JPH0764389B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0764389B2
JPH0764389B2 JP30235986A JP30235986A JPH0764389B2 JP H0764389 B2 JPH0764389 B2 JP H0764389B2 JP 30235986 A JP30235986 A JP 30235986A JP 30235986 A JP30235986 A JP 30235986A JP H0764389 B2 JPH0764389 B2 JP H0764389B2
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refueling
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flag
valve
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裕 西田
良二 松本
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トキコ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、給油装置の改良に関する。
[従来の技術] 給油装置の中には、第8図に示すように、給油ノズル21
と給油ホース22とからなる給油系統を、複数系統(この
図ではA〜Dの4系統)を備えてなるMPD(Multi−Prod
uctive Dispenser)型の計量機20がある。この種の計
量機においては、複数系統の給油ポンプと流量計、また
は複数系統の表示器等を共用化したものがある。
例えば、第1図に示す給油装置(この図は実施例の構成
を示すものであるが)は、第8図に示す計量機のA系統
とB系統の給油系統の、給油ポンプと流量計とを共用化
したものである。また、第6図に示す給油装置(この図
も実施例の構成を示す)は、第8図の計量機のA系統と
C系統の給油系統の表示器を共用化したものである。
これらの図に示す給油装置においては、A系統が給油中
にはB系統またはC系統の給油を禁止し、B系統または
C系統が給油中にはA系統の給油を禁止しなければなら
ない。なぜならば、2系統の流量検出、または2系統の
給油量計数・表示を、同時かつ独立に行うことは不可能
だからである。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来の給油装置には、次のような問
題があった。
例えば、A系統給油中に、B系統またはC系統のノズル
を外しても給油できない。そこで、前記B系統またはC
系統のノズルのレバーを開いて、ノズルに設けられた弁
を開弁し、そのままの状態でノズル掛けに戻してしまう
ことがある。しかし、この状態では、A系統の給油が終
了したときには、BまたはCの給油系統も、ノズルをノ
ズル掛けから外すことにより、給油が許可される状態に
あり得る。よって、次の給油において、B系統またはC
系統のノズルを、先にノズル掛けから外した場合は、ノ
ズルの弁が既に開弁しているため、ノズルを給油口に挿
入しないうちに、給油が開始されてしまい、油を撒き散
らしてしまうおそれがある。
この発明は、このような背景の下になされたもので、一
系統にて給油中に、他系統のノズルを外し、ノズルの弁
を開弁したままノズル掛けに戻しても、当該ノズルを次
にノズル掛けから外した際、油を撒き散らすような不都
合が起こらないようにした給油装置を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、 給油ホースと給油ノズルとからなる給油系統を複数有
し、該複数の給油系統の表示器あるいはポンプを共用化
するとともに、該各給油系統には給油ノズルによる給油
操作の開始、終了に応じた信号を発生するノズル操作検
知手段をそれぞれ設け、前記各ノズル操作検知手段によ
り出力される給油操作の開始信号に基づき、選択的に一
つの給油系統による給油を許可するとともに、複数の給
油系統による同時給油を不能にする給油制御手段を設け
た給油装置において、 許可された一つの給油系統のノズル操作検知手段による
給油操作の開始信号の出力後、かつ給油操作の終了信号
の出力前に、他の給油系統のノズル操作検知手段により
給油操作の開始信号が出力されたのを検出し、当該他の
給油系統による同時給油の試行があったことを記憶する
記憶手段を設け、 許可された一つの給油系統の前記ノズル操作検知手段に
よる給油操作の終了信号の出力後に、該記憶手段に記憶
されている他の給油系統につき、給油ノズルの弁が開弁
しているか否かを検査する検査手段を設け、 該検査手段により給油ノズルの弁が開弁しているのが検
出されたときには、当該他の給油系統のノズル操作検知
手段から給油操作の開始信号が出力された場合でも、前
記給油制御手段による当該他の給油系統の給油を禁止す
る給油禁止手段を設けて構成してなることを特徴とす
る。
[作用] 上記構成によれば、一系統の給油中に、他系統のノズル
が一旦取り外された場合は、このノズルの開弁検知を行
う。そして、このレバーが開いているときには、この系
統の給油を禁止するようにした。従って、レバーが開い
たままの状態で、ノズル掛けに戻されたノズルを取り外
しても、油が撒き散らされるような不都合を防止するこ
とができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の第1実施例の構成を示すブロック
図である。この実施例は、前述したように、ポンプと流
量計とを共用化したものである。図において、モータ1
によって駆動されるポンプ2によって、図示せぬ地下タ
ンクから汲み上げられた油は、流量計3を通過した後、
管路4によって分岐され、制御弁5A,5Bを通してノズル6
A,6Bに供給される。これらのノズル6A,6Bは、使用しな
いときは、給油装置本体に設けられたノズル掛けに掛け
られ、このときノズル掛けに設けられたノズルスイッチ
7A,7Bがオフとなるようになっている。
上記流量計3には、検出された流量に比例した数のパル
スを発信する発信器8が付属し、このパルスがコントロ
ーラ9に送られる。コントローラ9は、給油中の系統を
常に認識している。すなわち、スイッチ7A,7Bの内、最
初にオンとなった方のスイッチ、つまり、最初にノズル
が取り外された方のスイッチに対応する系統を給油中の
系統として記憶し、この系統の制御弁5Aまたは5Bを開放
する。また、給油中の系統の流量パルスを計数して給油
量を算出し、これを給油中の系統の表示器11αまたは11
βを表示させる。
次に、第2図は、コントローラ9の記憶エリアに設けら
れたフラグの種類と機能とを説明するためのものであ
る。なお、以下の説明において、文字XはAまたはBに
置換され、X=AのときはA系統のフラグを、X=Bの
ときはB系統のフラグを示すこととする。
同図(a)に示す対応変化フラグFLGN(X)は、2ビッ
トのフラグであり、ノズルスイッチ7A,7Bの変化を示す
ものである。ノズルスイッチ7A,7Bは、ノズル6A,6Bがノ
ズル掛けに掛けられているときにオフ、取り外されたと
きにオンとなるものである。そして、このオン/オフが
所定の周期で調べられ(この詳細は後述する)、前回の
オン/オフ状態と、今回のオン/オフ状態とが、各1ビ
ットで記録される。例えば、フラグFLGN(A)は、ノズ
ルスイッチAが前回オフで今回オンに変化すると「01」
となる。逆に、オンからオフに変化したときには「01」
となり、オンの状態を継続しているときには「11」、オ
フの状態を継続しているときには「00」となる。フラグ
FLGN(B)もノズルスイッチ7Bにつき同様の記録をす
る。
同図(b)の給油禁止フラグFLGS(X)は、後述する開
弁検知によって、ノズル6Aまたは6Bからの給油を禁止し
たときにオン、禁止を解除したときにオフとされる、1
ビットのフラグである。
同図(c)の給油中フラグFLGM(X)は、その系統が給
油中のときにオン、給油していないときにオフとされ
る、1ビットのフラグである。ここで、給油中か否か
は、ポンプ2のオン/オフと一致する。
同図(d)の開弁検知フラグFLGK(X)は、開弁検知が
必要なときにオン、不必要なときにオフとなる1ビット
のフラグである。
次に、第3図および第4図のフローチャート、および第
5図のタイムチャートを参照して、この第1実施例の動
作を説明する。
第3図のフローチャートは、ノズルスイッチ7A,7Bの状
態を検出する処理を示すものである。このプログラム
は、所定の周期でタイマ起動される。起動されると、ま
ず、ステップS1でノズルスイッチ7Aの状態が読み出され
る。そして、前回の読み出し状態と比較され(ステップ
S2)、対応変化フラグFLGN(A)がセットされる(ステ
ップS3)。例えば、前回読み出し時と今回読み出し時と
の間に、ノズル6Aがノズル掛けから取り外され、ノズル
スイッチ7Aがオフからオンに変化すると「01」とセット
される。
また、ステップS4〜S6においては、ノズルスイッチ7Bに
つき同様の処理が行なわれ、対応変化フラグFLGN(B)
がセットされる。こうして、所定の周期で、ノズルスイ
ッチ7A,7Bの状態が常にチェックされ、対応変化フラグF
LGN(X)に記憶される。
次に、第4図のフローチャートは、給油制御処理を示す
ものである。このプログラムも一定の周期でタイマ起動
されるようになっている。ただし、コントローラ9は、
自系X(例えばA系統)についてこのプログラムを走行
させると、次は他系(例えばB系統)について走行さ
せるといった具合に、自系、他系交互に、このプログラ
ムを走行させるようになっている。そして、他系につ
いて走行するときには、上記フローチャートのXとと
を入れ換えた処理が実行される。
このプログラムは、以下の4つの処理に大別される。
(1)自系Xが給油に入り、この給油中、他系は何も
しない場合の処理 (2)自系Xが給油中に、他系でノズルが取り外され
再び戻された場合の処理 (3)他系のノズル6の開弁検知により、警報が出
力された場合の解除処理 (4)自系Xの給油中に、他系でノズルの取り外しがあ
り、そのまま放置された場合の処理 以下、これらを項別に説明する。
(1)自系Xが給油に入り、この給油中、他系は何も
しない場合の処理 この処理は、起動処理と、給油中処理と、終了処理とに
分けられる。
起動処理(ステップS11〜S21) 対応変化フラグFLGN(X)をチェックして、給油可能な
場合に給油を開始する処理である。
第4図のステップS11〜S13において、フラグFLGN(X)
がチェックされる。そして、フラグFLGN(X)が「01」
のとき、つまり、ノズル6Xがノズル掛けから取り外され
て、ノズルスイッチ7Xがオンとなったとき、ステップS1
2からステップS14に移行し、自系の給油禁止フラグFLGN
(X)が読み出され、ステップS15で“1"/“0"が判断さ
れる。
給油禁止フラグFLGS(X)が“1"、つまり自系の給油が
禁止されているときには、そのまま処理を終了し、給油
は行わない。
一方、給油禁止フラグFLGS(X)が“0"、つまり自系の
給油が禁止されていない通常の場合は、他系の給油中フ
ラグFLGM()を読み出し(ステップS16)、その“1"
/"0"をチェックする(ステップS17)。
他系の給油中フラグFLGM()が“0"、つまり他系が給
油中でない今の場合、自系の給油が可能である。そこ
で、コントローラ9は、給油計量用のカウンタと、表示
器11X(X=αまたはβ)をリセットし(ステップS1
9)、ポンプ2のモータ1をオンするとともに、自系の
制御弁5Xを開放する(ステップS20)。また、自系の給
油中フラグFLGM(X)を“1"とし(ステップS21)、一
旦処理を終了する。
この状態で、作業者がノズル6Xのレバーを開くと、給油
が開始される。
給油中の処理(ステップS13,S31〜33) 給油中は、自系の給油中フラグFLGM(X)が“1"、対応
変化フラグFLGN(X)が「11」となる。従って、コント
ローラ9の制御は、ステップS13からステップS31へ移行
する。ステップS31において、給油中フラグFLGM(X)
が読み出され、ステップS32において、その“1"/“0"が
チェックされる。そして、給油中フラグFLGM(X)が
“0"、つまり、前述の起動処理のステップS15におい
て自系の給油が禁止され、または、ステップS17におい
て他系が給油中であると判断され、ステップS21におい
て自系の給油が不能でポンプ2が停止されているときに
は、給油制御処理を一旦終了する。
一方、給油中フラグFLGM(X)が“1"、つまりポンプ2
が稼動中の場合、コントローラ9は、流量計3の発信器
8から送られてくる流量パルスを計数して、流量Kを計
測するとともに、表示器11Xに自系の給油を表示する
(ステップS33)。以後給油中は、タイマ起動される毎
に、この処理を繰り返す。
終了処理(ステップS41〜47) 給油が終了すると、自系のノズル6Xがノズル掛けに掛け
られるから、対応変化フラグFLGN(X)が「10」に変化
する。従って、コントローラ9は、ステップS13からス
テップS41に移行する。ステップS41では、自系の制御弁
5Xを閉じ、次のステップS42で自系の給油中フラグFLGM
(X)を読み出し、ステップS43で、その“1"/“0"をチ
ェックする。
給油中フラグFLGM(X)が“1"の今の場合、ステップS4
3からステップS44に移行し、ポンプ2をオフし(ステッ
プS44)、給油中フラグFLGM(X)をリセットする(ス
テップS45)。次いで、他系の開弁検知フラグFLGK
()を読み出し(ステップS46)、“1"/“0"をチェッ
クする(ステップS47)。
他系では何もしなかったこの場合、他系の対応変化
フラグFLGN()は「00」の状態にある。従って、他系
では、ステップS11の処理を行うのみであり、その開
弁検知フラグFLGK()は“0"状態を維持するから、開
弁検知は行わない。
(2)自系Xが給油中に、他系のノズル6を取り外
して戻したときの処理 この処理は、他系のノズル6が取り外された時点での
処理と、自系の給油終了時に行なわれる開弁検知処理と
に分けられる。
他系のノズル6が取り外された時点での処理(ステ
ップS11〜18) この場合、他系の対応変化フラグFLGN()が「01」と
なる。この変化は、他系のノズル6を取り外した後、
最初に実行される他系についてのプログラム走行で検知
される。すなわち、第4図にXにを代入した形のプロ
グラム走行が行なわれ、ステップS12で上記変化が検知
される。
このとき、給油禁止フラグFLGS()は“0"であるか
ら、ステップS14,S15を通って、ステップS16に進み、X
系の給油中フラグFLGM(X)が読み出される。X系が給
油中である今の場合、給油中フラグFLGM(X)は“1"
で、ステップS18に進み、系の開弁検知フラグFLGK
()が“1"にセットされる。
他系の開弁検知処理(ステップS61〜69) 自系の給油が終了すると、上述したように、ステップS4
7において、他系の開弁検知フラグFLGK()の“1"/
“0"がチェックされる。他系のノズル6が一旦取り外
された今の場合、“1"となっているから、他系の開弁検
知に進む。
まず、図示せぬ計量カウンタをリセットし(ステップS6
1)、他系の制御弁5を開く(ステップS62)。次い
で、モータ1を間欠的に駆動してインチングを行い、流
量計3の発信器8からの流量パルスによって、このとき
の流量Kを計測する(ステップS63)。そして、他系の
制御弁5を閉じ(ステップS64)、流量Kが設定流量K
0以下か否かをチェックする(ステップS65)。
流量Kが設定流量K0以下のとき、つまり他系のノズル6
が閉じていた場合は、他系の給油禁止フラグFLGS
()を“0"として、給油禁止を解除するとともに(ス
テップS66)、他系の開弁検知フラグFLGK()を“0"
とし、もはや開弁検知の必要性がないことを記憶し(ス
テップS67)、処理を終了する。
一方、流量Kが設定流量K0より大きいときは、他系のノ
ズル6が開いていると判断し、給油禁止フラグFLGS
()を“1"として他系の給油を禁止するとともに(ス
テップS68)、開弁警告を出力する(ステップS69)。
このように、自系の給油中に他系のノズル6が取り外
されて戻された場合は、自系の給油終了時に他系のノズ
ル6の開弁検知を実行し、開弁していたときには、給
油を禁止するとともに警報を出す。
(3)警報を解除する処理(ステップS71〜79) 上記警報が発せられた場合は、他系のノズル6を一旦
ノズル掛けから取り外し、再びノズル掛けに戻すと、以
下の処理により、警報が解除される。なお、この処理
も、第4図のフローチャートで、Xととを入れ換えた
形のプログラムで実行される。まず、ノズル6を取り
外すと、対応変化フラグFLGN()が「01」となり、ス
テップS12からステップS14に進む。ここで、給油禁止フ
ラグFLGS()が“1"となっているから、一旦処理が終
了する。
次に、ノズル6を戻すと、対応変化フラグFLGN()
が「10」に変化し、ステップS13からステップS41に移行
して、制御弁5を閉じる。また、給油中フラグFLGM
()が読み出されてチェックされる(ステップS42,4
3)。今の場合、これは“0"だから、ステップS48に移行
し、X系の給油中フラグFLGM(X)が読み出されて、チ
ェックされる(ステップS48,49)。これも“0"であるた
め、の開弁検知フラグFLGK()が読み出されてチェ
ックされる(ステップS50,51)。
この開弁検知フラグFLGK()が“1"になっているか
ら、以下、ステップS71〜79でノズル6の開弁検知が
実行される。この開弁検知は、上述したステップS61〜6
9の開弁検知と同様なので、説明を省略する。
こうして、系の開弁検知が行なわれ、ノズル6の弁
が閉じているときには、給油禁止フラグFLGS()が解
除され、給油可能となる。また、この弁が開いていると
きには、再び警報が出力され、弁を閉じるように促す。
(4)自系が給油中に、他系のノズル6を取り外し、
そのまま放置した場合の処理 この場合の処理は、上記(2)と同様で、ノズル6の
弁が開いているときは、給油が禁止されるとともに、開
弁警報が出力される。
ここで、作業員がノズル6の弁を閉じてノズル掛けに
戻すと、上記(3)項と同様にして、警報が解除され、
給油が許可される。
なお、上記の説明では、自系Xが給油中に、他系でノ
ズル6の取り外しが起きたものとしたが、自系Xと他
系とを入れ換えても全く同様である。
第5図は、上記動作のタイムチャートである。
図の時刻t1に、ノズル6Aが取り外されてスイッチ7Aがオ
ンとなると、制御弁5Aとモータ1とがオンされる。次い
で、時刻t2にノズル6Aのレバーが開かれ、時刻t3までの
間、A系統で給油が行なわれる。また、この間、流量パ
ルスが出力され、給油量が測定・表示される。そして、
時刻t4にノズル6Aがノズル掛けに戻されてスイッチ7Aが
オフになると、制御弁5Aとモータ1とがオフされ、1回
の給油が終了する。
時刻t5に再びノズル6Aが取り外されて、スイッチ7Aがオ
ンとなると、上と同様にして、時刻t6〜t8の間、A系統
で給油が行なわれる。そして、ノズル6Aが戻されてスイ
ッチ7Aがオフになった時刻t10に供給が完了する。この
間、時刻t7にノズル6Bが外されて、スイッチ7Bがオンす
ると、この時点でB系統の開弁検知フラグFLGK(B)が
“1"となる(第4図のステップS18参照)。
上記時刻t10にスイッチ7Aがオフされた際、開弁検知フ
ラグFLGK(B)が“1"になっているため、ノズル6Bの開
弁検知を行なう。すなわち、コントローラ9は、時刻t1
0に制御弁5Aを閉じるとともに制御弁5Bを開き、モータ
1を間欠的に駆動してインチングを行い、少量の油をB
系統に供給する。この場合、ノズル6Bが閉じており、流
量Kが設定流量K0以下であれば、B系統の給油禁止フラ
グFLGS(B)を“0"として給油禁止を解除するととも
に、開弁検知フラグK(B)を“0"にする。この後、時
刻t12において、一点鎖線で示すように、スイッチ7Bを
一旦オフ・オンさせなくても、実線で示すように自動的
に制御弁5Bとモータ1をオン状態にし、B系統の給油を
許可するようにしてもよい。
一方、破線で示すように、ノズル6Bが開いたまま放置さ
れており(時刻t9以降)、開弁検知の結果、流量Kが設
定流量K0より大きい場合は、時刻t11に制御弁5Bとモー
タ1とをオフとし、B系統の給油を禁止する。この給油
禁止の状態は、ノズル6Bを閉じ、一旦ノズル掛けに戻し
て、再び取り外すまで、接続される。
この第1実施例によれば、A系統の給油が完了したとき
に、B系統のノズル6Bが取り外されていると、その開弁
検知が行なわれ、開弁しているときには給油が禁止され
るから、油が撒き散らされることはない。
次に、第6図は、この発明の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。この実施例では、A系統とC系統の2
系統の、油の供給系統が設けられているのに対し、給油
量表示系統が1系統になっている。すなわち、A系統の
供給系統は、モータ1A、ポンプ2A、流量計3A、管路4A、
制御弁5A、ノズル6Aから構成され、C系統の供給系統
は、モータ1C、ポンプ2C、流量計3C、管路4C、制御弁5
C、ノズル6Cから構成されている。一方、表示系統は、
表示器11αからなっている。
この第2実施例の動作は、上記第1実施例とほぼ同様で
ある。
すなわち、第7図のタイムチャートに示すように、時刻
t1〜t4の間、ノズル6Aが取り外され、この間、制御弁5A
とモータ1Aとがオンとされる。また、時刻t2〜t3の間、
A系統のノズル6Aが開かれ、給油が行なわれる。
次いで、時刻t5にノズル6Aが取り外されると、スイッチ
7Aがオンとなり、制御弁5Aとモータ1Aが駆動される。続
いて、時刻t6にノズル6Aが開かれてA系統の給油が行な
われ、時刻t8に給油が終了する。また、時刻t9にノズル
6Aがノズル掛けに戻されると、スイッチ7Aがオフとな
り、制御弁5Aおよびモータ1Aがオフされる。
この間、時刻t7にノズル6Cがノズル掛けから取り外され
ると、このとき開弁検知フラグFLGK(C)が“1"とな
る。このため、A系統の給油完了の時刻t9から開弁検知
が行なわれる(第4図のステップS61以降参照)。すな
わち、コントローラ9は、制御弁5Cを開き、モータ1Bを
間欠的に駆動してインチングを行い、C系統の発信器8C
からの流量パルスの有無を調べる。そして、流量Kが設
定流量K0以下のときには、ノズル6Cが閉じているものと
判断し、C系統の給油を許可する。一方、流量Kが設定
流量K0より大きい今の場合は、ノズル6Cが開いているも
のと判断し、給油を禁止するとともに、開弁警報を出力
する。
開弁警報によって、作業員がノズル6Cの弁を閉じて、ノ
ズル掛けに戻すと、この時刻t10から再びC系統の開弁
検知が行なわれる(第4図のステップS71以降参照)。
この場合は、ノズル6Cの弁が閉じているから、開弁警報
が解除され、給油禁止が解かれる。こうして、ノズル6C
から誤って油が流出するのを防ぐことができる。
なお、上記各実施例では、2系統の場合について述べた
が、3系統以上の場合も同様に処理することが可能であ
る。
また、上記実施例において、第4図のステップS61〜S6
5、およびステップS71〜S75で示した、ノズルの開弁検
知の判別の構成についても、これに限ることはない。す
なわち、例えば、ノズルの弁を開弁操作するレバーに近
接させて、該レバーが開弁位置にあることを光学的、ま
たは磁気的に検出し、信号を発生するセンサを、各給油
系のノズルに対応させて設け、このサンセから検出信号
が出力されているか否かを判別するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、複数のノズルを有
し、これらのノズルのいずれか一つから給油可能とされ
た給油装置において、ある系統の給油中に、他の系統の
ノズルが外された場合は、そのノズルの開弁検知を行う
ようにしたので、給油中のノズル以外のノズルが、開い
たまま放置されていても、それを取り外したときに、油
が誤って撒き散らされるような不都合を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示すブロック
図、第2図は第1実施例におけるフラグの種類と機能を
説明するための図、第3図、第4図は第1実施例の動作
を示すフローチャート、第5図は第1実施例の動作を示
すタイムチャート、第6図はこの発明の第2実施例の構
成を示すブロック図、第7図は第2実施例の動作を示す
タイムチャート、第8図は従来のMPD型の計量機の構造
を示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図
である。 1,1A,1C……モータ、2,2A,2C……ポンプ、3,3A,3C……
流量計、4,4A,4C……管路、5,5A,5B,5C……制御弁、6,6
A,6B,6C……ノズル、7,7A,7B,7C……スイッチ、8,8A,8C
……発信器、9……コントローラ、11α,11β……表示
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油ホースと給油ノズルとからなる給油系
    統を複数有し、該複数の給油系統の表示器あるいはポン
    プを共用化するとともに、該各給油系統には給油ノズル
    による給油操作の開始、終了に応じた信号を発生するノ
    ズル操作検知手段をそれぞれ設け、前記各ノズル操作検
    知手段により出力される給油操作の開始信号に基づき、
    選択的に一つの給油系統による給油を許可するととも
    に、複数の給油系統による同時給油を不能にする給油制
    御手段を設けた給油装置において、 許可された一つの給油系統のノズル操作検知手段による
    給油操作の開始信号の出力後、かつ給油操作の終了信号
    の出力前に、他の給油系統のノズル操作検知手段により
    給油操作の開始信号が出力されたのを検出し、当該他の
    給油系統による同時給油の試行があったことを記憶する
    記憶手段を設け、 許可された一つの給油系統の前記ノズル操作検知手段に
    よる給油操作の終了信号の出力後に、該記憶手段に記憶
    されている他の給油系統につき、給油ノズルの弁が閉弁
    しているか否かを検査する検査手段を設け、 該検査手段により給油ノズルの弁が開弁しているのが検
    出されたときには、当該他の給油系統のノズル操作検知
    手段から給油操作の開始信号が出力された場合でも、前
    記給油制御手段による当該他の給油系統の給油を禁止す
    る給油禁止手段を設けてなる給油装置。
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