JPH075656A - 処理液補充装置 - Google Patents

処理液補充装置

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JPH075656A
JPH075656A JP14239893A JP14239893A JPH075656A JP H075656 A JPH075656 A JP H075656A JP 14239893 A JP14239893 A JP 14239893A JP 14239893 A JP14239893 A JP 14239893A JP H075656 A JPH075656 A JP H075656A
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JP
Japan
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processing liquid
container
replenishing container
replenishing
liquid replenishing
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JP14239893A
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English (en)
Inventor
Ken Kawada
研 河田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質・薄肉の処理液補充容器を使用した場合
にも処理液を簡単に補充できるようにする。 【構成】 矢印A方向に回動できる補充容器受け16
が、外部ケース12に軸支されている。このため、補充
容器受け16に処理液補充容器20をセット後開栓し、
補充容器受け16を矢印A方向に回動させると、処理液
補充容器20の口部が補充タンク18の受け口32に対
向し、処理液補充容器20内の補充液が自重で補充タン
ク18内に補充される。このため、処理液補充容器20
が軟質・薄肉の容器であっても、液の飛び出し等のおそ
れなく、簡単に確実に処理液を補充タンク18内に注液
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料、特に写真感
光材料の処理装置における現像液,定着液等の各種処理
液の補充のため使用する処理液補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニラボ等で使用されるプロセッ
サ,プリンタプロセッサ等のハロゲン化銀写真感光材料
処理装置の現像液,定着液等の各種処理液の補充容器と
しては、高密度ポリエチレン(HDPE),ポリ塩化ビ
ニル樹脂(PVC),ポリエチレンテレフタート(PE
T)等の1層材料や、ナイロン/ポリエチレン(NY/
PE)の様な多層材料を用いたブロー成形或いは射出ブ
ロー成形による剛性のある液体用容器が使用されてい
た。この硬質の容器は、注液時の取扱いが容易なため、
感光材料処理装置の補充タンク側の構造も補充液を受け
る受け口が設けられた簡単なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の剛性のある
容器は、剛性故にユーザーが使用後廃却する際に潰しに
くく、回収が不便であり、また、破棄後に焼却する際の
発熱量が比較的大きい等の環境対策上の問題が生じてい
た。かかる問題点を改善すべく、最近では、低密度ポリ
エチレン(LDPE)等からなる軟質,薄肉の容器が開
発されている。
【0004】しかしながら、この軟質,薄肉の容器に処
理液を充填した場合には、開栓して傾けるといわゆる首
折れを起こし、強く持つと内部の液が飛び出す等の注液
時の問題点があり、従来の補充液受け口では処理液を補
充タンク内に巧く補充することが困難であるという不都
合があった。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、軟質・薄肉の処理液補充容器を使用
した場合にも処理液を簡単に補充することができる処理
液補充装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の処理液補
充装置は、処理液補充容器の底部を受ける受け台と前記
処理液補充容器の首部を係止する首部係止手段とを有
し,感光材料処理装置の外部ケースの外側にその上端を
中心として補充容器セット位置から補充位置まで起伏回
動可能に支持された補充容器受けと、前記外部ケース内
にその上端が前記補充位置における前記処理液補充容器
の首部位置と同程度の高さ以下となるように配置され、
その上端に前記補充位置で前記処理液補充容器の首部先
端の口部に対向可能で当該口部より大きな開口部が形成
された補充タンクと、を有する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の処
理液補充装置において、前記首部係止手段が、前記処理
液補充容器の首部を挟持する切り欠きを有する板状部材
により形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の処
理液補充装置において、前記補充容器受けが、前記処理
液補充容器のセット時における当該補充容器の口部の少
なくとも感光材料処理装置側に前記受け台と反対側に向
かって突設された液受けを有することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2記載の処
理液補充装置において、前記切り欠きが、前記補充容器
受けに処理液補充容器がセットされた場合に当該処理液
補充容器の口部が首部より反回動中心側に位置するよう
前記首部を傾斜状態で保持することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の処理液補充装置は、感光材
料処理装置の外部ケース内に配置された補充タンクと、
この補充タンクにその一端が接続され,他端が処理液補
充容器の口部に気密性高く且つ着脱自在に接続されたフ
レキシブルな管材と、を有する。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の処
理液補充装置において、前記補充タンクの上方に前記管
材に接続された処理液補充容器を逆立状態で保持する保
持部材を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項5記載の処
理液補充装置において、前記フレキシブルな管材の他端
に、前記処理液補充容器との接続時に当該処理液補充容
器の内蓋を貫通すると共に処理液補充容器の内部を管材
の内部と連通させる開放部材を設けたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の処理液補充装置によれば、補充
容器受けの受け台に処理液補充容器の底部を載せ、当該
処理液補充容器の首部を首部係止手段で係止することに
より、処理液補充容器を補充容器受けにセットする。こ
のセット状態で、処理液補充容器を開栓し、補充容器受
けを補充容器セット位置から補充位置まで回動させる
と、処理液補充容器の口部が補充タンクの開口部に対向
し、処理液補充容器内の補充液が自重で補充タンク内に
補充される。このため、処理液補充容器が軟質・薄肉の
容器であっても、液の飛び出し等のおそれなく、簡単に
確実に処理液を補充タンク内に注液することができる。
【0014】請求項2記載の処理液補充装置によれば、
首部係止手段を構成する板状部材の切り欠きに処理液補
充容器の首部を挟持させることにより、安定した状態で
処理液補充容器が補充容器受けにセットされる。これに
より、処理液補充容器が軟質・薄肉の容器である場合の
首折れを防止することができる。
【0015】請求項3記載の処理液補充装置によれば、
補充容器受けのセット位置から補充位置までの移動の間
に処理液補充容器からこぼれた液を一旦液受けで受ける
ので、この液が外部に飛散することがなく、補充位置で
確実に補充タンク内にこの液が注液される。
【0016】請求項4記載の処理液補充装置によれば、
補充容器受けをセット位置から補充位置までの移動させ
る際、その途中の位置で口部からの液もれが起こりにく
く、相当程度補充位置近い位置に来たときに液が口から
でる。これにより、液の外部飛散を抑制できる。
【0017】請求項5記載の処理液補充装置によれば、
フレキシブルな管材に接続された処理液補充容器を逆立
状態で補充タンクの上面より高い位置まで持ち上げる
と、処理液補充容器内の処理液がその自重により管材を
伝って補充タンク内に補充される。このため、処理液補
充容器が軟質・薄肉の容器であっても、液の飛び出し等
のおそれなく、簡単に確実に処理液を補充タンク内に注
液することができる。
【0018】請求項6記載の処理液補充装置によれば、
フレキシブルな管材に接続された処理液補充容器を持ち
上げて逆立状態で保持部材に保持させると、処理液補充
容器内の処理液がその自重により管材を伝って補充タン
ク内に補充される。このため、処理液補充容器が軟質・
薄肉の容器であっても、液の飛び出し等のおそれなく、
簡単に確実に処理液を補充タンク内に注液することがで
きる。
【0019】請求項7記載の処理液補充装置によれば、
処理液補充容器が軟質・薄肉の容器であっても内蓋を付
けたままの状態でフレキシブルな管材の他端を処理液補
充容器に接続すれば、開放部材により当該処理液補充容
器の内蓋が貫通され処理液補充容器の内部と管材の内部
とが連通される。このため、接続時における液もれ等を
確実に防止できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。
【0021】図1には、第1実施例に係る処理液補充装
置10が示されている。この処理液補充装置10は、感
光材料処理装置の外部ケース12の外側に蝶番14を介
して取り付けられ、その側壁16Aの上端を中心として
起伏回動可能な補充容器受け16と、外部ケース12内
に配置された補充タンク18とを有している。
【0022】補充容器受け16は、図2に示されるよう
に、一方(図2における右方)が開口した略箱状とさ
れ、その底壁が処理液補充容器20の底部を受ける受け
台22を構成し、天井壁が処理液補充容器20の首部を
係止する首部係止手段としての係止板24を構成してい
る。受け台22と係止板24をとを連結する一対の対向
壁16B,16Cの開口端側が略コ字状に切除されてい
る。また、一対の対向壁の下部同士は脱落防止板26に
よって連結されている。係止板24の中央の部分には、
開口端側から側壁16Aに向かってU字状の切り欠き2
8が形成されており、この切り欠き28に処理液補充容
器20の首部20B〔図3(A)参照〕を挿入して挟持
させることができるようになっている。
【0023】係止板24の上面には、切り欠き28の開
口端側を除く部分を囲むような状態で立ち上がり部材3
0が突設されており、この立ち上がり部材30の側壁1
6A側の部分は、その先端が開口端側に向けて傾斜され
ている。この立ち上がり部材30によって処理液補充容
器20をセットしたときに、図1に示される処理液補充
容器20のセット位置から図5に示される補充位置まで
補充容器受け16が図1矢印A方向に回動する際に、処
理液補充容器20の口部20Cからこぼれた処理液を一
旦受け止める液受けが構成されている。
【0024】また、切り欠き28が係止板24の幅方向
略半分の深さとされているので、図1に示されるよう
に、補充容器受け16に処理液補充容器20をセットし
た場合に、キャップ42が取り付けられた処理液補充容
器20の口部20C〔図3(A)参照〕が首部20Bよ
り蝶番14の軸と反対側に位置するようになっており、
従って処理液補充容器20の首部20Bは傾斜状態で係
止板24によって保持される。 また、側壁16Aに
は、台形状のストッパ44が設けられている。このスト
ッパ44は、図1に示される補充容器受け16の補充容
器セット位置で所定角度を保ち、処理液補充容器20を
セットし易くするためのものである。
【0025】前記補充タンク18の上面には、いわゆる
ロート状の受け口32が一体的に設けられており、この
受け口32の上部開口面は、蝶番14の軸と略同一高さ
となっている。また、この受け口32の上部開口面の面
積は、処理液補充容器20の首部20Cがスッポリと納
まる大きさとされている。
【0026】処理液補充容器20としては、図3(A)
に示されるような外形の容器が使用される。この処理液
補充容器20は、低密度ポリエチレン(LDPE)を主
体とした樹脂を材料としてブロー成形により一体成形さ
れたものが使用される。この処理液補充容器20は、い
わゆる蛇腹部が軸直交方向の周囲に形成された本体部2
0Aと、この本体部20Aの上部に突設された首部20
Bとから成る。本体部20Aは軟質・薄肉であるため、
軸方向に沿って伸縮自在となっており、減容化ができる
ようになっている。
【0027】首部20Bは、本体部20Aと同一の材料
により形成されているが、その横断面の直径が本体部2
0Aに比較して小さいので、ブロー成形の際に厚肉にす
ることができ、このため本体部20Aより硬くなってい
る。また、首部20Bの中間の位置には、フランジ20
Dが軸直交方向に突設されており、このフランジ20D
はその下面を切り欠き28に引っ掛けて処理液補充容器
20を補充容器受け16にセットするために設けられて
いる。また、首部20Bの上部は、その外周にねじが形
成された口部20Cとなっており、この口部20Cには
その開口を開閉するキャップ42が取り付けられてい
る。
【0028】更に、処理液補充容器として、図4に示さ
れる処理液補充容器120を使用してもよい。ここで、
この処理液補充容器120について詳述する。
【0029】この処理液補充容器120は、柔軟性のあ
る容器本体122とこの容器本体122から上方に突出
した硬質の口部124とを有しており、容器本体122
と口部124とがブロー成形により一体的に形成されて
いる。なお、容器本体122と口部124とが別々に形
成され接着されたものであっても良い。
【0030】容器本体122には、その高さ方向(鉛直
軸方向)の全体に渡って口部124との境目まで連続す
る蛇腹部150が形成されている。この蛇腹部150
は、上下5段の同一直径の第1ないし第5の環状凸部1
26,128,130,132,134と、第1ないし
第4環状凹部136,138,140,142とにより
構成されている。
【0031】第1ないし第5の環状凸部126,12
8,130,132,134は、上下対称でそれぞれの
最大直径部の上側及び下側部分には、図示のようなR部
126A,126B,128A,128B,130A,
130B,132A,132B,134A,134Bが
形成さている。このR部は、5R以上,好ましくは15
R〜60R,より好ましく15R〜40Rとすることが
望ましい。
【0032】第1ないし第4の環状凹部136,13
8,140,142の外径寸法は第1ないし第5の環状
凸部126,128,130,132,134の最大直
径部分の直径寸法に対し85%以下、好ましくは40〜
75%、より好ましくは50〜75%となるようにする
ことが望ましい。これは、内部液体排出後に蛇腹部15
0を押し縮めて容器本体22を減容化する際の折り畳み
効率の向上と元の形状への復帰を効果的に防止するため
である。ここで、容器の減容化とは、減容化に要する圧
力が、容器のサイズによっても異なるが、好ましくは1
〜20kg/cm 2 、より好ましくは5〜10kg/c
2 であり、容積が1リットル以上の容器では、好まし
くは3〜20kg/cm2 、より好ましくは5〜10k
g/cm2程度の圧力で減容化できるものをいう。
【0033】また、蛇腹部150を押し縮める前の状態
と蛇腹部150を完全に押し縮めた状態との比である減
容率は50%以下、好ましくは40%以下、より好まし
くは30%以下にすることが望ましい。但し、この割合
は10%以上あることが、製造上,設計上は好ましい。
ここで、減容率とは、処理液用容器120にキャップ1
48をして水中に沈めたときの水面の高さ変化を利用し
て算出した容積比のことである。
【0034】なお、この処理液用容器120は、容器本
体122の肉厚は空の状態では自立性がなくなる程度に
まで薄くさている。
【0035】口部124は、図4に示されるように、略
円筒状に形成され、その上下方向(高さ方向)の中間部
には、断面六角形状のフランジ部146が設けられ、こ
のフランジ部146の直ぐ下には幅狭部124Bが形成
されている。この幅狭部124Bを切欠28に引っ掛け
て処理液補充容器120は補充容器受け16にセットで
きるようになっている。
【0036】口部124の上端部の外周には、雄ねじ部
124Aが形成されており、この雄ねじ部124Aに螺
合する雌ねじ部がその内壁に形成された硬質のキャップ
148が螺合され、口部124の上部開口が開閉される
ようになっている。
【0037】図1において、符号34は処理液の補助槽
を示し、符号36は補充タンク18内の処理液(補充
液)を補助槽34に送り込む補充ポンプを示し、符号3
8は、補助槽34内に処理液が補充されたとき、処理槽
40と補助槽34内の液濃度が均一となるように処理液
を循環させる循環ポンプを示す。
【0038】次に、上述のように構成された本第1実施
例の作用を説明する。補充容器受け16の受け台22に
処理液補充容器20の底部を載せ、フランジ20Dの下
面が切り欠き28に引っ掛かるようにして当該処理液補
充容器20の首部20Bを係止板24の切り欠き28に
挿入する。これにより、処理液補充容器20が補充容器
受け16にセットされる(図1参照)。このセット状態
で、処理液補充容器20のキャップを外し、補充容器受
け16を図1に示される補充容器セット位置から図5に
示される補充位置まで矢印A方向に回動させると、図5
に示されるように、係止板24により補充タンク18の
受け口32が蓋をされたような状態となる。これによ
り、処理液補充容器20内の補充液が自重で落下して受
け口32に受け止められ、補充タンク18内に補充され
る。この場合において、図4の処理液補充容器120を
セットした場合には、空の状態では自立性がない程薄く
形成されているので、逆立ち状態で注液中に内部の処理
液が減るにつれ蛇腹部150が最下部より順次自然に圧
縮して残液が殆どなくなる。
【0039】以上説明したように、本第1実施例による
と、補充容器受け16に処理液補充容器20をセット
し、キャップを外して補充容器受け16を回転させると
いう簡単な動作で、軟質・薄肉の処理液補充容器20内
の処理液を確実に補充タンク18内に注液することがで
きる。
【0040】また、係止板24に形成されたU字状の切
り欠き28に処理液補充容器20の首部20Bを挟持さ
せることにより、安定した状態で処理液補充容器20が
補充容器受け16にセットされ、処理液補充容器20の
首折れを防止することができる。
【0041】セット状態では、処理液補充容器20の首
部20Bが係止板24に対し斜めに保持されるので、補
充容器受け16をセット位置から補充位置までの移動さ
せる際、相当程度補充位置に近い位置に来るまで液が口
部20Cから出難く、更に、万一移動中に液が口部20
Cからこぼれても立ち上がり部材30がこのこぼれた液
を一旦受け、補充位置にきた場合に、この立ち上がり部
材30に溜まった液がその自重により補充タンク18の
受け口32に落下するので、液の外部飛散を確実に防止
することができ、漏れなく補充液を補充タンク18内に
補充することができる。
【0042】補充位置では、図5に示されるように、外
観上は補充容器受け16が外部ケース12の一部を構成
するので、見栄えもよいものとなっている。
【0043】なお、第1実施例の装置を用いて複数種の
処理液補充装置を構成する場合には、U字状の切り欠き
28の幅寸法,処理液補充容器20の首部の外径寸法を
処理液の種類毎に相違させておくことが望ましい。この
ようにすれば、首部の外径寸法がU字状の切り欠き28
の幅寸法より大きい場合には、誤ってセットするのを阻
止することができ、反対にU字状の切り欠き28の幅寸
法が首部の外径寸法より大きい場合には、ガタが生じる
ので誤りであることが判別でき、いずれにしても処理液
補充容器20を他の処理液用の補充容器受け16にセッ
トするという不都合を防止することができる。特に、定
着液が現像処理槽に混入した場合には、槽内の現像液を
全て入れ替えなければならないので、現像液用の補充容
器受けには、定着液の補充容器がセットできない構造と
することが望ましい。識別ラベルにより、内容物を表示
する場合には、識別ラベルの厚さを内容物毎に相違させ
れば、同一寸法の切り欠きであっても、同様の効果を得
ることが可能である。
【0044】また、上記第1実施例では、U字状の切り
欠き28が形成された係止板24により、首部係止手段
を構成する場合を例示したが、補充容器受け16に設け
た突起に紐の一端を係止し、他端に処理液補充容器20
の首部が嵌合可能な輪を作っておき、この輪を処理液補
充容器20の首部20Bに嵌合させれば、この紐によっ
ても首部係止手段を構成することができる。この場合で
あっても輪の大きさを処理液の種類毎に相違させ、誤っ
た種類の処理液補充容器20に輪を取り付けるのを防止
するようにすることが望ましい。
【0045】次に、本発明の第2実施例を図6ないし図
8に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施例と
同一の構成部分については同一の符号を付すとともにそ
の説明を省略する。
【0046】図6には、第2実施例にかかる処理液補充
装置50が示されている。この処理液補充装置50は、
感光材料処理装置の外部ケース12内に配置された補充
タンク52と、この補充タンク52にその一端が接続さ
れ,他端が処理液補充容器54の首部に対し着脱自在に
接続されたフレキシブルな管材としてのフレキシブルホ
ース56とを有している。
【0047】フレキシブルホース56の他端には、図7
に示されるような継ぎ手58が設けられている。
【0048】この継ぎ手58は、その一端(図7おける
上端)がフレキシブルホース56の他端に固着された外
筒60と、この外筒60の他端(図7における下端)側
に装着されたボールホルダ62とを含んで構成されてい
る。このボールホルダ62は、その一端(図7における
下端)に内側に向かって環状突設部62Aが一体的に形
成された比較的短い筒状部材から成る。外筒60と環状
突設部62Aとの間には、ロック用のボール64が挟装
されている。外筒60の他端側の近傍には、環状の凹溝
が形成され、この凹溝内にOリング66が嵌められてい
る。外筒60の一端部近傍には、その内部に支持部材6
8が固定されており、この支持部材68には外筒60の
他端側に突出した開放部材としてのキャップ開放キリ7
0が設けられている。このキャップ開放キリ70は先端
部が鋭利にされ、その軸心部にはフレキシブルホース5
6の内外部を連通する液通路72が形成されている。
【0049】前記処理液補充容器54は、外部ケース1
2の図における右端に水平方向に突設された容器載置板
74上に載置される。この処理液補充容器54は、全体
的には、第1実施例の処理液補充容器20と略同様に構
成されているが、図7に示されるように、この処理液補
充容器54の首部にはフランジがなく、その代わりにボ
ールが嵌合する環状凹溝54Aが形成されている。ま
た、この処理液補充容器54では、その口部には薄肉の
内蓋76が取り付けられている。この処理液補充容器5
4の口部には、前述したキャップと同様のキャップ(図
示省略)がねじにより取り付けられるようになってい
る。
【0050】補充タンク52の上方には、その上面が全
面的に開口され、下面中央部にボールホルダ62の外径
より大きな径で円形開口78Aが形成された略円筒状の
保持部材78が配置されている。この保持部材78は、
実際には、図示しない感光材料処理装置本体側に固定さ
れている。
【0051】次に、上述のようにして構成された本第2
実施例の作用を説明する。内部に処理液が充填された処
理液補充容器54を容器載置板74上に載せ、図示しな
いキャップを取り除く。次に、内蓋76をしたままの状
態で、処理液補充容器54の口部に上方から継ぎ手58
の下端を嵌め、継ぎ手58を図7矢印C方向に押し込む
と、ボール64に押されて処理液補充容器54の首部外
面が弾性変形し、さらに矢印C方向に継ぎ手58を押し
込むと、ボール64が環状凹溝54Aに嵌合して接続が
完了する。この接続の際に、キャップ開放キリ70の先
端が内蓋76を押し破り、液通路72によって処理液補
充容器54の内部とフレキシブルホース56の内部とが
連通される。また、Oリング66の作用によって、気密
性の高い状態でフレキシブルホース56と処理液補充容
器54とは接続されている。なお、当該両者の接続を解
除するには、上記と反対に継ぎ手58を矢印D方向に引
き抜けば良い。
【0052】接続が完了すると、フレキシブルホース5
6を縮めながら図8に示されるように継ぎ手58を上方
から保持部材の円形開口内に挿入して処理液補充容器5
4を逆立状態で保持させる。これにより、処理液補充容
器54内の処理液がその自重により或いは自重及び補充
ポンプ36の駆動による補充タンク52内の圧力低下に
伴いにより液通路72を介してフレキシブルホース56
内に至り、更にフレキシブルホース56を介して補充タ
ンク52内に補充される。
【0053】このため、本第2実施例によると、軟質・
薄肉の処理液補充容器54内の処理液を液の飛び出し等
のおそれなく、簡単且つ確実に補充タンク52内に注液
することができる。また、継ぎ手58が上記のように構
成されているので、この継ぎ手58の作用によって、内
蓋76を付けたままの状態でフレキシブルホース56の
他端を処理液補充容器54に接続できるので、接続時に
おける液もれ等をも確実に防止できる。
【0054】なお、上記第2実施例では、ロック用のボ
ール54Aを用いたワンタッチ継ぎ手58により、フレ
キシブルホース56と処理液補充容器54とを接続する
場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく通常のねじ式の継ぎ手を用いてフレキシブルホース
56と処理液補充容器54とを接続するようにしても良
い。
【0055】上記第2実施例では、保持部材78を設け
て手を離した状態で処理液を補充タンク52に補充する
場合を例示したが、保持部材は必ずしも設ける必要はな
く、これが設けられていない場合には、処理液補充容器
54を補充タンク52より高い位置で逆立ち状態で持っ
ておけばよい。
【0056】なお、第2実施例の装置を用いて複数種の
処理液補充装置を構成する場合には、継ぎ手58と容器
首部との接続部の寸法,形状等を処理液の種類毎に相違
させておくことが望ましい。このようにすれば、第1実
施例で説明したと同様に、首部外径の方が継ぎ手58の
内径より大きい場合には誤って接続するのを阻止するこ
とができ、反対の場合にはガタが生じるので誤りである
ことが判別でき、いずれにしても処理液補充容器54を
他の処理液用の継ぎ手58に接続するという不都合を防
止することができる。特に、現像液用の継ぎ手58には
定着液の補充容器が接続できない構造とすることが望ま
しい。識別ラベルにより、内容物を表示する場合には、
識別ラベルの厚さを内容物毎に相違させれば、同一寸法
の容器,継ぎ手であっても、首部に識別ラベルを巻き付
けることにより、同様の効果を得ることが可能である。
【0057】第2実施例の応用として、図9に示される
ように、補充タンク52と処理液補充容器54とをゴム
ホース80等で接続し、このゴムホース80の中間にポ
ンプ82を設ける等の構成が考えられる。この場合に
は、残液を極力少なくするため、容器載置板74は、図
示の如く幾分傾斜状態で設けることが望ましい。
【0058】なお、上記第1ないし第2実施例では、処
理液補充容器として高さ方向に蛇腹部のある容器を使用
する場合を例示したが、本発明が適用される容器は、こ
の種のものに限定されることはなく、図3(B)に示さ
れるようなポリエチレン(PE)フィルムあるいはポリ
プロピレン(PP)フィルムからなる横倒し三角柱状の
外形を有する袋23にキャップで開閉できる口部25が
設けられたような軟質・薄肉の処理液補充容器21であ
っても適用できる。また、本発明は、軟質・薄肉の容器
だけでなく、従来の硬質容器にも適用できることは勿論
である。
【0059】本発明に適用しうる処理液は公知のものを
適用できる。例えば、本発明が適用される発色現像液、
漂白定着液などの処理液の代表的な例は、「写真工業別
冊、最新写真処方便覧」笹井 明著(写真工業出版社、
昭和58年7月20日発行)に記載されている。
【0060】本発明が適用される代表的な具体的な処理
剤としては、次のものを挙げることができる。
【0061】カラーネガフィルム用発色現像液、漂白
液、定着液、安定液としては、特開平4−359,24
9号公報に記載されたもの、特に実施例1に記載された
発色現像補充液、漂白補充液、定着補充液、安定液N
o.18を各々用いることができる。これらは、そのま
ま容器に収納してもよいし、濃縮して収納してもよい。
例えば、上記安定液No.18は100倍に濃縮しても
よい。
【0062】カラーペーパー用発色現像液、漂白定着液
としては、特開平4−195,037号公報に記載され
たもの、特に実施例、中でも実施例2に記載されたカラ
ー現像補充液、漂白定着補充液を各々用いることができ
る。
【0063】直接ポジカラー感光材料用発色現像液、漂
白定着液、水洗水としては、特開平1−93,739号
公報に記載された発色現像補充液(実施例のもの、特に
実施例2に記載の発色現像補充液)、特開平2−50,
157号公報に記載された発色現像補充液(実施例のも
の、特に実施例4の発色現像補充液、中でもCD−2
0)、特開平2−91,642号公報に記載された発色
現像補充液(実施例のもの、特に実施例1の発色現像補
充液、中でもNo.6)、特開平3−13,941号公
報に記載された漂白定着液(実施例のもの、特に実施例
1の漂白定着液)、特開平3−13,941号公報に記
載された水洗水、特に実施例1に記載のもの、を各々用
いることができる。これらの処理液は、そのまま容器に
収納してのよいし、濃縮して収納してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軟質・薄肉の処理液補充容器を使用した場合にも処理液
を簡単・確実に補充することができるという従来にない
優れた効果がある。
【0065】また、本発明の装置を用いれば、空気酸化
などによって、変化しやすい処理液、特にハロゲン化銀
写真用処理液の補充に有効である。更に、低補充化にと
もなって補充の精度がますます必要となる現状において
も、簡単且つ確実に補充しうる点で好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る処理液補充装置を示す概略断
面図である。
【図2】図1の補充容器受けを示す斜視図である。
【図3】図3(A)は第1実施例に係る処理液補充装置
にセットされる処理液補充容器を示す一部破断した正面
図であり、図3(B)は処理液補充容器の他の一例を示
す図である。
【図4】第1実施例に係る処理液補充装置にセットされ
る処理液補充容器のその他の一例を一部破断したキャッ
プと共に示す正面図である。
【図5】補充位置にある補充容器受けを補充タンクと共
に示す概略断面図である。
【図6】第2実施例に係る処理液補充装置を示す概略断
面図である。
【図7】図5のフレキシブルホースと処理液補充容器と
の接続部の拡大図である。
【図8】処理液補充時の処理液補充容器を補充タンクと
共に示す概略断面図である。
【図9】第2実施例の応用例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10 処理液補充装置 12 外部ケース 16 補充容器受け 18 補充タンク 20 処理液補充容器 20B 首部 20C 口部 22 受け台 24 係止板(首部係止手段) 28 切り欠き 30 立ち上がり部材(液受け) 50 処理液補充装置 52 補充タンク 56 フレキシブルホース(管材) 70 内蓋開放用キリ(開放部材) 76 内蓋 78 保持部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液補充容器の底部を受ける受け台と
    前記処理液補充容器の首部を係止する首部係止手段とを
    有し,感光材料処理装置の外部ケースの外側にその上端
    を中心として補充容器セット位置から補充位置まで起伏
    回動可能に支持された補充容器受けと、 前記外部ケース内にその上端が前記補充位置における前
    記処理液補充容器の首部位置と同程度の高さ以下となる
    ように配置され,その上端に前記補充位置で前記処理液
    補充容器の首部先端の口部に対向可能で当該口部より大
    きな開口部が形成された補充タンクと、 を有する処理液補充装置。
  2. 【請求項2】 前記首部係止手段が、前記処理液補充容
    器の首部を挟持する切り欠きを有する板状部材により形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の処理液補
    充装置。
  3. 【請求項3】 前記補充容器受けが、前記処理液補充容
    器のセット時における当該補充容器の口部の少なくとも
    感光材料処理装置側に前記受け台と反対側に向かって突
    設された液受けを有することを特徴とする請求項1記載
    の処理液補充装置。
  4. 【請求項4】 前記切り欠きが、前記補充容器受けに処
    理液補充容器がセットされた場合に当該処理液補充容器
    の口部が首部より反回動中心側に位置するよう前記首部
    を傾斜状態で保持することを特徴とする請求項2記載の
    処理液補充装置。
  5. 【請求項5】 感光材料処理装置の外部ケース内に配置
    された補充タンクと、この補充タンクにその一端が接続
    され,他端が処理液補充容器の口部に気密性高く且つ着
    脱自在に接続されたフレキシブルな管材と、を有する処
    理液補充装置。
  6. 【請求項6】 前記補充タンクの上方に前記管材に接続
    された処理液補充容器を逆立状態で保持する保持部材を
    設けたことを特徴とする請求項5記載の処理液補充装
    置。
  7. 【請求項7】 前記フレキシブルな管材の他端に、前記
    処理液補充容器との接続時に当該処理液補充容器の内蓋
    を貫通すると共に処理液補充容器の内部を管材の内部と
    連通させる開放部材を設けたことを特徴とする請求項5
    記載の処理液補充装置。
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