JPH0760423A - モールドレベル制御方法 - Google Patents

モールドレベル制御方法

Info

Publication number
JPH0760423A
JPH0760423A JP20924793A JP20924793A JPH0760423A JP H0760423 A JPH0760423 A JP H0760423A JP 20924793 A JP20924793 A JP 20924793A JP 20924793 A JP20924793 A JP 20924793A JP H0760423 A JPH0760423 A JP H0760423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
controller
function
disturbance
weighting function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20924793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3091061B2 (ja
Inventor
Akira Murakami
晃 村上
Yoshiharu Nishida
吉晴 西田
Shoji Miki
尚司 三木
Toru Matsuura
松浦  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP05209247A priority Critical patent/JP3091061B2/ja
Publication of JPH0760423A publication Critical patent/JPH0760423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3091061B2 publication Critical patent/JP3091061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントローラを見通し良く設定することがで
きると共に,このコントローラにより湯面変動を抑えて
高精度なレベル制御ができるモールドレベル制御方法。 【構成】 本発明は,連続鋳造機のモールドレベルを制
御対象1a とし,制御対象1a からの出力値ya に外乱
a を考慮した値に基づく制御量z1a を演算するため
の重み関数W1a (s)と,出力値ya に基づく制御量
z2a を演算するための重み関数W2a (s)と,入力
値ua に基づく制御量z3a を演算するための重み関数
W3a (s)とをそれぞれ設定しておき,各重み関数と
制御対象1a とからH∞制御理論による数学モデルであ
る一般化制御対象Σa を構成し,可解条件を満足するよ
うに変形し,変形された一般化制御対象Σa ′に基づい
てコントローラ2a の伝達関数Ka (s)を決定するよ
うに構成されている。また,重み関数W2a (s)をW
a (s)に含めても良い。上記構成により,コントロ
ーラ設定時の見通しが良く,しかも高精度なコントロー
ラを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,モールドレベル制御方
法に係わり,詳しくは連続鋳造プロセスにおけるモール
ド内の湯面レベルを適切に制御するためのモールドレベ
ル制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すような通常の連続鋳造プロセ
スにおいて,モールド内の溶鋼の湯面レベル(モールド
レベル)を安定に保つことは,良好な鋳片品質を確保す
る上で,重要である。湯面レベルの変動は,耐火物,溶
融スラグ等の介在物の溶鋼中への巻き込みを生じ,凝固
鋳片の表皮部に捕捉されてピンホール発生や皮下介在物
生成により欠陥をもたらしたり,不均一な抜熱による割
れが生じたりするからである。従って,一般に連続鋳造
プロセスでは,モールド内の湯面レベルを渦流センサに
より検出し,検出信号に基づいてコントローラによる制
御量を出力し,この出力によりステッピングシリンダが
働いてスライドバルブの開度を調整する。これにより,
タンディッシュからモールド内へ流入する溶鋼の流量を
調整してモールドレベルの制御を行っている。このコン
トローラの設計手法は,特に最近の鋳造速度の高速化に
よるモールドレベル制御の重要性の高まりにつれて各種
開発されてきている(’92計装制御技術会議資料pp
3−5−1〜3−5−9等)。図10はこのような従来
のモールドレベル制御方法を適用した場合のシステム構
成の一例を示すブロック図である。図10に示す如く,
従来のモールドレベル制御方法は,連続鋳造機のモール
ドレベルを制御対象1とし,この制御対象1をH∞制御
理論に基づくコントローラ2を用いて制御するように構
成されている。
【0003】ここで,H∞制御理論とは,閉ループの伝
達関数を,H∞ノルムとよばれる周波数領域での特異値
の上限値が,あるスカラ量よりも小さくなるように決定
するものである( K.Glover and J.C.Doyle, "State-spa
ce formulae for all stabi-lizing controllers that
satisfy an H∞-norm bound and relations to risksen
sitivity," System and Control Letters, 1988参照)
。図10では,このH∞制御理論を用いて,外乱抑制
性と,無駄時間変動に対するロバスト安定性と,外乱か
らコンローラ出力までのゲイン特性の3つの性能を,4
つの重み関数W1(s),W2(s),W3(s),ε
によって指定している。そして,これらの重み関数W1
(s),W2(s),W3(s),εと制御対象1とか
らH∞制御理論における数学モデルである一般化制御対
象Σを構成する。一般化制御対象Σに対して上記H∞制
御理論問題を解く。即ち,外乱w1,w2から制御量z
1,z2,z3までの各伝達関数行列を求め,それらの
H∞ノルムがあるスカラ量より小さくなるようにコント
ローラ2を求める。このコントローラは重み関数によっ
て指定された上記の3つの性能を満たす。このようにし
て求められたコントローラによってモールドレベル制御
を行うのである。このようにして,H∞制御理論に基づ
くコントローラを用いた場合,プロセスの状態,外乱の
有無にかかわらず,ロバスト制御を行うことができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
モールドレベル制御方法では,4つの重み関数W1
(s),W2(s),W3(s),εを導入しており,
またH∞制御理論問題解決に必要な数学的な仮定である
可解条件を満たすために,一般化制御対象に対する入力
である外乱,即ち外生信号は2個,一般化制御対象の出
力である制御量は3個となっている。このため,希望す
る制御性能は外乱抑制性と,無駄時間変動に対するロバ
スト安定性と,外乱からコントローラ出力までのゲイン
特性との3つであるのに対し,重み関数4個を調整しな
ければならない。従って,希望する制御性能と重み関数
とが1対1に対応しておらず,コントローラ設計時の見
通しが悪い。また,評価するH∞ノルムは外生信号2個
×制御量3個=6個となる。従って,上述の希望する3
制御性能に対して,評価するH∞ノルムが6個と過大で
ある。これは,不必要なH∞ノルムを評価していること
を意味し,このため,コントローラの設計範囲が狭めら
れ,高精度なコントローラを得ることが困難となってい
る。この他,重み関数W1(s),W2(s)のみを導
入した例もあり,その場合は重み関数の他に4個の設計
パラメータを導入したり(第104回計測制御部会資
料),希望する制御性能を外乱制御性と,外乱からコン
トローラ出力までのゲイン特性との2つに限ったり(第
35回自動制御連合講演会資料 pp251〜252 ),してい
るが,いずれも上記従来例と同様の問題がある。本発明
はこのような従来の技術における課題を解決するために
モールドレベル制御方法を改良し,コントローラを見通
し良く設計することができると共に,このコントローラ
により湯面変動を抑えて高精度なレベル制御ができるモ
ールドレベル制御方法を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,第1の発明は,連続鋳造機のモールドレベルを制御
対象とし,上記制御対象をH∞制御理論に基づくコント
ローラを用いて制御するモールドレベル制御方法におい
て,上記制御対象からの出力値に外乱を考慮した値に基
づく第1の制御量を演算するための第1の重み関数と,
上記制御対象からの出力値に基づく第2の制御量を演算
するための第2の重み関数と,上記制御対象への入力値
に基づく第3の制御量を演算するための第3の重み関数
とをそれぞれ設定しておき,上記設定しておいた各重み
関数と上記制御対象とからH∞制御理論による数学モデ
ルである一般化制御対象を構成し,上記構成された一般
化制御対象をその可解条件を満足するように変形し,上
記変形された一般化制御対象に基づいて上記コントロー
ラの制御特性を決定してなることを特徴とするモールド
レベル制御方法として構成されている。更には,上記第
1の重み関数を,外乱を抑制するような低周波領域で大
きくなるように設定しておくモールドレベル制御方法で
ある。更には,上記第2の重み関数を,上記制御対象の
モデル化誤差に起因する出力変動を抑えるような高周波
領域で大きくなるように設定しておくモールドレベル制
御方法である。更には,上記第3の重み関数を,外乱が
存在するような周波数領域で大きくなるように設定して
おくモールドレベル制御方法である。第2の発明は,上
記第2の重み関数を上記第3の重み関数に含めてなるこ
とを特徴とするモールドレベル制御方法である。
【0006】
【作用】第1の発明によれば,連続鋳造機のモールドレ
ベルを制御対象とし,上記制御対象をH∞制御理論に基
づくコントローラを用いて制御するに際し,上記制御対
象からの出力値に外乱を考慮した値に基づく第1の制御
量を演算するための第1の重み関数と,上記制御対象か
らの出力値に基づく第2の制御量を演算するための第2
の重み関数と,上記制御対象への入力値に基づく第3の
制御量を演算するための第3の重み関数とがそれぞれ設
定される。上記設定された各重み関数と上記制御対象と
からH∞制御理論による数学モデルである一般化制御対
象が構成される。上記構成された一般化制御対象がその
可解条件を満足するように変形される。上記変形された
一般化制御対象に基づいて上記コントローラの制御特性
が決定される。このように,必要最小限の数の重み関数
と,必要最小限の数の外乱と,必要最小限の制御量とか
らなる一般化制御対象を構成し,H∞制御理論に基づく
コントローラ設計時に必要な数学的仮定である可解条件
を満たすことができる。更に,上記第1の重み関数が,
外乱を抑制するような低周波領域で大きくなるように設
定される。
【0007】更に,上記第2の重み関数が,上記制御対
象のモデル化誤差に起因する出力変動を抑えるような高
周波領域で大きくなるように設定される。更に,上記第
3の重み関数が,外乱が存在するような周波数領域で大
きくなるように設定される。この時,希望する3つの制
御性能,即ち,外乱抑制性と,ロバスト安定性と,外乱
からコントローラ出力までのゲイン特性とに対して,重
み関数がそれぞれ1対1に対応する。よってコントロー
ラ設計時の見通しが容易となる。また,得られたコント
ローラはロバスト安定性を持つので湯面レベルの安定性
は保証される。更に,評価するH∞ノルムは,外乱,即
ち外生信号1個×制御量3個=3個となるので,上述の
希望する3制御性能に対して評価するH∞ノルムは必要
最小限の3個となる。従って,必要なH∞ノルムしか評
価しないので,コントローラの設計範囲が狭められるこ
となく,高精度なコントローラが得られる。その結果,
コントローラを見通しよく設計することができると共
に,このコントローラにより湯面変動を抑えて高精度な
レベル制御ができるモールドレベル制御方法を得ること
ができる。また,第2の発明によれば,上記第2の重み
関数が上記第3の重み関数に含められる。この時,希望
する2つの制御性能群,即ち,外乱抑制性と,ロバスト
安定性及び外乱からコントローラ出力までのゲイン特性
とに対して重み関数がそれぞれ1対1に対応する。ま
た,評価するH∞ノルムは,外生信号1個×制御量2個
=2個となるので,上述の希望する2制御性能群に対し
て,評価するH∞ノルムは必要最小限の2個となる。従
って,この場合は,コントローラを見通し良く設計でき
ると共に,このコントローラにより湯面変動を抑えて第
1の発明より高精度なレベル制御ができるモールドレベ
ル制御方法を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明(第1,第2の発明)の一実施例に係
わるモールドレベル制御方法の概略構成を示す説明図,
図2は連続鋳造機まわりの概略構成を示す模式図(従来
例と共用),図3は連続鋳造機まわりのシステム構成を
示すブロック図,図4は第1の発明の制御方法を適用し
た場合のシステム構成を示すブロック図,図5は第1の
発明の制御方法を適用した場合の重み関数の設定例を示
す図,図6は第1の発明の制御方法の詳細フロー図,図
7は第2の発明の制御方法を適用した場合のシステム構
成を示すブロック図,図8は第2の発明の制御方法を適
用した場合の重み関数の設定例を示す図,図9は第2の
発明の制御方法の詳細フロー図である。図1に示す如
く,第1の発明の一実施例に係わるモールドレベル制御
方法は,連続鋳造機のモールドレベルを制御対象1a
し,制御対象1a をH∞制御理論に基づくコントローラ
a を用いて制御する点で従来例と同様である。しか
し,この実施例では,制御対象1a からの出力値ya
外乱である外生信号wa を考慮した値に基づく制御量z
a (第1の制御量に相当)を演算するための重み関数
W1a (s)(第1の重み関数に相当)と,制御対象1
a からの出力値ya に基づく制御量z2a (第2の制御
量に相当)を演算するための重み関数W2a (s)(第
2の重み関数に相当)と,制御対象1a への入力値ua
に基づく制御量z3a (第3の制御量に相当)を演算す
るための重み関数W3a (s)(第3の重み関数に相
当)とをそれぞれ設定しておき(S1),設定しておい
た各重み関数W1a (s)〜W3a (s)と制御対象1
a とからH∞制御理論による数学モデルである一般化制
御対象Σa を構成し(S2),構成された一般化制御対
象Σ a をその可解条件を満たすように変形し(S3),
変形された一般化制御対象Σ a ′に基づいてコントロー
ラ2a の制御特性である伝達関数Ka (s)を決定する
(S4)点で従来例と異なる。以下,この方法について
図2〜図6を参照しつつより具体的に説明する。
【0009】まず図2に示すような通常の連続鋳造プロ
セスをモデル化する。即ち,図3に示すように各特性に
て記述されたステッピングシリンダ,スライドバルブ,
モールド及び渦流センサを構成要素とする制御対象1a
とコントローラ2a とからなる閉ループ(フィードバッ
クループ)にて表現する。コントローラ2a の設計に先
立って,制御対象1a に含まれるむだ時間をパデー近似
によって線形化しておく。また,制御対象1a の伝達関
数Pa (s)と,コントローラ2a の伝達関数K
a (s)とを用いて次の3つの伝達関数を定義する。 Sa (s)=(1+Pa (s)Ka (s))-1 :感度関数 …(1) Ta (s)=Pa (s)Ka (s)(1+Pa (s)Ka (s))-1 :相補感度関数 …(2) Ra (s)=Ka (s)(1+Pa (s)Ka (s))-1 …(3) ここでは図4(a)に示すように,一般化制御対象Σa
に対する入力である外生信号(現実には外乱である)は
a 1つにする。このとき,Sa (s)は外乱(一般化
制御対象Σa への外生信号wa )から湯面レベル観測値
〔外乱印加後〕への伝達関数であり,Ta (s)は外乱
から湯面レベル観測値〔外乱印加前〕までの伝達関数で
あり、Ra (s)は外乱からコントローラ出力までの伝
達関数となる。いま,次の性能を持つコントローラ2a
を求める問題を考える。
【数1】 ここで重み関数W1a (s),W2a (s),W3
a (s)は設計者が設定する。
【0010】重み関数W1a (s)は,外乱を抑制した
い低周波域で大きくする。このとき,上記(4)式が満
たされれば,伝達関数Sa (s)のゲインが低周波域で
小さくなる。すなわち,外乱から湯面レベル観測値〔外
乱印加後〕へのゲインが小さくなるので,外乱が抑制さ
れることになる。重み関数W2a (s)は,周波数領域
における次の式を満たすように選ぶ。
【数2】 ここで,ΔPa (jw),即ちΔPa (s)はいわゆる
乗法変動であり,制御対象1a の伝達関数Pa (s)
(公称値)と現実の値Pa ′(s)とのモデル化誤差を
表し,次式で定義される。 Pa ′(s)=Pa (s)(1+ΔPa (s)) …(8) 上記(7)式を満たす重み関数W2a (s)に対して,
上記(5)式が満たされれば,ロバスト安定性,即ちモ
デル化誤差が存在してもフィードバックループが安定で
あることが保証される。重み関数W3a (s)は,コン
トローラ出力が高周波域で過大になるのを防ぐために,
高周波域で大きくとる。このとき,上記(6)式が満た
されれば,伝達関数Ra (s)のゲインが高周波域で小
さくなる。即ち,外乱からコントローラ出力までのゲイ
ンが小さくなる。これにより,アクチュエータであるス
テッピングシリンダの飽和を防ぐことができる。重み関
数W1a (s),W2a (s),W3a (s)の各設定
例を図5に示した。
【0011】上記(4),(5),(6)式を満たす十
分条件は,次式となる。
【数3】 これは,図4(a)において,外生信号wa から制御量
a =〔z1a z2 a z3a T までのH∞ノルム
を1未満とするH∞制御問題を解くことに他ならない。
なぜなら図4(a)から明らかなように, z1a =W1a (s)Sa (s)wa …(10) z2a =W2a (s)Ta (s)wa …(11) z3a =W3a (s)Ra (s)wa …(12) と表されるからである。ここまでをまとめると,希望す
る3制御性能を満たすように3つの重み関数W1
a (s),W2a (s),W3a (s)をそれぞれ設定
し,図4(a)において外生信号wa から制御量za
〔z1a z2a z3a T までのH∞ノルムを1未
満とするH∞制御問題を解くことにより,上記(9)式
を満たすコントローラ2a の制御特性を表す伝達関数K
a (s)が得られる。この伝達関数Ka(s)は,上記
(4),(5),(6)式を満たすので,希望する3つ
の制御性能を持つコントローラ2a が得られたことにな
る。
【0012】このとき,各制御性能と重み関数とを評価
するH∞ノルムは次のように1対1に対応している。 外乱抑制性 ⇔重み関数W1a (s)⇔外生信号wa から制御量z1
a までのH∞ノルム ロバスト安定性 ⇔重み関数W2a (s)⇔外生信号wa から制御量z2
a までのH∞ノルム 外乱からコントローラ出力までのゲイン特性 ⇔重み関数W3a (s)⇔外生信号wa から制御量z3
a までのH∞ノルム このため,コントローラ設計の見通しがよくなり,また
コントローラ設計範囲が狭められることもなくなる。し
かし,図4(a)の定式化では制御対象1a に積分器が
含まれており,H∞制御問題の数学的仮定である可解条
件を満たさない。そこで,関数s/(s+β)と関数
(s+β)/sとを導入し,図4(a)の一般化制御対
象Σa を図4(b)の一般化制御対象Σa ′のように変
形することとした。また,重み関数W1a (s),W2
a (s),W3a (s)は,次の条件を満たすものから
選ぶものとした。まず,重み関数W1a (s)は積分器
1個を含み,W1a ′(s)=s/(s+β)×W1a
(s)が安定有理関数であるような関数とする。ただ
し,β>0,また,W1a ′(s)は,分母分子のsを
相殺するものとする。重み関数W2a (s)は多項式
で,制御対象1a の分母分子の次数差以下の次数を持つ
ものとし,重み関数W3a (s)は安定有理関数とす
る。ただし,重み関数W2a (s)が,制御対象1a
分母分子の次数差と等しい次数を持つか,あるいは重み
関数W3a (s)が直達項を持つかのどちらかを満たす
ものとする。
【0013】次に,図6のフローに従い,一般化制御対
象Σa の状態空間表現を得る。フローの最後で得られた
一般化制御対象Σa ′は上記可解条件を満たす。また,
図4(b)での外生信号wa から制御量z1a ,z
a ,z3a までの伝達関数はそれぞれ上記(10),
(11),(12)式で与えられるものと等しく,図4
(b)のH∞制御問題を解くことは,図4(a)のH∞
制御問題を解くことと等価である。従って,図4(b)
の一般化制御対象Σa ′に対して,H∞制御問題の解で
あるH∞コントローラを求めればよい。そこで,H∞制
御問題を解くアルゴリズム(例えば,上述のGlover,Doy
leの2リッカチアルゴリズム)を適用し,H∞コントロ
ーラを得る。このコントローラにより,湯面レベル制御
を行う。このように,第1の発明によれば,必要最小限
の数の重み関数と,必要最小限の数の外乱と,必要最小
限の制御量とからなる一般化制御対象を構成し,H∞制
御理論に基づくコントローラ設計時に必要な数学的仮定
である可解条件を満たすことができる。この時,希望す
る3つの制御性能,即ち,外乱制御性と,ロバスト安定
性と,外乱からコントローラ出力までのゲイン特性とに
対して,重み関数がそれぞれ1対1に対応する。よって
コントローラ設計時の見通しが容易となる。また,得ら
れたコントローラはロバスト安定性を持つので湯面レベ
ルの安定性は保証される。更に,評価するH∞ノルム
は,外乱,即ち外生信号1個×制御量3個=3個となる
ので,上述の希望する3制御性能に対して評価するH∞
ノルムは必要最小限の3個となる。従って,必要なH∞
ノルムしか評価しないので,コントローラの設計範囲が
狭められることなく,高精度なコントローラが得られ
る。その結果,コントローラを見通し良く設計すること
ができると共に,このコントローラにより湯面レベルの
変動抑えてレベル制御ができるモールドレベル制御方法
を得ることができる。
【0014】ところで,上記3つの制御性能の内,その
特性上ロバスト安定性は外乱からコントローラ出力まで
のゲイン特性に含めて考えることができる。これに伴
い,重み関数の数を上記第1の発明よりも減らすことが
可能と考えられ,第2の発明はこの点に着目してなされ
たものである。すなわち,第2の発明の一実施例に係る
モールドレベル制御方法は,上記第1の発明における重
み関数W2a (s)(第2の重み関数に相当)を,重み
関数W3a (s)(第3の重み関数に相当)に含めたも
のである(図1中の( )内参照)。以下,この方法に
おいて図2,3,図7〜図9を参照しつつより具体的に
説明する。まず図2に示すような通常の連続鋳造プロセ
スをモデル化して,図3に示すような閉ループにて表現
し,コントローラ2b の設計に先立って,制御対象1b
に含まれるむだ時間をパデー近似によって線形化してお
く。また,制御対象1b の伝達関数Pb (s)と,コン
トローラ2b の伝達関数K b (s)とを用いて,この場
合は次の2つの伝達関数を定義する。 Sb (s)=(1+Pb (s)Kb (s))-1 :感度関数 …(1)′ Rb (s)=Kb (s)(1+Pb (s)Kb (s))-1 …(2)′ ここでも図7(a)に示すように,一般化制御対象Σb
に対する入力である外生信号(現実には外乱である)は
b 1つにする。このとき,Sb (s)は外乱(一般化
制御対象Σb への外生信号wb )から湯面レベル観測値
〔外乱印加後〕への伝達関数であり,Rb (s)は外乱
からコントローラ出力までの伝達関数となる。
【0015】いま,次の性能群を持つコントローラ2b
を求める問題を考える。
【数4】 ここで,重み関数W1b (s),W2b (s)は設計者
が設定する。重み関数W1b (s)は,外乱を抑制した
い低周波域で大きくする。このとき,上記(3)′式が
満たされれば,伝達関数Sb (s)のゲインが低周波域
で小さくなる。すなわち,外乱から湯面レベル観測値
〔外乱印加後〕へのゲインが小さくなるので,外乱が抑
制されることになる。重み関数W2b (s)は,周波数
領域における次式を満たすように選ぶ。
【数5】 ここで,ΔPb (jw),即ちΔPb (s) はいわゆ
る加法変動であり,制御対象1b の伝達関数Pb (s)
(公称値)と現実の値Pb ′(s)とのモデル化誤差を
表し,次式で定義される。 Pb ′(s)=Pb (s)+ΔPb (s) …(6)′ 上記(5)′式を満たす重み関数W2b (s)に対し
て,上記(4)′式が満たされれば,ロバスト安定性,
即ちモデル化誤差が存在してもフィードバックループが
安定であることが保証される。また,重み関数W2
b (s)は,コントローラ出力が高周波域で過大になる
のを防ぐために,高周波域で大きくとる。このとき,上
記(4)′式が満たされれば,伝達関数Rb (s)のゲ
インが高周波域で小さくなる。即ち,外乱からコントロ
ーラ出力までのゲインが小さくなる。これにより,アク
チュエータであるステッピングシリンダの飽和を防ぐこ
とができる。重み関数W1b (s),W2b (s)の設
定例を図8に示した。上記(3)′,(4)′式を満た
す十分条件は,次式のようになる。
【数6】 これは,図7(a)において,外生信号wb から制御量
b =〔z1b z2 b T までのH∞ノルムを1未満
とするH∞制御問題を解くことにはならない。なぜな
ら,図7(a)から明らかなように, z1b =W1b (s)Sb (s)wb …(8)′ z2b =W2b (s)Rb (s)wb …(9)′ と表されるからである。
【0016】ここまでをまとめると,希望する2制御性
能群を満たすように2つの重み関数W1b (s),W2
b (s) をそれぞれ設定し,図7(a)において外生
信号wb から制御量zb =〔z1b z2b T までの
H∞ノルムを1未満とするH∞制御問題を解くことによ
り,上記(7)式を満たすコントローラ2b の制御特性
を示す伝達関数Kb (s)が得られる。伝達関数K
b (s)は,上記(3)′,(4)′式を満たすので,
希望する2つの制御性能群を持つコントローラ2b が得
られたことになる。この時,各制御性能群と重み関数と
を評価するH∞ノルムは次のように1対1に対応してい
る。 外乱抑制性⇔重み関数W1b (s)⇔外生信号wb から
制御量z1b までのH∞ノルム ロバスト安定性及び外乱からコントローラ出力までのゲ
イン特性⇔重み関数W2b (s)⇔外生信号wb から制
御量z2b までのH∞ノルム このため,コントローラ設計の見通しが良くなり,また
コントローラの設計範囲が狭められることもなくなる。
しかし,図7(a)の定式化では制御対象1b に積分器
が含まれており,H∞制御問題の数学的仮定である可解
条件を満たさない。そこで,関数s/(s+β)と関数
(s+β)/sとを導入し,図7(a)の一般化制御対
象Σb を図7(b)の一般化制御対象Σb ′のように変
形することとした。また,重み関数W1b (s),W2
b (s)は次の条件を満たすものから選ぶものとした。
【0017】まず,重み関数W1b (s)は積分器1個
を含み,W1b ′(s)=s/(s+β)×W1
b (s)が安定有理関数であるような関数とする。ただ
し,β>0,また,W1b ′(s)は分母分子のsを相
殺するものとする。重み関数W2b(s)は安定有理関
数とし,直達項を持つものとする。次に,図9のフロー
に従い,一般化制御対象Σb の状態空間表現を得る。フ
ローの最後で得られた一般化制御対象Σb ′は可解条件
を満たす。また,図7(b)での外生信号wb から制御
量z1b ,z2b までの伝達関数はそれぞれ上記
(8)′,(9)′式と等しく,図7(b)のH∞制御
問題を解くことは,図7(a)のH∞制御問題を解くこ
とと等価である。従って,図7(b)の一般化制御対象
Σb ′に対して,H∞制御問題の解であるH∞コントロ
ーラを求めればよい。そこで,H∞制御問題を解くアル
ゴリズム(例えば上述した Clover,Doyle の2リッカチ
アルゴリズム)を適用し,H∞コントローラを得ること
ができる。このコントローラにより,湯面レベル制御を
行う。このように,第2の発明によれば必要最小限の数
の重み関数と,必要最小限の数の外乱と,必要最小限の
制御量とからなる一般化制御対象を構成し,H∞制御理
論に基づくコントローラ設計時に必要な数学的仮定であ
る可解条件を満たすことができる。この時,希望する2
つの制御性能群,即ち,外乱抑制性と,ロバスト安定性
及び外乱からコントローラ出力までのゲイン特性とに対
して,重み関数がそれぞれ1対1に対応する。よってコ
ントローラ設計時の見通しが容易となる。また,得られ
たコントローラはロバスト安定性を持つので湯面レベル
の安定性は保証される。更に,評価するH∞ノルムは,
外乱,即ち外生信号1個×制御量2個=2個となるの
で,上述の希望する2制御性能群に対して評価するH∞
ノルムは必要最小限の2個となる。従って,必要なH∞
ノルムしか評価しないので,コントローラの設計範囲が
狭められることなく,高精度なコントローラが得られ
る。その結果,この場合もコントローラを見通しよく設
計することができると共に,このコントローラにより湯
面変動を抑えて高精度なレベル制御ができるモールドレ
ベル制御方法を得ることができる。しかも第1の発明と
比べてより高精度なモールドレベル制御方法とすること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明(第1,第2の発明)に係るモー
ルドレベル制御方法は,上記したように構成されている
ため,必要最小限の数の重み関数と,必要最小限の数の
外乱と,必要最小限の制御量とからなる一般化制御対象
を構成し,H∞制御理論に基づくコントローラ設計時に
必要な数学的仮定である可解条件を満たすことができ
る。この時,希望する3つの制御性能,即ち,外乱抑制
性と,ロバスト安定性と,外乱からコントローラ出力ま
でのゲイン特性,又は2つの制御性能群,即ち,外乱制
御性と,ロバスト安定性及び外乱からコントローラ出力
までのゲイン特性とに対して,重み関数がそれぞれ1対
1に対応する。よってコントローラ設計時の見通しが容
易となる。また,得られたコントローラはロバスト安定
性を持つので湯面レベルの安定性は保証される。更に,
必要なH∞ノルムしか評価しないので,コントローラの
設計範囲が狭められることなく,高精度なコントローラ
が得られる。その結果,コントローラを見通しよく設計
することができると共に,このコントローラにより湯面
変動を抑えて高精度なレベル制御ができるモールドレベ
ル制御方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明(第1,第2の発明)の一実施例に係
るモールドレベル制御方法の概略構成を示すフロー図。
【図2】 連続鋳造機廻りの概略構成を示す模式図(従
来例と共用)。
【図3】 連続鋳造機廻りのシステム構成を示すブロッ
ク図。
【図4】 第1の発明の制御方法を適用した場合のシス
テム構成を示すブロック図。
【図5】 第1の発明の制御方法を適用した場合の重み
関数の設定例を示す図。
【図6】 第1の発明の制御方法の詳細フロー図。
【図7】 第2の発明の制御方法を適用した場合のシス
テム構成を示すブロック図。
【図8】 第2の発明の制御方法を適用した場合の重み
関数の設定例を示す説明図。
【図9】 第2の発明の制御方法の詳細フロー図。
【図10】 従来のモールドレベル制御方法を適用した
場合のシステム構成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
a b …制御対象(添字a は第1の発明,添字b は第
2の発明を示す。以下同様。) 2a b …コントローラ ua b …入力値 ya b …出力値 wa b …外生信号(外乱に相当) z1a b ,z2a b ,z3a …制御量(第1〜第3
の制御量に相当) W1a b (s),W2a b (s),W3a (s)…
重み関数(第1〜第3の重み関数に相当) Σa b ,Σa b ′…一般化制御対象 Ka b (s)…コントローラの伝達関数(制御特性に
相当)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 徹 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造機のモールドレベルを制御対象
    とし,上記制御対象をH∞制御理論に基づくコントロー
    ラを用いて制御するモールドレベル制御方法において,
    上記制御対象からの出力値に外乱を考慮した値に基づく
    第1の制御量を演算するための第1の重み関数と,上記
    制御対象からの出力値に基づく第2の制御量を演算する
    ための第2の重み関数と,上記制御対象への入力値に基
    づく第3の制御量を演算するための第3の重み関数とを
    それぞれ設定しておき,上記設定しておいた各重み関数
    と上記制御対象とからH∞制御理論による数学モデルで
    ある一般化制御対象を構成し,上記構成された一般化制
    御対象をその可解条件を満足するように変形し,上記変
    形された一般化制御対象に基づいて上記コントローラの
    制御特性を決定してなることを特徴とするモールドレベ
    ル制御方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の重み関数を,外乱を抑制する
    ような低周波領域で大きくなるように設定しておく請求
    項1記載のモールドレベル制御方法。
  3. 【請求項3】 上記第2の重み関数を,上記制御対象の
    モデル化誤差に起因する出力変動を抑えるような高周波
    領域で大きくなるように設定しておく請求項1記載のモ
    ールドレベル制御方法。
  4. 【請求項4】 上記第3の重み関数を,外乱が存在する
    ような周波数領域で大きくなるように設定しておく請求
    項1記載のモールドレベル制御方法。
  5. 【請求項5】 上記第2の重み関数を上記第3の重み関
    数に含めてなることを特徴とする請求項1記載のモール
    ドレベル制御方法。
JP05209247A 1993-08-24 1993-08-24 モールドレベル制御方法 Expired - Lifetime JP3091061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05209247A JP3091061B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 モールドレベル制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05209247A JP3091061B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 モールドレベル制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0760423A true JPH0760423A (ja) 1995-03-07
JP3091061B2 JP3091061B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=16569801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05209247A Expired - Lifetime JP3091061B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 モールドレベル制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3091061B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177268A (ja) * 1997-06-25 1999-03-23 Nkk Corp 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177268A (ja) * 1997-06-25 1999-03-23 Nkk Corp 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3091061B2 (ja) 2000-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kaya Obtaining controller parameters for a new PI-PD Smith predictor using autotuning
Clemmens et al. Simple optimal downstream feedback canal controllers: Theory
CN108205259A (zh) 基于线性扩张状态观测器的复合控制系统及其设计方法
Gorez Globally stable PID-like control of mechanical systems
CN120010273B (zh) 基于高阶有限时间观测器的轨迹控制方法
Tanaka The stability of steep gravity waves. Part 2
CN111638641A (zh) 一种调控电机速度环的分数阶自抗扰控制器的设计方法
JPH0760423A (ja) モールドレベル制御方法
JP2017027570A (ja) 制御システム、制御システムの設計方法、及びプログラム
CN115576189A (zh) 基于自适应齐次微分器的进气环境模拟系统pid控制方法
CN115524973B (zh) 一种集成类势函数的电液伺服系统模糊滑模控制方法
JPH01213701A (ja) 自己増殖型制御装置および同型制御方法,ならびに同制御装置で使用される増殖型コントローラ,その動作方法,その制御方法およびスーパーバイザ
JP3085766B2 (ja) モールドレベル制御装置
CN111123703B (zh) 一种变带宽自抗扰控制方法
CN109695893A (zh) 一种锅炉系统中的氧气浓度控制方法、装置、设备及系统
JP7089336B2 (ja) 制御装置
JPS60263207A (ja) プロセス制御装置
JPS61198302A (ja) 調節装置
CN109960151B (zh) 一种基于模型的鲁棒控制器设计方法
González-Yero et al. Neuro-Fuzzy System for Compensating Slow Disturbances in Adaptive Mold Level Control. Metals 2021, 11, 56
CN118170012A (zh) 一种基于改进型史密斯预估器的一阶自抗扰控制方法及其系统
JPH0272404A (ja) メンバーシップ関数決定方法
JP2984171B2 (ja) モールドレベル制御装置
JP2791011B2 (ja) プラント制御系の制御定数設定装置
JPH09146608A (ja) 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721

EXPY Cancellation because of completion of term