JPH075981Y2 - ダイヤモンド砥粒電着カッター - Google Patents

ダイヤモンド砥粒電着カッター

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JPH075981Y2
JPH075981Y2 JP1988010450U JP1045088U JPH075981Y2 JP H075981 Y2 JPH075981 Y2 JP H075981Y2 JP 1988010450 U JP1988010450 U JP 1988010450U JP 1045088 U JP1045088 U JP 1045088U JP H075981 Y2 JPH075981 Y2 JP H075981Y2
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JP
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diamond abrasive
cutting edge
cutting
outer peripheral
peripheral surface
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仁郎 井上
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Sankyo Diamond Industrial Co Ltd
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Sankyo Diamond Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、複合建材、繊維強化プラスチック、石膏ボー
ド、繊維質材料等の切断に適したダイヤモンド砥粒電着
カッターに関するものである。
【従来の技術】
本考案者は先にダイヤモンド砥粒電着カッターに関する
技術を開発し、実願昭62-126951号(昭和62年8月22日
出願)及び実願昭62-147192号(昭和62年9月26日出
願)として現在出願中である。 この実願昭62-126951号は、第3A図及び第3B図に示すよ
うに金属製円形基板31の外周に間隙33を置いて複数の切
刃形成部32を設け、該切刃形成部32の回転方向前面32a
と外周面32bが鈍角をなすように該前面32aを傾斜させ、
該切刃形成部32の夫々の表面にダイヤモンド砥粒34を電
気メッキ法により結着させて切刃を形成したものであ
る。また実願昭62-147192号は、第4図で示すように、
切刃形成部42が、回転方向前面42aと外周面42bとの接続
部近傍に薄肉部である切削面42dを形成したものであ
る。
【考案が解決しようとする課題】
上記第3A図及び第3B図で示す技術によれば、切刃形成部
32の回転方向前面32aと外周面32bが鈍角をなすように前
面32aを傾斜させることにより、切断時の衝撃を緩和さ
せて、切断時の熱の発生を少なくできるので、切刃形成
部の前面32aと外周面32bとの接続部近傍に電着されたダ
イヤモンド砥粒の破砕や脱落がなく、切れ味も向上し、
被削材のチッピングが減少すると共にカッターの寿命も
長くなるという優れたものであった。また第4図で示す
技術によれば、薄肉部となる切削面42dにより、切断時
の衝撃を緩和させると共に被切削材への食込みを円滑に
し、切断時の熱の発生を少なくでき、切刃形成部42に電
着されたダイヤモンド砥粒の破砕や脱落がなくなり、被
切削材のチッピングが一層減少すると共に切れ味が向上
するという優れたものであった。 しかしながら、この電着カッターを用いて繊維強化プラ
スチックや複合建材等を切断した場合に、ダイヤモンド
砥粒頂部の相互間に間隙があるため、材料内に含まれて
いる非常に細い繊維等を均一に切り落とすことができな
い場合があり、このようなときには切断面が毛羽立った
り、粗くなったりして製品の外観品質を低下させるとい
う問題点があった。そしてこのような場合には、別の刃
先の鋭い刃物を用いて毛羽立った繊維を切除したり、仕
上げ加工しなければならなかった。 本考案の目的は、上記各技術がもたらす衝撃緩和型電着
カッターの改良に係り、上記技術の利点に加えて、非常
に細かい繊維等であっても、均一に切り落としができ、
切断と毛羽ぞり又は仕上げ加工を同時に行い得るダイヤ
モンド砥粒電着カッターの提供にある。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
り、本考案のダイヤモンド砥粒電着カッターは、切刃形
成部の回転方向前面と外周面が鈍角をなすように前面を
傾斜させた切刃形成部を円形基板の外周に間隙をおいて
複数設け、該切刃形成部の表面にダイヤモンド砥粒を電
気メッキ法により結着させて切刃を形成したダイヤモン
ド砥粒電着カッターであって、前記回転方向前面と外周
面との接続部近傍の肉厚を切刃形成部の両端から交互に
削り取ることによって薄くすると共に、前記切刃形成部
の回転方向後面に、高さ及び幅を前記ダイヤモンド砥粒
が電着された切刃より僅かに小さくした超硬チップを少
なくとも一つ取着したことを特徴とする。 また前記回転方向前面と外周面との接続部近傍の肉厚を
薄くする場合において、少なくとも前記複数の切刃形成
部の同一面側から連続して削り取って薄くした部分を備
えると好適である。
【作用】
上記のように構成されたダイヤモンド砥粒電着カッター
を用いて、複合建材,繊維強化プラスチック,石膏ボー
ド,繊維質材料等の切断をすると、切刃が回転方向前面
と外周面が鈍角をなすように前面を傾斜して形成されて
いるため、切断時の衝撃を緩和させて、切断時の熱の発
生を少なくでき、切刃形成部の前面と外周面との接続部
近傍に電着されたダイヤモンド砥流の破砕や脱落がな
く、切れ味も向上し、被削材のチッピングが減少すると
共にカッターの寿命も長いという利点を保持したまま、
切刃形成部の回転方向後面に、高さ及び幅を前記ダイヤ
モンド砥粒が電着された切刃より僅かに小さくした少な
くとも一つの超硬チップによって、切刃のダイヤモンド
砥粒で切削された面に残った毛羽を切除したり、切削さ
れた面の凸部を削り取る役目(いわゆる仕上げ加工)を
果たす。このとき、超硬チップの高さ及び幅が、ダイヤ
モンド砥粒が電着された切刃より小さくしているため
に、超硬チップは実質的な材料切断作業に関与せず、切
断と毛羽ぞり、または仕上げ加工を同時に行う機能はカ
ッターの寿命が終わるまで維持される。 また回転方向前面と外周面との接続部近傍の肉厚を切刃
形成部の両端から交互に削り取ることによって薄くして
いるので、切断時の衝撃を緩和させると共に、被切削材
への食い込みを円滑にし、切断時の熱の発生を少なくで
き、切刃形成部に電着されたダイヤモンド砥粒の破砕や
脱落がなくなり、被切削材のチッピングが一層減少す
る。このとき、回転方向前面と外周面との接続部近傍の
肉厚を、切刃形成部の両面から交互に削りとることによ
って、バランスを良好にし、カッターの回転を円滑にす
ることができる。
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
なお以下に説明する部材,配置等は本考案を限定する趣
旨ではなく、本考案の趣旨に反しない範囲において、種
々改変することができるものである。 第1A図はダイヤモンド砥粒を一部省略した電着カッター
の要部正面図、第1B図は第1A図の超硬チップが付いてい
ない切刃の拡大前面図、第1C図はダイヤモンド砥粒を一
部省略した電着カッターの部分拡大図、第1D図は第1C図
の外周展開図、第1E図は超硬チップが付いている切刃の
拡大説明図、第1F図は第1E図の切刃後面図である。 図において、符号1は金属製の円形基板であり、該円形
基板1の外周には複数の切刃形成部2が、互いに間隙5
を置いて所定間隙毎に形成されている。切刃形成部2
は、第1C図に示す如く、回転方向前面2a、外周面2b及び
後面2cを含み、回転方向(矢印Xで示す)の前面2aと外
周面2bとで成す角度αが鈍角をなすように前面2aを傾斜
させてある。そして、前面2aと外周面2bを介した後面2c
には、超硬チップ4が取着されている。この超硬チップ
4の取着は、ロー付け等周知・公知の技術によって行う
ものである。また本例の超硬チップ4は、切刃形成部2
の数が3個に対し1個の割合(即ち2つ置き)で、切刃
形成部2の後面2cに取着されている。そして超硬チップ
4の取着部(すなわち後面2c)を除く切刃形成部2の表
面には、ダイヤモンド砥粒6を電着させて切刃3が形成
されている。 超硬チップ4は、第1D図乃至第1F図に示す如く、その高
さをダイヤモンド砥粒6が電着された切刃3の高さより
h1だけ低くし、その幅を切刃3の幅より片側でh2だけ狭
くしてあり、さらにその半径方向外方端部および軸方向
両外側部の前縁が鋭利になっている(すなわち、すくい
角βが設けられている)。h1およびh2は、通常ダイヤモ
ンド砥粒6の粒径の1/4から1/8(粒径が0.40mmの場合
に、h1及びh2は0.1〜0.05mm)程度にすることが望まし
い。 なお、第1A図に示された符号7は円形基板1に発生した
熱を逃がして基板1を冷却するための穴、符号8はカッ
ターの取付孔である。 第2A図乃至第2C図は本考案の第2実施例を示すものであ
る。本例において上記実施例と同一部材等には同一符号
を付してその説明を省略する。 本例の基板21では、切刃形成部22を構成する前面22aと
外周面22bとの接続部近傍の肉厚を、切刃形成部22の片
側面から削り取ることによって薄くして、削取面22dが
形成されている。本例の削取面22dは、切刃形成部22の
表側面または裏側面の前面22aと外周面22bとの接続部近
傍を、交互に削り取ることによって形成されている。し
たがって、外周面22bは前面22aに向かって、また前面22
aは外周面22bに向かって先細りの形状を呈している。即
ち切刃23は前面側から見ると、切刃前面22aが外周面22b
に向かって先細りの形状を呈している。 この切刃形成部22の傾斜した前面22aと外周面22bが曲線
で接続されており、切刃形成部22の全表面にダイヤモン
ド砥粒6を電着させて切刃23が形成されている。 またダイヤモンド砥粒6の電着範囲は、切刃形成部22の
外周面22bから通常2〜3mm程度内側に入った所まで電着
されている。 上記構成から成る実施例によれば、被削材と衝突する、
傾斜前面22aと外周面22bとの接続部の肉厚が、従来カッ
ターより薄くなっているので、被削材への食込みが滑ら
かになる。また上記接続部の肉厚は薄い方が被削材のチ
ッピング減少の点で効果があるが、少なくともダイヤモ
ンド砥粒6の粒径より厚くする必要がある。 なお、この実施例では、切刃形成部22の傾斜前面22aが
直線と曲線をつないだ形になっているが、傾斜前面22a
全体を直線状または円弧状にしてもよい。 またこの実施例では、削取面22dを、切刃形成部22の表
側面または裏側面の前面22aと外周面22bとの接続部近傍
で、交互に削り取ることによって形成しているが、表側
面または裏側面の一方の側から切刃形成部22を二つ続け
て、すなわち連続して削取面22dを形成して、その後で
他方の側から二つ続けて(つまり連続して)削取面22d
を形成することもできる。このように、削取面について
は、一方の側の削取面と他方の側の削取面の形成を、回
転するときのバランスを保持するように形成すれば特に
限定するものではない。
【考案の効果】
上記構成からなる本考案によれば、切刃形成部の回転方
向後面に超硬チップを取着し、この超硬チップによって
非常に細かい繊維等の毛羽ぞりや仕上げ加工ができるの
で、切断と毛羽ぞり又は仕上げ加工を同時に行うことが
できる。 また超硬チップは、切刃の高さより僅かに低く、且つそ
の幅より僅かに狭くしたことにより、超硬チップは実質
的な材料切断作業に関与せず、ダイヤモンド砥粒で切削
された面に残った毛羽を切除したり、切削された面の凸
部を削り取る役目を果たすことができると共に、超硬チ
ップの磨耗が最小限に抑えられることとなり、切断と毛
羽ぞり又は仕上げ加工を同時に行う機能はダイヤモンド
砥粒電着カッターの寿命が終わるまで維持することが出
来る。 そして切刃形成部の回転方向前面と外周面とが鈍角をな
すように前面を傾斜させ、かつ回転方向前面と外周面と
の接続部近傍の肉厚を薄くしているので、切断時の衝撃
を緩和させると共に被切削材への食い込みが滑らかにな
り、切断時の熱の発生を少なくでき、切刃形成部で電着
されたダイヤモンド砥粒の破砕や脱落がなくなり、被切
削材のチッピングが一層減少し、切れ味が向上する。 以上のように、本考案によれば、従来の衝撃緩和型電着
カッターの利点に加えて、繊維強化プラスチックや複合
建材等の切断と毛羽ぞり又は仕上げ加工を同時にできる
ので、従来仕上げ加工に必要であった別の刃先の鋭い刃
物等が不要となり、作業時間の短縮による生産性向上に
大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1F図は本考案によるダイヤモンド砥粒電着
カッターの第1実施例を示すものであり、第1A図は要部
正面図、第1B図は第1A図の超硬チップが付いてない切刃
の拡大前面図、第1C図はダイヤモンド砥粒を一部省略し
た電着カッターの部分拡大図、第1D図は第1C図の外周展
開図、第1E図は超硬チップが付いている切刃の拡大説明
図、第1F図は第1E図の切刃後面図であり、第2A乃至第2C
図は第2実施例を示すものであり、第2A図は要部正面
図、第2B図は第2A図の切刃の拡大前面図、第2C図は第2A
図の部分外周展開図であり、第3A図乃至第4図は従来例
を示し、第3A図及び第3B図は要部正面図及び拡大断面
図、第4図は切刃形成部の要部斜視図である。 1,21……円形基板、2……切刃形成部、2a,22a……回転
方向前面、2b,22b……外周面、2c,22c……回転方向後
面、22d……切削面、3,23……切刃、4……超硬チッ
プ、5……間隙、6……ダイヤモンド砥粒、X……回転
方向。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切刃形成部の回転方向前面と外周面が鈍角
    をなすように前面を傾斜させた切刃形成部を円形基板の
    外周に間隙をおいて複数設け、該切刃形成部の表面にダ
    イヤモンド砥粒を電気メッキ法により結着させて切刃を
    形成したダイヤモンド砥粒電着カッターであって、前記
    回転方向前面と外周面との接続部近傍の肉厚を切刃形成
    部の両端から交互に削り取ることによって薄くすると共
    に、前記切刃形成部の回転方向後面に、高さ及び幅を前
    記ダイヤモンド砥粒が電着された切刃より僅かに小さく
    した超硬チップを少なくとも一つ取着したことを特徴と
    するダイヤモンド砥粒電着カッター。
  2. 【請求項2】前記回転方向前面と外周面との接続部近傍
    の肉厚を薄くする場合において、少なくとも前記複数の
    切刃形成部の同一面側から連続して削り取って薄くした
    部分を備え請求項1記載のダイヤモンド砥粒電着カッタ
    ー。
JP1988010450U 1988-01-30 1988-01-30 ダイヤモンド砥粒電着カッター Expired - Lifetime JPH075981Y2 (ja)

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JPH01117859U JPH01117859U (ja) 1989-08-09
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