JPH0757068A - 半導体メモリカード - Google Patents

半導体メモリカード

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JPH0757068A
JPH0757068A JP5228126A JP22812693A JPH0757068A JP H0757068 A JPH0757068 A JP H0757068A JP 5228126 A JP5228126 A JP 5228126A JP 22812693 A JP22812693 A JP 22812693A JP H0757068 A JPH0757068 A JP H0757068A
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JP
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memory
card
rom
level
attribute
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JP5228126A
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Hirohisa Shishikura
博久 宍倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不揮発性及びアクセスの高速性を兼ね備えた
安価なカードとする。 【構成】 安価な擬似SRAM2と、不揮発性メモリの
一種であるROM3とを搭載する。ホスト装置は、デコ
ーダ回路8を介して擬似SRAM2及びROM3をアク
セスする。このデコーダ回路8によりアクセス対象とな
るアドレスに応じて擬似SRAM2又はROM3を任意
にアクセスすることができる。この場合、ホスト装置
は、擬似SRAM2に割り当てられたアドレスの領域を
ワーキングメモリエリアとして使用し、この領域を高速
にアクセスし、データ処理速度を高速化する。また、R
OM3に割り当てられた領域を例えばプログラムや字体
フォント等を格納する領域として使用し、記憶内容の不
揮発性を保障する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の電子
機器に付属的に接続してメモリとして使用される半導体
メモリカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の技術の進歩に伴
ない、コンピュータ等の電子機器のデータ格納手段やI
Dカード等として使用される半導体メモリカードが普及
しつつある。このような半導体メモリカードについて
は、例えば、縦85.6mm、横54.0mm、厚さ3.3
mmの小型形状の中に形成するガイドライン(「ICメモ
リカードガイドライン」、社団法人 日本電子工業振興
協会)が提案されている。また、3.3mmより厚い仕様
の提案もある。このようなガイドラインに基づいて、さ
まざまな仕様の半導体メモリカードが提案されている。
【0003】具体化されている半導体メモリカードに
は、SRAMを搭載するSRAMカード、マスクROM
を搭載するマスクROMカード、EPROMを搭載する
EPROMカード、OTP(ワンタイム・プログラマブ
ル)ROMを搭載するOTPROMカード、フラッシュ
メモリを搭載するフラッシュメモリ・カード等がある。
これらの半導体メモリカードには、それぞれに長所と短
所がある。
【0004】例えば、マスクROMカードは、比較的ビ
ット当りの価格が安いという長所がある反面、読み出し
専用であって書き込みができない。また、SRAMカー
ドは、任意に書き込みができる長所がある反面、ビット
当りの価格が高い。EPROMカードは、書き込みが可
能であり、ビット当りの価格もSRAMカードよりは安
いが、書換えをする前にメモリセル部分に紫外線を照射
して以前のデータを消去しなければならない欠点があ
り、かつ書き込み(プログラミングという)には高い電
圧が必要である。OTPROMカードは、紫外線による
消去ができないものであり、一旦書き込みをしてしまう
と書き直しができない。フラッシュメモリカードは、ビ
ット当りの価格が安く書換えが可能という長所を有する
が、一括消去方式であるため、1ビットだけを書換える
場合でも、1個のフラッシュメモリの全ビットを消去
し、再書き込みをしなければならない。従って、書換え
に手間と時間がかかる。また、SRAMは電源OFFで
書き込んだ内容が揮発してしまう。従って、上位のシス
テムから抜き取られてシステム側からの電源供給が途絶
えてもデータを保持し続ける必要がある場合には、SR
AMカード内に電池を搭載しなければならない。
【0005】一方、DRAMを搭載するDRAMカード
は、比較的にビット当りの価格が安く、かつ任意に読み
書きできる長所があるが、実開平3−116459号に
開示されているように、アドレスを指定するのに、RA
S(ロウ・アドレス・ストローブ)信号とCAS(コラ
ム・アドレス・ストローブ)信号という2つのタイミン
グ信号が必要である。従って、アクセス手順が煩雑であ
り、アクセス時間がかかる。また、DRAMは、電源電
圧が印加されている状態であっても、頻繁にリフレッシ
ュを行なわないとメモリ内容が消失してしまう。また、
上述のガイドラインでは、上述した様々な種類の半導体
メモリカードの端子配置と端子形状がすべて共通になる
ように標準化している。このため、物理的なインタフェ
ースに関する限り、ホスト装置のカード用の1つのスロ
ットに対して、様々な種類の半導体メモリカードが挿入
され、使用され得る。
【0006】個々のメモリカードは、搭載するメモリデ
バイスやあるいはメモリカード内での特有な条件設定に
よって使われ方が異なるので、多くの場合そのカードの
属性をホスト装置に知らせる必要がある。それがカード
属性情報と呼ばれるものである。上述したガイドライン
には、カード属性情報に関する規定が詳細に述べられて
いる。カード属性情報には、様々な属性を記載すること
が可能であり、これらのカード属性情報はタプルと呼ば
れる項目単位ごとに記載される。これらのカード属性情
報は、アトリビュートメモリに格納され、コモンメモリ
と区別される。上述した文献で規格化されているメモリ
カードのインタフェース信号は、16ビットデータバ
ス、アドレス及びカードイネーブル信号CE1、CE
2、出力イネーブル信号OE、ライトイネーブル信号W
E、それに属性メモリ空間セレクト信号REG等であ
る。REGがHレベルのとき、コモンメモリに対するア
クセスが行なわれ、他方REGがLレベルのとき、アト
リビュートメモリに対するアクセスが行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な半導体メモリカードは、プログラムや字体フォント等
のデータ格納手段として用いられる場合がある。このよ
うな場合には、半導体メモリカードは電源電圧が与えら
れなくなっても情報を保持するようにしなければならな
い。つまり、不揮発性の半導体メモリカードでなければ
ならない。また、上述のような半導体メモリカードは、
上位のシステムのワーキングメモリとして用いられる場
合がある。このような場合には、半導体メモリカードは
上位のシステムに挿入されている処理動作の間、頻繁に
かつ高速に書き込み及び読み出しを行なうことができな
ければならない。
【0008】しかしながら、これらの2つの要求を同時
に満足するような安価なメモリデバイスは、現状では存
在しない。特開昭61−160185号及び特開平1−
128110号公報に開示されているように、電池を内
蔵してホストシステムからの電源が遮断されたとき、バ
ックアップするように構成されたSRAMカードは、上
述したメモリ内容の不揮発性とアクセスの高速性の2つ
の条件を同時に満たすが、ビット当りの価格が高いとい
う問題があった。
【0009】また、上述したカード属性情報を持つメモ
リカードにおいては、コモンメモリの他に、そのカード
属性情報を格納するための専用のアトリビュートメモリ
が必要になるので、カード属性情報の性質に応じてその
専用のアトリビュートメモリを変更しなければならない
という問題があった。例えば、固定的なカード属性を持
つSRAMカードであれば、コモンメモリであるSRA
Mの他にアトリビュートメモリとしてROMが必要にな
る。また、変更可能なカード属性を持つROMカードを
実現するには、コモンメモリであるROMの他にアトリ
ビュートメモリとしてEEPROMを持たせることが必
要になる。本発明は、上述した問題点を解決するために
なされたもので、不揮発性とアクセスの高速性の2つの
要求を同時に満たすとともに、カード属性情報の格納場
所を変更可能とした安価な半導体メモリカードを提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体メモ
リカードは、SRAMと同様のアクセス方法によりアク
セス可能な1又は2以上の擬似SRAMと、電源の供給
がなくても記憶内容を保持することが可能な不揮発性メ
モリと、ホスト装置の出力するアドレスに応じて前記擬
似SRAM及び不揮発性メモリのいずれかをアクセス可
能とするイネーブル信号を出力するデコーダ回路とから
成ることを特徴とするものである。
【0011】第2の発明の半導体メモリカードは、デー
タを格納する1又は2以上のコモンメモリと、当該コモ
ンメモリの種類等を示す属性情報を格納する1又は2以
上のアトリビュートメモリと、当該アトリビュートメモ
リ及び前記コモンメモリに接続されるデータバスを切換
えるデータバス切換回路と、前記アトリビュートメモリ
及び前記コモンメモリのいずれかを選択するチップセレ
クト回路と、当該チップセレクト回路の選択状態を設定
する基板上設定部とから成ることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】第1の発明の半導体メモリカードにおいては、
安価な擬似SRAMと、不揮発性メモリとを搭載してい
る。ホスト装置は、この半導体メモリカード内のデコー
ダ回路を介してこれらメモリをアクセスする。これによ
り、そのアクセス対象となるアドレスに応じて擬似SR
AM又は不揮発性メモリをアクセスすることができる。
ホスト装置は、擬似SRAMに割り当てられたアドレス
の領域をワーキングメモリエリアとして使用し、不揮発
性メモリに割り当てられた領域を例えばプログラムや字
体フォント等を格納する領域として使用する。
【0013】第2の発明の半導体メモリカードにおいて
は、基板上設定部の設定を変えることにより、チップセ
レクト回路が選択するメモリチップを変更し、アトリビ
ュートメモリに格納すべき属性情報をコモンメモリに格
納することができる。これにより、例えば、コモンメモ
リがROMの場合の半導体メモリカードを次のように使
用することができる。即ち、属性情報をROMから成る
コモンメモリに格納することにより、アトリビュートメ
モリが不要な半導体メモリカードとすることができる。
また、属性情報をEEPROMから成るアトリビュート
メモリに格納することにより、変更可能なカード属性を
持つ半導体メモリカードとすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 (第1の発明)図1は、第1の発明の半導体メモリカー
ドの第1の実施例を示す。図1において、下位アドレス
1は19ビットあり、各ビットをA18〜A0とする。
この下位アドレス1は、擬似SRAM2のアドレス入力
端子及びROM3のアドレス入力端子に入力されてい
る。擬似SRAM2は、DRAMと同様の構成である
が、SRAMと同様のアクセスを行なえるRAMであ
る。即ち、実開平3−116459号に開示されている
ようなRAS信号及びCAS信号によるアクセス手順を
とる必要がなく、1回のタイミングでアドレスを入力し
てアクセスすることができる。また、ROM3は、周知
のように、読み出し専用の半導体メモリである。
【0015】また、データバス4は8ビットあり、各ビ
ットをD7〜D0とする。このデータバス4は、擬似S
RAM2のデータ入出力端子及びROM3のデータ出力
端子に接続されている。出力イネーブル信号5は、デー
タバス4に対して、擬似SRAM2の出力やROM3の
出力を許可するための信号である。即ち、出力イネーブ
ル信号5は、擬似SRAM2の出力イネーブル端子及び
ROM3の出力イネーブル端子に接続されている。ライ
トイネーブル信号6は、擬似SRAM2に書き込みを行
なうか否かを制御するための信号であり、擬似SRAM
2のライトイネーブル端子に入力されている。
【0016】カードイネーブル信号7は、メモリカード
の動作を可能にするための信号であり、デコーダ回路8
の第1の入力端子に入力されている。上位アドレスA1
9は、デコーダ回路8の第2の入力端子に入力されてい
る。デコーダ回路8は、最も単純なデコーダ回路であ
り、A19がLレベルのとき、擬似SRAM2に対する
書き込みあるいは読み出し動作を許可し、逆に、A19
がHレベルのとき、ROM3に対する読み出し動作を許
可するように動作する。即ち、デコーダ回路8の第1の
出力信号10は、擬似SRAM2のチップイネーブル端
子に接続される一方、デコーダ回路8の第2の出力信号
11はROM3のチップイネーブル端子に入力されてい
る。
【0017】図2は、デコーダ回路8の動作を説明する
ための真理値表である。ここでは、各信号がLアクティ
ブの場合を例示する。まず、カードイネーブル信号7が
Hレベルの場合には、上位アドレスA19に関係なく、
出力信号10、11は、Hレベルになるので、擬似SR
AM2及びROM3は、ともに非アクティブになり、書
き込みも読み出しも不可能である。次に、カードイネー
ブル信号7がLレベルであると、上位アドレスA19に
よって選択される一方のメモリデバイスだけがアクティ
ブになる。
【0018】図3は、図1の動作を補足的に説明するた
めのメモリマップ図である。図1においては、全体とし
て、A19〜A0の20ビットのアドレスで1Mバイト
のメモリ空間をアクセスできる。このアドレスを16進
数で表わすと、“00000h”〜“FFFFFh”である。このう
ち、A19がLレベルの範囲は、“00000h”〜“7FFFF
h”の512Kバイトに対応する。図1の実施例では、
図3に示すように擬似SRAMがこの範囲に割り当てら
れる。A19がHレベルの範囲は、“80000h”〜“FFFF
Fh”の512Kバイトに対応する。図1の実施例では、
図3に示すようにROMがこの範囲に割り当てられてい
る。上位システムから図1に示すようなメモリカードを
アクセスする場合、プログラム、辞書、文字フォント等
固定的な情報をROM3に格納し、ワーキングメモリ等
の頻繁にかつ高速に読み書きする必要がある領域に擬似
SRAMを割り当てるように構成する。
【0019】次に、上述した図2により、擬似SRAM
の動作と機能を説明する。擬似SRAMは、自動的にリ
フレッシュを行なうリフレッシュモードを有している。
図2に示すように、チップイネーブル端子CEにHレベ
ル、出力イネーブル端子OEにLレベルを与えると、リ
フレッシュ動作を実行する。チップイネーブル端子CE
にLレベルを与えると、通常のメモリアクセスの動作で
あって、出力イネーブル端子OEがLレベルならメモリ
読み出し動作、ライトイネーブル端子WEがLレベルな
らメモリ書き込み動作を行なう。
【0020】擬似SRAMは、通常のメモリアクセス時
にSRAMと同様な簡便なタイミングでかつ高速に読み
書きすることができる。しかも、単位メモリ容量当りの
チップサイズがSRAMに比べて数分の1と小さく、価
格がSRAMの1/4程度で済む。あるいは、工業レベ
ルで実現できるチップサイズを基準にして比較した場
合、約4倍程度のメモリ容量を実現できる。前述のよう
に、図1に例示したようなメモリカードで、プログラ
ム、辞書、文字フォント等の固定的な情報をROM3に
格納し、ワーキングメモリエリア等に擬似SRAM2を
割り当てるように構成すれば、固定的な情報は不揮発で
保持される一方、頻繁にかつ高速に読み書きする必要が
ある一時的な記憶情報の領域もメモリカードの中に確保
される。
【0021】図4は、第1の発明に係る第2の実施例を
示す。図4において、下位アドレス21は19ビットあ
り、図1と同様に各ビットをA18〜A0とする。この
下位アドレス21は、擬似SRAM22のアドレス入力
端子及び2個のROM23−1、23−2のアドレス入
力端子に入力されている。また、データバス24は8ビ
ットあり、各ビットをD7〜D0とする。このデータバ
ス24は、擬似SRAM22のデータ入出力端子及び2
個のROM23−1、23−2のデータ出力端子に接続
されている。
【0022】出力イネーブル信号OEは、データバス2
4に対して、擬似SRAM22の出力や2個のROM2
3−1、23−2の出力を許可するための信号である。
即ち、出力イネーブル信号OEは、擬似SRAM22の
出力イネーブル端子及び2個のROM23−1、23−
2の出力イネーブル端子OEに接続されている。ライト
イネーブル信号WEは、擬似SRAM22に書き込みを
行なうか否かを制御するための信号であり、擬似SRA
M22のライトイネーブル端子WEに入力されている。
カードイネーブル信号CEは、メモリカードの動作を可
能にするための信号であり、デコーダ回路28の第1の
入力端子に入力されている。
【0023】上位アドレスA19、A20は、デコーダ
回路28の第2及び第3の入力端子に入力されている。
デコーダ回路28は、第1の実施例におけるデコーダ回
路8よりもやや複雑な構成となっており、A20、A1
9がともにLレベルのとき、擬似SRAM22に対する
書き込みあるいは読み出し動作を許可し、A20がLレ
ベルでA19がHレベルのとき、ROM23−1に対す
る読み出し動作を許可し、A20がHレベルでA19が
Lレベルのとき、ROM23−2に対する読み出し動作
を許可するように動作する。
【0024】即ち、デコーダ回路28の第1の出力信号
30は、擬似SRAM22のチップイネーブル端子CE
に接続される一方、デコーダ回路28の第2の出力信号
31−1はROM23−1のチップイネーブル端子CE
に入力され、デコーダ回路28の第3の出力信号31−
2はROM23−2のチップイネーブル端子CEに入力
されている。これにより、デコーダ回路28は、2ビッ
トのアドレスA19、A20をデコードする。
【0025】図5は、デコーダ回路28の動作を説明す
るための真理値表である。ここでも、各信号がLアクテ
ィブの場合を例示する。まず、カードイネーブル信号C
EがHレベルの場合には、上位アドレスA20、A19
に関係なく、出力信号30、31−1及び31−2は、
Hレベルになるので、擬似SRAM22及びROM23
−1、23−2は、ともに非アクティブになり、書き込
みも読み出しも不可能である。次に、カードイネーブル
信号CEがLレベルであると、上位アドレスA20、A
19によって選択される一方のメモリデバイスだけがア
クティブになる。
【0026】図6は、図4の動作を補足的に説明するた
めのメモリマップ図である。図4においては、図6に示
すように全体として、A20〜A0の21ビットのアド
レスで1.5Mバイトのメモリ空間をアクセスできる。
このアドレスを16進数で表わすと、“000000h ”〜
“17FFFFh ”である。このうち、A20、A19がとも
にLレベルの範囲は、“000000h ”〜“07FFFFh ”の5
12Kバイトに対応する。図4の実施例では、図6に示
すように擬似SRAMがこの範囲に割り当てられる。A
20がLレベルで、A19がHレベルの範囲は、“0800
00h ”〜“0FFFFFh ”の512Kバイトに対応する。図
4の実施例では、図6に示すようにROM23−1がこ
の範囲に割り当てられている。A20がHレベルで、A
19がLレベルの範囲は、“100000h ”〜“17FFFFh ”
の512Kバイトに対応する。図4の実施例では、図6
に示すようにROM23−2がこの範囲に割り当てられ
ている。
【0027】第2の実施例によって、そのメモリカード
に搭載される複数種類のメモリデバイスのそれぞれの搭
載数が、必要とする全体としてのメモリ容量に応じて、
複数個である場合も許容されることが了解できる。この
第2の実施例では、単に、擬似SRAMが1個で、RO
Mが2個の場合について例示しているに過ぎないが、擬
似SRAMの方の数を増やした場合、あるいは、それら
の数が3個以上の場合についても、容易に発展させて考
えることができることはもちろんである。
【0028】図7は、第1の発明に係る第3の実施例の
回路図である。図7において、下位アドレス41は19
ビットあり、図1と同様に各ビットをA18〜A0とす
る。この下位アドレス41は、擬似SRAM42のアド
レス入力端子及びROM43のアドレス入力端子に入力
されている。また、データバス44は8ビットあり、各
ビットをD7〜D0とする。このデータバス44は、擬
似SRAM42のデータ入出力端子及びROM43のデ
ータ出力端子に接続されている。
【0029】出力イネーブル信号OEは、データバス4
4に対して、擬似SRAM42の出力やROM43の出
力を許可するための信号である。即ち、出力イネーブル
信号OEは、擬似SRAM42の出力イネーブル端子及
びROM43の出力イネーブル端子に接続されている。
ライトイネーブル信号WEは、擬似SRAM42に書き
込みを行なうか否かを制御するための信号であり、擬似
SRAM42のライトイネーブル端子に入力されてい
る。カードイネーブル信号CEは、メモリカードの動作
を可能にするための信号であり、デコーダ回路48の第
1の入力端子に入力されている。
【0030】上位アドレスA19、A20は、デコーダ
回路48の第2及び第3の入力端子に入力されている。
デコーダ回路48は、第1の実施例におけるデコーダ回
路8よりもやや複雑な構成となっており、A20、A1
9がともにLレベルのとき、擬似SRAM42に対する
書き込みあるいは読み出し動作を許可し、A20がHレ
ベルでA19がLレベルのとき又はA20がHレベルで
A19がHレベルのとき、ROM43に対する読み出し
動作を許可するように動作する。即ち、デコーダ回路4
8の第1の出力信号50は、擬似SRAM42のチップ
イネーブル端子に接続される一方、デコーダ回路48の
第2の出力信号51はROM43のチップイネーブル端
子に入力されている。これにより、デコーダ回路48
は、2ビットのアドレス信号A19、A20をデコード
する。
【0031】図8は、デコーダ回路48の動作を説明す
るための真理値表である。ここでも、各信号がLアクテ
ィブの場合を例示する。まず、カードイネーブル信号C
EがHレベルの場合には、上位アドレスA20、A19
に関係なく、出力信号50、51は、Hレベルになるの
で、擬似SRAM42及びROM43は、ともに非アク
ティブになり、書き込みも読み出しも不可能である。次
に、カードイネーブル信号CEがLレベルであると、上
位アドレスA20、A19によって選択されるメモリデ
バイスだけがアクティブになる。
【0032】図9は、図7の動作を補足的に説明するた
めのメモリマップ図である。図7においては、全体とし
て、A20〜A0の21ビットのアドレスで2Mバイト
のメモリ空間をアクセスできる。ただし、このうち、5
12Kバイトは空白である。このうち、A20、A19
がともにLレベルの範囲は16進数で表わすと、“0000
00h ”〜“07FFFFh ”の512Kバイトに対応する。図
7の実施例では、図9に示すように擬似SRAMがこの
範囲に割り当てられる。A20がLレベルで、A19が
Hレベルの範囲は、“080000h ”〜“0FFFFFh ”の51
2Kバイトに対応する。図7の実施例では、図9に示す
ように擬似SRAMもROMも非アクティブの空白領域
になる。A20がHレベルで、A19がLあるいはHレ
ベルの範囲は、“100000h ”〜“1FFFFFh ”の1Mバイ
トに対応する。図7の実施例では、図9に示すようにR
OMがこの範囲に割り当てられている。第3の実施例に
よって、半導体メモリカードに搭載される擬似SRAM
とROMの1個当りのメモリ容量が異なる場合であって
も、本発明を適用することが可能となる。
【0033】図10は、第1の発明に係る第4の実施例
を示す。図10においては、図1における構成要素と同
一の部分については同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。図10においては、EPROM63が設けら
れている。EPROM63は、通常の電源電圧VCC
(通常、5.0V)のほかに、プログラミング用に高電
圧の電圧VPPを印加するようになっている。図10に
おいて、VPP電圧供給端子72は、EPROM63の
VPP端子に接続されている。EPROM63の機能
は、製造メーカーによって一部異なるが、多くの場合、
プログラミング時にVPPとして、12Vを与え、読み
出し動作時にVPPとして5Vを与えるようにする。
【0034】このように、EPROM63を搭載するこ
とにより、高速で読み書きできる一時記憶領域と、プロ
グラミングが可能でありながら、情報が不揮発なメモリ
領域を半導体メモリカード上に同時に実現できる。即
ち、ROM以外の不揮発性メモリを用いても、本発明の
効果が得られる。例えば、この実施例に倣ってEPRO
M63の代わりにOTPROMやフラッシュメモリを採
用することも可能であることは明かである。
【0035】図11は、第1の発明に係る第5の実施例
を示す。図11において、下位アドレス81は19ビッ
トあり、図1と同様に各ビットをA18〜A0とする。
この下位アドレス81は、2個の擬似SRAM82−
1、82−2のアドレス入力端子に入力されている。ま
た、データバス84−1、84−2は、合計16ビット
あり、データバス84−1は下位側の8ビットD7〜D
0であり、データバス84−2は上位側の8ビットD1
5〜D8である。データバス84−1は、擬似SRAM
82−1のデータ入出力端子及びROM83−1のデー
タ出力端子に接続されている。データバス84−2は、
擬似SRAM82−2のデータ入出力端子及びROM8
3−2のデータ出力端子に接続されている。
【0036】出力イネーブル信号OEは、データバス8
4−1、84−2に対して、擬似SRAM82−1、8
2−2の出力やROM83−1、83−2の出力を許可
するための信号である。即ち、出力イネーブル信号OE
は、擬似SRAM82−1、82−2の出力イネーブル
端子及びROM83−1、83−2の出力イネーブル端
子に接続されている。ライトイネーブル信号WEは、擬
似SRAM82−1、82−2に書き込みを行なうか否
かを制御するための信号であり、擬似SRAM82−
1、82−2のライトイネーブル端子に入力されてい
る。カードイネーブル信号CEは、メモリカードの動作
を可能にするための信号であり、デコーダ回路88の第
1の入力端子に入力されている。
【0037】上位アドレスA19は、デコーダ回路88
の第2の入力端子に入力されている。デコーダ回路88
は、第1の実施例におけるデコーダ回路8と同様の最も
単純な構成となっており、A19がLレベルのとき、擬
似SRAM82−1、82−2に対する書き込みあるい
は読み出し動作を許可し、逆に、A19がHレベルのと
き、ROM83−1、83−2に対する読み出し動作を
許可するように動作する。即ち、デコーダ回路88の第
1の出力信号90は、擬似SRAM82−1、82−2
のチップイネーブル端子に接続される一方、デコーダ回
路88の第2の出力信号91はROM83−1、83−
2のチップイネーブル端子に接続されている。
【0038】図12は、デコーダ回路88の動作を説明
するための真理値表である。ここでも、各信号がLアク
ティブの場合を例示する。まず、カードイネーブル信号
CEがHレベルの場合には、上位アドレスA19に関係
なく、出力信号90、91は、Hレベルになるので、擬
似SRAM82−1、82−2及びROM83−1、8
3−2は、ともに非アクティブになり、書き込みも読み
出しも不可能である。次に、カードイネーブル信号CE
がLレベルであると、上位アドレスA19によって選択
されるメモリデバイスだけがアクティブになる。この動
作を明示するため、図13に動作内容を示す。
【0039】図13において、CEがLレベルでA19
がLレベルのときには、出力信号90がLレベルで、出
力信号91がHレベルになるので、2個の擬似SRAM
がアクティブになり、2個のROMは非アクティブであ
る。つまり、アドレスが“00000h”〜“7FFFFh”の51
2Kワードに擬似SRAMがマッピングされる。他方、
CEがLレベルでA19がHレベルのときには、出力信
号90がHレベルで、出力信号91がLレベルになるの
で、2個の擬似SRAMが非アクティブになり、2個の
ROMはアクティブになる。つまり、アドレスが“8000
0h”〜“FFFFFh”の512KワードにROMがマッピン
グされる。このように、図11に示す第5の実施例によ
って、データバスが16ビットのカードの場合、あるい
は、より広義には、どんなデータ幅のメモリカードであ
っても、本発明の効果が得られる。
【0040】(第2の発明)図14は、第2の発明に係
る第1の実施例を示す。図14において、出力イネーブ
ル信号101はカード出力イネーブル信号であって、8
K×8ビット構成の64KビットEEPROM(アトリ
ビュートメモリ)114の出力イネーブル端子と、25
6K×16ビット構成の4MビットROM115の出力
イネーブル端子に入力されている。ライトイネーブル信
号102は、EEPROM114のライトイネーブル端
子に入力されている。システムデータバス103、10
4は、図示しないホストシステムと図示の半導体メモリ
カードの間を結び、16ビットから成る。このうち、シ
ステムデータバス103が下位バイトのビット“7”〜
ビット“0”に対応する。そして、システムデータバス
104が上位バイトのビット“15”〜ビット“8”に
対応する。システムデータバス103、104は、デー
タバス切換回路105に接続されている。
【0041】カードイネーブル信号CE1、CE2は、
ともにデータバス切換回路105の第1及び第2の入力
端子とチップセレクト回路109の第1及び第2の入力
端子に入力されている。108は、属性メモリ空間セレ
クト信号REGであって、基板上設定部110の入力端
子に入力されている。他方、基板上設定部110の出力
信号は、チップセレクト回路109の第3の入力端子に
入力されている。この第3の入力端子は、チップセレク
ト回路109の内部で比較的大きな抵抗値の抵抗でプル
アップされている。19ビットのアドレスA18〜A0
は、A18〜A1が256K×16ビット構成の4Mビ
ットROM115のアドレス入力端子に入力されてい
る。また、アドレスA18〜A0のうち、A13〜A1
が8K×8ビット構成の64KビットのEEPROM1
14のアドレス入力端子に入力されている。更に、最下
位ビットA0だけがデータバス切換回路105の第3の
入力端子に入力されている。
【0042】データバス切換回路105とEEPROM
114のデータ入出力端子及びROM115のデータ出
力端子との間は、下位バイトのメモリデータバス112
によって結ばれる。また、データバス切換回路105と
ROM115のデータ出力端子との間は、上位のメモリ
データバス113によって結ばれる。EEPROM11
4は、データ入出力が8ビットであり、下位バイトのメ
モリデータバスだけに連結される。他方、ROM115
は、データ入出力が16ビットでそれぞれ8ビットずつ
下位バイトのメモリデータバスと上位バイトのメモリデ
ータバスに連結される。チップセレクト回路109の2
つの出力信号のうち、第1の出力信号116はEEPR
OM114のチップイネーブル端子に入力され、第2の
出力信号117はROM115のチップイネーブル端子
に入力される。
【0043】プリント基板118は、すべての構成部品
が搭載可能で、しかも、それらを相互に上述した関係で
電気的に配線接続するものである。前述した文献のガイ
ドラインには、カードイネーブル信号CE1、CE2と
アドレスの最下位ビットA0で、図示の半導体メモリカ
ードと図示しないホストシステムの間のデータ転送モー
ドを決定し、カード出力イネーブル信号OE及びライト
イネーブル信号WEでリード動作モードかライト動作モ
ードかを決定し、加えて、属性メモリ空間セレクト信号
REGによってコモンメモリをアクセスするかアトリビ
ュートメモリをアクセスするかを決定するように規定さ
れている。第2の発明は、上述した文献に記載されたこ
れらの動作規格を満たす仕様の上に立脚するものであ
る。
【0044】上記文献におけるこれらの入力信号と図1
4に示す第2の発明の第1の実施例の回路図における各
入力信号は同じものである。即ち、上記文献におけるO
Eは出力イネーブル信号101に、WEはライトイネー
ブル信号102に、A0はアドレス111の中のA0
に、CE1はカードイネーブル信号106に、CE2は
カードイネーブル信号107に、REGは属性メモリ空
間セレクト信号108に、それぞれ対応している。CE
1、CE2、及びA0の信号状態とデータ授受の形式の
関係を図15に示す。図15において、例えば、CE
1、CE2がともにHレベルのときは、そのカードがア
クセスされない状態であり、リード動作モード状態にお
いては、カードは出力状態になるが、メモリに対する書
き込み動作を行なわない。
【0045】また、CE1、CE2がともにLレベルの
ときは、システムデータバスは一体の16ビットデータ
バスとしてシステムと連結される。カード内部では、下
位バイトのメモリデータバスがシステムデータバスに連
結され、上位バイトのメモリデータバスがシステムデー
タバスに連結される。このように、カードイネーブル信
号CE1、CE2とアドレスの最下位ビットA0の状態
によって、システムデータバスとメモリデータバスの連
結の仕方を図15に合致するように制御するのがデータ
バス切換回路105である。
【0046】図16は、チップセレクト回路109の動
作を説明するための関数を示す。チップセレクト回路1
09は、CE1がLレベルで、基板上設定部110の出
力端子がLレベルのとき第1の出力信号116に選択的
にLレベル、第2の出力端子にHレベルを出力するよう
に動作する。EEPROM114やROM115のチッ
プイネーブル信号はLアクティブ、H非アクティブであ
るから、この場合、EEPROM114がアクセスさ
れ、ROM115はアクセスされない。また、チップセ
レクト回路109は、CE1とCE2のうち少なくとも
どちらかがLレベルで基板上設定部110の出力端子が
Hレベルのとき、第2の出力信号117に選択的にLレ
ベルを出力し、第1の出力端子にはHレベルを出力する
ように動作する。従って、ROM115がアクセスさ
れ、EEPROM114はアクセスされない。
【0047】基板上設定部110は、入力端子と出力端
子を導通状態に設定したり、非導通状態に設定したりで
きるものである。基板上設定部110の入力端子と出力
端子を導通状態に設定すると、属性メモリ空間セレクト
信号108がチップセレクト回路109の第3の入力端
子にそのまま入力される。逆に、基板上設定部110の
入力端子と出力端子を非導通状態に設定すると、属性メ
モリ空間セレクト信号108はチップセレクト回路10
9の第3の入力端子に供給されない。チップセレクト回
路109の第3の入力端子はチップセレクト回路109
の内部で十分大きな抵抗値の抵抗でプルアップされてい
るので、基板上設定部110の入力端子と出力端子を非
導通状態に設定すると、基板上設定部110の出力端子
及びチップセレクト回路109の第3の入力端子はHレ
ベルになる。
【0048】図14においては、ROM115がコモン
メモリであり、EEPROM114がアトリビュートメ
モリである。従って、この半導体メモリカードに関する
種々の属性情報が必要に応じてEEPROM114に格
納され、システム側で必要に応じて読み出すことができ
る。以上説明したような回路構成での実施例の動作を順
次説明する。第1の実施例では、図14において、プリ
ント基板118上にEEPROM114、ROM115
が搭載され、更にデータバス切換回路105とチップセ
レクト回路109を含む論理回路が搭載される。基板上
設定部110はその入出力端子が導通するように設定さ
れる。
【0049】このように構成された半導体メモリカード
においては、出力イネーブル信号101、ライトイネー
ブル信号102、カードイネーブル信号106、10
7、属性メモリ空間セレクト信号108、及び19ビッ
トのアドレス111の中のA0によって定まる動作モー
ドで動作を行なう。基板上設定部110はその入出力端
子が導通するように設定されているので、属性メモリ空
間セレクト信号108がそのままチップセレクト回路1
09の第3の入力端子に入力される。上述したようなチ
ップセレクト回路109の働きにより2種類のメモリデ
バイスのうちどちらか一方だけが選択的にアクセスされ
る。属性メモリ空間セレクト信号108にLレベルが加
えられると、アトリビュートメモリであるEEPROM
114がアクセスされ、属性メモリ空間セレクト信号1
08にHレベルが加えられると、コモンメモリであるR
OM115がアクセスされる。
【0050】このように、属性メモリ空間セレクト信号
108を与える信号によって、アトリビュートメモリを
アクセスするか、コモンメモリをアクセスするかを制御
することが可能である。第1の実施例の他の動作環境で
は、図14において、プリント基板18上にEEPRO
M114を搭載しない。また、基板上設定部110はそ
の入出力端子が非導通に設定される。それ以外は、上述
した第1の実施例と同じである。チップセレクト回路1
09の第3の入力端子はプルアップされているので、属
性メモリ空間セレクト信号108にLレベルが加えられ
るかあるいはHレベルが加えられるかに関係なく、Hレ
ベルになる。従って、出力信号116がLレベルになる
ことはなく、いつもコモンメモリであるROM115を
アクセスしようとする。
【0051】このとき、ROM115の中の適当なアド
レス位置にカード属性情報を格納するよう、システムと
メモリカードとの間で適切に取り決めがされていれば、
コモンメモリの領域内に属性情報を配置しても、本来の
コモンメモリ領域と混同することが避けられる。システ
ムとメモリカードの取り決めの方法の一例は、上述した
文献で定義されているデバイス情報タプルを使うことで
ある。コモンメモリのデバイス情報タプルでは、属性情
報を配置するアドレスにはコモンメモリがないと記述
し、アトリビュートメモリのデバイス情報タプルでは、
属性情報を配置するアドレスにアトリビュートメモリが
存在する旨記述する。
【0052】システム側では、メモリカードをアクセス
するに先立ち、まず、属性メモリ空間セレクト信号10
8をLレベルにして属性情報を走査する。属性メモリ空
間セレクト信号108をLレベルにしてもメモリカード
の中ではROM115がアクセスされ、ROM115の
適当なアドレスに格納された属性情報が読み出せる。こ
れにより、必要な属性情報を読み出すことができる。し
かも、この属性情報の中に、デバイス情報タプルを格納
しておけば、コモンメモリ領域と属性情報領域を混同す
ることがない。このように、第1の実施例では、属性情
報をEEPROM114の中に実現するように形成で
き、他の動作環境では、属性情報専用のメモリデバイス
を必要とせず、コモンメモリの中に属性情報を格納でき
る。
【0053】このため、比較的大容量の属性情報を持つ
ことが望まれる応用や、あるいは、属性情報をシステム
側で記述することが望まれる応用においては、第1の実
施例が設定されたメモリカードが適当であり、他方、何
よりも部品点数を少なくして価格を安くすることが重要
な応用においては、第1の実施例の他の動作環境が設定
されたメモリカードがふさわしい。
【0054】図17は、第2の発明に係る第2の実施例
を示す。図17において、図14と同一の部分について
は同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図17
において、SRAM145−1、145−2は、128
Kワード×8ビット構成の第1の1MビットSRAMで
ある。プリント基板148は、データバス切換回路10
5、チップセレクト回路109、EEPROM114、
2つのSRAM145−1、145−2、及び基板上設
定部110が搭載され、これらの相互間の結線が形成さ
れている。図17において、データ入出力端子145−
1が、下位バイト側のメモリデータバス112に接続さ
れる一方、データ入出力端子145−2が上位バイト側
のメモリデータバス113に接続される。このように構
成することによって、8ビットでアクセスすることも、
16ビットでアクセスすることも可能になる。
【0055】第2の実施例において、カードの属性情報
をEEPROM114に格納する場合には、プリント基
板148上に、データバス切換回路105、チップセレ
クト回路109、SRAM145−1、145−2のほ
かにEEPROM114を搭載し、かつ、基板上設定部
110はその入力端子と出力端子を導通状態に設定す
る。このように構成すれば、属性メモリ空間セレクト信
号108をLレベルにすることによって、EEPROM
114がアクセスされるので、EEPROM114は属
性情報を格納するアトリビュートメモリとして使用する
ことができる。第2の実施例において、カードの属性情
報をコモンメモリであるSRAMの領域に配置する場合
には、図17において、EEPROM114は搭載せ
ず、基板上設定部110はその入力端子と出力端子が非
導通になるように設定される。
【0056】このように構成すれば、属性メモリ空間セ
レクト信号108をLレベルにしても、EEPROM1
14がアクセスされることはなく、SRAM145−1
がアクセスされる。このため、属性情報をコモンメモリ
であるSRAMの中に格納し使用することができる。第
2の実施例によって、コモンメモリとして、ROM以外
のメモリデバイスであっても、また、デバイスのデータ
幅が16ビットのものだけでなく、8ビットのものであ
っても、第2の発明を適用し、同様な効果を得ることが
できる。
【0057】図18は、第2の発明に係る第3の実施例
を示す。図18において図14と同一の部分については
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。属性メモ
リ空間セレクト信号168は、図14の属性メモリ空間
セレクト信号108と同様であるが、ここでは、直接に
チップセレクト回路169の第3の入力端子に接続され
る。基板上設定部170の出力信号はチップセレクト回
路169の第4の入力端子に入力される。プリント基板
178は、これらの構成部品が搭載可能でしかもこれら
相互間の配線やメモリカード端子への配線が施されてい
る。基板上設定部170は、設定によって、チップセレ
クト回路169の第4の入力端子にLレベルを入力した
り、Hレベルを入力する。
【0058】チップセレクト回路169は、EEPRO
M114あるいはROM115のうちいずれか一方を選
択するように動作するもので、第4の入力端子がHレベ
ルに設定されていれば、属性メモリ空間セレクト信号1
68がLレベルのとき出力信号116をLレベルにして
EEPROM114をアクセス可能にし、属性メモリ空
間セレクト信号168がHレベルのとき出力信号117
をLレベルにしてROM115をアクセス可能にする。
しかし、第4の入力端子がLレベルに設定された場合に
は、属性メモリ空間セレクト信号168の信号は無視さ
れて出力信号117だけをLレベルにしようとするの
で、ROM115だけがアクセス可能になる。
【0059】このように、基板上設定部170の構成と
チップセレクト回路169の構成とこれらの結線方法を
第1の実施例と異なるものにしても第2の発明を適用で
き、その効果を得ることができる。尚、上述した第1、
第2及び第3の実施例においては、アトリビュートメモ
リとしてEEPROMを使用する構成例を示したが、属
性情報の内容が固定的なものであれば、ROMを使用す
るようにしてもよい。あるいは、電池を内蔵するメモリ
カードであれば、アトリビュートメモリとしてSRAM
を使用するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリカードによれば、次のような効果が得られる。第1
の発明では、擬似SRAMと、ROM、EEPROM等
のその他のメモリを同一のメモリカードに搭載するよう
にしたので、電源がOFFしても不揮発な情報を格納す
るとともに、頻繁に、かつ高速に読み書きできる大容量
の一時記憶領域を持つ半導体メモリカードを安価で実現
することができる。第2の発明では、アトリビュートメ
モリ及びコモンメモリのいずれかを選択する基板上設定
部及びチップセレクト回路を設けるようにしたので、カ
ード属性情報の格納場所をコモンメモリ又はアトリビュ
ートメモリに任意に設定することができる。これによ
り、半導体メモリカードの属性を固定的にしたり、変更
可能にすることを自由に行なうことができ、また、アト
リビュートメモリを不要にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の半導体メモリカードの第1の実施
例のブロック図である。
【図2】図1のデコーダ回路8の動作の真理値表を示す
図である。
【図3】図1の半導体メモリカードのメモリマップ図で
ある。
【図4】第1の発明に係る第2の実施例のブロック図で
ある。
【図5】図4のデコーダ回路28の動作の真理値表を示
す図である。
【図6】図4の半導体メモリカードのメモリマップ図で
ある。
【図7】第1の発明に係る第3の実施例のブロック図で
ある。
【図8】図8のデコーダ回路48の動作の真理値表を示
す図である。
【図9】図7の半導体メモリカードのメモリマップ図で
ある。
【図10】第1の発明に係る第4の実施例のブロック図
である。
【図11】第1の発明に係る第5の実施例のブロック図
である。
【図12】図11のデコーダ回路88の動作の真理値表
を示す図である。
【図13】図11におけるデータバスの状態を示す図で
ある。
【図14】第2の発明に係る第1の実施例のブロック図
である。
【図15】第2の発明に係る各信号状態とデータ授受の
形式の関係を示す図である。
【図16】図14のチップセレクト回路109の動作の
真理値表を示す図である。
【図17】第2の発明に係る第2の実施例のブロック図
である。
【図18】第2の発明に係る第3の実施例のブロック図
である。
【符号の説明】 2、22、42、62、82−1、82−2 擬似SR
AM 3、23−1、23−2、43、83−1、83−2
ROM(不揮発性メモリ) 8、28、48、68、88 デコーダ回路 63 EPROM(不揮発性メモリ) 105 データバス切換回路 109、169 チップセレクト回路 110、170 基板上設定部 114 EEPROM(アトリビュートメモリ) 115 ROM(コモンメモリ) 145−1、145−2 SRAM(コモンメモリ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SRAMと同様のアクセス方法によりア
    クセス可能な1又は2以上の擬似SRAMと、 電源の供給がなくても記憶内容を保持することが可能な
    不揮発性メモリと、 ホスト装置の出力するアドレスに応じて前記擬似SRA
    M及び不揮発性メモリのいずれかをアクセス可能とする
    イネーブル信号を出力するデコーダ回路とから成ること
    を特徴とする半導体メモリカード。
  2. 【請求項2】 データを格納する1又は2以上のコモン
    メモリと、 当該コモンメモリの種類を示す属性情報を格納する1又
    は2以上のアトリビュートメモリと、 当該アトリビュートメモリ及び前記コモンメモリに接続
    されるデータバスを切換えるデータバス切換回路と、 前記アトリビュートメモリ及び前記コモンメモリのいず
    れかを選択するチップセレクト回路と、 当該チップセレクト回路の選択状態を設定する基板上設
    定部とから成ることを特徴とする半導体メモリカード。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168645A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Sharp Corp ナビゲーション装置と通信基地局、およびそれらを用いたナビゲーションシステムとナビゲーション方法
KR100851574B1 (ko) * 2006-09-18 2008-08-12 주식회사 케이티프리텔 언어 코덱이 탑재된 ic 카드와 글 깨짐 방지 방법 및단말기

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