JPH075998U - 車両用ワイパ制御装置 - Google Patents

車両用ワイパ制御装置

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JPH075998U
JPH075998U JP3494693U JP3494693U JPH075998U JP H075998 U JPH075998 U JP H075998U JP 3494693 U JP3494693 U JP 3494693U JP 3494693 U JP3494693 U JP 3494693U JP H075998 U JPH075998 U JP H075998U
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JP
Japan
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wiper
capacitor
switch
stop switch
fixed position
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JP3494693U
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隆文 市川
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパの間欠払拭動作時における休止時間を
コンデンサ及び可変抵抗の時定数に基づいて決定する構
成のものでありながら、上記休止時間の最長値の延長
を、コンデンサの大容量化を伴うことなく実現するこ
と。 【構成】 リレースイッチ3aは、ワイパスイッチ1が
間欠モード位置INTに切換えられた状態でワイパモー
タ2の通電路を間欠的に形成するためのもので、そのオ
ンオフ制御は、トランジスタ13による励磁コイル3b
の通断電により行われる。トランジスタ13のオンオフ
周期(ワイパの間欠払拭周期)は、コンデンサ5の充電
所要時間により変化する。定電流回路20は、コンデン
サ5に対する充電電流が可変抵抗23の設定抵抗値に応
じて決定される一定値となるように制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイパの間欠払拭周期を可変抵抗によって調整可能な車両用ワイパ 制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイパの間欠払拭周期を変更できる機能を備えた車両用ワイパ制御装置は、例 えば、ワイパスイッチが間欠モード位置に切換えられた状態ではワイパの払拭動 作が終了する毎に可変抵抗を通じた充電動作を初期状態から開始するコンデンサ を設けると共に、このコンデンサの充電電圧が所定値まで上昇したときに次回の ワイパ払拭動作を開始させる構成、つまり、可変抵抗によりコンデンサの充電時 定数を調節することによって、ワイパ動作の休止期間ひいては間欠払拭周期を所 定範囲で変更設定できる構成となっている。
【0003】 図4には、この種の車両用ワイパ制御装置の具体回路例が示されている。この 図4は車両のフロントガラス用のワイパ制御装置を示すもので、端子T1〜T7 を有したワイパスイッチ1は、図示しない操作レバーの操作に応じて、停止モー ド位置OFF、間欠モード位置INT、ローモード位置LO、ハイモード位置H Iへ夫々切換可能に構成されており、これらの位置OFF、INT、LO、HI へ切換えられた各状態では、端子T1〜T7間を図示の如く選択的に接続するよ うになっている。尚、ワイパスイッチ11が間欠モード位置INT及びローモー ド位置LO間で切換えられるときには端子T1・T4間がショートしない構成と なっている。
【0004】 この場合、ワイパスイッチ1は、端子T1が電源ライン+Bに接続され、端子 T2及びT3がワイパモータ2の高速回転端子H及びLに夫々接続され(ワイパ モータ2の共通端子Cはアース端子に接続されている)、端子T4がスイッチン グ回路としてのリレースイッチ3aの共通接点cに接続される。さらに、ワイパ スイッチ1は、端子T5が可変抵抗4及びコンデンサ5の共通接続点に接続され 、端子T6がダイオード6のアノードに接続され、端子T7が抵抗7を介して前 記電源ライン+Bに接続される。尚、電源ライン+Bは、ヒューズ8及びイグニ ッションスイッチ9を介して車載バッテリ10のプラス側端子に接続されたもの である。
【0005】 上記リレースイッチ3aは、常開側接点aが電源ライン+Bに接続され、常閉 側接点bが定位置停止スイッチ11の共通接点cに接続される。また、前記可変 抵抗4は一端側が抵抗12を介して電源ライン+Bに接続され、他端側が前記コ ンデンサ5を介して定位置停止スイッチ11の共通接点cに接続されている。
【0006】 上記定位置停止スイッチ11は、ワイパモータ2に付随して設けられた周知構 成のものであり、ワイパが所定の待機位置にあるときに接点(c−b)間をオン した状態(非動作状態)を呈すると共に、ワイパが上記待機位置から移動された ときに接点(c−a)間をオンした状態(動作状態)を呈するように構成されて いる。このとき、定位置停止スイッチ11にあっては、その常開側接点aが電源 ライン+Bに接続され、常閉側接点bがアース端子に接続されている。
【0007】 リレースイッチ3a用の励磁コイル3bは、一端が電源ライン+Bに接続され 、他端がスイッチング要素としてのnpn形トランジスタ13のコレクタ・エミ ッタ間を介してアース端子に接続される。前記ダイオード6のカソードは、抵抗 14及び15を直列に介してアース端子に接続されており、これら抵抗14及び 15の共通接続点に上記トランジスタ13のベースが接続されている。また、ト ランジスタ13のコレクタ・エミッタ間には図示極性の定電圧ダイオード16が 接続される。
【0008】 尚、図4中に示されたウオッシャスイッチ17、ウオッシャモータ18、ミス トスイッチ19及びこれらに関係した回路部分の構成については、本考案の実施 例中において説明する。
【0009】 上記のように構成されたワイパ制御装置において、イグニッションスイッチ9 のオン状態でワイパスイッチ1が間欠モード位置INTに切換えられている場合 には、以下のように機能する。 即ち、ワイパが待機位置にある場合には、定位置停止スイッチ11が接点(c −b)間をオンさせた状態(非動作状態)にあるため、コンデンサ5における一 方の端子5a側の電位はアースレベル(グランドレベル)にある。従って、この 場合には、コンデンサ5に対し、電源ライン+Bから抵抗12、可変抵抗4、定 位置停止スイッチ11の接点(c−b)間を介して充電されるようになる。この ような充電に応じて、コンデンサ5の端子電圧が所定レベル以上となったときに は、ワイパスイッチ1の端子T5・T6間、ダイオード6及び抵抗14を介して トランジスタ13をオンさせるに足るベース電流が流れるようになり、当該トラ ンジスタ13がオンされる。
【0010】 すると、励磁コイル3bに通電されてリレースイッチ3aの接点(c−a)間 がオンされるため、電源ライン+Bから上記接点(c−a)間、ワイパスイッチ 1の端子T4・T3間、ワイパモータ2の低速回転端子L及び共通端子C間を介 してアース端子に至る通電路が形成され、ワイパモータ2が比較的低速で回転さ れるようになる。これによりワイパによるウインドガラスの払拭動作が開始され 、これに連動して定位置停止スイッチ11が接点(c−a)間をオンした状態に 切換わる。
【0011】 このため、コンデンサ5の両端が、定位置停止スイッチ11の接点(c−a) 間、可変抵抗4、抵抗12を介して電源ライン+Bの両端に接続された状態、つ まり、コンデンサ5の端子5a側の電位が電源ライン+Bのレベルまで持ち上が った状態となって、当該コンデンサ5の充電電荷が放電されるようになるが、ト ランジスタ13のオン状態は、ワイパスイッチ1の端子T5・T6間、ダイオー ド6、抵抗14を通じてそのまま保持されてワイパモータ2への通電が継続され る。
【0012】 このような通電継続に応じてワイパが待機位置まで復帰し、以て定位置停止ス イッチ11が接点(c−b)間をオンさせた状態に戻ると、コンデンサ5の端子 5a側の電位がアースレベルに戻るようになり、また、このときにはコンデンサ 5の充電電荷が放電されているから、抵抗12及び可変抵抗4を介して上記コン デンサ5に対する再充電が行われることになる。このようにワイパが待機位置へ 復帰した瞬間にコンデンサ5への充電が開始されることになるが、このときには トランジスタ13へのベース電流の供給が停止されるため、トランジスタ13が オフされ、これに伴う励磁コイル3bの断電に応じてリレースイッチ3aが接点 (c−b)間をオンした状態に復帰し、ワイパモータ2が断電停止される。
【0013】 また、上述のようにコンデンサ5に対する充電が開始された後には、その端子 電圧が所定レベル以上になった段階でトランジスタ13が再オンされることにな る。このため、これ以降は、前述したようなワイパモータ2の通断電に応じたワ イパの払拭動作及び待機位置への停止動作が反復して行われるものであり、以て ワイパの間欠払拭動作が行われる。尚、参考として、以上のような動作に伴うコ ンデンサ5の端子5a、5bの電位変化状態を図5(a)、(b)に示した(同 図中、VBは電源ライン+Bの電位)。
【0014】 つまり、ワイパの間欠払拭動作時における休止時間ΔTを決定するリレースイ ッチ3aの接点(c−a)間のオフ時間は、コンデンサ5、可変抵抗4及び抵抗 12の充電時定数に応じた時間となるものであり、従って、上記休止時間ΔTは 、可変抵抗4の抵抗値を設定変更することにより所定範囲内で調節できることに なる。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
ワイパの間欠払拭動作時における前記休止時間ΔTの最長値は、現行では10 秒程度に設定されているのが普通であるが、近年においては、上記休止時間ΔT の最長値を例えば20秒程度に延長することが要求されており、このような要求 は、車両のフロントガラスに使用される撥水コート剤の普及などに伴い強くなり つつある。ところが、上記休止時間ΔTの最長値を延長するためには、コンデン サ5の大容量化が必要となるものであり、そのコンデンサの大形化が避けられな い。このため、単純にコンデンサの大容量化を図っただけでは、装置全体が大形 化して実装上の制約が増えると共に、コストが上昇するなどの問題点を来たし、 結果的に、ワイパの間欠払拭動作時における休止時間の決定にコンデンサを利用 するものでは、その休止時間の最長値の延長に大きな困難を伴うという事情があ った。
【0016】 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイパ の間欠払拭動作時における休止時間をコンデンサ及び可変抵抗の時定数に基づい て決定する構成のものでありながら、上記休止時間の最長値を、コンデンサの大 容量化を伴うことなく延長できるようになる車両用ワイパ制御装置を提供するこ とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、ワイパの払拭動作開始後から当該ワイパ が待機位置へ戻るまでの期間だけ動作してワイパモータの通電路を保持するため の定位置停止スイッチと、この定位置停止スイッチの非動作状態では間欠払拭周 期設定用の可変抵抗を通じて充電されると共に当該定位置停止スイッチの動作状 態で充電電荷を放電するよう構成されたコンデンサと、ワイパスイッチが間欠モ ード位置に切換えられた状態で前記コンデンサの端子電圧が所定レベル以上とな った場合にオンされると共にそのオン状態を前記定位置停止スイッチが非動作状 態となるまで保持するスイッチング要素と、このスイッチング要素のオンに応じ てワイパモータの通電路を形成するスイッチング回路とを備えた車両用ワイパ制 御装置において、前記コンデンサに対する充電電流が前記可変抵抗の設定抵抗値 に応じて決定される一定値となるように制御する定電流回路を設ける構成とした ものである。
【0018】
【作用】
ワイパが待機位置にある状態では、定位置停止スイッチが非動作状態にあるた め、コンデンサに可変抵抗を通じて充電電流が流れるようになるが、このときの 充電電流は、定電流回路によって、可変抵抗の設定抵抗値に応じて決定された一 定値となるように制御される。ワイパスイッチが間欠モード位置に切換えられて いる状態で、上記のような充電に応じてコンデンサの端子電圧が所定レベル以上 となったときには、スイッチング要素がオンされるようになる。すると、スイッ チング回路が、スイッチング要素のオンに応じてワイパモータの通電路を形成す るようになり、ワイパの払拭動作が開始される。このようにワイパの払拭動作が 開始されたときには、定位置停止スイッチが動作状態となるため、コンデンサの 充電電荷が放電されるようになるが、前記スイッチング要素は、そのオン状態を 、前記定位置停止スイッチが非動作状態となるまで、つまりワイパが待機位置ま で戻るまで保持する。
【0019】 そして、ワイパが待機位置まで戻って定位置停止スイッチが非動作状態となっ たときには、スイッチング要素がオフされてスイッチング回路がワイパモータの 通電路を遮断するようになると共に、コンデンサに対する前述のような充電が再 開されるようになる。このようにコンデンサに対する充電が開始された後には、 その端子電圧が所定レベル以上になった段階でスイッチング要素が再オンされる ことになるため、これ以降は、上述のようなコンデンサの充放電に伴うワイパモ ータの通断電が反復して行われるものであり、以てワイパの間欠払拭動作が行わ れる。
【0020】 この場合、ワイパの間欠払拭動作時における休止時間は、コンデンサに対する 充電所要時間により決まるものであるが、そのときの充電電流は、可変抵抗の設 定抵抗値に応じて決定される一定値となるように制御されるから、コンデンサの 端子電圧が所定電圧に達するまでの時間が引き延ばされるようになり、結果的に 上記休止時間の最長値をコンデンサの大容量化を伴うことなく延長できるように なる。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1〜図3を参照しながら説明するに、前記 図4と同一部分については、同図4中の符号をそのまま援用することにより説明 を省略する。 図1において、定電流回路20は、電源ライン+Bとコンデンサ5との間に、 図示極性のダイオード21を介して接続された状態となっている。具体的には、 定電流回路20は、電源ライン+Bとダイオード21のアノードとの間に、抵抗 22、可変抵抗23及びpnp形トランジスタ24のエミッタ・コレクタ間を直 列接続すると共に、電源ライン+Bとアース端子との間に図示極性の定電圧ダイ オード25及び抵抗26を直列に接続し、その定電圧ダイオード25のアノード を前記トランジスタ24のベースに接続することにより構成されている。
【0022】 この構成により、定電流回路20は、可変抵抗23を通じて流れるトランジス タ24のコレクタ電流(つまりコンデンサ5に対する充電電流)が増大する方向 へ変化したときに、トランジスタ24のエミッタ・ベース間に加わるバイアス電 圧が減少することになって上記コレクタ電流を抑制するように機能するものであ り、このような機能によってコンデンサ5に対する充電電流が可変抵抗23の設 定抵抗値に応じて決定される一定値となるように制御している。
【0023】 ウオッシャスイッチ17は、操作期間のみオンするモーメンタリ形のもので、 一端がウオッシャモータ18を介して電源ライン+Bに接続され、他端がアース 端子に接続されている。従って、イグニッションスイッチ9のオン状態でウオッ シャスイッチ17がオンされた場合には、ウオッシャモータ18に通電されてウ インドウオッシャ液がフロントガラスに向けて噴射されることになる。
【0024】 また、ミストスイッチ19も、操作期間のみオンするモーメンタリ形のもので 、一端が励磁コイル3bを介して電源ライン+Bに接続され、他端がアース端子 に接続されている。従って、イグニッションスイッチ9のオン状態でミストスイ ッチ19が短時間だけオンされた場合には、励磁コイル3bに通電されてリレー スイッチ3aが接点(c−a)間をオンするようになるから、その時点でワイパ スイッチ1が停止モード位置OFFにあった場合、並びにワイパスイッチ1が間 欠モード位置INTにある状態でワイパの払拭動作が休止されている期間にあっ た場合には、ワイパの払拭動作が1回だけ行われる。
【0025】 連動運転回路27は、ウオッシャスイッチ17のオン操作後に所定の遅延時間 が経過したときにワイパを駆動するためのものであり、これは、コンデンサ28 、29、抵抗31〜34及びpnp形トランジスタ35を図示のごとく接続する ことにより構成されている。
【0026】 しかして、上記した本実施例の構成によれば、イグニッションスイッチ9のオ ン状態でワイパスイッチ1が間欠モード位置INTに切換えられている場合には 、以下のように機能する。 即ち、ワイパが待機位置にある場合には、定位置停止スイッチ11が接点(c −b)間をオンさせた状態(非動作状態)にあって、コンデンサ5における一方 の端子5a側の電位はアースレベル(グランドレベル)にあるから、コンデンサ 5に対し定電流回路20を通じて一定の充電電流が流れるようになる。尚、この ときの充電電流の値は、可変抵抗23の設定抵抗値に応じたものとなる。
【0027】 このような充電に応じて、コンデンサ5の端子電圧が所定レベル以上となった ときには、ワイパスイッチ1の端子T5・T6間、ダイオード6及び抵抗14を 介してトランジスタ13をオンさせるに足るベース電流が流れるようになり、当 該トランジスタ13がオンされる。
【0028】 すると、励磁コイル3bに通電されてリレースイッチ3aの接点(c−a)間 がオンされるため、電源ライン+Bから上記接点(c−a)間、ワイパスイッチ 1の端子T4・T3間、ワイパモータ2の低速回転端子L及び共通端子C間を介 してアース端子に至る通電路が形成され、ワイパモータ2が比較的低速で回転さ れるようになる。これによりワイパによるウインドガラスの払拭動作が開始され 、これに連動して定位置停止スイッチ11が接点(c−a)間をオンした状態に 切換わる。
【0029】 このため、コンデンサ5の両端が、定位置停止スイッチ11の接点(c−a) 間、定電流回路20を介して電源ライン+Bの両端に接続された状態、つまり、 コンデンサ5の端子5a側の電位が電源ライン+Bのレベルまで持ち上がった状 態となって、当該コンデンサ5の充電電荷が放電されるようになるが、トランジ スタ13のオン状態は、ワイパスイッチ1の端子T5・T6間、ダイオード6、 抵抗14を通じてそのまま保持されてワイパモータ2への通電が継続される。
【0030】 このような通電継続に応じてワイパが待機位置まで復帰し、以て定位置停止ス イッチ11が接点(c−b)間をオンさせた状態に戻ると、コンデンサ5の端子 5a側の電位がアースレベルに戻るようになり、また、このときにはコンデンサ 5の充電電荷が放電されているから、定電流回路20を介して上記コンデンサ5 に対する再充電が行われることになる。このようにワイパが待機位置へ復帰した 瞬間にコンデンサ5への充電が開始されることになるが、このときにはトランジ スタ13へのベース電流の供給が停止されるため、そのトランジスタ13がオフ され、これに伴う励磁コイル3bの断電に応じてリレースイッチ3aが接点(c −b)間をオンした状態に復帰し、ワイパモータ2が断電停止される。
【0031】 また、上述のようにコンデンサ5に対する充電が開始された後には、その端子 電圧が所定レベル以上になった段階でトランジスタ13が再オンされることにな る。このため、これ以降は、前述したようなワイパモータ2の通断電に応じたワ イパの払拭動作及び待機位置への停止動作が反復して行われるものであり、以て ワイパの間欠払拭動作が行われる。
【0032】 つまり、ワイパの間欠払拭動作時における休止時間ΔTを決定するリレースイ ッチ3aの接点(c−a)間のオフ時間は、コンデンサ5に対する充電所要時間 に対応するものであり、従って、上記休止時間ΔTは、可変抵抗23の抵抗値を 設定変更してコンデンサ5に対する充電電流を変化させることにより所定範囲内 で調節できることになる。
【0033】 この場合、上記のような動作に伴うコンデンサ5の端子5a、5bの電位は図 2(a)、(b)に示すように変化するものであるが(同図中、VBは電源ライ ン+Bの電位)、特にコンデンサ5に対する充電期間(つまりワイパの間欠払拭 動作時における休止時間ΔT)には、その充電電流が一定となるように制御され てコンデンサ5の端子電圧が直線的に変化するようになるから、次に述べるよう な作用・効果が得られることになる。
【0034】 即ち、従来構成では、コンデンサ5の充電開始後における充電電流は、図3( a)のような過渡特性をもって推移するようになるため、コンデンサ5の端子電 圧が所定レベルに達するまでの時間、つまりコンデンサ5の充電電荷量が所定レ ベルに達するまでの時間(休止時間ΔTに相当)が比較的短くなるが、本実施例 ではコンデンサ5の充電開始後における充電電流は、図3(b)のように一定値 i0 のまま推移するため、コンデンサ5の端子電圧が所定レベルに達するまでの 時間(休止時間ΔTに相当)が、同図(a)の場合に比べて斜線体で示すだけ長 引くようになり、トランジスタ13がオンするまでの時間が延長されることにな る。この結果、ワイパの間欠払拭動作時における休止時間ΔTの最長値をコンデ ンサ5の大容量化を伴うことなく延長できるようになり、従来構成のような問題 点を惹起する虞がなくなるものである。
【0035】
【考案の効果】
本考案によれば以上の説明によって明らかなように、ワイパの間欠払拭動作時 における休止時間をコンデンサ及び可変抵抗の時定数に基づいて決定する構成の ものでありながら、前記コンデンサに対する充電電流が前記可変抵抗の設定抵抗 値に応じて決定される一定値となるように制御する定電流回路を設ける構成とし たので、上記休止時間の最長値を、コンデンサの大容量化を伴うことなく延長で きるようになるという有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気回路構成図
【図2】コンデンサの端子電圧の変化状態を示す特性図
【図3】コンデンサに対する充電電流の特性を従来例と
比較するための特性図
【図4】従来例を示す図1相当図
【図5】従来例における図2相当図
【符号の説明】
図面中、1はワイパスイッチ、2はワイパモータ、3a
はリレースイッチ(スイッチング回路)、3bは励磁コ
イル、5はコンデンサ、11は定位置停止スイッチ、1
3はトランジスタ(スイッチング要素)、20は定電流
回路、23は可変抵抗を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパの払拭動作開始後から当該ワイパ
    が待機位置へ戻るまでの期間だけ動作してワイパモータ
    の通電路を保持するための定位置停止スイッチと、 この定位置停止スイッチの非動作状態では間欠払拭周期
    設定用の可変抵抗を通じて充電されると共に当該定位置
    停止スイッチの動作状態で充電電荷を放電するよう構成
    されたコンデンサと、 ワイパスイッチが間欠モード位置に切換えられた状態で
    前記コンデンサの端子電圧が所定レベル以上となった場
    合にオンされると共にそのオン状態を前記定位置停止ス
    イッチが非動作状態となるまで保持するスイッチング要
    素と、 このスイッチング要素のオンに応じてワイパモータの通
    電路を形成するスイッチング回路とを備えた車両用ワイ
    パ制御装置において、 前記コンデンサに対する充電電流が前記可変抵抗の設定
    抵抗値に応じて決定される一定値となるように制御する
    定電流回路を設けたことを特徴とする車両用ワイパ制御
    装置。
JP3494693U 1993-06-28 1993-06-28 車両用ワイパ制御装置 Pending JPH075998U (ja)

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