JPH075828Y2 - 脱水洗濯機 - Google Patents
脱水洗濯機Info
- Publication number
- JPH075828Y2 JPH075828Y2 JP1988107764U JP10776488U JPH075828Y2 JP H075828 Y2 JPH075828 Y2 JP H075828Y2 JP 1988107764 U JP1988107764 U JP 1988107764U JP 10776488 U JP10776488 U JP 10776488U JP H075828 Y2 JPH075828 Y2 JP H075828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- dehydration
- brake drum
- coil spring
- bearing box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は洗濯と脱水を同一槽内で行なう一槽式の脱水洗
濯機、特に脱水機構部分における脱水軸反転防止装置の
改良に関する。
濯機、特に脱水機構部分における脱水軸反転防止装置の
改良に関する。
従来の技術 従来の脱水洗濯機の一例について第5図および第6図に
基づき説明する。全体構成を示す第5図において、1は
洗濯時の水を溜める水槽、2はこの水槽1の内部に設け
た洗濯兼脱水槽で、中央内底部に衣類攪拌用のパルセー
タ3を、側壁には水抜き用の多数の小穴4を設けてい
る。5は軸受箱で、洗濯時にはパルセータ3のみを、脱
水時には洗濯兼脱水槽2とパルセータ3を回転するよう
に、モータ6の駆動力を伝達する機構を有している。ま
たモータ6はベルト7およびプーリ8により軸受箱5に
駆動力を伝達している。9は前記水槽1の下端に連通す
る排水路10の途中に設けられた排水弁、11はブレーキア
ームで、これら排水弁9およびブレーキアーム11はソレ
ノイド12により駆動される。13は支持板で、水槽1,モー
タ6,軸受箱5などが配設され、ロッド14により外枠15の
角隅より垂下支持されている。16は洗濯兼脱水槽2の上
部に設けられたバランサー、17は洗濯兼脱水槽2の下端
を閉じるフランジである。
基づき説明する。全体構成を示す第5図において、1は
洗濯時の水を溜める水槽、2はこの水槽1の内部に設け
た洗濯兼脱水槽で、中央内底部に衣類攪拌用のパルセー
タ3を、側壁には水抜き用の多数の小穴4を設けてい
る。5は軸受箱で、洗濯時にはパルセータ3のみを、脱
水時には洗濯兼脱水槽2とパルセータ3を回転するよう
に、モータ6の駆動力を伝達する機構を有している。ま
たモータ6はベルト7およびプーリ8により軸受箱5に
駆動力を伝達している。9は前記水槽1の下端に連通す
る排水路10の途中に設けられた排水弁、11はブレーキア
ームで、これら排水弁9およびブレーキアーム11はソレ
ノイド12により駆動される。13は支持板で、水槽1,モー
タ6,軸受箱5などが配設され、ロッド14により外枠15の
角隅より垂下支持されている。16は洗濯兼脱水槽2の上
部に設けられたバランサー、17は洗濯兼脱水槽2の下端
を閉じるフランジである。
前記軸受箱5は第6図に示すように構成されており、18
は脱水軸であり、洗濯兼脱水槽2の下端のフランジ17に
固定されていて、内部にパルセータ3の回転用洗濯軸19
を同軸的に支承している。脱水槽18が配置された軸受箱
5の内部には、脱水軸18に圧入固着され、かつ洗濯回転
数をモータ6の回転から適切な回転数に減速させるため
の歯車減速装置20を内部に備えたブレーキドラム21を設
けるとともに、このブレーキドラム21との間でギヤケー
スを形成するギヤケース板22を設けており、このギヤケ
ース板22の下部は洗濯駆動軸23を回転自在に内蔵した脱
水駆動軸24を形成している。前記脱水軸18、ブレーキド
ラム21、ギヤケース板22および脱水駆動軸24は内部に洗
濯回転伝達機構を有し、かつ洗濯兼脱水槽2の脱水回転
伝達機構を兼ねていて、軸受箱5の内部で上部軸受蓋体
25に収納された上部軸受26、および下部軸受箱体27に収
納された下部軸受28で支承され回転自在となっている。
また、軸受箱5の上端部には水槽1の内部の水を水槽1
および脱水軸18との間で水密的に封止するような軸受箱
オイルシール37が圧入固定されている。
は脱水軸であり、洗濯兼脱水槽2の下端のフランジ17に
固定されていて、内部にパルセータ3の回転用洗濯軸19
を同軸的に支承している。脱水槽18が配置された軸受箱
5の内部には、脱水軸18に圧入固着され、かつ洗濯回転
数をモータ6の回転から適切な回転数に減速させるため
の歯車減速装置20を内部に備えたブレーキドラム21を設
けるとともに、このブレーキドラム21との間でギヤケー
スを形成するギヤケース板22を設けており、このギヤケ
ース板22の下部は洗濯駆動軸23を回転自在に内蔵した脱
水駆動軸24を形成している。前記脱水軸18、ブレーキド
ラム21、ギヤケース板22および脱水駆動軸24は内部に洗
濯回転伝達機構を有し、かつ洗濯兼脱水槽2の脱水回転
伝達機構を兼ねていて、軸受箱5の内部で上部軸受蓋体
25に収納された上部軸受26、および下部軸受箱体27に収
納された下部軸受28で支承され回転自在となっている。
また、軸受箱5の上端部には水槽1の内部の水を水槽1
および脱水軸18との間で水密的に封止するような軸受箱
オイルシール37が圧入固定されている。
前記ブレーキドラム21の外周には内面にブレーキシュー
29を固着したブレーキ帯30が着脱可能に巻回されてい
る。このブレーキ帯30は一端が下部軸受体27に固定さ
れ、他端はブレーキアーム11の先端に取り付けられたピ
ン31に軸支されている。ブレーキアーム11は下部軸受体
27に挿入された支軸32に回動自在に軸支されている。ブ
レーキ帯30はブレーキアーム11の回動によりブレーキド
ラム21と着脱を行なう。なお、ブレーキアーム11は前記
支軸32に外嵌合して設けられたバネ33などで所定の方向
に付勢され、ブレーキ帯30がブレーキドラム21に密接す
るようになっている。軸受箱5の下端部には、洗濯時に
洗濯駆動軸23が、脱水時に洗濯駆動軸23と脱水駆動軸24
が回転するように切換えを行なうクラッチ機構34を備え
ている。
29を固着したブレーキ帯30が着脱可能に巻回されてい
る。このブレーキ帯30は一端が下部軸受体27に固定さ
れ、他端はブレーキアーム11の先端に取り付けられたピ
ン31に軸支されている。ブレーキアーム11は下部軸受体
27に挿入された支軸32に回動自在に軸支されている。ブ
レーキ帯30はブレーキアーム11の回動によりブレーキド
ラム21と着脱を行なう。なお、ブレーキアーム11は前記
支軸32に外嵌合して設けられたバネ33などで所定の方向
に付勢され、ブレーキ帯30がブレーキドラム21に密接す
るようになっている。軸受箱5の下端部には、洗濯時に
洗濯駆動軸23が、脱水時に洗濯駆動軸23と脱水駆動軸24
が回転するように切換えを行なうクラッチ機構34を備え
ている。
このような帯ブレーキ機構においては、ブレーキ帯30の
巻き込み方向に強力な制動力を有するので、洗濯兼脱水
槽2の一方向回転時の制動力としては使用できる。しか
し、洗濯時には、パルセータ3は一般に正逆転を行なう
パルセータ3の回転に伴って回転した内部の衣類が接触
摩擦により洗濯兼脱水槽2に回転力を生じさせる。この
回転力は脱水軸18を介してブレーキドラム21に伝達され
る。前述の如く、ブレーキ帯30の巻き込み方向の回転の
場合には強い制動力が得られるため、洗濯兼脱水槽2の
回動は少ないが、ブレーキ帯30が緩む方向、すなわち反
脱水回転方向の場合は洗濯兼脱水槽2の回動を生じてし
まう。この回動を生ずると、衣類と洗濯兼脱水槽2の相
対回転力が減少すため洗浄力の低下を来たすことにな
る。
巻き込み方向に強力な制動力を有するので、洗濯兼脱水
槽2の一方向回転時の制動力としては使用できる。しか
し、洗濯時には、パルセータ3は一般に正逆転を行なう
パルセータ3の回転に伴って回転した内部の衣類が接触
摩擦により洗濯兼脱水槽2に回転力を生じさせる。この
回転力は脱水軸18を介してブレーキドラム21に伝達され
る。前述の如く、ブレーキ帯30の巻き込み方向の回転の
場合には強い制動力が得られるため、洗濯兼脱水槽2の
回動は少ないが、ブレーキ帯30が緩む方向、すなわち反
脱水回転方向の場合は洗濯兼脱水槽2の回動を生じてし
まう。この回動を生ずると、衣類と洗濯兼脱水槽2の相
対回転力が減少すため洗浄力の低下を来たすことにな
る。
そこで、脱水軸18への連結部であるブレーキドラム21の
上部の円筒部35の外周に脱水回転方向に緩み可能なコイ
ルスプリング36を巻回して、一方向回転可能なスプリン
グクラッチとしている。このコイルスプリング36の一端
は前記支軸32に係止させている。このコイルスプリング
36の働きによりパルセータ3が反脱水回転方向に回転し
たときの脱水軸18がおよび洗濯兼脱水槽2の回動は少な
くなり洗浄力の低下を防止する。
上部の円筒部35の外周に脱水回転方向に緩み可能なコイ
ルスプリング36を巻回して、一方向回転可能なスプリン
グクラッチとしている。このコイルスプリング36の一端
は前記支軸32に係止させている。このコイルスプリング
36の働きによりパルセータ3が反脱水回転方向に回転し
たときの脱水軸18がおよび洗濯兼脱水槽2の回動は少な
くなり洗浄力の低下を防止する。
考案が解決しようとする課題 最近では洗濯時の衣類のからみ状態を少なくするために
洗濯時のパルセータ3の左右の回転時間を短かくする、
つまり左右の回転回数を多くする傾向にあり、必然的に
コイルスプリング36に作用する繰り返し負荷回数も増大
することになる。また、洗濯機の大容量化に伴いコイル
スプリング36に作用する負荷も増大してきている。従来
の技術においてはコイルスプリング36の疲労による破断
を防ぐため、コイルスプリング36に作用する負荷の回数
および大きさが、その材料の疲労回数および疲労強度以
下になるようにする必要があり、必然的にパルセータ3
の回動回数および洗濯容量も限られていた。また、これ
を解決するためにコイルスプリング36の線径を大きくし
て、作用する応力を少なくすることも試みられてきた
が、線径を大きくすると脱水時、つまりコイルスプリン
グ36の緩み方向の回転のときにばね定数が大きいために
ブレーキドラム21の円筒部35との間の回転摩擦抵抗が大
きくなり、さらには円筒部35の外周表面が摩耗するとい
う課題があった。
洗濯時のパルセータ3の左右の回転時間を短かくする、
つまり左右の回転回数を多くする傾向にあり、必然的に
コイルスプリング36に作用する繰り返し負荷回数も増大
することになる。また、洗濯機の大容量化に伴いコイル
スプリング36に作用する負荷も増大してきている。従来
の技術においてはコイルスプリング36の疲労による破断
を防ぐため、コイルスプリング36に作用する負荷の回数
および大きさが、その材料の疲労回数および疲労強度以
下になるようにする必要があり、必然的にパルセータ3
の回動回数および洗濯容量も限られていた。また、これ
を解決するためにコイルスプリング36の線径を大きくし
て、作用する応力を少なくすることも試みられてきた
が、線径を大きくすると脱水時、つまりコイルスプリン
グ36の緩み方向の回転のときにばね定数が大きいために
ブレーキドラム21の円筒部35との間の回転摩擦抵抗が大
きくなり、さらには円筒部35の外周表面が摩耗するとい
う課題があった。
第7図に、従来この種の逆転防止用のコイルスプリング
36の取付状態を示す。脱水軸の円筒部35にa回転方向に
衝撃力が加わった状態を図中の2点鎖線で示すように、
コイルスプリング36の主軸接線部36aは、保持輪36bと加
締リング36c間とのズレによるコイル移動(b矢印)お
よび、支軸32と保持輪36bの内径とのガタ量の増大及び
中心ズレcにより、湾曲状にたわみ、D角のたわみ量に
応じた曲げ応力が接点イに集中発生し、これが洗濯時の
パルセータ3の反転サイクルごとに繰り返し加わり、繰
り返し加重として加わることにより、この接点イ部より
疲労破断するという課題が発生していた。鋼材は一般的
に引張力よりも曲げ応力に弱く、その差は数倍開きがあ
る。
36の取付状態を示す。脱水軸の円筒部35にa回転方向に
衝撃力が加わった状態を図中の2点鎖線で示すように、
コイルスプリング36の主軸接線部36aは、保持輪36bと加
締リング36c間とのズレによるコイル移動(b矢印)お
よび、支軸32と保持輪36bの内径とのガタ量の増大及び
中心ズレcにより、湾曲状にたわみ、D角のたわみ量に
応じた曲げ応力が接点イに集中発生し、これが洗濯時の
パルセータ3の反転サイクルごとに繰り返し加わり、繰
り返し加重として加わることにより、この接点イ部より
疲労破断するという課題が発生していた。鋼材は一般的
に引張力よりも曲げ応力に弱く、その差は数倍開きがあ
る。
本考案はこのような課題を解決するもので、コイルスプ
リングの線径を大きくすることなくパルセータの回動回
数および洗濯容量を増やすことができるようにすること
を目的とするものである。
リングの線径を大きくすることなくパルセータの回動回
数および洗濯容量を増やすことができるようにすること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、底部にパルセータ
を有する洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、洗濯兼脱水槽
を一方向に回転可能に支持した脱水軸と、水槽下方に設
けられた軸受け箱とを備え、この軸受け箱内において
は、脱水軸の下端部に固定したブレーキドラムと、脱水
回転側に制動力を与えるためにブレーキドラムに巻回さ
れたブレーキ帯と、逆脱水回転方向に制動力を与えるた
めに、ブレーキドラムの円筒部に脱水方向に緩み可能に
コイル部が巻回したコイルスプリングとを設け、このコ
イルスプリングは、コイル部の一端を、ブレーキドラム
の円筒部接線上に延出し、軸受け箱に挿入嵌着した支軸
の側面に沿って保持輪を設けると共にその保持輪の中心
は円筒部接線と支軸の中心を結ぶ線上に位置するように
形成し、この内側には、保持輪を挟持する外方に突出し
た突起を有する環状リングを装着する構成を有するもの
である。
を有する洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、洗濯兼脱水槽
を一方向に回転可能に支持した脱水軸と、水槽下方に設
けられた軸受け箱とを備え、この軸受け箱内において
は、脱水軸の下端部に固定したブレーキドラムと、脱水
回転側に制動力を与えるためにブレーキドラムに巻回さ
れたブレーキ帯と、逆脱水回転方向に制動力を与えるた
めに、ブレーキドラムの円筒部に脱水方向に緩み可能に
コイル部が巻回したコイルスプリングとを設け、このコ
イルスプリングは、コイル部の一端を、ブレーキドラム
の円筒部接線上に延出し、軸受け箱に挿入嵌着した支軸
の側面に沿って保持輪を設けると共にその保持輪の中心
は円筒部接線と支軸の中心を結ぶ線上に位置するように
形成し、この内側には、保持輪を挟持する外方に突出し
た突起を有する環状リングを装着する構成を有するもの
である。
作用 この構成により、パルセータの回動により生ずる荷重は
コイルスプリングの一端の係止部の中心点と、脱水軸の
円筒部接線上とが、常に直線となり、従来の湾曲状の変
形は洗濯時に極小に押さえ、引張力が与えられる支点間
の最短距離が一直線上に保持するため、曲げ応力が加わ
らず、従来に比べコイルスプリングの疲労破断寿命が数
倍強化することができ、よって、大きな荷重に耐えるこ
とができ、パルセータの回動回数および洗濯容量を増や
すことが可能となる。また、コイルスプリングの線径を
大きくする必要がないため、バネ定数は従来と変らず、
脱水時の回転摩耗抵抗が増えることもない。
コイルスプリングの一端の係止部の中心点と、脱水軸の
円筒部接線上とが、常に直線となり、従来の湾曲状の変
形は洗濯時に極小に押さえ、引張力が与えられる支点間
の最短距離が一直線上に保持するため、曲げ応力が加わ
らず、従来に比べコイルスプリングの疲労破断寿命が数
倍強化することができ、よって、大きな荷重に耐えるこ
とができ、パルセータの回動回数および洗濯容量を増や
すことが可能となる。また、コイルスプリングの線径を
大きくする必要がないため、バネ定数は従来と変らず、
脱水時の回転摩耗抵抗が増えることもない。
実施例 以下、本考案の一実施例について、第1図および第2図
に基づいて説明する。なお、図中、前記従来例と同一符
号は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
に基づいて説明する。なお、図中、前記従来例と同一符
号は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
38は本考案で示すコイルスプリングで、ブレーキドラム
の上部で円筒部35の外周に脱水回転方向に緩み方向に巻
回されており、略円形状を有したコイル部38aの一端を
ブレーキドラムの円筒部35の接線上にて延出させた直接
部38bの一端は軸受箱5に挿入嵌着した支軸32に挿着さ
せると共に、ブレーキドラム接線上と支軸の中心点Oを
結ぶ線上(A−O−A)に、一端の略円形状を形成する
結合部ロの中心を配置する保持輪38cを設け、この保持
輪38cの内側には別体の環状リング38dを装着し、この環
状リング38dの外壁には、保持輪を挾持する突起38eを形
成し、かつ、前記結合部ロは銀ロウ付38g等により強制
固着し、前記環状リング38dと保持輪38c、加締リング38
fとを一体的なものにしている。前記環状リング38dの内
径xと、前記内径xと嵌合する支軸32の外径yとの隙間
ガタ量(x−y)はブレーキドラムの円筒部35外径zの
1/100以下に構成している。その関係はx−y≦0.01×
zとなる。他の構成は前記従来例と同じである。
の上部で円筒部35の外周に脱水回転方向に緩み方向に巻
回されており、略円形状を有したコイル部38aの一端を
ブレーキドラムの円筒部35の接線上にて延出させた直接
部38bの一端は軸受箱5に挿入嵌着した支軸32に挿着さ
せると共に、ブレーキドラム接線上と支軸の中心点Oを
結ぶ線上(A−O−A)に、一端の略円形状を形成する
結合部ロの中心を配置する保持輪38cを設け、この保持
輪38cの内側には別体の環状リング38dを装着し、この環
状リング38dの外壁には、保持輪を挾持する突起38eを形
成し、かつ、前記結合部ロは銀ロウ付38g等により強制
固着し、前記環状リング38dと保持輪38c、加締リング38
fとを一体的なものにしている。前記環状リング38dの内
径xと、前記内径xと嵌合する支軸32の外径yとの隙間
ガタ量(x−y)はブレーキドラムの円筒部35外径zの
1/100以下に構成している。その関係はx−y≦0.01×
zとなる。他の構成は前記従来例と同じである。
以上の構成において、パルセータの回動による荷重は円
筒部35に対するコイルスプリング38のコイル部38aの巻
き込みによる摩擦により直接部38bに伝達され支軸32に
係止される環状リング38dで支持し、従来例の現象であ
る加締リングと保持輪間とのズレによるコイル移動、あ
るいは支軸と保持輪とのガタ量の増大によるコイルスプ
リングの接線部湾曲を未然に防ぎ、接線部のたわみ量に
応じた曲げ応力が発生しないようにしている。また、x
−y≦0.01×zにしているため、第3図および第4図の
テストデータの如く、コイルスプリング38の折損破断寿
命が負荷が同一の場合従来の数倍確保でき、コイルスプ
リング38の接線部ハに曲げ応力が加わらない構成とし
た。さらに上述のx−y≦0.01×zの関係よりブレーキ
ドラム21の脱水時の摩耗発生を押さえることができる。
筒部35に対するコイルスプリング38のコイル部38aの巻
き込みによる摩擦により直接部38bに伝達され支軸32に
係止される環状リング38dで支持し、従来例の現象であ
る加締リングと保持輪間とのズレによるコイル移動、あ
るいは支軸と保持輪とのガタ量の増大によるコイルスプ
リングの接線部湾曲を未然に防ぎ、接線部のたわみ量に
応じた曲げ応力が発生しないようにしている。また、x
−y≦0.01×zにしているため、第3図および第4図の
テストデータの如く、コイルスプリング38の折損破断寿
命が負荷が同一の場合従来の数倍確保でき、コイルスプ
リング38の接線部ハに曲げ応力が加わらない構成とし
た。さらに上述のx−y≦0.01×zの関係よりブレーキ
ドラム21の脱水時の摩耗発生を押さえることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、コイルスプリングはその
線径を大きくせずにパルセータの回動に対し、大きな荷
重を受けることができ、パルセータの回動回数を増やし
て布からみを減少させることが可能となるとともに、コ
イルスプリングそのものの強度的な向上により、機構部
の信頼性も向上し、安定した性能を得ることができる。
線径を大きくせずにパルセータの回動に対し、大きな荷
重を受けることができ、パルセータの回動回数を増やし
て布からみを減少させることが可能となるとともに、コ
イルスプリングそのものの強度的な向上により、機構部
の信頼性も向上し、安定した性能を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示すコイルスプリングの平
面図、第2図は同コイルスプリングが組み込まれた状態
の要断面図、第3図はコイルスプリングの破断寿命を示
す図、第4図は脱水ブレーキドラムの摩耗を示す図、第
5図は脱水洗濯機の全体縦断面図、第6図は従来の軸受
箱の縦断面図、第7図はコイルスプリングの取付状態を
示す平面図である。 1……水槽、5……軸受箱、18……脱水軸、21……ブレ
ーキドラム、30……ブレーキ帯、32……支軸、35……円
筒部、36……従来例のコイルスプリング、38……本案の
コイルスプリング、38a……コイル部、38b……直接部、
38c……保持輪、38d……環状リング、38e……突起、38f
……加締リング。
面図、第2図は同コイルスプリングが組み込まれた状態
の要断面図、第3図はコイルスプリングの破断寿命を示
す図、第4図は脱水ブレーキドラムの摩耗を示す図、第
5図は脱水洗濯機の全体縦断面図、第6図は従来の軸受
箱の縦断面図、第7図はコイルスプリングの取付状態を
示す平面図である。 1……水槽、5……軸受箱、18……脱水軸、21……ブレ
ーキドラム、30……ブレーキ帯、32……支軸、35……円
筒部、36……従来例のコイルスプリング、38……本案の
コイルスプリング、38a……コイル部、38b……直接部、
38c……保持輪、38d……環状リング、38e……突起、38f
……加締リング。
Claims (1)
- 【請求項1】底部にパルセータを有する洗濯兼脱水槽を
内包する水槽と、洗濯兼脱水槽を一方向に回転可能に支
持した脱水軸と、水槽下方に設けられた軸受け箱とを備
え、この軸受け箱内においては、脱水軸の下端部に固定
したブレーキドラムと、脱水回転側に制動力を与えるた
めにブレーキドラムに巻回されたブレーキ帯と、逆脱水
回転方向に制動力を与えるため、ブレーキドラムの円筒
部に脱水方向に緩み可能にコイル部が巻回したコイルス
プリングとを設け、このコイルスプリングは、コイル部
の一端を、ブレーキドラムの円筒部接線上に延出し、軸
受け箱に挿入嵌着した支軸の側面に沿って保持輪を設け
ると共にその保持輪の中心は円筒部接線と支軸の中心を
結ぶ線上に位置するように形成し、この内側には、保持
輪を挟持する外方に突出した突起を有する環状リングを
装着した脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988107764U JPH075828Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 脱水洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988107764U JPH075828Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 脱水洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229676U JPH0229676U (ja) | 1990-02-26 |
| JPH075828Y2 true JPH075828Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31342472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988107764U Expired - Lifetime JPH075828Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 脱水洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075828Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103491U (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-15 | 松下電器産業株式会社 | 脱水洗濯機の駆動装置 |
| JPS62151883U (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-26 |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP1988107764U patent/JPH075828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229676U (ja) | 1990-02-26 |
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