JPH0764832B2 - 2−シアノフェノチアジンの製造方法 - Google Patents
2−シアノフェノチアジンの製造方法Info
- Publication number
- JPH0764832B2 JPH0764832B2 JP63042145A JP4214588A JPH0764832B2 JP H0764832 B2 JPH0764832 B2 JP H0764832B2 JP 63042145 A JP63042145 A JP 63042145A JP 4214588 A JP4214588 A JP 4214588A JP H0764832 B2 JPH0764832 B2 JP H0764832B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanophenothiazine
- iodide
- reaction
- chlorophenothiazine
- cyanide
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2−シアノフェノチアジンの製造方法に関す
るものである。
るものである。
フェノチアジン誘導体には、従来から、精神安定、坑ヒ
スタミン、鎮痛、血圧降下及び制癌等の薬理作用が知ら
れており、2−シアノフェノチアジンは、2−シアノ−
10−クロルアセチルフェノチアジン、1−スルフィニル
−1−チオ−2−(10′−アルキル−2′−フェノチア
ジニル)エチレン類等のフェノチアジン誘導体の原料と
して有用である。
スタミン、鎮痛、血圧降下及び制癌等の薬理作用が知ら
れており、2−シアノフェノチアジンは、2−シアノ−
10−クロルアセチルフェノチアジン、1−スルフィニル
−1−チオ−2−(10′−アルキル−2′−フェノチア
ジニル)エチレン類等のフェノチアジン誘導体の原料と
して有用である。
従来、2−シアノフェノチアジンを2−クロロフェノチ
アジンから合成するには、特開昭53−92788号公報に記
載の通り、2−クロロフェノチアジンをヨウ素の存在
下、キノリン中でシアン化第一銅と反応させることによ
り合成している。また、前述の合成において共存物とし
て、銅粉とヨウ素を用いる方法も知られている(イギリ
ス特許805887号)。
アジンから合成するには、特開昭53−92788号公報に記
載の通り、2−クロロフェノチアジンをヨウ素の存在
下、キノリン中でシアン化第一銅と反応させることによ
り合成している。また、前述の合成において共存物とし
て、銅粉とヨウ素を用いる方法も知られている(イギリ
ス特許805887号)。
しかし、これらの方法では、反応温度が250℃で反応時
間も48時間という苛酷な反応条件で行われており、しか
も、収率が50〜60%と低く、工業的製法としては多くの
問題点がある。
間も48時間という苛酷な反応条件で行われており、しか
も、収率が50〜60%と低く、工業的製法としては多くの
問題点がある。
本発明者らは、このような事情に鑑み、鋭意研究を重ね
た結果、反応時間が短く、かつ、収率が高い2−シアノ
フェノチアジンの製造方法を見出し本発明を完成させる
に到った。
た結果、反応時間が短く、かつ、収率が高い2−シアノ
フェノチアジンの製造方法を見出し本発明を完成させる
に到った。
すなわち、本発明は、2−ハロフェノチアジンをヨウ化
アルカリ金属またはヨウ化アルカリ土類金属のヨウ化物
の共存下、極性溶媒中で、シアン化金属化合物と反応さ
せることを特徴とする2−シアノフェノチアジンの製造
方法を提供するものである。
アルカリ金属またはヨウ化アルカリ土類金属のヨウ化物
の共存下、極性溶媒中で、シアン化金属化合物と反応さ
せることを特徴とする2−シアノフェノチアジンの製造
方法を提供するものである。
本発明における2−ハロフェノチアジンの具体例とし
て、2−クロロフェノチアジンまたは2−ブロモフェノ
チアジンを挙げることができる。
て、2−クロロフェノチアジンまたは2−ブロモフェノ
チアジンを挙げることができる。
次に、触媒として使用するヨウ化アルカリ金属の具体例
としては、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウムおよびヨ
ウ化カリウムを挙げることができ、これらの中でも特
に、ヨウ化ナトリウムとヨウ化カリウムが好ましい。
としては、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウムおよびヨ
ウ化カリウムを挙げることができ、これらの中でも特
に、ヨウ化ナトリウムとヨウ化カリウムが好ましい。
また、ヨウ化アルカリ土類金属の具体例として、ヨウ化
カルシウムを挙げることができる。
カルシウムを挙げることができる。
これらのヨウ化アルカリ金属又はヨウ化アルカリ土類金
属の使用量は、2−ハロフェノチアジンにたいして0.1
〜10.0倍モルの範囲が好ましいが、特に好ましくは、0.
5〜1.5倍モルである。
属の使用量は、2−ハロフェノチアジンにたいして0.1
〜10.0倍モルの範囲が好ましいが、特に好ましくは、0.
5〜1.5倍モルである。
極性溶媒の具体例としては、N−メチルピロリドン、キ
ノリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド及びシクロメチルホスホロア
ミドを挙げることができるが、これらの中でも特にN−
メチルピロリドンとキノリンが好ましい。
ノリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド及びシクロメチルホスホロア
ミドを挙げることができるが、これらの中でも特にN−
メチルピロリドンとキノリンが好ましい。
極性溶媒は、2−ハロフェノチアジンに対して通常0.1
〜20.0倍量(重量)使用されるが、特に好ましくは、0.
5〜5.0倍量(重量)である。
〜20.0倍量(重量)使用されるが、特に好ましくは、0.
5〜5.0倍量(重量)である。
シアン化金属化合物としては、シアン化アルカリ金属ま
たはシアン化重金属を挙げることができる。
たはシアン化重金属を挙げることができる。
シアン化アルカリ金属の具体例としては、シアン化カリ
ウム、シアン化ナトリウム等を挙げることができる。
ウム、シアン化ナトリウム等を挙げることができる。
また、シアン化重金属の具体例としては、シアン化第一
銅、シアン化銀等を挙げることができる。
銅、シアン化銀等を挙げることができる。
上記、シアン化金属化合物のなかでも、シアン化第一銅
が好ましい。
が好ましい。
シアン化金属化合物の使用量は、2−ハロフェノチアジ
ンに対して1〜3倍モルが好ましいが、特に好ましく
は、1〜1.5倍モルである。
ンに対して1〜3倍モルが好ましいが、特に好ましく
は、1〜1.5倍モルである。
また、シアン化金属化合物の使用量は、ヨウ化物に対し
て1〜15倍モルが好ましいが、特に好ましくは1〜5倍
モルである。
て1〜15倍モルが好ましいが、特に好ましくは1〜5倍
モルである。
反応温度は、2−ハロフェノチアジンと極性溶媒との使
用量比で種々適用可能であるが、200〜300℃が好まし
く、特に好ましくは、230〜270℃である。
用量比で種々適用可能であるが、200〜300℃が好まし
く、特に好ましくは、230〜270℃である。
反応時間は、35時間以内、好ましくは3〜20時間であ
る。
る。
反応時間が短すぎると、反応が不十分で収率が低下し、
長すぎると時間当たりの変換の割合が低下して無駄であ
る。
長すぎると時間当たりの変換の割合が低下して無駄であ
る。
本発明の場合、15時間以内で充分である。
以下に実施例を示す。
実施例1. 2−クロロフェノチアジン(5.00g)、シアン化第一銅
(2.50g)、ヨウ化ナトリウム(3.77g)及びN−メチル
ピロリドン(6ml)をガス導入管及び攪拌装置を備えた5
0mlの三口ガラス製反応器に取り、N2ガスで空間部をガ
ス置換する。その後、溶媒のN−メチルピロリドンが還
流するように混合物を245〜265℃に加熱し、攪拌しなが
ら3時間反応した。
(2.50g)、ヨウ化ナトリウム(3.77g)及びN−メチル
ピロリドン(6ml)をガス導入管及び攪拌装置を備えた5
0mlの三口ガラス製反応器に取り、N2ガスで空間部をガ
ス置換する。その後、溶媒のN−メチルピロリドンが還
流するように混合物を245〜265℃に加熱し、攪拌しなが
ら3時間反応した。
反応混合物を70℃まで冷却後、3.6N硫酸(250ml)中に
攪拌しながら注ぐ。析出する結晶を濾集し、水(50ml)
で3回洗浄後乾燥する。この結晶をシリカゲルカラム
(ワコーゲルC−200)で精製(留出液 トルエン:酢
酸エチル=19:1)すると2−シアノフェノチアジン4.10
g(85.5%)と原料の2−クロロフェノチアジン0.18g
(3.6%)をそれぞれ得た。
攪拌しながら注ぐ。析出する結晶を濾集し、水(50ml)
で3回洗浄後乾燥する。この結晶をシリカゲルカラム
(ワコーゲルC−200)で精製(留出液 トルエン:酢
酸エチル=19:1)すると2−シアノフェノチアジン4.10
g(85.5%)と原料の2−クロロフェノチアジン0.18g
(3.6%)をそれぞれ得た。
2−シアノフェノチアジンの確認は、MASSとIRで 行っ
た。
た。
MASS(m/e):224(M+)0 IR(cm-1):3350,2215,1595,1460,1430, 1315,1055,865,805,740,616 実施例2. 実施例1でN−メチルピロリドンの使用量を9mlとした
以外は同様の原料仕込量及び反応容器を使用し、N−メ
チルピロリドンを還流させるため、230〜250℃に加熱
し、12時間攪拌しながら反応を行った。
以外は同様の原料仕込量及び反応容器を使用し、N−メ
チルピロリドンを還流させるため、230〜250℃に加熱
し、12時間攪拌しながら反応を行った。
反応混合物の後処理、精製及び目的物の確認を実施例1
と同様に行ったところ、2−シアノフェノチアジンが4.
17g(86.0%)得られ、原料の2−クロロフェノチアジ
ンは回収されなかった。
と同様に行ったところ、2−シアノフェノチアジンが4.
17g(86.0%)得られ、原料の2−クロロフェノチアジ
ンは回収されなかった。
実施例3 実施例1でN−メチルピロリドン(6ml)をキノリン(1
8ml)に代えた以外は、同様の原料仕込量と反応容器を
使用し240℃でキノリンを還流させながら15.5時間攪拌
しながら反応を行った。
8ml)に代えた以外は、同様の原料仕込量と反応容器を
使用し240℃でキノリンを還流させながら15.5時間攪拌
しながら反応を行った。
反応混合物の後処理、精製及び目的物の確認を実施例1
と同様に行ったところ、目的物の2−シアノフェノチア
ジン3.94g(82.1%)と原料の2−クロロフェノチアジ
ン0.22g(4.4%)とを得た。
と同様に行ったところ、目的物の2−シアノフェノチア
ジン3.94g(82.1%)と原料の2−クロロフェノチアジ
ン0.22g(4.4%)とを得た。
実施例4. 実施例3でヨウ化ナトリウム(3.55g)を3.77gに代えた
以外は、同様の原料仕込量と反応容器を使用し240℃で1
0時間攪拌しながら反応を行った。
以外は、同様の原料仕込量と反応容器を使用し240℃で1
0時間攪拌しながら反応を行った。
処理後、精製、確認を実施例1と同様に行ったところ、
2−シアノフェノチアジンを3.64g(75.8%)得、2−
クロロフェノチアジンを0.81%(16.3%)回収した。
2−シアノフェノチアジンを3.64g(75.8%)得、2−
クロロフェノチアジンを0.81%(16.3%)回収した。
実施例5 2−クロロフェノチアジン(5.00g),シアン化第一銅
(2.50g)、ヨウ化カルシウム(7.39g)及びN−メチル
ピロリドン(9ml)を実施例1と同じ反応容器にとり、
実施例1と同様の方法で250〜260℃に加熱、攪拌しなが
ら12時間反応を行った。
(2.50g)、ヨウ化カルシウム(7.39g)及びN−メチル
ピロリドン(9ml)を実施例1と同じ反応容器にとり、
実施例1と同様の方法で250〜260℃に加熱、攪拌しなが
ら12時間反応を行った。
反応混合物の後処理等を実施例1と同様に行ったとこ
ろ、目的物の2−シアノフェノチアジン3.12g(65.0
%)と原料の2−クロロフェノチアジン0.75g(15.0)
とが得られた。
ろ、目的物の2−シアノフェノチアジン3.12g(65.0
%)と原料の2−クロロフェノチアジン0.75g(15.0)
とが得られた。
比較例1 2−クロロフェノチアジン(5.00g)、シアン化第一銅
(2.50g)、ヨウ素(0.028g)、銅粉(0.074g)及びキ
ノリン(18ml)を実施例1と同じ反応容器にとり、238
〜240℃でキノリンを還流させながら31時間反応を行っ
た。
(2.50g)、ヨウ素(0.028g)、銅粉(0.074g)及びキ
ノリン(18ml)を実施例1と同じ反応容器にとり、238
〜240℃でキノリンを還流させながら31時間反応を行っ
た。
反応混合物の後処理等を実施例1と同様に行ったとこ
ろ、目的物の2−シアノフェノチアジンが1.44g(30.2
%)と原料の2−クロロフェノチアジンが0.24g(4.8
%)得られたに過ぎなかった。
ろ、目的物の2−シアノフェノチアジンが1.44g(30.2
%)と原料の2−クロロフェノチアジンが0.24g(4.8
%)得られたに過ぎなかった。
本発明によれば、短時間、且つ高収率で、2−ハロフェ
ノチアジンより2−シアノフェノチアジンを製造するこ
とができる。
ノチアジンより2−シアノフェノチアジンを製造するこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】2−ハロフェノチアジンをヨウ化アルカリ
金属またはヨウ化アルカリ土類金属のヨウ化物の共存
下、極性溶媒中で、シアン化金属化合物と反応させるこ
とを特徴とする2−シアノフェノチアジンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042145A JPH0764832B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 2−シアノフェノチアジンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042145A JPH0764832B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 2−シアノフェノチアジンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01216982A JPH01216982A (ja) | 1989-08-30 |
| JPH0764832B2 true JPH0764832B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=12627773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63042145A Expired - Lifetime JPH0764832B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 2−シアノフェノチアジンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105175355B (zh) * | 2015-11-05 | 2018-08-14 | 宁波季诺化学品有限公司 | 一种2-氰基吩噻嗪的制备方法 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63042145A patent/JPH0764832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01216982A (ja) | 1989-08-30 |
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