JPH0756239B2 - 内燃エンジンの基本制御量設定方法 - Google Patents

内燃エンジンの基本制御量設定方法

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JPH0756239B2
JPH0756239B2 JP29103285A JP29103285A JPH0756239B2 JP H0756239 B2 JPH0756239 B2 JP H0756239B2 JP 29103285 A JP29103285 A JP 29103285A JP 29103285 A JP29103285 A JP 29103285A JP H0756239 B2 JPH0756239 B2 JP H0756239B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は内燃エンジンの燃料基本供給量、空気基本供給
量等の基本制御量の設定方法に関する。
背景技術 自動車等に搭載された内燃エンジンへの燃料をインジェ
クタにより噴射供給する燃料供給装置がある。かかる燃
料供給装置においては、一般にエンジン回転数に同期し
て吸気系の絞り弁下流の吸気管内圧力及びエンジン回転
数を検出してそれらの検出値に応じて基本供給量を設定
し、更に、エンジン冷却水温等の他のエンジン運転パラ
メータ或いはエンジンの過渡的変化に応じて増量又は減
量補正係数を基本供給量に乗じて要求される燃料供給量
を算出し、その燃料供給量に対応する時間だけインジェ
クタを駆動することが行なわれている。
また、かかる燃料供給装置においては、通常、吸気管内
圧力及びエンジン回転数各々の所定値間隔の主要値に応
じて設定される基本供給量が予めメモリにデータマップ
として記憶され、吸気管内圧力及びエンジン回転数の各
検出値に応じた基本供給量がデータマップから検索され
る。各検出値が主要値と一致するときにはデータマップ
からの検索値が基本供給量として設定されるが、各検出
値が主要値間の値であるときには吸気管内圧力及びエン
ジン回転数の各検出値の両側の主要値、すなわち4主要
値を用いて補間計算が行なわれて基本供給量が設定され
る。
補間計算としては、例えば、第1図に示すようにエンジ
ン回転数Neの主要値Ni、Ni+1と吸気管内絶対圧PBA
主要値PBAiとの格子点A、B間においてエンジン回転
数の検出値Nesとすると、格子点A、Bを結ぶ直線上の
検出値Nesに対応する値を基本供給量Tiとして算出する
直線補間が行なわれる。この補間計算ではデータマップ
の記憶容量の関係から各運転パラメータの主要値の数を
多く取れないので格子点A、B間の吸気間内圧力PBA
の特性は第1図の実線Cの如くほぼ直線になる場合には
直線補間計算により高精度で基本供給量Tiを得ることが
できる。しかしながら、第1図の破線Dの如く曲線にな
る場合には直線補間計算により得られた基本供給量Tiが
不正確な値になることは避けられないという問題点があ
った。また、エンジン回転数Neの主要値Ni,Ni+1の分割
間隔をより細分化させて格子点を増加させれば第1図の
破線Dの特性により近づいて基本制御量の精度も向上す
るが、格子点の数の増加に伴い記憶容量も増加してしま
うという別の問題があった。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、基本制御量の精度の向上を図
ることができる基本制御量設定方法を提供することであ
る。
本発明の基本制御量設定方法は、内燃エンジンの所定の
複数の運転パラメータを検出して所定の複数の運転パラ
メータ各々の複数の主要値毎に予め定められたエンジン
の基本制御量に基づいてその各検出値に対応する基本制
御量を補間計算により設定する方法であって、所定の複
数の運転パラメータのいずれか1つの運転パラメータの
各主要値間の中間値における補間補正値を記憶データと
して予め記憶し、いずれか1つの運転パラメータの検出
値が2つの主要値間の値であるとき2つの主要値間の補
間補正値を記憶データから検索し、検出値が2つの主要
値の中間値より大であるか否かを判別し、その中間値よ
り大ならば2つの主要値のうちの大なる方の主要値と検
出値との差から検出値に対する係数を算出し、その中間
値より大でないならば2つの主要値のうちの小なる方の
主要値と検出値との差から係数を算出し、検索した補間
補正値を係数により補正し、補間計算により得られた基
本制御量を補正した補間補正値に応じて補正することに
より基本制御量を設定することを特徴としている。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図に示された本発明の基本制御量設定方法を適用し
た電子制御式の燃料供給装置においては、吸入空気が大
気吸入口1からエアクリーナ2、吸気管3内通路を介し
てエンジン4に供給されるようになっている。吸気管3
内には絞り弁5が設けられている。エンジン4の排気管
8には排気ガス中の有害成分(CO、HC及びNOx)の低減
を促進させるために三元触媒コンバータ9が設けられて
いる。
一方、10は例えばポテンショメータからなり、絞り弁5
の開度に応じたレベルの出力電圧を発生する絞り弁開度
センサ、11は絞り弁5下流の吸気管3に設けられて吸気
管3内の絶対圧に応じたレベルの出力電圧を発生する絶
対圧センサ、12はエンジン4の冷却水温に応じたレベル
の出力電圧を発生する冷却水温センサ、13はエンジン4
のクランクシャフト(図示せず)の回転に同期したパル
ス信号を発生するクランク角センサであり、クランクシ
ャフトが例えば、180度回転する毎にパルスを発生す
る。14は排気ガス中の酸素濃度に応じたレベルの出力電
圧を発生する酸素濃度センサであり、排気管8の三元触
媒コンバータ9より上流に設けられている。15はエンジ
ン4の吸気バルブ(図示せず)近傍の吸気管3に設けら
れたインジェクタである。絞り弁開度センサ10、絶対圧
センサ11、冷却水温センサ12、クランク角センサ13及び
酸素濃度センサ14の各出力端とインジェクタ15の入力端
とは制御回路16に接続されている。
制御回路16は第3図に示すように絞り弁開度センサ10、
絶対圧センサ11、冷却水温センサ12及び酸素濃度センサ
14の各出力レベルを修正するレベル修正回路21と、レベ
ル修正回路21を経た各センサ出力の1つを選択的に出力
する入力信号切替回路22と、この入力信号切替回路22か
ら出力されたアナログ信号をディジタル信号に変換する
A/D変換器23と、クランク角センサ13の出力パルスを波
形整形する波形整形回路24と、波形整形回路24から出力
されるTDC信号のパルス間の時間を計測するカウンタ25
と、インジェクタ15を駆動する駆動回路26と、プログラ
ムに応じてディジタル演算を行なうCPU(中央演算回
路)27と、各種の処理プログラム及びデータが記録され
たROM28と、RAM29とからなっている。入力信号切替回路
22、A/D変換器23、カウンタ25、駆動回路26、CPU27、RO
M28及びRAM29は入出力バス30によって互いに接続されて
いる。また波形整形回路24からTDC信号がCPU27に供給さ
れるようになっている。
かかる構成においては、A/D変換器23から絞り弁開度t
h、吸気管内絶対圧PBA、冷却水温Tw及び排気中の酸素濃
度O2の情報が択一的に、またカウンタ25からエンジン回
転数Neを表わす情報がCPU27に入出力バス30を介して各
々供給される。CPU27はROM28に記憶された演算プログラ
ムに従って上記の各情報を読み込み、それらの情報を基
にしてTDC信号に同期して所定の算出式からエンジン4
への燃料供給量に対応するインジェクタ15の燃料噴射時
間TOUTを演算する。そして、その燃料噴射時間TOUTだけ
駆動回路26がインジェクタ15を駆動してエンジン4へ燃
料を供給せしめるのである。
燃料噴射時間TOUTは例えば、次式から算出される。
TOUT=Ti×KO2×KWOT×KTW …(1) ここで、Tiはエンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBA
から決定される基本噴射時間を表わす基本供給量、KO2
は空燃比のフィードバック補正係数、KWOTは高負荷時の
燃料増量補正係数、KTWは冷却水温係数である。
次に、本発明の基本制御量設定方法の手順を第4図に示
したCPU27の動作フロー図に従って説明する。
かかる手順において、CPU27はTDC信号に同期してエンジ
ン回転数Ne及び吸気管内絶対圧PBAを読み込み(ステッ
プ51)、その読み込んだエンジン回転数Neを挟む2主要
値Ni,Ni+1(>Ni)及び吸気管内絶対圧PBAを挟む2主
要値PBAi,PBA i+1(>PBAi)を検出し(ステップ5
2)、4主要値Ni,Ni+1,PBAi,PBA i+1の直線補間計算
により読み込んだエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対圧
PBAに対応する基本供給量TiMを算出する(ステップ5
3)。すなわち、第5図に示すように予め所定間隔で定
められたエンジン回転数Neの主要値N1,N2…Nnと吸気管
内絶対圧PBAの主要値PBA1,PBA2…PBAnとの各格子点に対
応する基本供給量TiMがROM28にはTiMデータマップと
して予め記憶され、読み込んだエンジン回転数Neを挟む
2主要値Ni,Ni+1と吸気管内絶対圧PBAを挟む2主要値P
BAi,PBA i+1を求め、各主要値に対応する基本供給量T
iMをROM28のTiMデータマップから検索して直線補間計
算により読み込んだエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対
圧PBAに対応する基本供給量TiMを算出する。次いで、
読み込んだエンジン回転数Neを挟む2主要値Ni,Ni+1
の中間値における補間補正値KiMをROM28に予め記憶さ
れたKiMデータマップから検索し(ステップ54)、エン
ジン回転数Neが2主要値間の中間値より大であるか否か
を判別する(ステップ55)。ROM28には第6図に点K1
いしKnで示したようにエンジン回転数Neの各主要値N1,N
2…Nn間の中間値における補間補正値KiMがKiMデータ
マップとして記憶されている。エンジン回転数Neが2主
要値Ni,Ni+1に対して中間値はNi+(Ni+1−Ni)/2の
如く表わされる。Ne>Ni+(Ni+1−Ni)/2ならば、係
数Aを(Ni+1−Ne)/{Ni+1−Ni)/2}とする(ス
テップ56)。一方、Ne≦Ni+(Ni+1−Ni/2ならば、係
数Aを(Ne−Ni)/{Ni+1−Ni)/2}とする(ステッ
プ57)。係数Aの算出後、この係数Aとステップ54にお
いて検索した中間値における補間補正値KiMとを用いて
A・(KiM−1)+1なる式によって読み込んだエンジ
ン回転数Neに対する補間補正値Kiを算出する(ステップ
58)。この補間補正値Kiは第7図に示すように中間値に
おける補間補正値KiMを主要値Ni、Ni+1間内の補間補
正値Kiの最大値とし、その最大値と主要値Ni、Ni+1
おける補間補正値Ki=1とを結ぶ直線E,Fによって表わ
される。そして、ステップ53において直線補間計算によ
り算出した基本供給量TiMに補間補正値Kiを乗算しその
算出値を基本供給量Tiとする(ステップ59)。この基本
供給量Tiを用いて上記した式(1)に示した算出式から
燃料噴射時間TOUTが算出される。
なお、第5図に示すようにエンジン回転数Neの同一主要
値間内の基本供給量特性は吸気管内絶対圧PBAの主要値
が異なってもほぼ同じ特性となることから補間補正値K
iMはエンジン回転数Neの同一主要値間内では吸気管内圧
に係わらず常に同一値に定められている。
また、上記した本発明の実施例においては、エンジン回
転数Neをパラメータとして補間補正値を定めたが、吸気
管内絶対圧PBAをパラメータとして補間補正値を定めて
も良い。
更に、上記した本発明の実施例においては、基本制御量
設定としてエンジンへの燃料基本供給量を設定する場合
について説明したが、これに限らず、エンジンへの2次
空気基本供給量等の設定の際に本発明の設定方法を適用
することも可能である。また基本制御量を設定するため
の運転パラメータとしてはエンジン回転数及び吸気間内
圧力に限らず、エンジン回転数及び吸入空気量、又はエ
ンジン回転数及び絞り弁開度に応じて基本制御量を設定
することも可能である。
発明の効果 以上の如く、本発明の基本制御量設定方法においては、
所定の複数の運転パラメータのいずれか1つの運転パラ
メータの主要値間の中間値における補間補正値を記憶デ
ータとして予め記憶し、いずれか1つの運転パラメータ
の検出値が2つの主要値間の値であるときその主要値間
の補間補正値を記憶データから検索し、検出値が2つの
主要値の中間値より大であるか否かを判別し、その中間
値より大ならば2つの主要値のうちの大なる方の主要値
と検出値との差から検出値に対する係数を算出し、その
中間値より大でないならば2つの主要値のうちの小なる
方の主要値と検出値との差から係数を算出し、検索した
補間補正値を係数により補正し、補間計算により得られ
た基本制御量を補正した補間補正値に応じて補正するこ
とにより基本制御量を設定するので基本制御量が第1図
に示したように格子点A、B間の吸気管内圧力PBAiの
特性が破線の如く曲線になり、直線補間だけではエンジ
ンの要求基本供給量に近似した値が得られない場合に各
運転パラメータの主要値の数を増加することなく基本供
給量等の基本制御量を高精度で設定することができる。
また、複数の運転パラメータのいずれか1つの運転パラ
メータの主要値だけでなくその主要値間の中間値におけ
る基本制御量を更に定めて、これらの基本制御量に基づ
いて補間計算により制御量を算出する場合には複数の運
転パラメータによる格子点数が2倍に増えるので、基本
制御量の精度は約2倍になるけれども記憶容量も2倍に
なる。これに対し、本発明においては、第5図に示した
ように、エンジン回転数Neに対する基本制御量の特性
(Neに対する噴射量の脈動傾向)は吸気管内圧PBAが変
化した場合(PBA1,PBA2,PBA3)でも略同一であるので、
第6図で示したように、所定の運転パラメータの1つで
あるエンジン回転数の各主要値間の中間値において補間
補正値を記憶し、全ての吸気管内圧力において同一の該
補管補正値を用いて補間を行なうことにより、メモリの
記憶容量の増加は比較的少なくて済むと共に基本制御量
の設定精度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は直線補間計算による基本供給量の設定方法を示
す図、第2図は本発明の基本制御量設定方法を適用した
燃料供給装置を示す概略図、第3図は第2図の装置中の
制御回路の具体的構成を示すブロック図、第4図は本発
明の基本制御量設定方法の手順を示すフローの図、第5
図は基本供給量Tiを示す図、第6図は補間補正値KiM
示す図、第7図は補間補正値Kiの設定方法を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明 2……エアクリーナ 3……吸気管 5……絞り弁 8……排気管 9……三元触媒コンバータ 10……絞り弁開度センサ 11……絶対圧センサ 12……冷却水温センサ 13……クランク角センサ 14……酸素濃度センサ 15……インジェクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジンの所定の複数の運転パラメー
    タを検出して前記所定の複数の運転パラメータ各々の複
    数の主要値毎に予め定められたエンジンの基本制御量に
    基づいてその各検出値に対応する基本制御量を補間計算
    により設定する方法であって、前記所定の複数の運転パ
    ラメータのいずれか1つの運転パラメータの各主要値間
    の中間値における補間補正値を記憶データとして予め記
    憶し、前記いずれか1つの運転パラメータの検出値が2
    つの主要値間の値であるとき前記2つの主要値間の補間
    補正値を前記記憶データから検索し、前記検出値が前記
    2つの主要値の中間値より大であるか否かを判別し、そ
    の中間値より大ならば前記2つの主要値のうちの大なる
    方の主要値と前記検出値との差から前記検出値に対する
    係数を算出し、その中間値より大でないならば前記2つ
    の主要値のうちの小なる方の主要値と前記検出値との差
    から前記係数を算出し、検索した補間補正値を前記係数
    により補正し、前記補間計算により得られた基本制御量
    を補正した補間補正値に応じて補正することにより基本
    制御量を設定することを特徴とする基本制御量設定方
    法。
  2. 【請求項2】前記運転パラメータは吸気管内圧力とエン
    ジン回転数であり、前記補間補正値はエンジン回転数に
    関する値であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の基本制御量設定方法。
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JP3322378B2 (ja) * 1995-02-03 2002-09-09 新東工業株式会社 砥粒遠心投射装置
DE102009059662B4 (de) 2009-12-19 2014-03-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verfahren zur Diagnose von Leitungssystemen von Brennkraftmaschinen
US10955825B2 (en) * 2016-05-13 2021-03-23 General Electric Company Beam pumping unit and method of operation

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