JPH0759202B2 - 複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法 - Google Patents
複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法Info
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- JPH0759202B2 JPH0759202B2 JP3025314A JP2531491A JPH0759202B2 JP H0759202 B2 JPH0759202 B2 JP H0759202B2 JP 3025314 A JP3025314 A JP 3025314A JP 2531491 A JP2531491 A JP 2531491A JP H0759202 B2 JPH0759202 B2 JP H0759202B2
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各層間の接着性がよい
複層のポリ塩化ビニル靴外底の製造法に関する。
複層のポリ塩化ビニル靴外底の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニルは総合的にバランスのと
れた物性を有していて、しかも、射出成形法より容易に
所望の製品が得られるため、靴外底の製法にも多く用い
られている。
れた物性を有していて、しかも、射出成形法より容易に
所望の製品が得られるため、靴外底の製法にも多く用い
られている。
【0003】又、靴外底を複層にして、外観を向上さ
せ、機能性をも付与しようとして、上型(甲被を被着し
た靴型も含む広い概念で用いる)と下型の他のダミー型
を使用する射出成形法が非常に多く使用されている。
せ、機能性をも付与しようとして、上型(甲被を被着し
た靴型も含む広い概念で用いる)と下型の他のダミー型
を使用する射出成形法が非常に多く使用されている。
【0004】この場合、先ず、下型とダミー型とを型組
みし、そのとき形成された空窩部内に所望の色調又は物
性を有するポリ塩化ビニル混練物を射出充満し、第一層
を成形後、ダミー型を除去し、上型と下型とを型組み
し、そのとき形成された空窩部内に前記第一層とは異色
調又は異物性のポリ塩化ビニル混練物を射出充満し、第
一層上面に第二層を一体的に成形し、複層ポリ塩化ビニ
ル靴外底を製造していた。
みし、そのとき形成された空窩部内に所望の色調又は物
性を有するポリ塩化ビニル混練物を射出充満し、第一層
を成形後、ダミー型を除去し、上型と下型とを型組み
し、そのとき形成された空窩部内に前記第一層とは異色
調又は異物性のポリ塩化ビニル混練物を射出充満し、第
一層上面に第二層を一体的に成形し、複層ポリ塩化ビニ
ル靴外底を製造していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記複層ポリ塩化ビニ
ル靴外底を製造する工程において、第一層を成形すると
き、第一層と第二層との接着をよくするために、ダミー
型と下型を例えば約60℃に保ち、そのことにより第一
層の上面を60℃近くに加熱している。
ル靴外底を製造する工程において、第一層を成形すると
き、第一層と第二層との接着をよくするために、ダミー
型と下型を例えば約60℃に保ち、そのことにより第一
層の上面を60℃近くに加熱している。
【0006】而して、前記ダミー型と下型の温度は、周
囲の条件によって変わり易く、冬場等において余程工程
管理に注意しないとダミー型と下型の温度が下がってし
まい、例えばダミー型と下型の温度が40℃以下になる
と、第一層との接着性が低下するという欠点を有してい
た。
囲の条件によって変わり易く、冬場等において余程工程
管理に注意しないとダミー型と下型の温度が下がってし
まい、例えばダミー型と下型の温度が40℃以下になる
と、第一層との接着性が低下するという欠点を有してい
た。
【0007】又、一方、接着性を低下させないようにし
ようとして、ダミー型と下型の温度を上げると、その温
度上昇につれて、第一層上面の粘着性が急激に増し、ダ
ミー型を除去するとき、その粘着性のため第一層上面と
ダミー型の下面とが密着し、そのため第一層が下型から
浮き上がり空隙ができ、第二層成形用ポリ塩化ビニル混
練物を空窩部に射出充満したとき、第一層下面に前記混
練物が回り込んできて被膜を形成し、その除去に多くの
手間を新たに要するという欠点をも併せ有していた。
ようとして、ダミー型と下型の温度を上げると、その温
度上昇につれて、第一層上面の粘着性が急激に増し、ダ
ミー型を除去するとき、その粘着性のため第一層上面と
ダミー型の下面とが密着し、そのため第一層が下型から
浮き上がり空隙ができ、第二層成形用ポリ塩化ビニル混
練物を空窩部に射出充満したとき、第一層下面に前記混
練物が回り込んできて被膜を形成し、その除去に多くの
手間を新たに要するという欠点をも併せ有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下型とダミー
型との型組みにより形成された空窩部内に、ポリ塩化ビ
ニル100重量部、低融点の熱可塑性ポリウレタン10
〜30重量部を必須成分とする混練物を射出充填し、第
一層を形成し、ダミー型を除去後前期下型と上型とを型
組みし空窩部を形成し、前記空窩部内にポリ塩化ビニル
混練物を射出充満し、前記第一層の上面に第二層を一体
的に形成することを特徴とする、複層ポリ塩化ビニル靴
外底の製造法を要旨とするものである。
型との型組みにより形成された空窩部内に、ポリ塩化ビ
ニル100重量部、低融点の熱可塑性ポリウレタン10
〜30重量部を必須成分とする混練物を射出充填し、第
一層を形成し、ダミー型を除去後前期下型と上型とを型
組みし空窩部を形成し、前記空窩部内にポリ塩化ビニル
混練物を射出充満し、前記第一層の上面に第二層を一体
的に形成することを特徴とする、複層ポリ塩化ビニル靴
外底の製造法を要旨とするものである。
【0009】熱可塑性ポリウレタンは、ジイソシアネー
ト,グリコール,2官能ポリオールから製造される。ジ
イソシアネートは4,4’−ジフエニルメタンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネートが使用され、グ
リコールはエチレングリコール,トリブチレングリコー
ル,ビスヒドロキシエトキシベンゼン,2官能ポリオー
ルはポリエチレンアジペート、ポリ(1,4−ブチレン
アジペート)、ポリカプロラクトン等が使用される。
ト,グリコール,2官能ポリオールから製造される。ジ
イソシアネートは4,4’−ジフエニルメタンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネートが使用され、グ
リコールはエチレングリコール,トリブチレングリコー
ル,ビスヒドロキシエトキシベンゼン,2官能ポリオー
ルはポリエチレンアジペート、ポリ(1,4−ブチレン
アジペート)、ポリカプロラクトン等が使用される。
【0010】前記原料より得られた熱可塑性ポリウレタ
ンは流動開始温度が40〜70℃のものが特に好まし
い。ここで、第一層に使用される混練物において、ポリ
塩化ビニル100重量部に対し熱可塑性ポリウレタンが
10重量部未満であれば、第二層と接着性が十分でな
く、30重量部を超えれば靴外底の硬度が高くなり履き
心地を損ね、又、工程中型組みした各型の接触面から外
底材料がはみ出し、仕上げ工程に手間と時間を要する。
ンは流動開始温度が40〜70℃のものが特に好まし
い。ここで、第一層に使用される混練物において、ポリ
塩化ビニル100重量部に対し熱可塑性ポリウレタンが
10重量部未満であれば、第二層と接着性が十分でな
く、30重量部を超えれば靴外底の硬度が高くなり履き
心地を損ね、又、工程中型組みした各型の接触面から外
底材料がはみ出し、仕上げ工程に手間と時間を要する。
【0011】
【作 用】靴外底を形成する第一層のポリ塩化ビニル混
練物中に、低融点例えば流動開始温度が40〜70℃の
熱可塑性ポリウレタンが混入されているので、射出成形
工程中ダミー型と下型が60℃未満であっても、第二層
のポリ塩化ビニル混練物に対して十分な接着性を現出す
る。この接着性は前記熱可塑性ポリウレタンの速い結晶
化によって更に促進される。
練物中に、低融点例えば流動開始温度が40〜70℃の
熱可塑性ポリウレタンが混入されているので、射出成形
工程中ダミー型と下型が60℃未満であっても、第二層
のポリ塩化ビニル混練物に対して十分な接着性を現出す
る。この接着性は前記熱可塑性ポリウレタンの速い結晶
化によって更に促進される。
【0012】又、前記第一層はダミー型の下面には粘着
しないのでダミー型を上方に引き上げたとき、第一層は
上に浮き上がることはなく、下型と上型との型組みによ
り形成された空窩部に第二層のポリ塩化ビニル混練物が
射出充満された場合も、その下面に回り込むことはな
い、従って不用な被膜を形成することはない。
しないのでダミー型を上方に引き上げたとき、第一層は
上に浮き上がることはなく、下型と上型との型組みによ
り形成された空窩部に第二層のポリ塩化ビニル混練物が
射出充満された場合も、その下面に回り込むことはな
い、従って不用な被膜を形成することはない。
【0013】
*1:重合度1000の乳化重合レンジを使用した。*
2:大日本インキ化学工業製のパンデックスT−526
5Mを使用した。加熱したダミー型と下型を型組みし、
空窩部を形成し、前記混練物を185〜188℃の条件
で射出充満し第一層を成形した。ダミー型を除去し、上
型と下型とを型組みし、空隙部を形成し、下記配合の混
練物を前記第一層上に185〜188℃の条件で射出充
満し、第一層上に第二層を一体的に成形し、二層よりな
る靴底を得た。
2:大日本インキ化学工業製のパンデックスT−526
5Mを使用した。加熱したダミー型と下型を型組みし、
空窩部を形成し、前記混練物を185〜188℃の条件
で射出充満し第一層を成形した。ダミー型を除去し、上
型と下型とを型組みし、空隙部を形成し、下記配合の混
練物を前記第一層上に185〜188℃の条件で射出充
満し、第一層上に第二層を一体的に成形し、二層よりな
る靴底を得た。
【0014】
【0015】試番1と試番4との組合わせを対照例、試
番2又は試番3と試番4との組合わせを本発明1及び2
とし、第一層と第二層との間の接着性*3及び第一層下面
への第二層被膜の回り込みの有無を、ダミー型と下型を
40℃,50℃,60℃に加熱して調査した。
番2又は試番3と試番4との組合わせを本発明1及び2
とし、第一層と第二層との間の接着性*3及び第一層下面
への第二層被膜の回り込みの有無を、ダミー型と下型を
40℃,50℃,60℃に加熱して調査した。
【0016】 *3:JIS K6301による、単位はKg/cmであ
る。
る。
【0017】
【発明の効果】本発明を実施することにより、冬場等に
おいてダミー型と下型の温度が所定温度より低くなって
も、第一層と第二層との間の接着性が良く、しかも温度
が所定温度であっても第一層外底の下面に第二層外底の
被膜が回り込んでいない複層ポリ塩化ビニル靴外底を得
ることができた。
おいてダミー型と下型の温度が所定温度より低くなって
も、第一層と第二層との間の接着性が良く、しかも温度
が所定温度であっても第一層外底の下面に第二層外底の
被膜が回り込んでいない複層ポリ塩化ビニル靴外底を得
ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29D 31/50
Claims (1)
- 【請求項1】 下型とダミー型との型組みにより形成さ
れた空窩部内に、ポリ塩化ビニル100重量部、低融点
の熱可塑性ポリウレタン10〜30重量部を必須成分と
する混練物を射出充填し、第一層を形成し、ダミー型を
除去後前記下型と上型とを型組みし空窩部を形成し、前
記空窩部内にポリ塩化ビニル混練物を射出充満し、前記
第一層の上面に第二層を一体的に形成することを特徴と
する複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025314A JPH0759202B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025314A JPH0759202B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04240403A JPH04240403A (ja) | 1992-08-27 |
| JPH0759202B2 true JPH0759202B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=12162541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3025314A Expired - Fee Related JPH0759202B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 複層ポリ塩化ビニル靴外底の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759202B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3025314A patent/JPH0759202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04240403A (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |