JPH076467Y2 - 耐火シェルターの扉 - Google Patents

耐火シェルターの扉

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JPH076467Y2
JPH076467Y2 JP1988007598U JP759888U JPH076467Y2 JP H076467 Y2 JPH076467 Y2 JP H076467Y2 JP 1988007598 U JP1988007598 U JP 1988007598U JP 759888 U JP759888 U JP 759888U JP H076467 Y2 JPH076467 Y2 JP H076467Y2
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JP
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door
wall surface
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fireproof
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敏彦 今井
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Itoki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は火災時などの熱から内部に居る者や物品等を保
護するいわゆる耐火シェルターの扉に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
いわゆる耐火シェルターは、火災などにより生じる火災
や熱から人や貴重品等を保護するため設けられる施設で
あるが、その製造には、耐火建築や金庫室等に関する技
術が応用される場合が多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の耐火建造物や金庫室等の製造技術において、建造
された耐火室への出入口に設けられる扉は、耐火性能を
付与した引き戸や開き戸形式のものが大半であるため、
形成できる扉の厚さに自づから限界があり、従って、耐
火時間もその扉の厚さや耐火層の材料等により異なる
が、必要以上に長いものは少ない。
一方、近時数多く建設されるようになったいわゆる超高
層ビルの場合、火災が発生してその火災が拡大すると、
当該建物が長時間に亘って延焼する場合が多いことが経
験的に知られている。これは超高層ビルゆえ、高層部分
に対して充分な消火活動を行い難いことなどに起因す
る。
しかし、このような超高層ビルでは、火災が発生し、こ
れが拡大した場合、高層部の居住者等は屋外へ避難でき
ない場合が考えられ、そのため適宜階層に耐火シェルタ
ーとなる空間を設け、万一の火災発生時にはそのシェル
ター内へ居住者が避難できるようにする構想が考えられ
ている。
ところが、このような耐火シェルターは、火災が長時間
に亘るものであっても、内部の避難者を外部の高温から
十分に保護するため、十分な壁厚、例えば2m以上の厚さ
を有する耐火壁面で囲まれた空間に形成されることが予
定されている。
因みに、建物火災における建屋内の火災による温度の上
昇は、第4図に示すように、火災発生から30分経過後約
860℃に昇り、1時間後には約925℃にもなり、以下、2
時間で約1010℃、3時間で約1050℃、4時間で約1095℃
にもなることが報告されている。
このため、ビル火災などにおいて4時間以上に亘って延
焼が続く場合も想定すると、このような場合でも耐火シ
ェルター内の温度を人が生存できる温度に維持するに
は、その壁面の厚さは大きいほど好ましく、例えば、2m
以上に設定することが考えられる。
しかし、このような大きな厚みを有する耐火壁面に囲ま
れた耐火シェルターに出入口を設け、この出入口に、従
来公知の引き戸や開き戸式の耐火性の扉を設けること
は、その扉が壁面の内,外に大きく出張ったり、或は、
この扉を開,閉できるための余剰空間を不可欠とするの
で、従来形式の耐火扉の設置には難がある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案では、長時間の耐火性能を発揮するためき
わめて厚く形成された壁面に開口して設けられた出入口
に取付けても壁面の内,外に出張らず、また、その開閉
のために余剰な空間を必要としない扉を提供することを
目的としてなされたもので、その構成は、所定厚みに形
成された耐火シェルターの壁面の内部に、該壁面と平行
に通路幅程度の前後幅と所要高さを有する空気層を形成
すると共に、この壁面に、平面から見て当該壁面の厚み
より大きな直径を有する縦向き円筒状であって前記空気
層の全高より大きな高さの開口部を形成し、この開口部
に、当該開口部の平面形状に略合致する外径と高さを有
する円柱体であって、前記空気層の前後幅と略同幅の貫
通口を、当該円柱体を回転したとき前記貫通孔が前記空
気層と略一線に揃うように形成した扉体を、回転,固定
自在に嵌装したことを特徴とするものである。
〔作用〕
円柱状をなす扉体の直径上に形成した貫通口は、扉体が
回転されて当該貫通口が壁面と平行になったとき、この
壁面の内,外を遮断して円筒状をなす壁面の開口部を閉
塞し、前記貫通口が壁面と直交する向きに扉体が回転し
たとき、壁面の内外を連通して通路となる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図に拠り説明する。
第1図は本考案耐火シェルター用の扉の一例の開扉状態
の平断面図、第2図は同じく閉扉状態の平断面図、第3
図は開扉状態の正断面図、第4図は火災時の延焼時間と
上昇温度との関係の一例を示す温度−時間線図である。
第1図〜第3図に於て、1は耐火シェルターの壁面の一
例で、ここでは厚さ750mm程度の耐火層1aと、この耐火
層1aの背面側にあって約900mm厚程度の空気層1bを介し
て形成した厚さ750mm程度の断熱層1cとの三層からなる
壁面により形成されている。尚、耐火層1aと断熱層1c
は、通常コンクリートで形成されるが、コンクリート以
外の壁材であっても勿論よい。
この壁面1は全体の厚みが約2400mmあり、耐火層1aが熱
源側に向き、断熱層1cがシェルター内部に臨んでいる。
上記壁面1には、縦向き円筒状をなす開口部2が形成さ
れている。
この開口部2は、平面から見てその直径が前記壁面1の
厚さ2400mmよりやゝ大きく、この実施例では直径約2700
mmの縦向き円筒状をなすように開口することにより、耐
火層1aと断熱層1cとの外面が正面縦長矩形に開口されて
いる。
ここで、上記開口部2は、一例として次のような構造で
形成されている。
即ち、建物壁面1の一部として予め形成される耐火層1a
と断熱層1cに開口部2のための開口2aを大きめに形成し
ておき、この間口2aに後述する扉3を支持した扉本体枠
2bを前記壁面と一体になるように取付け、開口部2を形
成するのである。
3は、上記の平面略円筒状をなす開口部2の扉本体枠2b
に合致する大きさに形成して当該開口部2の本体枠2b内
に嵌装した円柱状をなす扉で、この円柱状の扉3には、
その直径上に、上記壁面と空気層1bと略同じ厚み(幅)
となる貫通口3bが形成されていると共に、この貫通口3b
の前面側が耐火層3aに、またこの貫通口3bの後面側が断
熱層3cに形成されている。尚、31aは耐火性を向上させ
るため、耐火層1aの外面に形成した例えばセラミック層
による耐火性表装部である。
尚、上記扉3は、一例として第3図に示すように、扉3
の全高が、天井C及び床面Fに位置する扉本体枠2bに当
該扉の上,下部3d,3eが嵌入する大きさに形成されてお
り、天井C,床面Fに位置する環状の扉本体枠2bにおい
て、前記扉3の上,下部3d,3eが夫々に、一例としてベ
アリング材Bを介して回転自在に支持されている。
この扉3の回転は、例えば、モータM等の駆動力がピニ
オンPを介して扉外周の外歯ラックRに伝達されること
により回転,固定されるようになっている。このモータ
Mの電源は停電に備え蓄電池によりバックアップされて
いることが望ましい。
上記扉3の回転はモータによるほか、扉3の重心の偏位
を利用した自動回転力、或は、バネの反撥力等を利用し
た自動回転力を利用して回転させるようにしてもよい。
尚、4は壁面1の開口部2の内面と扉3の外面の間に形
成した耐火,耐熱シール部である。
而して、上記扉3は、第2図々示の向きに置かれたと
き、その貫通口3bが壁面1の空気層1bと連通一体化する
と共に、当該扉3の耐火層3aが壁面1の耐火層1aと一体
化し、且つ、扉3の断熱層3cが壁面1の断熱層1cと一体
化することにより耐火シェルターの壁面の一部となる。
一方、第2図に示した向きの上記扉3は、第1図々示の
向きになるように反時計方向に90度回転させられると、
その貫通口3bが壁面1の内,外に通じる通路となるの
で、人の出入りや物品の出入れはこの貫通口3bを通して
行われる。尚、上記実施例の耐火層3aは、例えば、金庫
扉の断熱層を形成する材料などを用いて形成する。ま
た、断熱層1cは、ロックウールやグラスウール等の断熱
材を用いる。この結果、扉3の重心は、扉の厚み方向に
おいて偏位するので、先に述べたようにこの偏位を扉3
の自動回転力として利用してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上の通りであって、超高層ビルなどの適宜階
層に形成される厚みの大きな壁面で囲まれた耐火シェル
ターの扉として、扉をこの壁面の厚み内で回転する円柱
状に形成すると共に、この円柱体の中央に貫通口を出入
口として設けて形成し、この扉を上記壁面の厚み内に形
成した平面円筒状の扉装着部に取付けたので、次のよう
な効果がある。
本考案扉はそれが装着される壁面の厚さ内に殆んど収ま
ってしまうので、壁面の外側に突出せず、従って、耐火
シェルターを建屋内に設置する上で、邪魔にならず便宜
である。
本考案扉は閉ぢられているとき、それが装着された壁面
とその厚さ、及び、厚さ方向の層構造に於て、壁面と殆
んど一体化するので、扉が設けられることにより耐火シ
ェルターの耐火性が低下するといったおそれはきわめて
少ない。
また、上記扉は90度回転させるだけで、扉に設けた通路
用の貫通口が壁面の内,外を出入自在に結ぶので、万一
の緊急時における開閉動作も迅速になし得、また、この
開閉作動のために余計な空間が必要になることもないの
で、上記開閉動作の迅速性を助長する。
本考案は以上の通りであるから、耐火シェルター用の扉
としてきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案耐火シェルター用の扉の一例の開扉状態
の平断面図、第2図は同じく閉扉状態の平断面図、第3
図は開扉状態の正断面図、第4図は火災時の延焼時間と
上昇温度との関係の一例を示す温度−時間線図である。 1…壁面、1a…耐火層、1b…空気層、1c…断熱層、2…
開口部、3…扉、3a…耐火層、3b…貫通口、3c…断熱
層、4…耐火,耐熱シール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定厚みに形成された耐火シェルターの壁
    面の内部に、該壁面と平行に通路幅程度の前後幅と所要
    高さを有する空気層を形成すると共に、この壁面に、平
    面から見て当該壁面の厚みより大きな直径を有する縦向
    き円筒状であって前記空気層の全高より大きな高さの開
    口部を形成し、この開口部に、当該開口部の平面形状に
    略合致する外径と高さを有する円柱体であって、前記空
    気層の前後幅と略同幅の貫通口を、当該円柱体を回転し
    たとき前記貫通孔が前記空気層と略一線に揃うように形
    成した扉体を、回転,固定自在に嵌装したことを特徴と
    する耐火シェルターの扉。
JP1988007598U 1988-01-26 1988-01-26 耐火シェルターの扉 Expired - Lifetime JPH076467Y2 (ja)

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JPH01112292U JPH01112292U (ja) 1989-07-28
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JPH01112292U (ja) 1989-07-28

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