JPH076191Y2 - 可搬式の螺旋杭打込み機 - Google Patents

可搬式の螺旋杭打込み機

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JPH076191Y2
JPH076191Y2 JP1988158185U JP15818588U JPH076191Y2 JP H076191 Y2 JPH076191 Y2 JP H076191Y2 JP 1988158185 U JP1988158185 U JP 1988158185U JP 15818588 U JP15818588 U JP 15818588U JP H076191 Y2 JPH076191 Y2 JP H076191Y2
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JP
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spiral pile
engine
socket
ground
driving machine
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JP1988158185U
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JPH0280151U (ja
Inventor
秀夫 宇津
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株式会社東洋社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は螺旋杭を地面に対して、安全・確実に打込み又
は引抜き作業するための可搬式打込み機に関する。
〈従来の技術〉 近年、農業の生産性や収益を昂めるためのハウス園芸が
盛んに行なわれており、減反政策との関係もあって、水
田や畑地の一部を有効に転換利用できるビニールハウス
として、特に地中埋込み式のパイプハウスは、その設置
費の安価で足りる利点があるために、ますます増加しつ
つある。
そのパイプハウスは第23図に示唆する如く、妻側主管
(1)を地面深くに押込み立設し、これに桁行直管
(2)を交錯状態として架構させた上、その骨組全体に
張設したプラスチツクフイルム(3)を紐類(4)によ
って抑え止めたものであり、更には積雪や強風による倒
壊・損傷を予防するため、桁行方向に沿う一定間隔おき
に、定着杭として例えば長さ−約60cm、引抜耐力−約15
0kgの螺旋杭(M)も地面に打込み、その螺旋杭(M)
によって桁行直管(2)の固定や、抑え紐類(4)の係
留などを行なっている通例であるが、このようなパイプ
ハウスにより水田や畑地での園芸を行なう場合、作物の
連作障害などを予防する必要上、そのハウスを永年に亘
って同一場所に設置使用せず、適当な期間をおいて解体
の上、別な場所へ移設することが行なわれる。
そうすると、上記螺旋杭(M)としてもそのたび毎に、
打込みと引抜きの作業を繰り返えさなければならない。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、このような作業にふさわしい小型の動力機械
は未だ無く、従来では人力によって上記打込みと引抜き
を行なっている実情であり、土地を有効に転換利用した
い要請があるにも拘らず、そのための上記作業に重労働
を余儀なくされている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案はこのような課題の解決を企図しており、そのた
めの構成上小型エンジンの据付架台と、 その据付架台からエンジンを囲む如く、一体的に派出さ
れた手持ち可能な枠フレームと、 同じく据付架台から下向き一体的に派出された接地スタ
ンドと、 上記エンジンの直下位置に臨む如く、その据付架台の中
央部に固定設置されたトランスミツシヨンケースと、 そのミツシヨンケースから打込み機自身の重心線に実質
上沿う垂下状態として導出された作業軸と、 上記エンジンの回転動力を減速して作業軸へ伝達すると
共に、その作業軸を正逆方向に回転させるべく、上記ミ
ツシヨンケースに内蔵されたトランスミツシヨン機構
と、 そのミツシヨン機構と上記エンジンとの伝動経路に封入
介在された遠心クラツチ機構と、 上記作業軸の下端部へ一体回転するように取付けられた
螺旋杭用ドライバーソケツトとを備え、 そのソケツト内へ螺旋杭の頭部を挿脱自在に受け入れ、
その螺旋杭の螺旋部を地面に対して打込み又は引き抜く
べく、回転駆動する可搬式の螺旋杭打込み機であって、 上記ドライバーソケツトを作業軸へ着脱自在に套嵌され
る鞘筒型ソケツト本体と、そのソケツト本体の下端部か
ら同芯連通状態に張り出して、螺旋杭の頭部を完全に受
け入れ得る径大なカバー筒とから形作り、 そのカバー筒に受け入れた上記頭部を空転しないように
拘束するチヤツキング溝を、上記ソケツト本体とカバー
筒との上下相互間に介在させた仕切壁によって、底面視
の一文字型に区成すると共に、 上記接地スタンドによって打込み機自身を地面に据え置
いた時、そのドライバーソケツトのカバー筒と地面との
上下相互間に、螺旋杭における首部の長さとほぼ等しい
地上高さを保つように関係設定したことを特徴とするも
のである。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を詳述
すると、その螺旋杭打込み機の全体を表わした第1〜4
図において、(A)は小型軽量な空冷式の高速エンジ
ン、(10)はそのエンジン(A)を搭載固定した据付架
台であり、これから下向き一体的に派出する左右一対の
接地スタンド(11)によって、地面(G)へ安定良く据
え置けるようになっている。(12)はエンジン(A)を
安全に囲むべく、その据付架台(10)からやはり一体的
に派出された金属パイプ材の枠フレームであって、正面
視のほぼ倒立U字型に屈曲された手提げアーチ(13)
と、平面視のほぼ倒立ハツト型に屈曲された操作ハンド
ル(14)との結合体から成っている。
その手提げアーチ(13)は据付架台(10)の左右両端部
から起立しつつ、エンジン(A)の上面中央部を横断し
ており、その横断するバー部分(13a)を握り持って、
打込み機自身を手提げ移動させることができる。他方、
操作ハンドル(14)は正面から見た時、手提げアーチ
(13)の中途高さに位置しつつ、エンジン(A)の後面
を水平に横断しており、その横断するバー部分(14a)
がエンジン(A)に対する身体の接触を防止しているほ
か、その据付架台(10)から横方向へ張り出す両端部に
は、左右一対のグリツプ(15)が嵌着一体化されてい
る。そのハンドルグリツプ(15)を両手で握り持ちつ
つ、作業を行なえるようになっているわけである。
その場合、操作ハンドル(14)の右側端部は後方に向か
って、滑らかな円弧状に曲げ返えされており、ここには
エンジン(A)のスロツトルレバー(16)が、バンド金
具(17)によって取付けられている。又、同じく操作ハ
ンドル(14)の左側端部は所謂直管形態を呈しており、
ここにはエンジン(A)の停止ボタン(18)が設置され
ている。
つまり、第2図の平面図から明白なように、操作ハンド
ル(14)の左側端部と右側端部は、ほぼ直角な一定角度
(γ)を保って交叉する関係状態にあり、これによって
グリツプ(15)を両手で握り持ちつつ、打込み機自身の
振れ動きなく安定裡に作業を行なえるようになってい
る。尚、(19)はエンジン(A)のリコイルスタータ
ー、(20)は同じく燃料タンク、(21)はエヤークリー
ナーを示している。
(22)は上記据付架台(10)の中央部へ言わば吊り下げ
状態として、複数のボルトなどにより固定一体化された
トランスミツシヨンケースであって、エンジン(A)の
直下位置に臨んでおり、そのミツシヨンケース(22)の
偏心個所から上向きに張り出す受皿部(22a)と、これ
に対応してエンジン(A)側から下方へ張り出す椀部
(22b)との嵌合一体化によって、その相互間にはクラ
ツチケース(23)が区成されている。
(B)はそのクラツチケース(23)内に封入設置された
遠心クラツチ機構であり、エンジン(A)の回転力が高
速化して、第5、6図のような引張りコイルバネ(24)
の設定張力に打ち勝つや否や、そのクラツチライニング
(25)の遠心摩擦力によって伝動作用を果すようになっ
ている。そして、茲にエンジン(A)の回転動力は後述
のトランスミツシヨン機構へ、遠心クラツチ機構(B)
を介して断続的に伝達されるようになっているため、そ
の断続制御する別個な操作レバーを設置する必要がな
く、上記スロツトルレバー(16)を軽快に片手操作すれ
ば足りるのである。
(26)はミツシヨンケース(22)から実質上打込み機自
身の全体的な重心線(Y−Y)に沿う垂下状態として導
出された作業軸であり、これにエンジン(A)の回転動
力を減速しつつ伝達する減速ギヤ機構(C)と、その作
業軸(26)を正逆回転させるべき回転方向の切替え機構
(D)とから成るトランスミツシヨン機構(E)が、上
記ミツシヨンケース(22)に内蔵されている。
即ち、そのトランスミツシヨン機構(E)を抽出した第
5図並びに第7〜10図において、(27)は作業軸(26)
との同一垂直線(重心線Y−Y)上に位置しつつ、その
作業軸(26)の上段へ言わば積層状態に配設された減速
ギヤ軸、(28)(29)はその減速ギヤ軸(27)を中央と
して挟む両隣り位置へ、平行に垂設された入力ギヤ軸と
迂回伝動ギヤ軸であり、その入力ギヤ軸(28)が上記ク
ラツチケース(23)内へ臨む上端部には、遠心クラツチ
機構(B)のクラツチライニング(25)と断接作用する
伝動ドラム(30)が組付け一体化されている。そして、
入力ギヤ軸(28)の円周面に刻設された径小な第1ピニ
オンギヤ(31)と、減速ギヤ軸(27)から径大に張り出
す第1減速ギヤ(32)とが噛合されている。
(33)はその減速ギヤ軸(27)の円周面に刻成された径
小な第2ピニオンギヤであり、これは迂回伝動ギヤ軸
(29)から径大に張り出す第2減速ギヤ(34)との噛合
状態に保たれている。つまり、減速ギヤ軸(27)の第1
減速ギヤ(32)や迂回伝動ギヤ軸(29)の第2減速ギヤ
(34)などによって、上記減速ギヤ機構(C)が形作ら
れているわけである。
又、その迂回伝動ギヤ軸(29)が作業軸(26)のほぼ上
半部へ臨む個所には、径小な第3ピニオンギヤ(35)も
刻成されている。迂回伝動ギヤ軸(29)の上下両端部は
ミツシヨンケース(22)の上下両壁部へ、何れもニード
ルベアリング(36)(37)を介して軸受けされており、
これに対して減速ギヤ軸(27)の上端部はミツシヨンケ
ース(22)の上壁部へ、同じく下端部は作業軸(26)の
上端部へ、各々ニードルベアリング(38)(39)を介し
て、やはり遊転自在に支承されている。(40)は上記入
力ギヤ軸(28)をミツシヨンケース(22)の上壁部に支
持させるためのボールベアリングである。
上記作業軸(26)のほぼ下半部はミツシヨンケース(2
2)へ、複数のボールベアリング(41)を介して安定良
く軸受けされており、同じく作業軸(26)のほぼ上半部
には正転ギヤ(42)と逆転ギヤ(43)との上下一対が、
一定間隔をおいて何れも遊転自在に套嵌されている。
その上側の正転ギヤ(42)は、上記迂回伝動ギヤ軸(2
9)の第3ピニオンギヤ(35)と噛合しているに反し、
下側の逆転ギヤ(43)は第10図から明白なように、迂回
伝動ギヤ軸(29)と並列する状態に垂設された中間軸
(44)上のアイドルるギヤ(45)を介して、その迂回伝
動ギヤ軸(29)の第3ピニオンギヤ(35)と噛合する状
態にある。
(46)は正転ギヤ(42)と逆転ギヤ(43)との上下相互
間に位置しつつ、上記作業軸(26)へ一体回転可能にス
プライン嵌合された正逆回転方向切替え用の昇降スライ
ダーであり、その円周面にはシフトロツド(47)のアー
ム(48)を受け入れ係止する凹周溝(49)が形成されて
いる。
そのシフトロツド(47)は作業軸(26)と平行する垂立
状態として、ミツシヨンケース(22)の下壁部へ昇降自
在に挿通されており、その上端部からミツシヨンケース
(22)の外部へ導出された正逆回転方向の切替え操作レ
バー(50)によって、昇降スライドされるようになって
いる。(51)はその切替え操作レバー(50)の回動支点
部を示している。
(52)は上記昇降スライダー(46)の胴面へ貫通状態に
圧入一体化された正逆回転方向の切替えピンであり、切
替え操作レバー(50)による昇降スライダー(46)の昇
降動作に伴なって、上側の正転ギヤ(42)又は下側の逆
転ギヤ(43)の択一的に係合し、そ各ギヤ(42)(43)
を作業軸(26)との一体的に回転させることとなる。
つまり、正転並びに逆転の両ギヤ(42)(43)と、切替
えピン(52)を備えた昇降スライダー(46)などによっ
て、作業軸(26)の回転方向切替え機構(D)が形作ら
れているわけである。(53)(54)はそのために正転ギ
ヤ(42)と逆転ギヤ(43)との胴面に対応形成されたピ
ン受け入れ孔であり、図では何れもその胴面の貫通状態
に開口させているが、その非貫通状態に凹入形成しても
さしつかえない。(55)はボールベアリング(41)の止
め輪、(56)は同じくデイスタンスカラーである。
第7、9図のトランスミツシヨン機構(E)によれば、
昇降スライダー(46)の正逆回転方向切替えピン(52)
が、今上側の正転ギヤ(42)と係合する状態にあるた
め、エンジン(A)から遠心クラツチ機構(B)を介し
て、トランスミツシヨンケース(22)内へ導入された回
転動力は、その入力ギヤ軸(28)の第1ピニオンギヤ
(31)第1減速ギヤ(32)第2ピニオンギヤ(33)
第2減速ギヤ(34)第3ピニオンギヤ(35)正転
ギヤ(42)昇降スライダー(46)を経由して作業軸
(26)へ伝達され、茲にその作業軸(26)が正回転され
ることとなる。
そして、その第7、9図の正転状態から切替え操作レバ
ー(50)を回動操作して、上記昇降スライダー(46)の
切替えピン(52)を下側の逆転ギヤ(43)と係合させる
べく、第8、10図のようにその昇降スライダー(46)を
下降させた時には、上記迂回伝動ギヤ軸(29)の第3ピ
ニオンギヤ(35)まで伝達された回転動力が、引き続き
中間軸(44)のアイドルギヤ(45)逆転ギヤ(43)
昇降スライダー(46)を経由して、その言わば迂回的に
作業軸(26)へ伝達されることになるため、茲に作業軸
(26)は逆回転されるのであり、その正逆回転の何れに
あっても、作業軸(26)は上記の減速ギヤ機構(C)に
よって減速回転されることとなる。
上記作業軸(26)の下端部がミツシヨンケース(22)か
ら露出していることは、第5図から示唆される通りであ
るが、その下端部には螺旋杭(M)のドライバーソケツ
ト(57)が、作業軸(26)との一体回転可能に套嵌され
ている。
そのドライバーソケツト(57)は第11〜19図から明白な
ように、作業軸(26)へ着脱自在に套嵌される比較的径
小な鞘筒型ソケツト本体(58)と、そのソケツト本体
(58)の下端部から平行に垂下する扁平な仕切壁(59)
を介して、同芯連通状態に付属一体化された径大なカバ
ー筒(60)とから成り、そのソケツト本体(58)が貫通
ピン(61)によって、上記作業軸(26)へ一体回転し得
るように固定されることとなる。
又、カバー筒(60)は螺旋杭(M)のフツク状頭部(6
2)を挿脱自在として、その完全に受け入れ得る深さと
口径を有しており、これに受け入れられた螺旋杭(M)
の頭部(62)が、上記仕切壁(59)によって底面視の一
文字型に区成されたチヤツキング溝(S)内へ、安定良
く係合し、その空転しない拘束状態に保持されるように
なっている。上記作業軸(26)からの回転動力を螺旋杭
(M)へ、ロスなく伝達して、その螺旋杭(M)をすば
やく確実に回転させることができるようになっているわ
けである。
更に、上記仕切り壁(59)を介して、同芯状態に連通す
るソケツト本体(58)とカバー筒(60)との上下一対
は、その前者に比して後者が大きく張り出し形成されて
いる関係上、そのカバー筒(60)とソケツト本体(58)
との隣り合う相互間には、円周方向や上下方向に向かう
複数の空隙又は窓(a)(b)(c)(d)(e)
(f)が開口される結果となっている。
(63)は上記仕切壁(59)によって底面視の一文字型に
区成されたチヤツキング溝(S)を位置案内するガイド
マークであって、ソケツト本体(58)又はカバー筒(6
0)の円周面へ、向かい合う一対として張り出し形成さ
れたリブや、その円周面と異なる着色に付与されたカラ
ー表示などから成り、これを外部から目視することによ
って、螺旋杭(M)の頭部(62)がソケツト(57)のチ
ヤツキング凹溝(S)内に受け入れられる位置合わせ状
態を、外部から容易に検知することができるようになっ
ている。
更に、(64)は上記カバー筒(60)の下端開口縁部から
若干外向きに曲げ出し拡開されたスカートフランジであ
り、螺旋杭(M)の頭部(62)をソケツト(57)内へ受
け入れ係合しやすくすると共に、その一旦受け入れて螺
旋杭(M)を作業軸(26)により回転させた時には、そ
の回転遠心力を受けて螺旋杭(M)が地面(G)から浮
上しつつ、言わば水平姿勢に振れ廻る危険を予防するこ
とに働く。つまり、螺旋杭(M)のストレートな首部
(65)が第19図のように、一早くスカートフランジ(6
4)と衝当して、その螺旋部(66)が常に下向くよう
に、一定範囲の規制角度(θ)が与えられているのであ
る。
又、第5図から明白なように、作業軸(26)に取付けら
れたドライバーソケツト(57)の下端部は、上記接地ス
タンド(11)よりも短かく、その地面(G)への据え置
き時には、ソケツト(57)の下端部と地面(G)との相
互間に、一定の地上高さ(H)が確保されるようになっ
ている。その地上高さ(H)としては、螺旋杭(M)に
おける首部(65)の長さ(L)とほぼ等しく寸法化する
ことが好ましい。
蓋し、螺旋杭(M)の頭部(62)はソケツト(57)内に
受け入れられるため、接地スタンド(11)が地面(G)
へ接するまで、螺旋杭(M)を打込み進行させるなら
ば、その螺旋部(66)を地面(G)へ自づと一定深さに
埋没させることができることになるからである。
〈作用〉 上記のような打込み機を用いて、螺旋杭(M)を地面
(G)へ打込み作業するに当って、先づ第22図(I)の
ように螺旋杭(M)の螺旋部(66)を地面(G)へ突き
刺し、その仮りの垂立状態に固定する。次いで、同図
(II)のように打込み機の操作ハンドル(14)を両手で
握り持ち携帯しつつ、そのドライバーソケツト(57)の
内部へ螺旋杭(M)の頭部(62)を受け入れセツトす
る。
そして、このような準備を行なった後に、エンジン
(A)のスロツトルレバー(16)を操作して、作業軸
(26)を正回転させるのである。
そうすれば、ソケツト(57)の回転当初にそのチヤツキ
ング凹溝(S)が、第17、18図から明白なように、自づ
と螺旋杭(M)の頭部(62)を受け入れ係合させること
になり、従ってそのような拘束状態のもとで、スロツト
ルレバー(16)の片手操作によりエンジン(A)の回転
速度を上げ乍ら、打込み機を地面(G)に向かって同図
(III)のように、押し下げ進行させれば、螺旋杭
(M)の螺旋部(66)が数秒の瞬間的に地面(G)へ埋
没し、遂に第22図(IV)のような螺旋杭(M)の打込み
完了状態を得られる結果となる。
その場合、上記したようなソケツト(57)の地上高さ
(H)を、接地スタンド(11)との相関々係上、螺旋杭
(M)における首部(65)の長さ(L)とほぼ等しく設
定しておくならば、接地スタンド(11)を地面(G)へ
接するまで押し下げ進行させるや否や、螺旋杭(M)は
常に一定深さだけ打込まれることとなり、その打込み状
態の均一化に有益であると言える。
又、上記打込み作業中に螺旋杭(M)が地中の障害物な
どに衝当することを回避したり、或いはハウス解体や移
設の要求に応じて、その打込み場所を変更する時には、
打込み機の正逆回転方向切替え操作レバー(50)を手動
操作した上、上記第22図(III)の状態から作業軸(2
6)によりソケツト(57)を逆回転させて、同図(II)
の状態へ復帰する如くに、打込み機を地面(G)から引
き上げれば良い。このような作業によってやはり瞬間的
に螺旋杭(M)を地面(G)から引抜くことができる。
その引抜き作業の終り頃には螺旋杭(M)が地面(G)
から浮上し、回転遠心力を受けて水平姿勢に振り廻され
ようとする処、上記のようにソケツト(57)の下端部に
はスカートフランジ(64)が設けられているため、その
振り廻される危険がなく、エンジン(A)の停止される
に至るや、螺旋杭(M)の頭部(62)が自づとソケツト
(57)から自重落下することになる。従って、ソケツト
(57)から螺旋杭(M)を人為的に抜き出し操作する必
要はない。
更に、ソケツト(57)の内部に付着・堆積した土塊やそ
の他の異物は、そのソケツト本体(58)とカバー筒(6
0)との相互間に開口する窓(a)〜(f)から、これ
を容易・完全に排除することもできるのである。その窓
(a)〜(f)へありふれた棒材を差し入れることによ
り、上記異物を掻き落し作業できるからである。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案では小型エンジン(A)の据付架
台(10)と、 その据付架台(10)からエンジン(A)を囲む如く、一
体的に派出された手持ち可能な枠フレーム(12)と、 同じく据付架台(10)から下向き一体的に派出された接
地スタンド(11)と、 上記エンジン(A)の直下位置に臨む如く、その据付架
台(10)の中央部に固定設置されたトランスミツシヨン
ケース(22)と、 そのミツシヨンケース(22)から打込み機自身の重心線
(Y−Y)に実質上沿う垂下状態として導出された作業
軸(26)と、 上記エンジン(A)の回転動力を減速して作業軸(26)
へ伝達すると共に、その作業軸(26)を正逆方向に回転
させるべく、上記ミツシヨンケース(22)に内蔵された
トランスミツシヨン機構(E)と、 そのミツシヨン機構(E)と上記エンジン(A)との伝
動経路に封入介在された遠心クラツチ機構(B)と、 上記作業軸(26)の下端部へ一体回転するように取付け
られた螺旋杭用ドライバーソケツト(57)とを備え、 そのソケツト(57)内へ螺旋杭(M)の頭部(62)を挿
脱自在に受け入れ、その螺旋杭(M)の螺旋部(66)を
地面(G)に対して打込み又は引き抜くべく、回転駆動
する可搬式の螺旋杭打込み機であって、 上記ドライバーソケツト(57)を作業軸(26)へ着脱自
在に套嵌される鞘筒型ソケツト本体(58)と、そのソケ
ツト本体(58)の下端部から同芯連通状態に張り出し
て、螺旋杭(M)の頭部(62)を完全に受け入れ得る径
大なカバー筒(60)とから形作り、 そのカバー筒(60)に受け入れた上記頭部(62)を空転
しないように拘束するチヤツキング溝(S)を、上記ソ
ケツト本体(58)とカバー筒(60)との上下相互間に介
在させた仕切壁(59)によって、底面視の一文字型に区
成すると共に、 上記接地スタンド(11)によって打込み機自身を地面
(G)に据え置いた時、そのドライバーソケツト(57)
のカバー筒(60)と地面(G)と上下相互間に、螺旋杭
(M)における首部(65)の長さ(L)とほぼ等しい地
上高さ(H)を保つように関係設定してあるため、冒頭
に述べた従来技術の課題を確実に解決でき、その螺旋杭
(M)を地面(G)に対して、極めて能率良く軽快に打
込み又は引抜き作業し得る効果がある。
即ち、本考案の上記構成によれば、螺旋杭(M)のドラ
イバーソケツト(57)が作業軸(26)へ着脱自在に套嵌
されるソケツト本体(58)と、その下端部から同芯連通
状態に張り出して、螺旋杭(M)の頭部(62)を完全に
受け入れる径大なカバー筒(60)とから成り、そのソケ
ツト本体(58)とカバー筒(60)との上下相互間に介在
する仕切壁(59)によって、上記カバー筒(60)に受け
入れた螺旋杭(M)の頭部(62)を空転しないように拘
束するチヤツキング溝(S)が、底面視の一文字型に区
成されているため、上記ソケツト(57)を螺旋杭(M)
の頭部(62)へ被冠状態にセツトする第22図(II)の作
業当初において、その螺旋杭(M)が不慮に空転する如
く、ソケツト(57)から離脱してしまうおそれがない。
上記螺旋杭(M)の受け入れ状態では第17、18図から明
白なように、その頭部(62)がカバー筒(60)によって
完全に包囲され、しかもチヤツキング溝(S)と係合す
る結果、作業軸(26)からの伝動ロスなく、螺旋杭
(M)を確実に安定良く回転させることができ、これを
地面(G)にすばやく打込み作業し得るのである。
又、エンジン(A)の据付架台(10)から下向き一体的
に接地スタンド(11)が派出されており、そのスタンド
(11)によって打込み機を地面(G)へ据え置いた時、
上記ドライバーソケツト(57)におけるカバー筒(60)
と、地面(G)との上下相互間には、螺旋杭(M)にお
ける首部(65)の長さ(L)とほぼ等しい地上高さ
(H)が確保されるようになっている構成のため、打込
み機を第22図(II)から(III)のように、そのスタン
ド(11)が地面(G)と接するまで押し下げれば、上記
螺旋杭(M)を地面(G)へ自づと一定深さに打込むこ
とができ、その常時均一な打込み完了状態を得られる効
果があり、上記のように作業軸(26)の回転当初に、螺
旋杭(M)を不慮に転倒させてしまうおそれがないこと
とも相俟って、非常に使いやすい打込み機を提供できる
わけである。
更に、エンジン据付架台(10)の中央部には、そのエン
ジン(A)の直下位置へ臨むように、トランスミツシヨ
ン機構(E)を内蔵したトランスミツシヨンケース(2
2)が固定設置されており、そのミツシヨンケース(2
2)から打込み機自身のほぼ重心線(Y−Y)に沿う垂
下状態として、作業軸(26)が導出されていると共に、
その作業軸(26)の下端部にドライバーソケツト(57)
が取付けられているため、上記打込み又は引抜きの作業
を打込み機自身の好適な重量バランスの把持状態におい
て行なえ、このことは螺旋杭(M)を正しく垂立状態に
打ち込むこととの関係上、頗る効果的であって、安定良
く携帯し得ることとなる意味からも、合理的な設計であ
ると言える。
又、エンジン(A)とトランスミツシヨン機構(E)と
の伝動経路には、遠心クラツチ機構(B)が封入介在さ
れており、これによってエンジン(A)の回転動力を断
続させるようになっているため、上記ハンドルグリツプ
(15)を把持した両手の一方で、スロツトルレバー(1
6)を操作すれば足り、別個なクラツチ操作レバーを要
しない意味からも、使用上の利便性に役立つ。
特に、請求項2の構成を採用するならば、その枠フレー
ム(12)によってエンジン(A)を安全に防護できるば
かりでなく、例えばエンジン(A)の回転反力などによ
り、打込み機自身が作業中に振れ動くことを効果的に抑
制でき、人間工学上も常に安楽な作業姿勢を保てること
になる。
更に、請求項3の構成を採用するならば、外部からのレ
バー操作により、作業軸(26)の回転方向を正逆に切替
えて、螺旋杭(M)の打込み作業と引抜き作業を便利良
く行なえる効果があり、操作性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案に係る螺旋杭打込み機の全体を示す
正面図、平面図、左側面図並びに右側面図、第5図はそ
の据付架台に対するクラツチケースとトランスミツシヨ
ンケースの設置状態を示す部分拡大断面図、第6図は遠
心クラツチ機構の概観平面図、第7、8図は作業軸の正
転状態と逆転状態を各々示す断面図、第9図は第7図の
9−9線断面図、第10図は第8図の10−10線断面図、第
11〜13図はドライバーソケツトを抽出して示す平面図、
正面図並びに側面図、第14、15図は第11図の14−14線と
15−15線に沿う各断面図、第16図は第12図の16−16線断
面図、第17図はドライバーソケツトに対する螺旋杭の受
け入れ係合状態を示す正面断面図、第18図は第17図の18
−18線断面図、第19図は第18図に対応する螺旋杭の振れ
止め規制状態を示す側断面図、第20、21図は螺旋杭を抽
出して示す側面図と拡大平面図、第22図(I)〜(IV)
は螺旋杭の打込み作業過程を示す説明図、第23図は園芸
用パイプハウスの枠組み設置状態を示す概略斜面図であ
る。 (10)…据付架台 (11)…接地スタンド (12)…枠フレーム (13)…手提げアーチ (14)…操作ハンドル (15)…グリツプ (22)…トランスミツシヨンケース (26)…作業軸 (50)…切替え操作レバー (57)…ドライバーソケツト (62)…頭部 (65)…首部 (66)…螺旋部 (A)…エンジン (B)…遠心クラツチ機構 (C)…減速ギヤ機構 (D)…回転方向切替え機構 (E)…トランスミツシヨン機構 (H)…地上高さ (L)…長さ (M)…螺旋杭

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型エンジン(A)の据付架台(10)と、 その据付架台(10)からエンジン(A)を囲む如く、一
    体的に派出された手持ち可能な枠フレーム(12)と、 同じく据付架台(10)から下向き一体的に派出された接
    地スタンド(11)と、 上記エンジン(A)の直下位置に臨む如く、その据付架
    台(10)の中央部に固定設置されたトランスミツシヨン
    ケース(22)と、 そのミツシヨンケース(22)から打込み機自身の重心線
    (Y−Y)に実質上沿う垂下状態として導出された作業
    軸(26)と、 上記エンジン(A)の回転動力を減速して作業軸(26)
    へ伝達すると共に、その作業軸(26)を正逆方向に回転
    させるべく、上記ミツシヨンケース(22)に内蔵された
    トランスミツシヨン機構(E)と、 そのミツシヨン機構(E)と上記エンジン(A)との伝
    動経路に封入介在された遠心クラツチ機構(B)と、 上記作業軸(26)の下端部へ一体回転するように取付け
    られた螺旋杭用ドライバーソケツト(57)とを備え、 そのソケツト(57)内へ螺旋杭(M)の頭部(62)を挿
    脱自在に受け入れ、その螺旋杭(M)の螺旋部(66)を
    地面(G)に対して打込み又は引き抜くべく、回転駆動
    する可搬式の螺旋杭打込み機であって、 上記ドライバーソケツト(57)を作業軸(26)へ着脱自
    在に套嵌される鞘筒型ソケツト本体(58)と、そのソケ
    ツト本体(58)の下端部から同芯連通状態に張り出し
    て、螺旋杭(M)の頭部(62)を完全に受け入れ得る径
    大なカバー筒(60)とから形作り、 そのカバー筒(60)に受け入れた上記頭部(62)を空転
    しないように拘束するチヤツキング溝(S)を、上記ソ
    ケツト本体(58)とカバー筒(60)との上下相互間に介
    在させた仕切壁(59)によって、底面視の一文字型に区
    成すると共に、 上記接地スタンド(11)によって打込み機自身を地面
    (G)に据え置いた時、そのドライバーソケツト(57)
    のカバー筒(60)と地面(G)との上下相互間に、螺旋
    杭(M)における首部(65)の長さ(L)とほぼ等しい
    地上高さ(H)を保つように関係設定したことを特徴と
    する可搬式の螺旋杭打込み機。
  2. 【請求項2】枠フレーム(12)を据付架台(10)から垂
    立しつつ、エンジン(A)の上面を横断する正面視のほ
    ぼ倒立U字型に屈曲された手提げアーチ(13)と、 そのアーチ(13)の中途高さに位置しつつ、エンジン
    (A)の後面を水平に横断する平面視のほぼ倒立ハツト
    型として屈曲された操作ハンドル(14)とから結合一体
    化し、 そのハンドル(14)における据付架台(10)から張り出
    す両端部を、平面視のほぼ直交する関係状態に保つと共
    に、その両端部にグリツプ(15)を各々嵌着したことを
    特徴とする請求項1記載の可搬式の螺旋杭打込み機。
  3. 【請求項3】作業軸(26)を正逆方向に回転させるべき
    切替え操作レバー(50)を、トランスミツシヨン機構
    (E)からトランスミツシヨンケース(22)の外部へ導
    出させたことを特徴とする請求項1記載の可搬式の螺旋
    杭打込み機。
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JP6304549B2 (ja) * 2014-10-14 2018-04-04 株式会社フジワラ 二人式エンジン杭打ち機を用いた杭打ち方法及び杭打ち機
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