JPH0765153B2 - 溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法 - Google Patents

溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法

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JPH0765153B2
JPH0765153B2 JP2191275A JP19127590A JPH0765153B2 JP H0765153 B2 JPH0765153 B2 JP H0765153B2 JP 2191275 A JP2191275 A JP 2191275A JP 19127590 A JP19127590 A JP 19127590A JP H0765153 B2 JPH0765153 B2 JP H0765153B2
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galvanized steel
cooling
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則男 坂場
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法に
関するものである。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 溶融亜鉛めっき後加熱処理により合金化(鉄−亜鉛合
金)すると、合金化直後のめっき鋼板温度は、500〜700
℃と高温になっており、冷却デフレクターロール(トッ
プロール)を介して搬送するとき、一部溶融状態のめっ
き金属がデフレクターロールに付着し、これが堆積し
て、めっき鋼板(帯)の押疵発生原因となる。
そこで合金化炉とデフレクターロールの間で、空気や水
等を合金化等のめっき鋼板に吹き付け、冷却することに
より、上記のごとき難点を解消することが知られてい
る。
このような方法において冷却方法が不適切であると、め
っき鋼帯の長手方向に連続してしわが発生することがあ
り、品質を著しく損う等の欠点をともなうものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の特徴とするとこは、溶融亜鉛めっき後の溶融亜
鉛めっき鋼帯に加熱合金化処理を施し、次いで溶融合金
化亜鉛めっき鋼帯を250〜400℃に冷却する際に、該鋼板
の巾方向に両端部と中央部とで温度差を有し、その温度
差の範囲が、中央部が両端部より低温で60℃以内、かつ
中央部が両端部より高温で30℃以内になるように冷却
し、次いでデフレクターロールを介して搬送することを
特徴とする、溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法
である。
溶融合金化亜鉛めっき鋼板の製造法は、溶融亜鉛めっき
後、加熱処理して、めっき層中へ鉄(鋼板)を熱拡散
し、鉄7〜13%含有の合金化亜鉛めっき鋼板とし、この
合金化処理後の450〜600℃のめっき鋼板を200〜450℃に
冷却し、めっき層を凝固して、冷却デフレクターロール
(内部冷却等)を介して次工程へ搬送するものである。
即ち、合金化処理後の冷却は、空気や霧化水、気水混合
液等を吹付け、上記のごとく、デフレクターロールにめ
っき金属が付着しないように冷却し、更にデフレクター
ロールも冷却し、ロール表面にめっき金属の付着を一層
確実に防止するものである。
しかして、このデフレクターロールは、めっき鋼帯の蛇
行を防止するため等の理由からロール巾方向中央部が凸
状(クラウン)を形成していることから、冷却後の200
〜450℃のめっき鋼帯はデフレクターロールにまきつい
た際、板中央部が強く接触するため両端部に比べ冷えや
すく低温となる。
ところで、このデフレクターロールに巻きつく前の鋼帯
の巾方向の温度分布のパターンと度合により、既述のデ
フレクターロールに巻きついている際の不均一冷却のた
め巾方向に熱応力が作用しデフレクターロール後の鋼帯
は変形する。極端な場合はしわ発生となって製品になら
ないことがある。
しかして本発明はこのような鋼帯の変形やしわ発生を防
止するための合金化処理後の鋼帯の冷却方法を提供する
ものである。即ち、めっき後の200〜450℃のめっき鋼帯
は前記冷却後デフレクターロールをでたところでは、巾
方向中央部が両端部に比べ冷えやすく、低温になってい
る。
このようなことからめっき鋼帯がデフレクターロールに
巻き付いたとき中央部と両端部の巻き付きが強く、両端
部と中央部以外のところは、ロールへの接触が弱くな
る。一方ロールに強く接触している中央部と両端部は、
ロールにより冷却されることからめっき鋼帯巾方向に縮
みが発生し、ロールに強く接触している中央部と両端部
は変形しないが、ロール接触の弱い中央部の両端部間に
熱変形が集中し、しかも中央部と両端部が拘束状態のた
め歪みが大きく、しわ発生へとつながるものである。
合金化処理後のめっき鋼帯を250〜400℃に冷却するとと
もに、該鋼帯の巾方向に両端部と中央部とで温度差を有
し、その温度差の範囲が、中央部が両端部より低温で60
℃以内、かつ中央部が両端部より高温で30℃以内になる
ように冷却するものである。
上記のめっき鋼帯の冷却温度が400℃超であると、デフ
レクターロールの冷却温度を下げてもロール表面にめっ
き金属が付着するおそれがあり、又250℃未満にするに
は、めっき鋼帯通板速度を低下して冷却時間を長くとる
ことになり、生産性を低下させることになるので好まし
くない。
合金化処理後の冷却後でデフレクターロール接触時にめ
っき鋼帯の巾方向に温度分布を有して、中央部が両端部
より高温で温度差が30℃超に冷却された場合、両端部が
中央部より相対的に収縮して中央部が伸びた形状にな
る。この状態でデフレクターロールに接触すると両端部
はロールに強く接触しさらに冷却されて収縮する。一
方、中央部はロールクラウンのためロールにより接触す
るものの、中央部と両端部の中間部分はロールに接触し
ないためこの部分が、中央部と両端部に比べいっそう伸
びた状態となる。この状態でロールに巻きついて曲げ応
力をうけるため両端部から200−400mm入ったところにシ
ワ疵が発生するものである。これを防止するためには中
央部が両端部より高温で温度差が30℃以内になるように
冷却するか、又は両端部が中央部より高い温度とするこ
とが効果的である。しかしながら中央部両端部より低温
で温度差が60℃超になると両者の温度差による熱応力が
鋼帯の降伏点をこえてしまうため両端部の変形が大きく
なりしわ発生となる。
ここで両端部とは鋼帯両端から多くとも50mm中央部の部
分を意味している。
以上のように鋼帯の巾方向の温度分布を制御することに
よりしわを防止することが可能であるが、この温度分布
を制御するための冷却方法としては後述の第2図に示す
ように冷却空気や霧化水を吹出すノズルの配置を板巾方
向に粗密をつけたり、第3図に示すようにノズルは均等
配置としてノズルと鋼帯間に巾方向に可動なしゃへい板
を設置すること、などが実用的かつ効果的な方法であ
り、その1例を図面によって説明する。
第1図は冷却装置の全体図であり、第1図において1は
合金化処理後の亜鉛めっき鋼板、2はデフレクターロー
ル、3は合金化炉4は冷却用空気や霧化水を吹出すノズ
ルである、このような冷却において第2図に示すごとく
ノズルヘッダー4において、吹出し孔5を中央を密に両
サイドを粗く配置して、めっき鋼帯1巾方向の冷却を前
記のごとく施すものである。又第3図のごとく、ノズル
4の吹出し孔5は均等であるが鋼帯1の巾に合せて両サ
イド部の空気や霧化水を遮断する遮へい板6を配置し駆
動装置7にて可動とする構造とし、鋼帯1の巾方向を前
記のごとく冷却するものである。
[実 施 例] 次に本発明の実施例を比較例とともに挙げる。
[発明の効果] かくすることにより、溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ
発生を確実に防止し、品質を著しく向上することができ
る等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は合金化亜鉛めっき鋼帯の冷却状態を示す全体説
明図、、第2図及び第3図はノズルによる冷却の一例を
示す説明図である。 1……亜鉛めっき鋼帯、2……デフレクターロール 3……合金化炉、4……冷却用ノズル 5……吹出し孔、6……遮へい板 7……駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融亜鉛めっき後の溶融亜鉛めっき鋼帯に
    加熱合金化処理を施し、次いで溶融合金化亜鉛めっき鋼
    帯を250〜400℃に冷却する際に、該鋼板の巾方向に両端
    部と中央部とで温度差を有し、その温度差の範囲が、中
    央部が両端部より低温で60℃以内、かつ中央部が両端部
    より高温で30℃以内になるように冷却し、次いでデフレ
    クターロールを介して搬送することを特徴とする、溶融
    合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法。
JP2191275A 1990-07-19 1990-07-19 溶融合金化亜鉛めっき鋼板のしわ防止方法 Expired - Lifetime JPH0765153B2 (ja)

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