JPH075942Y2 - 引張りバネ方向付け装置 - Google Patents

引張りバネ方向付け装置

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JPH075942Y2
JPH075942Y2 JP1988101080U JP10108088U JPH075942Y2 JP H075942 Y2 JPH075942 Y2 JP H075942Y2 JP 1988101080 U JP1988101080 U JP 1988101080U JP 10108088 U JP10108088 U JP 10108088U JP H075942 Y2 JPH075942 Y2 JP H075942Y2
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尚夫 中北
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 引張りバネ方向付け装置は、両端に取付ループ端を備え
た引張りバネを順次給送する給送路の排出口で該引張り
バネの取付ループ端を所定の向きに方向付けるために用
いられるものであって、給送路の排出口から引張りバネ
の取付ループ端を突出させた状態で該引張りバネを一時
的に停止させる停止手段と、この停止手段によって一時
的に停止させられた引張りバネの取付ループ端を所定の
向きに方向付けさせるべく該取付ループ端と係合して該
引張りバネを回動させる方向付け手段とを具備する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は両端に取付ループ端を備えた引張りバネを順次
給送する給送路の排出口で該引張りバネの取付ループ端
を所定の向きに方向付けるための引張りバネ方向付け装
置に関する。
〔従来の技術〕
リンク機構、レバーアーム機構、カム機構等の機械的作
動機構では、その機構を所定の作動状態下に常に維持す
るためにしばしば引張りバネが使用される。例えば、か
かる機械的作動機構において、その作用部分を作動位置
と非作動位置との間で選択的に変位させる場合、該作動
部分を通常時では作動位置および非作動位置のいずれか
一方に弾性的に偏倚させておくことが必要とされ、その
ような弾性的偏倚を生じさせるために引張りバネが使用
される。リンク機構、レバーアーム機構、カム機構等の
機械的作動機構が多用される機器、例えばカセット・テ
ープデッキ、コンパクト・ディスク・デッキ等の音響機
器では、かかる弾性的偏倚のために引張りバネが多数用
いられ、このため音響機器等の製造工程には多数の引張
りバネを組み付ける作業が伴う。このような引張りバネ
の組付作業を自動的行い得る引張りバネ自動組付装置は
既に開発されており、例えば特願昭60-170942号に開示
されている。
この種の引張りバネ自動組付装置がパーツフィーダと共
に用いられると、その組付作業は一層効率的に行われる
ことになる。パーツフィーダの代表的なものとしては、
振動を利用して被組付部品を徐々に移動させつつ排出シ
ュートから排出させるタイプのパーツフィーダが知られ
ている。詳述すると、そのようなパーツフィーダは多数
の被組付部品を収容する収容部と、この収容部から延び
るシュート部とを具備し、該収容部には振動板が設けら
れ、その振動板の振動によって被組付部品は徐々に一つ
ずつシュート部に送られる。シュート部には被組付部品
の給送路が形成されており、被組付部品は該給送路をそ
の排出口に向かって順次給送させられる。要するに、そ
のようなパーツフィーダを利用して引張りバネをそのシ
ュート部から順次排出させ、その排出引張りバネを上述
の引張りバネ自動組付装置でもってピックアップして所
定位置に組み付けることによって、引張りバネの組付作
業効率が大巾に向上することになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
さて、上述の引張りバネ自動組付装置がパーツフィーダ
のシュート部から排出される引張りバネをピックアップ
する際には、そのピックアップ箇所として引張りバネの
取付ループ端が利用される。すなわち、引張りバネ自動
組付装置にはピックアップ手段が設けられ、このピック
アップ手段を引張りバネの取付ループ端に係合させるこ
とによって、引張りバネがピックアップされることにな
る。この場合、ピックアップ手段を引張りバネの取付ル
ープ端と係合させるためにピックアップ手段を該取付ル
ープ端に対して所定の方向からアクセスさせる必要があ
る。
ところで、上述したようなパーツフィーダのシュート部
に沿って給送されてくる個々の引張りバネの姿勢は一様
ではなく、このため引張りバネが該シュート部から排出
されるとき、その取付ループ端の向きも一様ではない。
したがって、引張りバネ自動組付装置のピックアップ手
段と引張りバネの取付ループ端とを確実に係合させるた
めには、該ピックアップ手段と引張りバネとの間で相対
的な位置決め動作が必要とされる。そのような相対的位
置決め動作については、引張りバネ自動組付装置側に負
わせることも可能であるが、この場合には、引張りバネ
の取付ループ端の姿勢検出手段と、この姿勢検出手段に
よってピックアップ手段の動作を制御する制御手段とを
該引張りバネ自動組付装置に装備させなくてはならな
い。言うまでもなく、そのような姿勢検出手段と制御手
段との装備には相当な費用が掛かるので、かかる相対的
位置決め動作を引張りバネ自動組付装置側に負わせるこ
とは得策ではない。一方、パーツフィーダのシュート部
から排出される引張りバネの取付ループ端が常に所定の
向きに方向付けられるならば、引張りバネ自動組付装置
に上述したような姿勢検出手段と制御手段とを装備させ
る必要もなくなる。
特開昭61-100328号公報にはパーツフィーダによって給
送される引張りバネの取付ループ端を所定の向きに方向
付けるようになった引張りバネ位置決め装置が開示さ
れ、この引張りバネ位置決め装置では、引張りバネの供
給管の排出口に対して直角方向に移動自在となったバネ
受けブロックが設けられ、このバネ受けブロックには引
張りバネを収容するようになったV字状の切欠き溝が形
成される。バネ受けブロックは、供給管から引張りバネ
を受け取ってそのV字状の切欠き溝に収容させる第1の
位置と、この第1の位置から前方側の第2の位置との間
で移動自在とされる。引張りバネがバネ受けブロックの
V字状の切欠き溝に収容されたとき、該引張りバネの取
付ループ端は該切欠き溝から突出し、バネ受けブロック
が第1の位置から第2の位置に向かって移動するとき、
引張りバネの取付ルーチン端はスロープガイドと係合
し、これにより該引張りバネは所定の向きに方向付けら
れる。この従来の引張りバネ位置決め装置の問題点とし
ては、バネ受けブロックがその第1の位置に置かれてい
るときだけ、引張りバネをパーツフィーダから供給管を
介して該バネ受けブロックに供給し得るという点が指摘
される。すなわち、パーツフィーダからの引張りバネの
供給がバネ受けブロックの位置に応じて制御されなけれ
ばならず、その制御のための装備に費用が掛かるという
点が問題となる。
したがって、本考案の目的は、両端に取付ループ端を備
えた引張りバネを順次給送する給送路の排出口で該引張
りバネの取付ループ端を所定の向きに方向付けるための
引張りバネ方向付け装置であって、パーツフィーダ側で
の引張りバネの給送制御を何等必要せずに比較的安価に
構成し得る引張りバネ方向付け装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による引張りバネ方向付け装置は、両端に取付ル
ープ端を備えた引張りバネを順次給送する給送路の排出
口で該引張りバネの取付ループ端を所定の向きに方向付
けるために用いられるものであって、該給送路の排出口
から引張りバネの取付ループ端を突出させた状態で該引
張りバネを一時的に停止させる停止手段を具備する。停
止手段は引張りバネの取付ループ端と衝合し得るように
なった衝合面を持つストッパ部材を包含し、このストッ
パ部材が、その衝合面を前記給送路の排出口に対して所
定の間隔を置いて該衝合面に引張りバネの取付ループ端
を衝合させて該引張りバネを停止させる衝合位置と、該
引張りバネを給送路の排出口から排出させる際にその排
出作動を妨げることのない退避位置との間で移動自在と
される。本考案による引張りバネ方向付け装置は、更
に、停止手段によって一時的に停止させられた引張りバ
ネの取付ループ端を所定の向きに方向付けさせるべく該
取付ループ端と係合して該引張りバネを回動させる方向
付け手段を具備し、この方向付け手段がストッパ部材を
その衝合位置に置かれているときに給送路の排出口と該
ストッパ部材の衝合面との間に侵入し得るようになった
方向付け係合部材を包含し、この方向付け係合部材が、
給送路の排出口とストッパ部材の衝合面との間の侵入時
に引張りバネの取付ループ端を所定の向きに方向付ける
べく該取付ループ端と係合する係合位置と、該引張りバ
ネを給送路の排出口から排出させる際にその排出作動を
妨げることのない退避位置との間で移動自在とされる。
〔作用〕
以上のような構成によれば、給送路に沿って給送されて
きた引張りバネは停止手段によって該給送路の排出口か
ら取付ループ端を突出させた状態で停止させられ、この
とき方向付け手段が該引張りバネを回動させるべくその
取付ループ端と係合し、これにより該取付ループ端が所
定の向きに方向付けられる。このように本考案による引
張りバネ方向付け装置にあっては、引張りバネは給送路
の排出口からその取付ループ端を突出させた状態で停止
手段でもって停止させられている間に方向付けされるの
で、該給送路内には引張りバネを連なった状態で保持す
ることが可能であり、このためパーツフィーダからの引
張りバネの供給について制御することは何等必要とされ
ない。
〔実施例〕
次に、添付図面を参照して、本考案による引張りバネ方
向付け装置の一実施例について説明する。
第1図を参照すると、本考案に従って構成された引張り
バネ方向付け装置が参照番号10でもって全体的に示さ
れ、この引張りバネ方向付け装置10は周知のパーツフィ
ーダのシュート部12(その一部が図示されている)の排
出口側に設置される。シュート部12には給送路14が形成
され、この給送路14に沿って引張りバネが直列に配列さ
れた状態でパーツフィーダの引張りバネ収容部(図示さ
れない)から順次給送されることになる。引張りバネ方
向付け装置10は給送路14の排出口から引張りバネの取付
ループ端を突出させた状態で該引張りバネを一時的に停
止させる停止手段16と、この停止手段16によって一時的
に停止させられた引張りバネの取付ループ端を所定の向
きに方向付けさせるべく該取付ループ端と係合して該引
張りバネを回動させる方向付け手段18とを具備し、停止
手段16および方向付け手段18は共に適当な設置場所に据
え付けられるようになった基台20上に配置される。
停止手段16は基台20上に固定された空気作動式シリンダ
22を包含し、この空気作動式シリンダ22の作動ロッド24
は基台20の上面に対して垂直方向に伸縮するようになっ
ている。作動ロッド24の上端には板状作動片26の一端が
連結され、その板状作動片26は作動ロッド24の伸縮方向
に対して直角に延びる。板状作動片26の他端にはストッ
パ部材28が立設させられ、このストッパ部材28は空気作
動式シリンダ22の作動ロッド24の伸縮運動によって上下
方向(矢印A)に移動させられることになる。第2図A
および第2図Bからも明らかなように、シュート部12の
排出口端面の下側部には案内ブロック30が取付けられ、
ストッパ部材28は該案内ブロック30に形成された案内溝
内に摺動自在に収容される。
第2図Aおよび第2図Bに最もよく示すように、ストッ
パ部材28の上端部には切欠き部32が形成され、この切欠
き部32にはストッパ部材28の給送路14の排出口の端面と
平行となった面34が形成される。第1図、第2図Aおよ
び第2図Bでは、ストッパ部材28は作動位置に示されて
おり、この作動位置では、ストッパ部材28の面34は給送
路14の排出口の端面に対して所定の距離を置いて向かい
合った状態とされる。一方、第2図Aおよび第2図Bで
は、2つの引張りバネS1,S2がシュート部12の給送路14
内に収容された状態で例示的に図示され、引張りバネS1
はその先導側の取付ループ端SRを給送路14の排出口を突
出させると共にストッパ部材28の面34に衝合させた状態
となっている。要するに、ストッパ部材28が第1図、第
2図Aおよび第2図Bに示すような作動位置を取ると
き、シュート部12の給送路14に沿って給送されてくる引
張りバネのうちの最先頭の引張りバネS1はその先導側の
取付ループ端SRをストッパ部材28の面34に衝合させた状
態で一時的に停止させられるので、ストッパ部材28の面
34は引張りバネに対する停止用衝合面として機能するこ
とになる。
ストッパ部材28は空気作動式シリンダ22の作動によって
その作動位置から下方の非作動位置まで後退し得るよう
になっており、ストッパ部材28がその非作動位置まで後
退させられると、衝合面34は給送路14の排出口と向かい
合う対向位置から取り払われ、これにより該排出口から
の引張りバネの排出が衝合面34の存在によって干渉され
ないようにされる。
方向付け手段18は基台20から直立するポスト部材36を包
含し、このポスト部材36には空気作動式シリンダ38が取
り付けられる。空気作動式シリンダ38の作動ロッド40は
ポスト部材36を貫通して延び、その先端には長尺の支持
板部材42が連結される。支持板部材42には一対の案内ロ
ッド44が空気作動式シリンダ38の作動ロッド40に対して
上下の箇所に取り付けられ、その一対の案内ロッド44は
該作動ロッド40に対して平行にポスト部材36側に向かっ
て延びると共に該ポスト部材36中に摺動自在に収容され
る。空気作動式シリンダ38の作動ロッド40が伸縮される
と、支持板部材42は水平後方(矢印B)の方向に移動さ
せられることになる。
支持板部材42の上側端には方向付け部材46が適当な留め
部具例えば螺子要素48によって取り付けられ、これによ
り方向付け部材46は支持板部材42から片持ち梁の態様で
支持されることになる。方向付け部材46は空気作動式シ
リンダ38の作動ロッド40に対して直角方向に延びる板状
部50と、この板状部50の上側先端から該板状部50の平面
から直角に延びる突出片52とから構成され、このため支
持板要素42が上述したように空気作動式シリンダ38の作
動によって矢印Bの方向に沿って移動させられると、方
向付け部材46の突出片52も矢印Bと平行な方向(矢印
C)に沿って移動させられることになる。
本実施例では、方向付け部材46の突出片52の寸法形状に
ついては、ストッパ部材28がその作動位置を取るときに
該突出片52が該ストッパ部材28の衝合面34とシュート部
12の排出口側端面との間に侵入し得るようになっている
と共に該突出片52の上側面が給送路14の排出口の横断面
の水平方向中線よりも僅かに下流を通過するようになっ
ている。換言すれば、引張りバネの取付ループ端がその
ループ平面を第2図Bに示すように水平方向に向けた状
態で給送路14の排出口から突出させられていると仮定す
ると、方向付け部材46の突出片52がストッパ部材28の衝
合面34とシュート部12の排出口側端面との間に侵入させ
られた場合、該突出片52の上側面は該取付ループ端のル
ープ平面の直ぐ下流を通過するようになっている。
第1図では、方向付け部材46は非作動位置で示され、方
向付け部材46が前進させられて、その突出片52が上述の
ようにストッパ部材28の衝合面34とシュート部12の排出
口側端面との間に侵入させられると、該方向付け部材46
は作動位置を取ることになる。方向付け部材46がその作
動位置から第1図に示すような非作動位置まで後退させ
られると、突出片52はストッパ部材28の衝合面34とシュ
ート部12の排出口側面との間から取り払われ、これによ
り該排出口からの引張りバネの排出が突出片52の存在に
よって干渉されないようにされる。
次に、以上で述べたような引張りバネ方向付け装置10の
作動について説明する。なお、ここでは、給送路14に沿
って順次給送されてくる全ての引張りバネの取付ループ
端を所定の向きとして水平の向きに方向付ける場合につ
いて説明する。
第2図Aに例示的に図示した2つの引張りバネS1,S2
取付ループ端はそのループ平面を垂直とするような向き
になっているが、実際には、給送路14に沿って順次給送
されてくる個々の引張りバネの取付ループ端は種々の向
きを持っている。先頭の引張りバネS1がその先導側の取
付ループ端SRをストッパ部材28の衝合面34に衝合させて
一時的に停止させられると(第2図A)、取付ループ端
SRはそのループ平面を垂直に向いた状態となっている。
このとき方向付け部材46がその非作動位置(第1図)か
ら作動位置に向かって前進させられると、方向付け部材
46の突出片52はストッパ部材28の衝合面34とシュート部
12の排出口側端面との間に侵入させられることになる
(第2図B)。このように突出片46が侵入させられる
と、該突出片46の先端面は取付ループ端SRと係合し、そ
の係合によって引張りバネS1はその軸線の回りで90°回
動させられ、その結果取付ループ端SRはそのループ平面
を水平とするような向きに方向付けられることなる。と
いうのは、突出片52の寸法形状が引張りバネの取付ルー
プ端に対して上述したような関係にあるからである。な
お、方向付け部材46の突出部52と引張りバネS1の取付ル
ープ端SRとの係合をスムーズに行い得るように該突出部
52の先端にテーパ面を形成することは好ましい。引張り
バネS1の取付ループ端SRが所定の向きすなわち水平向き
に方向付けられると、方向付け部材46はその非作動位置
(第1図)まで退避させられるが、引張りバネS1の取付
ループ端SRはストッパ部材28の衝合面34とシュート部12
の排出口側端面との間で所定の向きに維持される。
次いで、例えば前述の特願昭60-170942号に開示されて
いるような引張りバネ自動組付装置のピックアップ手段
が引張りバネS1の取付ループ端SRに向かってアクセスさ
せられる。かかる引張りバネ自動組付装置のピックアッ
プ手段は第3図Aおよび第3図Bに示すように垂直方向
(矢印C)に移動し得るようになった垂直可動ロッド要
素54と、水平方向(矢印D)に移動し得るようになった
水平可動ロッド要素56とからなる。第3図Aでは、図示
の複雑化を避けるために引張りバネS1が水平位置に浮い
た状態で図示されているが、実際には、該引張りバネS1
はストッパ部材28の衝合面34とシュート部12の排出口側
端面との間に配置され、しかもその取付ループ端SRは第
2図Bに示すように所定の向きに方向付けられている。
ピックアップ手段によって引張りバネS1をピックアップ
する場合、先ず、垂直可動ロッド要素54がその退避位置
から第3図Aに示すピックアップ位置まで下降させら
れ、該垂直可動ロッド要素54の先端部が取付ループ端SR
内に挿通させられる。次に、水平可動ロッド要素56がそ
の退避位置から第3図Aに示すピックアップ位置まで移
動させられ(なお、水平可動ロッド要素56は方向付け部
材46の突出片52の侵入方向とは反対側からストッパ部材
28の衝合面34とシュート部12の排出口側端面との間に侵
入させられる)、該水平可動ロッド要素56の先端部が垂
直可動ロッド要素54の先端部に当接させられる。
このように垂直可動ロッド要素54および水平可動ロッド
要素56が引張りバネS1の取付ループ端SRにピックアップ
係合させられると、ストッパ部材28がその作動位置から
下方の非作動位置に退避させられ、その衝合面34が給送
路14の排出口側から取り払われ、次いでピックアップ手
段すなわち上述の両可動ロッド要素54および56が給送路
14の排出口側から遠のく方向に移動させられ、これによ
り引張りバネS1が該排出口から引き出されて、引張りバ
ネS1は第3図Bに示すように水平可動ロッド要素56から
吊下させられることになる。このようにピックアップ手
段によって吊下された引張りバネS1は前述の特願昭60-1
70942号に開示されているような態様で所定位置に組み
付けられる。一方、引張りバネ方向付け装置10では、ス
トッパ部材28が再び作動位置に戻され、次の引張りバネ
S2についての方向付け作業が上述と同じ態様で繰り返さ
れることになる。
上述の実施例では、ストッパ部材28は上下方向の垂直移
動によって作動位置と非作動位置との間を移動させられ
たが、ストッパ部材を適当な箇所に枢着させて、その回
動運動によって該ストッパ部材を作動位置と非作動位置
との間で移動させるようにしもよい。また、上述の実施
例では、引張りバネの取付ループ端の所定の向きとして
水平方向の向きが選択されたが、必要に応じて、該所定
の向きを垂直方向の向きとしてもよいし、あるいはその
他の角度方向の向きとすることもできる。
〔考案の効果〕
以上の記載から明らかなように、本考案による引張りバ
ネ方向付け装置においては、引張りバネ自動組付装置の
ピックアップ手段によってピックアップされるべく引張
りバネの取付ループ端を所定の向きに方向付けを行うこ
とが可能であり、このためピックアップ手段と引張りバ
ネとの間での相対的な位置決め作業を該引張りバネ自動
組付装置に負わせる必要性はなくなる。また、本考案に
よる引張りバネ方向付け装置を用いることによって、引
張りバネ自動組付装置での組付作業効率を大巾に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による引張りバネ方向付け装置の一実施
例を示す概略斜視図、第2図Aおよび第2図Bは第1図
の引張りバネ方向付け装置の作動を説明するための説明
図であって、シュート部の排出口側を側方から見た部分
側面図、第3図Aおよび第3図Bは第1図の引張りバネ
方向付け装置と協働して用いられる引張りバネ自動組付
装置のピックアップ手段のピックアップ作動を説明する
ための説明図である。 10……引張りバネ方向付け装置、12……シュート部、14
……給送路、16……停止手段、18……方向付け手段、20
……基台、22……空気作動式シリンダ、24……作動ロッ
ド、26……板状作動片、28……ストッパ部材、30……案
内ブロック、32……切欠き部、34……衝合面、36……ポ
スト部材、38……空気作動式シリンダ、40……作動ロッ
ド、42……支持板部材、44……案内ロッド、46……方向
付け部材、50……板状部、52……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に取付ループ端を備えた引張りバネを
    順次給送する給送路の排出口で該引張りバネの取付ルー
    プ端を所定の向きに方向付けるための引張りバネ方向付
    け装置であって、 前記給送路の排出口から引張りバネの取付ループ端を突
    出させた状態で該引張りバネを一時的に停止させる停止
    手段を具備し、この停止手段が引張りバネの取付ループ
    端と衝合し得るようになった衝合面を持つストッパ部材
    を包含し、このストッパ部材が、その衝合面を前記給送
    路の排出口に対して所定の間隔を置いて該衝合面に引張
    りバネの取付ループ端を衝合させて該引張りバネを停止
    させる衝合位置と、該引張りバネを前記給送路の排出口
    から排出させる際にその排出作動を妨げることのない退
    避位置との間で移動自在とされ、 更に、前記停止手段によって一時的に停止させられた引
    張りバネの取付ループ端を所定の向きに方向付けさせる
    べく該取付ループ端と係合して該引張りバネを回動させ
    る方向付け手段を具備し、この方向付け手段が前記スト
    ッパ部材をその衝合位置に置かれているときに前記給送
    路の排出口と該ストッパ部材の衝合面との間に侵入し得
    るようになった方向付け係合部材を包含し、この方向付
    け係合部材が、前記給送路の排出口と前記ストッパ部材
    の衝合面との間の侵入時に引張りバネの取付ループ端を
    所定の向きに方向付けるべく該取付ループ端と係合する
    係合位置と、該引張りバネを前記給送路の排出口から排
    出させる際にその排出作動を妨げることのない退避位置
    との間で移動自在とされていることを特徴とする引張り
    バネ方向付け装置。
JP1988101080U 1988-08-01 1988-08-01 引張りバネ方向付け装置 Expired - Lifetime JPH075942Y2 (ja)

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