JPH0757802B2 - ポリアニリン誘導体の製造方法 - Google Patents
ポリアニリン誘導体の製造方法Info
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- JPH0757802B2 JPH0757802B2 JP2115162A JP11516290A JPH0757802B2 JP H0757802 B2 JPH0757802 B2 JP H0757802B2 JP 2115162 A JP2115162 A JP 2115162A JP 11516290 A JP11516290 A JP 11516290A JP H0757802 B2 JPH0757802 B2 JP H0757802B2
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- H01B1/06—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
- H01B1/12—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
- H01B1/124—Intrinsically conductive polymers
- H01B1/128—Intrinsically conductive polymers comprising six-membered aromatic rings in the main chain, e.g. polyanilines, polyphenylenes
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/02—Polyamines
- C08G73/026—Wholly aromatic polyamines
- C08G73/0266—Polyanilines or derivatives thereof
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、有機溶媒に可溶なポリアニリン誘導体の製造
方法に関する。
方法に関する。
〈従来の技術〉 近年、ポリアニリンは新しい電子材料、導電材料とし
て、電池の電極材料、帯電防止材料、電磁波遮蔽材料、
光電変換素子、光メモリー、各種センサー等の機能素
子、表示素子、各種ハイブリッド材料(透明導電体)、
各種端末機器などの広い分野への応用が検討されてい
る。
て、電池の電極材料、帯電防止材料、電磁波遮蔽材料、
光電変換素子、光メモリー、各種センサー等の機能素
子、表示素子、各種ハイブリッド材料(透明導電体)、
各種端末機器などの広い分野への応用が検討されてい
る。
しかしながら、従来のポリアニリンは、π共役系が高度
に発達しているため、高分子鎖が剛直で分子鎖間の相互
作用が強く、また、分子鎖間に強固な水素結合が数多く
存在するため、殆んどの溶剤に不溶であり、また加熱に
よっても溶融しないので成形性に乏しく、キャストや塗
工ができないという大きな欠点を有している。
に発達しているため、高分子鎖が剛直で分子鎖間の相互
作用が強く、また、分子鎖間に強固な水素結合が数多く
存在するため、殆んどの溶剤に不溶であり、また加熱に
よっても溶融しないので成形性に乏しく、キャストや塗
工ができないという大きな欠点を有している。
そのために例えば、高分子材料の繊維、多孔質体などの
所望の形状の基材にモノマーを含浸させ、このモノマー
を適当な重合触媒との接触により、或いは、電解酸化に
より重合させ導電性複合材料としたり、あるいは又熱可
塑性重合粉末の存在下で、モノマーを重合させ同様の複
合材料を得ていた。
所望の形状の基材にモノマーを含浸させ、このモノマー
を適当な重合触媒との接触により、或いは、電解酸化に
より重合させ導電性複合材料としたり、あるいは又熱可
塑性重合粉末の存在下で、モノマーを重合させ同様の複
合材料を得ていた。
これに対し、重合触媒と反応温度の工夫によりN−メチ
ル−2−ピロリドンのみに可溶なポリアニリンが合成さ
れている(M.Abe et al.:J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,19
89.1736)。しかし、このポリアニリンもその他の汎用
有機溶媒にはほとんど溶けず適応範囲が限られていた。
ル−2−ピロリドンのみに可溶なポリアニリンが合成さ
れている(M.Abe et al.:J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,19
89.1736)。しかし、このポリアニリンもその他の汎用
有機溶媒にはほとんど溶けず適応範囲が限られていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、上記問題点を解消し、ポリアニリン本来の特
性を損う事なく汎用有機溶媒に可溶なポリアニリンを提
供する事を目的としている。
性を損う事なく汎用有機溶媒に可溶なポリアニリンを提
供する事を目的としている。
〈問題を解決するための手段〉 本発明者は、上記問題を解消すべく鋭意検討した結果、
ポリアニリン溶液に水素の内1つがハロゲンで置換され
ているハロゲン化炭化水素を滴下して反応させ、該ポリ
アニリンのN位に炭化水素基を付加させることを特徴と
するポリアニリン誘導体の製造方法をみいだし、本発明
を完成するに至った。
ポリアニリン溶液に水素の内1つがハロゲンで置換され
ているハロゲン化炭化水素を滴下して反応させ、該ポリ
アニリンのN位に炭化水素基を付加させることを特徴と
するポリアニリン誘導体の製造方法をみいだし、本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明のポリアニリン誘導体の製造方法は、
過硫酸アンモニウム等を酸化剤として用いて低温でアニ
リンを酸化重合して得たポリアニリンを、アンモニアで
処理し可溶型ポリアニリンを得た後、これを過剰のヒド
ラジンで処理して還元型のポリアニリンを得る。こうし
て得た還元型のポリアニリンはN−メチル−2−ピロリ
ドンあるいはN,N−ジメチルアセトアミドに可溶である
が、他の有機溶媒、たとえばクロロホルムやテトラヒド
ロフランにはほとんど不溶である。この還元型のポリア
ニリンをN−メチル−2−ピロリドンあるいはN,N−ジ
メチルアセトアミドに溶解し、窒素雰囲気下で水素の内
1つがハロゲンで置換されているハロゲン化炭化水素を
滴下して反応させ本発明の製造方法によるポリアニリン
誘導体を合成する。
過硫酸アンモニウム等を酸化剤として用いて低温でアニ
リンを酸化重合して得たポリアニリンを、アンモニアで
処理し可溶型ポリアニリンを得た後、これを過剰のヒド
ラジンで処理して還元型のポリアニリンを得る。こうし
て得た還元型のポリアニリンはN−メチル−2−ピロリ
ドンあるいはN,N−ジメチルアセトアミドに可溶である
が、他の有機溶媒、たとえばクロロホルムやテトラヒド
ロフランにはほとんど不溶である。この還元型のポリア
ニリンをN−メチル−2−ピロリドンあるいはN,N−ジ
メチルアセトアミドに溶解し、窒素雰囲気下で水素の内
1つがハロゲンで置換されているハロゲン化炭化水素を
滴下して反応させ本発明の製造方法によるポリアニリン
誘導体を合成する。
本発明で用いるハロゲン化炭化水素としては、炭素数4
以上の炭化水素であれば二重結合や三重結合を含んでも
よく、その水素の内一つをハロゲン(塩素、臭素、ヨウ
素)で置換したものを用いればよい。炭素数4以上の炭
化水素の具体例としては、例えばブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデ
カン、ドデカン、ヘキサデカン、ドコサン等の直鎖型、
ペンテン、ヘキセン、ヘプテン等の直鎖で二重結合を持
つもの、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、イ
ソヘキサンの様に分岐構造を持つもの、シクロヘキサン
の様な環状のものなどいずれの炭化水素でもよく、それ
らの水素の内1つがハロゲンに置換されているものなら
ば、特に限定するものではない。またさらに、そのよう
なハロゲン化炭化水素のハロゲンに置換されていない水
素がシアノ基、ニトロ基や水酸基等で置換されていても
よい。
以上の炭化水素であれば二重結合や三重結合を含んでも
よく、その水素の内一つをハロゲン(塩素、臭素、ヨウ
素)で置換したものを用いればよい。炭素数4以上の炭
化水素の具体例としては、例えばブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデ
カン、ドデカン、ヘキサデカン、ドコサン等の直鎖型、
ペンテン、ヘキセン、ヘプテン等の直鎖で二重結合を持
つもの、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、イ
ソヘキサンの様に分岐構造を持つもの、シクロヘキサン
の様な環状のものなどいずれの炭化水素でもよく、それ
らの水素の内1つがハロゲンに置換されているものなら
ば、特に限定するものではない。またさらに、そのよう
なハロゲン化炭化水素のハロゲンに置換されていない水
素がシアノ基、ニトロ基や水酸基等で置換されていても
よい。
以上のようにして得られた本発明の製造方法によるN位
に炭化水素基を置換したポリアニリン誘導体は、後処理
として不純物を除去するためにアンモニア水で脱ドープ
処理することが望ましい。本発明によるポリアニリン誘
導体は、N−メチル−2−ピロリドンあるいはN,N−ジ
メチルアセトアミドに可溶であるばかりでなく、クロロ
ホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素溶媒やテトラヒドロフランのようなエーテル
系溶媒に可溶であり、これらの溶液からキャストして良
好な自立性のフィルムを得る事ができる。さらに、この
フィルムは塩酸、硫酸、ホウフッ化水素酸、過塩素酸等
のプロトン酸などでドープすることにより10-3〜10s/cm
の高い導電率を示す。
に炭化水素基を置換したポリアニリン誘導体は、後処理
として不純物を除去するためにアンモニア水で脱ドープ
処理することが望ましい。本発明によるポリアニリン誘
導体は、N−メチル−2−ピロリドンあるいはN,N−ジ
メチルアセトアミドに可溶であるばかりでなく、クロロ
ホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素溶媒やテトラヒドロフランのようなエーテル
系溶媒に可溶であり、これらの溶液からキャストして良
好な自立性のフィルムを得る事ができる。さらに、この
フィルムは塩酸、硫酸、ホウフッ化水素酸、過塩素酸等
のプロトン酸などでドープすることにより10-3〜10s/cm
の高い導電率を示す。
なお、本発明によるポリアニリン誘導体は、還元型のポ
リアニリンが含有する窒素原子の10%以上に炭化水素基
が置換されていることが必要であり、10%未満の置換で
は、有機溶媒に溶解しないので、本発明の目的を十分に
達成することができない。
リアニリンが含有する窒素原子の10%以上に炭化水素基
が置換されていることが必要であり、10%未満の置換で
は、有機溶媒に溶解しないので、本発明の目的を十分に
達成することができない。
〈実施例〉 以下に実施例をもって本発明を説明する。
実施例1 アニリン4.1g、濃塩酸21.9gを水に溶かして100mlとし、
−5℃に冷却する。濃塩酸21.9g、過硫酸アンモニウム
6.28gを水に溶かし100mlとし、この溶液もまた−5℃に
冷却し、さきのアニリン溶液にゆっくり滴下し、−5℃
で4時間撹拌を続けてアニリン重合体を得た。このアニ
リン重合体を水で充分に洗浄後、さらにアンモニア水で
脱ドープ処理を行った。
−5℃に冷却する。濃塩酸21.9g、過硫酸アンモニウム
6.28gを水に溶かし100mlとし、この溶液もまた−5℃に
冷却し、さきのアニリン溶液にゆっくり滴下し、−5℃
で4時間撹拌を続けてアニリン重合体を得た。このアニ
リン重合体を水で充分に洗浄後、さらにアンモニア水で
脱ドープ処理を行った。
こうして得られたポリアニリン1gを20mlのN−メチル−
2−ピロリドンに完全に溶解し、充分に窒素置換した
後、1−ブロモデカン0.5gを加えて6時間撹拌を続け反
応させた。この溶液を1の水に撹拌しながら投入し、
沈澱物を濾別し、乾燥後アンモニア水で脱ドープ処理し
て本発明によるN位に炭化水素基を置換したポリマーを
1g得た。
2−ピロリドンに完全に溶解し、充分に窒素置換した
後、1−ブロモデカン0.5gを加えて6時間撹拌を続け反
応させた。この溶液を1の水に撹拌しながら投入し、
沈澱物を濾別し、乾燥後アンモニア水で脱ドープ処理し
て本発明によるN位に炭化水素基を置換したポリマーを
1g得た。
この本発明によるポリマーは、N−メチル−2−ピロリ
ドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒
に対し良好な溶解性を示した。さらに、本発明によるポ
リマーの上記溶媒によるそれぞれの溶液からは、キャス
ト法によって自立性のフィルムを得ることができ、例え
ばこのポリマーのクロロホルム溶液から得た自立性フィ
ルムを硫酸でドープした時の導電率は2.5s/cmであっ
た。また、ドーピング前の上記クロロホルム溶液から得
たキャストフィルムは先に述べたN−メチル−2−ピロ
リドン、N,N−ジメチルアセトアミド、クロロホルム、
ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に溶解できた。
ドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒
に対し良好な溶解性を示した。さらに、本発明によるポ
リマーの上記溶媒によるそれぞれの溶液からは、キャス
ト法によって自立性のフィルムを得ることができ、例え
ばこのポリマーのクロロホルム溶液から得た自立性フィ
ルムを硫酸でドープした時の導電率は2.5s/cmであっ
た。また、ドーピング前の上記クロロホルム溶液から得
たキャストフィルムは先に述べたN−メチル−2−ピロ
リドン、N,N−ジメチルアセトアミド、クロロホルム、
ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に溶解できた。
実施例2 実施例1において1−ブロモデカンの代わりに5−ブロ
モ−1−ペンテン0.2gを用い同様の手順で本発明による
N−置換ポリマーを得た。このポリマーは、N−メチル
−2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、
ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に対し良好な溶解性を示した。さらにこの
ポリマーのクロロホルム溶液からキャストによって得た
自立性のフィルムを硫酸でドープした時の導電率は0.5s
/cmであった。また、ドーピング前の上記キャストフィ
ルムは先に述べたN−メチル−2−ピロリドン、N,N−
ジメチルアセトアミド、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒
に溶解できた。
モ−1−ペンテン0.2gを用い同様の手順で本発明による
N−置換ポリマーを得た。このポリマーは、N−メチル
−2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、
ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に対し良好な溶解性を示した。さらにこの
ポリマーのクロロホルム溶液からキャストによって得た
自立性のフィルムを硫酸でドープした時の導電率は0.5s
/cmであった。また、ドーピング前の上記キャストフィ
ルムは先に述べたN−メチル−2−ピロリドン、N,N−
ジメチルアセトアミド、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒
に溶解できた。
実施例3 実施例1において1−ブロモデカンの代わりに6−ブロ
モ−1−シアノヘキサン0.2gを用い同様の手順で本発明
によるN−置換ポリマーを得た。このポリマーは、N−
メチル−2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロ
フラン等の有機溶媒に対し良好な溶解性を示した。さら
にこのポリマーのクロロホルム溶液からキャストによっ
て得た自立性のフィルムを硫酸でドープした時の導電率
は0.05s/cmであった。また、ドーピング前の上記キャス
トフィルムは先に述べたN−メチル−2−ピロリドン、
N,N−ジメチルアセトアミド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機
溶媒に溶解できた。
モ−1−シアノヘキサン0.2gを用い同様の手順で本発明
によるN−置換ポリマーを得た。このポリマーは、N−
メチル−2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロ
フラン等の有機溶媒に対し良好な溶解性を示した。さら
にこのポリマーのクロロホルム溶液からキャストによっ
て得た自立性のフィルムを硫酸でドープした時の導電率
は0.05s/cmであった。また、ドーピング前の上記キャス
トフィルムは先に述べたN−メチル−2−ピロリドン、
N,N−ジメチルアセトアミド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等の有機
溶媒に溶解できた。
比較例 アニリン4.1g、濃塩酸21.9gを水に溶かして100mlとし、
−5℃に冷却する。濃塩酸21.9g、過硫酸アンモニウム
6.28gを水に溶かし100mlとし、この溶液もまた−5℃に
冷却し、さきのアニリン溶液にゆっくり滴下し、−5℃
で4時間撹拌を続けてアニリン重合体を得た。このアニ
リン重合体を水で十分に洗浄後、さらにアンモニア水で
脱ドープ処理を行った。こうして得られたポリアニリン
はN−メチル−2−ピロリドンに可溶であるので、この
溶液から自立性のフィルムを得る事ができた。しかし、
該ポリアニリンはクロロホルムやテトラヒドロフランに
は不溶であり、また上記N−メチル−2−ピロリドン溶
液から得られたフィルムはいかなる有機溶媒にも不溶で
あった。
−5℃に冷却する。濃塩酸21.9g、過硫酸アンモニウム
6.28gを水に溶かし100mlとし、この溶液もまた−5℃に
冷却し、さきのアニリン溶液にゆっくり滴下し、−5℃
で4時間撹拌を続けてアニリン重合体を得た。このアニ
リン重合体を水で十分に洗浄後、さらにアンモニア水で
脱ドープ処理を行った。こうして得られたポリアニリン
はN−メチル−2−ピロリドンに可溶であるので、この
溶液から自立性のフィルムを得る事ができた。しかし、
該ポリアニリンはクロロホルムやテトラヒドロフランに
は不溶であり、また上記N−メチル−2−ピロリドン溶
液から得られたフィルムはいかなる有機溶媒にも不溶で
あった。
〈発明の効果〉 本発明はポリアニリンに炭化水素系置換基を導入する事
により、ポリアニリン本来の特性を損うことなく、有機
溶媒に可溶でかつフィルム化や塗工等の加工性に優れた
ポリアニリン誘導体を得ることができる製造方法である
ので、非常に有用である。
により、ポリアニリン本来の特性を損うことなく、有機
溶媒に可溶でかつフィルム化や塗工等の加工性に優れた
ポリアニリン誘導体を得ることができる製造方法である
ので、非常に有用である。
Claims (3)
- 【請求項1】ポリアニリンをアンモニアで処理し可溶型
ポリアニリンを得た後、これを過剰のヒドラジンで処理
して還元型のポリアニリンを作成し、しかる後、前記還
元型のポリアニリンをN−メチル−2−ピロリドン又は
N,N−ジメチルアセトアミドに溶解してポリアニリン溶
液となし、該ポリアニリン溶液に水素の内一つがハロゲ
ンで置換されているハロゲン化炭化水素を滴下して反応
させ、前記還元型のポリアニリンのN位に炭化水素基を
付加させることを特徴とするポリアニリン誘導体の製造
方法。 - 【請求項2】前記ハロゲン化炭化水素が、炭素数4以上
の炭化水素であることを特徴とする請求項1に記載のポ
リアニリン誘導体の製造方法。 - 【請求項3】前記炭化水素基が、前記還元型ポリアニリ
ンが含有する窒素原子の10%以上に付加されていること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポリアニリ
ン誘導体の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2115162A JPH0757802B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ポリアニリン誘導体の製造方法 |
| DE69118430T DE69118430T2 (de) | 1990-05-02 | 1991-04-30 | Verfahren zur Herstellung von Polyanilinderivaten |
| EP91107017A EP0455222B1 (en) | 1990-05-02 | 1991-04-30 | Production process of polyaniline derivatives |
| US07/693,268 US5100977A (en) | 1990-05-02 | 1991-04-30 | Production process of polyaniline derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2115162A JPH0757802B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ポリアニリン誘導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413721A JPH0413721A (ja) | 1992-01-17 |
| JPH0757802B2 true JPH0757802B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=14655872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2115162A Expired - Fee Related JPH0757802B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ポリアニリン誘導体の製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5100977A (ja) |
| EP (1) | EP0455222B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0757802B2 (ja) |
| DE (1) | DE69118430T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5635563A (en) * | 1991-04-01 | 1997-06-03 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Polyaniline derivatives and their production process |
| US5623020A (en) * | 1991-04-01 | 1997-04-22 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Polyaniline derivatives and their production process |
| US5304613A (en) * | 1991-10-03 | 1994-04-19 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Polyaniline derivative containing at least a 2-butenylene structure |
| US6544379B2 (en) | 1993-09-16 | 2003-04-08 | Hitachi, Ltd. | Method of holding substrate and substrate holding system |
| US5756601A (en) * | 1997-01-28 | 1998-05-26 | National Science Council | Process for the preparation of N-alkylated or N-alkoxyalkylated polyanilines soluble in organic solvents having low boiling points |
| JP5443009B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2014-03-19 | トヨタ自動車株式会社 | ポリアニリン付加プレポリマー及びその製造、ポリアニリングラフトポリマー及びその製造、架橋物、並びに塗料 |
| CN108299661A (zh) * | 2017-10-11 | 2018-07-20 | 东莞产权交易中心 | 一种溶胶型聚苯胺导电薄膜及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8717359D0 (en) * | 1987-07-22 | 1987-08-26 | Cookson Group Plc | Electroconductive polymers |
| JPH02500197A (ja) * | 1988-02-05 | 1990-01-25 | ロッキード コーポレーション | 塩基型導電性ポリマーの製造 |
| US5006633A (en) * | 1988-08-31 | 1991-04-09 | Nippon Oil Company, Limited | Novel compolymers and electroactive polymers derived therefrom |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2115162A patent/JPH0757802B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-30 DE DE69118430T patent/DE69118430T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-30 US US07/693,268 patent/US5100977A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-30 EP EP91107017A patent/EP0455222B1/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
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| J.Appl.Phys.,Part2,30(4A)L653−L656 |
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| DE69118430D1 (de) | 1996-05-09 |
| EP0455222B1 (en) | 1996-04-03 |
| DE69118430T2 (de) | 1996-08-14 |
| US5100977A (en) | 1992-03-31 |
| EP0455222A3 (en) | 1993-03-10 |
| JPH0413721A (ja) | 1992-01-17 |
| EP0455222A2 (en) | 1991-11-06 |
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