JPH076336A - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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Publication number
JPH076336A
JPH076336A JP7685994A JP7685994A JPH076336A JP H076336 A JPH076336 A JP H076336A JP 7685994 A JP7685994 A JP 7685994A JP 7685994 A JP7685994 A JP 7685994A JP H076336 A JPH076336 A JP H076336A
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JP
Japan
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fixed
rotary
magnet
coil
head
Prior art date
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Application number
JP7685994A
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English (en)
Inventor
Saburo Kazama
三郎 風間
Akira Tamura
昭 田村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH076336A publication Critical patent/JPH076336A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小形・軽量の回転ヘッド装置を提供する。 【構成】ヘッドを備えた回転部材と回転トランスとモー
タとを固定式上下両ドラムの軸方向中間部に有し、固定
中心軸周りに上記ヘッドを回転させる回転ヘッド装置に
おいて、上ドラムを、上記下ドラムとは独立に上記固定
中心軸に対し上記回転トランスの固定側部材とともに取
付け手段を介し固定し、かつ、外周側壁部を一部欠落状
とする。 【効果】小形・軽量かつ組込作業性及び組込精度の向上
を図れ、また、トランスコイルの端末処理や外部への接
続作業をし易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッド装置に係
り、特にビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)の
シリンダモータ等記録媒体に対し磁気信号を記録・再生
するのに好適な回転ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上ドラムを固定した従来の回転ヘッド装
置では、一般に、特開昭55−150125号公報に記
載のように、上ドラムを外周側面の連結用部材で下ドラ
ムに固定し、かつ、上ドラムの外周面はその全周をその
ままの形状で残しておく構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した回転ヘッド装
置の従来構造では、装置の小形化・軽量化や、回転トラ
ンスのコイル端末の処理作業等をしにくい、という問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、小形・軽量かつ組込作業
性の良い軸固定式回転ヘッド装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に本発明の回転ヘッド装置では、ヘッドを備えた回転部
材と回転トランスとモータとを固定式上下両ドラムの軸
方向中間部に有し、固定中心軸周りに上記ヘッドを回転
させる回転ヘッド装置において、上記上ドラムを、上記
下ドラムとは独立に上記固定中心軸に対し上記回転トラ
ンスの固定側部材とともに取付け手段を介し固定し、か
つ、その外周側壁部を一部欠落状とした構成とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す図、図2は
同実施例構造中の固定子コイルの構造図、図3(a)は
同FG(速度検出用周波数発電器)用マグネットの磁極
面図、図3(b)は同FG信号発電用パターン基板図、
図4は同第1実施例中の回転トランス構造とその結線図
である。同図において中心軸1は下側ドラム3の底面中
心に圧入等により固定してある。上側ドラム2は該軸1
の上方部において下側ドラム3との間に所定の距離を隔
て固定片10を介し該中心軸1に固定してある。上下両
ドラム間の中間スペース内には磁気ヘッド8(8′)を
その外周縁部に搭載したヘッド搭載構体78、回転構体
75、回転スリーブ4、駆動用モータ、回転トランス等
により成る磁気ヘッド回転駆動部を内蔵している。回転
スリーブ4はその中心上下端に軸受5,5′を有しこれ
を介して軸1に回転自在に係合している。該回転スリー
ブ4の上端部には回転構体75をネジ12で固定してあ
る。該回転構体75上にはさらにヘッド搭載構体78と
モータ用回転子(回転子マグネット18、回転子ヨーク
19)とを固定してある。ヘッド搭載構体78上には磁
気ヘッド8と扁平状回転トランスの回転側ヨーク15と
を固定してある。回転スリーブ4の下端部にはFGマグ
ネット100とヘッド位置検知用マグネット(タックマ
グネット)50を固定したヨーク22をネジ23で固定
してある。回転子マグネット18の磁極はヨーク22に
対向し相互間でモータ磁気回路を形成している。回転子
マグネット18とヨーク22との間には円環状の固定子
コイル21を設けてある。該固定子コイルはその外周部
において下側ドラム3の内周側壁にネジ12で固定して
ある。該固定子コイル21は図2に示すごとき空心(コ
イル極内に鉄心を有しない)構造で導線を巻線して成る
コイル極を円周上に等間隔に配列してこれをプラスチッ
クモールドにより成形したものである。
【0008】本実施例は、回転子マグネット18の磁極
性を8極とし、これを3相駆動する方式である。従っ
て、本実施例では、固定子コイル21は、相当たり2コ
イル極で全6コイル極の平面配列にしてある。薄いシー
ト状配線基板25の面上の接続パターンに予め該コイル
極及びセンサ40a,40b,40cを接続しておき、
これをプラスチックモールド成形し平面剛体状にする。
120は、これを下側ドラムに固定するためのネジ止め
用小孔、70は基板のリード部、110はプラスチック
モールド部を示す。下側ドラム3の内周底面には、FG
基板95をネジ等で固定してある。FGマグネット10
0、FG基板の構造例を図3に示す。
【0009】同図(a)はFGマグネットの磁極面図、
同図(b)はFG基板のFGパターン図である。ヨーク
22に固定したFGマグネット100は、回転子マグネ
ット18より多極に円周方向に等分割着磁してあり、一
方、FG基板95は、この着磁ピッチに対応したピッチ
の放射状導体パターン130をその面上に形成してあ
る。さらに、該FG基板面上には、タックマグネット5
0の磁界を検知することにより磁気ヘッド8の位置信号
を発生するセンサ(タックセンサ)41も配線固定して
ある。下側ドラム3の外部底面には第2のモータ用配線
基板25′を固定してあり、該面上には上記固定子コイ
ル21の端末、センサ40a〜40cの端末、FGパタ
ーン130の端末やタックセンサ41の端末を接続して
あり、また、FG信号増幅回路111やモータドライブ
用回路112等も配線固定してある。36はリード線部
で、ここからさらにサーボ回路や電源等に接続する。3
8はコネクタである。回転スリーブ4の上端部直径は、
円環状固定子コイル21の内径よりも小寸法にしてあ
り、軸1に回転スリーブ4を組み込み後、固定子コイル
21を下側ドラム3内に組み込んで固定できるようにし
てある。軸1の上端部の固定片10の下端面には扁平状
回転トランスの固定側ヨーク14を接着固定し、また、
上端面には、上側ドラム2をネジ12で固定してある。
回転トランスの固定側ヨーク14は、所定の狭ギャップ
を隔てて下側の回転側ヨーク15と対向しており、磁気
ヘッド8(8′)の記録・再生用信号を授受できるよう
になっている。固定側ヨーク14の上面には基板24が
設けてあり、同固定側ヨーク14内の巻線の端末を接続
してある。さらに、同基板24上には信号増幅回路10
1(再生系)、101(記録系)やその他信号処理回路
103等を搭載し配線してある。同基板24の端末部は
上側ドラム2の側壁の切欠部160から外部に導出して
あり、ここからさらに後段の信号処理回路に接続するよ
うにしてある。回転トランスの回転側ヨーク15内の各
巻線はヘッド搭載構体78の上面にあって同構体78の
外周部下面に固定した磁気ヘッド8(8′)に接続して
ある。基板28はこのための接続基板である。ヘッド搭
載構体78はその外周縁すなわち、回転トランスヨーク
15の外側でネジ12により回転構体75に固定してあ
り、該回転構体75に対しヘッド8(8′)、回転トラ
ンスヨーク15等と一体的に着脱できるようになってい
る。
【0010】回転トランスヨーク15の平面構造を図4
(a)に示す。同ヨーク15の内周縁面上には基板85
を設けてあり、同ヨーク15内において、チャンネル巻
線62,63間に設けた導体短絡環65の端末66a,
66bを同基板85上のパターン導体上に接続してある
と同時にアースブラシ55′をも接続固定してある。ア
ースブラシ55′は基板85上のパターン部で短絡環端
末66a,66bと電気的に接続されている。アースブ
ラシ55′の先端は軸1の外周に接触している。図中6
0a〜60bは各チャンネル巻線、短絡環、各端末を収
納する溝である。同トランスの固定側ヨーク14内の巻
線構成も、上記回転側ヨーク15内の構成と同様で、チ
ャンネル巻線62′,63′間には短絡環65′を設
け、該短絡環65′の端末は基板24を経てまたは直接
に固定片10に接続してある。本構造では固定片10は
アルミニウムやしんちゅう等導電材料で構成してある。
【0011】図4(b)に、回転トランス巻線の再生系
の結線図を示す。第1チャンネル用磁気ヘッド8は回転
トランスの回転側ヨーク15内巻線62に接続され、第
2チャンネル磁気ヘッド8′は同ヨーク15内巻線63
に接続されている。回転側ヨーク15内の短絡環65
は、アースブラシ55′、軸1を経て接地されている。
固定側ヨーク14内では第1チャンネル巻線62′は端
末を増幅回路101内の第1チャンネル用増幅回路に接
続してあり、同様に、第2チャンネル巻線63′は増幅
回路101内の第2チャンネル用増幅回路に接続してあ
る。また同ヨーク14内の短絡環65′は固定片10、
軸1を経て電気的に接地されている。短絡環65,6
5′はそれぞれチャンネル巻線62,63間及び6
2′,63′間のクロストーク量を大幅に低減化するた
めに接地する。記録時には、増幅回路102により、そ
れぞれ前段回路からの信号をチャンネル毎に増幅し、回
転トランスの各チャンネル巻線を経て各磁気ヘッドに供
給する。
【0012】本構成により、モータで磁気ヘッド8
(8′)を回転させ、上下両ドラム2,3の側面を走行
するテープ等記録媒体の表面を該ヘッド8(8′)で走
査し、信号を記録・再生する。回転速度の制御はFGマ
グネット100の磁界変化でFG基板95のFGパター
ン130に生ずるFG信号により行う。また記録媒体に
対する回転位相の制御は、タックセンサ41の信号を検
知し、これを基準信号と比較して行う。
【0013】本実施例の構成によれば、 (1)固定子コイル21として空心状のコイルを用い、
ヨーク22を回転子マグネット18と一体的に回転させ
る構造のため、固定子内には鉄損を生じない。このため
モータを高効率にできる。また、固定子内に磁性材を用
いてないため回転子マグネット18との間に吸引力が作
用しない。従ってコギングトルクが発生しないため低ト
ルクリップルの円滑回転をさせ得る。
【0014】(2)軸受に対しマグネット18の吸引力
をなくせるため、軸受の摩擦を軽減できこの点からもモ
ータを低損失・高効率化できる。また組み込み時に軸受
等部品を損傷することも防止できる。
【0015】(3)固定子コイル21をプラスチックモ
ールドで成形してあるため、基板25として剛体状の厚
い基板の代りに薄いシート状基板を用いることができる
ため、固定子の全体厚をほぼコイル21の巻き厚に等し
くできる。このため電磁ギャップ(マグネット18の磁
極面〜ヨーク22間ギャップ)を縮小して強磁場を得易
い。
【0016】またコイル成形時は、モールド型を用いて
コイル極の位置決め等をするため、コイル極配列精度を
高められる。さらにまた複雑な固定子構造でも容易に低
コストにこれを製作できる。
【0017】(4)FG基板95を高精度寸法の下側ド
ラム3の底面に固定する構成であるため、高精度のFG
信号が得られ、高ゲインの制御系を構成できる。
【0018】(5)回転子マグネット18及びFGマグ
ネット100はいずれもその磁極が下向きのため、テー
プ、ヘッド8(8′)及び回転トランス14,15等に
対し磁気ノイズを大幅に低減できる。
【0019】(6)回転トランス14上に基板24を設
け、この面上に増幅回路101,102や信号回路10
3等を設けているため、リード線部を短絡しノイズを減
らして信号系のS/Nを高くできる。
【0020】(7)回転トランス内の短絡環は接地して
あるためチャンネル間のクロストークを大幅に低減でき
る。
【0021】(8)第2のモータ基板25′を設けこの
面上にFG信号増幅回路111やドライブ回路112等
を設けてあるため、FG信号のS/Nを向上でき、かつ
コンパクトな構成にできる。
【0022】(9)上側ドラム2はその側面に切欠部1
60を有するため、回転部を一部露出でき回転部分の点
検や修正等をし易いし、また、回転トランス14,15
間のギャップ調整もし易い。また、トランス14に設け
た上記基板24も外部に引き出せるので、コイルの端末
処理や外部への接続作業をし易い。
【0023】(10)ヘッド搭載構体78の最外周部に
円環状の凸部165を設けてあるため、動的釣り合い修
正用のおもり等を容易にこの内側に固定できるため、該
釣り合い修正作業を短時間に容易に行える。
【0024】(11)回転トランス14上に基板24を
設けさらに回転トランス14は固定片10に固定する構
造であるため、上側ドラム2を組み込まない中途の状態
においても回転トランスは正規の位置に組み込み固定で
きるし性能もチェックできる。
【0025】(12)テープ走行面の上下両ドラム間ギ
ャップ部にはヘッド8(8′)のチップのみが微少量突
出露出する構造でありヘッド搭載構体78や回転構体7
5等回転部のほとんど全部を上下両ドラム間に内蔵する
構造のため、回転体が生ずる風切り音(空気摩擦音)は
極めて小さく全体として低騒音にできる。また走行テー
プに対し回転体が与える振動も極めて小さい。従って低
ジッタ、低ワウ・フラッタ化を実現できる。さらに回転
時テープ〜ドラム間に空気の薄膜も形成されないためド
ラム面からのテープ浮き上がりもない。このためテープ
に対し良好なヘッドタッチ性が得られ、ヘッド出力レベ
ル及びヘッド信号のS/N等を大幅に向上できる。また
テープテンションの軽減、ヘッドチップ突出量の低減も
可能である。このためヘッドチップの摩耗やテープの走
行摩擦を低減できヘッド及びテープの長寿命化、モータ
負荷低減・省電力化を実現できる。
【0026】(13)回転慣性を低減できるため高速の
起動・停止が可能となる。また動的不釣り合い量を少な
くできるため回転体の振れ回り変位量を少なくできかつ
低振動にできる、等の効果が得られる。
【0027】図5は固定子コイル21の他の構造例を示
す図で、8極構造(マグネット磁極数と同数)の3枚の
シート状コイル21u,21v,21wを基板25上で
積層した構造である。21uはU相コイル、21vはV
相コイル、21wはW相コイルである。各相コイルはそ
れぞれ絶縁性の配線シート125の表裏両面に重なり合
う各8極パターン導体から成るコイル極を有し、コイル
極心のスポットパターン45で表裏導体を接続し表裏1
6極を直列接続してある。120a1〜120d1,12
0a2〜120d2,120a3〜120d3は下側ドラム
3の内周にコイル全体を固定するためのネジ貫通用小
孔、86は各相コイルを層間し基板25面上に接続する
ための導体パターン、88は該導体パターン86中に設
けた小孔中に挿入する接続用導体ピン、87は導体パタ
ーン86と導体ピン88間を接続するためのハンダ等の
導体である。なお、導体87は使わずにピン88への通
電による溶接等により導体パターン86とピン88とを
接続し層間を接続してもよい。センサ40(40a〜4
0c)やタックセンサ41等は基板25の面上に設け
る。該センサはコイル極外にあってコイル内周または外
周に設ける。
【0028】図5(a)は各シートの表面図、同図
(b)は下側ドラム3内に固定した断面図、同図(c)
は層間接続部の拡大図である。同図(c)において86
a〜86fは各シート面上に設けた接続パターンであ
る。本シート状コイルではコイル導体をエッチングやメ
ッキ等により化学的製法でパターン状に形成するため薄
形でコイル極の形状や寸法を高均一性かつ高精度にで
き、またコイル極の配列精度も極めて高くできる。さら
にまたコイル極数をマグネット磁極数以上の多極にでき
る。これらにより本シート状コイルを用いた回転ヘッド
装置では、薄形で低トルクリップルの高円滑・高効率の
装置を実現できる。同図(a)において、シート125
の外周に設けた切欠き140a,140b,140c
は、それぞれセンサ40a,40b,40c収納用であ
る。
【0029】図6は、固定子コイル21のさらに他の実
施例図である。本構造は、剛体状基板25の面内にコイ
ル極を収納する貫通孔131を設け、この中にコイル極
を収納し固定材151で固定した構造で、基板25の外
周部の小孔120で下側ドラム3内に固定する。センサ
40a,40b,40cも基板内の小孔中に挿入固定す
る。基板25の面上にはコイル極及びセンサ40a〜4
0cの端末接続パターンを設けてあり、各接続を面上で
行えるようにしてある。さらに、本実施例構造の類例と
して、薄いシート状配線基板25″と剛体状基板25を
はり合わせて複数構造にした構造もある(同図
(c))。すなわち薄いシート状基板25″上にコイル
21やセンサ40等を配線し、これを基板25上の所定
の孔中に挿入し基板25″とはり合わせて固定する。こ
れら実施例構造によれば容易にかつ低コストに空心状固
定子コイルを得ることができる。
【0030】図7〜図9は、本発明の回転ヘッド装置の
他の実施例を示す図で、軸受として流体動圧軸受を用い
た構造である。図7は装置全体図、図8(a)は流体軸
受のジャーナル部拡大図、同図(b)はスラスト部平面
図、図9は固定子コイル図である。流体軸受は固定軸1
の外周面における上下2箇所とスラスト荷重受片210
の上面に、くの字形の浅溝(ヘリングボーン形グルー
ブ)200a,200b,215を形成して構成する。
第1の回転スリーブ4の中心に第2の回転スリーブ(流
体軸受用スリーブ)170を固定しこの内周表面及び下
端面で狭ギャップを隔て上記各グルーブ部に対向させ
る。各狭ギャップ部にはグリースやオイル等の潤滑流体
を充填してあり流体軸受スリーブ170の回転(図では
左回転)により該潤滑流体が各グルーブ内に引き込まれ
それぞれの部分で流体動圧を発生し流体軸受スリーブ1
70を浮上させる。すなわち、ジャーナル部ではグルー
ブ200a,200bにより半径方向の動圧が発生し、
スラスト部ではグルーブ215により軸方向上向きの動
圧が発生する。かくして軸1及びスラスト荷重受片21
0に対し流体を介して軸受スリーブが非接触状態で支承
される。本構造例ではスラスト荷重受片210として
は、流体粘度の温度特性に対応した線膨張係数を有する
材料を用い、温度上昇で流体粘度が低下しスラスト動圧
が低下して浮上量が減っても、受片210の膨張によ
り、その変動量を補償して回転体の高さ位置を一定に保
ち磁気ヘッド8の位置を常に所定位置に確保できるよう
にしてある。流体軸受スリーブ170の上中下段部には
凹部を設け、それぞれここで流体を保持できるようにし
てある。ヨーク22の下面にFGマグネット100を設
けている構造は、前記図1の実施例構造の場合と同様で
ある。FG基板95の下部には薄い磁性材板96を設け
る。本磁性材板96を設けることによりFGマグネット
100との間にスラスト吸引力が発生し回転部を下側に
引張る。これにより装置姿勢が横倒し状態やさかさまに
なっても、回転部は常に定高さ位置に保持できる。また
さらにFG基板95上のFGパターンに鎖交するFGマ
グネット100からの磁束を増大できるため、FG信号
出力レベルを向上できる。また同磁束の分布の一様性も
向上できるため、FG信号の精度を向上できる。140
は流体軸受内の空気を抜くための小孔である。流体軸受
を用いる本構造によれば、前記実施例の効果に加え、さ
らに、 (1)回転部を固定部に対し非接触に支承できるため、
回転時の振動を大幅に低減できる。
【0031】(2)軸受ハウジング部(流体軸受スリー
ブ170、回転スリーブ4)の外径を小形化できるため
モータ部の電磁部寸法を増大してモータを高性能化でき
る。
【0032】(3)軸受を長寿命化できる。
【0033】(4)軸受部を低コスト化できる。
【0034】等の効果が得られる。固定子コイル21部
には引き出し部70を有する薄いシート状基板25を用
いタックセンサ41も配線固定する。本コイルもプラス
チックモールドで成形してある。
【0035】図10、図11は、本発明のさらに他の実
施例を示す図で、DDモータ部構造として回転子マグネ
ットを2枚のマグネット(第1の回転子マグネット1
8、第2の回転子マグネット18′)から構成し互に異
極を対向させて空心状固定子コイル21をはさみ上下に
配列した構成である。図10は全体構造図、図11
(a),(b)は回転子マグネット磁極面図、図11
(c)は磁極対向図である。同図において、各マグネッ
ト18,18′はそれぞれ回転子ヨーク19,19′に
固定してあり、回転構体75の下面と回転スリーブ4の
下面とに取り付けてある。本実施例構造では、第1の回
転子マグネット18を主マグネットとして大寸法、第2
の回転子マグネットを補助マグネットとして小寸法とし
ているが、これらは互いに同寸法であっても、また、逆
の寸法関係にあってもよい。また、各マグネットの材質
も、18,18′ともに、フェライトマグネットであっ
てもよいし、または希土類マグネット等であってもよ
い。または一方をフェライトマグネット、他方を希上類
マグネット等とした組み合わせ構成であってもよい。主
マグネットとしてフェライトを用いると低コストにな
る。回転子ヨーク19′の裏面にはFGマグネット10
0を固定してある。FG基板95は下側ドラム3の底面
上にFGマグネット100に対向させて設ける。固定子
コイル21は前記第1実施例の場合と同様のプラスチッ
クモールドで成形したものを用いる。その他の部分の構
造も第1実施例の場合とほぼ同様である。本実施例構造
によれば、 (1)2個の異極対向の回転子マグネットを用いるた
め、マグネット磁気回路の磁路長を短かくでき薄形マグ
ネットやフェライト等の低エネルギ積・低コストのマグ
ネットの場合でも容易に強磁場が得られる。このためモ
ータ定数値を増大して対負荷安定性を向上できるし低コ
スト化も実現できる。
【0036】(2)回転子マグネット18,18′の吸
引力は軸受5,5′には作用しない。従って軸受を軽負
荷にでき摩擦トルクを大幅に減少できる。
【0037】(3)2枚のマグネット磁極間の磁場分布
の均一性を高くできるため固定子コイルとの鎖交磁束量
を増大できモータ効率を高められる。またギャップ内に
おける固定子コイルの固定位置ずれによるトルクリップ
ル増加等モータ性能の劣化率を緩和できる。このため組
み込み作業や精度管理がし易い。
【0038】(4)マグネット磁気回路のパーミアンス
が高いため外部への磁気漏洩が極めて少ない。従って回
転磁気ヘッドや信号系回路等に対するノイズを低減でき
る。
【0039】(5)第1の回転子マグネット18と第2
の回転子マグネット18′において、互にその寸法、材
質、磁極形状等を組み合わせることにより磁場分布や磁
束量を変化させ高効率・低トルクリップル化・低コスト
化等を図れる、等の効果が得られる。
【0040】前記諸実施例では、モータは、センサ40
a〜40cを用いる3相8極構成のDDモータを用いる
構成としたが、これ以外の相数、極数、センサ数、セン
サ構成のモータを用いてもよい。または、センサは全然
用いないモータ構成であってもよい。さらに、固定子コ
イル内の一部に磁性材を用い、特に流体軸受構成の場
合、回転子マグネットとの間に回転体部支持用の吸引力
を発生させるようにしてもよい。また、さらに、流体軸
受構造において流体軸受スリーブ170の上端にもスラ
スト方向(図で下向き方向)の流体動圧を発生させる構
造、例えば図7において、固定片6の下面にヘリングボ
ーン形グルーブを設け、スリーブ170の上端面との間
に流体動圧を発生せしめる構造であってもよい。また、
スリーブ170の上端面等回転体上端面と固定片6等固
定部の下端面間に、同極性の磁極を対向させたマグネッ
トを、各側に固定して設け、互の反撥力を利用して下方
向スラスト力を得る構造もある。また、モータ部内に磁
性板96を含まない構造であってもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)小形・軽量かつコンパクトな構成にできる。
【0042】(2)組込の作業性及び精度の向上を容易
に図れる。
【0043】(3)上側ドラムの側面に欠落状部を有す
るため、回転部分の点検や修正等をし易いし、また、回
転トランス間のギャップ調整もし易い。また、トランス
に設けた配線基板も外部に引き出せるので、コイルの端
末処理や外部への接続作業をし易い、等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部断面図である。
【図2】図1の実施例に用いた固定子コイル構造を示す
図である。
【図3】図1の実施例に用いたFG部構造を示す図であ
る。
【図4】図1の実施例に用いた回転トランス部の平面図
とその結線図である。
【図5】固定子コイルの他の構造例を示図である。
【図6】固定子コイルの他の構造例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図である。
【図8】図7の他の実施例中の軸受部の構造図である。
【図9】図7の他の実施例に用いたコイルの構造図であ
る。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す図である。
【図11】図10の実施例に用いた回転子マグネットの
図である。
【符号の説明】
1…固定軸、 2…上側ドラム、 3…下側ドラム、 4…回転スリーブ、 14,15…回転トランス、 18,18′…回転子マグネット、 21…固定子コイル、 22…ヨーク、 95…FG基板、 100…FGマグネット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドを備えた回転部材と回転トランスと
    モータとを固定式上下両ドラムの軸方向中間部に有し、
    固定中心軸周りに上記ヘッドを回転させる回転ヘッド装
    置において、 上記上ドラムは、上記下ドラムとは独立に上記固定中心
    軸に対し上記回転トランスの固定側部材とともに取付け
    手段を介し固定され、かつ、外周側壁部が一部欠落状と
    されていることを特徴とする回転ヘッド装置。
JP7685994A 1994-04-15 1994-04-15 回転ヘッド装置 Pending JPH076336A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105824A (en) * 1979-02-02 1980-08-13 Hitachi Ltd Cylinder device for magnetic recorder/reproducer
JPS59191123A (ja) * 1983-04-13 1984-10-30 Hitachi Ltd Vtr用シリンダモ−タ

Patent Citations (2)

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