JPH0765022B2 - 粘着剤用組成物 - Google Patents
粘着剤用組成物Info
- Publication number
- JPH0765022B2 JPH0765022B2 JP1081987A JP1081987A JPH0765022B2 JP H0765022 B2 JPH0765022 B2 JP H0765022B2 JP 1081987 A JP1081987 A JP 1081987A JP 1081987 A JP1081987 A JP 1081987A JP H0765022 B2 JPH0765022 B2 JP H0765022B2
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- Japan
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- styrene
- conjugated diene
- block copolymer
- adhesive
- pressure
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた低温粘着力と高い接着力を有する粘着剤
用組成物に関する。
用組成物に関する。
(従来の技術) 近来、溶剤を用いる粘着剤や接着剤の溶剤に対する環境
汚染問題が厳しく取り上げられるようになり、また省エ
ネルギー、省資源の観点からホットメルト型の粘・接着
剤が広く用いられるようになってきている。このホット
メルト型の粘・接着剤のベースポリマーとしてスチレン
−共役ジエン−スチレンからなるブロック共重合体が一
般的に使用されている。しかしながらこのブロック共重
合体を用いて得られる粘着剤は、該ブロック共重合体が
ポリスチレンを含有することから、低温時の粘着性能、
特に粘着力が不十分であり、冬期および寒冷地で使用す
る場合あるいは冷蔵,冷凍商品等に対して使用する場合
の接着力に問題がある。またこのスチレン−共役ジエン
−スチレンブロック共重合体はスチレン部分の凝集によ
り溶融時の粘度が高くなるため、ホットメルト時の混
合、塗工に際しかなりの高温を必要とする。その結果、
ポリマーの熱劣化をひき起し、得られる粘着剤の性能は
著しく低いものになってしまう。高温による熱劣化を避
けるとともにホットメルトの際の作業性を改善し、さら
に低温時の粘着力を改善する目的で、通常、プロセスオ
イル等の可塑剤や軟化剤を粘着剤に添加するという方法
が採られており、これにより溶融粘度の低下や低温時の
粘着力の改善をある程度はかることができる。しかしプ
ロセスオイルを添加した粘着剤には、比較的高い温度で
の凝集力に乏しい、オイル等が粘着剤からブリードして
粘着剤の基材あるいは被着体を汚染する、粘着性能の経
時変化が大きい、などの問題がある。また、スチレン−
共役ジエン−スチレンブロック共重合体を用いた粘着剤
は接着力、特にポリオレフィン類に対する接着力が必ず
しも十分ではなく、その利用範囲が限定されているのが
現状である。
汚染問題が厳しく取り上げられるようになり、また省エ
ネルギー、省資源の観点からホットメルト型の粘・接着
剤が広く用いられるようになってきている。このホット
メルト型の粘・接着剤のベースポリマーとしてスチレン
−共役ジエン−スチレンからなるブロック共重合体が一
般的に使用されている。しかしながらこのブロック共重
合体を用いて得られる粘着剤は、該ブロック共重合体が
ポリスチレンを含有することから、低温時の粘着性能、
特に粘着力が不十分であり、冬期および寒冷地で使用す
る場合あるいは冷蔵,冷凍商品等に対して使用する場合
の接着力に問題がある。またこのスチレン−共役ジエン
−スチレンブロック共重合体はスチレン部分の凝集によ
り溶融時の粘度が高くなるため、ホットメルト時の混
合、塗工に際しかなりの高温を必要とする。その結果、
ポリマーの熱劣化をひき起し、得られる粘着剤の性能は
著しく低いものになってしまう。高温による熱劣化を避
けるとともにホットメルトの際の作業性を改善し、さら
に低温時の粘着力を改善する目的で、通常、プロセスオ
イル等の可塑剤や軟化剤を粘着剤に添加するという方法
が採られており、これにより溶融粘度の低下や低温時の
粘着力の改善をある程度はかることができる。しかしプ
ロセスオイルを添加した粘着剤には、比較的高い温度で
の凝集力に乏しい、オイル等が粘着剤からブリードして
粘着剤の基材あるいは被着体を汚染する、粘着性能の経
時変化が大きい、などの問題がある。また、スチレン−
共役ジエン−スチレンブロック共重合体を用いた粘着剤
は接着力、特にポリオレフィン類に対する接着力が必ず
しも十分ではなく、その利用範囲が限定されているのが
現状である。
(発明が解決しようとする問題点) しかして本発明の目的は、スチレン−共役ジエン−スチ
レンブロック共重合体を用いたホットメルト型粘着剤が
本来有している優れた性能を損なうことなく低温時の粘
着特性を改善すると同時に接着力に優れる粘着剤組成物
を与えるものである。
レンブロック共重合体を用いたホットメルト型粘着剤が
本来有している優れた性能を損なうことなく低温時の粘
着特性を改善すると同時に接着力に優れる粘着剤組成物
を与えるものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば上記目的は、スチレン−共役ジエン−ス
チレンブロック共重合体と共役ジエン−スチレン−共役
ジエンブロック共重合体とを含有する粘着剤用組成物を
提供することにより達成される。
チレンブロック共重合体と共役ジエン−スチレン−共役
ジエンブロック共重合体とを含有する粘着剤用組成物を
提供することにより達成される。
本発明において使用されるスチレン−共役ジエン−スチ
レンブロック共重合体としてはスチレン−イソプレン−
スチレン共重合体スチレン−ブタジエンスチレン共重合
体などのほか、これらの共重合体のジエン部分を部分的
にないしは全部を水素添加したもの等が挙げられる。こ
のうちスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体が好適に用いられる。また共役ジエン−スチレン−共
役ジエンブロック共重合体はイソプレン、ブタジエン、
ピペリレン等の共役ジエン系単量体のうちの一種類また
は二種類以上からなる重合体部分とスチレンの重合体部
分とからなるブロック状の重合体であり、分子量が10,0
00乃至70,000スチレンと共役ジエンとの比率が重量比で
5/95乃至50/50、共役ジエンの部分の1,4結合量が70%以
上のものが一般に用いられる。ジブロック共重合体の分
子量が10,000末満であると得られる粘着剤の性能が低い
ものになりまたブリードし易くなり、逆に70,000を超え
ると可塑化の効果が乏しくて作業性は改善されず、また
低温特性の改善効果も見られない。スチレン/共役ジエ
ンの重量比が5/95未満である場合にもブリートし易くな
り、逆に50/50を超える場合には低温特性はむしろ悪化
し好ましくない。またこの共役ジエン−スチレン−共役
ジエンブロック共重合体の共役ジエン部分の1,4結合量
が70%より少ない場合には、硬いポリマーとなり低温特
性の改良効果がないばかりか、粘着特性を損ねてしまい
好ましくない。
レンブロック共重合体としてはスチレン−イソプレン−
スチレン共重合体スチレン−ブタジエンスチレン共重合
体などのほか、これらの共重合体のジエン部分を部分的
にないしは全部を水素添加したもの等が挙げられる。こ
のうちスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体が好適に用いられる。また共役ジエン−スチレン−共
役ジエンブロック共重合体はイソプレン、ブタジエン、
ピペリレン等の共役ジエン系単量体のうちの一種類また
は二種類以上からなる重合体部分とスチレンの重合体部
分とからなるブロック状の重合体であり、分子量が10,0
00乃至70,000スチレンと共役ジエンとの比率が重量比で
5/95乃至50/50、共役ジエンの部分の1,4結合量が70%以
上のものが一般に用いられる。ジブロック共重合体の分
子量が10,000末満であると得られる粘着剤の性能が低い
ものになりまたブリードし易くなり、逆に70,000を超え
ると可塑化の効果が乏しくて作業性は改善されず、また
低温特性の改善効果も見られない。スチレン/共役ジエ
ンの重量比が5/95未満である場合にもブリートし易くな
り、逆に50/50を超える場合には低温特性はむしろ悪化
し好ましくない。またこの共役ジエン−スチレン−共役
ジエンブロック共重合体の共役ジエン部分の1,4結合量
が70%より少ない場合には、硬いポリマーとなり低温特
性の改良効果がないばかりか、粘着特性を損ねてしまい
好ましくない。
このような共役ジエン−スチレン−共役ジエンブロック
共重合体はアニオン重合法により容易に得ることができ
る。その例としてアルキルリチウムを触媒として用い、
共役ジエン、スチレンおよび共役ジエンをこの順番に順
次重合させることによって得ることができ、あるいは共
役ジエン、スチレンの順に重合して得られた重合体を適
当な方法により結合させて共役ジエン−スチレン−共役
ジエンの型にすることも可能である。また2官能性のア
ルキルリチウム触媒を用いスチレン、共役ジエンの順に
重合させて共役ジエン−スチレン−共役ジエンの型のブ
ロック共重合体を得ることも可能である。このブロック
共重合体のジエン成分としては粘着特性の点からイソプ
レンが最も好適である。
共重合体はアニオン重合法により容易に得ることができ
る。その例としてアルキルリチウムを触媒として用い、
共役ジエン、スチレンおよび共役ジエンをこの順番に順
次重合させることによって得ることができ、あるいは共
役ジエン、スチレンの順に重合して得られた重合体を適
当な方法により結合させて共役ジエン−スチレン−共役
ジエンの型にすることも可能である。また2官能性のア
ルキルリチウム触媒を用いスチレン、共役ジエンの順に
重合させて共役ジエン−スチレン−共役ジエンの型のブ
ロック共重合体を得ることも可能である。このブロック
共重合体のジエン成分としては粘着特性の点からイソプ
レンが最も好適である。
スチレン−共役ジエン−スチレンブロック共重合体と共
役ジエン−スチレン−共役ジエンブロック共重合体は通
常97/3〜60/40の重量比で用いられる。スチレン−共役
ジエン−スチレンブロック共重合体に対する共役ジエン
−スチレン−共役ジエンブロック共重合体の使用割合が
上記範囲より小さい場合には粘着特性の改良効果が得ら
れないし、また同使用割合が上記範囲を超えると十分な
粘着性能を有する粘着剤組成物が得難い。
役ジエン−スチレン−共役ジエンブロック共重合体は通
常97/3〜60/40の重量比で用いられる。スチレン−共役
ジエン−スチレンブロック共重合体に対する共役ジエン
−スチレン−共役ジエンブロック共重合体の使用割合が
上記範囲より小さい場合には粘着特性の改良効果が得ら
れないし、また同使用割合が上記範囲を超えると十分な
粘着性能を有する粘着剤組成物が得難い。
本発明の粘着剤用組成物には必要に応じて粘着付与樹脂
あるいはその他の配合剤を添加することができる。この
場合の粘着付与樹脂の量および種類に特に制限はなく、
必要とされる粘着剤の性能に応じて一種類または二種類
以上が適量添加される。配合剤としては酸化防止剤、紫
外線吸収剤、および炭酸カルシウム、酸化チタン等の充
填剤が用いられる。また本発明の主旨を損なわない程度
の量であればプロセスオイル、および共役ジエンの低分
子量重合体を可塑剤として併用添加することも可能であ
る。この場合これらの可塑剤の使用量は共役ジエン−ス
チレン−共役ジエンブロック共重合体の重量の半分以下
にするのがよい。
あるいはその他の配合剤を添加することができる。この
場合の粘着付与樹脂の量および種類に特に制限はなく、
必要とされる粘着剤の性能に応じて一種類または二種類
以上が適量添加される。配合剤としては酸化防止剤、紫
外線吸収剤、および炭酸カルシウム、酸化チタン等の充
填剤が用いられる。また本発明の主旨を損なわない程度
の量であればプロセスオイル、および共役ジエンの低分
子量重合体を可塑剤として併用添加することも可能であ
る。この場合これらの可塑剤の使用量は共役ジエン−ス
チレン−共役ジエンブロック共重合体の重量の半分以下
にするのがよい。
本発明の粘着剤用組成物は、溶融したのち紙、セロハ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル等の基材に塗布した
り、あるいはトルエン等の溶剤に溶解して溶液状態で被
着体に塗工するなどして用いることができる。
ン、ポリプロピレン、ポリエステル等の基材に塗布した
り、あるいはトルエン等の溶剤に溶解して溶液状態で被
着体に塗工するなどして用いることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜7および比較例1 n−ブチルリチウムを触媒として用い、イソプレン、ス
チレン、イソプレンを順次添加し重合させることによ
り、表1に示す分子量、スチレン/イソプレン比および
1,4結合量を有するイソプレン−スチレン−イソプレン
ブロック共重合体を得た。また比較のために表1に示す
分子量と1.4結合量を有するイソプレン単独重合体を得
た。これらの重合体とスチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体(シエル化学(株)製cariflex TR−1
107)を表2に示す配合にしたがって180℃で溶融混合し
て粘着剤組成物を作成した。この組成物をポリエステル
フィルムに塗工することにより粘着テープを作成し粘着
特性の評価を行なった。粘着性能の評価はJIS−Z−023
7にしたがって行ない、低温特性の評価は10℃における
ボールタックを測定することにより行なった。またブリ
ードの状態は粘着テープと上質紙を貼合せたものを70℃
で2週間加熱した後、上質紙へのしみ出しの有無により
評価した。
チレン、イソプレンを順次添加し重合させることによ
り、表1に示す分子量、スチレン/イソプレン比および
1,4結合量を有するイソプレン−スチレン−イソプレン
ブロック共重合体を得た。また比較のために表1に示す
分子量と1.4結合量を有するイソプレン単独重合体を得
た。これらの重合体とスチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体(シエル化学(株)製cariflex TR−1
107)を表2に示す配合にしたがって180℃で溶融混合し
て粘着剤組成物を作成した。この組成物をポリエステル
フィルムに塗工することにより粘着テープを作成し粘着
特性の評価を行なった。粘着性能の評価はJIS−Z−023
7にしたがって行ない、低温特性の評価は10℃における
ボールタックを測定することにより行なった。またブリ
ードの状態は粘着テープと上質紙を貼合せたものを70℃
で2週間加熱した後、上質紙へのしみ出しの有無により
評価した。
(発明の効果) 本発明によれば低温時における粘着性能とポリオレフィ
ン類に対する接着力すぐれ、ブリードする恐れがなく、
さらに混合、塗工の際の作業性の改善に有効な粘着剤組
成物が提供される。
ン類に対する接着力すぐれ、ブリードする恐れがなく、
さらに混合、塗工の際の作業性の改善に有効な粘着剤組
成物が提供される。
Claims (4)
- 【請求項1】スチレン−共役ジエン−スチレンブロック
共重合体と共役ジエン−スチレン共役ジエンブロック共
重合体とを含有する粘着剤用組成物。 - 【請求項2】共役ジエン−スチレン−共役ジエンブロッ
ク共重合体が分子量10,000乃至70,000であり、スチレン
と共役ジエンとの比率が重量比で5/95乃至50/50である
特許請求の範囲第1項記載の粘着剤用組成物。 - 【請求項3】共役ジエン−スチレン−共役ジエンブロッ
ク共重合体の共役ジエン部分の1,4結合量が70%以上で
ある特許請求の範囲第1項記載の粘着剤用組成物。 - 【請求項4】スチレン−共役ジエン−スチレンブロック
共重合体と共役ジエン−スチレン−共役ジエンの使用割
合が重量比で97/3〜60/40である特許請求の範囲第1項
記載の粘着剤用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081987A JPH0765022B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 粘着剤用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081987A JPH0765022B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 粘着剤用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63178188A JPS63178188A (ja) | 1988-07-22 |
| JPH0765022B2 true JPH0765022B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=11760962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1081987A Expired - Fee Related JPH0765022B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 粘着剤用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765022B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4985499A (en) * | 1988-02-22 | 1991-01-15 | Kuraray Company Ltd. | Pressure sensitive adhesive composition |
| JP2007119758A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-05-17 | Kokuyo S&T Co Ltd | 貼り付け方法、貼り付け用感圧性接着剤及びその感圧性接着剤の層を有する接着製品 |
| JP2007118592A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-05-17 | Kokuyo S&T Co Ltd | 製本用感圧性接着剤およびそれを用いる製本方法 |
| WO2016052310A1 (ja) | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 日本ゼオン株式会社 | ブロック共重合体組成物、粘着剤組成物および粘着シート |
| CN113563548B (zh) * | 2020-04-29 | 2024-01-30 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种氢化双组分聚苯乙烯-b-共轭二烯共聚物及其制备方法和应用 |
-
1987
- 1987-01-19 JP JP1081987A patent/JPH0765022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63178188A (ja) | 1988-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |