルスは電極対外側の絶縁支持体に沿っ
て拡散する。この結果、形成される記録ドットは均質な
矩形になり、高い色濃度がえられる。同時に抵抗シート
の余分の蓄熱を適度に逃がすため、高速記録時にも色の
濁りや分解能の低下を抑えることができる。この時、電
極対内側の絶縁支持体の熱拡散係数が小さいことによる
保温効果により、感度の低下を抑えることができる。
体の熱拡散係数が大きいため、電極対近傍の抵抗シート
中の集中した熱パルスは電極対外側の絶縁支持体に沿っ
て拡散する。この結果、形成される記録ドットは均質な
矩形になり、高い色濃度がえられる。同時に抵抗シート
の余分の蓄熱を適度に逃がすため、高速記録時にも色の
濁りや分解能の低下を抑えることができる。この時、電
極対内側の絶縁支持体の熱拡散係数が小さいことによる
保温効果により、感度の低下を抑えることができる。
実施例 第1図に本発明の一実施例の構成断面図を示す。
1がインクシート、2が通電ヘッド、3が受像紙、4が
プラテンである。
プラテンである。
インクシート1は、抵抗シート11上に色材層12を形成し
たものである。抵抗シート11としては耐熱樹脂にカーボ
ン等の導電性粒子を混入して成膜された抵抗性フィルム
が用いられる。この耐熱樹脂にはポリイミド、アラミ
ド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリフェニルサ
ルファイド、ポリエーテルケトン等成膜可能な樹脂が用
いられる。これらの抵抗性フィルムは厚み約4−15μ、
表面抵抗約1Kオームに成膜される。
たものである。抵抗シート11としては耐熱樹脂にカーボ
ン等の導電性粒子を混入して成膜された抵抗性フィルム
が用いられる。この耐熱樹脂にはポリイミド、アラミ
ド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリフェニルサ
ルファイド、ポリエーテルケトン等成膜可能な樹脂が用
いられる。これらの抵抗性フィルムは厚み約4−15μ、
表面抵抗約1Kオームに成膜される。
色材層12はすくなくとも昇華性染料と結着樹脂で形成さ
れる。
れる。
受像紙3は基紙32上に染着層31を設けたものである。
通電ヘッド2は、絶縁支持体21,22中に電極対アレイ23
a,23bを埋設したもので、ラインヘッドに構成される。
電極は銅、燐青銅、タングステン、チタン、しんちゅう
等で形成される。電極の分解能は6−16ドット/mmであ
る。支持体は摩擦係数が小さく、電極より摩耗性が若干
大きいセラミックスがもちいられる。この時、電極対内
側の支持体の熱拡散係数Aは外側のAより小さくするこ
とが重要である。A=k/dc(k:熱伝導率、d:密度、c:比
熱)の値は106m2/sを単位として、内側の支持体22は5x1
06以下で、1x106以下がより好ましい。また、電極対外
側のAは1x106以上で、5x106以上がより好ましい。この
ような支持体の材料は電極対内側では各種のグレーズ、
マイカセラミックス、ガラスセラミックス、結晶化ガラ
ス、さらにはカオリン、滑石等の鉱物が用いられる。電
極対外側ではBNやALN系セラミックス(例えばALN−BN系
複合材料)、アルミナ、ガラスセラミックス、あるいは
電気抵抗の高い固体潤滑材等も用いられる。
a,23bを埋設したもので、ラインヘッドに構成される。
電極は銅、燐青銅、タングステン、チタン、しんちゅう
等で形成される。電極の分解能は6−16ドット/mmであ
る。支持体は摩擦係数が小さく、電極より摩耗性が若干
大きいセラミックスがもちいられる。この時、電極対内
側の支持体の熱拡散係数Aは外側のAより小さくするこ
とが重要である。A=k/dc(k:熱伝導率、d:密度、c:比
熱)の値は106m2/sを単位として、内側の支持体22は5x1
06以下で、1x106以下がより好ましい。また、電極対外
側のAは1x106以上で、5x106以上がより好ましい。この
ような支持体の材料は電極対内側では各種のグレーズ、
マイカセラミックス、ガラスセラミックス、結晶化ガラ
ス、さらにはカオリン、滑石等の鉱物が用いられる。電
極対外側ではBNやALN系セラミックス(例えばALN−BN系
複合材料)、アルミナ、ガラスセラミックス、あるいは
電気抵抗の高い固体潤滑材等も用いられる。
尚、電極対の一方は個別信号電極で他方は共通電極であ
るが、共通電極は必ずしも分割されている必要は無い。
るが、共通電極は必ずしも分割されている必要は無い。
次に駆動方法を述べる。
電極23a,23b間に印加された信号電流経路は抵抗層を膜
に平行に流れる。この時の記録条件は1ドットへの印加
パルス幅が1ms、1ライン記録周期が4msで発熱部のピー
ク温度は300−400℃に達する。電流密度分布即ちピーク
温度分布は一般的にはスタイラス電極直下近傍で特に大
きいが、本発明の構成では温度分布が電極対間で均一に
なり矩形にちかい記録ドットが得られる。さらに、ヘッ
ド蓄熱と放熱のバランスがとれるので高感度で高品質の
画像が得られる。このような高温化および高圧(3Kg/10
0cm)下でインクシート3および受像体4がプラテン・
ヘッド間を走行する。必要に応じてシートの有効利用を
図るため、受像紙とシート間で相対速度記録がおこなわ
れる。ヘッド・シート間で滑らかな走行記録が可能とな
るためにはこの間の摩擦係数が室温で0.2以下が必要で
あることが実験的にわかった。またこの事を促進するた
め高温時にヘッド表面から滑材が湧出するようにヘッド
を構成しても良く、逆に抵抗シートから滑材が湧出する
ように構成してもよい。
に平行に流れる。この時の記録条件は1ドットへの印加
パルス幅が1ms、1ライン記録周期が4msで発熱部のピー
ク温度は300−400℃に達する。電流密度分布即ちピーク
温度分布は一般的にはスタイラス電極直下近傍で特に大
きいが、本発明の構成では温度分布が電極対間で均一に
なり矩形にちかい記録ドットが得られる。さらに、ヘッ
ド蓄熱と放熱のバランスがとれるので高感度で高品質の
画像が得られる。このような高温化および高圧(3Kg/10
0cm)下でインクシート3および受像体4がプラテン・
ヘッド間を走行する。必要に応じてシートの有効利用を
図るため、受像紙とシート間で相対速度記録がおこなわ
れる。ヘッド・シート間で滑らかな走行記録が可能とな
るためにはこの間の摩擦係数が室温で0.2以下が必要で
あることが実験的にわかった。またこの事を促進するた
め高温時にヘッド表面から滑材が湧出するようにヘッド
を構成しても良く、逆に抵抗シートから滑材が湧出する
ように構成してもよい。
以下にさらに具体的な実施例を述べる。
(1)通電ヘッド:A6版ラインヘッド、分解能8ドット/
mm(スタイラス電極材料はタングステン)、電極対内側
はマイカセラミックス絶縁支持体、電極対外側支持体材
料はBN−ALN複合セラミックス。印加パルス幅1ms、記録
周期4ms/ライン、押圧3Kg/100mmで等速記録および相対
速度記録。(速度比n=1−10) (2)抵抗シート:アラミド樹脂にカーボンを混入し厚
み10μ、表面抵抗1Kオームに成膜したもの。
mm(スタイラス電極材料はタングステン)、電極対内側
はマイカセラミックス絶縁支持体、電極対外側支持体材
料はBN−ALN複合セラミックス。印加パルス幅1ms、記録
周期4ms/ライン、押圧3Kg/100mmで等速記録および相対
速度記録。(速度比n=1−10) (2)抵抗シート:アラミド樹脂にカーボンを混入し厚
み10μ、表面抵抗1Kオームに成膜したもの。
(3)色材層:インドアニリン系シアン色昇華性染料
1、ポリカーボネート樹脂1の重量固形分比で2μの厚
みに形成したもの。
1、ポリカーボネート樹脂1の重量固形分比で2μの厚
みに形成したもの。
(4)受像体:100μの乳白PETフィルムにポリエステル
樹脂1、シリカ0.2の重量固形分比で8μの厚みに形成
したもの。
樹脂1、シリカ0.2の重量固形分比で8μの厚みに形成
したもの。
以上の条件で記録実験をおこなった結果、記録周期4ms/
ライン、2J/cm2の記録エネルギで画像にかぶりがなく、
滑らかな階調記録特性が相対速度法でえられた。この記
録画像はサーマルヘッドを記録手段とする染料転写記録
と同等の画質である。また上述の染料に加えマゼンタ
色、イエロ色をもちいてA6版フルカラー画像を約10秒で
えることができた。
ライン、2J/cm2の記録エネルギで画像にかぶりがなく、
滑らかな階調記録特性が相対速度法でえられた。この記
録画像はサーマルヘッドを記録手段とする染料転写記録
と同等の画質である。また上述の染料に加えマゼンタ
色、イエロ色をもちいてA6版フルカラー画像を約10秒で
えることができた。
発明の効果 (1)1ライン記録速度4ms、記録エネルギ2J/cmの高
速、高感度フルカラー記録が可能となった。
速、高感度フルカラー記録が可能となった。
(2)大きく均質な記録ドットを形成できる。
(3)色の濁りがなく、画像が先鋭化する。
(4)相対速度比n=10が上記記録条件でえられる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例における通電ヘッドを用いた記録
の状態を示す断面図である。 2……通電ヘッド、21,22……絶縁支持体、23a,23b……
電極対。
の状態を示す断面図である。 2……通電ヘッド、21,22……絶縁支持体、23a,23b……
電極対。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 弓場上 惠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−90773(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁支持体中に対向する電極対を埋設した
通電ヘッドにおいて、前記電極対内側の絶縁支持体の熱
拡散係数が外側より小さいことを特徴とする通電ヘッ
ド。 - 【請求項2】電極対内側の絶縁支持体の熱拡散係数が5x
106m2s-1以下であることを特徴とする請求項1記載の通
電ヘッド。 - 【請求項3】電極対外側の絶縁支持体の熱拡散係数が1x
106m2s-1以下であることを特徴とする請求項1記載の通
電ヘット。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11472689A JPH0755563B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 通電ヘッド |
| US07/463,481 US5146237A (en) | 1989-01-17 | 1990-01-11 | Resistive sheet transfer printing and electrode head |
| CA002007769A CA2007769C (en) | 1989-01-17 | 1990-01-15 | Resistive sheet transfer printing and electrode head |
| EP90300443A EP0379334B1 (en) | 1989-01-17 | 1990-01-16 | Resistive sheet transfer printing and electrode head |
| DE69007632T DE69007632T2 (de) | 1989-01-17 | 1990-01-16 | Übertragungsdruck, der eine widerstandsfähige Schicht und einen Elektrodenkopf verwendet. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11472689A JPH0755563B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 通電ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293159A JPH02293159A (ja) | 1990-12-04 |
| JPH0755563B2 true JPH0755563B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14645089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11472689A Expired - Lifetime JPH0755563B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-05-08 | 通電ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755563B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11472689A patent/JPH0755563B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293159A (ja) | 1990-12-04 |
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