JPH0761792B2 - 自動二輪車のリヤアーム支持リンク取付機構 - Google Patents
自動二輪車のリヤアーム支持リンク取付機構Info
- Publication number
- JPH0761792B2 JPH0761792B2 JP60101073A JP10107385A JPH0761792B2 JP H0761792 B2 JPH0761792 B2 JP H0761792B2 JP 60101073 A JP60101073 A JP 60101073A JP 10107385 A JP10107385 A JP 10107385A JP H0761792 B2 JPH0761792 B2 JP H0761792B2
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- JP
- Japan
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- cross member
- mounting bracket
- arm
- rear arm
- shock absorber
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動二輪車のリヤアームの下方に配置したリ
ヤアーム支持リンクをリヤアームに取り付けるための取
付機構に関するものであり、リヤアーム支持リンクの取
り付けにクロスメンバを活用することによって、取付ブ
ラケットのリヤアームへの溶接を不要にして当該溶接に
よるリヤアームの熱歪み、残留応力の問題を解決するこ
とができ、かつ、リヤアームの長さを可及的に短くして
車体のホイールベースを短縮することができるものであ
る。
ヤアーム支持リンクをリヤアームに取り付けるための取
付機構に関するものであり、リヤアーム支持リンクの取
り付けにクロスメンバを活用することによって、取付ブ
ラケットのリヤアームへの溶接を不要にして当該溶接に
よるリヤアームの熱歪み、残留応力の問題を解決するこ
とができ、かつ、リヤアームの長さを可及的に短くして
車体のホイールベースを短縮することができるものであ
る。
リヤアーム支持リンク(リンク機構)が左右のアームを
クロスメンバによって互いに連結したリヤアームの下方
にあって、このリヤアーム支持リンクに油圧式緩衝装置
のピストンロッドを連結して、リヤアーム支持リンクを
介して緩衝装置によってリヤアームを支持させる自動二
輪車においては、クロスメンバの両端を左右のアームの
側面に溶接することによってクロスメンバを介して左右
のアームを互いに連結し、リヤアームの下面にリヤアー
ム支持リンク取付ブラケットを溶接している。
クロスメンバによって互いに連結したリヤアームの下方
にあって、このリヤアーム支持リンクに油圧式緩衝装置
のピストンロッドを連結して、リヤアーム支持リンクを
介して緩衝装置によってリヤアームを支持させる自動二
輪車においては、クロスメンバの両端を左右のアームの
側面に溶接することによってクロスメンバを介して左右
のアームを互いに連結し、リヤアームの下面にリヤアー
ム支持リンク取付ブラケットを溶接している。
この種のリヤアームにおいてはその軽量化等のためにリ
ヤアームの太さは可及的に小さい方が望ましいので、可
及的に細い左右のアームの下面に上記のリヤアーム支持
リンク取付ブラケットを溶接することになり、当該取付
ブラケットを設ける位置は緩衝装置と上記リンク機構が
干渉しない範囲内でリンク機構によるレバー比等を勘案
して選定され、クロスメンバの位置は緩衝装置と干渉し
ない範囲内で後輪との間隔等を勘案している。ところが
自動二輪車の運転中に衝撃的な大きな負荷を繰り返し受
ける上記取付ブラケットの溶接部には相当に高い溶接強
度が要求される。したがって、この溶接強度確保のため
に上記取付ブラケットと左右のアームの下面との溶接線
の長さが相当に長いものにならざるを得ない。比較的細
い左右のアーム下面に長い溶接線で取付ブラケットを溶
接する結果、溶接によるアームの熱歪み、残留応力の問
題が残されている。また、溶接作業の位置決め精度の問
題、熱歪みの結果生じる問題でもあるが、左右のアーム
下面に溶接された取付ブラケットの位置の精度に問題が
残されている。
ヤアームの太さは可及的に小さい方が望ましいので、可
及的に細い左右のアームの下面に上記のリヤアーム支持
リンク取付ブラケットを溶接することになり、当該取付
ブラケットを設ける位置は緩衝装置と上記リンク機構が
干渉しない範囲内でリンク機構によるレバー比等を勘案
して選定され、クロスメンバの位置は緩衝装置と干渉し
ない範囲内で後輪との間隔等を勘案している。ところが
自動二輪車の運転中に衝撃的な大きな負荷を繰り返し受
ける上記取付ブラケットの溶接部には相当に高い溶接強
度が要求される。したがって、この溶接強度確保のため
に上記取付ブラケットと左右のアームの下面との溶接線
の長さが相当に長いものにならざるを得ない。比較的細
い左右のアーム下面に長い溶接線で取付ブラケットを溶
接する結果、溶接によるアームの熱歪み、残留応力の問
題が残されている。また、溶接作業の位置決め精度の問
題、熱歪みの結果生じる問題でもあるが、左右のアーム
下面に溶接された取付ブラケットの位置の精度に問題が
残されている。
本発明は上記問題の解消を目的とし、上記従来技術につ
いて左右のアーム下面に上記取付ブラケットを溶接する
ことなく、取付ブラケットを適切に設けられるようにリ
ヤアーム機構、構造を工夫することをその課題とするも
のである。
いて左右のアーム下面に上記取付ブラケットを溶接する
ことなく、取付ブラケットを適切に設けられるようにリ
ヤアーム機構、構造を工夫することをその課題とするも
のである。
上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)、
(ロ)によって構成されるものである。
(ロ)によって構成されるものである。
(イ)リヤアームの側面に溶接されたクロスメンバの下
面にリヤアーム支持リンク取付ブラケットをクロスメン
バ成形時に一体的に下方に突設して当該取付ブラケット
に上記リンク機構のアーム側リンクを連結したこと、 (ロ)上記取付ブラケットの中心線C1をクロスメンバの
縦の中心線C2に対して後方に傾斜させてクロスメンバと
上記取付ブラケットとの横断面形状をくの字状にしてこ
のくの字状の傾斜が後車輪の外周に略沿うようにしたこ
と。
面にリヤアーム支持リンク取付ブラケットをクロスメン
バ成形時に一体的に下方に突設して当該取付ブラケット
に上記リンク機構のアーム側リンクを連結したこと、 (ロ)上記取付ブラケットの中心線C1をクロスメンバの
縦の中心線C2に対して後方に傾斜させてクロスメンバと
上記取付ブラケットとの横断面形状をくの字状にしてこ
のくの字状の傾斜が後車輪の外周に略沿うようにしたこ
と。
上記の「クロスメンバ成形時に一体的に下方に突設し
た」は抽出成形等の成形法によるクロスメンバ成形時に
これと一体に取付ブラケットを下方に突出させて形成し
たことを意味する。
た」は抽出成形等の成形法によるクロスメンバ成形時に
これと一体に取付ブラケットを下方に突出させて形成し
たことを意味する。
〔作用〕 クロスメンバの下面に上記のように取付ブラケットを予
め突設したものであるから、取付ブラケットの突設によ
るリヤアームの強度上、加工精度上の問題は全くなく、
クロスメンバの下面に溶接等の手段によってブラケット
を固着してクロスメンバの下面に取付ブラケットを突設
したのではなく、成形時にブラケットが形成されたもの
であるから、取付ブラケットとクロスメンバ本体部との
間の結合強度は十分確保され、その取付位置、加工精度
等の問題はない。
め突設したものであるから、取付ブラケットの突設によ
るリヤアームの強度上、加工精度上の問題は全くなく、
クロスメンバの下面に溶接等の手段によってブラケット
を固着してクロスメンバの下面に取付ブラケットを突設
したのではなく、成形時にブラケットが形成されたもの
であるから、取付ブラケットとクロスメンバ本体部との
間の結合強度は十分確保され、その取付位置、加工精度
等の問題はない。
クロスメンバの下面に取付ブラケットを突設するとその
前後方向の位置は一義的にはクロスメンバの前後方向位
置によって決まってしまうことになるので、クロスメン
バの前後方向位置は後輪との関係で規制されてしまい
(後輪と干渉しない範囲内で可及的に後方に位置させる
ことが可能である)、取付ブラケットの位置を適宜選択
することができない。このために油圧緩衝器によるリヤ
アームに対する支持力のモーメントアーム、ないしはレ
バー比が従来の場合に比して制約されてしまうことは避
けられない。しかし、取付ブラケットをクロスメンバ下
面から後方に傾斜させて突設したこと(取付ブラケット
の中心線C1をクロスメンバの縦の中心線C2に対して後方
に傾斜させてクロスメンバと上記取付ブラケットとの横
断面形状をくの字状にしてこのくの字状の傾斜が後車輪
の外周に略沿うようにしたこと)によって、この取付ブ
ラケットとリヤアーム支持リンクとの連結点をクロスメ
ンバよりも後方に位置させることができ、この傾斜角度
の選択によって上記連結点の前後方向位置(特に後方に
位置させること)を適宜選択できる。
前後方向の位置は一義的にはクロスメンバの前後方向位
置によって決まってしまうことになるので、クロスメン
バの前後方向位置は後輪との関係で規制されてしまい
(後輪と干渉しない範囲内で可及的に後方に位置させる
ことが可能である)、取付ブラケットの位置を適宜選択
することができない。このために油圧緩衝器によるリヤ
アームに対する支持力のモーメントアーム、ないしはレ
バー比が従来の場合に比して制約されてしまうことは避
けられない。しかし、取付ブラケットをクロスメンバ下
面から後方に傾斜させて突設したこと(取付ブラケット
の中心線C1をクロスメンバの縦の中心線C2に対して後方
に傾斜させてクロスメンバと上記取付ブラケットとの横
断面形状をくの字状にしてこのくの字状の傾斜が後車輪
の外周に略沿うようにしたこと)によって、この取付ブ
ラケットとリヤアーム支持リンクとの連結点をクロスメ
ンバよりも後方に位置させることができ、この傾斜角度
の選択によって上記連結点の前後方向位置(特に後方に
位置させること)を適宜選択できる。
また、クロスメンバの下面から単純に取付ブラケットを
下方に突設すると、リヤアームが大きく下方に回動した
とき緩衝器のシリンダの下端が取付ブラケットと干渉
し、反対にリヤアームが大きく上方に回動したとき緩衝
器のシリンダの下端がアーム側リンクと干渉する場合が
ある。しかし、取付ブラケットをクロスメンバ下面から
後方に傾斜させて突設したこと(取付ブラケットの中心
線C1をクロスメンバの縦の中心線C2に対して後方に傾斜
させてクロスメンバと上記取付ブラケットとの横断面形
状をくの字状にしてこのくの字状の傾斜が後車輪の外周
に略沿うようにしたこと。)によって、上記干渉を回避
することができる。
下方に突設すると、リヤアームが大きく下方に回動した
とき緩衝器のシリンダの下端が取付ブラケットと干渉
し、反対にリヤアームが大きく上方に回動したとき緩衝
器のシリンダの下端がアーム側リンクと干渉する場合が
ある。しかし、取付ブラケットをクロスメンバ下面から
後方に傾斜させて突設したこと(取付ブラケットの中心
線C1をクロスメンバの縦の中心線C2に対して後方に傾斜
させてクロスメンバと上記取付ブラケットとの横断面形
状をくの字状にしてこのくの字状の傾斜が後車輪の外周
に略沿うようにしたこと。)によって、上記干渉を回避
することができる。
したがって、上記要素(イ)、(ロ)、すなわち、クロ
スメンバの下面に取付ブラケットを突設させ、取付ブラ
ケットをクロスメンバの縦の中心線に対して後方に傾斜
させたことによって、取付ブラケットが緩衝器のシリン
ダ下端と干渉する等の新たな問題を生じることなく、十
分に上記課題を解決することができたものである。
スメンバの下面に取付ブラケットを突設させ、取付ブラ
ケットをクロスメンバの縦の中心線に対して後方に傾斜
させたことによって、取付ブラケットが緩衝器のシリン
ダ下端と干渉する等の新たな問題を生じることなく、十
分に上記課題を解決することができたものである。
次いで第1図〜第4図を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。
明する。
車体フレーム1のヘッドパイプ2にはフロントフォーク
3が旋回可能に設けられており、このフロントフォーク
の下端に前輪4が取り付けられている。
3が旋回可能に設けられており、このフロントフォーク
の下端に前輪4が取り付けられている。
ヘッドパイプ2に溶接されたメインフレーム5およびダ
ウンチューブ6の後部はリヤブラケットフレーム7を介
して互いに連結されている。
ウンチューブ6の後部はリヤブラケットフレーム7を介
して互いに連結されている。
車体フレーム1には後輪9がリヤサスペンション10を介
して支持されており、このリヤサスペンション10はリヤ
アーム11、リンク機構12および緩衝装置13によって構成
されている。
して支持されており、このリヤサスペンション10はリヤ
アーム11、リンク機構12および緩衝装置13によって構成
されている。
リヤアーム11は一対のアーム部11aからなり、この先端
部は車体フレーム1のリヤアームブラケット14に支持軸
15によって軸支され、後端部には後輪9の車軸が取り付
けられている。内燃機関8からの駆動力はチエーン16を
介して後輪9に伝達される。
部は車体フレーム1のリヤアームブラケット14に支持軸
15によって軸支され、後端部には後輪9の車軸が取り付
けられている。内燃機関8からの駆動力はチエーン16を
介して後輪9に伝達される。
リンク機構12は車体側リンク17とアーム側リンク18とか
ら構成されている。車体側リンク17の一端部に形成され
た回動軸部17aはリヤブラケットフレーム7に溶接され
たブラケット19に支持軸20を介して回動可能に連結さ
れ、他端部に形成された回動軸部17bは支持軸21に軸支
されている。
ら構成されている。車体側リンク17の一端部に形成され
た回動軸部17aはリヤブラケットフレーム7に溶接され
たブラケット19に支持軸20を介して回動可能に連結さ
れ、他端部に形成された回動軸部17bは支持軸21に軸支
されている。
アーム側リンク18は左右一対のものであり、その一端部
18aは車体側リンク17の回動軸部17bに支持軸21を介して
回動可能に連結されている。そしてアーム側リンク18の
他端部18bは取付ブラケット22に支持軸23を介して回動
可能に連結されている。
18aは車体側リンク17の回動軸部17bに支持軸21を介して
回動可能に連結されている。そしてアーム側リンク18の
他端部18bは取付ブラケット22に支持軸23を介して回動
可能に連結されている。
この取付ブラケット22は、例えばアルミ合金、マグネシ
ウム合金製のパイプ状の押出成形部材24によりクロスメ
ンバ25と一体に形成されている。取付ブラケット22は第
4図に示すようにクロスメンバ25の下方の両側を切削加
工して形成され、取付ブラケット22には軸方向の抜き孔
27が形成され軽量化が図られている。
ウム合金製のパイプ状の押出成形部材24によりクロスメ
ンバ25と一体に形成されている。取付ブラケット22は第
4図に示すようにクロスメンバ25の下方の両側を切削加
工して形成され、取付ブラケット22には軸方向の抜き孔
27が形成され軽量化が図られている。
この取付ブラケット22はその中心線C1がクロスメンバ25
の縦の中心線C2に対して後方に角度θで傾斜している。
の縦の中心線C2に対して後方に角度θで傾斜している。
クロスメンバ25はその軸方向の両側部がリヤアーム11の
アーム部11aに溶接され、取付ブラケット22はこのクロ
スメンバ25を上記アーム部11aに溶接することによって
リヤアーム11の所定の位置に位置決めされる。
アーム部11aに溶接され、取付ブラケット22はこのクロ
スメンバ25を上記アーム部11aに溶接することによって
リヤアーム11の所定の位置に位置決めされる。
取付ブラケット22はその中心線C1がクロスメンバ25の縦
の中心線C2に対して後方に角度θで傾斜しているため
に、取付ブラケット22とアーム側リンク18との支持軸23
による連結点はクロスメンバ25の上記中心線C2の延長線
よりも後方に位置することになる。上記傾斜角度を大き
くするほど上記連結点は後方に位置し、支持軸23と支持
軸21の間隔が長くなり、緩衝装置13による支持力のモー
メントアームないしはレバー比は大きくなる。
の中心線C2に対して後方に角度θで傾斜しているため
に、取付ブラケット22とアーム側リンク18との支持軸23
による連結点はクロスメンバ25の上記中心線C2の延長線
よりも後方に位置することになる。上記傾斜角度を大き
くするほど上記連結点は後方に位置し、支持軸23と支持
軸21の間隔が長くなり、緩衝装置13による支持力のモー
メントアームないしはレバー比は大きくなる。
前記緩衝装置13の下端部13aは車体側リンク17の回動軸
部17bに形成された支持部17bに支持軸28を介して回動可
能に連結され、上端部13bは車体フレーム1に軸支され
ている。
部17bに形成された支持部17bに支持軸28を介して回動可
能に連結され、上端部13bは車体フレーム1に軸支され
ている。
リヤアーム11にかかる車体の荷重はリンク機構12を介し
て緩衝装置13に伝達され、緩衝装置13がリンク機構12の
回動軸部17bを下方に押すとともに、車体フレーム1お
よびリヤアーム11を押す力のバランスで車体の荷重を支
持し、路面の凹凸によって生じる振動を緩衝している。
て緩衝装置13に伝達され、緩衝装置13がリンク機構12の
回動軸部17bを下方に押すとともに、車体フレーム1お
よびリヤアーム11を押す力のバランスで車体の荷重を支
持し、路面の凹凸によって生じる振動を緩衝している。
このとき、リンク機構12のアーム側リンク18は取付ブラ
ケット22に支持されており、この取付ブラケット22にか
かる荷重は一体に形成されたクロスメンバ25で受けてい
る。
ケット22に支持されており、この取付ブラケット22にか
かる荷重は一体に形成されたクロスメンバ25で受けてい
る。
この取付ブラケット22はクロスメンバ25の押出成形等に
よる成形時にクロスメンバと一体に突設され、クロスメ
ンバ25をその両端をアーム部11aの側面に溶接して固定
することによって取付ブラケット22がクロスメンバ25を
介してリヤアーム11と一体化され、その位置決めがなさ
れる。したがって、取付ブラケット22をリヤアーム11と
一体化するための特別の溶接が不要であり、また、取付
ブラケット22をクロスメンバ25の下面から後方に角度θ
で傾斜させたので、この傾斜角度θを適宜選択すること
によって取付ブラケット22とアーム側リンク18との連結
点を可及的に後方位置に選定することができる。
よる成形時にクロスメンバと一体に突設され、クロスメ
ンバ25をその両端をアーム部11aの側面に溶接して固定
することによって取付ブラケット22がクロスメンバ25を
介してリヤアーム11と一体化され、その位置決めがなさ
れる。したがって、取付ブラケット22をリヤアーム11と
一体化するための特別の溶接が不要であり、また、取付
ブラケット22をクロスメンバ25の下面から後方に角度θ
で傾斜させたので、この傾斜角度θを適宜選択すること
によって取付ブラケット22とアーム側リンク18との連結
点を可及的に後方位置に選定することができる。
また、取付ブラケット22をクロスメンバ25と一体成形に
よって突設したことによって、捩じりに対して必要な強
度を確保できる限度においてクロスメンバの前後方向の
幅を可及的に狭めることができる。したがって、クロス
メンバ25の前後方向の幅を狭めた分だけクロスメンバ25
の位置を前方にずらすことができ、さらに、取付ブラケ
ット22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜させている
ので、緩衝装置13のシリンダの下端と取付ブラケット22
との干渉を避けつつさらに前方にずらすことができる。
取付ブラケット22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜
させても、その後端面は後輪9の外周に沿った形状であ
るから、取付ブラケット22またはクロスメンバ25の後輪
9との干渉を回避する上では何等支障にならない。
よって突設したことによって、捩じりに対して必要な強
度を確保できる限度においてクロスメンバの前後方向の
幅を可及的に狭めることができる。したがって、クロス
メンバ25の前後方向の幅を狭めた分だけクロスメンバ25
の位置を前方にずらすことができ、さらに、取付ブラケ
ット22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜させている
ので、緩衝装置13のシリンダの下端と取付ブラケット22
との干渉を避けつつさらに前方にずらすことができる。
取付ブラケット22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜
させても、その後端面は後輪9の外周に沿った形状であ
るから、取付ブラケット22またはクロスメンバ25の後輪
9との干渉を回避する上では何等支障にならない。
したがって、上記のクロスメンバ25の位置は「緩衝装置
と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持できる
位置でならなければならない」という制約の下で、クロ
スメンバ25と取付ブラケット22の構造を工夫したことに
よって、リヤアーム11の長さを無理なく短くして車体の
ホイールベースを短縮する(後輪の位置を前輪に近付け
る)ことができる。
と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持できる
位置でならなければならない」という制約の下で、クロ
スメンバ25と取付ブラケット22の構造を工夫したことに
よって、リヤアーム11の長さを無理なく短くして車体の
ホイールベースを短縮する(後輪の位置を前輪に近付け
る)ことができる。
さらに、従来技術において単純にクロスメンバ25の下面
に取付ブラケットを突設し、クロスメンバ25の位置を前
方にずらすと、取付ブラケット22の位置が前方に移動
し、このためにリンク機構12のアーム側リンク18の長さ
が短くなり、リンク機構12のレバー比が小さくなって緩
衝特性が悪化することになる。しかし、取付ブラケット
22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜させたことによ
って、クロスメンバ25の位置を前方にずらすことによる
上記の問題、すなわち、リンク機構12のアーム側リンク
18が短くなるという問題を解決して、上記の緩衝特性の
悪化を回避することができる。なお、符号26は取付ブラ
ケット22の両側の切削加工部である。
に取付ブラケットを突設し、クロスメンバ25の位置を前
方にずらすと、取付ブラケット22の位置が前方に移動
し、このためにリンク機構12のアーム側リンク18の長さ
が短くなり、リンク機構12のレバー比が小さくなって緩
衝特性が悪化することになる。しかし、取付ブラケット
22をクロスメンバ25に対して後方に傾斜させたことによ
って、クロスメンバ25の位置を前方にずらすことによる
上記の問題、すなわち、リンク機構12のアーム側リンク
18が短くなるという問題を解決して、上記の緩衝特性の
悪化を回避することができる。なお、符号26は取付ブラ
ケット22の両側の切削加工部である。
本発明の上記課題を解決した発明は公知ではない。した
がって、本発明の課題は新規な課題であるから、この課
題を解決して前記の従来技術の問題を解消したこと自体
が本発明特有の効果である。
がって、本発明の課題は新規な課題であるから、この課
題を解決して前記の従来技術の問題を解消したこと自体
が本発明特有の効果である。
すなわち、取付ブラケットを比較的細いリヤアームの下
面に長い溶接線で溶接することによって生じる熱歪み、
残留応力の問題を完全に解消したことが本発明特有の効
果である。
面に長い溶接線で溶接することによって生じる熱歪み、
残留応力の問題を完全に解消したことが本発明特有の効
果である。
さらに取付ブラケットをクロスメンバの下面に突設する
について取付ブラケットを後方に傾斜させることによっ
て、取付ブラケットとリヤアーム支持リンクとの連結点
を可及的に後方に位置させることができ、これによって
緩衝装置によるリヤアーム支持力のモーメントアーム、
ないしはレバー比を可及的に大きく選択して、緩衝装置
による緩衝特性を向上できることが本発明特有の効果で
ある。
について取付ブラケットを後方に傾斜させることによっ
て、取付ブラケットとリヤアーム支持リンクとの連結点
を可及的に後方に位置させることができ、これによって
緩衝装置によるリヤアーム支持力のモーメントアーム、
ないしはレバー比を可及的に大きく選択して、緩衝装置
による緩衝特性を向上できることが本発明特有の効果で
ある。
また、左右のアーム側リンク18、18間の間隔が狭く、こ
のために緩衝装置13の下端がアーム側リンク18、18ある
いは取付ブラケットと干渉する場合でも、取付ブラケッ
ト22を後方に傾斜させたこと、および取付ブラケット22
を後方に傾斜させてアーム側リンク18と取付ブラケット
22との連結点を可及的に後方に位置させることによっ
て、アーム側リンク18の車体後方への傾斜角度が大きく
なるので、緩衝装置13の下端がアーム側リンク18、18、
あるいは取付ブラケット22と干渉することを防止するこ
とができる。
のために緩衝装置13の下端がアーム側リンク18、18ある
いは取付ブラケットと干渉する場合でも、取付ブラケッ
ト22を後方に傾斜させたこと、および取付ブラケット22
を後方に傾斜させてアーム側リンク18と取付ブラケット
22との連結点を可及的に後方に位置させることによっ
て、アーム側リンク18の車体後方への傾斜角度が大きく
なるので、緩衝装置13の下端がアーム側リンク18、18、
あるいは取付ブラケット22と干渉することを防止するこ
とができる。
また、本発明は別の観点からいうと、次ぎのとおりの顕
著な特有の効果を生じたものであるということができ
る。
著な特有の効果を生じたものであるということができ
る。
そもそも、前述の従来技術、すなわち、緩衝装置の下端
を左右のアーム部の間を通してリヤアームの下方に配置
したリンク機構に連結した自動二輪車のリヤアーム支持
リンク取付機構について、クロスメンバの下面から下方
に取付ブラケットを突設してこれに緩衝器の下端を連結
する場合は、クロスメンバの位置は、アーム側リンク、
あるいは取付ブラケット等が緩衝装置のシリンダの下端
と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持できる
位置でなければならないという制約がある。他方、取付
ブラケットをクロスメンバに溶接して突設する場合は必
要に溶接線の長さを確保するためにクロスメンバの車体
前後方向の幅がどうしても広くならざるを得ない。この
クロスメンバの強度上の必要からではなく、取付ブラケ
ットの溶接線の長さを確保するという二次的な要求から
クロスメンバの幅を広くせざるを得ないことが、車体の
ホイールベースを短くする上での障害になる。
を左右のアーム部の間を通してリヤアームの下方に配置
したリンク機構に連結した自動二輪車のリヤアーム支持
リンク取付機構について、クロスメンバの下面から下方
に取付ブラケットを突設してこれに緩衝器の下端を連結
する場合は、クロスメンバの位置は、アーム側リンク、
あるいは取付ブラケット等が緩衝装置のシリンダの下端
と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持できる
位置でなければならないという制約がある。他方、取付
ブラケットをクロスメンバに溶接して突設する場合は必
要に溶接線の長さを確保するためにクロスメンバの車体
前後方向の幅がどうしても広くならざるを得ない。この
クロスメンバの強度上の必要からではなく、取付ブラケ
ットの溶接線の長さを確保するという二次的な要求から
クロスメンバの幅を広くせざるを得ないことが、車体の
ホイールベースを短くする上での障害になる。
これに対して、本発明は取付ブラケットをクロスメンバ
と一体成形によって突設したことによって、捩じりに対
して必要な強度を確保できる限度においてクロスメンバ
の前後方向の幅を可及的に狭めることができる。したが
って、クロスメンバの前後方向の幅を狭めた分だけクロ
スメンバの位置を前方にずらすことができ、さらに、取
付ブラケットをクロスメンバに対して後方に傾斜させて
いるので、緩衝装置のシリンダの下端と取付ブラケッ
ト、あるいは上記アーム側リンクとの干渉を避けつつさ
らに前方にずらすことができる。取付ブラケットをクロ
スメンバに対して後方に傾斜させても、その後端面は後
輪の外周に沿った形状であるから、後輪との干渉を回避
する上では何等支障にならない(第2図における緩衝装
置13のシリンダ下端と、クロスメンバ25および取付ブラ
ケット22と、後輪9の外周面との位置関係を参照された
い)。
と一体成形によって突設したことによって、捩じりに対
して必要な強度を確保できる限度においてクロスメンバ
の前後方向の幅を可及的に狭めることができる。したが
って、クロスメンバの前後方向の幅を狭めた分だけクロ
スメンバの位置を前方にずらすことができ、さらに、取
付ブラケットをクロスメンバに対して後方に傾斜させて
いるので、緩衝装置のシリンダの下端と取付ブラケッ
ト、あるいは上記アーム側リンクとの干渉を避けつつさ
らに前方にずらすことができる。取付ブラケットをクロ
スメンバに対して後方に傾斜させても、その後端面は後
輪の外周に沿った形状であるから、後輪との干渉を回避
する上では何等支障にならない(第2図における緩衝装
置13のシリンダ下端と、クロスメンバ25および取付ブラ
ケット22と、後輪9の外周面との位置関係を参照された
い)。
したがって、本発明は、上記のクロスメンバの位置は
「アーム側リンク、あるいは取付ブラケット等が緩衝装
置と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持でき
る位置でなければならない」という制約の下で、クロス
メンバと取付ブラケットの構造を工夫したことによっ
て、リヤアームの長さを無理なく短くして車体のホイー
ルベースを短縮する(後輪の位置を前輪に近付ける)こ
とができる。
「アーム側リンク、あるいは取付ブラケット等が緩衝装
置と干渉せず、かつ後輪との間に所定の間隔を保持でき
る位置でなければならない」という制約の下で、クロス
メンバと取付ブラケットの構造を工夫したことによっ
て、リヤアームの長さを無理なく短くして車体のホイー
ルベースを短縮する(後輪の位置を前輪に近付ける)こ
とができる。
さらに、従来技術において単純にクロスメンバの下面か
ら取付ブラケットを下方に突設し、その位置を車体前方
にずらすと、取付ブラケットの位置が車体前方に移動
し、このためにリンク機構のアーム側リンク18の長さが
短くなり、リンク機構のレバー比が小さくなって緩衝特
性が悪化することになる。これに対して、本発明は取付
ブラケットをクロスメンバに対して後方に傾斜させたこ
とによって、クロスメンバの位置を前方にずらすことに
よる上記の問題、すなわち、リンク機構のアーム側リン
クが短くなるという問題を解決して、上記の緩衝特性の
悪化を回避することができたものである。
ら取付ブラケットを下方に突設し、その位置を車体前方
にずらすと、取付ブラケットの位置が車体前方に移動
し、このためにリンク機構のアーム側リンク18の長さが
短くなり、リンク機構のレバー比が小さくなって緩衝特
性が悪化することになる。これに対して、本発明は取付
ブラケットをクロスメンバに対して後方に傾斜させたこ
とによって、クロスメンバの位置を前方にずらすことに
よる上記の問題、すなわち、リンク機構のアーム側リン
クが短くなるという問題を解決して、上記の緩衝特性の
悪化を回避することができたものである。
また、クロスメンバの下面から単純に取付ブラケットを
下方に突設すると、リヤアームが大きく下方に回動した
とき緩衝器のシリンダの下端が取付ブラケットと干渉
し、反対にリヤアームが大きく上方に回動したとき緩衝
器のシリンダの下端がアーム側リンクと干渉する場合が
あるが、取付ブラケットをクロスメンバ下面から後方に
傾斜させて突設したこと(取付ブラケットの中心線C1を
クロスメンバの縦の中心線C2に対して後方に傾斜させて
クロスメンバと上記取付ブラケットとの横断面形状をく
字状にしたこと。)によって、上記干渉を回避すること
ができたものである。換言すると、取付ブラケットをク
ロスメンバ下面から後方に傾斜させて突設したことによ
って、前記従来技術について、クロスメンバの下面から
取付ブラケットを下方に突設するという構造を採用する
ことを可能にしたということができる。
下方に突設すると、リヤアームが大きく下方に回動した
とき緩衝器のシリンダの下端が取付ブラケットと干渉
し、反対にリヤアームが大きく上方に回動したとき緩衝
器のシリンダの下端がアーム側リンクと干渉する場合が
あるが、取付ブラケットをクロスメンバ下面から後方に
傾斜させて突設したこと(取付ブラケットの中心線C1を
クロスメンバの縦の中心線C2に対して後方に傾斜させて
クロスメンバと上記取付ブラケットとの横断面形状をく
字状にしたこと。)によって、上記干渉を回避すること
ができたものである。換言すると、取付ブラケットをク
ロスメンバ下面から後方に傾斜させて突設したことによ
って、前記従来技術について、クロスメンバの下面から
取付ブラケットを下方に突設するという構造を採用する
ことを可能にしたということができる。
第1図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第2
図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のIII−III断
面図、第4図は取付ブラケットとクロスメンバの斜視図
である。 11……リヤアーム、11a……アーム部、12……リンク機
構、13……緩衝装置、17……車体側リンク、18……アー
ム側リンク、22……取付ブラケット、25……クロスメン
バ。
図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のIII−III断
面図、第4図は取付ブラケットとクロスメンバの斜視図
である。 11……リヤアーム、11a……アーム部、12……リンク機
構、13……緩衝装置、17……車体側リンク、18……アー
ム側リンク、22……取付ブラケット、25……クロスメン
バ。
Claims (1)
- 【請求項1】クロスメンバによって互いに連結された一
対のアーム部からなるリヤアームに後輪を支持させ、こ
のリヤアームを車体に軸支するとともに、リヤアームの
下方にリンク機構を配置し、緩衝装置の下端を左右一対
のアーム部の間を通してリヤアームの下方に突出させ、
緩衝装置の下端を上記リンク機構に連結した自動二輪車
において、 リヤアームの側面に溶接されたクロスメンバの下面にリ
ヤアーム支持リンク取付ブラケットをクロスメンバ成形
時に一体的に下方に突設して当該取付ブラケットに上記
リンク機構のアーム側リンクを連結し、 上記取付ブラケットの中心線C1をクロスメンバの縦の中
心線C2に対して後方に傾斜させてクロスメンバと上記取
付ブラケットとの横断面形状をくの字状にしてこのくの
字状の傾斜が後車輪の外周に略沿うようにした、自動二
輪車のリヤアーム支持リンク取付機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101073A JPH0761792B2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 自動二輪車のリヤアーム支持リンク取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101073A JPH0761792B2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 自動二輪車のリヤアーム支持リンク取付機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61261175A JPS61261175A (ja) | 1986-11-19 |
| JPH0761792B2 true JPH0761792B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=14290926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60101073A Expired - Fee Related JPH0761792B2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 自動二輪車のリヤアーム支持リンク取付機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761792B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4833771B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2011-12-07 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車のスイングアーム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5950887A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の後輪懸架装置 |
| JPS6060088A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の後輪懸架装置 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP60101073A patent/JPH0761792B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61261175A (ja) | 1986-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |