JPH0760865A - タイヤの製造方法および機械 - Google Patents
タイヤの製造方法および機械Info
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Abstract
と、この折り返しメンブレンの拘束手段とを有する「成
形」ドラムを用いたタイヤの製造方法。 【構成】 拘束手段は扇状に開く金属の羽根11の組立体
で構成され、この羽根11と円周方向では折り返しメンブ
レン2全体を被い、軸線方向ではその一部分のみ被うこ
とができる。羽根11の軸線方向の移動を2つのピストン
7、8によって調節することによって折り返しメンブレ
ン2の外形を変えることができる。
Description
よび装置に関するものであり,特に、ドラム上でタイヤ
を組み立てる方法および装置に関するものである。
(tambours conformants) が知られている。この成形ド
ラムはドラム上に設けられたタイヤリムの収容部を互い
に接近させる手段と、ドラム上で作られたタイヤ素材(e
bauche) の全部または一部分を放射状に拡大させる手段
とを組み合わせたものである。
第1段階は、ドラムの外側表面上にタイヤ構造で要求さ
れる順番で未加硫のゴムをベースとした混合物あるいは
未加硫化のゴムをベースとした混合物で被覆したコー
ド、ケーブル等の補強要素を含む多数の半加工品を巻き
付けることにによって、ほぼ円筒形のカーカススリーブ
を製造する段階である。
カーカススリーブを乗せ、ドラムに成形されたリム収容
溝に入れ、ビードワイヤの放射方向下側にあるカーカス
スリーブの部分を放射状に膨張して、ビードワイヤの下
側の部分をブロックする。次に、両方のリム収容溝を軸
方向に互いに接近させながら両側のリム収容溝の間にあ
るカーカススリーブの部分を放射状に変形させてトロイ
ダルの形にする段階である。ビードワイヤの下側のカー
カススリーブを締付ける作業は、ビードワイヤに対する
カーカススリーブの相対移動を完全に防止できるもので
なければならない。
軸線方向内側の2つのリム収容溝の間の成形ドラムを被
っているゴムのメンブレンを膨張させて行うことができ
る。このメンブレンの空気を抜いた時にの形状はほぼ円
筒形で、タイヤの構成要素はこの円筒形表面上に取付け
ることができる。
あるカーカススリーブの部分を成形ドラムの一部を成す
手段を用いて放射方向外側へ膨張させ、リム収容溝の間
にあるカーカススリーブの膨張した部分を徐々に平らに
する。以上の操作すなわち最初にタイヤリムを取付け、
次にタイヤのサイドウォールを形成する操作は「折り返
し(retroussage) 」操作とよばれる。
形ドラムでは、軸線方向最外側にあるカーカススリーブ
の部分の折り返しを寸法の小さいリム形成用の第1メン
ブレンの膨張で行い、次いで、第1メンブレンを包った
寸法がさらに大きな第2メンブレンを最も外側のサイド
ウォール点まで放射状に膨張させてタイヤのサイドウォ
ールを形成し、2つのメンブレンの軸線方向外側にはさ
らに別のメンブレンを設け、各折り返しメンブレンに軸
線方向内向きの力を加えてサイドウォールの最も外側の
部分を放射状に取付けるようになっている。
ることはできない。すなわち、この折り返しメンブレン
では軸線方向に十分な力を加えられないため、リム部に
空気が残るは避けられない。これはタイヤ使用時の耐久
性を悪くすることが明らかである。また、この方法での
タイヤのサイドウォールを形成するゴムベースの素材の
折り返し作業は、成形ドラムの対称軸から半径方向の最
も遠い点の半径がメンブレンを膨張した時のタイヤサイ
ドウォールの半径方向最も外側の点の半径に少なくとも
等しいような寸法のメンブレンを使用する必要がある。
その結果、空気を抜いた状態のメンブレン上に配置され
た素材は、折り返し段階中にそれらがメンブレンの半径
方向最外側の点に対して膨張したメンブレンと全く同じ
側に来た時に、リムの方へ向かって半径方向内側に滑り
落ちる傾向がある。その結果、タイヤのサイドウォール
に取付けた素材の位置が大きく乱れ、場合によってはタ
イヤの耐久性に好ましくない影響を与える皺が発生す
る。
ムでは、各端部に1つの折り返しメンブレンを用い、各
メンブレンに軸方向の力を加える手段を用いてタイヤリ
ムとサイドウォールとを同時に作っている。しかし、こ
の特許の外側メンブレンはその形状から、タイヤトレッ
ドとの接合区域まで折り返される素材の耐久性を上記の
特許の場合以上に良くすることはできない。また、軸線
方向の押圧手段の占める空間が大きいことは工業的には
不都合である。
ドラム上のほぼ円筒形の表面上に乗せたタイヤ素材を折
り返す方法を改良して、タイヤ素材を正確に取付けるこ
とができるようにすることにある。
成される補強リムを有するタイヤの製造方法を提供す
る: 1) 軸方向に延びた少なくとも1つの折り返しメンブレ
ンをタイヤのリムを収容するリム収容溝の外側に有する
成形ドラムを用い、 2) この成形ドラム上で、タイヤ素材を構成するリムの
補強材を含むカーカススリーブをほぼ円筒形に配置・形
成し、 3) 両側のリム収容溝を互いに接近させることによっ
て、両側のリム収容溝の間にあるカーカススリーブの部
分を半径方向に膨張させてほぼトロイダルの形状とし、 4) 折り返しメンブレンのリム収容溝の所に対応する軸
線方向内側の端部と、子午線方向で折り返しメンブレン
の予め選択された箇所で折り返しメンブレンを拘束して
折り返しメンブレンに一時的な支持力を与え且つ少なく
ともドラムと同心な直径が可変な拘束円に沿って折り返
しメンブレンと当接する拘束手段との間の折り返しメン
ブレンの半径方向外側壁の少なくとも一部に有効表面を
区画し、 5) 折り返しメンブレンを膨張させて軸線方向運動と半
径方向運動とを組み合わせた運動を拘束手段に起こさ
せ、折り返しメンブレンの表面に対して子午線方向を不
動にした折り返しメンブレンの一時的支持部と折り返し
メンブレンの内側端部との間の折り返しメンブレンの有
効表面の外観と変形量とを連続的に制御しながら、拘束
円の移動ストロークに沿った拘束円の軸線方向の任意位
置で有効表面を拘束円よりも放射方向で高い位置へドー
ム形状に突起させる。
めのタイヤの製造機械を提供する。本発明のタイヤの製
造機械は、軸線方向の最も遠い端部が少なくとも1つの
環状の折り返しメンブレンで被われている互いに同心で
軸線方向に相対移動可能な2つの円筒形の半ドラムを有
し、リム収容溝の半径方向下側にはリム固定手段を有
し、折り返しメンブレンの無圧力状態での形状は種々の
タイヤ構成要素が載置されるほぼ円筒形の外側表面であ
るタイヤの成形機械において、 1) リム収容溝より軸線方向外側で折り返しメンブレン
と組み合わされた拘束手段を有し、この拘束手段は半ド
ラムと同心で直径が可変な少なくとも1つの拘束円の所
で作用して折り返しメンブレンの子午線方向で折り返し
メンブレンの所定位置を拘束し、折り返しメンブレンの
リム収容溝の位置に対応する折り返しメンブレンの軸線
方向内側端部と拘束手段との間の折り返しメンブレンの
半径方向外側壁上に有効表面を区画し、さらに、 2) 拘束手段に対する折り返しメンブレンの子午線方向
の滑動を防ぐ手段と、 3) 拘束手段に軸線方向の移動と半径方向の移動とを組
み合わせた移動をさせて拘束手段上での折り返しメンブ
レンの支持点の軸線方向および半径方向の位置を常に調
節する手段と、を有することを特徴としている。
スリーブ素材を乗せることができるリム収容溝の軸線方
向外側にある折り返しメンブレンの半径方向外側壁の部
分を意味する。この有効表面に対応する折り返しメンブ
レンの軸線に沿った外側の部分は拘束円によって制限さ
れる。この有効表面によってタイヤ素材の放射方向膨張
と両方のリムの間にあるカーカススリーブの部分へのタ
イヤ素材の取付けとが確実に行われる。拘束円のストロ
ークの有効部分とは拘束円のストロークの大部分に対応
し、特に、折り返された素材の重量的に無視し得ない部
分が折り返しメンブレン上に支持されている部分であ
る。
移動および軸線方向移動とを組み合わせた運動の作用
で、両方のリム収容溝の軸線方向内側にあるカーカスス
リーブの部分と折り返しメンブレンとが接線状に接する
点が半径方向外側に移動する間に、各リム収容溝より軸
線方向外側の折り返しメンブレンの子午線方向の輪郭曲
線の半径が連続的に小さくなくすることができる。
移動と軸方向移動とを組み合せた移動は、折り返し作業
の大部分の間、折り返される素材の軸線方向最外側端部
が折り返しメンブレンの半径方向最外側の点から軸線ま
での距離より小さい半径の円上に位置するように調節さ
れる。折り返し作業の大部分とは作業の終りを除く上記
作業のほぼ全体を意味する。場合によっては作業の終り
も含まれる。すなわち作業の終りで折り返しメンブレン
によって支持されているだけで下のタイヤ素材に接着し
ていないタイヤ素材の重量は上記の通り十分に小さくな
り、現在の技術状態では無視できる。
ム収容溝の間の部分の上にリム収容溝の軸線方向外側の
あるカーカススリーブの部分を折り反し、押圧してリム
を形成するので、リムを構成する各種の材料の間に空気
が残るのを防止することができる。
線方向外側にあるカーカススリーブの部分を、両方のリ
ム収容溝の軸線方向内側にあるカーカススリーブの部分
の半径方向の最も外側の点まで、両方のリム収容溝の軸
線方向内側にあるカーカススリーブの部分の上に反り返
らせ、押付けることができる。本発明では、放射方向に
膨張したリム収容溝の軸線方向外側にあるカーカススリ
ーブの部分の上に軸線方向成分と半径方向成分との力を
常に連続的に加えることができるので、サイドウォール
を構成する材料を放射方向内側に滑るのを防止しながら
リムに近い区域からサイドウォールの高い区域へ向かっ
て徐々に折り返すことができる。
溝の軸線方向外側のカーカススリーブの膨張した部分に
加わる軸線方向成分と半径方向成分からなる力の強さを
タイヤの製造サイクル毎に任意に変更・調節することが
できる。
を収縮させてほぼ円筒形の形に戻した後に、折り返しメ
ンブレンの外側表面上に別のタイヤ構成要素を乗せ、次
いで本発明の方法を用いてそのタイヤ構成要素を折り返
すことができる点にある。特に、繊維やケーブル等で補
強されていないゴムの各種混合物で構成されたタイヤ構
成要素は、折り返しメンブレンを一度膨張させた後で
も、折り返しメンブレンに沿って半径方向内側へ向かっ
て落ちること無しに、容易に折り返すことができる。以
下、添付図面を参照し本発明の実施例を説明するが、以
下の説明は本発明の原理と利点とを明瞭にするためのも
ので、本発明が下記実施例に限定されるものではない。
の一部に有効表面を区画し、ドラム上で少なくとも1つ
の同心円上に作用する拘束手段を用いてこの有効表面の
膨張時の輪郭形状を規制することによって、リム収容溝
より軸線方向外側にあるカーカススリーブの部分の折り
返し招待をより良く制御することができる。
ヤの製造機械の軸線方向の部分断面図で、この図は初期
の停止状態を示している。このタイヤの製造機械は回転
軸線AA(図5)を有する成形用の2つの半ドラムを有
し、各半ドラムは回転軸線AAを有する中心シャフト上
を移動可能なフレーム18に支持されて、図示していない
装置によって中心シャフトに沿って対称な運動をするよ
うになっているのが好ましい。
れる環状のメンブレン(膜、ブラダー)を有している。
このメンブレンの外側壁は、カーカススリーブの各種構
成要素を設置する表面の役目をし、2つの部分2、2’
を連結する連結区域にはリムの収容溝6が形成されてい
る。このリム収容溝6はタイヤのリムを収容する。メン
ブレンの部分2はこのリム収容溝6から軸線方向外側に
あり、メンブレンの部分2’はこのリム収容溝6から軸
線方向内側にある。図示した実施例ではメンブレンはゴ
ムをベースとする混合物で作られ、軸線方向に沿って並
べた繊維またはケーブル等の補強材で補強されている。
線方向内側でフレーム18に固定されており、リム収容溝
6の軸線方向外側にあるその他端部4は可動クラウン12
に固定されている。可動クラウン12はドラムのフレーム
18と同心で且つフレーム18に対して相対移動することが
できる。リム収容溝6の半径方向下側にはリム収容溝6
の軸線方向位置を決める手段1と、少なくとも1つのビ
ードワイヤ5上にスリーブが放射方向からブロックされ
るまで、スリーブを放射方向に膨張させる手段1’とが
配置されている。
根11の集合体からなる拘束手段が配置されている。金属
の羽根11は「扇」状に開くことができ、円周方向では、
膨張した状態でも、折り返しメンブレン2全体を覆って
おり(図4を参照)、軸線方向では折り返しメンブレン
2の軸線方向の最も外側の端部4からの一部分のみを被
っている。折り返しメンブレン2の「有効表面」とは、
折り返しメンブレン2の羽根11の集合体で被われていな
い部分をいい、羽根11の軸線方向に最内側端部とリム収
容溝6との間の折り返しメンブレン2の一部に対応す
る。
に連結され、可動クラウン13によって駆動される。可動
クラウン13はフレーム18と同心で且つフレーム18に対し
て軸線方向に移動可能になっている。可動クラウン13が
軸線方向に移動する間は可動クラウン13はクラウン12と
一体になる。従って、メンブレン2の端部4は、羽根11
に対してそのメンブレン2の子午線方向に滑動しせず
に、クラウン13を介して羽根11に加わる軸線方向の運動
に従って移動する。
ン13上の関節軸17を中心として回転可能なレバー16に固
定されている。このレバー16は所定の輪郭形状を有する
カム15と接触している。図示した例では、各レバー16の
軸線方向の最外端部に設けられたカムローラ (ころ) 14
を介してカム15と接触している。カム15の半径方向外側
表面にはフレーム18と同心な隆起部 150が形成されてい
る。このカム15はフーム18に対して相対移動することが
できる。
放射方向に開かれ、レバー16が関節軸17を中心として回
転され、カムローラ14は隆起部 150と接触する。羽根11
の開き角度が一定の場合、羽根11の軸線上の位置とメン
ブレン2の有効表面の形状を変えることによって、折返
される素材に作用する力の軸線方向成分を変えることが
できる。すなわち、隆起部 150に対する羽根11が固定さ
れているクラウン13の相対位置を移動させることによっ
て、羽根11がメンブレン2に加える変形量を変更するこ
とができる。
部の各々には、フレーム18に対して軸線方向に移動可能
な2つの同心環状ピストン7、8(図1〜3の半径方向
断面図を参照)が設けられている。ピストン8の軸線方
向の最内側端部はクラウン12と13に連結されていて、リ
ム収容溝6に対して羽根11と折り返しメンブレン2の端
部4とを同時に軸線方向に移動させることができる。ピ
ストン8を作動させることによって羽根11を支持したク
ラウン13を隆起部 150に対して軸線方向に移動させるこ
とができる。ピストン7はピストン8および隆起部 150
を軸線方向へ移動させる役目をする。このピストン7の
ストロークはネジ山を有するロッド9の固定ナット10に
よって調節することができる。
の回動運動は隆起部 150に対するクラウン13の軸線方向
移動と、隆起部 150(レバー16の接点はこの隆起部 150
上を移動する)の輪郭形状とに関連する。この隆起部15
0 の半径方向外側母線の輪郭形状は、隆起部150 に対し
てクラウン13が軸線方向に移動した時にカムローラ14が
隆起部150 の輪郭形状に沿って移動することによって、
レバー16(従って羽根11)を半径方向に正確に開かせる
ような形状になっている。図示した機械には、さらに、
ピストン7が軸線方向に移動した時に2つの半ドラムを
互いに接近させる手段(図示せず)が軸線方向最外側の
ドラム両端部に設けられている。
の一つの段階を示している。この段階では、スリーブの
両方のリム収容溝6の間にある部分Mの内側に圧力を加
えながら両方のリム収容溝6を軸線方向に互いに接近さ
せることによって、この部分Mを半径方向に膨張させて
トロイダルの形にする。これと同時にメンブレン2’を
膨張させることによって、スリーブのリムの近傍とリム
の軸線方向内側にある部分とに力(この力の軸線方向成
分は外側を向いている)を加える。これと同時にメンブ
レン2を膨張させて、スリーブのリム収容溝6より軸線
方向外側にある部分Fを折り返す。このメンブレンの2
の作用で羽根11は関節点17を中心として回転しながら半
径方向外側へ開く。そして、カムローラ14が隆起部150
と接触すると羽根11の開く運動が停止する。従って、メ
ンブレン2の有効表面の外観が完全に決まる。次に、ピ
ストン7を軸線方向内側へ移動させると、ピストン8と
隆起部 150とが駆動され、羽根11も駆動される。こうし
て、メンブレン2の有効部分が折返される素材へ加える
力の軸線方向の成分はメンブレン2’に加わる力の成分
の反対となり、リムを形成するのに十分な力である。
する段階である。この段階では、ピストン8を作動させ
てクラウン13を隆起部 150に対して軸線方向へ移動さ
せ、カムローラ14を隆起部 150の輪郭形状に沿って移動
させる。その結果、羽根11は扇状に少しづつ開き且つ軸
線方向へ移動する。ピストン8のこの作用によって折り
返しメンブレン2の有効表面の形は徐々に変化し、タイ
ヤのサイドウォール素材の取付けがより良好に行われれ
る。
サイドウォールの最も高い部分は、作業の大部分の間、
メンブレン2の半径方向の最も外側の点H (これは折り
返す素材がメンブレン2に対して滑らずに持ち上げられ
てできる反転部である) の両側に維持されるという点は
重要である。従って、折り返す素材の位置は、それらが
サイドウォール上に最終的に取付けられるまで完全に制
御することができ、従って、タイヤでのこれら素材の理
論寸法を守ることができる。
を完全に収縮させて有効表面をほぼ円筒形とし、その上
に未加硫のゴムをベースとした少なくとも1つの別の素
材を乗せた後、再度、上記の折り返し作業を行うことも
できる。
の集合体とを示した斜視図である。各羽根11が扇状に開
いた時には、各々の羽根が円周方向に互いに相対的に滑
動して羽根の重複部分は小さくなる。この場合、メンブ
レン2の有効部分の形を完全に制御することができるよ
うにするために、各羽根11が完全に開いた後でも各羽根
11が互いに重複するような寸法を羽根11は有している。
法を〔図5〕〜〔図9〕に示す一連の段階で説明する。
なお、軸線AAは成形ドラムの回転軸線である。〔図
5〕は成形用の2つの半ドラムの初期状態を示してい
る。カーカススリーブは各ドラムを被っている各メンブ
レンの外壁上に形成される。
後に、カーカススリーブ上にリムのビードワイヤを取付
け、次いで、カーカススリーブを最初に半径方向へ膨張
させて、カーカススリーブとビードワイヤとを一体化さ
せる段階を示している。この段階では、この最初の膨張
を抑えることができるリムの補強材(この役目は最終的
にトロイダル部分を区画するカーカスコードの長さを正
確な寸法にすることにある。ここではビードワイヤの役
割である)をカーカススリーブに付けることが必要であ
る。次に、両方のリム収容溝6を軸線方向に互いに接近
させると同時に、リム収容溝の両側のメンブレン2、
2’を膨張させて、両方のリム収容溝6の間にあるスリ
ーブの部分Mをトロイダル形状に膨張させる。この段階
では、羽根11の開度は製造すべきタイヤの寸法の関数で
予め決定された一定値に制限される。
に互いに接近させ、両側の羽根11を軸線方向を互いに接
近させて、リムに軸線方向の力を加えてリムを確実に形
成する段階である。この段階で、タイヤのトレッド補強
材Sを取付ける。このトレッド補強材Sの両端は図示し
ていないが適当な手段でカーカススリーブの部分M上に
取付ける。
である。この段階では、羽根11を徐々に開くとともに両
側の羽根11を軸線方向に互いに接近させることによって
折り返しメンブレンの有効表面の外観を変え、各折り返
しメンブレン2の有効部分上に乗った素材Fを折り返
す。〔図9〕はタイヤのサイドウォール形成の最終段階
であり、羽根11は完全に回動され且つ軸線方向に移動し
ている。
限定されるものではなく、別のドラム上で作ったカーカ
ススリーブを心出しするための成形ドラムとして用いる
こともできる。本発明を用いたサイドウォールの形成
は、成形したカーカススリーブの中央部の上にタイヤト
レッドを構成する要素を配置する前に行って後に行って
もよい。
有する上記以外の任意の構造のドラムに本発明は応用で
きる。特に、メンブレン2’の代わりにリムを形成する
ための剛体要素を有する機械的手段を用いることがで
き、また、空気圧を補助的に用いた機械的手段でカーカ
ススリーブの両方のリム収容溝の間の部分をトロイダル
形状にすることもできる。本発明の対象は、リム収容溝
より外側のドラム部分である。
面図で、折り返し段階の一工程を示している。
図。
類似の図。
向断面図。
トワイヤ 6 リム収容溝 7、8
ピストン 11 羽根 12、13
クラウン 15 カム 16 レバ
ー 17 関節点 18 フレ
ーム 150 隆起部
Claims (18)
- 【請求項1】 下記段階で構成される補強リムを有する
タイヤの製造方法: 1) 軸方向に延びた少なくとも1つの折り返しメンブレ
ン(2) をタイヤのリムを収容するリム収容溝(6) の外側
に有する成形ドラムを用い、 2) この成形ドラム上で、タイヤ素材を構成するリムの
補強材を含むカーカススリーブをほぼ円筒形に配置・形
成し、 3) 両側のリム収容溝(6) を互いに接近させることによ
って、両側のリム収容溝(6) の間にあるカーカススリー
ブの部分(M) を半径方向に膨張させてほぼトロイダルの
形状とし、 4) 折り返しメンブレン(2) のリム収容溝(6) の所に対
応する軸線方向内側の端部と、子午線方向で折り返しメ
ンブレン(2) の予め選択された箇所で折り返しメンブレ
ン(2) を拘束して折り返しメンブレン(2) に一時的な支
持力を与え且つ少なくともドラムと同心な直径が可変な
拘束円に沿って折り返しメンブレン(2) と当接する拘束
手段(11)との間の折り返しメンブレン(2) の半径方向外
側壁の少なくとも一部に有効表面を区画し、 5) 折り返しメンブレン(2) を膨張させて軸線方向運動
と半径方向運動とを組み合わせた運動を拘束手段(11)に
起こさせ、折り返しメンブレン(2) の表面に対して子午
線方向を不動にした折り返しメンブレン(2) の一時的支
持部と折り返しメンブレン(2) の内側端部との間の折り
返しメンブレン(2) の有効表面の外観と変形量とを連続
的に制御しながら、拘束円の移動ストロークに沿った拘
束円の軸線方向の任意位置で有効表面を拘束円よりも放
射方向で高い位置へドーム形状に突起させる。 - 【請求項2】 拘束手段(11)の半径方向移動および軸線
方向移動とを組み合わせた運動の作用で両方のリム収容
溝(6) の軸線方向内側にあるカーカススリーブの上記部
分(M) と折り返しメンブレン(2) とが接線状に接する点
が半径方向外側に移動する間に、各リム収容溝(6) より
軸線方向外側の折り返しメンブレン(2)の子午線方向の
輪郭曲線の半径が連続的に小さくなる請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】 折り返し作業の大部分の間、折り返され
る素材の軸線方向最外側端部が折り返しメンブレン(2)
の半径方向最外側の点から軸線までの距離より小さい半
径の円上に位置する請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 リム収容溝(6) より軸線方向外側にある
カーカススリーブの部分(F) を、両方のリム収容溝(6)
の軸線方向内側にあるカーカススリーブの部分(M) の上
に反り返らせ、押付けでリムを形成する請求項1〜3の
いずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 リム収容溝(6) より軸線方向外側にある
カーカススリーブの部分(F) を、両方のリム収容溝(6)
の軸線方向内側にあるカーカススリーブの部分(M) の半
径方向の最も外側の点まで、両方のリム収容溝(6) の軸
線方向内側にあるカーカススリーブの部分(M) の上に反
り返らせ、押付ける請求項1〜4のいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項6】 折り返しメンブレン(2) の有効表面がほ
ぼ円筒形になるまで折り返しメンブレン(2) を収縮させ
た後に、折り返しメンブレン(2) の外側表面上に新しい
構成要素を配置して上記の反り返らせる操作を行う請求
項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 反り返らさせた素材がタイヤのサイドウ
ォールの各種ゴム混合物で構成されている請求項1〜6
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 軸線方向の最も遠い端部が少なくとも1
つの環状の折り返しメンブレン(2) で被われている互い
に同心で軸線方向に相対移動可能な2つの円筒形の半ド
ラムを有し、リム収容溝(6) の半径方向下側にはリム固
定手段(1) を有し、折り返しメンブレン(2) の無圧力状
態での形状は種々のタイヤ構成要素が載置されるほぼ円
筒形の外側表面である、タイヤの成形機械において、 1) リム収容溝(6) より軸線方向外側で折り返しメンブ
レン(2) と組み合わされた拘束手段(11)を有し、この拘
束手段(11)は半ドラムと同心で直径が可変な少なくとも
1つの拘束円の所で作用して折り返しメンブレン(2) の
子午線方向で折り返しメンブレン(2) の所定位置を拘束
し、折り返しメンブレン(2)のリム収容溝(6) の位置に
対応する折り返しメンブレン(2) の軸線方向内側端部と
拘束手段(11)との間の折り返しメンブレン(2) の半径方
向外側壁上に有効表面を区画し、さらに、 2) 拘束手段(11)に対する折り返しメンブレン(2) の子
午線方向の滑動を防ぐ手段と、 3) 拘束手段(11)に軸線方向の移動と半径方向の移動と
を組み合わせた移動をさせて、拘束手段(11)上での折り
返しメンブレン(2) の支持点の軸線方向および半径方向
の位置を常に調節する手段と、を有することを特徴とす
る機械。 - 【請求項9】 リム収容溝(6) の外側の各折り返しメン
ブレン(2) の拘束手段が扇状に開いく金属の羽根(11)の
組立体で構成され、この羽根(11)の組立体は、円周方向
では膨張した状態でも折り返しメンブレン(2) の全体を
被い、折り返しメンブレン(2) の軸線方向の最外側端部
から軸線方向へ向かう部分では一部のみを被う請求項8
に記載の機械。 - 【請求項10】 各半ドラム上で各羽根(11)が可動クラ
ウン(13)に連結されており、可動クラウン(13)は、羽根
(11)を駆動するフレーム(18)と同心で且つフレーム(18)
とに対して軸線方向に移動可能である請求項9に記載の
機械。 - 【請求項11】 各羽根(11)が可動クラウン(13)上の関
節点(17)を中心として可動なレバー(16)に固定されてお
り、このレバー(16)が所定の輪郭形状を有するカム(15)
と接触している請求項10に記載の機械。 - 【請求項12】 各カム(15)の半径方向外側面にフレー
ム(18)と同心な隆起部(150) を有する請求項11に記載の
機械。 - 【請求項13】 クラウン(13)が隆起部(150) に対して
軸線方向に移動でき、隆起部(105) はフレーム(18)に対
して軸線方向に移動できるようになっている請求項12に
記載の機械。 - 【請求項14】 折り返しメンブレン(2) の最も外側の
端部が固定されたクラウン(12)と、羽根(11)を支持した
クラウン(13)とが軸線方向移動時に一体化される請求項
13に記載の機械。 - 【請求項15】 クラウン(12)と(13)の軸線方向移動が
互いに同心な2つの環状ピストン(7) と(8) によって行
われ、隆起部 (150)の移動がピストン(7) によって行わ
れる請求項14に記載の機械。 - 【請求項16】 リムから軸線方向外側の折り返しメン
ブレン(2) を膨張させることによって生じる各羽根(11)
の関節点(17)を中心とした回動運動が、隆起部(150) に
対するクラウン(13)の軸線方向移動と、レバー(16)の接
触点が接触する隆起部(150) の輪郭形状との関数である
請求項15に記載の機械。 - 【請求項17】 折り返しメンブレン(2) が子午線方向
に沿って配置された補強要素を含む請求項16に記載の機
械。 - 【請求項18】 折り返しメンブレン(2) が2つの区画
(2) と(2')からなる環状メンブレンであり、両区画の接
合区域にリム収容溝(6) が形成されている請求項17に記
載の機械。
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