JPH075658A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH075658A
JPH075658A JP14656593A JP14656593A JPH075658A JP H075658 A JPH075658 A JP H075658A JP 14656593 A JP14656593 A JP 14656593A JP 14656593 A JP14656593 A JP 14656593A JP H075658 A JPH075658 A JP H075658A
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JP
Japan
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film
photosensitive material
processing
tank
transporting
Prior art date
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Application number
JP14656593A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yoshizawa
誠一 吉澤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送速度の変化に拘らず一定の間隔で感光材
料を挿入可能とする。 【構成】 挿入センサがフィルムの先端を検出する(ス
テップ152)と、LEDを消灯してフィルムの挿入不
可となったことを報知し(ステップ154)、次に挿入
センサがフィルムの後端を検出すると、モータの駆動軸
に連結したエンコーダから出力するパルス数をカウント
して、搬送路に沿ったフィルムの挿入間隔(搬送路に沿
った長さ)に応じて設定した所定値から順次減算する
(ステップ158、160)。これによってカウンタが
「0」となると(ステップ162)、ステップ164、
166へ移行して、新たなフィルムを挿入可能なタイミ
ングとなったことを報知する。このように、フィルムの
実搬送量を測定することによって、フィルムの搬送速度
に拘らず一定の搬送間隔でフィルムを順次挿入するこが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が露光された感光
材料を処理する感光材料処理装置に関し、詳細には、所
定間隔で連続して感光材料を処理可能な感光材料処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニクス分野の進歩に伴い、ハ
ロゲン化銀写真分野においても処理の迅速性が要求され
るようになっている。特にグラフィックアーツ感材、ス
キャナー用感材、X−レイ用感材のような感光材料に対
する迅速処理の要求は益々高くなってきている。ここで
言う迅速処理とは、例えば感光材料の先端が自動現像機
等の感光材料処理装置に挿入されてから現像槽、定着
槽、水洗槽等からなる処理部と乾燥部とを通過して、感
光材料の先端が乾燥部から排出されるまでの時間が20
秒〜60秒であるような処理を言い、このような迅速処
理に合わせて、現像液、定着液等の処理液の検討も種々
行われている。
【0003】この感光材料の迅速処理においては、単に
短時間で感光材料を仕上げるのみならず、多量の感光材
料を処理する必要がある。このためには、短い間隔で連
続して感光材料を感光材料処理装置に挿入して処理する
必要がある。
【0004】しかし、感光材料を連続して挿入した場
合、現像液、定着液等の処理液の処理性能を維持するこ
とも必要であるが、短い間隔で感光材料を次々と挿入す
ると、先に挿入された感光材料の後端に、次に挿入され
た感光材料の先端が接近してしまうことがある。このた
めに、例えば、連続して挿入された感光材料の端部が重
なりあってしまい、この重なりあった部分が充分に処理
が施されない状態で排出されてしまい、感光材料の仕上
がりを損ねてしまうことがある。また、感光材料相互の
間隔を大きくすると、短時間に多量の感光材料を処理で
きないことになる。
【0005】これを解決する方法としては、タイマー等
を用いて先の感光材料の後端が挿入口を通過してから所
定の時間経過してから、次の感光材料を挿入するタイミ
ングをブザー等によって告知するようにして、一定の時
間間隔をおいて感光材料を挿入するようにしたものがあ
る。これによって、連続して挿入される感光材料の間隔
が長くなったり短く成りすぎたりしないようにして、短
時間で多量の感光材料を連続して処理可能としたものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料の挿入間隔を時間によって測定すると、処理槽内での
電源電圧の変動やトルク変動等による感光材料の移動速
度変動が生じた場合、所定の時間間隔で感光材料を挿入
しても、装置内で感光材料の間隔が変動してしまうこと
がある。また、装置内の感光材料の搬送速度を変えると
きには、搬送速度に合わせて感光材料を挿入する間隔を
変えなければならないと言う問題がある。
【0007】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、感光材料処理装置に搬送速度の変化に拘
らず、装置内を搬送される感光材料の間隔を一定に保持
するように感光材料を挿入することができる感光材料処
理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するための
本発明の請求項1に係る感光材料処理装置は、挿入口か
ら挿入された感光材料を駆動手段の駆動力によって搬送
しながら処理液に浸漬して処理する感光材料処理装置で
あって、前記挿入口で挿入される前記感光材料の後端を
検出する検出手段と、前記検出手段が作動した後に前記
駆動手段による前記感光材料の実搬送量を測定する測定
手段と、前記測定手段による測定値が所定量に達したと
きに新たな感光材料の挿入を促す報知を行う報知手段
と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に係る感光材料処理装置
は、請求項1の感光材料処理装置であって、前記測定手
段として、前記駆動手段の駆動源が前記感光材料の単位
搬送量毎にパルス信号を出力するパルス出力手段と、前
記パルス出力手段から出力されるパルス信号をカウント
するカウント手段と、前記カウント手段のカウント値が
所定値に達したときに前記報知手段を作動させる制御手
段と、を有することを特徴する。
【0010】
【作用】上記請求項1に記載の感光材料処理装置では、
検出手段が挿入口を通過する感光材料の後端を検出する
と、測定手段が検出手段が作動した後の感光材料の実搬
送量を測定する。この測定手段の測定値が所定値に達し
たときに、報知手段が次の感光材料の挿入を促すための
報知を行う。この報知手段の作動と共に次の感光材料を
挿入すれば、既に挿入されている感光材料の後端は、所
定量だけ搬送されているため、新たに挿入される感光材
料の先端との搬送路に沿った間隔が所定量より詰まるこ
とがない。
【0011】この測定手段としては、装置内での実際の
感光材料の搬送量が所定量に達したか否かを測定するこ
とができればよいため、例えば、挿入口の検出手段から
感光材料の搬送路に沿って所定の距離を隔てた位置で感
光材料の後端を検出するようにするものであってもよ
い。
【0012】本発明の請求項2に記載の感光材料処理装
置では、感光材料の単位搬送量毎にパルス信号を出力し
て、このパルス信号のカウント値が所定値に達したとき
に、次の感光材料の挿入を促すように報知している。単
位搬送量毎に出力されるパルスをカウントしているた
め、搬送速度が変化したり駆動源の駆動ムラに起因する
搬送ムラが生じても、感光材料が実際に所定量搬送され
るまでに出力されるパルス数は一定であるので、搬送速
度の変化に応じて設定値を変える必要がない。
【0013】
【実施例】図1には、本発明が適用された感光材料処理
装置である自動現像装置10が示されている。この自動
現像装置10は、感光材料としてX−レイ用フィルムで
あるフィルム20を現像、定着、水洗処理したのち、乾
燥処理して仕上げるものである。
【0014】自動現像装置10は、機枠12内に処理液
処理部14及び乾燥部16が設けられている。処理液処
理部14は、内部にフィルム20の搬送方向(図1に示
す矢印A方向)に沿って、区画された現像槽22、定着
槽24及び水洗槽26を備え、また、現像槽22と定着
槽24の間、定着槽24と水洗槽26の間にリンス槽2
8、30を有する処理槽18を備えている。なお、自動
現像装置10では、処理槽18を樹脂の一体成形品とし
ている。
【0015】自動現像装置10の機枠12に形成された
フィルム20の挿入口32の近傍には、外方へ向けて突
設された挿入テーブル34を備え、また、挿入口32の
内方には、挿入テーブル34上に載置され挿入口32か
ら挿入されるフィルム20を引き入れる挿入ローラ36
が配設されている。なお、挿入テーブル34の代わりに
オートフィーダ等を設けてフィルム20を自動的に挿入
するようにしてもよい。また、この挿入口32近傍に
は、挿入センサ94が配設されており、自動現像装置1
0内へ挿入され処理されるフィルム20の先端及び後端
を検出できるようになっている。なお、この挿入センサ
94としては、赤外線反射式等の一般的なセンサが適用
可能である。
【0016】現像槽22内には、現像液が収容されると
共に、図示しないモータによって駆動されてフィルム2
0を搬送する搬送ローラ38を有する現像ラック40が
現像液に浸漬されて配設されている。また、定着槽24
は定着液を収容し、水洗槽26は水洗水を収容してお
り、図示しないモータによって駆動される搬送ローラ4
2、44を備えた定着ラック46、水洗ラック48が各
々定着液、水洗水に浸漬されて配設されている。
【0017】現像槽22、定着槽24及び水洗槽26の
上方には、クロスオーバーラック50が配設されてい
る。このクロスオーバーラック50は、現像槽22、定
着槽24及び水洗槽26の上方に配置されたラック5
2、54、56によって構成されており、各々のラック
52、54、56の下面がガイドの役目を有すると共
に、各処理液が不要に外気と接触するのを防止するため
の浮蓋の役目も合わせ持っている。
【0018】クロスオーバーラック50には、複数のロ
ーラ58、60が備えられ、同一の駆動源から駆動シャ
フト、チェーン、歯車等を介して伝達される駆動力によ
って同一の周速度で回転して、前記現像ラック40、定
着ラック46及び水洗ラック48のローラと共に同一の
速度でフィルム20を搬送するようになっている。
【0019】現像槽22及び定着槽24の下流側に配置
されたリンス槽28、30には、リンス液(本実施例で
は水を使用)を貯留しており、対応しているクロスオー
バーラック50に設けられているローラ60の下側のロ
ーラの外周の一部が浸漬されており、ローラ60が回転
することによってリンス液を汲み上げて、フィルム20
の表面を洗浄すると共に、ローラ自体の表面も洗浄する
ようになっている。フィルム20及びローラ60がリン
ス層28、30内のリンス液で洗浄されることによっ
て、上流側の槽から下流側の槽への処理液の持ち込みを
防止すると共に、ローラ60に付着した処理液成分がフ
ィルム20に転写されることによる処理ムラを防止して
いる。
【0020】また、ローラ58は、上流側の槽から送り
出されたフィルム20を挟持してローラ60の間へ案内
すると共に、フィルム20の表面に付着している前工程
の処理液をスクイズして次工程へ持ち込ませない役目を
有している。
【0021】また、処理槽18の下方には、熱交換器6
2が配設されており、現像槽22、定着槽24内の現像
液、定着液がそれぞれ熱交換器62へ送られ、熱交換さ
れた後に再び、現像槽22、定着槽24へ戻されるよう
になっており、これによって、現像槽22内の現像液、
定着槽24内の定着液が、フィルム20を最適状態に処
理する温度範囲に維持されている。
【0022】処理液処理部14内で各処理槽内を搬送さ
れて処理されたフィルム20は、クロスオーバーラック
50のローラ60によって処理液処理部14に隣接され
た乾燥部16内へ送り込まれる。
【0023】乾燥部16内には、複数のローラ対72よ
って、略水平状態でフィルム20を搬送する搬送路が形
成され、下流部のローラ74とガイド76によって略下
方へ向けられ、機枠12に形成された排出口78から受
け箱80内へ排出されるようになっている。
【0024】また、乾燥部16には、フィルム20の搬
送路を挟んで上下に複数の赤外線ヒータ86が配置され
ている。各々の赤外線ヒータ86は、長手方向がフィル
ム20の搬送幅方向に沿って配置され、フィルム20の
搬送路側には、ステンレスワイヤ等によって形成された
ガイド84がフィルム20の幅方向に沿って設けられ、
搬送路と反対側には、反射鏡82が配設されている。こ
のため、赤外線ヒータ86から輻射された熱は、反射鏡
82によって効率良くガイド84の間からフィルム20
の表面へ向けられ、この輻射熱によって、フィルム20
を加熱して乾燥するようになっている。
【0025】乾燥部16には、赤外線ヒータ86に隣接
してファン88が配設されている。これらのファン88
は、機外の空気を乾燥風として吸い込んで、フィルム2
0の表面へ向けて噴出するようになっている。この乾燥
風によって、フィルム20から蒸発した水分がフィルム
20の表面近傍から除去すると共に、赤外線ヒータ86
によって加熱されたフィルム20の表面温度を所定の範
囲に維持するようにしている。
【0026】また、ローラ74、ガイド76の近傍に
は、フィルム20の搬送路を挟んで吹出パイプ90が配
設されており、この吹出パイプ90には、乾燥部16の
下部に配置されたファン92から例えば機外の空気が乾
燥風として供給される。吹出パイプ90は、この乾燥風
をフィルム20へ向けて吐出して、ローラ74、ガイド
76の間を搬送されるフィルム20の表面近傍の湿度の
高い空気を除去して、フィルム20の乾燥を促進するよ
うにしている。
【0027】ところで、この自動現像装置10には、乾
燥部16の下方に制御部100が設けられている。図2
に示されるように、この制御部100の制御回路102
には、図示しないRAM、ROM、CPU等がバスによ
って接続されたマイクロコンピュータ104が設けられ
ており、自動現像装置10内の各部の制御を行うように
なっている。この制御回路102には、自動現像装置1
0内のフィルム20の搬送路を構成する各ローラへ駆動
力を伝達するモータ106が接続されており、このモー
タ106の駆動によってフィルム20を所定の速度で搬
送するようになっている。
【0028】また、このモータ106の駆動軸106A
には、エンコーダ108が連結されている。このエンコ
ーダ108は、モータ106の駆動軸106Aが所定量
回転する毎にパルス信号を出力するようになっている。
制御回路102では、このエンコーダ108から出力さ
れたパルスをカウンタによって予め記憶されている設定
値から順次減算している。
【0029】さらに、制御回路102には、挿入口32
の近傍に配置されている挿入センサ94、挿入テーブル
34の近傍に配置され、自動現像装置10内へフィルム
20が挿入可能となると鳴動するブザー110及び点灯
して報知するLED112が接続されている。制御回路
102では、挿入センサ94が挿入口32を通過するフ
ィルム20の後端を検出すると、前記したカウンタを作
動させてこのカウンタの減算結果が「0」となるとLE
D112を点灯させると共に、ブザー110を所定時間
(例えば数秒)鳴らして、挿入口32へ次のフィルム2
0を挿入可能なタイミングとなったことを報知するよう
になっている。
【0030】また、制御回路102では、挿入センサ9
4によってフィルム20の先端を検出すると、各処理液
処理部14およに乾燥部16をフィルム20を処理可能
な状態に維持すると共に、フィルム20の先端から後端
を検出するまでの時間等から、挿入されたフィルム20
の処理面積等を演算して、現像液、定着液等が一定の処
理性能を維持するように処理液の補充等を行うようにな
っている。
【0031】なお、本実施例に適用した自動現像装置1
0では、一例としてフィルム20の搬送速度をモータ1
06の回転数を変えられるようになっている。例えば、
11.6(mm/sec)と19.7(mm/sec)の2段階に設
定可能となっており、また、エンコーダ108はモータ
106の駆動軸106Aの一回転当たりの出力パルス数
が12パルスとなるように設定さている。この自動現像
装置10では、フィルム20を連続して処理するときの
互いに隣接するフィルム20の間隔が最低59(mm)と
なるように設定しており、フィルム20が59mmの距離
を搬送される間のエンコーダ108からの出力パルス数
は、モータ106から各ローラへのギヤ比、ローラの外
形寸法及びフィルム20の挿入間隔(59mm)から、モ
ータ106の回転数に拘らず求められ、本実施例に用い
た自動現像装置10では811パルスとなっており、制
御回路102に予め記憶させている。
【0032】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
自動現像装置10によるフィルム20の処理について説
明する。この自動現像装置10では、挿入口32からフ
ィルム20が挿入されると、フィルム20は挿入ローラ
36によって装置内へ引き入れられて現像槽22内へ送
り込まれる。このフィルム20は、現像ラック40によ
って現像液に浸漬されながら搬送されてリンス槽28へ
送り出され、このリンス槽28内でローラ60及びフィ
ルム20の表面に付着した現像液が洗い流される。
【0033】フィルム20は、リンス槽28から定着槽
24内へ搬送され、定着ラック46によって定着液に浸
漬されながら搬送され、リンス槽30でローラ60及び
フィルム20の表面の定着液が洗い流される。
【0034】現像処理、定着処理の終了したフィルム2
0は、水洗ラック48によって水洗水中を搬送されなが
ら水洗され、クロスオーバーラック50のラック56に
設けたローラ58、61によって、表面に付着した水洗
水を絞り取られながら処理液処理部14から乾燥部16
へ送り込まれる。
【0035】乾燥部16では、ローラ対72によってフ
ィルム20を搬送しながら、赤外線ヒータ82によって
加熱して、フィルム20を乾燥する。乾燥されたフィル
ム20は、ローラ74及びガイド84によって排出口7
8へ向けて搬送され、受け箱80へ排出される。
【0036】次に、この自動現像装置10において、多
量のフィルム20を連続して処理するときの、フィルム
20を挿入口32へ挿入するタイミングについて、図3
に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチ
ャートは、挿入口32からのフィルム20挿入タイミン
グ報知ルーチンであり、自動現像装置10の図示しない
電源スイッチが投入されて装置の稼動が開始すると実行
され、自動現像装置10の図示しない電源がオフされて
装置の稼動が終了した時点で終わるようになっている。
【0037】最初のステップ150では、自動現像装置
10の各処理部の立ち上げ処理が終了して、自動現像装
置10でフィルム20の処理が可能となると、LED1
12を点灯させると共に、ブザー110を所定時間鳴ら
して、自動現像装置10内にフィルム20を挿入しても
良いと報知する。このとき、同時に制御回路102のカ
ウンタには、設定値M(本実施例では一例として811
パルス)がセットされる。この後、次のステップ152
では、挿入センサ94によって挿入口32へフィルム2
0が挿入されたか否かを検出している。
【0038】挿入センサ94によって挿入口32へ挿入
されたフィルム20の先端を検出すると、ステップ15
4へ移行して、フィルム20の挿入可能を報知するLE
D112を消灯して、フィルム20の挿入不可を報知す
る。次にステップ156では挿入センサ94によって挿
入口32を通過するフィルム20の後端を確認する。
【0039】挿入センサ94によってフィルム20の後
端の通過を確認されると、図示しないカウンタがエンコ
ーダ108から出力されるパルスのカウントを開始する
(ステップ158)。ステップ160では、モータ10
6の駆動軸106Aの回転に応じてエンコーダ108か
ら出力されるパルスを順次カウントしている。このと
き、本実施例では、予め設定してある設定値Mからエン
コーダ108からパルスが入力される都度、この設定値
Mを順次減算するようにしている。
【0040】ステップ162では、カウンタのカウント
値Mがが減算されて「0」になったか否かを確認してい
る。ここで、カウント値Mが「0」となると、次のステ
ップへ移行して、ブザー110を所定時間鳴らす(ステ
ップ164)と共に、消灯させていたLED112を点
灯させ(ステップ166)て、次のフィルム20が挿入
可能なタイミングとなったことを報知して、次のフィル
ム20の挿入を促す。
【0041】自動現像装置10では、モータ106の回
転を歯車等を介してローラに伝達して、各ローラを均一
な周速度で回転させてフィルム20を搬送しているた
め、モータ106の単位駆動量(回転角度)当たりのフ
ィルム20の搬送速度はモータの駆動速度に拘らず一定
である。このモータ106の単位駆動量当たりに出力さ
れるパルス数をカウントすれば、フィルム20の搬送速
度に拘らず、フィルム20が所定量搬送されたか否かを
正確に検出することができる。
【0042】このように、エンコーダ108によってフ
ィルム20を搬送するモータ106の単位駆動量毎、す
なわち、フィルム20の単位搬送量毎にパルスを出力し
ているため、駆動源(モータ106)の駆動速度が代わ
った場合でも、モータ106の駆動量に応じたフィルム
20の搬送量は変化することがないため、常に一定の搬
送間隔でフィルム20を連続して挿入することができ
る。
【0043】例えば、フィルム20の挿入間隔を時間に
よって設定した場合、駆動源の駆動速度、すなわち、フ
ィルム20の搬送速度を変える毎にフィルム20の挿入
間隔となる時間を設定し直す必要がある。これに対し
て、本実施例に示すように、フィルム20の実搬送量を
基準とすれば、フィルム20の挿入間隔(搬送路に沿っ
た離間距離)が同じでよければ、設定値を変更する必要
がない。
【0044】なお、本実施例では、モータ106にエン
コーダ108を連結してフィルム20の搬送量に応じて
パルスを出力したが、パルスの出力する基準となる駆動
軸は、モータ106の駆動軸106Aに限らず、例え
ば、末端のローラ等の回転軸の回転量に応じてパルスを
出力するものであってもよく、また、各ローラへ駆動力
を伝達する中間の歯車等の回転軸の回転量に応じてパル
スを出力する構成であってもよい。
【0045】また、フィルム20の実搬送量を測定する
手段としては、挿入センサ94とフィルム20の搬送路
に沿って所定の距離離間してセンサを配置し、このセン
サがフィルム20の後端を検出したときに、報知手段を
作動させるようにしてもよい。
【0046】さらに、本実施例では、エンコーダ108
の出力をカウントするとき、カウンタによって設定値か
ら減算するようにしているため、例えば、報知手段とし
て複数個のLED112を設けて、一定量減算される毎
に順次LEDを点灯させるようにすれば、次のフィルム
20の挿入のタイミングを予め予測することが容易とな
り、ブザー110が鳴り出す所定のタイミングで遅滞な
く次のフィルム20を挿入することができ、より円滑に
多量のフィルム20を連続して処理することができる。
【0047】なお、本実施例の自動現像装置10は、本
発明は適用される感光材料処理装置の構成を限定するも
のではなく、例えば、X−レイ用フィルムに限らず、グ
ラフィックアーツ用フィルム等の他のフィルムを処理す
る感光材料処理装置や、フィルムに限らず印画紙等の他
の感光材料を処理する感光材料処理装置に適用すること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の感光材料処
理装置では、感光材料の装置内での実搬送量が所定値に
達したときに、次の感光材料の挿入を促すように報知し
ているため、装置内での搬送速度の変化に拘らず、常に
一定の間隔で感光材料を挿入することができる。これに
よって、短時間に連続して多数枚の感光材料を円滑に処
理することができると共に、挿入間隔が詰まってしま
い、感光材料に未処理部分が生じて、感光材料の仕上が
りを損ねてしまうことがなく、一定の品質で感光材料を
処理することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用した感光材料処理装置である自
動現像装置の概略構成図である。
【図2】本実施例の自動現像装置の制御部の概略ブロッ
ク図である。
【図3】制御部でのフィルムの挿入タイミングを報知す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動現像装置(感光材料処理装置) 20 フィルム(感光材料) 94 挿入センサ(検出手段) 100 制御部 102 制御回路(カウント手段、制御手段) 106 モータ(駆動手段) 108 エンコーダ(パルス出力手段、測定手段) 110 ブザー(報知手段) 112 LED(報知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入口から挿入された感光材料を駆動手
    段の駆動力によって搬送しながら処理液に浸漬して処理
    する感光材料処理装置であって、前記挿入口で挿入され
    る前記感光材料の後端を検出する検出手段と、前記検出
    手段が作動した後に前記駆動手段による前記感光材料の
    実搬送量を測定する測定手段と、前記測定手段による測
    定値が所定量に達したときに新たな感光材料の挿入を促
    す報知を行う報知手段と、を有することを特徴とする感
    光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段として、前記駆動手段の駆
    動源が前記感光材料の単位搬送量毎にパルス信号を出力
    するパルス出力手段と、前記パルス出力手段から出力さ
    れるパルス信号をカウントするカウント手段と、前記カ
    ウント手段のカウント値が所定値に達したときに前記報
    知手段を作動させる制御手段と、を有することを特徴す
    る請求項1の感光材料処理装置。
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