JPH076563Y2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
自動車用ヘッドランプInfo
- Publication number
- JPH076563Y2 JPH076563Y2 JP6727790U JP6727790U JPH076563Y2 JP H076563 Y2 JPH076563 Y2 JP H076563Y2 JP 6727790 U JP6727790 U JP 6727790U JP 6727790 U JP6727790 U JP 6727790U JP H076563 Y2 JPH076563 Y2 JP H076563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shade member
- reflector
- discharge
- light
- bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光源として放電バルブを用いたヘッドランプに
係り、特にサブビーム形成用のシェードを移動させるこ
とにより、発光源である放電部からリフレクターに向か
う光の一部をカットするようにして、メインビームとサ
ブビームの双方を形成できるようにした自動車用ヘッド
ランプに関する。
係り、特にサブビーム形成用のシェードを移動させるこ
とにより、発光源である放電部からリフレクターに向か
う光の一部をカットするようにして、メインビームとサ
ブビームの双方を形成できるようにした自動車用ヘッド
ランプに関する。
従来の自動車用ヘッドランプとしては、フィラメントを
発光させるタイプのバルブが一般に使用されており、例
えばガラス球体内に光軸方向直列に2本のフィラメント
が並列配置されたH4型バルブを用いて、各々のフィラメ
ントへの通電を切り替えることにより、メインビームと
サブビームとを形成するようになっていた。
発光させるタイプのバルブが一般に使用されており、例
えばガラス球体内に光軸方向直列に2本のフィラメント
が並列配置されたH4型バルブを用いて、各々のフィラメ
ントへの通電を切り替えることにより、メインビームと
サブビームとを形成するようになっていた。
しかし発光源であるフィラメントやフィラメント支持部
が高温となるため、長期の使用によってフィラメントが
断線するおそれがあり、耐久性に問題があった。また従
来のバルブは電気エネルギーによってフィラメントを加
熱して発光させ、このフィラメントの発する光を利用し
ており、電気エネルギーの大半は熱エネルギーとして放
熱され、熱エネルギーの一部のみが光エネルギーに変換
されるため、エネルギー効率が非常に悪く、従って消費
電力もかさむという問題もあった。
が高温となるため、長期の使用によってフィラメントが
断線するおそれがあり、耐久性に問題があった。また従
来のバルブは電気エネルギーによってフィラメントを加
熱して発光させ、このフィラメントの発する光を利用し
ており、電気エネルギーの大半は熱エネルギーとして放
熱され、熱エネルギーの一部のみが光エネルギーに変換
されるため、エネルギー効率が非常に悪く、従って消費
電力もかさむという問題もあった。
そして前記した従来技術の問題点に鑑みて、電極間の放
電により発光させるタイプの放電バルブは、前記したフ
ィラメンを発光させるタイプのように断線という問題が
全くなく、しかも消費電力もフィラメントタイプに比べ
て小さく光量も大きいという点から、最近ではヘッドラ
ンプのバルブとして特に放電バルブが注目されつつあ
る。しかし放電バルブの発光部はH4型バルブのフィラメ
ントように2本設けることはできず、1つの放電バルブ
によってメインビームとサブビームの2つの異なる配光
を形成することはできないという問題がある。
電により発光させるタイプの放電バルブは、前記したフ
ィラメンを発光させるタイプのように断線という問題が
全くなく、しかも消費電力もフィラメントタイプに比べ
て小さく光量も大きいという点から、最近ではヘッドラ
ンプのバルブとして特に放電バルブが注目されつつあ
る。しかし放電バルブの発光部はH4型バルブのフィラメ
ントように2本設けることはできず、1つの放電バルブ
によってメインビームとサブビームの2つの異なる配光
を形成することはできないという問題がある。
そこでこれらの問題を解決する先行技術として、特願平
1−127877号が提案されている。この提案技術では、光
軸方向前後に移動可能なシェード部材をヘッドランプ内
に設け、シェード部材を光軸方向後方に移動させて、放
電バルブの放電部からリフレクターに向かう光の一部を
遮ってサブビームを形成し、逆に、シェード部材を光軸
方向前方に移動させて、放電バルブの放電部からリフレ
クターに向かう光を遮らないでメインビームを形成し、
1つの放電バルブによってメインビームとサブビームの
2つの異なる配光を可能としている。ところがこの先行
技術では、従来のバルブに比べて光量の大きい放電バル
ブを使用しているため、メインビームの照度が高すぎる
傾向となるという新たな問題が生じた。このためこの提
案の中で、シェード部材の形状を工夫し、放電バルブの
放電部からリフレクターに向かう光をメインビーム形成
時にも少し遮るようにして、メインビームを減光させる
手段が開示されている。
1−127877号が提案されている。この提案技術では、光
軸方向前後に移動可能なシェード部材をヘッドランプ内
に設け、シェード部材を光軸方向後方に移動させて、放
電バルブの放電部からリフレクターに向かう光の一部を
遮ってサブビームを形成し、逆に、シェード部材を光軸
方向前方に移動させて、放電バルブの放電部からリフレ
クターに向かう光を遮らないでメインビームを形成し、
1つの放電バルブによってメインビームとサブビームの
2つの異なる配光を可能としている。ところがこの先行
技術では、従来のバルブに比べて光量の大きい放電バル
ブを使用しているため、メインビームの照度が高すぎる
傾向となるという新たな問題が生じた。このためこの提
案の中で、シェード部材の形状を工夫し、放電バルブの
放電部からリフレクターに向かう光をメインビーム形成
時にも少し遮るようにして、メインビームを減光させる
手段が開示されている。
しかし、シェード部材はサブビームを形成するという本
来の目的を重視した形状とされているため、メインビー
ムの減光を同時に満足させる形状とするのは容易なこと
ではない。
来の目的を重視した形状とされているため、メインビー
ムの減光を同時に満足させる形状とするのは容易なこと
ではない。
本考案は前記した問題点に鑑みなされたもので、その目
的は、自動車用ヘッドランプのバルブとして放電バルブ
を用いるとともに、1つの放電バルブによってメインビ
ームとサブビームの2つの配光を可能とし、メインビー
ムの照度を適正に調整できる自動車用ヘッドランプを提
供することにある。
的は、自動車用ヘッドランプのバルブとして放電バルブ
を用いるとともに、1つの放電バルブによってメインビ
ームとサブビームの2つの配光を可能とし、メインビー
ムの照度を適正に調整できる自動車用ヘッドランプを提
供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る自動車用ヘッ
ドランプにおいては、 ランプボディ内に、 放物面形状のリフレクターと、 発光源である放電部を前記リフレクターの焦点位置近傍
とする放電バルブと、 前記放電部近傍で前記リフレクターの光軸方向前後に移
動し、前方位置と後方位置をとることが可能なシェード
部材とを設け、 シェード部材が後方に位置したときには、前記放電バル
ブの放電部から前記リフレクターに向かう光の一部がシ
ェード部材に遮られてサブビームが形成され、シェード
部材が前方に位置したときには、前記放電バルブの放電
部から前記リフレクターに向かう光はシェード部材に遮
られずメインビームが形成されるようにした。そして、
前記放電部近傍に、前記シェード部材の前方への移動に
連動して光軸方向後方に移動し、前記放電バルブの放電
部から前記リフレクターに向かう光の一部を遮って、メ
インビームを減光する第2のシェード部材を設けるよう
にした。
ドランプにおいては、 ランプボディ内に、 放物面形状のリフレクターと、 発光源である放電部を前記リフレクターの焦点位置近傍
とする放電バルブと、 前記放電部近傍で前記リフレクターの光軸方向前後に移
動し、前方位置と後方位置をとることが可能なシェード
部材とを設け、 シェード部材が後方に位置したときには、前記放電バル
ブの放電部から前記リフレクターに向かう光の一部がシ
ェード部材に遮られてサブビームが形成され、シェード
部材が前方に位置したときには、前記放電バルブの放電
部から前記リフレクターに向かう光はシェード部材に遮
られずメインビームが形成されるようにした。そして、
前記放電部近傍に、前記シェード部材の前方への移動に
連動して光軸方向後方に移動し、前記放電バルブの放電
部から前記リフレクターに向かう光の一部を遮って、メ
インビームを減光する第2のシェード部材を設けるよう
にした。
放電バルブは電極間の放電により発光する構造であり、
断線のおそれがない。また電子が直接光エネルギーに変
換されるので、電気エネルギーから光エネルギーへのエ
ネルギーの変換効率が高く、従って消費電力も少ない。
断線のおそれがない。また電子が直接光エネルギーに変
換されるので、電気エネルギーから光エネルギーへのエ
ネルギーの変換効率が高く、従って消費電力も少ない。
そして、シェード部材を後方に移動させると、シェード
部材は放電部とリフレクターの間に位置し、シェード部
材は放電部からリフレクターに向かう光の一部を遮り、
シェード部材に遮られなかった光がリフレクターで反射
してサブビームを形成する。また、シェード部材を前方
に移動させると、シェード部材は放電部とリフレクター
の間に位置せず、シェード部材は放電部からリフレクタ
ーに向かう光を遮らず、リフレクターでの反射光がメイ
ンビームを形成する。このとき、シェード部材の前方へ
の移動に連動して第2のシェード部材が光軸方向後方に
移動し、放電部とリフレクターの間に第2のシェード部
材が位置する。そして、この第2のシェード部材が放電
部からリフレクターに向かう光の一部を遮り、メインビ
ームを減光する。
部材は放電部とリフレクターの間に位置し、シェード部
材は放電部からリフレクターに向かう光の一部を遮り、
シェード部材に遮られなかった光がリフレクターで反射
してサブビームを形成する。また、シェード部材を前方
に移動させると、シェード部材は放電部とリフレクター
の間に位置せず、シェード部材は放電部からリフレクタ
ーに向かう光を遮らず、リフレクターでの反射光がメイ
ンビームを形成する。このとき、シェード部材の前方へ
の移動に連動して第2のシェード部材が光軸方向後方に
移動し、放電部とリフレクターの間に第2のシェード部
材が位置する。そして、この第2のシェード部材が放電
部からリフレクターに向かう光の一部を遮り、メインビ
ームを減光する。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すヘッドランプ
を示すもので、第1図はレンズを取り外した状態のヘッ
ドランプの斜視図、第2図(a)は第2のシェード部材
をシェード部材に連動させる連動機構の分解斜視図、第
2図(b)はシェード部材の斜視図である。第3図、第
4図はそれぞれヘッドランプの縦断面図で、第3図はシ
ェード部材が後方位置(第2のシェード部材が前方位
置)にある状態を示し、第4図はシェード部材が前方位
置(第2のシェード部材が後方位置)にある状態を示し
ている。
を示すもので、第1図はレンズを取り外した状態のヘッ
ドランプの斜視図、第2図(a)は第2のシェード部材
をシェード部材に連動させる連動機構の分解斜視図、第
2図(b)はシェード部材の斜視図である。第3図、第
4図はそれぞれヘッドランプの縦断面図で、第3図はシ
ェード部材が後方位置(第2のシェード部材が前方位
置)にある状態を示し、第4図はシェード部材が前方位
置(第2のシェード部材が後方位置)にある状態を示し
ている。
これらの図において、符号10は前方に開口する容器形状
ランプボディで、図示しない車体側に固定され、ランプ
ボディ10の内周面にはアルミ蒸着処理されたリフレクタ
ー12が一体に形成されている。符号11はランプボディ10
の前面開口部に取り付けられたレンズ、符号lはヘッド
ランプの照射軸(光軸)である。リフレクター12の後頂
部にはバルブ挿着孔14が形成されており、ここに電極間
の放電により発光する放電バルブ20が挿着されている。
符号21は放電部を示す。リフレクター12は、平面形状と
された天井領域12Cと下面領域12D、および放物面形状と
された有効反射面であるリフレクター上側12A,リフレク
ター下側12Bとから構成されている。リフレクター上側1
2A,下側12Bの焦点位置は放電部21位置と略一致し、放電
部における光がリフレクター上側12A及び下側12Bで反射
し、略平行光となってレンズ11に入射し、レンズの裏面
に形成されている拡散ステップ(図示せず)によって前
方所定方向に拡散配光される。
ランプボディで、図示しない車体側に固定され、ランプ
ボディ10の内周面にはアルミ蒸着処理されたリフレクタ
ー12が一体に形成されている。符号11はランプボディ10
の前面開口部に取り付けられたレンズ、符号lはヘッド
ランプの照射軸(光軸)である。リフレクター12の後頂
部にはバルブ挿着孔14が形成されており、ここに電極間
の放電により発光する放電バルブ20が挿着されている。
符号21は放電部を示す。リフレクター12は、平面形状と
された天井領域12Cと下面領域12D、および放物面形状と
された有効反射面であるリフレクター上側12A,リフレク
ター下側12Bとから構成されている。リフレクター上側1
2A,下側12Bの焦点位置は放電部21位置と略一致し、放電
部における光がリフレクター上側12A及び下側12Bで反射
し、略平行光となってレンズ11に入射し、レンズの裏面
に形成されている拡散ステップ(図示せず)によって前
方所定方向に拡散配光される。
符号30は、薄厚円筒の一部を半円筒状に切り欠いた様な
形状とされたシェード部材で、長い半円筒状下部領域30
aと短い半円筒状上部領域30bとからなる(第2図(b)
参照)。シェード部材30の下部には板状の脚部31が設け
られ、脚部31の前面には孔32c,32cが形成されたブラケ
ット32,32が突設されている。ランプボディ10の下面領
域12Dには長孔13が形成され、脚部31はこの長孔13を貫
通してランプボディ10外部へ延び、図示しない車体側に
設けられた移動ユニット36に支持されている。移動ユニ
ット36内部には、図示しないスイッチにより電気的に制
御される電磁バルブまたはモーター等を駆動手段とした
移動機構が設けられ、脚部31を光軸l方向前後に移動さ
せることができる。即ち、脚部31に一体化したシェード
部材30は、移動ユニット36によって光軸l方向前後に移
動し、第4図に示す前方位置(放電バルブ20の前方に離
間した位置)と第3図に示す後方位置(放電バルブ20を
覆った位置)を択一的に選択することができる。
形状とされたシェード部材で、長い半円筒状下部領域30
aと短い半円筒状上部領域30bとからなる(第2図(b)
参照)。シェード部材30の下部には板状の脚部31が設け
られ、脚部31の前面には孔32c,32cが形成されたブラケ
ット32,32が突設されている。ランプボディ10の下面領
域12Dには長孔13が形成され、脚部31はこの長孔13を貫
通してランプボディ10外部へ延び、図示しない車体側に
設けられた移動ユニット36に支持されている。移動ユニ
ット36内部には、図示しないスイッチにより電気的に制
御される電磁バルブまたはモーター等を駆動手段とした
移動機構が設けられ、脚部31を光軸l方向前後に移動さ
せることができる。即ち、脚部31に一体化したシェード
部材30は、移動ユニット36によって光軸l方向前後に移
動し、第4図に示す前方位置(放電バルブ20の前方に離
間した位置)と第3図に示す後方位置(放電バルブ20を
覆った位置)を択一的に選択することができる。
符号40は彎曲した薄板状の第2のシェード部材で(第2
図(a)参照)、この第2のシェード部材40にはT字形
状のシェードアーム41が一体に形成され、シェードアー
ム41には孔42a,42a、および孔43a,43aが形成されてい
る。そしてこの第2のシェード部材40は後述する連動機
構50を介して第1のシェード部材30に組付けられてお
り、第1のシェード部材30と光軸方向相反対方向に移動
する構造となっている。
図(a)参照)、この第2のシェード部材40にはT字形
状のシェードアーム41が一体に形成され、シェードアー
ム41には孔42a,42a、および孔43a,43aが形成されてい
る。そしてこの第2のシェード部材40は後述する連動機
構50を介して第1のシェード部材30に組付けられてお
り、第1のシェード部材30と光軸方向相反対方向に移動
する構造となっている。
符号50はシェード部材30と第2のシェード部材40の間に
設けられた連動機構で、薄板棒状の主リンク52,52と棒
状の副リンク53,53とからなる平行リンク51,52、および
平行リンクを坦持するL字型薄板状のリンクステー60,6
0とから構成されている(第2図(a)参照)。主リン
ク52の上端、略中央、下端にはそれぞれ孔52a、孔52b、
長孔52cが形成され、副リンク53は上端53aおよび下端53
bが直角に曲げられてコの字形とされている。リンクス
テー60のL字端部61には孔62b,63bが形成され、リンク
ステー60の下部は、長孔13を貫通してランプボディ10の
外に延び、図示しない車体側に固定されている。そし
て、主リンク52,52の上端孔52a,52aとシェードアーム41
の孔42a,42a、主リンク52,52の略中央孔52b,52bとリン
クステーL字端部61,61の孔62b,62b、主リンク52,52の
下端長孔52c,52cと脚部ブラケット32,32の孔32c,32c
が、それぞれピン(符号33)連結されている。なお、長
孔52c,52c内をピンが移動することができる。また、副
リンク53,53の上端53a,53aがシェードアーム41の孔43a,
43aに、副リンク53,53の下端53b,53bがリンクステーL
字端部61,61の孔63b,63bに、それぞれ支承されている。
設けられた連動機構で、薄板棒状の主リンク52,52と棒
状の副リンク53,53とからなる平行リンク51,52、および
平行リンクを坦持するL字型薄板状のリンクステー60,6
0とから構成されている(第2図(a)参照)。主リン
ク52の上端、略中央、下端にはそれぞれ孔52a、孔52b、
長孔52cが形成され、副リンク53は上端53aおよび下端53
bが直角に曲げられてコの字形とされている。リンクス
テー60のL字端部61には孔62b,63bが形成され、リンク
ステー60の下部は、長孔13を貫通してランプボディ10の
外に延び、図示しない車体側に固定されている。そし
て、主リンク52,52の上端孔52a,52aとシェードアーム41
の孔42a,42a、主リンク52,52の略中央孔52b,52bとリン
クステーL字端部61,61の孔62b,62b、主リンク52,52の
下端長孔52c,52cと脚部ブラケット32,32の孔32c,32c
が、それぞれピン(符号33)連結されている。なお、長
孔52c,52c内をピンが移動することができる。また、副
リンク53,53の上端53a,53aがシェードアーム41の孔43a,
43aに、副リンク53,53の下端53b,53bがリンクステーL
字端部61,61の孔63b,63bに、それぞれ支承されている。
即ち、この平行リンク51,51により、第2のシェード部
材40は、常に平行状態を保ちつつ、リンクの支点である
孔62b,63bを中心に前後に揺動する。そして、脚部31が
前後方向に移動すると、脚部ブラケット孔32c,32cに嵌
め込まれた連結ピン33が、主リンク下端長孔52c,52c内
を摺動し、主リンク52,52の下端を前後方向に揺動させ
るので、第2のシェード部材40とシェード部材30は連動
し互いに反対方向に移動する(即ち、第3図から第4
図、第4図から第3図へ状態が変化する)。
材40は、常に平行状態を保ちつつ、リンクの支点である
孔62b,63bを中心に前後に揺動する。そして、脚部31が
前後方向に移動すると、脚部ブラケット孔32c,32cに嵌
め込まれた連結ピン33が、主リンク下端長孔52c,52c内
を摺動し、主リンク52,52の下端を前後方向に揺動させ
るので、第2のシェード部材40とシェード部材30は連動
し互いに反対方向に移動する(即ち、第3図から第4
図、第4図から第3図へ状態が変化する)。
そして、第3図に示されるように、シェード部材30が後
方位置にあるとき、シェード部材30は放電バルブ20を覆
う位置となってバルブ放電部21からリフレクターの上側
を除く領域に向かう光を遮る。即ち、リフレクター下側
12B,天井領域12C,下面領域12Dに向かう光をシェード部
材30が遮るようになっている。このためバルブ放電部21
の発光は、リフレクター上側12Aでのみ反射され、この
光によってサブビーム(すれ違い用ビーム)が形成され
る。なおこのとき、第2のシェード部材40は、シェード
部材30より前方位置であって、バルブ放電部21の発光が
シェード部材上部領域30bによって遮光される領域に位
置するので、この第2のシェード部材40がシェード部材
30によるサブビームの形成を妨げることはない。
方位置にあるとき、シェード部材30は放電バルブ20を覆
う位置となってバルブ放電部21からリフレクターの上側
を除く領域に向かう光を遮る。即ち、リフレクター下側
12B,天井領域12C,下面領域12Dに向かう光をシェード部
材30が遮るようになっている。このためバルブ放電部21
の発光は、リフレクター上側12Aでのみ反射され、この
光によってサブビーム(すれ違い用ビーム)が形成され
る。なおこのとき、第2のシェード部材40は、シェード
部材30より前方位置であって、バルブ放電部21の発光が
シェード部材上部領域30bによって遮光される領域に位
置するので、この第2のシェード部材40がシェード部材
30によるサブビームの形成を妨げることはない。
また、第4図に示されるように、シェード部材30が前方
位置にあるとき、シェード部材30は放電バルブ20を覆わ
ない位置となってバルブ放電部21からリフレクターに向
かう光を遮らない。即ち、バルブ放電部21の発光は、リ
フレクター上側12A,リフレクター下側12B,リフレクター
天井領域12C,下面領域12Dで反射され、これらの光によ
ってメインビーム(走行用ビーム)が形成される。そし
てこのとき、第2のシェード部材40はシェード部材30よ
り後方位置であって、放電バルブ20を覆う位置となり、
バルブ放電部21からリフレクター上側12Aに向かう光の
一部がこの第2のシェード部材40によって遮られるよう
になっており、このためリフレクター上側12Aでの反射
光が減光されメインビームが減光されて適正な照度とさ
れている。即ち、第2のシェード部材40を設けないとメ
インビームの照度が高すぎる傾向にあるため、第2のシ
ェード部材40によってリフレクターの有効反射面12Aに
向かう光量を減らし、メインビームの照度が適正となる
ように調整されている。なお、メインビームの減光量
は、バルブ放電部21からリフレクター上側12Aに向かう
光の遮光量に比例し、これは第2のシェード部材40の形
状および位置によって決まるので、減光したい照度に応
じて第2のシェード部材40の形状およびバルブ放電部21
からの距離が設定され、これによって適正な照度のメイ
ンビームが得られるようにされている。なお、連動機構
50、シェード部材30および第2のシェード部材40の光軸
l方向から見た面積はできるだけ小さくされて、配光に
寄与するリフレクターでの有効な反射光を遮らないよう
になている。
位置にあるとき、シェード部材30は放電バルブ20を覆わ
ない位置となってバルブ放電部21からリフレクターに向
かう光を遮らない。即ち、バルブ放電部21の発光は、リ
フレクター上側12A,リフレクター下側12B,リフレクター
天井領域12C,下面領域12Dで反射され、これらの光によ
ってメインビーム(走行用ビーム)が形成される。そし
てこのとき、第2のシェード部材40はシェード部材30よ
り後方位置であって、放電バルブ20を覆う位置となり、
バルブ放電部21からリフレクター上側12Aに向かう光の
一部がこの第2のシェード部材40によって遮られるよう
になっており、このためリフレクター上側12Aでの反射
光が減光されメインビームが減光されて適正な照度とさ
れている。即ち、第2のシェード部材40を設けないとメ
インビームの照度が高すぎる傾向にあるため、第2のシ
ェード部材40によってリフレクターの有効反射面12Aに
向かう光量を減らし、メインビームの照度が適正となる
ように調整されている。なお、メインビームの減光量
は、バルブ放電部21からリフレクター上側12Aに向かう
光の遮光量に比例し、これは第2のシェード部材40の形
状および位置によって決まるので、減光したい照度に応
じて第2のシェード部材40の形状およびバルブ放電部21
からの距離が設定され、これによって適正な照度のメイ
ンビームが得られるようにされている。なお、連動機構
50、シェード部材30および第2のシェード部材40の光軸
l方向から見た面積はできるだけ小さくされて、配光に
寄与するリフレクターでの有効な反射光を遮らないよう
になている。
以上のように構成することで、1つの放電バルブによっ
てメインビームとサブビームの2つの配光が可能となる
とともに、明る過ぎる傾向にあるメインビームの照度を
適正に調整することができる。
てメインビームとサブビームの2つの配光が可能となる
とともに、明る過ぎる傾向にあるメインビームの照度を
適正に調整することができる。
以上の説明から明かなように、本考案に係わる自動車用
ヘッドランプによれば、光源として用いている放電バル
ブは断線のおそれがないので、長期にわたりバルブ交換
の不要な自動車用ヘッドランプが得られる。また放電バ
ルブは電気エネルギーから光エネルギーへの変換効率が
高いので、消費電力も少なくて済む。
ヘッドランプによれば、光源として用いている放電バル
ブは断線のおそれがないので、長期にわたりバルブ交換
の不要な自動車用ヘッドランプが得られる。また放電バ
ルブは電気エネルギーから光エネルギーへの変換効率が
高いので、消費電力も少なくて済む。
シェード部材を光軸方向前後に移動操作してその位置を
変えることにより、サブビームとメインビームの双方の
配光を得ることが可能となるので、1つの放電バルブに
よってメインビームとサブビームの2つの異なる配光が
実現される。
変えることにより、サブビームとメインビームの双方の
配光を得ることが可能となるので、1つの放電バルブに
よってメインビームとサブビームの2つの異なる配光が
実現される。
また、メインビーム形成時には、第2のシェード部材に
よってメインビームの高すぎる傾向にある照度が減光さ
れて、適正な照度のメインビームが得られる。
よってメインビームの高すぎる傾向にある照度が減光さ
れて、適正な照度のメインビームが得られる。
第1図は本考案の一実施例であるヘッドランプのレンズ
を取り外した状態の斜視図、第2図はシェード部材と第
2のシェード部材の斜視図、第3図および第4図はシェ
ード部材および第2のシェード部材を連動させた状態を
示す断面図で、第3図はシェード部材が後退し第2のシ
ェード部材が前進した状態のヘッドランプの縦断面図、
第4図はシェード部材が前進し第2のシェード部材が後
退した状態のヘッドランプの縦断面図である。 10……ランプボディ、12……リフレクター、12A……リ
フレクター上側、12B……リフレクター下側、20……放
電バルブ、21……発光源である放電部、30……シェード
部材、40……第2のシェード部材、50……連動機構、51
……平行リンク、60……リンクステー、l……ヘッドラ
ンプの光軸。
を取り外した状態の斜視図、第2図はシェード部材と第
2のシェード部材の斜視図、第3図および第4図はシェ
ード部材および第2のシェード部材を連動させた状態を
示す断面図で、第3図はシェード部材が後退し第2のシ
ェード部材が前進した状態のヘッドランプの縦断面図、
第4図はシェード部材が前進し第2のシェード部材が後
退した状態のヘッドランプの縦断面図である。 10……ランプボディ、12……リフレクター、12A……リ
フレクター上側、12B……リフレクター下側、20……放
電バルブ、21……発光源である放電部、30……シェード
部材、40……第2のシェード部材、50……連動機構、51
……平行リンク、60……リンクステー、l……ヘッドラ
ンプの光軸。
Claims (1)
- 【請求項1】ランプボディ内に、 放物面形状のリフレクターと、 発光源である放電部を前記リフレクターの焦点位置近傍
とする放電バルブと、 前記放電部近傍で前記リフレクターの光軸方向前後に移
動可能なシェード部材とが設けられ、 シェード部材が後方に移動したときには、前記放電バル
ブの放電部から前記リフレクターに向かう光の一部がシ
ェード部材に遮られてサブビームが形成され、シェード
部材が前方に移動したときには、前記放電バルブの放電
部から前記リフレクターに向かう光がシェード部材に遮
られずメインビームが形成される自動車用ヘッドランプ
において、 前記放電部近傍には、前記シェード部材の前方への移動
に連動して光軸方向後方に移動し、前記放電バルブの放
電部から前記リフレクターに向かう光の一部を遮って、
メインビームを減光する第2のシェード部材が設けられ
たことを特徴とする自動車用ヘッドランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6727790U JPH076563Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動車用ヘッドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6727790U JPH076563Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0427501U JPH0427501U (ja) | 1992-03-04 |
| JPH076563Y2 true JPH076563Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31600712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6727790U Expired - Lifetime JPH076563Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076563Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP6727790U patent/JPH076563Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427501U (ja) | 1992-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3986779B2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JP4983278B2 (ja) | 車両用灯具 | |
| US6607295B2 (en) | Vehicle headlamp | |
| US6428195B1 (en) | Vehicle headlamp with movable and fixed shades | |
| JP2012094418A (ja) | 車輌用灯具 | |
| US6443606B1 (en) | Vehicle headlamp | |
| CN212081109U (zh) | 车辆及其远近光一体的led车灯 | |
| US7252420B2 (en) | Lighting and/or signalling device for an automobile | |
| US7325954B2 (en) | Vehicle light | |
| JPH076563Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| CN212108237U (zh) | 车辆及其矩阵式led车灯 | |
| JP7781216B2 (ja) | 灯具ユニット及び車両用灯具 | |
| JP2015018828A (ja) | 車輌用灯具 | |
| JPH0731446Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JPH0787042B2 (ja) | 車両用灯具の反射鏡 | |
| JPH0731447Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JPH076562Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JP4422925B2 (ja) | 車両用前照灯 | |
| JPH05334902A (ja) | 車両用プロジェクタ式ランプ | |
| JP4103336B2 (ja) | 車両用前照灯 | |
| JPH0443501A (ja) | 車両の前照灯装置 | |
| JP2000003610A (ja) | ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライト | |
| JP2579260Y2 (ja) | 配光可変型プロジェクタランプ | |
| JPH083926Y2 (ja) | 反射型灯具の反射構造 | |
| KR910007656B1 (ko) | 안개등 겸용 차량용 헤드램프 |