JPH0758032A - 圧力制御装置および圧力制御方法 - Google Patents
圧力制御装置および圧力制御方法Info
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- JPH0758032A JPH0758032A JP21703693A JP21703693A JPH0758032A JP H0758032 A JPH0758032 A JP H0758032A JP 21703693 A JP21703693 A JP 21703693A JP 21703693 A JP21703693 A JP 21703693A JP H0758032 A JPH0758032 A JP H0758032A
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- pressure
- vacuum pump
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 0.1Torrのような高真空状態から大気圧付
近の圧力まで広範囲にわたって圧力を制御することので
きる新規な圧力制御装置を提供する。 【構成】 気相反応装置の反応室の一端に接続されたメ
イン配管と、該メイン配管の途中に、反応室寄り側から
順に設けられた、第1のAPCバルブ、第1のバルブ、
第2のバルブ、第1の真空ポンプ及び第2の真空ポンプ
と、第2のバルブの上流側と第1の真空ポンプの下流側
とを結ぶ第1のバイパスと、第2の真空ポンプの上流側
と下流側とを結ぶ第2のバイパスと、第1のAPCバル
ブと第1のバルブの間と第2の真空ポンプの下流側とを
結ぶ第3のバイパスと、反応室と第1のAPCバルブと
の間で前記メイン配管に接続された調圧用N2 ガス送入
パイプとからなり、第1のバイパスには第3のバルブ
が、第2のバイパスには第4のバルブと第2のAPCバ
ルブが、第3のバイパスには第5のバルブが、調圧用N
2 ガス送入パイプには第6のバルブがそれぞれ配設され
ている。
近の圧力まで広範囲にわたって圧力を制御することので
きる新規な圧力制御装置を提供する。 【構成】 気相反応装置の反応室の一端に接続されたメ
イン配管と、該メイン配管の途中に、反応室寄り側から
順に設けられた、第1のAPCバルブ、第1のバルブ、
第2のバルブ、第1の真空ポンプ及び第2の真空ポンプ
と、第2のバルブの上流側と第1の真空ポンプの下流側
とを結ぶ第1のバイパスと、第2の真空ポンプの上流側
と下流側とを結ぶ第2のバイパスと、第1のAPCバル
ブと第1のバルブの間と第2の真空ポンプの下流側とを
結ぶ第3のバイパスと、反応室と第1のAPCバルブと
の間で前記メイン配管に接続された調圧用N2 ガス送入
パイプとからなり、第1のバイパスには第3のバルブ
が、第2のバイパスには第4のバルブと第2のAPCバ
ルブが、第3のバイパスには第5のバルブが、調圧用N
2 ガス送入パイプには第6のバルブがそれぞれ配設され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力制御装置に関する。
更に詳細には、本発明は気相反応装置の反応室の圧力
を、0.1Torr〜760Torrの広範囲にわたって制御可
能な圧力制御装置に関する。
更に詳細には、本発明は気相反応装置の反応室の圧力
を、0.1Torr〜760Torrの広範囲にわたって制御可
能な圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ICの製造においては、ウエハの
表面に酸化シリコンなどの薄膜を形成する工程がある。
薄膜の形成方法には化学的気相成長法(CVD)が用い
られており、CVD法は大別すると、常圧法、減圧法お
よびプラズマ法の3種類がある。最近の超LSIにおい
ては高集積化に対応して高品質で高精度な薄膜が要求さ
れ続けている。
表面に酸化シリコンなどの薄膜を形成する工程がある。
薄膜の形成方法には化学的気相成長法(CVD)が用い
られており、CVD法は大別すると、常圧法、減圧法お
よびプラズマ法の3種類がある。最近の超LSIにおい
ては高集積化に対応して高品質で高精度な薄膜が要求さ
れ続けている。
【0003】従来からシリコン酸化膜の形成材料には例
えば、SiH4 (別名、モノシラン)などが使用されて
きたが、半導体デバイスの微細化に伴ってステップカバ
レージの低下が問題となってきた。このモノシランガス
の代わりに、最近、液体のテトラエチルオルソシリケー
ト(TEOS)[Si(OC2 H5 )4 ]が使用される
ようになってきた。TEOSはステップカバレージに優
れた緻密な膜を形成できるためである。TEOSを用い
てシリコン酸化膜を成膜する場合、TEOSを加熱して
気化させ、TEOSガスとし、これに酸素ガスまたはオ
ゾンガスを混合して反応炉に供給する。
えば、SiH4 (別名、モノシラン)などが使用されて
きたが、半導体デバイスの微細化に伴ってステップカバ
レージの低下が問題となってきた。このモノシランガス
の代わりに、最近、液体のテトラエチルオルソシリケー
ト(TEOS)[Si(OC2 H5 )4 ]が使用される
ようになってきた。TEOSはステップカバレージに優
れた緻密な膜を形成できるためである。TEOSを用い
てシリコン酸化膜を成膜する場合、TEOSを加熱して
気化させ、TEOSガスとし、これに酸素ガスまたはオ
ゾンガスを混合して反応炉に供給する。
【0004】オゾンおよびTEOSからなる反応ガスは
一般的に非プラズマ雰囲気下で反応されてシリコン酸化
膜を生成し、酸素およびTEOSからなる反応ガスは一
般的にプラズマ雰囲気下で反応されてシリコン酸化膜を
生成する。プラズマ雰囲気下で酸素が分解されてオゾン
が形成され、この発生期のオゾンとTEOSが反応す
る。
一般的に非プラズマ雰囲気下で反応されてシリコン酸化
膜を生成し、酸素およびTEOSからなる反応ガスは一
般的にプラズマ雰囲気下で反応されてシリコン酸化膜を
生成する。プラズマ雰囲気下で酸素が分解されてオゾン
が形成され、この発生期のオゾンとTEOSが反応す
る。
【0005】非プラズマ雰囲気下でオゾンおよびTEO
Sを反応させる場合、反応室の圧力は約100Torr〜7
60Torrの範囲内で制御され、プラズマ雰囲気下で酸素
およびTEOSを反応させる場合、反応室の圧力は約
0.1Torr〜760Torrの範囲内で制御される。
Sを反応させる場合、反応室の圧力は約100Torr〜7
60Torrの範囲内で制御され、プラズマ雰囲気下で酸素
およびTEOSを反応させる場合、反応室の圧力は約
0.1Torr〜760Torrの範囲内で制御される。
【0006】反応室の圧力を約20Torr程度までの真空
状態にする従来の真空排気系の一例を図7に示す。図示
されているように、反応室100の一端にメイン配管1
10が接続されており、このメイン配管110には真空
源として真空ポンプ120が配設されており、更に、真
空ポンプ120と反応室100との間のメイン配管の途
中には自動圧力コントローラ(APC)バルブ130
が、また、APCバルブと反応室との間のメイン配管の
途中には圧力調整用のN2 ガス送入用パイプ140がそ
れぞれ配設されている。調圧用N2 ガス送入用パイプ1
40はバルブ150を有する。通常、APCは大気側に
調圧したい場合、開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧
したい場合、開閉度を増大させるように制御される。
状態にする従来の真空排気系の一例を図7に示す。図示
されているように、反応室100の一端にメイン配管1
10が接続されており、このメイン配管110には真空
源として真空ポンプ120が配設されており、更に、真
空ポンプ120と反応室100との間のメイン配管の途
中には自動圧力コントローラ(APC)バルブ130
が、また、APCバルブと反応室との間のメイン配管の
途中には圧力調整用のN2 ガス送入用パイプ140がそ
れぞれ配設されている。調圧用N2 ガス送入用パイプ1
40はバルブ150を有する。通常、APCは大気側に
調圧したい場合、開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧
したい場合、開閉度を増大させるように制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示され
た亜真空発生機構を使用し、APCバルブ130を前記
の論理に従って制御すると、20Torrのような高い真空
度は容易に得られるが、100Torr〜760Torr程度の
亜真空および常圧状態を形成するのは困難である。AP
Cバルブ130の開閉度の他に、真空ポンプの排気能力
および調圧用N2の送入量を調整したとしても所望の亜
真空状態を形成するのは容易ではない。
た亜真空発生機構を使用し、APCバルブ130を前記
の論理に従って制御すると、20Torrのような高い真空
度は容易に得られるが、100Torr〜760Torr程度の
亜真空および常圧状態を形成するのは困難である。AP
Cバルブ130の開閉度の他に、真空ポンプの排気能力
および調圧用N2の送入量を調整したとしても所望の亜
真空状態を形成するのは容易ではない。
【0008】従来の真空排気系ではAPCバルブと真空
ポンプとの相関的な応答性が悪いので、図示された真空
排気系は圧力分解能の点で非常に劣る。従って、微小な
圧力範囲の調整は極めて困難か、または不可能である。
また、図7に示された排気系では真空ポンプの駆動を停
止したとしても大気圧付近の圧力状態を形成することは
できない。
ポンプとの相関的な応答性が悪いので、図示された真空
排気系は圧力分解能の点で非常に劣る。従って、微小な
圧力範囲の調整は極めて困難か、または不可能である。
また、図7に示された排気系では真空ポンプの駆動を停
止したとしても大気圧付近の圧力状態を形成することは
できない。
【0009】更に、図示された真空発生機構ではプラズ
マ雰囲気下で酸素とTEOSを反応させるのに必要な高
真空状態(例えば、0.1Torr)を形成するのが困難あ
るいは不可能である。
マ雰囲気下で酸素とTEOSを反応させるのに必要な高
真空状態(例えば、0.1Torr)を形成するのが困難あ
るいは不可能である。
【0010】従って、本発明の目的は、0.1Torrのよ
うな高真空状態から大気圧付近の圧力まで広範囲にわた
って圧力を制御することのできる新規な圧力制御装置を
提供することである。
うな高真空状態から大気圧付近の圧力まで広範囲にわた
って圧力を制御することのできる新規な圧力制御装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、気相反応装置の反応室の一端に接続さ
れたメイン配管と、該メイン配管の途中に配設された真
空ポンプと、前記真空ポンプの上流側と下流側とを結
ぶ、前記メイン配管に接続されたバイパス配管と、前記
バイパス配管内に配設された自動圧力コントローラ(A
PC)バルブとからなる圧力制御装置を提供する。
に、本発明では、気相反応装置の反応室の一端に接続さ
れたメイン配管と、該メイン配管の途中に配設された真
空ポンプと、前記真空ポンプの上流側と下流側とを結
ぶ、前記メイン配管に接続されたバイパス配管と、前記
バイパス配管内に配設された自動圧力コントローラ(A
PC)バルブとからなる圧力制御装置を提供する。
【0012】更に、本発明では、気相反応装置の反応室
の一端に接続されたメイン配管と、該メイン配管の途中
に、反応室寄り側から順に設けられた、第1のAPCバ
ルブ、第1のバルブ、第2のバルブ、第1の真空ポンプ
および第2の真空ポンプと、前記第2のバルブの上流側
と前記第1の真空ポンプの下流側とを結ぶ、前記メイン
配管に接続された第1のバイパスと、前記第2の真空ポ
ンプの上流側と下流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続
された第2のバイパス配管と、前記第1のAPCバルブ
と前記第1のバルブの間と前記第2の真空ポンプの下流
側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された第3のバイパ
ス配管とからなり、前記第1のバイパス配管には第3の
バルブが配設されており、前記第2のバイパス配管には
第4のバルブと第2のAPCバルブが配設されており、
前記第3のバイパスには第5のバルブが配設されている
圧力制御装置を提供する。
の一端に接続されたメイン配管と、該メイン配管の途中
に、反応室寄り側から順に設けられた、第1のAPCバ
ルブ、第1のバルブ、第2のバルブ、第1の真空ポンプ
および第2の真空ポンプと、前記第2のバルブの上流側
と前記第1の真空ポンプの下流側とを結ぶ、前記メイン
配管に接続された第1のバイパスと、前記第2の真空ポ
ンプの上流側と下流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続
された第2のバイパス配管と、前記第1のAPCバルブ
と前記第1のバルブの間と前記第2の真空ポンプの下流
側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された第3のバイパ
ス配管とからなり、前記第1のバイパス配管には第3の
バルブが配設されており、前記第2のバイパス配管には
第4のバルブと第2のAPCバルブが配設されており、
前記第3のバイパスには第5のバルブが配設されている
圧力制御装置を提供する。
【0013】
【作用】本発明の圧力制御装置では、メイン配管にバイ
パス配管が接続されているので、これらを適当に組み合
わせて使用することにより0.1Torr〜760Torrの非
常に広い範囲にわたって反応室の圧力を制御することが
できる。特に、バイパス配管を利用し、真空ポンプによ
り排気された気体の一部を下流側から上流側に向かって
返送し、この返送気体量を制御することにより反応室の
圧力を100Torr程度の亜真空状態にすることができ
る。また、バイパス配管の使用により反応室の圧力を高
分解能で制御することができる。
パス配管が接続されているので、これらを適当に組み合
わせて使用することにより0.1Torr〜760Torrの非
常に広い範囲にわたって反応室の圧力を制御することが
できる。特に、バイパス配管を利用し、真空ポンプによ
り排気された気体の一部を下流側から上流側に向かって
返送し、この返送気体量を制御することにより反応室の
圧力を100Torr程度の亜真空状態にすることができ
る。また、バイパス配管の使用により反応室の圧力を高
分解能で制御することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【0015】図1は本発明の圧力制御装置の一例の模式
的構成図である。図示されているように、気相反応装置
(例えば、CVD装置)の反応室1の適当な一端に排気
用のメイン配管3が接続されている。メイン配管の途中
には真空ポンプ5が配設されている。真空ポンプは例え
ば、メカニカルブースターポンプまたはドライポンプな
ど当業者に周知のポンプを使用することができる。メイ
ン配管に配設された真空ポンプの上流側と下流側とをつ
なぐように(すなわち、真空ポンプをバイパスするよう
に)、バイパス配管7がメイン配管に接続されている。
バイパス配管7の管路にはAPCバルブ9が配設されて
いる。APCバルブ自体は公知であり、例えば、日本エ
ム・ケー・エス株式会社から市販されている。メイン配
管3には更に調圧用のN2 ガス送入パイプ11も接続さ
れている。調圧用N2 ガス送入パイプ11の途中にはバ
ルブ(例えば、エアーオペレイトバルブなど)13が配
設されていて、このバルブ13によりN2 ガスの送入量
を調節し、圧力調整の目的を果たす。調圧用N2 ガス送
入パイプ11はバイパス配管7よりも上流側に存在する
ことが好ましい。別法として、調圧用N2 ガス送入パイ
プ11をメイン配管3に設けず、反応室1に直結し、反
応室1に直接、調圧用N2 ガスを送入することにより反
応室の圧力調整の目的を果たすこともできる。
的構成図である。図示されているように、気相反応装置
(例えば、CVD装置)の反応室1の適当な一端に排気
用のメイン配管3が接続されている。メイン配管の途中
には真空ポンプ5が配設されている。真空ポンプは例え
ば、メカニカルブースターポンプまたはドライポンプな
ど当業者に周知のポンプを使用することができる。メイ
ン配管に配設された真空ポンプの上流側と下流側とをつ
なぐように(すなわち、真空ポンプをバイパスするよう
に)、バイパス配管7がメイン配管に接続されている。
バイパス配管7の管路にはAPCバルブ9が配設されて
いる。APCバルブ自体は公知であり、例えば、日本エ
ム・ケー・エス株式会社から市販されている。メイン配
管3には更に調圧用のN2 ガス送入パイプ11も接続さ
れている。調圧用N2 ガス送入パイプ11の途中にはバ
ルブ(例えば、エアーオペレイトバルブなど)13が配
設されていて、このバルブ13によりN2 ガスの送入量
を調節し、圧力調整の目的を果たす。調圧用N2 ガス送
入パイプ11はバイパス配管7よりも上流側に存在する
ことが好ましい。別法として、調圧用N2 ガス送入パイ
プ11をメイン配管3に設けず、反応室1に直結し、反
応室1に直接、調圧用N2 ガスを送入することにより反
応室の圧力調整の目的を果たすこともできる。
【0016】通常、APCバルブは大気側に調圧したい
場合、開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧したい場
合、開閉度を増大させるように動作される。しかし、本
発明では従来のAPCバルブの使用方法と全く逆の使用
方法で動作させる。すなわち、反応室1を真空ポンプ5
により排気する際、炉内圧力よりも大気圧に近付けたい
場合、バイパスライン7のAPCバルブ9の開閉度を増
加させるか、調圧用N2の流量を増大させることにより
実現できる。APCバルブ9の開閉度が増加するとバイ
パス配管7により真空ポンプの下流側から上流側に戻る
気体量が増大する(従って、反応室1内の気体は排気さ
れず、炉内に残る)ので、調圧用N2 ガスの流量の増大
により炉内圧力は徐々に上昇し大気圧に近づく。一方、
絶対真空側に調圧したい場合、バイパスライン7のAP
Cバルブ9の開閉度を減少させ、調圧用N2 ガスの流量
を減少させることにより実現できる。APCバルブ9の
開閉度が減少するとバイパス配管7により真空ポンプの
下流側から上流側に戻る気体量が減少する(従って、反
応室1内の気体はどんどん排気され、炉内は空になる)
ので、炉内圧力は徐々に下降し真空状態になる。
場合、開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧したい場
合、開閉度を増大させるように動作される。しかし、本
発明では従来のAPCバルブの使用方法と全く逆の使用
方法で動作させる。すなわち、反応室1を真空ポンプ5
により排気する際、炉内圧力よりも大気圧に近付けたい
場合、バイパスライン7のAPCバルブ9の開閉度を増
加させるか、調圧用N2の流量を増大させることにより
実現できる。APCバルブ9の開閉度が増加するとバイ
パス配管7により真空ポンプの下流側から上流側に戻る
気体量が増大する(従って、反応室1内の気体は排気さ
れず、炉内に残る)ので、調圧用N2 ガスの流量の増大
により炉内圧力は徐々に上昇し大気圧に近づく。一方、
絶対真空側に調圧したい場合、バイパスライン7のAP
Cバルブ9の開閉度を減少させ、調圧用N2 ガスの流量
を減少させることにより実現できる。APCバルブ9の
開閉度が減少するとバイパス配管7により真空ポンプの
下流側から上流側に戻る気体量が減少する(従って、反
応室1内の気体はどんどん排気され、炉内は空になる)
ので、炉内圧力は徐々に下降し真空状態になる。
【0017】このように真空ポンプをバイパスするよう
にバイパス配管を設け、そのバイパス管路内にAPCバ
ルブを設けることにより反応室内を約100Torr〜76
0Torr程度の亜真空状態にすることができる。図7に示
した従来の構成の圧力制御装置では高真空状態の形成に
は適するが、約100Torr〜760Torr程度の亜真空状
態を形成するには適さない。図7に示した従来の構成の
圧力制御装置ではAPCバルブと真空ポンプとの相関的
な応答性が悪いので、微小な圧力調整を行うことは困難
である。すなわち、従来の圧力制御装置は分解能に劣る
が、本発明の圧力制御装置によれば、バイパスラインに
迂回される排気気体量を調整することにより容易に約1
00Torr〜760Torr程度の亜真空状態を形成すること
ができ、しかも、分解能が高いので微小な圧力調整を行
うことが可能になる。
にバイパス配管を設け、そのバイパス管路内にAPCバ
ルブを設けることにより反応室内を約100Torr〜76
0Torr程度の亜真空状態にすることができる。図7に示
した従来の構成の圧力制御装置では高真空状態の形成に
は適するが、約100Torr〜760Torr程度の亜真空状
態を形成するには適さない。図7に示した従来の構成の
圧力制御装置ではAPCバルブと真空ポンプとの相関的
な応答性が悪いので、微小な圧力調整を行うことは困難
である。すなわち、従来の圧力制御装置は分解能に劣る
が、本発明の圧力制御装置によれば、バイパスラインに
迂回される排気気体量を調整することにより容易に約1
00Torr〜760Torr程度の亜真空状態を形成すること
ができ、しかも、分解能が高いので微小な圧力調整を行
うことが可能になる。
【0018】所望の成膜圧力条件および/または成膜プ
ロセスシーケンス処理条件は予めプログラムされてメモ
リ15に記憶されている。キーボード17から所望のコ
マンドを入力すると、インタフェース19を介してMP
U21に伝えられ、メモリ内の所定のプログラムが起動
される。この起動されたプログラムの内容に応じてMP
U21からインタフェース19を介してバルブ駆動回路
23、真空ポンプ駆動回路25および圧力コントローラ
27に所定の信号を送り、圧力制御を開始させる。圧力
コントローラ27からはAPCバルブ駆動回路29に所
定の信号が送出され、APCバルブ9の開閉度を調節す
る。反応室1には適当な圧力センサ(例えば、MKSバ
ラトロン・キャパシタンス・マノメータ)31が配設さ
れており、炉内圧力を検出し、その信号を圧力コントロ
ーラ27に送る。圧力コントローラ27はその検出信号
を設定値と比較し、実際の圧力が要求圧力と等しくなる
ように必要な信号をAPCバルブ駆動回路29に送り、
APCバルブ9の開閉度を調整する。APCバルブ9の
開閉度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2ガス
送入バルブ13を開閉し、および/または真空ポンプの
排気能力を調整する。これらはいずれもMPUからの信
号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆動回路
により自動的に行われる。
ロセスシーケンス処理条件は予めプログラムされてメモ
リ15に記憶されている。キーボード17から所望のコ
マンドを入力すると、インタフェース19を介してMP
U21に伝えられ、メモリ内の所定のプログラムが起動
される。この起動されたプログラムの内容に応じてMP
U21からインタフェース19を介してバルブ駆動回路
23、真空ポンプ駆動回路25および圧力コントローラ
27に所定の信号を送り、圧力制御を開始させる。圧力
コントローラ27からはAPCバルブ駆動回路29に所
定の信号が送出され、APCバルブ9の開閉度を調節す
る。反応室1には適当な圧力センサ(例えば、MKSバ
ラトロン・キャパシタンス・マノメータ)31が配設さ
れており、炉内圧力を検出し、その信号を圧力コントロ
ーラ27に送る。圧力コントローラ27はその検出信号
を設定値と比較し、実際の圧力が要求圧力と等しくなる
ように必要な信号をAPCバルブ駆動回路29に送り、
APCバルブ9の開閉度を調整する。APCバルブ9の
開閉度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2ガス
送入バルブ13を開閉し、および/または真空ポンプの
排気能力を調整する。これらはいずれもMPUからの信
号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆動回路
により自動的に行われる。
【0019】圧力コントローラ27は比例、微分および
積分の3種類のコントロール・モードを備えている。比
例動作はエラー信号(検出値と設定値のずれ)の直線因
子をAPCバルブに直接伝えてバルブを開閉させる。微
分動作はエラー信号の変化率(最大まで)に比例する信
号をAPCバルブに伝える。この微分動作によって予測
的要素が与えられ、微分動作のないものよりも早くAP
Cバルブが適切な安定状態に達することができる。積分
動作はエラー信号の持続時間に比例する信号をAPCバ
ルブに伝える。すなわち、時間の経過につれてバルブ開
閉度はエラー信号がゼロになるまで変化する。
積分の3種類のコントロール・モードを備えている。比
例動作はエラー信号(検出値と設定値のずれ)の直線因
子をAPCバルブに直接伝えてバルブを開閉させる。微
分動作はエラー信号の変化率(最大まで)に比例する信
号をAPCバルブに伝える。この微分動作によって予測
的要素が与えられ、微分動作のないものよりも早くAP
Cバルブが適切な安定状態に達することができる。積分
動作はエラー信号の持続時間に比例する信号をAPCバ
ルブに伝える。すなわち、時間の経過につれてバルブ開
閉度はエラー信号がゼロになるまで変化する。
【0020】図1の圧力制御装置は約100Torr〜76
0Torrの範囲内の圧力制御に特に適する。プラズマ雰囲
気で成膜処理を行うには更に高い真空度(例えば、0.
1Torr)が必要であるが、反応室内に反応ガス、キャリ
アガスなどが送入される場合、図1の装置のように真空
ポンプ1台では0.1Torrのような高真空状態を形成す
るのは困難である。そこで、0.1Torr〜760Torrの
ような広範囲の圧力制御を可能にする圧力制御装置の一
例を図2に示す。
0Torrの範囲内の圧力制御に特に適する。プラズマ雰囲
気で成膜処理を行うには更に高い真空度(例えば、0.
1Torr)が必要であるが、反応室内に反応ガス、キャリ
アガスなどが送入される場合、図1の装置のように真空
ポンプ1台では0.1Torrのような高真空状態を形成す
るのは困難である。そこで、0.1Torr〜760Torrの
ような広範囲の圧力制御を可能にする圧力制御装置の一
例を図2に示す。
【0021】図2に図示されているように、本発明の別
の実施例による圧力制御装置では、気相反応装置(例え
ば、CVD装置)の反応室1の適当な一端に排気用のメ
イン配管3が接続されている。メイン配管3の、反応室
1との接続箇所の直ぐ近くに調圧用N2 ガス送入パイプ
11が接続されている。調圧用N2 ガス送入パイプ11
の途中にはバルブ(例えば、エアーオペレイトバルブな
ど)13が配設されていて、このバルブ13によりN2
ガスの送入量を調節し、圧力調整の目的を果たす。別法
として、調圧用N2 ガス送入パイプ11をメイン配管3
に設けず、反応室1に直結し、反応室1に直接、調圧用
N2 ガスを送入することにより反応室の圧力調整の目的
を果たすこともできる。調圧用N2 ガス送入パイプ11
の直ぐ下流側のメイン配管3に第1のAPCバルブ32
が配設されている。メイン配管3には、この第1のAP
Cバルブ32の他に更に、APCバルブ32の下流側に
第1のバルブ33、第2のバルブ35、第1の真空ポン
プ37および第2の真空ポンプ39がそれぞれこの順に
配設されている。第1の真空ポンプは例えば、メカニカ
ルブースターポンプであり、第2の真空ポンプはドライ
ポンプであることができる。その他、当業者に公知のポ
ンプ類も当然使用できる。
の実施例による圧力制御装置では、気相反応装置(例え
ば、CVD装置)の反応室1の適当な一端に排気用のメ
イン配管3が接続されている。メイン配管3の、反応室
1との接続箇所の直ぐ近くに調圧用N2 ガス送入パイプ
11が接続されている。調圧用N2 ガス送入パイプ11
の途中にはバルブ(例えば、エアーオペレイトバルブな
ど)13が配設されていて、このバルブ13によりN2
ガスの送入量を調節し、圧力調整の目的を果たす。別法
として、調圧用N2 ガス送入パイプ11をメイン配管3
に設けず、反応室1に直結し、反応室1に直接、調圧用
N2 ガスを送入することにより反応室の圧力調整の目的
を果たすこともできる。調圧用N2 ガス送入パイプ11
の直ぐ下流側のメイン配管3に第1のAPCバルブ32
が配設されている。メイン配管3には、この第1のAP
Cバルブ32の他に更に、APCバルブ32の下流側に
第1のバルブ33、第2のバルブ35、第1の真空ポン
プ37および第2の真空ポンプ39がそれぞれこの順に
配設されている。第1の真空ポンプは例えば、メカニカ
ルブースターポンプであり、第2の真空ポンプはドライ
ポンプであることができる。その他、当業者に公知のポ
ンプ類も当然使用できる。
【0022】また、メイン配管3には、第2のバルブと
第1の真空ポンプをバイパスする第1のバイパス配管4
1が接続されている。この第1のバイパス配管の管路内
には第3のバルブ43が配設されている。更に、この第
1のバイパス配管41よりもメイン配管の下流側であっ
て、第2の真空ポンプ39をバイパスする第2のバイパ
ス配管45が接続されている。この第2のバイパス配管
の管路内には第4のバルブ47と第2のAPCバルブ4
9が配設されている。更に、第1のAPCバルブ32と
第1のバルブの間と第2のバイパス配管よりも下流側と
を結ぶ第3のバイパス配管51がメイン配管3に接続さ
れており、この第3のバイパス配管の管路内には第5の
バルブが配設されている。
第1の真空ポンプをバイパスする第1のバイパス配管4
1が接続されている。この第1のバイパス配管の管路内
には第3のバルブ43が配設されている。更に、この第
1のバイパス配管41よりもメイン配管の下流側であっ
て、第2の真空ポンプ39をバイパスする第2のバイパ
ス配管45が接続されている。この第2のバイパス配管
の管路内には第4のバルブ47と第2のAPCバルブ4
9が配設されている。更に、第1のAPCバルブ32と
第1のバルブの間と第2のバイパス配管よりも下流側と
を結ぶ第3のバイパス配管51がメイン配管3に接続さ
れており、この第3のバイパス配管の管路内には第5の
バルブが配設されている。
【0023】前記のように本発明の第2の実施例による
圧力制御装置では、メイン配管3の他に、バイパスライ
ンが3本あるので、結果的に排気系統ラインを4ライン
有することとなる。これにより、図2に示された圧力制
御装置は0.1Torr程度の高真空から760Torrの大気
圧付近まで非常に広範囲にわたって反応室の圧力を効果
的に制御することができる。
圧力制御装置では、メイン配管3の他に、バイパスライ
ンが3本あるので、結果的に排気系統ラインを4ライン
有することとなる。これにより、図2に示された圧力制
御装置は0.1Torr程度の高真空から760Torrの大気
圧付近まで非常に広範囲にわたって反応室の圧力を効果
的に制御することができる。
【0024】所望の成膜圧力条件および/または成膜プ
ロセスシーケンス処理条件に合致する排気系統ラインの
構築は、処理プログラムおよび実行プログラムが格納さ
れたメモリ60、MPU62、インタフェース64およ
びキーボード66からなるコンピュータシステムにより
行われる。実際には、例えば、所望の圧力条件の形成に
必要な最適の排気系統ラインの番号または所望の設定圧
力値をキーボードから入力すると、このコマンドに応答
して、メモリ内の対応テーブルを参照し、所定のバルブ
を開閉させるON/OFF信号、所定の真空ポンプを駆
動させるON/OFF信号および/または所定のAPC
バルブを動作させる駆動信号などがMPU62からイン
タフェース64を介してバルブ駆動回路67,真空ポン
プ駆動回路68,第1の圧力コントローラ70および第
2の圧力コントローラ72などに送信される。
ロセスシーケンス処理条件に合致する排気系統ラインの
構築は、処理プログラムおよび実行プログラムが格納さ
れたメモリ60、MPU62、インタフェース64およ
びキーボード66からなるコンピュータシステムにより
行われる。実際には、例えば、所望の圧力条件の形成に
必要な最適の排気系統ラインの番号または所望の設定圧
力値をキーボードから入力すると、このコマンドに応答
して、メモリ内の対応テーブルを参照し、所定のバルブ
を開閉させるON/OFF信号、所定の真空ポンプを駆
動させるON/OFF信号および/または所定のAPC
バルブを動作させる駆動信号などがMPU62からイン
タフェース64を介してバルブ駆動回路67,真空ポン
プ駆動回路68,第1の圧力コントローラ70および第
2の圧力コントローラ72などに送信される。
【0025】各排気系統ラインとその実現可能な圧力範
囲との関係について更に詳細に説明する。
囲との関係について更に詳細に説明する。
【0026】(1) 0.1Torr〜20Torrの範囲内の圧力
制御の場合 図3に示されるように、メイン配管3のみを使用し、バ
イパスラインは全て使用しない。具体的には、第1のバ
ルブ33および第2のバルブ35を開成し、各バイパス
ライン内の第3のバルブ43,第4のバルブ47および
第5のバルブ53を閉成する。そして、第1の真空ポン
プ37および第2の真空ポンプ39を両方とも稼働させ
る。これと共に、第1のAPCバルブ32を正論理に従
って可変させ、調圧用バルブ13を開いてN2 を流して
調圧することにより実現させることができる。APCバ
ルブの正論理とは、大気圧側に調圧したい場合、バルブ
開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧したい場合、バル
ブ開閉度を増大させる動作論理のことである。従って、
この場合は、バルブ開閉度を増大させるように動作させ
る。反応室1には適当な圧力センサ(例えば、MKSバ
ラトロン・キャパシタンス・マノメータ)31が配設さ
れており、炉内圧力を検出し、その信号をライン78を
介して第1の圧力コントローラ70に送る。第1の圧力
コントローラ70はその検出信号を設定値と比較し、実
際の圧力が要求圧力と等しくなるように必要な信号を第
1のAPCバルブ駆動回路74に送り、第1のAPCバ
ルブ32の開閉度を調整する。第1のAPCバルブ9の
開閉度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2 ガス
送入バルブ13を開閉し、および/または真空ポンプの
排気能力を調整する。これらはいずれもMPUからの信
号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆動回路
により自動的に行われる。図2の第1の圧力コントロー
ラ70は図1における圧力コントローラ27と同様に比
例、微分および積分の3種類のコントロール・モードを
備えている。
制御の場合 図3に示されるように、メイン配管3のみを使用し、バ
イパスラインは全て使用しない。具体的には、第1のバ
ルブ33および第2のバルブ35を開成し、各バイパス
ライン内の第3のバルブ43,第4のバルブ47および
第5のバルブ53を閉成する。そして、第1の真空ポン
プ37および第2の真空ポンプ39を両方とも稼働させ
る。これと共に、第1のAPCバルブ32を正論理に従
って可変させ、調圧用バルブ13を開いてN2 を流して
調圧することにより実現させることができる。APCバ
ルブの正論理とは、大気圧側に調圧したい場合、バルブ
開閉度を減少させ、絶対真空側に調圧したい場合、バル
ブ開閉度を増大させる動作論理のことである。従って、
この場合は、バルブ開閉度を増大させるように動作させ
る。反応室1には適当な圧力センサ(例えば、MKSバ
ラトロン・キャパシタンス・マノメータ)31が配設さ
れており、炉内圧力を検出し、その信号をライン78を
介して第1の圧力コントローラ70に送る。第1の圧力
コントローラ70はその検出信号を設定値と比較し、実
際の圧力が要求圧力と等しくなるように必要な信号を第
1のAPCバルブ駆動回路74に送り、第1のAPCバ
ルブ32の開閉度を調整する。第1のAPCバルブ9の
開閉度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2 ガス
送入バルブ13を開閉し、および/または真空ポンプの
排気能力を調整する。これらはいずれもMPUからの信
号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆動回路
により自動的に行われる。図2の第1の圧力コントロー
ラ70は図1における圧力コントローラ27と同様に比
例、微分および積分の3種類のコントロール・モードを
備えている。
【0027】(2) 20Torr〜100Torrの範囲内の圧力
制御の場合 図4に示されるように、真空ポンプは第2の真空ポンプ
39(例えば、ドライポンプ)のみを使用する。第1の
真空ポンプ37(例えば、メカニカルブースターポン
プ)は停止されるので、メイン配管3を迂回するために
第1のバイパス配管41を使用する。具体的には、第1
のバルブ33および第3のバルブ43を開成し、第2の
バルブ35,第4のバルブ47および第5のバルブ53
を閉成する。そして、第2の真空ポンプ39のみを稼働
させる。これと共に、第1のAPCバルブ32を正論理
に従って可変させ、調圧用バルブ13を開いてN2 を流
して調圧することにより20Torr〜100Torrの範囲内
の圧力制御を実現させることができる。
制御の場合 図4に示されるように、真空ポンプは第2の真空ポンプ
39(例えば、ドライポンプ)のみを使用する。第1の
真空ポンプ37(例えば、メカニカルブースターポン
プ)は停止されるので、メイン配管3を迂回するために
第1のバイパス配管41を使用する。具体的には、第1
のバルブ33および第3のバルブ43を開成し、第2の
バルブ35,第4のバルブ47および第5のバルブ53
を閉成する。そして、第2の真空ポンプ39のみを稼働
させる。これと共に、第1のAPCバルブ32を正論理
に従って可変させ、調圧用バルブ13を開いてN2 を流
して調圧することにより20Torr〜100Torrの範囲内
の圧力制御を実現させることができる。
【0028】(3) 100Torr〜740Torr付近の範囲内
の圧力制御の場合 図5に示されるように、真空ポンプは第2の真空ポンプ
39のみを使用する。第1の真空ポンプ37は停止され
るので、メイン配管3を迂回するために第1のバイパス
配管41を使用する。更に、亜真空状態の圧力を形成す
るために第2のバイパス配管45も使用しなければなら
ない。具体的には、第1のバルブ33,第3のバルブ4
3および第4のバルブ47を開成し、第2のバルブ35
および第5のバルブ53を閉成する。第1のAPCバル
ブ32の開度を100%に固定し、第2の真空ポンプ3
9のみを稼働させる。これと共に、第2のAPCバルブ
49を逆論理に従って可変させ、調圧用バルブ13を開
いてN2 を流して調圧することにより100Torr〜74
0Torrの範囲内の圧力制御を実現させることができる。
結果的にこの真空排気系は図1に示された圧力制御装置
の排気系と実質的に同一になる。“第2のAPCバルブ
49を逆論理に従って可変させる”とは、大気圧側に調
圧したい場合、バルブ開閉度を増大させ、絶対真空側に
調圧したい場合、バルブ開閉度を減少させることであ
る。すなわち、前記のように、第2のAPCバルブ49
の開閉度が増大するとメイン配管3の上流側に返送され
る気体量が増大するので、調圧用N2 ガスの送入により
反応室の圧力は大気圧に近づいていく。一方、第2のA
PCバルブ49の開閉度が減少するとメイン配管3の上
流側に返送される気体量も減少するので、調圧用N2 ガ
スを送入しなければ反応室の圧力は低下し続ける。前記
のように、反応室1には圧力センサ31が配設されてお
り、炉内圧力を検出し、その信号をライン80を介して
第2の圧力コントローラ72に送る。第2の圧力コント
ローラ72はその検出信号を設定値と比較し、実際の圧
力が要求圧力と等しくなるように必要な信号を第2のA
PCバルブ駆動回路76に送り、第2のAPCバルブ4
9の開閉度を調整する。第2のAPCバルブ49の開閉
度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2 ガス送入
バルブ13を開閉し、および/または第2の真空ポンプ
39の排気能力を調整する。これらはいずれもMPUか
らの信号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆
動回路により自動的に行われる。図5の第2の圧力コン
トローラ72は図1における圧力コントローラ27と同
様に比例、微分および積分の3種類のコントロール・モ
ードを備えている。
の圧力制御の場合 図5に示されるように、真空ポンプは第2の真空ポンプ
39のみを使用する。第1の真空ポンプ37は停止され
るので、メイン配管3を迂回するために第1のバイパス
配管41を使用する。更に、亜真空状態の圧力を形成す
るために第2のバイパス配管45も使用しなければなら
ない。具体的には、第1のバルブ33,第3のバルブ4
3および第4のバルブ47を開成し、第2のバルブ35
および第5のバルブ53を閉成する。第1のAPCバル
ブ32の開度を100%に固定し、第2の真空ポンプ3
9のみを稼働させる。これと共に、第2のAPCバルブ
49を逆論理に従って可変させ、調圧用バルブ13を開
いてN2 を流して調圧することにより100Torr〜74
0Torrの範囲内の圧力制御を実現させることができる。
結果的にこの真空排気系は図1に示された圧力制御装置
の排気系と実質的に同一になる。“第2のAPCバルブ
49を逆論理に従って可変させる”とは、大気圧側に調
圧したい場合、バルブ開閉度を増大させ、絶対真空側に
調圧したい場合、バルブ開閉度を減少させることであ
る。すなわち、前記のように、第2のAPCバルブ49
の開閉度が増大するとメイン配管3の上流側に返送され
る気体量が増大するので、調圧用N2 ガスの送入により
反応室の圧力は大気圧に近づいていく。一方、第2のA
PCバルブ49の開閉度が減少するとメイン配管3の上
流側に返送される気体量も減少するので、調圧用N2 ガ
スを送入しなければ反応室の圧力は低下し続ける。前記
のように、反応室1には圧力センサ31が配設されてお
り、炉内圧力を検出し、その信号をライン80を介して
第2の圧力コントローラ72に送る。第2の圧力コント
ローラ72はその検出信号を設定値と比較し、実際の圧
力が要求圧力と等しくなるように必要な信号を第2のA
PCバルブ駆動回路76に送り、第2のAPCバルブ4
9の開閉度を調整する。第2のAPCバルブ49の開閉
度の調整に併せて、必要に応じて、調圧用N2 ガス送入
バルブ13を開閉し、および/または第2の真空ポンプ
39の排気能力を調整する。これらはいずれもMPUか
らの信号に基づいてバルブ駆動回路および真空ポンプ駆
動回路により自動的に行われる。図5の第2の圧力コン
トローラ72は図1における圧力コントローラ27と同
様に比例、微分および積分の3種類のコントロール・モ
ードを備えている。
【0029】(4) 760Torrの圧力制御の場合 図6に示されるように、真空ポンプは全く使用せず、押
出方式で行う。具体的には、第1のバルブ33を閉成
し、第5のバルブを開成する。第1のAPCバルブの開
度を100%固定とし、調圧用N2 ガス送入バルブ13
を開成し、N2 ガスを流して調圧することにより760
Torrの圧力を形成することができる。
出方式で行う。具体的には、第1のバルブ33を閉成
し、第5のバルブを開成する。第1のAPCバルブの開
度を100%固定とし、調圧用N2 ガス送入バルブ13
を開成し、N2 ガスを流して調圧することにより760
Torrの圧力を形成することができる。
【0030】図1および図2に示された本発明の圧力制
御装置は高真空状態〜亜真空状態の形成が必要なCVD
装置の反応室に接続して使用されるが、これ以外にも、
エッチング装置などの装置の反応室に接続して使用する
こともできる。また、接続される対象は反応室に限ら
ず、真空装置などであることもできる。
御装置は高真空状態〜亜真空状態の形成が必要なCVD
装置の反応室に接続して使用されるが、これ以外にも、
エッチング装置などの装置の反応室に接続して使用する
こともできる。また、接続される対象は反応室に限ら
ず、真空装置などであることもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明の圧力制御装置では、メイン配管
にバイパス配管が接続されているので、これらを適当に
組み合わせて使用することにより0.1Torr〜760To
rrの非常に広い範囲にわたって反応室の圧力を効果的に
制御することができる。特に、バイパス配管を利用し、
真空ポンプにより排気された気体の一部を下流側から上
流側に向かって返送し、この返送気体量を制御すること
により反応室の圧力を100Torr程度の亜真空状態にす
ることができる。また、バイパス配管の使用により反応
室の圧力を高分解能で制御することができる。
にバイパス配管が接続されているので、これらを適当に
組み合わせて使用することにより0.1Torr〜760To
rrの非常に広い範囲にわたって反応室の圧力を効果的に
制御することができる。特に、バイパス配管を利用し、
真空ポンプにより排気された気体の一部を下流側から上
流側に向かって返送し、この返送気体量を制御すること
により反応室の圧力を100Torr程度の亜真空状態にす
ることができる。また、バイパス配管の使用により反応
室の圧力を高分解能で制御することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による、気相反応装置の
反応室の圧力を制御するためのシステム構成図である。
反応室の圧力を制御するためのシステム構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例による、気相反応装置の
反応室の圧力を制御するためのシステム構成図である。
反応室の圧力を制御するためのシステム構成図である。
【図3】図2の圧力制御システムにおいて、0.1Torr
〜20Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路構
成図である。
〜20Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路構
成図である。
【図4】図2の圧力制御システムにおいて、20Torr〜
100Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路構
成図である。
100Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路構
成図である。
【図5】図2の圧力制御システムにおいて、100Torr
〜740Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路
構成図である。
〜740Torrの範囲内の圧力制御を行う場合の排気管路
構成図である。
【図6】図2の圧力制御システムにおいて、760Torr
の圧力制御を行う場合の排気管路構成図である。
の圧力制御を行う場合の排気管路構成図である。
【図7】従来の真空排気系の構成である。
1 反応室 3 排気系メイン配管 5 真空ポンプ 7 バイパス配管 9 逆論理APCバルブ 11 調圧用N2 ガス送入パイプ 13 バルブ 15 メモリ 17 キーボード 19 インタフェース 21 MPU 23 バルブ駆動回路 25 真空ポンプ駆動回路 27 圧力コントローラ 29 APCバルブ駆動回路 31 圧力センサ 32 正論理APCバルブ 33 第1のバルブ 35 第2のバルブ 37 第1の真空ポンプ 39 第2の真空ポンプ 41 第1のバイパス配管 43 第3のバルブ 45 第2のバイパス配管 47 第4のバルブ 49 逆論理APCバルブ 51 第3のバイパス配管 53 第5のバルブ 60 メモリ 62 MPU 64 インタフェース 66 キーボード 67 バルブ駆動回路 68 真空ポンプ駆動回路 70 第1の圧力コントローラ 72 第2の圧力コントローラ 74 第1のAPCバルブ駆動回路 76 第2のAPCバルブ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長崎 恵一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 本間 喜夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 斉藤 政良 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中西 成彦 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 飯島 晋平 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】 気相反応装置の反応室の一端に接続され
たメイン配管と、該メイン配管の途中に配設された真空
ポンプと、前記真空ポンプの上流側と下流側とを結ぶ、
前記メイン配管に接続されたバイパス配管と、前記バイ
パス配管内に配設された自動圧力コントローラ(AP
C)バルブとからなり、前記APCバルブは前記反応室
の圧力を大気側に調圧する場合、開閉度を増大させ、真
空側に調圧する場合、開閉度を減少させるように駆動さ
れることを特徴とする圧力制御装置。 - 【請求項2】 反応室の圧力を100〜760Torrの範
囲内に調整する請求項1の圧力制御装置。 - 【請求項3】 前記バイパスパイプの上流側よりも更に
上流側のメインパイプに圧力調整用のN2 ガス導入パイ
プが更に接続されている請求項1の圧力制御装置。 - 【請求項4】 反応室はCVD装置の反応室である請求
項1の圧力制御装置。 - 【請求項5】 気相反応装置の反応室の一端に接続され
たメイン配管と、該メイン配管の途中に、反応室寄り側
から順に設けられた、第1のAPCバルブ、第1のバル
ブ、第2のバルブ、第1の真空ポンプおよび第2の真空
ポンプと、前記第2のバルブの上流側と前記第1の真空
ポンプの下流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された
第1のバイパスと、前記第2の真空ポンプの上流側と下
流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された第2のバイ
パス配管と、前記第1のAPCバルブと前記第1のバル
ブの間と前記第2の真空ポンプの下流側とを結ぶ、前記
メイン配管に接続された第3のバイパス配管と、前記反
応室と第1のAPCバルブとの間で前記メイン配管に接
続された調圧用N2 ガス送入パイプとからなり、前記第
1のバイパス配管には第3のバルブが配設されており、
前記第2のバイパス配管には第4のバルブと第2のAP
Cバルブが配設されており、前記第3のバイパスには第
5のバルブが配設されており、前記調圧用N2 ガス送入
パイプには第6のバルブが配設されていることを特徴と
する圧力制御装置。 - 【請求項6】 反応室の圧力を0.1Torr〜760Torr
の範囲内に調整する請求項5の圧力制御装置。 - 【請求項7】 反応室はCVD装置の反応室である請求
項5の圧力制御装置。 - 【請求項8】 気相反応装置の反応室の一端に接続され
たメイン配管と、該メイン配管の途中に、反応室寄り側
から順に設けられた、第1のAPCバルブ、第1のバル
ブ、第2のバルブ、第1の真空ポンプおよび第2の真空
ポンプと、前記第2のバルブの上流側と前記第1の真空
ポンプの下流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された
第1のバイパスと、前記第2の真空ポンプの上流側と下
流側とを結ぶ、前記メイン配管に接続された第2のバイ
パス配管と、前記第1のAPCバルブと前記第1のバル
ブの間と前記第2の真空ポンプの下流側とを結ぶ、前記
メイン配管に接続された第3のバイパス配管と、前記反
応室と第1のAPCバルブとの間で前記メイン配管に接
続された調圧用N2 ガス送入パイプとからなり、前記第
1のバイパス配管には第3のバルブが配設されており、
前記第2のバイパス配管には第4のバルブと第2のAP
Cバルブが配設されており、前記第3のバイパスには第
5のバルブが配設されており、前記調圧用N2 ガス送入
パイプには第6のバルブが配設されている真空排気系を
用いて前記反応室の圧力を制御する際、 (a) 第1のバルブおよび第2のバルブを開成し、各バイ
パス配管内の第3のバルブ,第4のバルブおよび第5の
バルブを閉成し、そして、第1の真空ポンプおよび第2
の真空ポンプを両方とも稼働させ、これと共に、第1の
APCバルブの開閉度を、大気圧側に調圧したい場合、
バルブ開閉度を減少させ、真空側に調圧したい場合、バ
ルブ開閉度を増大させることからなる正論理に従って可
変させ、第6のバルブを開いてN2 ガスを流して調圧す
ることにより、反応室の圧力を0.1Torr〜20Torrの
範囲内に調整し; (b) 第1のバルブおよび第3のバルブを開成し、第2の
バルブ,第4のバルブおよび第5のバルブを閉成し、そ
して、第1の真空ポンプを停止させ、第2の真空ポンプ
のみを稼働させ、これと共に、第1のAPCバルブの開
閉度を前記正論理に従って可変させ、第6のバルブを開
いてN2 ガスを流して調圧することにより、反応室の圧
力を20Torr〜100Torrの範囲内に調整し; (c) 第1のバルブ,第3のバルブおよび第4のバルブを
開成し、第2のバルブおよび第5のバルブを閉成し、第
1のAPCバルブの開度を100%に固定し、第1の真
空ポンプを停止させ、第2の真空ポンプ39を稼働さ
せ、これと共に、第2のAPCバルブの開閉度を、大気
圧側に調圧したい場合、バルブ開閉度を増大させ、真空
側に調圧したい場合、バルブ開閉度を減少させることか
らなる逆論理に従って可変させ、第6のバルブを開いて
N2 ガスを流して調圧することにより、反応室の圧力を
100Torr〜740Torrの範囲内に調整し;または、 (d) 第1のバルブを閉成し、第5のバルブを開成し、第
1のAPCバルブの開度を100%固定とし、第6のバ
ルブを開いてN2 ガスを流して調圧することにより、反
応室の圧力を760Torrに調整する; ことからなる気相反応装置の反応室の圧力制御方法。 - 【請求項9】 反応室はCVD装置の反応室である請求
項8の圧力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21703693A JPH0758032A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 圧力制御装置および圧力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21703693A JPH0758032A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 圧力制御装置および圧力制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0758032A true JPH0758032A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16697837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21703693A Pending JPH0758032A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 圧力制御装置および圧力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758032A (ja) |
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