JPH0762744A - 建物ユニットおよびユニット式建物 - Google Patents

建物ユニットおよびユニット式建物

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JPH0762744A
JPH0762744A JP5211548A JP21154893A JPH0762744A JP H0762744 A JPH0762744 A JP H0762744A JP 5211548 A JP5211548 A JP 5211548A JP 21154893 A JP21154893 A JP 21154893A JP H0762744 A JPH0762744 A JP H0762744A
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Nariyasu Murata
成康 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の有効利用を図ることが可能となる建物
ユニットおよびユニット式建物を提供する。 【構成】 低天井面部16B のある洗面室15と、この洗面
室15の上方にある収納スペース19とを有する第1ユニッ
ト10の上に、高床面部26B のある浴室25と、この浴室25
の下方にある収納スペース29とを有する第2ユニット20
を設置して、ユニット式建物30を建てる。各ユニット1
0,20の各収納スペース19,29は対向しており、ユニッ
ト式建物30は、両スペース19,29により形成される一つ
の大きな収納スペース32を有している。室内高さが居室
13等より低くても、洗面室15等の使用上は何ら問題はな
く、収納スペース32を使用できるので、室内の有効利用
が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物ユニットおよびこの
建物ユニットを複数個組合わせて建てるユニット式建物
に関する。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、予め工場で生産された
建物ユニット等を建設現場に搬入し、その建設現場でそ
れらを組合わせて建てられている。ここで、一般的な箱
型の建物ユニット1は、図5に示すように、四隅に立設
される4本の柱2と、これらの柱2の上端間同士および
下端間同士を結合する各4本の天井梁3,床梁4を有す
る骨組み5を備えている。天井梁3には天井小梁6が架
けわたされてこれらにより天井パネル7が、また、床梁
4には床根太8が架けわたされてこれらにより床パネル
9がそれぞれ構成されている。建物ユニット1は、この
ような骨組み5の天井パネル7の下面に天井材を取付
け、床パネル9の上面に床材を取付け、その他、骨組み
5に外壁および内壁等を取付けて形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
建物ユニット1において、室内高さは所定の高さに規格
化されている。しかし、例えば、居室等では生活しやす
いような室内高さを必要とするが、例えば、洗面室や浴
室等での天井の高さは居室等より低くても使用上はさほ
ど問題ではない。一方、押入れ等の収納部を設ける場
合、居室等では部屋の側面に設けてある。これに対し
て、洗面室や浴室等では収納物も少ないため特に収納部
を設けておらず、洗面具等は洗面室や浴室等の片隅に置
いているのが現状であるが、洗面室や浴室等で使用する
小物類の予備品等を収納する何らかの収納部が設けられ
ていれば何かと便利である。しかし、洗面室や浴室等に
居室等のように部屋の側面に収納部を設ければ、その
分、室内が狭くなり、利用しずらくなるという問題が生
じ、室内の有効利用を図ることが困難になる。
【0004】ここに、本発明の目的は、室内の有効利用
を図ることが可能になる建物ユニットおよびユニット式
建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで第1の発明に係る
建物ユニットは、ユニット式建物を構成する建物ユニッ
トにおいて、天井面の一部が他の部分より低く形成さ
れ、かつ、低くなった部分の上方が収納スペースとされ
ていることを特徴としたものである。
【0006】また、第2の発明に係る建物ユニットは、
ユニット式建物を構成する建物ユニットにおいて、床面
の一部が他の部分より高く形成され、かつ、高くなった
部分の下方が収納スペースとされていることを特徴とし
たものである。
【0007】さらに、第3の発明に係るユニット式建物
は、複数の建物ユニットからなるユニット式建物を、天
井面の一部が他の部分より低く形成され、かつ、低くな
った部分の上方が収納スペースとされた第1の建物ユニ
ットと、床面の一部が他の部分より高く形成され、か
つ、高くなった部分の下方が収納スペースとされた第2
の建物ユニットとを、各収納スペースを対向させて上下
に組合わせたことを特徴としたものである。
【0008】この第3の発明に係るユニット式建物にお
いて、前記第1および第2の建物ユニットのそれぞれの
収納スペースで形成された空間内に物品収納用の収納ユ
ニットを配置してもよい。
【0009】
【作用】このような第1の発明では、天井面の一部が他
の部分より低く形成され、かつ、低くなった部分の上方
が収納スペースとされている建物ユニットが形成され
る。そのため、建物ユニット内に、天井高さが居室等よ
り低くても使用上問題のない部屋の上部に収納スペース
を設けることができ、室内に収納スペースを設けなくて
もよいので、室内空間の有効利用が可能とされる。
【0010】また、第2の発明では、床面の一部が他の
部分より高く形成され、かつ、高くなった部分の下方が
収納スペースとされている建物ユニットが形成される。
そのため、建物ユニット内に、床面高さが居室等の床面
高さより高くても使用上問題のない部屋の下部に収納ス
ペースを設けることができ、室内に収納スペースを設け
なくてもよいので、室内空間の有効利用が可能とされ
る。
【0011】さらに、第3の発明では、天井面の一部が
他の部分より低く形成され、かつ、低くなった部分の上
方が収納スペースとされた第1の建物ユニットと、床面
の一部が他の部分より高く形成され、かつ、高くなった
部分の下方が収納スペースとされた第2の建物ユニット
とを、各収納スペースを対向させて上下に組合わせてユ
ニット式建物を形成したので、それぞれの収納スペース
が合体して大きな収納スペースが形成され、これを2つ
の建物ユニットで共通で利用することが可能となり、ま
た、ユニット式建物における室内空間の有効利用が可能
となる。
【0012】また、このユニット式建物において、前記
第1および第2の建物ユニットのそれぞれの収納スペー
スで形成された空間内に物品収納用の収納ユニットを配
置してあれば、物品収納上、良好な収納室を得られる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、第1建物ユニット(以下、第1ユニッ
トという)10が示されている。この図において、前述し
た一般的な建物ユニット1と同一部材には同一符号を付
すとともに、その説明は省略または簡略化する。
【0014】第1ユニット10は、天井面の一部が他の部
分より低く形成され、かつ、低くなった部分の上方が収
納スペースとされている。すなわち、図1において、ド
ア11を備えた間仕切り壁12で仕切られた左側は、例えば
居室13、右側は、例えば洗面ユニット14等を備えた洗面
室15とされており、洗面室15の天井面が居室13の天井面
より低く形成されている。つまり、この第1ユニット10
の天井面16は、居室13の高天井面部16A と洗面室15の低
天井面部16B との段違いに形成されていることになる。
【0015】洗面室15の低天井面部16B は、第1ユニッ
ト10の天井梁3から所定寸法下方に設けられ、洗面室15
用の天井梁17および天井小梁17A で形成された天井パネ
ル18に、所定の防水性の天井材等を貼付けて形成されて
いる。従って、この洗面室15の天井裏には所定寸法を有
し、かつ、上方が開放されたスペース19が形成されてお
り、このスペース19は物品収納用の収納スペースとされ
ている。この場合、低天井面部16B に物品の出し入れ口
16C が形成されるとともに、この出し入れ口16C には図
示しない防水性の蓋等が取付けられている。
【0016】このような第1ユニット10は、工場で、間
仕切り壁12を取付け、一方の部屋を居室13、他方の部屋
を洗面室15として生産する。この際、居室13の天井面を
高天井面部16A とし、洗面室15の天井面を低天井面部16
B とする。また、この第1ユニット10は、例えば下階建
物ユニットとして使用され、建設現場では、他の建物ユ
ニットと組合わせてユニット式建物を形成する。
【0017】このような本実施例によれば、洗面室15の
天井面は低天井面部16B とされているが、洗面室15の使
用上は何ら問題はなく、一方、低天井面部16B の上方が
収納スペース19となっており、そこには物品を収納で
き、このため、洗面室15の内部に収納部を設ける必要が
ないため、洗面室15の室内空間を有効に利用できるとい
う効果がある。
【0018】図2には、第2建物ユニット(以下、第2
ユニットという)20が示されている。この図において
も、前述した一般的な建物ユニット1および前記第1ユ
ニット10と同一部材には同一符号を付すとともに、その
説明は省略または簡略化する。
【0019】この第2ユニット20は、床面の一部が他の
部分より高く形成され、かつ、高くなった部分の下方が
収納スペースとされている。すなわち、図2において、
ドア21を備えた間仕切り壁22で仕切られた左側は、例え
ば居室23、右側は、例えばバスユニット24等を備えた浴
室25とされており、この浴室25の床面が居室23の床面よ
り高く形成されている。つまり、この第2ユニット20の
床面26は、居室23の低床面部26A と浴室25の高床面部26
B との段違いに形成されていることになる。
【0020】浴室25の高床面部26B は、第2ユニット20
の床梁4から所定寸法上方に設けられ、浴室25用の床梁
27等で形成された床パネル28に、所定の防水性の床材等
を貼付けて形成されている。従って、この浴室25の床下
には所定寸法を有し、かつ、下方が開放されたスペース
29が形成されており、このスペース29は物品収納用の収
納スペースとされている。この場合、高床面部26B に物
品の出し入れ口26C が形成されるとともに、この出し入
れ口26C には図示しない防水性の蓋等が取付けられてい
る。
【0021】このような第2ユニット20は、工場で、間
仕切り壁22を取付け、一方の部屋を居室23、他方の部屋
を浴室25として生産する。この際、居室25の床面を低床
面部26A とし、浴室25の床面を高床面部26B とする。ま
た、この第2ユニット20は、例えば上階建物ユニットと
して使用され、建設現場では、他の建物ユニットと組合
わせてユニット式建物を形成する。
【0022】このような本実施例によれば、浴室25の床
面は高床面部26B とされているが、浴室25の使用上問題
はなく、一方、高床面部26B の下方が収納スペース29と
なっており、そこには物品を収納でき、このため、浴室
25の内部に収納部を設ける必要がないため、浴室25の室
内空間を有効に利用できるという効果がある。
【0023】図3には、ユニット式建物30が示されてい
る。このユニット式建物30は、前記第1,2ユニット1
0,20を上下に組み合わせて建てられている。すなわ
ち、高天井面部16A のある居室13と、低天井面部16B の
ある洗面室15と、この洗面室15の上方にある収納スペー
ス19とを有する第1ユニット10が、基礎31の上に据付け
られており、この第1ユニット10の上には、高床面部26
B のある浴室25と、この浴室25の下方にある収納スペー
ス29と、低床面部26A のある居室23とを有する第2ユニ
ット20が設置されている。この際、それぞれのユニット
10,20の各収納スペース19,29は上下に対向しており、
ユニット式建物30は、第1,2ユニット10,20の間に両
スペース19,29が合体して形成される所定の大きさの収
納スペース32を有することになる。
【0024】図4には、収納ユニット40が示されてお
り、この収納ユニット40は略直方体状に形成され、ユニ
ット式建物30の前記収納スペース32内に収容可能となっ
ている。そして、収納ユニット40の上下の面部には、そ
れぞれ物品の出し入れ口40A ,40B が形成されており、
出し入れ口40A は前記第2ユニット20の床に形成された
出し入れ口26C に、出し入れ口40B は前記第1ユニット
10の天井に形成された出し入れ口16C にそれぞれ対応し
ている。なお、この収納ユニット40と前記各出し入れ口
40A ,40B との間の接続は防水構造とされている。
【0025】このようなユニット式建物30を建てるに
は、各建物ユニット10,20および、収納ユニット40等を
工場で生産し、それらを建設現場に搬入する。そして、
現場で各ユニット10,20,40等を組合わせる。その際、
まず、第1ユニット10を基礎31に据付け、次いで、この
第1ユニット10の収納スペース19内に、第1ユニット10
の天井に設けられた出し入れ口16C に出し入れ口40B を
合わせて収納ユニット40を設置する。その後、第2ユニ
ット20を、その床の出し入れ口26C を収納ユニット40の
出し入れ口40A に合わせながら、収納スペース29で収納
ユニット40を被って第1ユニット10の上に載せ、両者を
接合してユニット式建物30を建てる。
【0026】このような本実施例によれば、第1,2ユ
ニット10,20を、それぞれの収納スペース19,29を対向
させて組合わせたので、両スペース19,29が合体して大
きなスペース32が形成される。そのため、このスペース
32を両ユニット10,20に共通する収納スペースとして使
用できる。また、スペース32には収納ユニット40を配置
したので、スペース32を良好な収納室とすることができ
る。
【0027】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
第1実施例では、第1ユニット10に低天井面部16B の洗
面室15およびその上方の収納スペース19を設け、前記第
2実施例では、第2ユニット20に高床面部26B の浴室25
およびその下方の収納スペース26を設けてあるが、本発
明は、要するに、第1ユニット10側には低天井面部の上
方に、第2ユニット20側には高床面部の下方に、それぞ
れ収納スペース19,29が設けられていればよく、第1ユ
ニット10の低天井面部26B のある部屋を浴室とし、第2
ユニット20の高床面部26B のある部屋を洗面室としても
よい。また、必ずしも浴室や洗面室でなくてもよい。
【0028】さらに、前記実施例では、洗面室15のある
第1ユニット10を下階建物ユニットとし、浴室25のある
第2ユニット20を上階建物ユニットとしたが、これに限
らず、前述したように、第1ユニット10に低天井面部26
B のある浴室やその他の部屋を設け、第2ユニット20に
高床面部26B のある洗面室やその他の部屋を設け、これ
らを組合わせてもよい。
【0029】また、前記実施例では、収納ユニット40は
略直方体に形成されているが、この形状に限定されず、
内部を例えば上下2段に区分けしてもよい。このように
すれば、収納ユニットを上階および下階建物ユニット用
のそれぞれ専用のものとすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、第1の発明の建
物ユニットによれば、低く形成された天井面の上方を収
納スペースとすることができ、室内に収納部を設ける必
要がないため、室内の有効利用を図れるという効果があ
る。また、第2の発明の建物ユニットによれば、高く形
成された床面の下方を収納スペースとすることができ、
同じく室内に収納部を設ける必要がないため、室内の有
効利用を図れるという効果がある。さらに、第3の発明
のユニット式建物によれば、低く形成された天井面の上
方が収納スペースとされた建物ユニットと、高く形成さ
れた床面の下方が収納スペースとされた建物ユニットと
を各収納スペースを対向させて上下に組合わせたので、
各収納スペースで一つの大きな収納スペースを形成で
き、その収納スペースを両建物ユニットで使用できるの
で、これらの建物ユニット内の室内の有効利用を図れる
という効果がある。また、この大きな収納スペースに収
納ユニットを配置したので、良好な収納室を得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】低天井面部の上方が収納スペースとなった建物
ユニットを示す全体斜視図である。
【図2】高床面部の下方が収納スペースとなった建物ユ
ニットを示す全体斜視図である。
【図3】図1,図2の建物ユニットからなるユニット式
建物を示す全体側断面図である。
【図4】図3のユニット式建物に使用する収納ユニット
を示す全体斜視図である。
【図5】一般的な建物ユニットの骨組みを示す全体斜視
図である。
【符号の説明】
1 一般的な建物ユニット 10 第1ユニット(第1建物ユニット) 13 居室 15 洗面室 16 天井面 16A 高天井面部 16B 低天井面部 19 収納スペース 20 第2ユニット(第2建物ユニット) 23 居室 25 浴室 26 床面 26A 低床面部 26B 高床面部 29 収納スペース 30 ユニット式建物 32 収納スペース 40 収納ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 9/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
    において、天井面の一部が他の部分より低く形成され、
    かつ、低くなった部分の上方が収納スペースとされてい
    ることを特徴とする建物ユニット。
  2. 【請求項2】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
    において、床面の一部が他の部分より高く形成され、か
    つ、高くなった部分の下方が収納スペースとされたこと
    を特徴とする建物ユニット。
  3. 【請求項3】 天井面の一部が他の部分より低く形成さ
    れ、かつ、低くなった部分の上方が収納スペースとされ
    た第1の建物ユニットと、床面の一部が他の部分より高
    く形成され、かつ、高くなった部分の下方が収納スペー
    スとされた第2の建物ユニットとを、前記各収納スペー
    スを対向させて上下に組合わせたことを特徴とするユニ
    ット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のユニット式建物におい
    て、前記第1および第2の建物ユニットのそれぞれの収
    納スペースで形成された空間内に物品収納用の収納ユニ
    ットが配置されていることを特徴とするユニット式建
    物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008196265A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Misawa Homes Co Ltd 建物

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