JPH076408A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH076408A
JPH076408A JP5149433A JP14943393A JPH076408A JP H076408 A JPH076408 A JP H076408A JP 5149433 A JP5149433 A JP 5149433A JP 14943393 A JP14943393 A JP 14943393A JP H076408 A JPH076408 A JP H076408A
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JP
Japan
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protective film
film
information recording
synthetic resin
recording medium
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JP5149433A
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English (en)
Inventor
Junichiro Nakayama
純一郎 中山
Yoshiteru Murakami
善照 村上
Kenji Ota
賢司 太田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光ディスク1における基板11表面の反射膜
12を表面から覆う保護膜14が、アクリル酸エステル
系合成樹脂からなり、この保護膜14は、スピンコート
法やディップ法により形成される。上記のアクリル酸エ
ステル系合成樹脂は、ランプ強度 100W/cm2〜 500W/c
m2の紫外線の照射により硬化され、膜厚1μm〜5μm
に形成される。 【効果】 保護膜が機械的強度および耐湿性に優れてい
るので、良好な信頼性を長期にわたって安定して維持す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディスク
等の光磁気記録媒体や光ディスク等の光記録媒体等の情
報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、情報の再生を光学的
に行うことが可能な情報記録媒体としての光ディスクが
知られている。図7に示すように、この光ディスク50
は、基本的には、物理的凹凸により情報が記録される基
板51上に反射層52を設け、この反射層52上にさら
に保護膜53を設けて構成されている。上記の基板51
としては、再生波長で透光性を有するガラスあるいはポ
リカーボネイト等の合成樹脂が採用されており、反射層
52としては、Al(膜厚50nm)等の金属薄膜が採用さ
れている。また、保護膜53は、紫外線硬化樹脂の一種
であるウレタンアクリレート系合成樹脂からなり、スピ
ンコート法による塗布の後、紫外線を照射し硬化させる
ことにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ディスク50の保護膜53に用いられるウレタン
アクリレート系合成樹脂は、機械的強度に優れ、反射層
52の保護機能を備えるものの、耐湿性に乏しいという
欠点を有している。従って、上記従来の光ディスク50
は、耐湿性に劣っており、良好な信頼性を長期にわたっ
て安定して維持できないという問題点を有している。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的は、優れた信頼性を長期にわたって
安定して維持することが可能な情報記録媒体を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の情
報記録媒体は、上記の課題を解決するために、基板に設
けられた反射膜もしくは情報記録膜を表面から覆う保護
膜が、アクリル酸エステル系合成樹脂からなることを特
徴としている。
【0006】請求項2記載の発明の情報記録媒体は、上
記の課題を解決するために、請求項1記載の情報記録媒
体において、上記保護膜が、ランプ強度 100W/cm2〜 5
00W/cm2の紫外線の照射により硬化されたアクリル酸エ
ステル系合成樹脂からなることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明の情報記録媒体は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2記載の情
報記録媒体において、上記保護膜の膜厚が、1μm〜5
μmであることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、反射膜もしくは
情報記録膜の表面にアクリル酸エステル系合成樹脂から
なる保護膜が設けられており、上記のアクリル酸エステ
ル系合成樹脂は、機械的強度および耐湿性に優れてい
る。これにより、情報記録媒体は、優れた信頼性を長期
にわたって安定して維持することが可能となる。
【0009】また、請求項2記載の構成によれば、ラン
プ強度 100W/cm2〜 500W/cm2の紫外線の照射により硬
化されたアクリル酸エステル系合成樹脂からなる保護膜
が設けられている。上記のランプ強度は、アクリル酸エ
ステル系合成樹脂の耐湿性を充分に発揮させ、しかも、
紫外線の照射による基板の変形等を引き起こさない強度
に設定されている。これにより、情報記録媒体は、優れ
た信頼性をより長期にわたって安定して維持することが
可能となる。
【0010】さらに、請求項3記載の構成によれば、膜
厚1μm〜5μmの保護膜が設けられている。上記の膜
厚は、アクリル酸エステル系合成樹脂の耐湿性を充分に
発揮させ、しかも、情報記録媒体自体の記録感度特性に
悪影響を及ぼさない膜厚に設定されている。これによ
り、情報記録媒体は、優れた信頼性をさらに長期にわた
って安定して維持することが可能となる。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1および図2
に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0012】図1に示すように、本実施例にかかる情報
記録媒体としての光ディスク1は、ガラス、ポリカーボ
ネイト、ポリメチルメタクリレート、アモルファスポリ
オレフィン等の光学的に透明な材料からなる基板11
と、この基板11の片面に形成された反射膜12とから
なるディスク状メモリ基体13の表面に、さらに保護膜
14を設けて構成されている。そして、基板11の反射
膜12側表面に形成されている物理的凹凸により情報が
記録される。
【0013】上記の反射膜12は、Al、Al−Au
(Au:1〜5at%)、もしくはAl−Ti(Ti:1
〜10at%)からなっており、図示しない真空装置を用い
たスパッタ法や蒸着法等によって、膜厚約50nmに形成さ
れている。
【0014】保護膜14は、紫外線硬化樹脂の一種であ
るアクリル酸エステル系合成樹脂からなっており、機械
的強度に優れている。この保護膜14を、上記の反射膜
12の表面に形成する方法(スピンコート法)につい
て、図2を参照しながら次に説明する。
【0015】前記のように基板11の表面に反射膜12
を形成した図2(a)に示すディスク状メモリ基体(以
下、基体と称する)13は、同図(b)に示すように、
スピンコーター15上に、反射膜12を上側に向けてセ
ットされる。そして、粘度約50 cpsに調整されたアクリ
ル酸エステル系合成樹脂を、デベロッパー16から基体
13上に滴下すると共に、スピンコーター15を駆動し
て、この基体13を回転数約3000r.p.m.で回転させる。
これにより、基体13の表面に、同図(c)に示すよう
に、厚さ約5μmの均一なコーティング膜14aが形成
される。
【0016】上記のようにコーティング膜14aを形成
した後、同図に示すように、紫外線(UV光)をランプ
強度(いわゆる照度)約 200W/cm2、積算光量約2000mJ
/cm2で照射することによりコーティング膜14aを硬化
させる。これにより、前記の保護膜14が形成される。
【0017】上記構成の光ディスク1の信頼性をテスト
した結果について、表1を参照しながら次に説明する。
【0018】上記の信頼性テストは、光ディスク1を80
℃、湿度90%の条件下に所定時間放置した後、光ディス
ク1のエラーレートを測定することにより行った。ま
た、比較例として、基体が光ディスク1の基体13と同
一構成で、保護膜がウレタンアクリレート系合成樹脂か
らなる光ディスク(比較例1)、紫外線をランプ強度約
55W/cm2、積算光量約2000mJ/cm2で照射することにより
コーティング膜14aを硬化させた以外は光ディスク1
と同一構成の光ディスク(比較例2)を作成し、光ディ
スク1と同一の条件下に所定時間放置した後、それぞれ
エラーレートを測定した。
【0019】
【表1】
【0020】一般に、光ディスク等の情報記録媒体は、
エラーレートが1×10-4を越えると再生信号品質が劣化
し、信頼性を維持できなくなる。上記の結果から明らか
なように、比較例1,2の光ディスクは、放置開始から
それぞれ 250時間後、 100時間後にエラーレートが1×
10-4を越えており、耐湿性に劣り、良好な信頼性を安定
して維持できないことがわかる。これに対し、アクリル
酸エステル系合成樹脂からなる保護膜14が形成された
光ディスク1は、80℃、湿度90%の条件下に1000時間放
置された後もエラーレートが8×10-5であり、上記の1
×10-4を越えない。従って、本実施例の光ディスク1
は、耐湿性に優れ、良好な信頼性を長期にわたって安定
して維持可能であることがわかる。尚、反射膜がCu
(膜厚約50nm)からなる以外は光ディスク1と同一構成
の光ディスクを作成し、同様に測定したところ、放置開
始から 250時間後のエラーレートは9×10-5であった。
【0021】また、光ディスク1と比較例2の光ディス
クとの測定結果の比較から明らかなように、アクリル酸
エステル系合成樹脂からなる保護膜14の耐湿性は、硬
化時に照射される紫外線のランプ強度に大きく左右され
ることがわかる。そして、紫外線をランプ強度約 200W
/cm2で照射し、硬化させることにより、アクリル酸エス
テル系合成樹脂の耐湿性が充分に発揮されることがわか
る。
【0022】また、表示しないが、アクリル酸エステル
系合成樹脂からなる保護膜14の耐湿性が良好となる紫
外線のランプ強度は、約 100W/cm2〜 500W/cm2の範囲
であることがわかった。ランプ強度が約 100W/cm2以下
の場合には、アクリル酸エステル系合成樹脂の耐湿性が
充分に発揮されず、従って、保護膜14の耐湿性が乏し
くなるため好ましくない。一方、ランプ強度が約 500W
/cm2以上の場合には、保護膜14の耐湿性が良好となる
ものの、紫外線によりポリカーボネイト、ポリメチルメ
タクリレート、アモルファスポリオレフィン等の合成樹
脂からなる基板11が変形等を引き起こし、光ディスク
1自体の信頼性が低下するため好ましくない。
【0023】さらに、耐湿性が良好となる保護膜14の
膜厚は、1μm〜5μmの範囲であることがわかった。
保護膜14の膜厚が1μm以下の場合には、保護膜14
の耐湿性が乏しくなるため好ましくない。一方、保護膜
14の膜厚が5μm以上の場合には、保護膜14の耐湿
性が良好となるものの、膜厚が分厚くなるので、光ディ
スク1自体の記録感度特性に悪影響を及ぼすため好まし
くない。
【0024】〔実施例2〕本発明の他の実施例につい
て、図3および図4に基づいて説明すれば、以下の通り
である。
【0025】図3に示すように、本実施例にかかる情報
記録媒体としての光ディスク2は、前記実施例1の光デ
ィスク1と同様に、ガラス、ポリカーボネイト、ポリメ
チルメタクリレート、アモルファスポリオレフィン等の
光学的に透明な材料からなる基板21と、反射膜22と
からなるディスク状メモリ基体23の表面に、さらに保
護膜24を設けて構成されており、基板21の反射膜2
2側表面に形成されている物理的凹凸により情報が記録
される。
【0026】上記の反射膜22は、Al、Al−Au
(Au:1〜5at%)、もしくはAl−Ti(Ti:1
〜10at%)からなっており、図示しない真空装置を用い
たスパッタ法や蒸着法等によって、膜厚約50nmに形成さ
れている。
【0027】そして、保護膜24は、前記実施例1の光
ディスク1の保護膜14と同様に、紫外線硬化樹脂の一
種であるアクリル酸エステル系合成樹脂からなっている
が、この保護膜24は、前記実施例1におけるスピンコ
ート法に代えて、以下のようなディップ法により形成さ
れている。
【0028】即ち、基板21の表面に反射膜22が設け
られた図4(a)に示すディスク状メモリ基体(以下、
基体と称する)23を、同図(b)に示すように、ディ
ップ浴25中に浸漬する。このディップ浴25内には、
前記実施例1と同様に、粘度約50 cpsに調整されたアク
リル酸エステル系合成樹脂のコーティング剤が収容され
ている。そして、基体23をディップ浴25内から垂直
に引き上げることによって、この基体23の表面に、同
図(c)に示すように、厚さ約5μmの均一なコーティ
ング膜24aが形成される。
【0029】上記のようにコーティング膜24aを形成
した後、同図に示すように、紫外線(UV光)をランプ
強度約 300W/cm2、積算光量約2000mJ/cm2で照射するこ
とによりコーティング膜24aを硬化させる。これによ
り、上記の保護膜24が形成される。
【0030】上記構成の光ディスク2に、前記実施例1
と同様の信頼性テストを行った結果について、表2を参
照しながら次に説明する。尚、比較例3として、基体が
光ディスク2の基体23と同一構成で、保護膜がウレタ
ンアクリレート系合成樹脂からなる光ディスクを作成
し、エラーレートを測定した。
【0031】
【表2】
【0032】上記の結果から明らかなように、比較例3
の光ディスクは、放置開始から 250時間後にエラーレー
トが1×10-4を越えており、耐湿性に劣り、良好な信頼
性を安定して維持できないことがわかる。これに対し、
アクリル酸エステル系合成樹脂からなる保護膜24が形
成された光ディスク2は、80℃、湿度90%の条件下に10
00時間放置された後もエラーレートが6×10-5であり、
上記の1×10-4を越えない。従って、本実施例の光ディ
スク2は、耐湿性に優れ、良好な信頼性を長期にわたっ
て安定して維持可能であることがわかる。
【0033】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて、図5に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0034】図5に示すように、本実施例にかかる情報
記録媒体としての光磁気ディスク3は、ガラス、ポリカ
ーボネイト、ポリメチルメタクリレート、アモルファス
ポリオレフィン等の光学的に透明な材料からなる基板3
1と、この基板31の片面に形成された光磁気記録膜3
2とからなるディスク状メモリ基体33の表面に、さら
に保護膜34を設けて構成されている。
【0035】情報記録膜となる上記の光磁気記録膜32
は、図示しない真空装置を用いたスパッタ法や蒸着法等
によって、基板31側から、順次、AlNからなる第1
の誘電体層(膜厚80nm)32a、DyFeCoからなる
磁性層(膜厚20nm)32b、AlNからなる第2の誘電
体層(膜厚25nm)32c、およびAl−Ni(Ni:1
〜10at%)からなる反射層(膜厚50nm)32dの四層が
積層されて構成されている。
【0036】保護膜34は、紫外線硬化樹脂の一種であ
るアクリル酸エステル系合成樹脂からなっており、前記
実施例1の光ディスク1の保護膜14と同様に、スピン
コート法により、上記の光磁気記録膜32の表面に形成
されている。即ち、前記のスピンコート法によりコーテ
ィング膜を形成した後、紫外線をランプ強度約 500W/c
m2、積算光量約2000mJ/cm2で照射してコーティング膜を
硬化させることにより、保護膜34が形成されている。
【0037】上記構成の光磁気ディスク3に、前記実施
例1と同様の信頼性テストを行った結果について、表3
を参照しながら次に説明する。尚、比較例4として、デ
ィスク状メモリ基体が光磁気ディスク3のディスク状メ
モリ基体33と同一構成で、保護膜がウレタンアクリレ
ート系合成樹脂からなる光磁気ディスクを作成し、エラ
ーレートを測定した。
【0038】
【表3】
【0039】上記の結果から明らかなように、比較例4
の光磁気ディスクは、放置開始から250時間後にエラー
レートが1×10-4を越えており、耐湿性に劣り、良好な
信頼性を安定して維持できないことがわかる。これに対
し、アクリル酸エステル系合成樹脂からなる保護膜34
が形成された光磁気ディスク3は、80℃、湿度90%の条
件下に1000時間放置された後もエラーレートが8×10-5
であり、上記の1×10-4を越えない。従って、本実施例
の光磁気ディスク3は、耐湿性に優れ、良好な信頼性を
長期にわたって安定して維持可能であることがわかる。
【0040】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて、図6に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0041】図6に示すように、本実施例にかかる情報
記録媒体としての光磁気ディスク4は、前記実施例3の
光磁気ディスク3と同様に、ガラス、ポリカーボネイ
ト、ポリメチルメタクリレート、アモルファスポリオレ
フィン等の光学的に透明な材料からなる基板41と、光
磁気記録膜42とからなるディスク状メモリ基体43の
表面に、さらに保護膜44を設けて構成されている。
【0042】情報記録膜となる上記の光磁気記録膜42
は、図示しない真空装置を用いたスパッタ法や蒸着法等
によって、基板41側から、順次、SiNからなる第1
の誘電体層(膜厚80nm)42a、TbFeCoCrから
なる磁性層(膜厚20nm)42b、SiNからなる第2の
誘電体層(膜厚25nm)42c、およびAl−Ti(T
i:1〜10at%)からなる反射層(膜厚50nm)42dの
四層が積層されて構成されている。
【0043】保護膜44は、紫外線硬化樹脂の一種であ
るアクリル酸エステル系合成樹脂からなっており、前記
実施例1の光ディスク1の保護膜14と同様に、スピン
コート法により、上記の光磁気記録膜42の表面に形成
されている。即ち、前記のスピンコート法によりコーテ
ィング膜を形成した後、紫外線をランプ強度約 500W/c
m2、積算光量約2000mJ/cm2で照射してコーティング膜を
硬化させることにより、保護膜44が形成されている。
【0044】上記構成の光磁気ディスク4に、前記実施
例1と同様の信頼性テストを行った結果について、表4
を参照しながら次に説明する。尚、比較例5として、デ
ィスク状メモリ基体が光磁気ディスク4のディスク状メ
モリ基体43と同一構成で、保護膜がウレタンアクリレ
ート系合成樹脂からなる光磁気ディスクを作成し、エラ
ーレートを測定した。
【0045】
【表4】
【0046】上記の結果から明らかなように、比較例5
の光磁気ディスクは、放置開始から100時間後にエラー
レートが1×10-4を越えており、耐湿性に劣り、良好な
信頼性を安定して維持できないことがわかる。これに対
し、アクリル酸エステル系合成樹脂からなる保護膜44
が形成された光磁気ディスク4は、80℃、湿度90%の条
件下に1000時間放置された後もエラーレートが7×10-5
であり、上記の1×10-4を越えない。従って、本実施例
の光磁気ディスク4は、耐湿性に優れ、良好な信頼性を
長期にわたって安定して維持可能であることがわかる。
【0047】以上の説明のように、上記各実施例1〜4
における光ディスク1・2や光磁気ディスク3・4で
は、基板11・21・31・41に各々設けられた反射
膜12・22や光磁気記録膜32・42を表面から覆う
保護膜14・24・34・44が、アクリル酸エステル
系合成樹脂からなっており、機械的強度および耐湿性に
優れている。これにより、光ディスク1・2や光磁気デ
ィスク3・4等の情報記録媒体は、優れた信頼性を長期
にわたって安定して維持することが可能となっている。
また、保護膜14・24・34・44は、ランプ強度 1
00W/cm2〜 500W/cm2の紫外線の照射により硬化された
アクリル酸エステル系合成樹脂からなり、膜厚が1μm
〜5μmとなっている。従って、紫外線の照射による基
板11・21・31・41の変形等を引き起こさず、情
報記録媒体自体の信頼性や記録感度特性に悪影響を及ぼ
すこともない。
【0048】尚、本発明は上記各実施例1〜4に限定さ
れるものではなく、例えばCD(コンパクトディス
ク)、LD(レーザディスク)等の光ディスクや光磁気
ディスクと同様に、光テープ・光磁気カード等のその他
の形式、或いは他の材料を用いて構成される情報記録媒
体にも適用することが可能である。また、基板や反射
膜、光磁気記録膜の構成ならびに材料等も、本発明にお
ける請求項1または3記載の範囲内において、任意の組
み合わせで選定し構成することが可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の情報記録媒体
は、以上のように、基板に設けられた反射膜もしくは情
報記録膜を表面から覆う保護膜が、アクリル酸エステル
系合成樹脂からなる構成である。
【0050】上記のアクリル酸エステル系合成樹脂は、
機械的強度および耐湿性に優れている。これにより、情
報記録媒体は、優れた信頼性を長期にわたって安定して
維持することが可能となるという効果を奏する。
【0051】本発明の請求項2記載の情報記録媒体は、
以上のように、上記保護膜が、ランプ強度 100W/cm2
500W/cm2の紫外線の照射により硬化されたアクリル酸
エステル系合成樹脂からなる構成である。
【0052】上記のランプ強度は、アクリル酸エステル
系合成樹脂の耐湿性を充分に発揮させ、しかも、紫外線
の照射による基板の変形等を引き起こさない強度に設定
されている。これにより、情報記録媒体は、優れた信頼
性をより長期にわたって安定して維持することが可能と
なるという効果を奏する。
【0053】本発明の請求項3記載の情報記録媒体は、
以上のように、上記保護膜の膜厚が、1μm〜5μmで
ある構成である。
【0054】上記の膜厚は、アクリル酸エステル系合成
樹脂の耐湿性を充分に発揮させ、しかも、情報記録媒体
自体の記録感度特性に悪影響を及ぼさない膜厚に設定さ
れている。これにより、情報記録媒体は、優れた信頼性
をさらに長期にわたって安定して維持することが可能と
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報記録媒体として
の光ディスクの断面模式図である。
【図2】上記光ディスクにおける保護膜の形成工程を示
す説明図であり、(a)は上記光ディスクを構成するデ
ィスク状メモリ基体の斜視図、(b)はスピンコーター
を用いた上記ディスク状メモリ基体表面へのコーテイン
グ膜形成工程を模式的に示す斜視図、(c)は上記コー
ティング膜を硬化させる工程を模式的に示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例における情報記録媒体とし
ての光ディスクの断面模式図である。
【図4】図3の光ディスクにおける保護膜の形成工程を
示す説明図であり、(a)は上記光ディスクを構成する
ディスク状メモリ基体の斜視図、(b)はディップ浴を
用いた上記ディスク状メモリ基体表面へのコーテイング
膜形成工程を模式的に示す斜視図、(c)は上記コーテ
ィング膜を硬化させる工程を模式的に示す斜視図であ
る。
【図5】本発明のさらに他の実施例における情報記録媒
体としての光磁気ディスクの断面模式図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例における情報記録媒
体としての光磁気ディスクの断面模式図である。
【図7】従来の光ディスクの断面模式図である。
【符号の説明】
1・2 光ディスク(情報記録媒体) 3・4 光磁気ディスク(情報記録媒体) 11・21・31・41 基板 12・22 反射膜 14・24・34・44 保護膜 32・42 磁気記録膜(情報記録膜)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に設けられた反射膜もしくは情報記録
    膜を表面から覆う保護膜が、アクリル酸エステル系合成
    樹脂からなることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】上記保護膜が、ランプ強度 100W/cm2〜 5
    00W/cm2の紫外線の照射により硬化されたアクリル酸エ
    ステル系合成樹脂からなることを特徴とする請求項1記
    載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】上記保護膜の膜厚が、1μm〜5μmであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の情報記録媒
    体。
JP5149433A 1993-06-21 1993-06-21 情報記録媒体 Pending JPH076408A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034362A1 (en) * 1997-12-24 1999-07-08 Tdk Corporation Optical recording medium and process for producing the same
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