JPH0763281B2 - 配電線用樹木伐採装置 - Google Patents
配電線用樹木伐採装置Info
- Publication number
- JPH0763281B2 JPH0763281B2 JP24741288A JP24741288A JPH0763281B2 JP H0763281 B2 JPH0763281 B2 JP H0763281B2 JP 24741288 A JP24741288 A JP 24741288A JP 24741288 A JP24741288 A JP 24741288A JP H0763281 B2 JPH0763281 B2 JP H0763281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution line
- chain saw
- chainsaw
- arm
- tree felling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、配電線用樹木伐採装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 山間部へ設置された配電線の場合、配電線周辺の樹木の
枝葉の伐採を行なう必要がある。これは、枝葉が配電線
に接触してこれの被覆を破損し、停電故障が発生する場
合があるからである。このための伐採作業は、作業者が
チェーンソーなどを用いて行なっている。
枝葉の伐採を行なう必要がある。これは、枝葉が配電線
に接触してこれの被覆を破損し、停電故障が発生する場
合があるからである。このための伐採作業は、作業者が
チェーンソーなどを用いて行なっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、山間部における伐採場所によっては地形上作業
場所まで行くこと自体が困難な場合がある。また作業が
可能な場所であっても、高所において手を使った作業と
なるため、非能率な作業となっている。このような問題
を解決するために、本出願人は配電線に沿って自走可能
な配電線用樹木伐採装置を提案した(特願昭62−242749
号(特開平1−87201号)参照)。この配電線用樹木伐
採装置は、配電線に支持された状態でこれに沿って自走
可能な走行機構と、走行機構と連結される又はこれと一
体の伐採機構とを有している。伐採機構は、アームの先
端に支持されたチェーンソーと、チェーンソー駆動用エ
ンジンとを有している。アームの先端に設けられたチェ
ーンソーによって生ずる回転モーメントを打ち消すため
に、バランスウエイトが使用される。すなわち、チェー
ンソー支持のためのアームが伸びる方向とは逆方向に伸
びる別のアームにバランスウエイトを取り付け、バラン
スウエイトによって生ずる回転モーメントがチェーンソ
ーによって生ずる回転モーメントとつり合うようにして
ある。
場所まで行くこと自体が困難な場合がある。また作業が
可能な場所であっても、高所において手を使った作業と
なるため、非能率な作業となっている。このような問題
を解決するために、本出願人は配電線に沿って自走可能
な配電線用樹木伐採装置を提案した(特願昭62−242749
号(特開平1−87201号)参照)。この配電線用樹木伐
採装置は、配電線に支持された状態でこれに沿って自走
可能な走行機構と、走行機構と連結される又はこれと一
体の伐採機構とを有している。伐採機構は、アームの先
端に支持されたチェーンソーと、チェーンソー駆動用エ
ンジンとを有している。アームの先端に設けられたチェ
ーンソーによって生ずる回転モーメントを打ち消すため
に、バランスウエイトが使用される。すなわち、チェー
ンソー支持のためのアームが伸びる方向とは逆方向に伸
びる別のアームにバランスウエイトを取り付け、バラン
スウエイトによって生ずる回転モーメントがチェーンソ
ーによって生ずる回転モーメントとつり合うようにして
ある。
しかしながら、この配電線用樹木伐採装置の場合には、
バランスウエイトの分だけ重量が増大するという問題点
がある。配電線用樹木伐採装置の重量が大きいと、これ
を配電線に支持させたとき、配電線の樹木伐採装置支持
部分が下がり、所望の位置の枝葉の伐採を行なうことが
できないこととなる。このような場合にも伐採を可能と
するために、チェーンソー支持用のアームを長くする
と、更に重量が増大することになる。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的としている。
バランスウエイトの分だけ重量が増大するという問題点
がある。配電線用樹木伐採装置の重量が大きいと、これ
を配電線に支持させたとき、配電線の樹木伐採装置支持
部分が下がり、所望の位置の枝葉の伐採を行なうことが
できないこととなる。このような場合にも伐採を可能と
するために、チェーンソー支持用のアームを長くする
と、更に重量が増大することになる。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、チェーンソー駆動用エンジンの重量によって
発生する回転モーメントを、チェーンソーの重量による
回転モーメントとつり合わせることにより、上記課題を
解決する。すなわち、本発明は、配電線に支持された状
態でこれに沿って自走可能な配電線用樹木伐採装置であ
って、位置変更可能なアームの先端に設けられるチェー
ンソーと、チェーンソーを駆動するためのエンジンとを
有しているものを対象としており、チェーンソーの重量
によって発生する配電線まわりの回転モーメントと、チ
ェーンソー駆動用エンジンの重量によって発生する配電
線まわりの回転モーメントとが互いに打ち消し合うよう
に、チェーンソー及びチェーンソー駆動用エンジンが配
電線を含む垂直面に関して互いに反対側に配置されてい
ることを特徴としている。
発生する回転モーメントを、チェーンソーの重量による
回転モーメントとつり合わせることにより、上記課題を
解決する。すなわち、本発明は、配電線に支持された状
態でこれに沿って自走可能な配電線用樹木伐採装置であ
って、位置変更可能なアームの先端に設けられるチェー
ンソーと、チェーンソーを駆動するためのエンジンとを
有しているものを対象としており、チェーンソーの重量
によって発生する配電線まわりの回転モーメントと、チ
ェーンソー駆動用エンジンの重量によって発生する配電
線まわりの回転モーメントとが互いに打ち消し合うよう
に、チェーンソー及びチェーンソー駆動用エンジンが配
電線を含む垂直面に関して互いに反対側に配置されてい
ることを特徴としている。
(ホ)作用 チェーンソーとチェーンソー駆動用エンジンとは配電線
を含む垂直面に関して互いに反対側に配置されており、
また両者の上記垂直面からの距離は、両者の重量による
配電線まわりの回転モーメントが互いに等しくなるよう
に設定してある。従って、余分なバランスウエイトを設
けることなく、チェーンソーをつり合い状態に保持する
ことができる。
を含む垂直面に関して互いに反対側に配置されており、
また両者の上記垂直面からの距離は、両者の重量による
配電線まわりの回転モーメントが互いに等しくなるよう
に設定してある。従って、余分なバランスウエイトを設
けることなく、チェーンソーをつり合い状態に保持する
ことができる。
(ヘ)実施例 第1及び2図に本発明の実施例である配電線用樹木伐採
装置10を示す。配電線用樹木伐採装置10は、走行機構12
及び伐採機構14を有している。走行機構12は電気絶縁材
製のフレーム22に回転可能に設けられた2つの走行用プ
ーリ24及び26を有している。走行用プーリ24及び26は、
図示されてない走行用モータによってベルトを介して回
転駆動可能である。使用時には、走行用プーリ24及び26
が配電線16上を走行するように設置される。走行用モー
タは無線制御されるコントローラを備えており、これに
よりオン・オフ、回転方向、回転速度などの制御が可能
である。フレーム22の下部に伐採機構14のフレーム40が
連結されている。なお、フレーム40の下部には走行用モ
ータなどの動力源となるバッテリー41が搭載されてい
る。フレーム40にハウジング44が水平方向の旋回軸を中
心として回転可能に設けられている。ハウジング44はア
ーム旋回用モータ54によってウォームギア及びウォーム
ホィールを介して駆動可能である。ハウジング44にこれ
の旋回軸に直交する中空のアーム47が支持されており、
このアーム47の両端にはそれぞれ別の中空のアーム48及
びアーム49が連結されている。アーム47とアーム48とは
約160゜の角度を成しており、またアーム47とアーム49
とは直交している。アーム49の先端にチェーンソー駆動
用エンジン62が設けられている。一方、アーム48の先端
には更に別のアーム51が連結され、このアーム51にチェ
ーンソー60が設けられている。チェーンソー60は、アー
ム49、47、48及び51の中空部に設けられた駆動軸及び各
アームの連結部に設けられたベベルギアを介してチェー
ンソー駆動用エンジン62によって駆動可能である。アー
ム49の長さ、すなわちチェーンソー駆動用エンジン62の
位置は、これによって生ずる第2図中配電線16まわりの
反時計方向の回転モーメントがチェーンソー60によって
生ずる第2図中時計方向の回転モーメントとつり合うよ
うに設定されている。また、第1図中で伐採機構14の紙
面直交方向の中心線に関しても、チェーンソー駆動用エ
ンジン62及びチェーンソー60の回転モーメントはつり合
うように設定されている。
装置10を示す。配電線用樹木伐採装置10は、走行機構12
及び伐採機構14を有している。走行機構12は電気絶縁材
製のフレーム22に回転可能に設けられた2つの走行用プ
ーリ24及び26を有している。走行用プーリ24及び26は、
図示されてない走行用モータによってベルトを介して回
転駆動可能である。使用時には、走行用プーリ24及び26
が配電線16上を走行するように設置される。走行用モー
タは無線制御されるコントローラを備えており、これに
よりオン・オフ、回転方向、回転速度などの制御が可能
である。フレーム22の下部に伐採機構14のフレーム40が
連結されている。なお、フレーム40の下部には走行用モ
ータなどの動力源となるバッテリー41が搭載されてい
る。フレーム40にハウジング44が水平方向の旋回軸を中
心として回転可能に設けられている。ハウジング44はア
ーム旋回用モータ54によってウォームギア及びウォーム
ホィールを介して駆動可能である。ハウジング44にこれ
の旋回軸に直交する中空のアーム47が支持されており、
このアーム47の両端にはそれぞれ別の中空のアーム48及
びアーム49が連結されている。アーム47とアーム48とは
約160゜の角度を成しており、またアーム47とアーム49
とは直交している。アーム49の先端にチェーンソー駆動
用エンジン62が設けられている。一方、アーム48の先端
には更に別のアーム51が連結され、このアーム51にチェ
ーンソー60が設けられている。チェーンソー60は、アー
ム49、47、48及び51の中空部に設けられた駆動軸及び各
アームの連結部に設けられたベベルギアを介してチェー
ンソー駆動用エンジン62によって駆動可能である。アー
ム49の長さ、すなわちチェーンソー駆動用エンジン62の
位置は、これによって生ずる第2図中配電線16まわりの
反時計方向の回転モーメントがチェーンソー60によって
生ずる第2図中時計方向の回転モーメントとつり合うよ
うに設定されている。また、第1図中で伐採機構14の紙
面直交方向の中心線に関しても、チェーンソー駆動用エ
ンジン62及びチェーンソー60の回転モーメントはつり合
うように設定されている。
次にこの実施例の動作について説明する。伐採作業を行
なう際には、まず走行機構12の走行用プーリ24及び26を
配電線16上に置き、走行機構12が走行可能な状態とす
る。次いで、この走行機構12に伐採機構14を連結する。
次いで、チェーンソー駆動用エンジン62を作動させる。
この状態で無線制御により走行用モータを作動させ、配
電線16に沿って配電線用樹木伐採装置10を移動させる。
配電線用樹木伐採装置10が所定の樹木の近辺に達したと
き、チェーンソー駆動用エンジン62のスロットル弁を無
線制御によって開き、回転速度を増大させ、チェーンソ
ー60を高速で回転させる。これにより、樹木の伐採が可
能となる。配電線16長手方向の位置は、走行用モータを
制御することにより調整し、またチェーンソー60の位置
は、アーム旋回用モータ54を作動させることにより調整
する。すなわち、アーム旋回用モータ54を回転駆動する
と、ハウジング44が旋回軸を中心として旋回し、これに
よりチェーンソー60も旋回する。チェーンソー60は水平
状態から斜め上方、約70゜の位置までの範囲内で旋回可
能である。こうすることによって、配電線16周辺の枝葉
を順次伐採していくことができる。この伐採作業中の配
電線用樹木伐採装置10の作動は無線制御される。この配
電線用樹木伐採装置10にはバランスウエイトが設けられ
ておらず、軽量化されているので配電線用樹木伐採装置
10をつり下げたことによる配電線16のたわみは比較的小
さくなっており、アーム48を必要以上に長くしなくても
必要な範囲の枝葉を伐採することができる。
なう際には、まず走行機構12の走行用プーリ24及び26を
配電線16上に置き、走行機構12が走行可能な状態とす
る。次いで、この走行機構12に伐採機構14を連結する。
次いで、チェーンソー駆動用エンジン62を作動させる。
この状態で無線制御により走行用モータを作動させ、配
電線16に沿って配電線用樹木伐採装置10を移動させる。
配電線用樹木伐採装置10が所定の樹木の近辺に達したと
き、チェーンソー駆動用エンジン62のスロットル弁を無
線制御によって開き、回転速度を増大させ、チェーンソ
ー60を高速で回転させる。これにより、樹木の伐採が可
能となる。配電線16長手方向の位置は、走行用モータを
制御することにより調整し、またチェーンソー60の位置
は、アーム旋回用モータ54を作動させることにより調整
する。すなわち、アーム旋回用モータ54を回転駆動する
と、ハウジング44が旋回軸を中心として旋回し、これに
よりチェーンソー60も旋回する。チェーンソー60は水平
状態から斜め上方、約70゜の位置までの範囲内で旋回可
能である。こうすることによって、配電線16周辺の枝葉
を順次伐採していくことができる。この伐採作業中の配
電線用樹木伐採装置10の作動は無線制御される。この配
電線用樹木伐採装置10にはバランスウエイトが設けられ
ておらず、軽量化されているので配電線用樹木伐採装置
10をつり下げたことによる配電線16のたわみは比較的小
さくなっており、アーム48を必要以上に長くしなくても
必要な範囲の枝葉を伐採することができる。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、チェーンソ
ー側のアームに生ずる回転モーメントをチェーンソー駆
動用エンジンによって生ずる回転モーメントによって打
ち消すようにしたので、専用のバランスウエイトを設け
る必要がなく、配電線用樹木伐採装置の重量が軽減され
る。
ー側のアームに生ずる回転モーメントをチェーンソー駆
動用エンジンによって生ずる回転モーメントによって打
ち消すようにしたので、専用のバランスウエイトを設け
る必要がなく、配電線用樹木伐採装置の重量が軽減され
る。
第1図は本発明の実施例の配電線用樹木伐採装置を示す
図、第2図は第1図の側面図である。 10……配電線用樹木伐採装置、12……走行機構、14……
伐採機構、60……チェーンソー、62……チェーンソー駆
動用エンジン。
図、第2図は第1図の側面図である。 10……配電線用樹木伐採装置、12……走行機構、14……
伐採機構、60……チェーンソー、62……チェーンソー駆
動用エンジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今谷 康昭 広島県広島市中区小町4番33号 中国電力 株式会社内 (72)発明者 福島 健次 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 (72)発明者 吉河 俊朗 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内
Claims (1)
- 【請求項1】配電線に支持された状態でこれに沿って自
走可能な配電線用樹木伐採装置であって、位置変更可能
なアームの先端に設けられるチェーンソーと、チェーン
ソーを駆動するためのエンジンとを有しているものにお
いて、 チェーンソーの重量によって発生する配電線まわりの回
転モーメントと、チェーンソー駆動用エンジンの重量に
よって発生する配電線まわりの回転モーメントとが互い
に打ち消し合うように、チェーンソー及びチェーンソー
駆動用エンジンが配電線を含む垂直面に関して互いに反
対側に配置されていることを特徴とする配電線用樹木伐
採装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24741288A JPH0763281B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 配電線用樹木伐採装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24741288A JPH0763281B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 配電線用樹木伐採装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297333A JPH0297333A (ja) | 1990-04-09 |
| JPH0763281B2 true JPH0763281B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=17163051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24741288A Expired - Lifetime JPH0763281B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 配電線用樹木伐採装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763281B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP24741288A patent/JPH0763281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0297333A (ja) | 1990-04-09 |
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