JPH0757024B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH0757024B2
JPH0757024B2 JP62287310A JP28731087A JPH0757024B2 JP H0757024 B2 JPH0757024 B2 JP H0757024B2 JP 62287310 A JP62287310 A JP 62287310A JP 28731087 A JP28731087 A JP 28731087A JP H0757024 B2 JPH0757024 B2 JP H0757024B2
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隆 降旗
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恭一 細川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号の一垂直走査期間を複数個に分割して
磁気テープに記録する映像信号記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、例えば高品位TV信号などの映像信号の一垂直
走査期間(1フィールド)を複数個に分割して、それぞ
れ異なるトラックに記録する方法が試みられている。上
記方式は一般にセグメント記録方式と称されているが、
その具体例としては、アイ・イー・イー・イー,トラン
ザクションオン シーイー32,2,1986−5(IEEE Trans
・onCE−32,No.2,May1986)における“ア・ハイ−デフ
ィニション・ミューズ・ブイシーアール・ウィズ・アナ
ログ・セグメント・レコーディング・メソッド”(A HI
GH−DEFINITION MUSE VCR WITH ANALOG SEGMENT RECORD
ING METHOD)がある。この例では、入力映像信号として
帯域圧縮され高品位TV(ハイビジョン)信号、即ち、い
わゆるMUSE(ミューズ)信号を用いており、上記MUSE信
号の1フイールドを4つのセグメントに分割し、回転ヘ
ッドを通常の4倍回転させて、1フィールドの信号を4
本のトラックに分割して記録している。このとき、各ト
ラックから再生された信号のつなぎ目で生じる不連続部
については、記録時にあらかじめ、対接する2つのヘッ
ドのオーバーラップ部分において冗長期間を設け、再生
時には上記冗長期間内でヘッド切換を行なうことによ
り、映像信号中には全く不連続を生ずることなく再生信
号を得ることができる構成となっている。
ところで、上記セグメント分割記録方式においては、1
フィールドを構成する4つのセグメントのうちいずれの
セグメントが1フィールドの先頭のセグメントであるか
を示す必要があり、再生時にはその結果に基づいた処理
を行なう。この目的を達成するために、上記VTRにおい
ては1フィールドの先頭のセグメントの最初の複数水平
走査期間にわたり負極性の垂直同期信号を記録し、再生
時には上記垂直同期信号を低減濾波器により検出(積分
検出)し、再生時の信号処理の基準信号として用いてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では、再生時の信号処理の基準信号として
1フィールドに1回だけ記録されている垂直同期信号が
用いられている。したがって、再生時の信号処理も、1
フィールドもしくは1フレームを単位として行なわれ
る。その結果、ドロップアウト等に対する同期信号の保
護も1フィールドもしくは1フレームが処理単位とな
り、例えば同期保護しきれない様な再生信号の欠損が生
じると、再生画への影響も1フィールドあるいは1フレ
ームの期間に及び画質を大きく損なうという問題があ
る。さらに、上記従来技術では、1フィールドを構成す
る4つのセグメントのうち、1フィールドの先頭に相当
するセグメントだけに、複数の水平走査期間にわたって
垂直同期信号が記録されている。その結果、上記先頭の
セグメントだけが実際の映像信号が記録できる有効なラ
イン数が少なくなり、セグメント間にライン数のアンバ
ランスが生じ、信号処理がセグメント毎に変則的となる
という問題があった。
本発明の目的はかかる問題点に鑑み、セグメント分割記
録方式において、従来、各フィールドの先頭のセグメン
トを検出するために挿入されていた垂直同期信号を用い
ずに、再生時の信号処理をセグメント単位で完結できる
構成となし、セグメント分割記録方式における再生時信
号処理の信頼性を向上させた映像信号記録再生装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、各セグメントを構成する先頭部分に位置す
る1乃至複数の水平走査期間に、セグメントの先頭を示
す同一形式の負極性信号を記録時に挿入し、再生時に
は、上記負極性信号を積分検出により安定に検出し、そ
の時点でのヘッド切換信号及びサーボ位相制御用の基準
信号等の極性より、再生中のセグメントを識別すること
により達成される。
〔作用〕
上記の方式によると、各セグメントの先頭位置は、各セ
グメントに挿入された負極性信号を用いて検出すること
が可能であり、また、セグメントの番号(即ち、1フィ
ールドもしくは1フレーム内で何番目のセグメントに相
当するかを示す番号)を識別することも可能である。そ
の結果、各セグメントの信号配置はほぼ同一となり、再
生時の信号処理をセグメント毎に完結させて行なうこと
が可能となり、ドロップアウト等の外乱に対しても安定
な、信頼性の高い信号処理を実現することが可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は2ヘッド形ヘリカルスキャン式VTRに本発明を
適用した場合の映像信号の記録装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図はその動作説明用の波形図、第3図は
これにより得られるトラックのパターンを示す図であ
る。
第1図において、磁気テープ1はキャプスタンモータ20
により走行され、キャプスタンモータ20はキャプスタン
サーボ回路21により一定速で回転制御される。磁気ヘッ
ド4a,4bは互いにアジマス角が異なり、ディスク2の上
に互いに180゜の角度で取付けられてディスクモータ6
によりディスク2と共に回転される。テープ1はディス
ク2に180゜より多目に巻付けられ、このためヘッド4a
と4bがテープ1上を同時に対接する部分、即ちトラック
上で第3図のQ1,Q2に示すいわゆるオーバラップ部が形
成される。ディスク2には二つのマグネット3a,3bが互
いに180゜の角度で取付けられており、これをタックヘ
ッド5で検出して、ヘッド4a,4bの回転に同期したタッ
クパルス(第2図のc)をタックヘッド5より得る。こ
のタックヘッド5からのタックパルスは位相調整回路7
によりヘッド4a,4bとテープ1が所定の相対位置関係に
なるように位相調整されてのち、具体的には、第2図c
に示すように時間τ遅延されてのち、その出力はパル
ス形成回路8に供給される。このパルス形成回路8から
はヘッド4a,4bの回転に同期したデューティ比50%のパ
ルス(第2図のd、以下これをヘッド切換信号と称す
る。)が出力される。140は同期情報出力回路であり、
端子200からの入力映像信号(第2図のa)よりそれに
含まれる垂直同期情報に基づく信号(例えば第2図aの
垂直ブランキング期間τに含まれている斜線部に示す
信号)VSと、水平同期信号あるいはバースト信号などの
水平同期情報に基づく信号HSを出力する。該回転140か
らの垂直同期情報VS(第2図のb)はディスクサーボ回
路9に記録時のサーボ基準信号として供給される。この
ディスクサーボ回路9において、上記回路140からの垂
直同期情報VSと上記回路8からのヘッド切換信号とが位
相比較され両者の位相差に応じた誤差信号が出力されデ
ィスクモータ6に供給される。その結果、上記垂直同期
情報VSとヘッド切換信号の両者が互いに位相同期するよ
うに、更に具体的には、第2図に示すように、垂直同期
情報VS(第2図のb)とヘッド切換信号(第2図のd)
との位相差時間がτとなるように、ディスクモータ6
が回転制御される。
ここで、一般にnセグメント記録を行う場合、すなわ
ち、映像信号の1フィールドをn分割してn個のトラッ
クに分けて記録する場合に、映像信号のフィールド周波
数をf0とすると、上記第1図に示した2ヘッド形VTRに
おけるディスクモータ6の回転数M、次式を満たすよう
にディスクサーボ回路9にて定められる。
この第1図の実施例において、上記従来例に記載の高品
位TV信号に本発明を適用した場合につき、f0=60Hz,n=
4,従って、上記(1)式よりM=120rpsとする4セグメ
ント記録の場合について、以下にその動作を説明する。
なお、この場合にトラック長手方向の180゜の期間(第
2図及び第3図のTに示す期間)に記録し得る映像信号
の水平走査線(ライン)数Xは、映像信号の1フィール
ド当りのライン数をNとすると、次式で与えられ、 水平走査線数がフィールド当り562.5本(フレーム当り1
125本)の高品位TV信号の場合には、Xは次式で与えら
れる。
x=140.625 ……(3) 本発明においては、後述するように、各トラック長手方
向の180゜の期間Tに、〔X〕(Xを越えない最大の整
数で、上記(3)式の場合、〔X〕=140)ライン以下
の映像信号を記録するように成すものである。
上記第1図に示す実施例では、上記期間Tに記録するラ
イン数N1を、 〔X〕≧N1=137 ……(4) とし、さらに第3図に示すように期間Tに記録する各ト
ラックの初めの2ラインに負極性の信号(以下、V信
号)を挿入した場合を示している。
即ち、本実施例においては、1トラックに記録されるラ
イン数は、映像ラインがN1=137ライン,及びV信号2
ラインの合計189ラインとなる。
なお、上記第2図,第3図に示す添数字1〜548は、テ
ープ上に記録される映像信号のライン番号を示す。
次に、第1図の一点破線に示すブロック100aは、本発明
に係わる記録時の時間軸変換装置を示す。同図で、200
は映像信号の入力端子、300は時間軸変換装置100aで時
間軸変換された記録すべき映像信号の出力端子である。
101は端子200からの映像信号もディジタル信号に変換す
るA/D変換回路、102はRAMなどで構成されるメモリ、103
はA/D変換回路、104はブランキング信号挿入回路、110
は書込みクロック生成回路、111は書込みアドレス制御
回路、120は読取りクロック生成回路、121は読取りアド
レス制御回路、122は基準スタートパルス生成回路、130
はブランキング信号生成回路である。
書込みクロック生成回路110は、上記回路140からの水平
同期情報HSに同期した書込みクロックCP1を生成し出力
する。この書込みクロックCP1は書込みアドレス制御回
路111とA/D変換回路101に供給される。書込みアドレス
制御回路111はカウンタなどで構成されており、上記回
路140からの水平同期情報HSによって計数開始され、上
記回路110からの書込みクロックCP1を計数して、その計
数値に対応するアドレス信号が出力されて、メモリ102
の書込みアドレス信号として供給される。このアドレス
信号は上記水平同期情報HSによって水平走査周期毎に逐
次更新されて行く。従って、端子200からの入力映像信
号(第2図のa)は、上記回路110から出力された書込
みクロックCP1と同期して、A/D変換回路101で逐次ディ
ジタル信号に変換され、その出力は上記回路111からの
アドレスに応じて水平走査周期単位でメモリ102に逐次
書込まれて行く。
次に、読取りクロック生成回路120は、上記回路110から
の書込みクロックCP1に同期した読取りクロックCP2を生
成し出力する。この読取りクロック生成回路120の一実
施例を第4図に示す。
第4図において、310は上記回路110からの書込みクロッ
クCP1の入力端子、320は読取りクロックCP2の出力端子
である。端子310からの書込みクロックCP1は分周回路30
1にて適宜1/k(kは1以上の整数)に分周され、その出
力は位相比較回路302の一方に供給される。位相比較回
路302の他方の入力には、電圧制御発振回路304からの出
力を分周回路305にて適宜1/m(mは1以上の整数)に分
周した出力が供給される。この位相比較回路302にて上
記回路301と305からの出力が位相比較され両者の位相差
に応じた位相誤差信号が該回路302より出力される。こ
の回路302からの出力は位相補償回路303を介して電圧制
御発振回路304の制御電圧として供給される。該回路304
からの出力は読取りクロックCP2として端子320に出力さ
れる。以上の回路によりPLL回路が構成され、上記回路3
04からの読取りクロックCP2は、端子310からの書込みク
ロックCP1に位相同期結合される。以上で構成される読
取りクロック生成回路120からの読取りクロックCP2の周
波数f2は、上記回路110からの書込みクロックCP1の周波
数f1とすると、次式で与えられる。
以上の読取りクロック生成回路120からの読取りクロッ
クCP2は、読取りアドレス制御回路121とD/A変換回路103
に供給される。
11は遅延回路であり、上記回路8からの出力(第2図の
d)の立上り及び立下りの両エッジでトリガされて、所
定時間幅τのパルス(第2図のe)を出力する。この
遅延回路11からの出力は基準スタートパルス生成回路12
2に供給され、この回路122にて上記回路11からの出力の
立下りよりパルス(第2図のf)が生成され出力され
る。この回路122からの出力パルスは、上記タックヘッ
ド5からのタックパルス(第2図のc)に同期してお
り、従って上記ヘッド4a,4bの回転に同期しており、ヘ
ッド4a及び4bの走査周期(第2図のTに示す周期)ごと
に、記録信号を生成する際の各種信号処理の開始を指令
する基準スタートパルスRSとして読取りアドレス制御回
路121に供給される。
読取りアドレス制御回路121はカウンタ等で構成され、
上記回路122からの基準スタートパルスRSによってその
動作が開始される。
この読取りアドレス制御回路121の一実施例を第5図に
示す。
第5図において、420は上記回路120からの読取りクロッ
クCP2の入力端子、421は上記回路122からの基準スター
トパルスRSの入力端子、422は読取りアドレス信号の出
力端子である。端子421からの基準スタートパルスRS
は、ラツチ回路401にて端子420からの読取りクロックCP
2に同期化される。該回路401からの出力は、ORゲート40
2を介してカウンタ404のリセット入力Rに入力され、こ
れによりカウンタ404はリセットされる。また、カウン
タ404のクロック入力CKには、端子420からの読取りクロ
ックCP2がANDゲート403を介して供給される。408はR/S
フリップフロップ回路であり、上記回路401からの出力
によりセットされ、その出力Q(第2図のi)は高レベ
ル“H"となる。これにより、ANDゲート403が開いて、端
子420からのクロックCP2がカウンタ404に供給されて計
数開始する。405はカウンタ404の計数値をデコードする
デコーダであり、上記カウンタ404の計数値No(この実
施例では、映像信号(第2図のa)の一水平走査期間内
の上記書込みクロックCP1のクロック数に等しくなるよ
うにNoの値が設定される。)になったときにパルスを出
力する。このデコーダ405からの出力パルス(第2図の
g)は、ORゲート402を介してカウンタ404のリセット入
力Rに供給され、これによりカウンタ404は再びリセッ
トされて計数が再開始される。以上の動作がデコーダ40
5からの出力パルスに基づいて繰り返される。
次に上記デコーダ405からの出力はカウンタ406のクロッ
ク入力CKに入力される。また、該カウンタ406のリセッ
トに入力Rには、上記回路401からの出力が供給され、
これによりカウンタ406はリセットされて、デコーダ405
からの出力パルスを計数開始する。デコーダ407は、カ
ウンタ406の計数値をデコードし、本実施例においてはN
11=2+N1となったとき、より具体的にはN1は先に述べ
たように1トラックに記録すべき映像信号の有効ライン
数であり、N1=137、また、トラックの先頭に記録すべ
きV信号の2ライン分を合計し、N11=139となったとき
にパルスを出力する。
このとき、実際に映像信号をメモリから読み出して記録
するのは、上記のように1トラックに記録される全139
ラインのうち、初めの2ラインを除く137ラインであ
る。上記した2つのカウンタ即ち、カウンタ404及び406
のうち、カウンタ404はメモリ102に書込まれている映像
信号を読出すに際し、1ライン内部のアドレスを生成
し、一方カウンタ406は、ライン単位のアドレスを生成
する役割りを果たす。しかしながら、上記の如く、基準
スタートパルスRS以降の最初の2ラインはV信号を生成
する必要があり、実際に上記カウンタの出力をアドレス
信号として供給するのは、3ライン目以降とする必要が
ある。そこで、第5図の実施例では、カウンタ406の出
力信号から、各トラックの最初の2ラインに相当する期
間、即ち、V信号生成期間を2ライン検出回路425で検
出し、さらに、上記カウンタ404及び406の出力を禁止す
るためのゲート回路426を設けることによって、上記V
信号生成期間においては、メモリに対して読取りアドレ
スを出力しない構成としている。
一方、上記V信号は、上記回路425からの2ライン検出
信号に応答してV信号生成回路427にて生成され、端子4
28を介して、上記信号挿入回路170に供給され、上記V
信号生成期間においてはこのV信号が挿入される。
また、上記フリップフロップ回路408はデコーダ407から
の出力によりリセットされ、その出力Q(第2図のi)
は低レベル“L"となる。これにより、ANDゲート403は閉
じ、従って上記カウンタ404及び406の計数は一時的に停
止される。
以上の動作が端子421からの基準スタートパルスRSの周
期Tで繰返し行なわれる。したがって、端子422から出
力される読取りアドレス信号によってメモリ102から逐
次読取られ、上記回路170を介してD/A変換回路103にて
アナログ信号に変換されて出力される映像信号は、第2
図のhに示すような形態となる。
すなわち、各セグメントの先頭2ラインではV信号が出
力され、その後の137ラインでは映像信号が出力され
る。この結果、4つのセグメントより成り立つ一垂直走
査期間では総計8ラインのV信号と548ラインの映像信
号が出力される。第2図のhに示される出力形態は次の
垂直走査期間においてもまったく同様であり、フィール
ド周期で繰返されて同様の形態で出力される。
一方、上記N1の値は前記(4)式を満たすように定めら
れているから、第2図のhに示すように、上記各ヘッド
の走査の変わり目で映像信号の出力されない(ないしは
出力されても再生時においてはそれを特に必要としな
い)冗長の期間τを生ぜしめることができる。この冗長
期間では、原映像信号(第2図のa)の水平走査周期TH
と、前記(3),(4),(5)式を用いて、次式で与
えられる。
ここで、m/kは前記第4図に示した分周回路301及び305
の分周値(k,m)の比に相当する。これより明らかなよ
うに、上記冗長期間τを一般に大きくすることが可能と
なる。具体的には、上記実施例において、 とすれば、冗長期間τをTHより大きくできる。
ところで、本実施例においては、上記冗長期間τは、再
生時のヘッド切換をこの期間内で行わせる為に設けられ
たものであり、これを実現するために、上記冗長期間τ
は必ずテープのオーバラップ領域に記録する必要があ
る。一方、前述の信号Vは、映像信号以外の信号が記録
されているので、冗長期間に含まれる信号であるが、必
ずしもオーバラップ領域に記録する必要はない。そこ
で、上記の冗長期間τは今後、冗長期間の前半τ,もし
くは単に冗長期間τと称し、信号Vはこれに引続き生成
・記録される信号であるので、必要に応じて冗長期間の
後半、もしくは単に信号Vと称することとする。
なお、本発明においては、上記m及びkの値は任意に定
めることができるものであり、特にm=の場合、即ち、
書込みクロックCP1の周波数(f1)と読取りクロックCP2
の周波数(f2)が同じであっても良く、この場合には、
上記読取りクロック生成回路120は特には必要とせず、
上記回路110からの書込みクロックCP1を直接上記回路12
1と回路103に供給すれば良く、本発明の主旨にそうもの
である。
第5図に示す読取りアドレス制御回路121の回路408か
ら、第2図のiに示すように、上記の冗長期間τに対応
した(具体的には、冗長期間τで“L"となり、それ以外
で“H"となる)出力が得られる。この回路408からの出
力は端子423を介して第1図に示すブランキング信号生
成回路130に供給される。該回路130にて上記冗長期間τ
で適宜所定のブランキング信号(例えば、上記D/A変換
回路103から出力される映像信号の黒レベルあるいはグ
レイレベルなどの一定レベルに相当する信号(第2図j
のS1)、ないしはその一定レベルにこの冗長期間τの所
在を指針する同期情報などの任意の信号を付加した信号
(第2図jのS2))が生成されて出力される。ブランキ
ング信号挿入回路104にて、上記D/A変換回路103から出
力される映像信号の上記冗長期間τで上記回路130から
のブランキング信号が挿入される。かくして、該回路10
4から出力される映像信号(第2図のj)は出力端子300
を介して記録映像処理回路30aに供給され、該回路30aで
適宜記録処理されてのち、その出力は上記ヘッド4a及び
4bに供給されてテープ1に逐次記録される。
なお以上の第5図に示した読取りアドレス制御回路121
において、上記カウンタ406の計数出力を水平走査単位
の読取りアドレス信号として兼用させた場合を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、同図の破
線経路で示すように、上記デコーダ405からの出力パル
スを計数するカウンタ409を別途設け、上記カウンタ406
からの計数出力の代わりに、該カウンタ409の計数出力
を上記水平走査単位の読取りアドレス信号として端子42
2に出力しても良い。この場合に、上記メモリ102のフィ
ールド周期の読取り開始の動作を確実に行わせるために
(具体的には、前記したようにメモリ102の第1のメモ
リM1に書込まれたライン番号1の映像信号から読取りを
開始させるために)、上記回路140からの垂直同期情報V
Sを端子424を介してリセットパルス選択回路410に供給
し、該回路410にて上記回路401からの出力パルスより原
映像信号の垂直ブランキング期間τ内に含まれる(第
2図fのP1,P2,…に示す)パルスを選択分離し、該回路
410からの出力パルス(第2図のk)によって上記カウ
ンタ409はリセットされる。以上後者の方法によれば、
上記メモリ102を構成するラインメモリの数を任意に設
定することができ、上記一連の書込み及び読取りの動作
をラインの過不足なく確実に行わせることのできる効果
が得られる。
以上の本発明の記録方法により得られるテープ上のトラ
ックのパターン図を第3図に示す。
第3図において、Ta1,Ta2,Ta3,…は上記ヘッド4aの走査
により記録形成されるトラックを示し、Tb1,Tb2,Tb3,…
は上記ヘッド4bの走査により記録形成されるトラックを
示す。また同図の破線A及びBは上記パルス形成回路8
からの出力されるヘッド切換信号(第2図のd)の立上
り及び立下りの位相がテープ1上で相当する位置を示
す。また、斜線部に示す期間τは上記の冗長期間τに相
当する。なお、各トラックの添数字(1〜548)は前記
した記録映像信号のライン番号を示す。
ここで、各トラックの先頭2ラインに記録されているV
信号の形態の一例を第6図に示す。第6図において、a
は第2図で示された信号hであり、これに対応する実際
の記録信号の形態が同図bに示されている。上記V信号
生成回路427で生成されるV信号は、第7図で後述する
ような再生時の時間軸変換に用いる所定周波数のバース
ト信号を生成する期間(第6図bのK1)と、映像信号の
黒レベルよりも低いレベルの負極性信号の期間(第6図
bのK2)とを有している。第6図に示した信号形式の一
例では、上記V信号が2ライン連続して記録されている
場合を示している。
なお、ライン番号1から548の入力映像信号中に上記所
定周波数のバースト信号が含まれていない場合には、第
6図bに示すように各水平走査期間の所定の期間K3にお
いて上記バースト信号がV信号生成回路427により生成
される。このバースト信号は端子428を介して第1図の
信号挿入回路170に送られ、その結果、D/A変換器103の
出力信号として、第6図bに示されるようなバースト信
号の付加された映像信号が得られる。
さて、上記のようにして、V信号を設けることにより、
再生時には低減濾液器を用いた積分検出方式によってV
信号を確実に検出することが可能であり、もって各トラ
ックの先頭を高信頼度に検出し、各トラック毎の同期検
出・保護等の信号処理を確実に行なうことができる。ま
た、後に述べる方式によりV信号を検出した時点でのサ
ーボ信号の極性等の判別により、その時のセグメントが
映像の1フレームあるいは1フィールド中で何番目のセ
グメントに相当するかを示す「セグメント番号」を識別
することが可能となり、上記セグメント番号に従った再
生信号処理を行うことができる。
また本実施例においては、上記V信号や冗長期間τを挿
入することにより、結果的に上記の時間軸変換装置100a
から出力されて記録される映像信号のライン数は不足す
ることになる。具体的にはフィールド当たりライン番号
1から548までの総計548ラインの映像信号が記録され、
1フィールドの総ライン数562.5に対して14.5ラインは
記録されないこととなる。しかしながら、本発明におい
ては上記記録方法に生ずる。上記記録信号のライン数の
不足を原映像信号に含まれる垂直ブランキングτの期
間内で補なうようにするものである。
上記に関しては特にその記録時において、第1図のディ
スクサーボ回路9によって、上記したライン数の欠落す
る位置(第2図のx1,x2,…に示す位置)が原映像信号
(第2図のa)の垂直ブランキングτ内に位置するよ
うにヘッド4a,4bの回転位相が制御される。こうするこ
とによって、上記ライン数の欠落が生じでも、その欠落
されるライン原映像信号の垂直ブランキング期間内のも
のであるため、それを再生して得られる再生画面上で映
出されるべき映像情報の欠落とはならず何ら問題はな
い。
次に上記により記録された映像信号を再生して元の映像
信号を復元するための本発明による再生装置の一実施例
を第7図に、その動作説明用の各部波形図を第8図に示
す。
第7図においては、前記第1図の記録装置の一部と共通
にできるので、その共通部分には同一の番号を付した。
また、これら共通部分の動作は前記と同様であるのでそ
の説明は省略する。
ヘッド4a及び4bによりテープ1より交互に再生される映
像信号は再生映像信号処理回路30bにて適宜再生処理さ
れたのち、その出力(第8図a)は時間軸変換装置100b
供給される。同期情報出力回路140′にて上記回路30bか
らの再生映像信号より各トラックの先頭2ラインに記録
された信号V(第8図のc)と、上記第6図に示したバ
ースト信号を含む水平同期情報HS′(第8図のd)が分
離出力される。書込みクロック生成回路110′におい
て、上記回路140′からの水平同期情報HS′に同期した
書込みクロックCP2′が生成出力される。
この書込みクロックCP2′の生成方法としては、該再生
映像信号に含まれる上記水平同期情報HS′に瞬時瞬時位
相同期して少なくともその一水平走査期間にわたって連
続したクロックを得るような方法が用いられる。また、
この書込みクロックCP2′は前記第1図の読取りクロッ
クCP2と同じ周波数(f2)となるように生成される。該
回路110′からの書込みクロックCP2′により、上記回路
30bからの再生映像信号がA/D変換回路101にて逐次ディ
ジタル信号に変換される。書込みアドレス制御回路11
1′はカウンタなどで構成され、上記回路140′からの水
平同期情報HS′により計数開始され、上記回路110′か
らの書込みクロックCP2′を計数し、その計数値に対応
するアドレス信号が出力されてメモリ102の書込みアド
レス信号として供給される。このアドレス信号は上記水
平同期情報HS′によって水平走査周期単位で逐次更新さ
れ、したがって、上記回路101からの出力は水平走査単
位でメモリ102に逐次循環的に書込まれてゆく。
ここで上記第1図で述べたように、上記ヘッド4a及び4b
の走査の変わり目に、即ち上記回路8からのヘッド切換
信号(第8図のb)の立上り及び立下りの位相に相当
し、前記第3図の破線A及びBに示す位置に上記冗長時
間τが位置するように記録されているため、上記ヘッド
切換信号によって上記冗長時間τの所在位置を検知でき
る。従って上記回路30bにおいて上記回路8からのヘッ
ド切換信号によってヘッド4a及び4bより再生される映像
信号を交互に切換えることによって、ヘッド4a,4bの走
査期間Tに含まれる映像信号をラインの過不足なく、す
べて確実に再生させることができる。
また、このとき、各セグメントに対応するセグメント番
号は第7図のセグメント番号検出回路150によって検出
され、再生中のセグメントが映像の1フレーム中で何番
目のセグメントに相当するかによってメモリへの書き込
みアドレスを適宜制御することによって、再生信号のラ
イン番号が正しい順序に従って処理される。
すなわち、1フィールド内においては、上記セグメント
番号検出回路150によって、セグメント番号1のセグメ
ントが検出され、これを再生するヘッド4aの1フィール
ド内の初めの走査期間Tでは、ライン番号1,2,3,…,137
の順で再生され、次のヘッド4bの走査期間Tではライン
番号138,139,…,274の順で、次のヘッド4aの走査期間T
ではライン番号275,276,…,411の順で、更に次のヘッド
4bの走査期間ではライン番号412,413,…,548の順で逐次
再生され、以上の動作がフィールド周期で繰返し行なわ
れて一つに連続した映像信号(第8図のa)が上記回路
30bより出力される。
上記の処理を正しく行なうための基準となるセグメント
番号検出回路150の一構成例を第9図に、また、その動
作を説明する各部波形図を第10図にそれぞれ示す。第9
図において、セグメント番号検出回路150は、サーボ基
準信号入力端子157,ヘッド切換信号入力端子158,及び再
生V信号入力端子159の3つの入力端子から入力される
信号から、再生中のセグメント番号を検出し、その結果
を判定出力端子160を介して、書き込みアドレス生成回
路111′へ送出する回路である。
まず、フレーム周期(30Hz)のモータサーボ系基準信号
(第10図のa,以下REF30)に対して、ヘッドドラムの回
転位相が同期するように制御される結果、第10図に示さ
れるように、再生映像信号(第10図のb)も上記REF30
と一定の位相関係となる。本実施例においては、各トラ
ックの先頭2ラインに同一形式のV信号が記録されてお
り、再生される映像信号そのものからは、その時点で再
生されているセグメント番号を判定することは不可能で
ある。そこで上記のセグメント番号検出回路150では、
まずヘッド切換信号(第10図のc)の立上りエッジを、
エッジ検出回路153で検出し(第10図のd、以下エッジ
検出信号)、上記エッジ検出信号をDフリップフロップ
(D−FF)151,152のクロック信号として用い、一方、R
EF30を上記D−FF151のデータ入力として、ヘッド切換
信号に同期化した信号DREF31(第10図のe)を得る。さ
らにD−FF152では、上記DREF31を入力として、DREF32
(第10図のf)を得る。上記のようにして得られた3つ
の信号、即ち、ヘッド切換信号,DREF31及びDREF32を3
ビットの入力とするセグメント判定回路154により、セ
グメント番号1〜8が判定される。より具体的には、再
生信号中より各セグメントの先頭を示すV信号(第10図
のg)が検出された時点で、セグメント判定回路154の
3ビットの入力信号の極性より判定される。例えば、セ
グメント番号が1のときには、ヘッド切換信号は“H"レ
ベル、DREF31,DREF32はそれぞれ“H"レベル、“L"レベ
ルとなっており、上記3ビットパターンが得られたとき
は、セグメント番号は1と判定される。
また、第9図の実施例においては、再生信号中より検出
されたV信号の誤検出を防止するためにV信号保護用の
ゲート信号(第10図のi)を、ヘッド切換信号を入力と
する遅延回路155によって生成し、上記ゲート信号“H"
レベルにある期間でのみ、ゲート回路156を開くことに
より、上記期間以外でのV信号の誤検出を防止してい
る。
上記の如く、各トラック先頭位置に記録されているV信
号を、上記保護方式を併用して正確に検出し、またセグ
メント番号の判定も上記方法によって確実に行なうこと
が可能となり、再生時の信号処理における信頼度を著し
く向上させることができる。
一方、上記回路111′において、上記ヘッド4a,4bの走査
周期Tごとに回路140′からの水平同期情報HS′(第8
図のd)が所定数(この実施例では137)計数され、そ
の計数終了後次の水平同期情報HS′が入力されるまでの
期間、即ち上記冗長期間τに相当する期間及びV信号が
記録されている各トラックの初めの2ラインの期間では
上記書き込みアドレス信号の出力は一時的に停止され
る。
このため、上記冗長期間τ及び各トラック初めの2ライ
ンの期間で上記メモリ102に信号が書き込まれることは
なく、またその期間(τ+2ライン)でメモリ102が信
号の書き込まれない空白の部分を生ずることもなく、上
記回路101からの出力はラインの過不足なく(ライン番
号1から548までの)すべてが水平走査単位で循環的に
逐次メモリ102に書き込まれる。
なお、上記回路111′における水平同期情報HS′の計数
方法として、第7図の破線の経路で示すように上記回路
8からのヘッド切換信号の供給を受けて、該ヘッド切換
信号の立上り及び立下りごとに上記水平同期情報HS′の
計数を開始してそれ以降に入力される水平同期信号HS′
を所定数計数するようにしても良いが、このヘッド切換
信号を用いる代わりに、上記回路140′からの再生V信
号(第8図のc)を用いて、この再生V信号により水平
同期情報HS′の計数を開始して、以降この水平同期情報
HS′を所定数(137)ごとに順次繰返し計数するように
してもよい。
この後者の計数方法によれば、上記ヘッド切換信号を用
いないでも上記冗長期間τの所在位置を上記再生V信号
を基に自己検出することができる。更に、この計数方法
によって上記水平同期情報HS′を所定数計数して、その
計数終了によって得られる計数終了パルス(第8図の
e)を上記回路111′より得、この計数終了パルスを遅
延回路141にて所定期間τ′(=τ/2)遅延し(第8図
のf)ラッチ回路142にて上記回路8からのヘッド切換
信号を上記回路141からの出力(第8図のf)の立下り
で同期化すれば、該回路142からは第8図gに示すよう
に、その立上り及び立下りの位相が上記冗長時間τ内に
含まれる信号が得られる。
従って、この回路142からの出力を第7図の破線経路に
示すように上記ヘッド切換信号の代わりに上記回路30b
に供給して、この信号でヘッド4a及び4bからの出力を交
互に切換えるようにしてもよく、上記同様にラインの過
不足なく、そのすべてを連続して再生出力させることが
できる。
次に、読取りクロック生成回路120′にて前記第1図の
書込みクロックCP1と同じ周波数(f1)の読取りクロッ
クCP1′が生成出力される。基準信号生成回路131にて、
上記回路120′からのクロックが適宜分周されて、原映
像信号(第2図のa)と同じ形式で同じ周波数を有する
ブランキング信号(同期情報も含む)BLKと、水平同期
情報Hと、垂直同期情報V′(第8図のi)と、更にこ
の垂直同期情報V′に対し所定時間τだけ時間先行し
たタイミングの基準信号REF30の(第8図のh)がそれ
ぞれ生成出力される。読取りアドレス制御回路121′は
カウンタなどで構成され、上記回路131からの水平同期
情報Hによって計数開始され、該回路120′からの読取
りクロックCP1′が計数され、その計数値に対応するア
ドレス信号が出力されて、上記メモリ102の読取りアド
レス信号として供給される。このアドレス信号は上記水
平同期情報Hによって水平走査周期毎に逐次更新され、
かつ、その水平同期情報Hを所定数(本実施例では54
8)計数したら、上記読取りアドレス信号の出力は一時
的に停止される。上記回路131からの垂直同期情報V′
によって上記一連の計数動作が再開始されて、以下、上
記同様の動作が繰返される。
従って、上記回路121′からの読取りアドレス信号によ
ってメモリ102から逐次読取られてD/A変換回路103にて
アナログ信号に変換されて出力される映像信号は、第8
図jに示すように、ラインの過不足なしにそのすべて
(すなわちフィールド当りライン番号1から548までの
全て)が時間連続した形態で得られる。このD/A変換回
路103からの出力(第8図のj)は、ブランキング信号
挿入回路105にて上記回路131からのブランキング信号BL
Kが挿入される。
また、前に述べたように、上記回路131からの基準信号R
EF30はディスクサーボ回路9に再生時のサーボ基準信号
として供給され、該回路9により、前記第1図で述べた
とまったく同様のサーボ制御が行われ、上記基準信号RE
F30と上記回路8からのヘッド切換信号の両者が互いに
位相同期するように、更に具体的には、第8図に示すよ
うに、基準信号REF30(第8図のh)とヘッド切換信号
(第8図のb)との位相差時間がτとなるように、デ
ィスクモータ6が回転制御される。
なお、キャプスタンモータ20はキャプスタンサーボ回路
21′により回転制御されるが、このキャプスタンサーボ
回路は、テープ1とヘッド4a及び4bの相対的な位置を制
御して信号を正しく再生するためのトラッキング制御系
などで構成され、従来より公知のものが用いられる。
以上のサーボ制御により、上記メモリ102への書込み動
作が読み取り動作より時間先行するように制御される。
このため、メモリ102に書込まれた映像信号は欠落なく
そのすべてが変動のない安定した時間軸で正しく読み取
られ、また上記したように記録時に削除されたブランキ
ングと同期情報は上記回路105にて読取りと同じ安定し
た時間軸の上記ブランキング信号BLKによって補われ
る。
従って、端子400からは再生映像信号(第8図のa)の
スキューと時間軸変動が除去され、かつ原映像信号を忠
実に復元した安定な映像信号が出力される。
上記の実施例は、式(1)〜(4)に従って、高品位TV
信号を4つのセグメントに分割して記録する場合につき
示したものであるが、本発明はもちろん上記実施例にと
どまることなく適用することができる。
第11図は、高品位TV信号の1フィールド期間の信号を3
つのセグメントに分割し、さらに各セグメントの信号を
2つのチャンネルに分割し、各チャンネル毎に独立した
ヘッドで記録する2チャンネル分割・3セグメント記録
方式において本発明を適用した場合のトラックパターン
を示す図である。第11図において、Ta1,Tb1,Ta2,Tb2,…
は各トラックを示しており、aの添字の付されたトラッ
クはチャンネルAの,bの添字の付されたトラックはチャ
ンネルBの各信号が記録されているトラックである。
本実施例においては、上記のように、1フィールドは3
セグメントに分割され、さらに各セグメントの信号が2
チャンネルに分割されて記録されることから、1フィー
ルドの映像信号は6本のトラックにわたって記録されて
おり、さらに1フレームの映像信号は合計12本のトラッ
クにわたって記録される。
第11図のトラックパターンにおいて、上記第1図と同様
の構成の映像信号記録装置によって形成される図中の斜
線部は冗長期間を示す。また、第3図に示したトラック
パターンと同様に各トラックの先頭2ラインにはV信号
が記録されており、V信号にひきつづき映像信号が図の
数字で示されるライン番号の順序に従って記録される。
各トラックに記録されるライン数は、89乃至90ラインで
あって、トラックTa3,Tb3においてはV信号にひきつづ
き、チャネル間の伝送特性のバラつきを補正するための
基準として用いるランプ信号(Ramp)が各1ラインだけ
記録されている。この結果、トラックTa1からTb3の6本
のトラックには1フィールド、562.5ラインのうち518ラ
インが記録され、トラックTa4からTb6の6本のトラック
には次の1フィールド、562.5ラインのうち、同じく518
ラインが記録される。
第12図は、上記第11図のトラックパターンで示される信
号を再生した場合のセグメント番号の検出方法を示す波
形図であり、セグメント番号検出回路は第9図に示した
回路に準ずる。第12図において、テープ走行を制御する
為のコントロール信号CTL30、及び再生時のヘッド切換
タイミングを与えるヘッド切換時間は、各々サーボ基準
信号REF30と位相同期するように制御され、それぞれ第1
2図に示すタイミングの如く生成される。次に、サーボ
基準信号REF30は、ヘッド切換信号SW90のエッジ部を検
出した信号(エッジ検出信号E・SW90)により同期化さ
れて、D・REF31が得られる。D・REF31はさらに上記E
・SW90によって遅延されてD・REF32が得られる。一
方、再生V信号は、第12図に示されたように各トラック
の先頭部分で得られるので、上記V信号が得られた時点
で上記した3つの信号、即ちSW90,D・REF31,D・REF32か
ら3ビットの信号を得、その時点でのセグメント番号を
識別することが可能となる。第12図の場合、例えばセグ
メント番号1では、SW90は“H"レベル,DREF31は“H"レ
ベル,DREF32“L"レベルとなっており、上記の3ビット
パターンからセグメント番号を1と判定することが可能
である。
上記の如く、各トラックの先頭には全く同一形式のV信
号が記録されている場合でも、本発明によればセグメン
ト信号を判定することが可能であり、また従来の如く、
1フィールドに1回だけ記録されている垂直同期信号と
異なり、セグメント記録においても各トラックに再生時
の信号処理の基準となるV信号が記録されているので、
セグメント毎に独立した信号処理も可能となり、再生信
号処理の信頼性を大巾に向上させることが可能となる。
また、以上述べた実施例においては、記録する映像信号
として1フレームの水平走査線数が、1125本の高品位TV
信号の場合を示したが、本発明はこれに限るものではな
く、現行の他のテレビ方式、即ちNTSC,PAL,SECAMの各方
式についても適用できることは自明であり、同様の効果
を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、再生時には各セグ
メントの先頭で、再生信号処理の基準となる信号(V信
号)が確実に再生されるようになり、各セグメントの信
号処理をほぼ独立して行なうことができるので、再生信
号中のドロップアウトやドロップインなどの外乱に対し
ても強い高信頼度の映像信号記録および再生装置を提供
することができる。また、各セグメントの先頭に記録さ
れている同一形式のV信号によっても、再生時に付随的
に生成される信号の極性を判別することによって、再生
中のトラックに対応するセグメントを識別することが可
能となり、適確な再生信号処理を実行することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わる映像信号の記録装置の一実施例
を示すブロック図、第2図はその各部波形図、第3図は
そのテープパターン図、第4図は本発明に係わる読取り
クロック生成回路の一実施例を示すブロック図、第5図
は本発明に係わる読取りアドレス制御回路の一実施例を
示すブロック図、第6図は記録映像信号の具体的波形
図、第7図は本発明に係わる映像信号の再生装置の一実
施例を示すブロック図、第8図はその各部波形図、第9
図はセグメント番号検出回路の一構成図、第10図はその
各部波形図、第11図は他の実施例におけるテープパター
ン図、第12図は、他の実施例における動作を説明する波
形図。 100a,100b……時間軸変換装置,101……A/D変換回路,102
……メモリ,103……D/A変換回路,104,105……ブランキ
ング信号挿入回路,110,110′……書込みクロック発生回
路,111,111′……書込みアドレス制御回路,120,120′…
…読取りクロック生成回路,121…121′……読取りアド
レス制御回路,150……セグメント番号検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 恭一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 中 一隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−177084(JP,A) 特開 昭61−29283(JP,A) 特開 昭61−177083(JP,A) 特開 昭63−110882(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個の水平走査線より成る一垂直走査期間
    の映像信号をn(nは2以上の整数)個のセグメントに
    分割する手段と、 上記各セグメントに分割された信号をさらにm(mは1
    以上の整数)個のチャンネルに分割する手段と、 上記各チャンネル毎に少なくとも2個のヘッドが対応
    し、合計して少なくとも2m個のヘッドとを具備し、磁気
    テープ上に1回のヘッド走査でm本のトラックを記録
    し、もって上記一垂直走査期間の映像信号をn回のヘッ
    ド走査により、合成m・n本のトラックに分割記録する
    ようになしたヘリカルスキャン方式回転ヘッド型の映像
    信号記録再生装置において、 上記各チャンネルに対応した少なくとも2個のヘッド
    が、上記磁気テープに同時に対接するオーバーラップ領
    域を有し、上記の一垂直走査期間の映像信号を1ブロッ
    ク当たり〔N/(m・n)〕(但し、〔N/(m・n)〕は
    N/(m・n)を越えない最大の整数)個以内の水平走査
    線数に相当する映像信号を含む様にm・n個のブロック
    に分割する手段と、 上記m・n個のブロックを上記m・n本のトラックに順
    次記録するに際して、上記m・n個のブロック内の映像
    信号を、その水平走査期間の映像信号を単位として逐次
    時間軸変換し、持って核ブロック間に所定長の冗長期間
    を生成するための時間軸変換手段と、 上記時間軸変換手段により生成された冗長期間の後半の
    期間において、各チャンネルもしくは各トラック毎に同
    一の信号形式を有する負極性の同期信号を1乃至複数の
    水平走査期間に割り当てて記録する手段と、 上記時間軸変換手段より出力される映像信号を各ブロッ
    ク毎に上記負極性同期信号に継続して記録する手段とを
    有し、上記冗長期間のうち、上記負極性同期信号の記録
    される期間を除く、少なくとも前半の期間を、上記オー
    バーラップ領域内に記録するようにしたことを特徴とす
    る映像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記負極性同期信号の生成手段は、水平走
    査期間の所定位置に所定周波数のバースト信号を多重す
    る手段を含み、そのバースト信号の期間を除く残りの水
    平走査期間で映像信号の黒レベルよりも低レベルの負極
    性信号を生成するようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の映像信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】N個の水平走査線より成る一垂直走査期間
    の映像信号をn(nは2以上の整数)個のセグメントに
    分割する手段と、 上記各セグメントに分割された信号をさらにm(mは1
    以上の整数)個のチャンネルに分割する手段と、 上記各チャンネル毎に少なくとも2個のヘッドが対応
    し、合計して少なくとも2m個のヘッドとを具備し、磁気
    テープ上に1回のヘッド走査でm本のトラックを記録
    し、もって上記一垂直走査期間の映像信号をn回のヘッ
    ド走査により、合計m・n本のトラックに分割記録する
    ようになしたヘリカルスキャン方式回転ヘッド型の映像
    信号記録再性装置において、 上記各チャンネルに対応した少なくとも2個のヘッド
    が、上記磁気テープに同時に対接するオーバーラップ領
    域を有し、上記の一垂直走査期間の映像信号を1ブロッ
    ク当たり〔N/(m・n)〕(但し、〔N/(m・n)〕は
    N/(m・n)を越えない最大の整数)個以内の水平走査
    線数に相当する映像信号を含む様にm・n個のブロック
    に分割する手段と、 上記m・n個のブロックを上記m・n本のトラックに順
    次記録するに際して、上記m・n個のブロック内の映像
    信号を、その水平走査期間の映像信号を単位として逐次
    時間軸変換し、持って核ブロック間に所定長の冗長期間
    を生成するための時間軸変換手段と、 上記時間軸変換手段により生成された冗長期間の後半の
    期間において、各チャンネルもしくは各トラック毎に同
    一の信号形式を有する負極性の同期信号を1乃至複数の
    水平走査期間に割り当てて記録する手段と、 上記時間軸変換手段より出力される映像信号を各ブロッ
    ク毎に上記負極性同期信号に継続して記録する手段と、 上記冗長期間の前半を、上記オーバーラップ領域内に記
    録するようになし、 再生時には、再生信号中より上記の負極性同期信号を検
    出する手段と、 ヘッド回転位相の基準を与えるフレーム周期の位相基準
    信号を生成する手段と、 ヘッド回転位相に応じて生成されるヘッド切換信号生成
    手段と、 上記検出手段により検出された負極性同期信号と、上記
    位相基準信号と、上記ヘッド切換信号の3つの信号を入
    力として、一垂直走査期間内のセグメントの順序を識別
    する手段とを具備して成ることを特徴とする映像信号記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】上記のセグメントの順序を識別する手段
    が、ヘッド切換信号を入力として、そのエッジ位置を検
    出するエッジ検出手段と、上記エッジ検出手段より出力
    される信号を用いて、上記位相基準信号遅延する手段と
    を備え、上記ヘッド切換信号と、上記遅延手段より出力
    される信号の極性から、上記セグメントの順序を識別す
    るようになしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の映像信号記録再生装置。
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