JPH0761008A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH0761008A JPH0761008A JP21597693A JP21597693A JPH0761008A JP H0761008 A JPH0761008 A JP H0761008A JP 21597693 A JP21597693 A JP 21597693A JP 21597693 A JP21597693 A JP 21597693A JP H0761008 A JPH0761008 A JP H0761008A
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- electrode
- photosensitive
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- thermal head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い記録密度が要求される場合であっても、
製造コストを低減することができ、小形化を図ることが
でき、かつ高品質の印画画像を得ることができるサーマ
ルヘッドを提供する。 【構成】 レーザ光発生装置60からのレーザ光が回転
駆動される反射鏡61によって反射され、透明基板50
を介して、両電極53,54で挟まれた部分の感光発熱
層51に光点65を形成する。このとき、感光発熱層5
1の受光部位の比抵抗が低下し、受光部位近傍の両電極
間に電流が流れ、発熱する。
製造コストを低減することができ、小形化を図ることが
でき、かつ高品質の印画画像を得ることができるサーマ
ルヘッドを提供する。 【構成】 レーザ光発生装置60からのレーザ光が回転
駆動される反射鏡61によって反射され、透明基板50
を介して、両電極53,54で挟まれた部分の感光発熱
層51に光点65を形成する。このとき、感光発熱層5
1の受光部位の比抵抗が低下し、受光部位近傍の両電極
間に電流が流れ、発熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信装置
やワードプロセッサの印字装置あるいは原稿像を複写す
る複写装置などに好適に用いられるサーマルヘッドに関
する。
やワードプロセッサの印字装置あるいは原稿像を複写す
る複写装置などに好適に用いられるサーマルヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例のサーマルヘッド1の斜視
図である。電気絶縁性を有する材料から成る絶縁基板2
上には、複数の発熱素子3が一直線上に配列されて発熱
素子ライン4が構成される。各発熱素子3の共通する一
方側は、共通電極ライン5に共通に接続され、各発熱素
子3の他方側は各発熱素子3毎に形成される個別電極6
を介して、複数の駆動回路素子7に接続される。共通電
極ライン5と個別電極6とは、たとえばアルミニウムな
どの金属薄膜をフォトリソグラフィック技術でパターニ
ングして形成される。
図である。電気絶縁性を有する材料から成る絶縁基板2
上には、複数の発熱素子3が一直線上に配列されて発熱
素子ライン4が構成される。各発熱素子3の共通する一
方側は、共通電極ライン5に共通に接続され、各発熱素
子3の他方側は各発熱素子3毎に形成される個別電極6
を介して、複数の駆動回路素子7に接続される。共通電
極ライン5と個別電極6とは、たとえばアルミニウムな
どの金属薄膜をフォトリソグラフィック技術でパターニ
ングして形成される。
【0003】また前記共通電極ライン5は、絶縁基板2
の外周に沿って形成される。また各駆動回路素子7に
は、発熱素子3を選択的に通電して発熱するための信号
ライン8が接続され、各信号ライン8は外部配線基板9
に接続される。このような構成を有する絶縁基板2は、
たとえばアルミニウムなどの金属材料から成る放熱板1
0に装着される。
の外周に沿って形成される。また各駆動回路素子7に
は、発熱素子3を選択的に通電して発熱するための信号
ライン8が接続され、各信号ライン8は外部配線基板9
に接続される。このような構成を有する絶縁基板2は、
たとえばアルミニウムなどの金属材料から成る放熱板1
0に装着される。
【0004】図10は、他の従来例のサーマルヘッド1
1の構成を示す系統図であり、図11はサーマルヘッド
11の断面図である。このサーマルヘッド11は、たと
えばガラスから成る電気絶縁性を有する透明基板12を
備え、透明基板12上にたとえばITO(インジウム錫
酸化物)などの透明導電材料から成る透明電極層13を
全面に形成する。
1の構成を示す系統図であり、図11はサーマルヘッド
11の断面図である。このサーマルヘッド11は、たと
えばガラスから成る電気絶縁性を有する透明基板12を
備え、透明基板12上にたとえばITO(インジウム錫
酸化物)などの透明導電材料から成る透明電極層13を
全面に形成する。
【0005】透明電極層13上には、所定光量の光を受
光したときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえばア
モルファスシリコンやセレン系無機半導体材料あるいは
銅フタロシアニンなどの有機半導体材料などの半導体材
料から形成される感光層14が全面に形成される。感光
層14上には窒化タンタルTa3N4などから成る発熱抵
抗体層15が全面に形成され、発熱抵抗体層15上に
は、たとえばアルミニウムや銅あるいは金などの金属材
料から成る共通電極層16が全面に形成される。共通電
極層16は、たとえばSiNなどの電気絶縁性を有する
材料から成る保護膜17をスパッタなどの真空成膜法で
形成して被覆される。この保護膜17にプラテンローラ
18で感熱紙19が押圧されて後述するように感熱印画
が行われる。
光したときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえばア
モルファスシリコンやセレン系無機半導体材料あるいは
銅フタロシアニンなどの有機半導体材料などの半導体材
料から形成される感光層14が全面に形成される。感光
層14上には窒化タンタルTa3N4などから成る発熱抵
抗体層15が全面に形成され、発熱抵抗体層15上に
は、たとえばアルミニウムや銅あるいは金などの金属材
料から成る共通電極層16が全面に形成される。共通電
極層16は、たとえばSiNなどの電気絶縁性を有する
材料から成る保護膜17をスパッタなどの真空成膜法で
形成して被覆される。この保護膜17にプラテンローラ
18で感熱紙19が押圧されて後述するように感熱印画
が行われる。
【0006】このような透明基板12から保護膜17の
積層体から成る発熱手段20の透明基板12に感熱印画
される光学像を形成するために、レーザ光発生装置21
と、レーザ光発生装置21からのレーザ光30を反射し
て透明基板12上を矢印A1方向に走査させる反射鏡2
2とが設けられる。反射鏡22は、駆動装置23によっ
てレーザ光発生装置21の発振動作に同期して回転駆動
され、透明基板12詳しくは感光層14上を走査する。
このとき、感光層14上のレーザ光による光点24の直
径d1は、前記反射鏡22などを含む光学系により所望
の記録密度に対応して調整することが可能であり、たと
えば直径d1は100μm程度に選ばれる。前記透明電
極層13には電源25が接続され、共通電極層16はた
とえば接地電位に接続される。
積層体から成る発熱手段20の透明基板12に感熱印画
される光学像を形成するために、レーザ光発生装置21
と、レーザ光発生装置21からのレーザ光30を反射し
て透明基板12上を矢印A1方向に走査させる反射鏡2
2とが設けられる。反射鏡22は、駆動装置23によっ
てレーザ光発生装置21の発振動作に同期して回転駆動
され、透明基板12詳しくは感光層14上を走査する。
このとき、感光層14上のレーザ光による光点24の直
径d1は、前記反射鏡22などを含む光学系により所望
の記録密度に対応して調整することが可能であり、たと
えば直径d1は100μm程度に選ばれる。前記透明電
極層13には電源25が接続され、共通電極層16はた
とえば接地電位に接続される。
【0007】前記感光層14は、たとえば光量などの輻
射エネルギレベルが図12に示すように、閾値E0を超
えて増大すると、比抵抗が急速に低下する特性を有する
材料が選ばれる。この比抵抗の低下の程度は急峻なほど
好ましく、また閾値E0はエネルギ効率の点で可及的に
小さいほど望ましい。
射エネルギレベルが図12に示すように、閾値E0を超
えて増大すると、比抵抗が急速に低下する特性を有する
材料が選ばれる。この比抵抗の低下の程度は急峻なほど
好ましく、また閾値E0はエネルギ効率の点で可及的に
小さいほど望ましい。
【0008】以下、サーマルヘッド11の動作について
説明する。レーザ光発生装置21からのレーザ光が駆動
装置23で回転駆動される反射鏡22によって反射さ
れ、透明基板12および透明電極層13を介して感光層
14上に光点24を形成する。このとき前述したよう
に、感光層14の受光部位26の比抵抗が低下し、この
受光部位26に相当する感光層14および発熱抵抗体層
15を通って、透明電極層13と共通電極層16との間
に電流31が流れる。これにより、発熱抵抗体層15が
発熱し、その発熱部32によって感熱紙19に感熱印画
を行う。
説明する。レーザ光発生装置21からのレーザ光が駆動
装置23で回転駆動される反射鏡22によって反射さ
れ、透明基板12および透明電極層13を介して感光層
14上に光点24を形成する。このとき前述したよう
に、感光層14の受光部位26の比抵抗が低下し、この
受光部位26に相当する感光層14および発熱抵抗体層
15を通って、透明電極層13と共通電極層16との間
に電流31が流れる。これにより、発熱抵抗体層15が
発熱し、その発熱部32によって感熱紙19に感熱印画
を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
サーマルヘッド1は、図9に示すようにたとえば感熱記
録紙における記録密度と同密度に発熱素子3を配列し、
各駆動回路素子7の端子は個別電極6と1対1に対応す
るため、多数の駆動回路素子7が必要になる。このた
め、たとえば記録密度が16ドット/mm以上になると
発熱素子3および個別電極6を製造するに極めて高い位
置決め精度が必要となり、製造上の歩留りが低下すると
いう課題を有している。
サーマルヘッド1は、図9に示すようにたとえば感熱記
録紙における記録密度と同密度に発熱素子3を配列し、
各駆動回路素子7の端子は個別電極6と1対1に対応す
るため、多数の駆動回路素子7が必要になる。このた
め、たとえば記録密度が16ドット/mm以上になると
発熱素子3および個別電極6を製造するに極めて高い位
置決め精度が必要となり、製造上の歩留りが低下すると
いう課題を有している。
【0010】また、駆動回路素子7が多数必要となり、
部品点数が増大してコストが上昇し、構成が大形化する
という課題を有している。
部品点数が増大してコストが上昇し、構成が大形化する
という課題を有している。
【0011】また、他の従来技術のサーマルヘッド11
では、前述の従来例で説明したよういに相互に分離して
独立している発熱素子3や、発熱素子3を規定する個別
電極6を高精度のフォトリソグラフィック技術で形成す
る必要が解消され、製造上の歩留りが大幅に改善され
る。また従来例において、所定数毎の個別電極6が接続
されている駆動回路素子7を用いる必要が解消され、部
品点数を削減してコストダウンを図ることができるとと
もに、駆動回路素子7を用いる必要が解消されるので、
サーマルヘッド11の構成を格段に小形化することがで
きる。
では、前述の従来例で説明したよういに相互に分離して
独立している発熱素子3や、発熱素子3を規定する個別
電極6を高精度のフォトリソグラフィック技術で形成す
る必要が解消され、製造上の歩留りが大幅に改善され
る。また従来例において、所定数毎の個別電極6が接続
されている駆動回路素子7を用いる必要が解消され、部
品点数を削減してコストダウンを図ることができるとと
もに、駆動回路素子7を用いる必要が解消されるので、
サーマルヘッド11の構成を格段に小形化することがで
きる。
【0012】しかしながら、サーマルヘッド11では、
前述したようにレーザ光によって感光層の受光部位26
の比抵抗が低下したとき、受光部位に相当する感光層1
4および発熱抵抗体層15を通って透明電極層13と共
通電極層16との間に電流31が流れる。しかし透明電
極層13の抵抗が大きいため、感光層14および発熱抵
抗体層15に流れる電流が小さくなる。この結果、発熱
抵抗体層15の温度を感熱紙19に印画を形成するのに
必要な温度まで上げようとすると消費電力量が極めて大
となってしまい、また発熱抵抗体層15などに電流を流
した際、該電流を流す部位が電源25と透明電極層13
との接続部から遠く離れていると透明電極層13での電
圧降下が顕著なものとなって感熱紙19に印画の濃淡む
らが発生するという課題がある。
前述したようにレーザ光によって感光層の受光部位26
の比抵抗が低下したとき、受光部位に相当する感光層1
4および発熱抵抗体層15を通って透明電極層13と共
通電極層16との間に電流31が流れる。しかし透明電
極層13の抵抗が大きいため、感光層14および発熱抵
抗体層15に流れる電流が小さくなる。この結果、発熱
抵抗体層15の温度を感熱紙19に印画を形成するのに
必要な温度まで上げようとすると消費電力量が極めて大
となってしまい、また発熱抵抗体層15などに電流を流
した際、該電流を流す部位が電源25と透明電極層13
との接続部から遠く離れていると透明電極層13での電
圧降下が顕著なものとなって感熱紙19に印画の濃淡む
らが発生するという課題がある。
【0013】またサーマルヘッド11では、透明基板1
2上に、透明電極層13/感光層14/発熱抵抗層15
/共通電極層16/保護膜17の計5層の成膜を行う必
要があり、工程数も多く、さらなる製造コストの削減が
必要であるという課題がある。
2上に、透明電極層13/感光層14/発熱抵抗層15
/共通電極層16/保護膜17の計5層の成膜を行う必
要があり、工程数も多く、さらなる製造コストの削減が
必要であるという課題がある。
【0014】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、高い記録密度が要求される場合であっても、製造コ
ストを低減することができ、小形化を図ることができ、
かつ高品質の印画画像を得ることができるサーマルヘッ
ドを提供することである。
し、高い記録密度が要求される場合であっても、製造コ
ストを低減することができ、小形化を図ることができ、
かつ高品質の印画画像を得ることができるサーマルヘッ
ドを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性の
透明基板上に、感光時に比抵抗が低下する材料から成る
感光発熱層と、層方向に通電するための互いに対向する
第1電極、第2電極とを設け、前記透明基板に該透明基
板の下方から選択的に光を照射し、感光発熱層の比抵抗
を部分的に低下させ、第1電極と第2電極との間で選択
的に通電して感熱印画を行うことを特徴とするサーマル
ヘッドである。
透明基板上に、感光時に比抵抗が低下する材料から成る
感光発熱層と、層方向に通電するための互いに対向する
第1電極、第2電極とを設け、前記透明基板に該透明基
板の下方から選択的に光を照射し、感光発熱層の比抵抗
を部分的に低下させ、第1電極と第2電極との間で選択
的に通電して感熱印画を行うことを特徴とするサーマル
ヘッドである。
【0016】また本発明は、電気絶縁性の透明基板上
に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第1電
極、第2電極を覆うようにして感光時に比抵抗が低下す
る材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層を設
け、前記透明基板に該透明基板の下方から選択的に光を
照射し、感光層の比抵抗を部分的に低下させ、第1電極
と第2電極間で感光層と抵抗層を選択的に通電して感熱
印画を行うサーマルヘッドであって、前記感光層が受光
したとき、感光層のシート抵抗r1と抵抗層のシート抵
抗r2の関係がr1>r2であることを特徴とするサー
マルヘッドである。
に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第1電
極、第2電極を覆うようにして感光時に比抵抗が低下す
る材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層を設
け、前記透明基板に該透明基板の下方から選択的に光を
照射し、感光層の比抵抗を部分的に低下させ、第1電極
と第2電極間で感光層と抵抗層を選択的に通電して感熱
印画を行うサーマルヘッドであって、前記感光層が受光
したとき、感光層のシート抵抗r1と抵抗層のシート抵
抗r2の関係がr1>r2であることを特徴とするサー
マルヘッドである。
【0017】
【作用】本発明に従えば、電気絶縁性の透明基板上に、
感光時に比抵抗が低下する材料から成る感光発熱層と、
層方向に通電するための互いに対向する第1電極、第2
電極とを設ける。前記透明基板に該透明基板の下方から
選択的に光を照射し、感光発熱層の比抵抗を部分的に低
下させ、第1電極と第2電極との間で選択的に通電して
感熱印画を行う。
感光時に比抵抗が低下する材料から成る感光発熱層と、
層方向に通電するための互いに対向する第1電極、第2
電極とを設ける。前記透明基板に該透明基板の下方から
選択的に光を照射し、感光発熱層の比抵抗を部分的に低
下させ、第1電極と第2電極との間で選択的に通電して
感熱印画を行う。
【0018】したがって、抵抗値の大きい透明電極層を
用いていないので、電圧降下による電力損失が少なく、
レーザ光によって感光層の受光部位の比抵抗が低下した
とき、第1電極と第2電極との間で感光層を介して効率
的に電流を流すことができ、良好に発熱することによっ
て印画品質が向上する。また、透明基板上に感光発熱体
層/電極層/保護膜と3層の構成になるので、製造工程
の大幅な削減と構成の小形化を図ることができる。
用いていないので、電圧降下による電力損失が少なく、
レーザ光によって感光層の受光部位の比抵抗が低下した
とき、第1電極と第2電極との間で感光層を介して効率
的に電流を流すことができ、良好に発熱することによっ
て印画品質が向上する。また、透明基板上に感光発熱体
層/電極層/保護膜と3層の構成になるので、製造工程
の大幅な削減と構成の小形化を図ることができる。
【0019】また本発明に従えば、電気絶縁性の透明基
板上に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第
1電極、第2電極を覆うようにして感光時の比抵抗が低
下する材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層
を設け、その上に保護膜を設け、前記透明基板に該透明
基板の下方から選択的に光を照射し、感光層の比抵抗を
部分的に低下させ、第1電極と第2電極間で感光層と抵
抗層を選択的に通電して感熱印画を行う。レーザ光によ
って感光層が受光したときでさえも、感光層のシート抵
抗r1と抵抗層のシート抵抗r2の関係がr1>r2で
ある。
板上に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第
1電極、第2電極を覆うようにして感光時の比抵抗が低
下する材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層
を設け、その上に保護膜を設け、前記透明基板に該透明
基板の下方から選択的に光を照射し、感光層の比抵抗を
部分的に低下させ、第1電極と第2電極間で感光層と抵
抗層を選択的に通電して感熱印画を行う。レーザ光によ
って感光層が受光したときでさえも、感光層のシート抵
抗r1と抵抗層のシート抵抗r2の関係がr1>r2で
ある。
【0020】したがって、レーザ光によって感光層が受
光したとき、電流は両電極の近傍においては、比抵抗の
低下した感光層を流れ、両電極から離れたところでは耐
熱性の優れた抵抗層に電流が流れる。これによって、選
択的に両電極間に電流が効率的に流れ、良好に発熱する
ことによって、高品質の印画画像を得ることができる。
光したとき、電流は両電極の近傍においては、比抵抗の
低下した感光層を流れ、両電極から離れたところでは耐
熱性の優れた抵抗層に電流が流れる。これによって、選
択的に両電極間に電流が効率的に流れ、良好に発熱する
ことによって、高品質の印画画像を得ることができる。
【0021】
【実施例】図1(a)は、本発明の一実施例のサーマル
ヘッドの構成を示す平面図であり、図1(b)はサーマ
ルヘッドの正面図であり、図1(c)はサーマルヘッド
の裏面図であり、図1(d)はサーマルヘッドの断面図
である。
ヘッドの構成を示す平面図であり、図1(b)はサーマ
ルヘッドの正面図であり、図1(c)はサーマルヘッド
の裏面図であり、図1(d)はサーマルヘッドの断面図
である。
【0022】このサーマルヘッドは、図1に示すように
たとえばガラスなどから成る電気絶縁性を有する透明基
板50を備え、透明基板上には、所定光量の光を受光し
たときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえばアモル
ファスシリコンなどの半導体材料から形成される感光発
熱層51が形成される。感光発熱層51上には、第1電
極53、第2電極54が互いに向かいあって形成され
る。第1電極と第2電極は、たとえばアルミニウムや銅
などの金属材料から成る。
たとえばガラスなどから成る電気絶縁性を有する透明基
板50を備え、透明基板上には、所定光量の光を受光し
たときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえばアモル
ファスシリコンなどの半導体材料から形成される感光発
熱層51が形成される。感光発熱層51上には、第1電
極53、第2電極54が互いに向かいあって形成され
る。第1電極と第2電極は、たとえばアルミニウムや銅
などの金属材料から成る。
【0023】両電極53,54と感光発熱層51上に
は、たとえばSiNなどの電気絶縁性を有する材料など
から成る保護膜50をスパッタなどの真空成膜法で形成
して被覆される。
は、たとえばSiNなどの電気絶縁性を有する材料など
から成る保護膜50をスパッタなどの真空成膜法で形成
して被覆される。
【0024】両電極53,54の一部53a,54a
は、たとえばマスキングなどにより保護膜56は被覆さ
れない。露出した一部の両電極53a,54aは、受光
して比抵抗の低下した感光発熱層51に電力を供給する
ための外部電源55に接続される。
は、たとえばマスキングなどにより保護膜56は被覆さ
れない。露出した一部の両電極53a,54aは、受光
して比抵抗の低下した感光発熱層51に電力を供給する
ための外部電源55に接続される。
【0025】図2で示されるように感光発熱層51は、
保護膜56を通してプラテンローラ60で感熱紙61が
押圧されて後述するように感熱印画が行われる。
保護膜56を通してプラテンローラ60で感熱紙61が
押圧されて後述するように感熱印画が行われる。
【0026】このような透明基板50から保護層56の
積層体から成るサーマルヘッド基板の感熱印画が行われ
る光学系を形成するために、レーザ光発生装置60と、
レーザ光発生装置からのレーザ光を反射して透明基板5
0上を矢印M方向に走査させる反射鏡61が設けられ
る。反射鏡61は、レーザ光発生装置60の発振動作に
同期して回転駆動され、感光発熱層51の両電極53,
54で挟まれた部分を走査する。このとき、感光発熱層
51上のレーザ光による光点65の直径d1は、前記反
射鏡などを含む光学系により所望の記録密度に対応して
調整することが可能であり、たとえば光点の直径は、1
00μm程度に選ばれる。
積層体から成るサーマルヘッド基板の感熱印画が行われ
る光学系を形成するために、レーザ光発生装置60と、
レーザ光発生装置からのレーザ光を反射して透明基板5
0上を矢印M方向に走査させる反射鏡61が設けられ
る。反射鏡61は、レーザ光発生装置60の発振動作に
同期して回転駆動され、感光発熱層51の両電極53,
54で挟まれた部分を走査する。このとき、感光発熱層
51上のレーザ光による光点65の直径d1は、前記反
射鏡などを含む光学系により所望の記録密度に対応して
調整することが可能であり、たとえば光点の直径は、1
00μm程度に選ばれる。
【0027】前記感光発熱層は、たとえば光量などの照
射エネルギレベルが図3で示されるようにある値E0を
超えて増大すると、比抵抗が急速に低下する特性を有す
る材料が選ばれる。この比抵抗の低下は、急峻なほど好
ましく、またE0はエネルギ効率の面で可及的に小さい
ほど望ましい。
射エネルギレベルが図3で示されるようにある値E0を
超えて増大すると、比抵抗が急速に低下する特性を有す
る材料が選ばれる。この比抵抗の低下は、急峻なほど好
ましく、またE0はエネルギ効率の面で可及的に小さい
ほど望ましい。
【0028】以下本実施例の動作について説明する。レ
ーザ光発生装置60からのレーザ光が回転駆動される反
射鏡61によって反射され、透明基板50を介して、感
光発熱層51に上に光点65を形成する。このときの感
光発熱層51の受光部位の比抵抗が低下し、受光部位近
傍の両電極間において矢印S方向に電流が流れる。これ
により感光発熱層51が部分的に発熱し、その発熱によ
って感熱紙に感熱印画が行われる。
ーザ光発生装置60からのレーザ光が回転駆動される反
射鏡61によって反射され、透明基板50を介して、感
光発熱層51に上に光点65を形成する。このときの感
光発熱層51の受光部位の比抵抗が低下し、受光部位近
傍の両電極間において矢印S方向に電流が流れる。これ
により感光発熱層51が部分的に発熱し、その発熱によ
って感熱紙に感熱印画が行われる。
【0029】感光発熱層13は、アモルファスシリコン
の他に、セレン系無機半導体材料、銅フタロシアニンな
どが用いられる。また、前述のように光点直径100μ
m程度に選ばれたとき、シート抵抗1kΩ〜3kΩにす
るのが望ましいけれども、その場合たとえば感熱発熱抵
抗体層の厚みを0.1μmとすると、1〜3×10-2Ω
cmの比抵抗に設定すればよい。
の他に、セレン系無機半導体材料、銅フタロシアニンな
どが用いられる。また、前述のように光点直径100μ
m程度に選ばれたとき、シート抵抗1kΩ〜3kΩにす
るのが望ましいけれども、その場合たとえば感熱発熱抵
抗体層の厚みを0.1μmとすると、1〜3×10-2Ω
cmの比抵抗に設定すればよい。
【0030】アモルファスシリコンは、不純物をドープ
しない場合、通常絶縁体と同じ電気抵抗となるけれど
も、ボロンBやフォスフィンPを適量ドープすることに
よって、金属材料と同じくらいまで比抵抗を下げること
ができる。このドーピングは、半導体製造プロセスで一
般に行われていることであり、アモルファスシリコンを
CVD法などによって、製造する場合に予め反応ガスに
ボロンBやフォスフィンPなどを含有するSiH4、B2
H6、PH3などのガスを適量混合して一度に成膜する方
法と、アモルファスシリコン膜を形成しておいて、後か
らドーピングする材料をイオン化して電場で高速に加速
して注入するイオン注入法などがある。ドーピング量は
連続的に制御できるので、仕様を満たすようなドープ量
を適宜選択することができる。
しない場合、通常絶縁体と同じ電気抵抗となるけれど
も、ボロンBやフォスフィンPを適量ドープすることに
よって、金属材料と同じくらいまで比抵抗を下げること
ができる。このドーピングは、半導体製造プロセスで一
般に行われていることであり、アモルファスシリコンを
CVD法などによって、製造する場合に予め反応ガスに
ボロンBやフォスフィンPなどを含有するSiH4、B2
H6、PH3などのガスを適量混合して一度に成膜する方
法と、アモルファスシリコン膜を形成しておいて、後か
らドーピングする材料をイオン化して電場で高速に加速
して注入するイオン注入法などがある。ドーピング量は
連続的に制御できるので、仕様を満たすようなドープ量
を適宜選択することができる。
【0031】また、図1(d)に示されるように、サー
マルヘッド基板70には、レーザ光の光路を妨げないよ
うに窓部が確保されたアルミニウムなどから成る放熱板
71が取付けられる。放熱板71とヘッド基板とは熱伝
導性の高い接着剤72にて固定される。また、図1
(d)に示されるように受光窓75の部分には、酸化ア
ルミニウムAl2O3、セレン化亜鉛ZnSe、硫化亜鉛
ZnSなどの単結晶板を用いてもよい。この単結晶板
は、入射光が透過し、かつ熱伝導率の高いのでさらに放
熱性が高まる。また、図4に示すようにサーマルヘッド
の側面部には放熱板73を配置することにより放熱性が
さらに高くなる。
マルヘッド基板70には、レーザ光の光路を妨げないよ
うに窓部が確保されたアルミニウムなどから成る放熱板
71が取付けられる。放熱板71とヘッド基板とは熱伝
導性の高い接着剤72にて固定される。また、図1
(d)に示されるように受光窓75の部分には、酸化ア
ルミニウムAl2O3、セレン化亜鉛ZnSe、硫化亜鉛
ZnSなどの単結晶板を用いてもよい。この単結晶板
は、入射光が透過し、かつ熱伝導率の高いのでさらに放
熱性が高まる。また、図4に示すようにサーマルヘッド
の側面部には放熱板73を配置することにより放熱性が
さらに高くなる。
【0032】図5は、本発明のさらに他の実施例のサー
マルヘッド断面図である。この実施例は、図1で示され
る実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。図1で示される実施例と異なる点は、透明基板50
上に、まず電極53,54が形成され、その電極53,
54にわたって感光発熱層51が形成されている。この
サーマルヘッドの動作については、図1で示されるサー
マルヘッドと同一なので説明は省略する。
マルヘッド断面図である。この実施例は、図1で示され
る実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。図1で示される実施例と異なる点は、透明基板50
上に、まず電極53,54が形成され、その電極53,
54にわたって感光発熱層51が形成されている。この
サーマルヘッドの動作については、図1で示されるサー
マルヘッドと同一なので説明は省略する。
【0033】従来のサーマルヘッド11の基板において
は、透明基板12上に電極層13/感光層14/発熱抵
抗体層15/電極層16/保護膜と計5層の成膜工程を
必要としていたが、本発明では、透明基板50上に感光
発熱体層51/電極層53,54/保護膜56と3層構
成でよく、工程としてはフォトリソ工程の追加で電極層
をスリット形成して電極対を作成するのみであるから、
4工程となり工程数を削減することができる。よって、
1工程の削減に伴って製造コストも低減される上に、歩
留りも向上する。さらに、従来のように抵抗値の大きい
透明電極層13を使用していないため、電圧降下による
電力損失が少なく、受光時において感光発熱体層51に
効率的に電流を流すことができ、良好に発熱させること
ができるので、印画品質が向上する。
は、透明基板12上に電極層13/感光層14/発熱抵
抗体層15/電極層16/保護膜と計5層の成膜工程を
必要としていたが、本発明では、透明基板50上に感光
発熱体層51/電極層53,54/保護膜56と3層構
成でよく、工程としてはフォトリソ工程の追加で電極層
をスリット形成して電極対を作成するのみであるから、
4工程となり工程数を削減することができる。よって、
1工程の削減に伴って製造コストも低減される上に、歩
留りも向上する。さらに、従来のように抵抗値の大きい
透明電極層13を使用していないため、電圧降下による
電力損失が少なく、受光時において感光発熱体層51に
効率的に電流を流すことができ、良好に発熱させること
ができるので、印画品質が向上する。
【0034】図6(a)は、本発明のさらに他の実施例
であるサーマルヘッドの構成を示す平面図であり、図6
(b)はサーマルヘッドの正面図であり、図6(c)は
サーマルヘッドの裏面図であり、図6(d)はサーマル
ヘッドの断面図である。
であるサーマルヘッドの構成を示す平面図であり、図6
(b)はサーマルヘッドの正面図であり、図6(c)は
サーマルヘッドの裏面図であり、図6(d)はサーマル
ヘッドの断面図である。
【0035】このサーマルヘッドは、図6に示すように
ガラスなどから成る電気絶縁性を有する透明基板80を
備え、透明基板80上には、第1電極82、第2電極8
3が向かいあって形成される。第1電極82、第2電極
83はたとえばアルミニウムや銅などの金属材料から成
る。その上に両電極82,83を覆うように所定光量を
受光したときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえば
アモルファスシリコンなどの半導体材料から形成される
感光層84が形成される。感光層84上には、たとえば
窒化タンタルなどから成る抵抗層85が形成され、その
上には上記各層を覆うように、たとえばSiNなどの電
気絶縁性を有する材料から保護膜86をスパッタなどの
成膜方法を用いて形成される。
ガラスなどから成る電気絶縁性を有する透明基板80を
備え、透明基板80上には、第1電極82、第2電極8
3が向かいあって形成される。第1電極82、第2電極
83はたとえばアルミニウムや銅などの金属材料から成
る。その上に両電極82,83を覆うように所定光量を
受光したときに、受光部位の比抵抗が低下するたとえば
アモルファスシリコンなどの半導体材料から形成される
感光層84が形成される。感光層84上には、たとえば
窒化タンタルなどから成る抵抗層85が形成され、その
上には上記各層を覆うように、たとえばSiNなどの電
気絶縁性を有する材料から保護膜86をスパッタなどの
成膜方法を用いて形成される。
【0036】両電極の一部82a,83aはたとえばマ
スキングなどにより露出されている。露出した一部の両
電極は、受光し比抵抗に低下した感光発熱層84に電力
を供給するための外部電源90に接続される。図7に示
されるように、発熱した抵抗層85はプラテンローラ9
4により感熱紙95が押圧されて感熱印画が行われる。
スキングなどにより露出されている。露出した一部の両
電極は、受光し比抵抗に低下した感光発熱層84に電力
を供給するための外部電源90に接続される。図7に示
されるように、発熱した抵抗層85はプラテンローラ9
4により感熱紙95が押圧されて感熱印画が行われる。
【0037】このように透明基板80から保護膜86の
積層体から成るサーマルヘッド基板に感熱印画される光
学像を形成するために、レーザ光発生装置91と、レー
ザ光発生装置91からのレーザ光を反射して透明基板上
に矢印L方向に走査させる反射鏡92とが設けられる。
反射鏡92は、レーザ光発生装置91の発振動作に同期
して回転駆動され、感光層84の両電極82,83で挟
まれた部分の近傍を走査する。このとき、レーザ光によ
る光点の直径は、前記反射鏡などを含む光学系により所
望の記録密度に対応して調整することが可能であり、た
とえば光点直径は100ミクロン程度が選ばれる。前記
感光層は、前述のようにたとえば光量などの照射エネル
ギレベルがある値を超えて増大すると、比抵抗が急速に
低下する特性を有する材料が選ばれる。
積層体から成るサーマルヘッド基板に感熱印画される光
学像を形成するために、レーザ光発生装置91と、レー
ザ光発生装置91からのレーザ光を反射して透明基板上
に矢印L方向に走査させる反射鏡92とが設けられる。
反射鏡92は、レーザ光発生装置91の発振動作に同期
して回転駆動され、感光層84の両電極82,83で挟
まれた部分の近傍を走査する。このとき、レーザ光によ
る光点の直径は、前記反射鏡などを含む光学系により所
望の記録密度に対応して調整することが可能であり、た
とえば光点直径は100ミクロン程度が選ばれる。前記
感光層は、前述のようにたとえば光量などの照射エネル
ギレベルがある値を超えて増大すると、比抵抗が急速に
低下する特性を有する材料が選ばれる。
【0038】以下本実施例の動作について説明する。レ
ーザ光発生装置91からのレーザ光が回転駆動される反
射鏡92によって反射され、透明基板80を介して、両
電極82,83に挟まれた部分の近傍の感光層84に光
点96を形成する。このとき感光層84の受光部位の比
抵抗が低下する。この場合は電流は図8で示されるよう
に両電極82,83の近傍においては比抵抗の低下した
感光層84を流れ、両電極から離れたところでは、感光
層84より耐熱性の優れた抵抗層85に流れる。このよ
うにするために、受光したときの感光層84のシート抵
抗r1と抵抗層85のシート抵抗r2の関係はr1>r
2となるように設定する。たとえば、シート抵抗r1は
1〜3kΩ□であり、シート抵抗r2は10kΩ□以上
に設定する。これらのシート抵抗の調整は、前述のよう
にアモルファスシリコンへの不純物のドープ量を調整す
ることによって実現できる。これによって、選択的に両
電極間に電流が流れ、その発熱によって感熱紙に感熱印
画を行うことができる。
ーザ光発生装置91からのレーザ光が回転駆動される反
射鏡92によって反射され、透明基板80を介して、両
電極82,83に挟まれた部分の近傍の感光層84に光
点96を形成する。このとき感光層84の受光部位の比
抵抗が低下する。この場合は電流は図8で示されるよう
に両電極82,83の近傍においては比抵抗の低下した
感光層84を流れ、両電極から離れたところでは、感光
層84より耐熱性の優れた抵抗層85に流れる。このよ
うにするために、受光したときの感光層84のシート抵
抗r1と抵抗層85のシート抵抗r2の関係はr1>r
2となるように設定する。たとえば、シート抵抗r1は
1〜3kΩ□であり、シート抵抗r2は10kΩ□以上
に設定する。これらのシート抵抗の調整は、前述のよう
にアモルファスシリコンへの不純物のドープ量を調整す
ることによって実現できる。これによって、選択的に両
電極間に電流が流れ、その発熱によって感熱紙に感熱印
画を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気絶縁
性の透明基板上に、感光時に比抵抗が低下する材料から
成る感光発熱層と、層方向に通電するための互いに対向
する第1電極、第2電極とを設ける。
性の透明基板上に、感光時に比抵抗が低下する材料から
成る感光発熱層と、層方向に通電するための互いに対向
する第1電極、第2電極とを設ける。
【0040】したがって、抵抗値の大きい透明電極層を
用いていないので電圧降下による電力損失が少なく、レ
ーザ光によって感光層の受光部の比抵抗が低下したと
き、第1電極と第2電極との間で感光層を介して効率的
に電流を流すことができ、良好に発熱して印画品質が向
上する。また透明基板上に、感光発熱体層/電極層/保
護膜の3層の構成になるので、製造工程の大幅な削減と
構成の小形化を図ることができる。
用いていないので電圧降下による電力損失が少なく、レ
ーザ光によって感光層の受光部の比抵抗が低下したと
き、第1電極と第2電極との間で感光層を介して効率的
に電流を流すことができ、良好に発熱して印画品質が向
上する。また透明基板上に、感光発熱体層/電極層/保
護膜の3層の構成になるので、製造工程の大幅な削減と
構成の小形化を図ることができる。
【0041】また本発明によれば、電気絶縁性の透明基
板上に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第
1電極、第2電極を覆うように感光時の比抵抗が低下す
る材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層を設
けている。レーザ光によって感光層が受光したとき、感
光層のシート抵抗r1と抵抗層のシート抵抗r2の関係
がr1>r2である。
板上に、互いに対向する第1電極、第2電極を設け、第
1電極、第2電極を覆うように感光時の比抵抗が低下す
る材料から成る感光層を設け、感光層の上に抵抗層を設
けている。レーザ光によって感光層が受光したとき、感
光層のシート抵抗r1と抵抗層のシート抵抗r2の関係
がr1>r2である。
【0042】したがって、レーザ光によって感光層が受
光したとき、電流が両電極の近傍においては、比抵抗の
低下した感光層を流れ、両電極から離れたところでは、
耐熱性の優れた抵抗層に電流が流れる。これによって選
択的に両電極間に電流が効率的に流れ、良好に発熱する
ことによって、高品質の印画画像を得ることができる。
光したとき、電流が両電極の近傍においては、比抵抗の
低下した感光層を流れ、両電極から離れたところでは、
耐熱性の優れた抵抗層に電流が流れる。これによって選
択的に両電極間に電流が効率的に流れ、良好に発熱する
ことによって、高品質の印画画像を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例のサーマルヘッドの平面図、
正面図、裏面図、および断面図である。
正面図、裏面図、および断面図である。
【図2】図1で示されるサーマルヘッドの断面図であ
る。
る。
【図3】感光発熱層51の特性を示すグラフである。
【図4】本発明の他の実施例のサーマルヘッドの正面図
である。
である。
【図5】本発明のさらに他の実施例のサーマルヘッドの
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例のサーマルヘッドの
平面図、正面図、裏面図および断面図である。
平面図、正面図、裏面図および断面図である。
【図7】図6で示されるサーマルヘッドの断面図であ
る。
る。
【図8】図6で示されるサーマルヘッドの拡大断面図で
ある。
ある。
【図9】従来のサーマルヘッド1の斜視図である。
【図10】従来のサーマルヘッド11の斜視図である。
【図11】従来のサーマルヘッド11の断面図である。
【図12】感熱層14の特性を示すグラフである。
50 透明基板 51 感光発熱体 53,54 電極 56 保護層 60 レーザ光発生装置 61 反射鏡 62 感光紙 65 光点 71 放熱板 75 窓 80 透明基板 82,83 電極 84 感光層 85 抵抗層 86 保護膜 91 レーザ光発生装置 92 反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 111 D
Claims (2)
- 【請求項1】 電気絶縁性の透明基板上に、感光時に比
抵抗が低下する材料から成る感光発熱層と、層方向に通
電するための互いに対向する第1電極、第2電極とを設
け、 前記透明基板に該透明基板の下方から選択的に光を照射
し、感光発熱層の比抵抗を部分的に低下させ、第1電極
と第2電極との間で選択的に通電して感熱印画を行うこ
とを特徴とするサーマルヘッド。 - 【請求項2】 電気絶縁性の透明基板上に、互いに対向
する第1電極、第2電極を設け、第1電極、第2電極を
覆うようにして感光時に比抵抗が低下する材料から成る
感光層を設け、感光層の上に抵抗層を設け、 前記透明基板に該透明基板の下方から選択的に光を照射
し、感光層の比抵抗を部分的に低下させ、第1電極と第
2電極間で感光層と抵抗層を選択的に通電して感熱印画
を行うサーマルヘッドであって、 前記感光層が受光したとき、感光層のシート抵抗r1と
抵抗層のシート抵抗r2の関係がr1>r2であること
を特徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21597693A JPH0761008A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21597693A JPH0761008A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761008A true JPH0761008A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16681362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21597693A Pending JPH0761008A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761008A (ja) |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21597693A patent/JPH0761008A/ja active Pending
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