JPH0764960B2 - 高分子組成物 - Google Patents

高分子組成物

Info

Publication number
JPH0764960B2
JPH0764960B2 JP1188998A JP18899889A JPH0764960B2 JP H0764960 B2 JPH0764960 B2 JP H0764960B2 JP 1188998 A JP1188998 A JP 1188998A JP 18899889 A JP18899889 A JP 18899889A JP H0764960 B2 JPH0764960 B2 JP H0764960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
composition
composition according
weight
zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1188998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0236246A (ja
Inventor
ロバート・アーサー・ヘイズ
ウエンデル・リード・コナード
Original Assignee
ザ・フアイヤーストーン・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・フアイヤーストーン・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー filed Critical ザ・フアイヤーストーン・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー
Publication of JPH0236246A publication Critical patent/JPH0236246A/ja
Publication of JPH0764960B2 publication Critical patent/JPH0764960B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/41Preparation of salts of carboxylic acids
    • C07C51/412Preparation of salts of carboxylic acids by conversion of the acids, their salts, esters or anhydrides with the same carboxylic acid part
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F3/00Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table
    • C07F3/003Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table without C-Metal linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジメタクリル酸亜鉛補助剤を含む加硫可能な高
分子組成物に関するものである。更に詳細には、本発明
はある種のゴム状重合体または重合体配合物、特定の表
面積範囲を有するジメタクリル酸亜鉛補助剤及び過酸化
物硬化剤を含有する加硫可能な高分子組成物に関するも
のである。
種々の特許及び出版物にメタクリル酸の金属塩の製造が
記載されている。
かくして、特許出願公開第76,138,616号は炭化水素溶媒
が水と共沸物を形成する、水に不溶性の炭化水素溶媒混
合物中に40〜100℃でアクリル酸またはメタクリル酸を
酸化亜鉛または水酸化亜鉛と反応させ、共沸蒸留で水を
除去し、そして生じた生成物を乾燥することを含む工程
によるジメタクリル酸亜鉛及びジアクリル酸亜鉛の製造
に関するものである。ここに開示された炭化水素溶媒に
はベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、メ
チルシクロヘキサン、n−ヘプタン、n−ヘキサン等が
含まれる。
米国特許第4,082,288号は撹拌下でメタクリル酸を水ま
たは揮発性有機液体の如き液体媒質中にて酸化亜鉛の懸
濁液と練る(mill)ことによる塩基性メタクリル酸亜鉛
の製造に関するものである。
米国特許第4,100,182号は液体媒質中にて塩基性メタク
リル酸亜鉛を生じさせるに必要な比率でメタクリル酸を
酸化亜鉛と混合し、液体媒質を除去し、そして最後に生
じた反応生成物を分割することを含む、エラストマー性
組成物に対する補助剤の製造方法に関するものである。
その特許には、その反応生成物を生じさせる際に使用す
るメタクリル酸に対する酸化亜鉛のモル比は通常少なく
とも0.8〜1、好ましくは2〜1(第2欄18〜30行)で
あり;液体媒質は水または揮発性有機液体例えば炭化水
素液体もしくはアルカノール(第2欄45〜48行)であっ
てもよく、そして反応生成物は最終的に少なくとも200
メツシユのふるい、好ましくは300メツシユのふるいを
通過するに十分な細かさに粉砕されるべきであることが
示されている。
米国特許第4,191,671号に最初にポリブタジエンの如き
ゴム状重合体をメタクリル酸と混合し、次にこのものに
標準ニーダー中で酸化亜鉛を加え、そして混合して均一
なるゴム組成物を得ることを含む方法によるメタクリル
酸亜鉛のその場での(in−sutu)製造が明確に示されて
いる。
米国特許第4,266,772号に米国特許第4,082,288号に記載
される方法と同様の方法を用いる塩基性メタクリル酸亜
鉛の製造が示されている。Journal of Applied Polymer
Science、第16巻、505〜518頁(1972)に掲載された
「Elastic Properties and Structures of Polybutadie
ne Vulcanized with Maghesium Methacrylate」なる表
題の論文の505頁にここに使用されるメタクリル酸マグ
ネシウムをこの酸及び水酸化マグネシウムの水溶液を加
熱し、次にこの塩をふるいに通して0.5mm以下の直径を
有する塩粒子を得ることにより製造したことが示されて
いる。
加えて、種々の特許及び出版物にメタクリル酸の金属塩
を含む加硫可能な高分子組成物が示されている。
かくして、米国特許第3,823,122号はエラストマー100重
量部当り1〜15重量部の置換されたアクリル酸または酸
塩を含む硬化可能なSBRまたはネオプレンエラストマー
組成物に関するものであり、その際に示された好適な酸
塩は単にメタクリル酸ナトリウムを塩化亜鉛と反応させ
ることにより生じるメタクリル酸亜鉛である。ここに開
示されたエラストマー組成物にはカーボン・ブラックの
如き強化用充てん剤が含まれるが、過酸化物硬化剤は含
まれていない。
米国特許第4,082,288号に過酸化物架橋が可能なエラス
トマー、エラストマー100重量部当り10〜約60重量部の
塩基性メタクリル酸亜鉛、過酸化物硬化剤及び場合によ
ってはエラストマー100重量部当り2〜10重量部の量の
リサージまたは酸化亜鉛の如き強化用充てん剤を含む遊
離基架橋可能なエラストマー組成物を開示するものであ
る。
米国特許第4,191,671号は(A)ジエンエラストマー、
(B)アルフアーベータエチレン性不飽和カルボン酸、
(C)成分(B)100重量部当り50〜150重量部の量で存
在する二価金属化合物、並びに(D)成分(A)及び
(B)を一緒にした重量100重量部当り0.3〜5.0重量部
の量で存在する有機性過酸化物からなり、但し成分
(B)に対する成分(A)の重量比が87/13〜55/45であ
る硬化可能なゴム組成物に関するものである。加えてこ
の組成物は重合しないカルボン酸、エラストマー100重
量部当り50重量部以下の量のカーボン・ブラツク並びに
アミン及び/またはフエノール化合物を含有し得る。
米国特許第4,192,790号は粉末状態で小さいムーニー粘
度を有するエラストマー組成物に関するものである。こ
のエラストマー組成物のムーニー粘度はこのものにエラ
ストマー100重量部当り0.1〜7.0重量部の塩基性メタク
リル酸亜鉛を配合することにより減少する。この塩基性
メタクリル酸亜鉛に加えて、このエラストマー組成物に
は種々のエラストマーまたはエラストマー配合物、無機
性粒状充てん剤及び場合によってはカーボン・ブラツク
(エラストマー100部当り20〜150部)並びに過酸化物硬
化物の如き硬化剤が含まれる。
米国特許第4,266,772号は遊離基架橋可能なエラストマ
ー、特に過酸化物架橋可能なエラストマー、塩基性メタ
クリル酸亜鉛(エラストマー100重量部当り約10〜約60
重量部)及び硬化剤、例えば過酸化物硬化剤からなる硬
化可能なエラストマー組成物から生成される固体ゴルフ
ボールに関するものである。この組成物は場合によって
は例えばエラストマー100部当り2〜10部の量で強化用
充てん剤、例えばリサージまたは酸化亜鉛を含有し得
る。
英国特許第1,091,818号にアルフアオレフイン重合体並
びに重合体100部当り1〜10部の金属塩量のアクリル酸
またはメタクリル酸の金属塩及び有機性過酸化物からな
る加硫可能な組成物が示されている。加えてこの組成物
は強化剤及び充てん剤、例えばカーボン・ブラツク、金
属酸化物等を含有し得る。
英国特許第2,042,553号に天然及び/または合成ゴム、
加橋剤例えば過酸化物、単量体金属塩例えばジメタクリ
ル酸亜鉛、ジアクリル酸亜鉛、好ましくは塩基性メタク
リル酸亜鉛、並びに膨張(blowing)剤からなるエラス
トマー組成物から生じる架橋された発泡(cellular)エ
ラストマー性組成物が示されている。加えてこの組成物
は充てん剤例えばカーボン・ブラツクまたは二酸化チタ
ン、及び他の公知の粉末添加物を含有し得る。
Colloid Journal USSR、第31巻、293〜297頁(1969)に
記載されたA.A.Dontsov等による「Vulcanization of Ru
bbers by Salts of Unsaturated Acids.Vulcanization
of Butadiene−Styrene Rubber by Methacrylate Salt
s」なる表題の論文にブタジエン−スチレンゴムまたは
エチレン−プロピレンゴム、メタクリル酸マグネシウム
またはメタクリル酸ナトリウム、及び過酸化ジクミルか
らなる加硫可能な組成物が示されている。
Journal of Applied Polymer Science、第16巻、505〜5
18頁(1972)に掲載されたA・Dontsov等による「Elast
ic properties and Structure of Polybutadiene Vulca
nized with Magnesium Methacrylate」なる表題の論文
にポリブタジエン、メタクリル酸マグネシウム及び過酸
化ジクミルからなる硬化可能な組成物が示されている。
Rubbercon′77、International Rubber Conference、第
2巻、26−1〜26−12頁(1977)に掲載されたA.A.Dont
sovによる「General Regurarities of Heterogeneous V
ulcanization」なる表題の論文にスチレン−ブタジエン
ゴムまたはエチレン−プロピレンゴム;メタクリル酸、
マレイン酸及びベータフエニルアクリル酸のマグネシウ
ム、ナトリウム、亜鉛及びカドミウム塩並びに遊離基タ
イプの開始剤例えば過酸化ジクミルからなる加硫可能な
組成物が示されている。
本発明の具体例によれば、約3.7〜約5.4m2/gまたはそれ
以上の表面積を有するジメタクリル酸亜鉛粉末の製造方
法が得られる。この方法は一般的に最初に撹拌下で酸化
亜鉛及びメタクリル酸を液体脂肪族炭化水素媒質中にて
メタクリル酸1モル当り酸化亜鉛が約0.5〜約0.6モルの
量で反応させて液体媒質中にジメタクリル酸亜鉛の粒子
を生じさせることを含む。次に、ジメタクリル酸亜鉛の
粒子を液体媒質から回収し、そして乾燥してジメタクリ
ル酸亜鉛粉末を生じさせる。
更に本発明の具体例において、(a)天然ゴム、エチレ
ン/プロピレンコポリマー、エチレン/プロピレン/ジ
エンターポリマー、スチレン/ブタジエンコポリマー、
ニトリルゴム、ネオプレン及びその配合物からなる群か
ら選ばれるゴム状重合体;(b)該ゴム状重合体100重
量部当り約25〜約85重量部の約3.7〜約5.4m2/gまたはそ
れ以上の表面積を有するジメタクリル酸亜鉛;及び
(c)硬化効果量(cure effective amount)の過酸化
物硬化剤(curing agent)、を含有する加硫可能な高分
子組成物が得られる。かかる高分子組成物は硬化状態に
て優れた強さ及び履歴特性を示す。
ジメタクリル酸亜鉛粉末を調製するため、最初に酸化亜
鉛及びメタクリル酸をこの2種の物質の発熱反応により
放出される熱を分散させるための液体脂肪族炭化水素分
散媒質中で一緒にする。好ましくは、酸化亜鉛を最初に
液体媒質中に分散させ、次にメタクリル酸を撹拌しなが
ら分散液に加える。メタクリル酸1モル当り約0.5〜約
0.6モルの酸化亜鉛がこの反応中に使用される。
液体分散媒質として種々の液体脂肪族炭化水素を使用し
得る。しかしながら、液体分散媒質としてアルカンを用
いることが好ましく、そしてアルカンの中でヘキサンが
特に好ましい。分散媒質としてヘキサンを用いる際の驚
くべき特徴にはヘキサン媒質中での反応により生成する
ジメタクリル酸亜鉛粉末が撹拌条件を種々変化させても
一様に所望の表面積特性を示すことがある。
本質的ではないが、ポンピングでき、そして注入するこ
とができる液体懸濁物を生じさせるために分散媒質中に
補助剤として少量の非イオン性界面活性剤を含めること
が一般的に好ましい。この目的のためにシリコーンタイ
プの界面活性剤及びアルキルアリールポリエーテルアル
コールタイプを含めて種々の公知の非イオン性界面活性
剤を用いることができる。好適な非イオン性界面活性剤
はアルキルアリールポリエーテルアルコールである。
分散媒質中に含まれる非イオン性界面活性剤の量は酸化
亜鉛及びメタクリル酸を一緒にした重量を基準として約
0.1〜約1.0重量%、好ましくは0.3〜0.5重量%の範囲で
あってもよい。
酸化亜鉛とメタクリル酸との間の反応は好ましくは室温
または周囲温度で(即ち熱を加えずに)、撹拌下で、そ
して非イオン性界面活性剤の存在下にて行う。この好適
な反応方法により上記のようにポンピングでき、そして
注入することができる液体懸濁物が生じる。所望に応じ
て、約70℃までの温度で、且つ界面活性剤なしで反応を
行うことができる。この後者の場合、良好に注入されな
いスラリーまたは濃厚なペーストが得られる。しかしな
がら、この方法は好ましくないが、加工された生成物を
劣化させるようには見えない。
反応時間はバツチサイズ、撹拌の程度などの如き因子に
かなり依存して変わり得る。一般に、反応時間は約4〜
約20時間またはそれ以上の範囲であってもよい。
好適な具体例において、酸化亜鉛とメタクリル酸との間
の反応が完了に近づくに従って、生成物は液体媒質中で
ジメタクリル酸亜鉛の液体懸濁物の形態をとり、それ故
反応を高温で、且つ界面活性剤なしで行う場合、生成物
は液体媒質中でジメタクリル酸亜鉛のスラリーの形態を
とる。
いかなる場合においても、この方法の第二の工程は液体
媒質からジメタクリル酸亜鉛の粒子を回収することであ
る。このことはいずれかの好都合な方法により行うこと
ができる。かくして、例えばろ過(ろ過は好ましい)ま
たは蒸発により液体媒質を除去することによりジメタク
リル亜鉛粒子を回収することができる。ジメタクリル酸
亜鉛粒子をろ過により回収する場合、粒子を圧縮するこ
とにより液体媒質の別の部分を除去することがしばしば
望ましく、そして好ましい。
回収工程に続いて、ジメタクリル酸亜鉛粒子を乾燥して
ジメタクリル酸亜鉛粉末を生成する。乾燥はいずれかの
通常の方法で行うことができる。かくして、空気乾燥及
び/または真空乾燥を利用することができる。最初に粒
子を空気乾燥し、次に約60〜約70℃の温度で乾燥器中に
て真空乾燥することがしばしば好ましい。
この時点でのジメタクリル酸亜鉛生成物はややケーキ状
の粉末状態である。所望に応じて、良好な結果を有する
本発明の組成物における補助剤として生成物をこの状態
で用いることができる。しかしながら、取扱いを容易に
し、そしてゴム状の重合体及び他の成分と配合して本発
明の組成物を製造し易くするために、このややケーキ状
の粉末を粉砕することが一般に好ましい。このことはい
ずれかの公知の方法で行うことができる。かくして、例
えばこのややケーキ状の粉末をワリング(waring)配合
器の如き適当な配合器で粉砕することができる。本質的
なことではないが、粉末を例えば50メツシユのふるいの
如き適当なふるいに通すことにより粉末から異常に大き
な粒子を除去することが通常望ましく、そして好まし
い。
上記の方法により調製されるジメタクリル酸亜鉛生成物
は一般に約30〜約35%の灰分含有量を有する。
本発明の組成物中の成分(a)として使用し得るゴム状
重合体には天然ゴム;エチレン/プロピレンコポリマ
ー;ジエン成分が非共役ジエン例えば1,4−ヘキサンジ
エン、ジシクロペンタジエン、5−エチリンデン−2−
ノルボルネンなどであるエチレン/プロピレン/ジエン
ターポリマー;スチレン/ブタジエンコポリマー(即ち
SBR)、ニトリルゴム、ネオプレン及びその配合物また
は混合物が含まれる。
本発明の組成物の驚くべき、そして予期せぬ特徴の一つ
はジメタクリル酸亜鉛及び過酸化物成分の使用により通
常「硬化と両立しない(cure incompatible)」とみな
されているゴム状重合体配合物を硬化させることが発見
されたことである。例えば、EPDM及びニトリルゴムの配
合物を含む組成物が良好に硬化し、そして優れた強さを
示すことが見い出された。
本発明の組成物の他の驚くべき特徴は不飽和結合を全く
含まないエチレン/プロピレンゴムを含む組成物も良好
に硬化し、そして良好な強度特性を示すことが発見され
たことにある。
組成物の成分(b)として使用されるジメタクリル酸亜
鉛は1g当り約3.7〜約5.4m2(m2/g)の表面積及び約30〜
約35%の灰分含有量を有するジメタクリル酸亜鉛粉末と
して示される。このジメタクリル酸亜鉛は上記の方法で
調製される。
用いるジメタクリル酸亜鉛の量はゴム状重合体100重量
部当り約25〜約85重量部の範囲であることができ、好適
な量はゴム状重合体100重量部当り約50〜約80重量部で
ある。ジメタクリル酸亜鉛25重量部またはそれ以上を含
む組成物を硬化させる場合、このものは通常のカーボン
・ブラツク強化されたゴムより極めて低い履歴を示す。
ジメタクリル酸亜鉛50重量部またはそれ以上を含む組成
物を硬化させる場合、このものは高品質ポリウレタンの
特性に匹敵する優れた強度特性(例えばモジユラス、伸
び及び破断強さ)を示す。
成分(c)として使用し得る過酸化物硬化剤には有機性
過酸化物、例えば過酸化ジクミル、ビス−(t−ブチル
パーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、過安息香酸t−
ブチル、過酸化ジ−t−ブチル、2,5−ジメチル−2,5−
ジ−t−ブチルパーオキシ−ヘキサンなどが含まれる。
好適な過酸化物硬化剤にはビス−(t−ブチルパーオキ
シ)ジイソプロピルベンゼン及び過酸化ジクミルがあ
る。
組成物に含まれる過酸化物硬化剤の量は使用するゴムの
タイプに依存し、そして一般には硬化効果量として示す
ことができる。一般に、かかる量はゴム状重合体100重
量部当り約0.2〜約2.0重量部の範囲であることができ
る。
本組成物は場合によってはゴム組成物に普通に使用され
る他の通常の添加物を含むことができる。かかる添加物
には強化剤並びに充てん剤、例えばカーボン・ブラツ
ク、粘土、シリカ及び炭酸カルシウム、プロセスオイル
及びエクステンダー油、酸化防止剤、ワツクス、可塑剤
などが含まれ得る。かかる強化剤及び充てん剤を本組成
物に含めることを望む場合、一般にこれらのものはゴム
状重合体100重量部当り約5〜約60重量部の量で用いる
ことができる。標準的ゴム化合物に通常使用される量で
他の添加物を用いることができる。
ゴム組成物はいずれかの通常の方法、例えば成分を内部
撹拌器中またはミル上で混合することにより調製するこ
とができる。
次の実施例は本発明の特色を更に説明するためのもので
あり、その範囲を限定するためのものではない。実施例
及び本明細書における部及び百分率は特記せぬ限り重量
によるものである。
次の実施例(即ち1〜5)は本発明の方法によるジメタ
クリル酸亜鉛の製造を説明するものである。
実施例 1 15個の28オンス容量の酒瓶の各々にヘキサン300gを加え
た。次に前もって50メツシユのふるいに通した酸化亜鉛
37.5gを撹拌しながら瓶に加えた。この添加に続いて、
メタクリル酸77.5gを撹拌し続けながら各々の瓶に加え
た。この瓶を1〜2分毎に15分間撹拌し、そして振盪し
た。内容物は徐々に濃厚になった。次にこの瓶に窒素を
吹き込み、栓をし、そして50℃の重合器(polymerize
r)中に約2.5日間置いた。
次にこの瓶を重合器から取り出し、水中で冷却し、そし
て開けた。この操作に続いて、瓶の内容物を窒素を用い
て5ガロン入りの釜に吹き込んだ。次に釜の内容物をヘ
キサン1ガロンで希釈し、そして30分間撹拌した。生じ
たスラリーを5つの部分にろ過し、その各々をヘキサン
700ccで洗浄した。次にろ過ケーキを2個の大きな皿に
置き、手で砕き、そしてしばしば撹拌しながらフード
(hood)の中で3時間乾燥した。次にこの皿を65℃の温
度及び0.01〜0.05mmHgに設定された真空乾燥器中に40時
間置いた。次に生じたややケーキ粉末状態のジメタクリ
ル酸亜鉛をワリング配合器中で粉砕し、そして50メツシ
ユのふるいに通した。生成物の収量は1525.5gであっ
た。
生成物の灰分含有量を分析した結果、このものは33.7%
の灰分を含んでおり、この値は理論値の34.5%と対比さ
れるものである。また生成物の示差熱分析(DTA)を行
った。DTA曲線を得る方法は公知であり、そして機器の
取扱説明書及び種々の教科書に記載されている。生成物
のDTAにより177℃に大きな吸熱ピーク及び141℃に小さ
な吸熱ピークが現われた。
実施例 2 撹拌機、温度計、窒素導入口及び出口を備えた2l入り三
ツ口フラスコにヘキサン792.0g、酸化亜鉛99.0g、Union
Carbide製の非イオン性オルガノシリコーン界面活性剤
であるUcar Super Wetter EP 0.3g、Union Carbide製の
非イオン性オルガノシリコーン界面活性剤であるL−52
2 0.3g、Dow Corhing Corporation製のシリコーングリ
コールポリマー界面活性剤であるDC190 0.3gを加え
た。フラスコの内容物を250〜300RPMで23時間撹拌し
た。次に、このフラスコに撹拌を続けながらメタクリル
酸204.6gを加えた。この添加の前にはフラスコの内容物
は室温(即ち27℃)であった。しかしながら、メタクリ
ル酸の添加後1分以内に発熱が起こり、温度は42℃に上
昇した。反応混合物の温度は徐々に低下し、30分後には
35℃の温度に達した。撹拌しながら全体で18時間反応を
続けた。生じた液体懸濁物をろ過してジメタクリル酸亜
鉛粒子を回収し;次にこの粒子をヘキサンで洗浄し、ヘ
キサン600cc中に再懸濁させ、再びろ過し、そしてヘキ
サンで洗浄した。次にろ過ケーキを血に置き、フード中
で乾燥し、そして実質的に実施例1に記した方法と同様
の方法を用いて真空乾燥した。次に生じた柔軟な粉末状
態のジメタクリル酸亜鉛を50メツシユのふるいに通し
た。
生成物の灰分含有量を分析した結果、34.36%の灰分を
含んでおり、この値は理論値の灰分含有量である34.5%
と対比されるものである。
実施例 3 ポリプロピレンライナー(liner)、ライナー及びバケ
ツト(bucket)間に置かれたじゃま板(baffle)、撹拌
機に取り付けた高速空気モーター並びに温度計を備えた
5ガロン入りの上部が開いたバケツトにヘキサン12,000
cc、Triton X−153.44cc、Triton X−45 3.4cc、Trito
n X−100 3.4cc、酸化亜鉛1008g及びメタクリル酸2062
gを順次加えた。(Triton X−15、X−45及びX−100は
Rohm&Haas Company製の非イオン性オクチルフエノキシ
ポリエトキシエタノール界面活性剤である)。メタクリ
ル酸の添加に続いて、蒸発によるヘキサンの損失を防ぐ
ためにバケツトにポリエチレンのカバーをかぶせた。こ
れらの成分は激しく撹拌しながら加えた。メタクリル酸
の添加前はバケツト内部の温度は27℃(即ち室温)であ
った。添加に続いて2分以内に発熱が起こり、温度は44
℃に上昇した。温度が40℃に低下した時点でバケツトの
内容物を8時間激しく撹拌した。撹拌の程度をやや減少
させ、そして温度が36℃に低下した時点で反応を更に15
時間(全反応時間23時間)続けた。反応が終了に近づい
た際に、バケツトの内容物は液体懸濁物の状態であっ
た。次のこの懸濁液をバケツトから取り出し、ろ過し、
回収した粒子を洗浄し、そして実施例1と同様にフード
中及び真空乾燥器(65℃、0.08mmHg)中で乾燥した。次
に生じたややケーキ状の粉末状態のジメタクリル酸亜鉛
をワリング配合器中で粉砕し、そして50メツシユのふる
いに過した。
生成物の試料を分析し、そして灰分含有量33.6%を得
た。
この実施例を数回くり返して行い、そして各々の実験か
らの生成物を一緒にした。この一緒にした生成物の試料
を評価した結果、窒素吸着表面積4.5m2m/g及び0.78μm
の計算された粒子径を有していることが分った(説明注
釈参照)。窒素吸着表面積は実質的には「Surface Area
By Monosorb Analyser」なる表題のASTM D3037、Metho
d Dに記載される方法で測定し、その際にここに示され
た脱気温度200℃の代りに100℃の脱気温度を用いた(説
明注釈参照)。
説明注釈:上記の実施例は本出願の親出願である米国特
許出願第421,012号の実施例3に対応するものである。
この親出願の実施例3において、窒素吸着面積は2.44m2
/gと報告され、そして計算された粒子径は1.45μmとし
て報告されている。この相違に対する理由は親出願の実
施例3においてカーボン・ブラツクの表面積を測定する
ために最初開発され、そして200℃の脱気温度を含むAST
M D3037、Method Dの方法を厳密に用いたからである。
しかしながら、親出願を提出してから、200℃の脱気温
度によりジメタクリル酸亜鉛粉末の表面積の破壊が生
じ、その結果実際の値より小さい表面積が得られること
が出願人により見い出された。しかしながら、上の結果
は修正した方法を用いるジメタクリル酸亜鉛粉末の再試
験を表わしている。
実施例 4 撹拌機及び温度計を備えた1l入りビーカーにヘキサン39
1ml、Triton X−15、Triton X−45及びTriton X−100を
各々0.11ml、並びに酸化亜鉛32.8gを加えた。(Triton
X−15、X−45及びX−100はRohm&Haas Company製の非
イオン性オクチルフエノキシポリエトキシエタノール界
面活性剤である)。この混合物を5分間撹拌し、次にメ
タクリル酸67.2gをビーカーに加えた。この添加に続い
て反応混合物の撹拌を23時間続け、その際に温度は35℃
以下であった。生じた液体懸濁物をろ過してジメタクリ
ル酸亜鉛粒子を回収し、次にこのものを出来る限り圧搾
して乾燥し、そして一夜空気乾燥した。生じたジメタク
リル酸亜鉛粉末の最終的な乾燥は真空乾燥器中にて60℃
で行った。
得られたジメタクリル酸亜鉛粉末の試料は5.35m2/gの窒
素吸着表面積を示した。窒素吸着表面積は実施例3で用
いた方法である修正したASTM D3037、Method D(即ち10
0℃脱気温度)により測定した。
実施例 5 この実施例において、超音波を用いて更に撹拌すること
を除いて実質的に実施例4の方法をくり返して行った。
生じたジメタクリル酸亜鉛粉末の試料は実施例3及び4
の修正した表面積測定方法を用いて4.98m2/gの窒素吸着
表面積を示した。
比較実施例 A この実施例において、本出願に対する親出願である米国
特許出願第421、012号に対して引用された主要な参考文
献の1種であるコバヤシ等によるChem Abstract Articl
e 87−5403(特許出願公開第76,138,616号)の方法を評
価した。
コバヤシ等による方法を評価する際に用いた方法は次の
通りであった: 撹拌機及び還流冷却器を有する共沸トラツプを備えた1l
入りのフラスコにトルエン391ml及び酸化亜鉛32.8gを加
えた。このフラスコの内容物を撹拌し、そして約50℃に
加熱し、次にメタクリル酸67.2gを加えた。真空ライン
のホースを冷却器の上端に接続し、そして温和な還流が
起こるに十分な真空で引いた。反応は50℃で7時間後に
終了し、その際に水はこれ以上共沸皿に捕集されなかっ
た。次にフラスコの内容物をろ過し、沈殿をできる限り
乾燥するように圧搾し、そして一夜空気乾燥した。最終
的な乾燥を真空乾燥器中にて60℃で行った。
細かい色の粉末状態で生じたジメタクリル酸亜鉛は実施
例3〜5の窒素吸着表面積測定方法で測定した際に3.1m
2/gの窒素吸着表面積を有していた。
比較実施例B及びC これらの実施例において、本発明の方法(実施例4)に
より製造されたジメタクリル酸亜鉛粉末及びコバヤシ等
の方法(実施例A)により製造されたジメタクリル酸亜
鉛粉末の加硫された合成ゴム組成物の特性に対する効果
を評価した。
この評価を行う際に使用される合成組成物は次の組成を
有していた: 上記の組成物を冷却した2本のローラー(roll)ミル上
で混合した。次にこの混合した化合物を硬化させ、そし
て応力−ひずみ特性を試験した。硬化した化合物の試料
を肉眼で検査した結果、実施例Bの化合物(コバヤシ等
のジメタクリル酸亜鉛)はほとんど濁っており、一方実
施例Cの化合物(本発明のジメタクリル酸亜鉛)はほぼ
透明であることが分った。試験条件及び結果を表に示
す。
上記のデータからわかる通り、本発明の方法により製造
されるジメタクリル酸亜鉛を含む実施例Cの加硫された
高分子組成物はコバヤシ等の方法により製造されるジメ
タクリル酸亜鉛を含む実施例Bより極めて良好な応力−
ひずみ特性を有している。
実施例 6〜8 これらの実施例において、実施例1〜3の方法により製
造されたジメタクリル酸亜鉛を含む加硫可能な高分子組
成物を調製した。組成物の組成は次の通りであった: 上記の組成物を外部から熱を加えず電気ミル上で混合し
た。この混合した組成物を硬化させ、そして応力−ひず
み特性を試験した。試験条件及び特性を第I表に示す。
上のデータから明らかなように、本発明の方法により製
造したジメタクリル酸亜鉛を含む本発明の加硫可能な高
分子組成物は優れた300%モジユラス及び引張り値を示
す。
比較実施例 D及びE 比較のために、基本的に実施例6〜8と同様の組成を有
する加硫可能な高分子組成物を、市販のジメタクリル酸
亜鉛を本発明の方法により製造されたジメタクリル酸亜
鉛の代りに用いる以外は同様に調製した。この市販のジ
メタクリル酸亜鉛はMPL#7742と表わされ、そしてMonom
er Polymer Laboratoriesから市販されている。使用前
にこのジメタクリル酸亜鉛を34.9%の灰分含有量になる
まで真空乾燥し、次に実施例3〜5で使用された方法、
すなわち修正されたASTM D3037−78、Method Dにより窒
素吸着表面積に対して評価した。この修正された方法に
あるMPL#7742の窒素吸着表面積は0.960m2/gであった。
(注:これらの実施例は親出願の実施例A及びBに対応
し、そしてここに報告されたMPL#7742の表面積はもと
のASTM D3037−78、Method D方法によれば0.73m2/gであ
った。従って上の0.960m2/gの表面積値はMPL#7742の再
試験を表わしている。) MPL#7742を含む2種の組成物を異なった時期に調製
し、そして応力−ひずみ特性を試験した。実施例D及び
Eに表わされる組成物の組成並びに試験結果を第I
(a)表に示す。応力−ひずみ特性を本発明の組成物に
より得られたものと比較する際に便利なように、前もっ
て調製され、そして試験された本発明の指定された対象
の加硫可能な高分子組成物もこの表に含めた。
上のデータから分る通り、MPL#7742ジメタクリル酸亜
鉛を含む組成物(窒素吸着表面積0.960)は対照実施例
または実施例6〜8より極めて低いモジユラス及び低張
り値を示す。実施例D及びD並びに窒素吸着表面積4.5m
2/gを有するジメタクリル酸亜鉛を含む実施例8のモジ
ユラス及び引張り値間の相違に特に注目されたい。
次の実施例(即ち9〜35)は実施例1の方法により製造
されたジメタクリル酸亜鉛を含む本発明の加硫可能な組
成物を更に説明するものである。
実施例 9〜14 これらの実施例において、種々のゴム状重合体を含む加
硫可能な高分子組成物を調製した。組成物の組成は次の
通りであった: 上のデータが示す通り、本発明の加硫可能は高分子組成
物は硬化した際に高いモジユラス、引張り及び伸びを示
す。比較として、結合スチレン18%を有するスチレン/
ブタジエンコポリマー溶液、エクステンダー油37.5部、
HAFブラツク63部、硫黄1.8部及びスルフエンアミドタイ
プの促進剤2.1部を含む通常の硫黄硬化可能なゴム化合
物は室温で硬化試験を行う際に0.44Mpaの10%モジユラ
ス、6.1Mpaの300%モジユラス、18.4Mpaの引張り、及び
738%の破断時の伸びを有している。
実施例 15〜18 これらの実施例において、ゴム状重合体の配合物を含む
加硫可能な高分子組成物を調製した。組成物の組成は次
の通りであった: 上の組成物を混合し、硬化させ、そして実施例6〜8の
方法に従って応力−ひずみ特性を試験した。試験条件及
び特性を第III表に示す。
上のデータはゴム状重合体の配合物を含む組成物が良好
に硬化し、そして優れた強度を示すことを表わしてい
る。殊に興味深いことには、EPDM及び通常は配合できな
いニトリルゴム(実施例18)重合体の配合物を含む組成
物も良好に硬化し、そして良好な特性を示した。
実施例 19〜24 これらの実施例において、種々の量のジメタクリル酸亜
鉛を含む加硫可能な高分子組成物を調製した。組成物の
組成は次の通りであった: 上の組成物を混合し、硬化させ、そして実施例6〜8の
方法に従って応力−ひずみ特性を試験した。試験条件及
び特性を第IV表に示す。
実施例20〜24からの室温(25℃)引張りデータは高い濃
度(例えば60〜80部)のジメタクリル酸亜鉛を含む試験
組成物がある種の市販ポリウレタンの強さに匹敵する引
張り強さ(即ち25.3〜27.1Mpa)を有することを示して
いる。例えば、Adiprene L−367、du Pont製のポリウレ
タン予備重合体、及びdu Pont製のメチレンジアナリン
の塩錯体であるCaytur21からなるポリウレタン組成物は
120℃で1時間硬化させる際に25℃で27.8Mpaの引張り強
さを示す。
実施例 25〜27 これらの実施例において、種々の量の過酸化物硬化剤を
含む加硫可能な高分子組成物を調製した。
組成物の組成は次の通りであった: 上の組成物を混合し、硬化させ、そして実施例6〜8と
同様に応力−ひずみ特性を試験した。試験条件及び特性
を第V表に示す。
実施例 28〜31 これらの実施例において、添加された強化用充てん剤を
含む加硫可能な高分子組成物を調製した。組成物の組成
は次の通りであった。
上の組成物をミル上で混合し、硬化させ、そして応力−
ひずみ特性を試験した。硬化条件、試験条件及び特性を
第VI表に示す。
実施例 32〜35 これらの実施例において、HAF50部及び種々の量のジメ
タクリル酸亜鉛を含む加硫可能な高分子組成物を調製し
た。履歴特性に対するジメタクリル酸亜鉛の硬化を通常
のせん断弾性率試験を用いて評価した。せん断弾性率試
験において、G′はせん断弾性率を表わし、G″はせん
断弾性率損失を表わし、そしてTanはせん断弾性率損失
に対するせん断弾性率の比である。Tanは履歴特性の表
示に関するものであり、その際に低い値は低い履歴を示
し、そして高い値は高い履歴を示す。この組成物をミル
上で混合し、硬化させ、そして低いひずみにてせん断弾
性率を評価した。組成物の組成、硬化条件、試験条件及
びせん断弾性率の結果を第VII表に示す。
上のデータは一定のブラツクを加えた状態でジメタクリ
ル酸亜鉛の量が増加するに従って化合物のモジユラスが
かなり増加するが、一方Tan値は減少することを示して
いる。このことは高いモジユラスで低い履歴特性を示す
ようであり、これは通常のものではなく、そして予期せ
ぬ結果である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 21/00 LAY (56)参考文献 特開 昭57−78875(JP,A) 特開 昭57−139034(JP,A) 特開 昭52−103451(JP,A) 特開 昭59−149938(JP,A)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 天然ゴム、エチレン/プロピレン
    コポリマー、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマ
    ー、スチレン/ブタジエンコポリマー、ニトリルゴム、
    ネオプレン及びその配合物からなる群から選ばれるゴム
    状重合体; (b) 該ゴム状重合体100重量部当り25〜85重量部の
    3.7〜5.4m2/gまたはそれ以上の表面積を有するジメタク
    リル酸亜鉛、ここで該ジメタクリル酸亜鉛は、酸化亜鉛
    とメタクリル酸を、メタクリル酸1モル当り、0.5〜0.6
    モルの酸化亜鉛の量で攪拌下に液体脂肪族炭化水素分散
    媒体中で反応させることによって製造したものである;
    及び (c) 硬化効果量の過酸化物硬化剤; を含有する加硫可能な高分子組成物。
  2. 【請求項2】該ゴム状重合体が天然ゴムである、特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】該ゴム状重合体がエチレン/プロピレン/
    ジエン単量体ターポリマーである、特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。
  4. 【請求項4】該ゴム状重合体がスチレン/ブタジエンコ
    ポリマーである、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】該ゴム状重合体がニトリルゴムである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】該配合物が天然ゴム及びエチレン/プロピ
    レン/ジエン/単量体ターポリマーの50:50配合物であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】該配合物が天然ゴム及びスチレン/ブタジ
    エンコポリマーの50:50配合物である、特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】該配合物がスチレン/ブタジエンコポリマ
    ー及びエチレン/プロピレン/ジエン単量体ターポリマ
    ーの50:50配合物である、特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】該配合物がエチレン/プロピレン/ジエン
    単量体ターポリマー及びニトリルゴムの50:50配合物で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  10. 【請求項10】該メタクリル酸亜鉛が該ゴム状重合体10
    0重量部当り50〜80重量部の量で存在する、特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。
  11. 【請求項11】該過酸化物硬化剤がビス−(t−ブチル
    パーオキシ)ジイソプロピルベンゼンである、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  12. 【請求項12】該過酸化物硬化剤がゴム状重合体100重
    量部当り0.2〜2.0重量部の量で存在する、特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。
  13. 【請求項13】更に5〜60重量部の硬化剤または充てん
    剤を含有する、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  14. 【請求項14】該強化剤がカーボン・ブラックである、
    特許請求の範囲第13項記載の組成物。
JP1188998A 1983-10-20 1989-07-24 高分子組成物 Expired - Lifetime JPH0764960B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/543,705 US4500466A (en) 1982-09-21 1983-10-20 Method for preparing a zinc dimethacrylate powder having a specific surface area range
US543705 1983-10-20

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59015319A Division JPS6092237A (ja) 1983-10-20 1984-02-01 ジメタクリル酸亜鉛粉末の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0236246A JPH0236246A (ja) 1990-02-06
JPH0764960B2 true JPH0764960B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=24169238

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59015319A Granted JPS6092237A (ja) 1983-10-20 1984-02-01 ジメタクリル酸亜鉛粉末の製造方法
JP1188998A Expired - Lifetime JPH0764960B2 (ja) 1983-10-20 1989-07-24 高分子組成物

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59015319A Granted JPS6092237A (ja) 1983-10-20 1984-02-01 ジメタクリル酸亜鉛粉末の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4500466A (ja)
EP (1) EP0139043B1 (ja)
JP (2) JPS6092237A (ja)
CA (1) CA1226297A (ja)
DE (1) DE3376217D1 (ja)
ES (2) ES8604736A1 (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4614827A (en) * 1983-07-20 1986-09-30 Rohm Gmbh Method for isolating vinyl salt compounds from aqueous solutions
US4770422A (en) * 1985-11-01 1988-09-13 Acushnet Company Composition for making durable golf balls and other products
US4720526A (en) * 1986-06-02 1988-01-19 The Firestone Tire & Rubber Company Cured rubber compositions of high modulus
JPH0784542B2 (ja) * 1986-12-04 1995-09-13 日本ゼオン株式会社 加硫性ゴム組成物
JPH0637576B2 (ja) * 1987-12-02 1994-05-18 本田技研工業株式会社 歯付きベルト
US4929684A (en) * 1988-06-17 1990-05-29 Bridgestone/Firestone, Inc. Stiff sidewalls for pneumatic tires
US5091471A (en) * 1989-01-17 1992-02-25 Bridgestone/Firestone, Inc. Elastomer blends having improved extrusion resistance and method for the preparation thereof
EP0420449B1 (en) * 1989-09-18 1995-11-15 Nippon Zeon Co., Ltd. Rubber compositions for tire anti-slide devices and anti-slide devices for tires
US5202363A (en) * 1990-04-16 1993-04-13 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
US5137976A (en) * 1990-04-16 1992-08-11 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
US5096943A (en) * 1990-04-16 1992-03-17 Bridgestone/Firestone, Inc. Method for incorporating metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids in polymers
US5120794A (en) * 1990-04-16 1992-06-09 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α-β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
EP0487397A1 (en) * 1990-11-21 1992-05-27 Sartomer Company, Inc. Curable compositions and their use for obtaining cured elastomers
US5093402A (en) * 1991-01-29 1992-03-03 Bridgestone Corporation Solid golf balls reinforced with metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids via solution masterbatch
US5143957A (en) * 1991-01-29 1992-09-01 Bridgestone Corporation Solid golf balls reinforced with anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids
JPH0655228U (ja) * 1991-02-20 1994-07-26 コーセル株式会社 チョークコイル
US5260123A (en) * 1991-06-28 1993-11-09 Bridgestone Corporation Block copolymers of polysiloxanes and copolymers of conjugated dienes and aromatic vinyl compounds, and multilayer structures containing same
US5298562A (en) * 1991-08-19 1994-03-29 Sartomer Company, Inc. Calcium di(meth)acrylate cured halogenated polyethylene polymers
US5300164A (en) * 1992-02-07 1994-04-05 Bridgestone Corporation Pneumatic tire having a decorative applique and a method for applying a decorative applique to a tire
DE69317753T2 (de) * 1992-12-30 1998-07-30 Bridgestone Corp Poly(metallcarboxylat) gepfropfte Kautschuke mit hohem Elastizitätsmodul
US5464899A (en) * 1992-12-30 1995-11-07 Bridgestone Corporation High modulus low hysteresis rubber compound for pneumatic tires
HU218420B (hu) * 1994-10-31 2000-08-28 The Gates Corp. Dinamikus terhelés alatti tárgyba történő alkalmazásra szolgáló elasztomer kompozíció és dinamikus tehelési körülmények közötti használatra szánt cikkek
US5610217A (en) * 1994-10-31 1997-03-11 The Gates Corporation Ethylene-alpha-olefin belting
CA2257029A1 (en) 1997-12-24 1999-06-24 Frederic Bauchet Polyester resin-based compositions having improved thickening behavior
US6399672B1 (en) 1999-06-02 2002-06-04 Sartomer Technologies Co., Inc. Oil soluble metal-containing compounds, compositions and methods
JP4847648B2 (ja) * 2001-06-29 2011-12-28 ブリヂストンスポーツ株式会社 アクリル酸亜鉛組成物およびその製造方法ならびに当該組成物を用いてなるゴルフボール
EP1412207B1 (en) * 2001-07-19 2008-04-16 Société de Technologie Michelin Runflat insert for tires
MXPA04003048A (es) * 2001-10-05 2004-07-05 Michelin Rech Tech Neumatico elastico estruturalmente soportado y materiales.
JP2003314619A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Bando Chem Ind Ltd 高負荷伝動ベルト用ゴム組成物及びこのゴム組成物を用いた高負荷伝動ベルト
JP3829133B2 (ja) * 2003-10-27 2006-10-04 バンドー化学株式会社 伝動ベルト用ゴム組成物及び伝動ベルト
EP1820819A1 (de) * 2006-02-20 2007-08-22 Sika Technology AG (Meth)Acrylatzusammensetzung mit erhöhter Lagerstabilität
JP4310471B2 (ja) * 2007-01-23 2009-08-12 ナン ヤ プラスティクス コーポレーション ポリブタジエン熱硬化性樹脂プリント回路基板組成物およびその製造方法
US7901016B2 (en) * 2007-10-19 2011-03-08 Veyance Technologies, Inc. Track segment with EP(D)M rubber based backer and method of making
US7919641B2 (en) * 2008-12-30 2011-04-05 Fina Technology, Inc. Synthesis of styrene-soluble ionic comonomer
US20100168357A1 (en) * 2008-12-30 2010-07-01 Fina Technology, Inc. Branched Ionomers with Metal Methacrylates as Comonomers
US7919640B2 (en) * 2008-12-30 2011-04-05 Fina Technology, Inc. Synthesis with metal methacrylates as comonomers
CN102351683B (zh) * 2011-10-26 2014-04-23 山东阳谷华泰化工股份有限公司 一种丙烯酸锌的生产工艺
US9567449B2 (en) * 2012-04-30 2017-02-14 Nike, Inc. Zinc diacrylate dispersed in oil
JP6137899B2 (ja) * 2013-03-26 2017-05-31 日信工業株式会社 炭素繊維複合材料及びその製造方法
CN115093675B (zh) * 2022-06-21 2024-04-26 天津大学 一种导热复合材料及其制备方法
CN115286847B (zh) * 2022-08-29 2023-07-14 岭南师范学院 一种甲基丙烯酸锌/天然橡胶复合材料及其制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6613608A (ja) * 1965-09-29 1967-03-30
US4266772A (en) * 1972-08-28 1981-05-12 Uniroyal, Inc. Solid golf ball
CA1050687A (en) * 1974-02-11 1979-03-13 Terence Melvin Method of making adjuvant for elastomeric composition
JPS5814416B2 (ja) * 1975-05-26 1983-03-18 株式会社日本触媒 アクリル酸またはメタクリル酸の亜鉛塩の製法
US4192790A (en) * 1976-02-25 1980-03-11 Uniroyal, Inc. Elastomeric composition having reduced Mooney viscosity
LU80545A1 (de) * 1978-11-17 1980-06-05 Hoffmann La Roche Verfahren zur herstellung von 1a,3s-dihydroxy->5-steroiden
JPS5778875A (en) * 1980-11-01 1982-05-17 Sumitomo Rubber Ind Rubber composition for solid golf ball
JPS57139034A (en) * 1981-02-23 1982-08-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd Preparation of zinc dimethacrylate
ZA839313B (en) * 1983-01-10 1984-09-26 Firestone Tire & Rubber Co Vulcanizable polymeric compositions containing zinc dimethacrylate and fillers

Also Published As

Publication number Publication date
ES8604736A1 (es) 1986-03-01
US4500466A (en) 1985-02-19
ES544080A0 (es) 1986-03-01
ES8604741A1 (es) 1986-03-01
CA1226297A (en) 1987-09-01
JPH024214B2 (ja) 1990-01-26
EP0139043A1 (en) 1985-05-02
DE3376217D1 (en) 1988-05-11
EP0139043B1 (en) 1988-04-06
JPH0236246A (ja) 1990-02-06
ES530410A0 (es) 1986-03-01
JPS6092237A (ja) 1985-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0764960B2 (ja) 高分子組成物
US4713409A (en) Vulcanizable polymeric compositions containing a zinc dimethacrylate adjuvant and method for preparing the adjuvant
US7217775B2 (en) Emulsion particles as reinforcing fillers
US6620866B1 (en) Rubber mixtures and vulcanizates containing agglomerated rubber gels
JP2657823B2 (ja) 加硫性ゴム組成物
EP1083200A2 (de) Mikrogelhaltige Kautschukmischungen mit verkappten bifunktionellen Mercaptanen und hieraus hergestellte Vulkanisate
JP2001031798A (ja) 硫黄含有有機ケイ素化合物を含むマイクロゲル含有ゴムコンパウンド
DE60015008T2 (de) Dicyclopentadien/Limonen Polymerharz
JPH10204225A (ja) 変成されたゴムゲルを含有するゴム混合物
US5053450A (en) Elastomer compositions
JPS6040467B2 (ja) ゴムと鉱物性充填剤からなる加硫可能な混合物用の高分子粘着剤
JP3362894B2 (ja) キトサン補強タイヤおよびキトサンをエラストマーに混合する方法
JP3681412B2 (ja) シラン変性ジエンゴム、加硫ゴム組成物およびシラン変性ジエンゴムの製造方法
DE60114039T2 (de) Kautschukzusammensetzungen und vulkanisate einschliesslich verzweigter kammpolymere
JPH11100508A (ja) 架橋可能なゴム組成物、及びその架橋ゴム
JP3583601B2 (ja) 架橋可能なゴム組成物、及びその架橋ゴム弾性体
Edwards et al. Nitrile rubber functionalized for silica reinforcement
JPS58154742A (ja) ジエン系ゴム組成物
Go et al. Rheology and properties of EPDM/BR blends with or without a homogenizing agent or a coupling agent
JP3583593B2 (ja) 架橋可能なゴム組成物、及びその架橋ゴム
JPH0243775B2 (ja)
JP2907568B2 (ja) アラミド−ポリジエン共重合体で補強した加硫エラストマー、その補強方法、及び同加硫性ゴム素材
JPS6255537B2 (ja)
JPH06287358A (ja) 加硫性ゴム組成物
JPH01306440A (ja) 加硫性ゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term