JPH0759905B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH0759905B2 JPH0759905B2 JP62172356A JP17235687A JPH0759905B2 JP H0759905 B2 JPH0759905 B2 JP H0759905B2 JP 62172356 A JP62172356 A JP 62172356A JP 17235687 A JP17235687 A JP 17235687A JP H0759905 B2 JPH0759905 B2 JP H0759905B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D35/00—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
- F02D35/02—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
- F02D35/023—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions by determining the cylinder pressure
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/008—Controlling each cylinder individually
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/045—Detection of accelerating or decelerating state
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/10—Introducing corrections for particular operating conditions for acceleration
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は内燃機関の燃料噴射制御装置、特に機関回転
に同期して実行する同期噴射とは関係なく、加速時に補
正噴射を行うものに関する。
に同期して実行する同期噴射とは関係なく、加速時に補
正噴射を行うものに関する。
(従来の技術) 加速時の運転性を改善するため、加速要求があると機関
回転とは関係なくその都度噴射を実行するようにした装
置が提案されている(1986年1月、(株)鉄道日本社発
行「自動車工学」Vol.35 No.1第113頁参照)。これに
ついて説明すると、加速時は応答良く燃料を供給すべき
場合であるから、同期噴射を行う時期まで待つことな
く、要求があった時点で噴射を行おうとするものであ
る。
回転とは関係なくその都度噴射を実行するようにした装
置が提案されている(1986年1月、(株)鉄道日本社発
行「自動車工学」Vol.35 No.1第113頁参照)。これに
ついて説明すると、加速時は応答良く燃料を供給すべき
場合であるから、同期噴射を行う時期まで待つことな
く、要求があった時点で噴射を行おうとするものであ
る。
このような噴射は同期噴射に割り込んで噴射されること
から加速時割込み噴射(以下単に「割込み噴射」と称
す。)といわれ、たとえばアイドル接点がONからOFFに
なったときや、基本パルス幅Tp(=K×Qa/N、ただしK
は定数、Qaは吸入空気量、Nは機関回転数)の単位時間
当たりの変化量(ΔTp)が基準レベルを越えたときに割
り込噴射が実行される。以下、前者による噴射をオフア
イドル割込み噴射、後者による噴射をTp変化量割込み噴
射と称す。
から加速時割込み噴射(以下単に「割込み噴射」と称
す。)といわれ、たとえばアイドル接点がONからOFFに
なったときや、基本パルス幅Tp(=K×Qa/N、ただしK
は定数、Qaは吸入空気量、Nは機関回転数)の単位時間
当たりの変化量(ΔTp)が基準レベルを越えたときに割
り込噴射が実行される。以下、前者による噴射をオフア
イドル割込み噴射、後者による噴射をTp変化量割込み噴
射と称す。
なお、いずれの割込み噴射においても、加速判定時の運
転条件(機関回転数Nと冷却水温Tw)に応じて割込み噴
射量が設定されている。
転条件(機関回転数Nと冷却水温Tw)に応じて割込み噴
射量が設定されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような割込み噴射は加速要求に応じた出
力増加を得ることが目的であるから、その噴射量は出力
相当量に応じた値であることが望ましい。
力増加を得ることが目的であるから、その噴射量は出力
相当量に応じた値であることが望ましい。
しかしながら、従来装置の割込み噴射量は機関回転数N
や冷却水温Twをパラメータとするテーブルを参照するこ
とにより求められるので、割込み噴射にて得られる出力
増加が必ずしも期待した出力増加に良く対応するとは限
らない。同じ量の割込み噴射量を供給する予定であって
も、燃料噴射弁の詰まりや吸気管の汚れがあると、シリ
ンダに吸入される燃料量が相違してくるし、同じ量の噴
射量がシリンダに吸入されてもシリンダ冷却効率が異な
ると燃焼圧力が相違してくる。したがって、予め設定し
た出力が得られるかどうかは燃焼してみないと実際には
分からないのである。
や冷却水温Twをパラメータとするテーブルを参照するこ
とにより求められるので、割込み噴射にて得られる出力
増加が必ずしも期待した出力増加に良く対応するとは限
らない。同じ量の割込み噴射量を供給する予定であって
も、燃料噴射弁の詰まりや吸気管の汚れがあると、シリ
ンダに吸入される燃料量が相違してくるし、同じ量の噴
射量がシリンダに吸入されてもシリンダ冷却効率が異な
ると燃焼圧力が相違してくる。したがって、予め設定し
た出力が得られるかどうかは燃焼してみないと実際には
分からないのである。
そこで、機関特性のばらつき等に対処するには制御をフ
ィードバック制御とし、その際制御目標値としては出力
相当量、たとえば図示平均有効圧Piを採用すべきであ
る。
ィードバック制御とし、その際制御目標値としては出力
相当量、たとえば図示平均有効圧Piを採用すべきであ
る。
ただし、実際のPiを検出し、そのPi検出値がPi目標値と
なるようにフィードバック制御系を構成するにしても、
フィードバック制御に固有の応答遅れを考慮していない
と、却って制御精度を低下させる原因ともなる。たとえ
ば、Pi検出のためには所定の演算時間を要するので、燃
焼サイクルの後期に得られたpi検出値を、次の燃焼サイ
クルの割込み噴射量にフィードバックするのでは、燃焼
サイクル間に運転変化がある場合にPi目標値との正確な
偏差を求めることが出来なくなるからである。
なるようにフィードバック制御系を構成するにしても、
フィードバック制御に固有の応答遅れを考慮していない
と、却って制御精度を低下させる原因ともなる。たとえ
ば、Pi検出のためには所定の演算時間を要するので、燃
焼サイクルの後期に得られたpi検出値を、次の燃焼サイ
クルの割込み噴射量にフィードバックするのでは、燃焼
サイクル間に運転変化がある場合にPi目標値との正確な
偏差を求めることが出来なくなるからである。
この発明はこのような従来の問題点を解決することを目
的とする。
的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明では、第1図に示すように運転条件信号から加
速時であるかどうかを判定する手段2と、加速時が判定
されたときに運転条件(たとえば機関回転数や冷却水
温)に応じた基本加速補正噴射量(たとえばオフアイド
ル割込み噴射についてACCINJ、Tp変化量割込み噴射につ
いてTPINJ)を演算する手段3と、ブースト圧などシリ
ンダに吸入される空気量(以下単に「シリンダ空気量」
と称す。)の相当量を検出する手段5と、図示平均有効
圧(Pi)を検出する手段7と、前記シリンダ空気量相当
量の検出値を図示平均有効圧の期待値とすべく、当該シ
リンダ空気量相当量の検出値と前記図示平均有効圧の検
出値のゲインと位相を一致させる期待値演算手段8と、
演算された図示平均有効圧の期待値と前記図示平均有効
圧の検出値との偏差を演算する手段9と、演算された偏
差に基づいて加速補正噴射の修正量(たとえばオフアイ
ドル割込み噴射についてΔACCINJ、Tp割込み噴射につい
てΔTPINJ)を演算する手段10と、演算された修正量に
て前記基本加速補正噴射量を修正することにより出力す
べき加速補正噴射量を求める手段11とを備える。
速時であるかどうかを判定する手段2と、加速時が判定
されたときに運転条件(たとえば機関回転数や冷却水
温)に応じた基本加速補正噴射量(たとえばオフアイド
ル割込み噴射についてACCINJ、Tp変化量割込み噴射につ
いてTPINJ)を演算する手段3と、ブースト圧などシリ
ンダに吸入される空気量(以下単に「シリンダ空気量」
と称す。)の相当量を検出する手段5と、図示平均有効
圧(Pi)を検出する手段7と、前記シリンダ空気量相当
量の検出値を図示平均有効圧の期待値とすべく、当該シ
リンダ空気量相当量の検出値と前記図示平均有効圧の検
出値のゲインと位相を一致させる期待値演算手段8と、
演算された図示平均有効圧の期待値と前記図示平均有効
圧の検出値との偏差を演算する手段9と、演算された偏
差に基づいて加速補正噴射の修正量(たとえばオフアイ
ドル割込み噴射についてΔACCINJ、Tp割込み噴射につい
てΔTPINJ)を演算する手段10と、演算された修正量に
て前記基本加速補正噴射量を修正することにより出力す
べき加速補正噴射量を求める手段11とを備える。
(作用) 内燃機関の出力に強く相関するシリンダ空気量相当量が
燃料噴射量のフィードバック制御目標値として用いられ
ることにより、加速時に要求される割込み噴射量は出力
増加によく対応する。
燃料噴射量のフィードバック制御目標値として用いられ
ることにより、加速時に要求される割込み噴射量は出力
増加によく対応する。
しかも、図示平均有効圧の検出値をフィードバック信号
に用いるにあたって、シリンダ空気量相当量と図示平均
有効圧の各々の検出値のゲインと位相を一致させ、この
とき求めた図示平均有効圧の期待値を目標として割込み
噴射量が補正されるので、Pi検出に伴う演算遅れを補償
しつつフィードバック量が正確に求められ、制御精度が
向上する。
に用いるにあたって、シリンダ空気量相当量と図示平均
有効圧の各々の検出値のゲインと位相を一致させ、この
とき求めた図示平均有効圧の期待値を目標として割込み
噴射量が補正されるので、Pi検出に伴う演算遅れを補償
しつつフィードバック量が正確に求められ、制御精度が
向上する。
(実施例) 第2図は電子制御機関に適用したこの発明の一実施例で
は、制御系のブロック図である。同図において、21は点
火プラグの座金部に装着され、筒内圧に応じた電荷量を
発生するセンサ(筒内圧センサ)で、このセンサ出力は
電荷−電圧変換を行うチャージアンプ22、低域通過フィ
ルタ23を介して入出力ポート(I/O)36に入力される。
この筒内信号からは図示平均有効圧(Pi)が演算され
る。なお、多気筒機関では各気筒毎に設けた筒内圧セン
サからの信号を総てマルチプレクサに入力させ、マルチ
プレクサにて信号の選択を行わせると良い。
は、制御系のブロック図である。同図において、21は点
火プラグの座金部に装着され、筒内圧に応じた電荷量を
発生するセンサ(筒内圧センサ)で、このセンサ出力は
電荷−電圧変換を行うチャージアンプ22、低域通過フィ
ルタ23を介して入出力ポート(I/O)36に入力される。
この筒内信号からは図示平均有効圧(Pi)が演算され
る。なお、多気筒機関では各気筒毎に設けた筒内圧セン
サからの信号を総てマルチプレクサに入力させ、マルチ
プレクサにて信号の選択を行わせると良い。
24は吸気絞り弁下流の吸気管圧力(いわゆるブースト
圧)を検出するセンサで、このブースト圧(BOOST)は
シリンダ空気量相当量として扱われる。
圧)を検出するセンサで、このブースト圧(BOOST)は
シリンダ空気量相当量として扱われる。
25は吸入空気量Qaを検出するセンサ(たとえばフラップ
式やホットワイヤ式がある。)、26はクランク角の単位
角度信号と基準位置信号を発生するセンサ、29は冷却水
温Twを検出するセンサで、このうち単位角度信号からは
機関回転数Nが計測される。ここに、QaとNから演算さ
れる基本パルス幅Tp(=K×Qa/N、ただしKは定数)は
機関負荷相当量として同期噴射の基本値となるととも
に、加速時判定の信号ともなる。
式やホットワイヤ式がある。)、26はクランク角の単位
角度信号と基準位置信号を発生するセンサ、29は冷却水
温Twを検出するセンサで、このうち単位角度信号からは
機関回転数Nが計測される。ここに、QaとNから演算さ
れる基本パルス幅Tp(=K×Qa/N、ただしKは定数)は
機関負荷相当量として同期噴射の基本値となるととも
に、加速時判定の信号ともなる。
27は吸気絞り弁が全閉位置になるとONとなる信号を出力
するスイッチ(アイドルスイッチ)で、このスイッチ27
からの信号も加速時判定の信号となる。28は、実空燃比
センサで、理論空燃比だけでなくそれ以外の空燃比も広
範囲に検出することができる。ここに、センサ出力値
(Ip)は小さいほど空燃比がリッチ側にあることを意味
する。
するスイッチ(アイドルスイッチ)で、このスイッチ27
からの信号も加速時判定の信号となる。28は、実空燃比
センサで、理論空燃比だけでなくそれ以外の空燃比も広
範囲に検出することができる。ここに、センサ出力値
(Ip)は小さいほど空燃比がリッチ側にあることを意味
する。
これらのセンサ等からの信号が入力されるコントロール
ユニット31はCPU32,ROM33,RAM34,不揮発性メモリ(NV
M)35及びI/Oポート36からなるマイクロコンピュータか
ら構成され、コントロールユニット31ではこれらの信号
に基づいて噴射弁37に出力すべき噴射パルス幅を演算
し、これを駆動パルスに変換して出力する。ここに、噴
射制御は燃焼サイクルに合わせて実行される同期噴射と
加速要求があったときにだけ実行される割込み噴射に分
かれ、ここでは後者の割込み噴射が対象となる。
ユニット31はCPU32,ROM33,RAM34,不揮発性メモリ(NV
M)35及びI/Oポート36からなるマイクロコンピュータか
ら構成され、コントロールユニット31ではこれらの信号
に基づいて噴射弁37に出力すべき噴射パルス幅を演算
し、これを駆動パルスに変換して出力する。ここに、噴
射制御は燃焼サイクルに合わせて実行される同期噴射と
加速要求があったときにだけ実行される割込み噴射に分
かれ、ここでは後者の割込み噴射が対象となる。
第3図は割込み噴射のメインルーチンで、従来よりの2
種類の割込み噴射がともに実行される場合を示す。すな
わち、ステップ41ないし46がオフアイドル割込み噴射、
ステップ47ないしステップ52がTp変化量割込み噴射に関
する部分である。このように2種類の割込み噴射とする
と、制御としては両者に共通する部分と、それぞれに独
自の部分とに別れるので、共通する部分についてはまと
めて、あるいは一方のみを主として説明することとす
る。なお、いずれかのみの割込み噴射の場合であっても
本発明を適用できることに変わりはない。
種類の割込み噴射がともに実行される場合を示す。すな
わち、ステップ41ないし46がオフアイドル割込み噴射、
ステップ47ないしステップ52がTp変化量割込み噴射に関
する部分である。このように2種類の割込み噴射とする
と、制御としては両者に共通する部分と、それぞれに独
自の部分とに別れるので、共通する部分についてはまと
めて、あるいは一方のみを主として説明することとす
る。なお、いずれかのみの割込み噴射の場合であっても
本発明を適用できることに変わりはない。
同図において、オフアイドル割込み噴射では、ステップ
41でアイドルスイッチ27からの信号がONからOFFになる
と、オフアイドル割込み噴射量の基本値(ACCINJ)が演
算される(ステップ42)。同様にして、Tp変化量割込み
噴射でも、基本パルス幅(Tp)の単位時間当たりの変化
量(ΔTp)が所定値(ΔTp0)を越えると、Tp変化量割
込み噴射の基本値(TPINJ)が求められる(ステップ47,
48)。なお、ACCINJとTPINJはNとTwをパラメータとす
るテーブル値としてROM33に格納されており、そのとき
のNとTwに応じてCPU32に読み込まれる。
41でアイドルスイッチ27からの信号がONからOFFになる
と、オフアイドル割込み噴射量の基本値(ACCINJ)が演
算される(ステップ42)。同様にして、Tp変化量割込み
噴射でも、基本パルス幅(Tp)の単位時間当たりの変化
量(ΔTp)が所定値(ΔTp0)を越えると、Tp変化量割
込み噴射の基本値(TPINJ)が求められる(ステップ47,
48)。なお、ACCINJとTPINJはNとTwをパラメータとす
るテーブル値としてROM33に格納されており、そのとき
のNとTwに応じてCPU32に読み込まれる。
ただし、ACCINJとTPINJをそのまま用いて割込み噴射を
行うのでは、機関自体のバラツキ等に対処できないので
設定値からずれてくることを前述した。
行うのでは、機関自体のバラツキ等に対処できないので
設定値からずれてくることを前述した。
そこで、この例では制御を閉ループとするため、各割込
み噴射に対して修正量、すなわちフィードバック量を導
入する。ステップ44と50において気本値(ACCINJとTPIN
J)のΔを付した値がそうで、Δにて各割込み噴射の修
正量であるという意味合いを持たせている。そして、出
力すべき各割込み噴射量(ACCINJoutとTPINJout)を、
基本値とフィードバック量の和で与えることとする(ス
テップ45,51)。なお、基本値に付した「out」にて出力
値を意味させている。
み噴射に対して修正量、すなわちフィードバック量を導
入する。ステップ44と50において気本値(ACCINJとTPIN
J)のΔを付した値がそうで、Δにて各割込み噴射の修
正量であるという意味合いを持たせている。そして、出
力すべき各割込み噴射量(ACCINJoutとTPINJout)を、
基本値とフィードバック量の和で与えることとする(ス
テップ45,51)。なお、基本値に付した「out」にて出力
値を意味させている。
さて、フィードバック量をどのようにして求めるかであ
るが、割込み噴射の目的は加速要求に応じて応答良く出
力増加を得ることであるから、出力と強い相関関係を有
するシリンダ空気量相当量(具体的にはブースト圧)を
目標値、図示平均有効圧Piの検出値を実際値として両者
の偏差から求める。ただし、ブースト圧(BOOST)Pi検
出値とではゲインが相違し、かつPi検出値は演算遅れ分
だけBOOSTに対して応答遅れを持つ。
るが、割込み噴射の目的は加速要求に応じて応答良く出
力増加を得ることであるから、出力と強い相関関係を有
するシリンダ空気量相当量(具体的にはブースト圧)を
目標値、図示平均有効圧Piの検出値を実際値として両者
の偏差から求める。ただし、ブースト圧(BOOST)Pi検
出値とではゲインが相違し、かつPi検出値は演算遅れ分
だけBOOSTに対して応答遅れを持つ。
そこで、偏差を求める前に両者のゲインと位相を合わせ
ておくことが必要となる。まずゲイン合わせについて
は、第9図に示すように加速時のBOOST変化に対し、こ
れに対応するPi相当量が同図のように変化したとする。
同図において、BOOSTとPi相当量の各変化は時間の関数
であるから、それぞれを時間の関数f(t)及びP
(T)と置き(ただしここには応答遅れを考慮していな
い。)、かつ加速前後の値を下記 a:加速前のBOOST値 b:加速後のBOOST値 A:加速前のP(t) B:加速後のP(t) のように設定すると、第10図で示す線形1次の近似式 P(t)={(B−A)/(b−a)}×f(t) +(A×b−B×a)/(b−a) を用いることによりBOOSTとPi相当量のゲインを一致さ
せることができる。逆に、同式によりBOOSTをPi相当量
に変換することができることを意味する。そこで、この
Pi相当量を以下Pi期待値と称し、これをPi目標値として
位置付ける。なお、BOOSTとPi相当量の関係は内燃機関
の機種毎に固有値として決まるので、適用する内燃機関
毎にあらかじめ1度だけ実験的に求めておけばよく、以
後はその結果を利用してゲインの一致を行うことができ
る。
ておくことが必要となる。まずゲイン合わせについて
は、第9図に示すように加速時のBOOST変化に対し、こ
れに対応するPi相当量が同図のように変化したとする。
同図において、BOOSTとPi相当量の各変化は時間の関数
であるから、それぞれを時間の関数f(t)及びP
(T)と置き(ただしここには応答遅れを考慮していな
い。)、かつ加速前後の値を下記 a:加速前のBOOST値 b:加速後のBOOST値 A:加速前のP(t) B:加速後のP(t) のように設定すると、第10図で示す線形1次の近似式 P(t)={(B−A)/(b−a)}×f(t) +(A×b−B×a)/(b−a) を用いることによりBOOSTとPi相当量のゲインを一致さ
せることができる。逆に、同式によりBOOSTをPi相当量
に変換することができることを意味する。そこで、この
Pi相当量を以下Pi期待値と称し、これをPi目標値として
位置付ける。なお、BOOSTとPi相当量の関係は内燃機関
の機種毎に固有値として決まるので、適用する内燃機関
毎にあらかじめ1度だけ実験的に求めておけばよく、以
後はその結果を利用してゲインの一致を行うことができ
る。
次に、Pi期待値とPi検出値の位相合わせを第11図で説明
すると、上段と中段にはPi期待値とPi検出値がそれぞれ
格納されるメモリの配列状態を示し、いずれも割込み噴
射時期を始点として番号が割り振られている。このよう
なメモリ配列であると、たとえば、割込み噴射直後のBO
OST変化により得られたPi期待値は「1」のメモリに格
納されるが、Pi検出には演算遅れが有るので、Pi検出値
の格納される位置は「3」のメモリとなる。したがっ
て、「1」のメモリに格納されたPi期待値と比較する相
手方は「3」のメモリに格納されたpi検出値でなければ
ならない。
すると、上段と中段にはPi期待値とPi検出値がそれぞれ
格納されるメモリの配列状態を示し、いずれも割込み噴
射時期を始点として番号が割り振られている。このよう
なメモリ配列であると、たとえば、割込み噴射直後のBO
OST変化により得られたPi期待値は「1」のメモリに格
納されるが、Pi検出には演算遅れが有るので、Pi検出値
の格納される位置は「3」のメモリとなる。したがっ
て、「1」のメモリに格納されたPi期待値と比較する相
手方は「3」のメモリに格納されたpi検出値でなければ
ならない。
そこで、同図の下段に示すように、Pi検出値を演算遅れ
時間(ΔT)だけシフトさせると、シフトさてたPi検出
値(Pi(t+Δt))がPi期待値とちょうど対応するこ
とになる。
時間(ΔT)だけシフトさせると、シフトさてたPi検出
値(Pi(t+Δt))がPi期待値とちょうど対応するこ
とになる。
なお、nはメモリの総数すなわち格納するデータの総数
であり、1つの加速時(たとえば所定量のブースト圧変
化をすること)をカバーするだけのデータ数であること
が目安となる。逆にいえば、1つの加速変化に対し、こ
れだけのデータ数を必要とする。
であり、1つの加速時(たとえば所定量のブースト圧変
化をすること)をカバーするだけのデータ数であること
が目安となる。逆にいえば、1つの加速変化に対し、こ
れだけのデータ数を必要とする。
このようにしてブースト圧とPi検出値に関するゲイン合
わせと位相合わせの両方が済むと、次は通常のフィード
バック制御の手法を用いれば良い。
わせと位相合わせの両方が済むと、次は通常のフィード
バック制御の手法を用いれば良い。
次に、第4図ないし第6図を用いてさらに詳述する。第
4図はBOOST及びPi検出値のデータを固定するルーチン
で、固定する理由は加速時のデータを確定するためであ
る。このため、同ルーチンでは加速時以外でもBOOSTを
読み込み、所定のタイミングでメモリに格納している
(ステップ62,63)。これは、第11図に示すn個のデー
タを得るためである。たとえば (i)初回のタイミング そのときのBOOSTをBST(1)のメモリに格納する。
4図はBOOST及びPi検出値のデータを固定するルーチン
で、固定する理由は加速時のデータを確定するためであ
る。このため、同ルーチンでは加速時以外でもBOOSTを
読み込み、所定のタイミングでメモリに格納している
(ステップ62,63)。これは、第11図に示すn個のデー
タを得るためである。たとえば (i)初回のタイミング そのときのBOOSTをBST(1)のメモリに格納する。
(ii)次のタイミング そのときのBOOSTをBST(1)に格納する。このときBST
(1)に格納されているメモリ値は隣のBST(2)のメ
モリに移される。
(1)に格納されているメモリ値は隣のBST(2)のメ
モリに移される。
(iii)その次のタイミング そのときのBOOSTをBST(1)に格納する。このとき、BS
T(1)とBST(2)のメモリ値はそれぞれ隣のBST
(2)とBST(3)のメモリに移される。
T(1)とBST(2)のメモリ値はそれぞれ隣のBST
(2)とBST(3)のメモリに移される。
(iv)以下このような繰り返しを合計n回行えば、1加
速時に必要とされるデータが総て格納される(ステップ
63)。
速時に必要とされるデータが総て格納される(ステップ
63)。
(v)これはPi検出値についても同様である(ステップ
64,65)。
64,65)。
そして、ステップ62〜65は割込み噴射が行われた後にも
実行されるが、この場合には加速終了をもってn個のデ
ータを固定し(ステップ66〜70)、固定完了を意味する
フラグ(FIXFLG)をセットする(ステップ71)。したが
って、FIXFLGがセットされた後には、ステップ62以降に
進むことはない(ステップ61)。
実行されるが、この場合には加速終了をもってn個のデ
ータを固定し(ステップ66〜70)、固定完了を意味する
フラグ(FIXFLG)をセットする(ステップ71)。したが
って、FIXFLGがセットされた後には、ステップ62以降に
進むことはない(ステップ61)。
なお、固定するタイミングを定める基準値T1としては
(ステップ68)、割込み噴射から加速終了までの時間に
遅れ時間を考慮した値を目安とする。
(ステップ68)、割込み噴射から加速終了までの時間に
遅れ時間を考慮した値を目安とする。
第5図はPi検出値の演算を行うルーチンで、ここでは区
間Piを採用する。ここに、区間Piとは圧縮上死点前後の
所定クランク角区間の筒内圧のデータから得られる図示
平均有効圧をいう。なお、図示平均有効圧は区間の全仕
事量をシリンダ容積Vで除した値であり、Vは定数であ
るから、区間Piとして区間全仕事量を採用してもさしつ
かえなく、こうした点から同ルーチンにおいては、区間
全仕事量を求めている。
間Piを採用する。ここに、区間Piとは圧縮上死点前後の
所定クランク角区間の筒内圧のデータから得られる図示
平均有効圧をいう。なお、図示平均有効圧は区間の全仕
事量をシリンダ容積Vで除した値であり、Vは定数であ
るから、区間Piとして区間全仕事量を採用してもさしつ
かえなく、こうした点から同ルーチンにおいては、区間
全仕事量を求めている。
たとえば、圧縮上死点前後の所定クランク角区間を所定
クランク角毎に合計k個に分割し、j(j=1〜k)番
目の筒内圧とシリンダ容積変化量(ΔV)をそれぞれPj
とΔVjとして表記すると、(Pj−P1)×ΔVjがj番目に
おける微少仕事量を与えるので、これを所定クランク角
区間にわたって積算することにより区間全仕事量が得ら
れる。すなわち、微少仕事量の積算値をΣPiとすれば、 ΣPi=ΣPi-1+(Pj−P1)×ΔVj にてj番目までの微少仕事量の積算値が求められ、j=
kとなった時点のΣPiが区間全仕事量を与える(ステッ
プ82〜88)。ただし、同式においてΣPiに付した「−
1」は前回の値であることを意味する。この符号は以下
の式においても同じ意味で使用する。なお、jとしては
1づつインクリメントするカウンタの値を用いる(ステ
ップ83,89)。
クランク角毎に合計k個に分割し、j(j=1〜k)番
目の筒内圧とシリンダ容積変化量(ΔV)をそれぞれPj
とΔVjとして表記すると、(Pj−P1)×ΔVjがj番目に
おける微少仕事量を与えるので、これを所定クランク角
区間にわたって積算することにより区間全仕事量が得ら
れる。すなわち、微少仕事量の積算値をΣPiとすれば、 ΣPi=ΣPi-1+(Pj−P1)×ΔVj にてj番目までの微少仕事量の積算値が求められ、j=
kとなった時点のΣPiが区間全仕事量を与える(ステッ
プ82〜88)。ただし、同式においてΣPiに付した「−
1」は前回の値であることを意味する。この符号は以下
の式においても同じ意味で使用する。なお、jとしては
1づつインクリメントするカウンタの値を用いる(ステ
ップ83,89)。
第6図はpi期待値の演算及びこのPi期待値とPi検出値の
偏差に基づく各フィードバック量の演算を行うルーチン
で、FIXFLGがセットされていることを確認した後、固定
されたBOOST及びPi検出値のデータ群(BST(1)〜BST
(n)とPi(1)〜Pi(n))を読み込み、BOOSTのデ
ータ群からは第9図と第10図に示した数値(a,b,A,B)
を用いてPi期待値(P(1)〜P(n))を演算すると
ともに、第11図で説明したようにPi演算の遅れ分(Δ
t)だけPi検出値をシフトさせる(ステップ91〜97)。
偏差に基づく各フィードバック量の演算を行うルーチン
で、FIXFLGがセットされていることを確認した後、固定
されたBOOST及びPi検出値のデータ群(BST(1)〜BST
(n)とPi(1)〜Pi(n))を読み込み、BOOSTのデ
ータ群からは第9図と第10図に示した数値(a,b,A,B)
を用いてPi期待値(P(1)〜P(n))を演算すると
ともに、第11図で説明したようにPi演算の遅れ分(Δ
t)だけPi検出値をシフトさせる(ステップ91〜97)。
これにより、Pi期待値のうちm(m=1〜n)番目のも
の(P(m))は、シフトされたPi検出値のうち(m+
Δt)番目のもの(Pi(m+Δt))と対応する。した
がって、両者の偏差は(P(m)−Pi(m+Δt))に
て求まり、この偏差と制御ゲイン(たとえば比例ゲイン
KP)とからフィードバック量(比例分であれば偏差×K
p)が定まる。
の(P(m))は、シフトされたPi検出値のうち(m+
Δt)番目のもの(Pi(m+Δt))と対応する。した
がって、両者の偏差は(P(m)−Pi(m+Δt))に
て求まり、この偏差と制御ゲイン(たとえば比例ゲイン
KP)とからフィードバック量(比例分であれば偏差×K
p)が定まる。
ただし、n個のデータ群からすればn個の偏差が求まる
ことになるので、この例では偏差のうち最大のものを採
用し、かつ所定回数の加速時で得た当該最大偏差の平均
値とする。ここに、平均値とする理由は、割込み噴射を
行なわれるサイクル位置の相違により、得られるPi検出
値が変化するからである。
ことになるので、この例では偏差のうち最大のものを採
用し、かつ所定回数の加速時で得た当該最大偏差の平均
値とする。ここに、平均値とする理由は、割込み噴射を
行なわれるサイクル位置の相違により、得られるPi検出
値が変化するからである。
たとえばオフアイドル割込み噴射については、偏差のう
ち最大のもの(A)を選択するとともに、Aを積算し、
Aを求めた回数をカウントするカウンタお値(ACOUNT)
が所定値(C)に達すると、Aの積算値(ASUM)からそ
の平均値(AAVE)を AAVE=(1/C)ASUM にて計算する(ステップ98〜101,106,107)。
ち最大のもの(A)を選択するとともに、Aを積算し、
Aを求めた回数をカウントするカウンタお値(ACOUNT)
が所定値(C)に達すると、Aの積算値(ASUM)からそ
の平均値(AAVE)を AAVE=(1/C)ASUM にて計算する(ステップ98〜101,106,107)。
なお、偏差の最大値Aは A=max(P(m)−Pi(m+Δt)) にて表記している(ステップ99)。また、ASUMは ASUM=ASUM-1+A にて求められる(ステップ101)。
そして、この割込み噴射のフィードバック量(ΔACCIN
J)は比例ゲイン(Kp)を用い、 ΔACCINJ=AAVE+KP にて求める(ステップ108,109)。ここに、KPとして
は、AAVEの値が大きくなるほど大きくなる値を採用す
る。なお、ΔACCINJは比例制御でいう比例分に相当す
る。
J)は比例ゲイン(Kp)を用い、 ΔACCINJ=AAVE+KP にて求める(ステップ108,109)。ここに、KPとして
は、AAVEの値が大きくなるほど大きくなる値を採用す
る。なお、ΔACCINJは比例制御でいう比例分に相当す
る。
一方、Tp変化量割込み噴射についても、オフアイドル割
込みと噴射と相違するところはなく、「A」→「B」、
「KP」→「LP」と置き換えることにより、この場合のフ
ィードバック量(ΔTPINJ)が ΔTPINJ=BAVE×LP にて求められる(ステップ102〜105、111〜115)。
込みと噴射と相違するところはなく、「A」→「B」、
「KP」→「LP」と置き換えることにより、この場合のフ
ィードバック量(ΔTPINJ)が ΔTPINJ=BAVE×LP にて求められる(ステップ102〜105、111〜115)。
このように、出力に強く相関するシリンダ空気量相当量
としてのブースト圧を目標値として用いると、加速時に
要求される出力増加に良く対応する。
としてのブースト圧を目標値として用いると、加速時に
要求される出力増加に良く対応する。
しかもPi検出値をフィードバック信号に用いるに当たっ
ては、Pi期待値の導入にてPi検出値とのゲイン合わせを
行い、かつPi検出に伴う演算遅れを考慮して両者の位相
合わせを行うようにしたので、フィードバック量が正確
に求まり、制御精度が向上する。
ては、Pi期待値の導入にてPi検出値とのゲイン合わせを
行い、かつPi検出に伴う演算遅れを考慮して両者の位相
合わせを行うようにしたので、フィードバック量が正確
に求まり、制御精度が向上する。
なお、フィードバック制御によれば機関本体のばらつき
等に起因する設定値からのずれが解消されることはいう
までもない。
等に起因する設定値からのずれが解消されることはいう
までもない。
次に、一口に加速時といっても、オフアイドル割込み噴
射しか実行されない場合から、この割込み噴射とTp変化
量割込み噴射の両方が短時間に連続して実行される場合
まであることを考慮すると、制御精度を低下させないた
めにも学習機能を付与しておくことが望ましい。変化の
激しい加速時になると、フィードバック制御では応答遅
れを有することになるからである。このため、各割込み
噴射に対して学習値ACCLとTPLを導入し(第3図のステ
ップ43、49)、 ACCINJout=ACCINJ+ΔACCINJ+ACCL TPINJout=TPINJ+ΔTPINJ+TPL にて出力すべき割込み噴射パルス幅を決定している(ス
テップ45,51)。
射しか実行されない場合から、この割込み噴射とTp変化
量割込み噴射の両方が短時間に連続して実行される場合
まであることを考慮すると、制御精度を低下させないた
めにも学習機能を付与しておくことが望ましい。変化の
激しい加速時になると、フィードバック制御では応答遅
れを有することになるからである。このため、各割込み
噴射に対して学習値ACCLとTPLを導入し(第3図のステ
ップ43、49)、 ACCINJout=ACCINJ+ΔACCINJ+ACCL TPINJout=TPINJ+ΔTPINJ+TPL にて出力すべき割込み噴射パルス幅を決定している(ス
テップ45,51)。
第7図は各学習値の演算ルーチンを示し、学習を行う条
件が成立した場合に、各フィードバック量(ΔACCINJと
ΔTPINJ)と前回の各学習値(ACCL-1とTPL-1)とを用い
て今回の各学習値(ACCLとTPL)が求められている(ス
テップ123,125)。
件が成立した場合に、各フィードバック量(ΔACCINJと
ΔTPINJ)と前回の各学習値(ACCL-1とTPL-1)とを用い
て今回の各学習値(ACCLとTPL)が求められている(ス
テップ123,125)。
従来例において経時変化等を受けている機関では、絞り
弁全閉状態から一気に急加速を行うと、第12図に示すよ
うに各割込み噴射が連続して実行されるものの、いずれ
の割込み噴射領域においてもPi検出値がPi期待値に届か
ない場合が生じ得る。この場合に、Pi検出値がPi期待値
を大きく下回るところでは、割込み噴射を行っているの
に出力増加が期待できず、これが出力の延び悩みや息付
きとして感じられることになる。
弁全閉状態から一気に急加速を行うと、第12図に示すよ
うに各割込み噴射が連続して実行されるものの、いずれ
の割込み噴射領域においてもPi検出値がPi期待値に届か
ない場合が生じ得る。この場合に、Pi検出値がPi期待値
を大きく下回るところでは、割込み噴射を行っているの
に出力増加が期待できず、これが出力の延び悩みや息付
きとして感じられることになる。
これに対して、この例によれば、各領域において最大の
偏差AとBがフィードバック制御により求められ、この
ような偏差が生じないように学習が行なわれるので、や
がてはPi検出値がPi期待値に沿うこととなる。これによ
り、加速時の出力増加が滑らかとなり急加速に応じた快
適なレスポンスを楽しむことができる。
偏差AとBがフィードバック制御により求められ、この
ような偏差が生じないように学習が行なわれるので、や
がてはPi検出値がPi期待値に沿うこととなる。これによ
り、加速時の出力増加が滑らかとなり急加速に応じた快
適なレスポンスを楽しむことができる。
次に、Pi検出値がPi期待値から低下する場合には、第13
図のように空燃比が設定値からリーン化する場合(実線
で示す。)だけなく、リッチ化する場合(1点鎖線で示
す。)も含まれるので、空燃比がリッチ化している場合
には排気性能との関係をも考慮することが必要となって
くる。たとえば、リッチ失火を生じると、排気エミッシ
ョンが悪化することになるからである。
図のように空燃比が設定値からリーン化する場合(実線
で示す。)だけなく、リッチ化する場合(1点鎖線で示
す。)も含まれるので、空燃比がリッチ化している場合
には排気性能との関係をも考慮することが必要となって
くる。たとえば、リッチ失火を生じると、排気エミッシ
ョンが悪化することになるからである。
そこで、この例では空燃比センサ出力が制御値を越えて
リッチ化する場合には学習を行わせないようにする。た
とえば、第8図は加速後に行う空燃比検出のルーチンを
示し、割こみ噴射後、所定クランク角度毎にセンサ出力
値をサンプリングし、サンプリングデータの中から最低
値(IPTR)を選択してメモリに格納させる(ステップ13
2〜134)。最低値を選択させるのは、センサ出力値は小
さいほどリッチ側であることを意味するからである。ま
た、サンプリングの期間(T2)は排気応答遅れを考慮し
て定める。最後に、最低値の格納が終わったことを意味
するフラグ(TRFLG)をセットしておく(ステップ13
5)。
リッチ化する場合には学習を行わせないようにする。た
とえば、第8図は加速後に行う空燃比検出のルーチンを
示し、割こみ噴射後、所定クランク角度毎にセンサ出力
値をサンプリングし、サンプリングデータの中から最低
値(IPTR)を選択してメモリに格納させる(ステップ13
2〜134)。最低値を選択させるのは、センサ出力値は小
さいほどリッチ側であることを意味するからである。ま
た、サンプリングの期間(T2)は排気応答遅れを考慮し
て定める。最後に、最低値の格納が終わったことを意味
するフラグ(TRFLG)をセットしておく(ステップ13
5)。
一方、第7図に示す学習ルーチンの始めに、学習条件と
して(i)TRFLGがセットされていること、(ii)IPTR
が空燃比のリッチ側限界値(LIP)以上であることを設
定しておく(ステップ121,122)。
して(i)TRFLGがセットされていること、(ii)IPTR
が空燃比のリッチ側限界値(LIP)以上であることを設
定しておく(ステップ121,122)。
これにより、空燃比が限界値を越えてまでリッチ化して
いる場合には学習が行なわれることがなくなるので(ス
テップ122,124)、リッチ失火等に伴う排気エミッショ
ンの悪化を防止することができる。
いる場合には学習が行なわれることがなくなるので(ス
テップ122,124)、リッチ失火等に伴う排気エミッショ
ンの悪化を防止することができる。
前述の実施例ではフィードバック制御として比例制御で
説明したが、これに限るものではない。また、ブースト
圧に代わりに、QaやTpを用いることもできる。ただし、
これらの値は通常の場合シリンダ空気量に対して応答遅
れを伴うので、その処理をする必要がある。ただし、ブ
ースト圧センサを設けなくとも済むので、コスト上は有
利である。また、本実施例では加速割込噴射に限定した
が、これに限らず、加速時の通常噴射の補正分にも適用
できることはいうまでもない。
説明したが、これに限るものではない。また、ブースト
圧に代わりに、QaやTpを用いることもできる。ただし、
これらの値は通常の場合シリンダ空気量に対して応答遅
れを伴うので、その処理をする必要がある。ただし、ブ
ースト圧センサを設けなくとも済むので、コスト上は有
利である。また、本実施例では加速割込噴射に限定した
が、これに限らず、加速時の通常噴射の補正分にも適用
できることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は割込み噴射制御におい
て、機関出力に強く相関するシリンダ空気量相当量を目
標値としてフィードバック制御を行うとともに、図示平
均有効圧の検出値をフィードバック信号を用いるにあた
って、シリンダ空気量相当量と図示平均有効圧の各々の
検出値のゲインと位相を一致させ、このとき求めた図示
平均有効圧の期待値を目標として割込み噴射量を補正す
るものとしたので、燃料供給量を加速時に要求される出
力増加によく対応させることができるとともに、制御精
度を向上できるという効果がえられる。
て、機関出力に強く相関するシリンダ空気量相当量を目
標値としてフィードバック制御を行うとともに、図示平
均有効圧の検出値をフィードバック信号を用いるにあた
って、シリンダ空気量相当量と図示平均有効圧の各々の
検出値のゲインと位相を一致させ、このとき求めた図示
平均有効圧の期待値を目標として割込み噴射量を補正す
るものとしたので、燃料供給量を加速時に要求される出
力増加によく対応させることができるとともに、制御精
度を向上できるという効果がえられる。
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例の制御系のブロック図、第3図ないし第8図
はこの実施例の演算内容を示す流れ図、第9図は加速時
におけるブースト圧とPi相当量の変化を示す波形図、第
10図はブースト圧からPi期待値への変換を説明するため
の図、第11図はPi検出の演算遅れに対する修正を説明す
るための図、第12図は前記実施例の作用を説明するため
の波形図である。 第13図は従来例の加速時における空燃比変化を示す波形
図である。 2……加速時判定手段、3……基本加速補正噴射量演算
手段、5……シリンダ空気量相当量検出手段、7……図
示平均有効圧検出手段、8……図示平均有効圧の期待値
演算手段、9……偏差演算手段、10……修正量演算手
段、11……出力すべき加速補正噴射量演算手段、21……
筒内圧センサ、22……チャージアンプ、23……低域通過
フィルタ、24……ブースト圧センサ、25……空気量セン
サ、26……クランク角センサ、27……アイドルスイッ
チ、28……空燃比センサ、29……水温センサ、31……コ
ントロールユニット、32……燃料噴射弁。
の一実施例の制御系のブロック図、第3図ないし第8図
はこの実施例の演算内容を示す流れ図、第9図は加速時
におけるブースト圧とPi相当量の変化を示す波形図、第
10図はブースト圧からPi期待値への変換を説明するため
の図、第11図はPi検出の演算遅れに対する修正を説明す
るための図、第12図は前記実施例の作用を説明するため
の波形図である。 第13図は従来例の加速時における空燃比変化を示す波形
図である。 2……加速時判定手段、3……基本加速補正噴射量演算
手段、5……シリンダ空気量相当量検出手段、7……図
示平均有効圧検出手段、8……図示平均有効圧の期待値
演算手段、9……偏差演算手段、10……修正量演算手
段、11……出力すべき加速補正噴射量演算手段、21……
筒内圧センサ、22……チャージアンプ、23……低域通過
フィルタ、24……ブースト圧センサ、25……空気量セン
サ、26……クランク角センサ、27……アイドルスイッ
チ、28……空燃比センサ、29……水温センサ、31……コ
ントロールユニット、32……燃料噴射弁。
Claims (1)
- 【請求項1】運転条件信号から加速時であるかどうかを
判定する手段と、加速時が判定されたときに運転条件に
応じた基本加速補正噴射量を演算する手段と、シリンダ
空気量相当量を検出する手段と、図示平均有効圧を検出
する手段と、前記シリンダ空気量相当量の検出値を図示
平均有効圧の期待値とすべく、当該シリンダ空気量相当
量の検出値と前記図示平均有効圧の検出値のゲインと位
相を一致させる期待値演算手段と、演算された図示平均
有効圧の期待値と前記図示平均有効圧の検出値との偏差
を演算する手段と、演算された偏差に基づいて加速補正
噴射の修正量を演算する手段と、演算された修正量にて
前記基本加速補正噴射量を修正することにより出力すべ
き加速補正噴射量を求める手段とを備えることを特徴と
する内燃機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62172356A JPH0759905B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
| US07/216,041 US4901699A (en) | 1987-07-10 | 1988-07-07 | System for controlling a fuel injection quantity and method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62172356A JPH0759905B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415445A JPS6415445A (en) | 1989-01-19 |
| JPH0759905B2 true JPH0759905B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=15940384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62172356A Expired - Lifetime JPH0759905B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4901699A (ja) |
| JP (1) | JPH0759905B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02112674A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の点火時期制御装置 |
| JP2524807Y2 (ja) * | 1990-04-23 | 1997-02-05 | 三菱重工業株式会社 | スクリュープロペラ |
| WO1992005353A1 (de) * | 1990-09-24 | 1992-04-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur übergangskorrektur der gemischsteuerung bei einer brennkraftmaschine während dynamischen übergangszuständen |
| DE19858058B4 (de) * | 1998-12-16 | 2009-06-10 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffversorgungssystem für eine Brennkraftmaschine insbesondere eines Kraftfahrzeugs |
| DE10038340A1 (de) * | 2000-08-05 | 2002-02-14 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
| US9279406B2 (en) | 2012-06-22 | 2016-03-08 | Illinois Tool Works, Inc. | System and method for analyzing carbon build up in an engine |
| EP3198128B1 (en) * | 2014-09-24 | 2018-06-27 | Wärtsilä Finland Oy | Method for starting up a dual fuel engine |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS561327A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-09 | Nissan Motor Co Ltd | Pressure detector |
| JPS58150039A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-06 | Toyota Motor Corp | 電子制御機関の空燃比の学習制御方法 |
| JPS58220941A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-22 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの燃料供給制御方法 |
| KR930006052B1 (ko) * | 1984-03-15 | 1993-07-03 | 미쯔비시 지도샤 고교 가부시끼가이샤 | 엔진 제어장치 및 그 제어방법 |
| JPS60219429A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 空燃比制御装置 |
| US4640249A (en) * | 1984-06-30 | 1987-02-03 | Nissan Motor Company, Limited | System for controlling an ignition timing in an internal combustion engine and method therefor |
| JPS6116266A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
| JPS6397843A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-28 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
| US4768486A (en) * | 1986-12-05 | 1988-09-06 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel supply control system for internal combustion engine |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP62172356A patent/JPH0759905B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-07-07 US US07/216,041 patent/US4901699A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4901699A (en) | 1990-02-20 |
| JPS6415445A (en) | 1989-01-19 |
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