JPH0765743B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JPH0765743B2
JPH0765743B2 JP25348190A JP25348190A JPH0765743B2 JP H0765743 B2 JPH0765743 B2 JP H0765743B2 JP 25348190 A JP25348190 A JP 25348190A JP 25348190 A JP25348190 A JP 25348190A JP H0765743 B2 JPH0765743 B2 JP H0765743B2
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continuous use
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伸一 中根
尚 宇野
博 堀井
一高 浅野
真藏 加藤
三男 難波
烈平 植松
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High Pressure Gas Safety Institute of Japan
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
High Pressure Gas Safety Institute of Japan
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、異常時にガス通路を自動的に遮断し、都市ガ
ス・プロパンガス等による爆発事故・中毒事故等の発生
を未然に防止するガス遮断装置に関する。
従来の技術 従来この種のガス遮断装置は、第5図に示すように、ガ
ス供給ライン中に設けられたガスメータの通過ガス量に
応じて信号を発する流量測定手段1と、前記流量測定手
段から送られる流量信号でガスの使用状態を検出する使
用状態検出部2と、ガス適正使用条件を予め初期値とし
て記憶する初期条件記憶部3と、前記使用状態検出部の
信号が前記ガス適正使用条件を逸脱すると異常と判断し
て遮断信号を出力する適正使用条件判定部4と、第1の
所定時間をカウントするタイマー5と、前記タイマーを
起動する起動信号印加手段6と、前記使用状態検出部か
らの信号で前記タイマー作動中のガス使用状態を記憶す
ると共に前記記憶された使用状態に基づいて使用条件を
演算する使用状態記憶演算部7と、前記使用状態記憶演
算部の出力と前記初期条件とを比較し所定値を新しい適
正使用条件として設定変更する適正使用条件設定変更部
8と、前記適正使用条件判定部からの遮断信号に応じて
ガス通路を遮断する遮断手段9と、前記適正使用条件設
定変更部8にて適正使用条件が変更された後、前記変更
された適正使用条件に所定値を乗じ使用状態の出現率観
測域とする出現率観測域演算記憶部10と、第2の所定時
間のカウントを行う第2のタイマー11と、適正使用条件
を仮設定すべく使用状態検出部の信号に演算を施す仮適
正使用条件演算部12と、前記出現率観測域内に前記使用
状態検出部の信号が入ったか否かを判定し最初に入った
時点で前記第2のタイマーへの起動信号を出力し、ま
た、前記仮適正使用条件演算部に対し前記適正使用条件
設定変更部に仮設定信号を出力させるべく起動信号を出
力すると共に前記第2のタイマー作動中の出現率観測域
内に入るガス使用状態を記憶し、さらに、前記記憶され
た使用状態に基づいて使用条件を演算する出現率観測域
の使用状態記憶演算部13と、現適正使用条件を記憶する
適正使用条件一時記憶部14とから構成されていた。(例
えば、特開平1−203818号公報) ここで適正使用条件とは、各ガスメータの容量や、ガス
ユーザーの保有ガス器具等応じてに設定された合計流
量、個別最大流量、継続使用時間等の項目を示す。合計
流量とは、所定計測期間内にガスメータを通過するガス
の合計流量で、ガスホース抜けやガス器具の燃焼立消え
時などに、設定された所定値を現在の合計流量が越えた
場合には異常と判断して、遮断装置を作動させる使用条
件である。個別最大流量とは、所定計測期間毎にガス流
量変化を検出して現在何種類のガス器具が使用されてお
り、それぞれがどれ程のガス消費量なのかを識別し、そ
の中に最大ガス消費量が設定値を越えた時、遮断手段に
閉止信号を出力するもので、ガスホースのヒビ割れやガ
ス栓半開での燃焼立消え等のガス洩れに対処する。ま
た、継続使用時間は、ある燃焼領域のガス器具が連続し
て使われる時間の統計データから各領域毎に設定された
連続して使用出来る時間で、使用状態検出部からのデー
タが前記設定時間を経過したとき遮断装置に作動信号を
送り、ガス器具の消し忘れ等のときも安全を確保するも
のである。
上記した構成によって、第1のタイマーに起動信号が印
加されると所定時間のカウントが開始され、と同時に使
用状態記憶演算部の作動により前記時間中のガス使用パ
ターンが計測される。すなわち、この時間中に、前述し
た合計流量・個別最大流量・連続使用時間等の実測値が
更新されていき、タイマー終了と同時に最終データが使
用状態記憶演算部にて所定値倍されガス適正使用条件設
定変更部に送られるのである。この適正使用条件設定変
更部では、初期条件と前記記憶演算部のデータを比較し
所定のガス適正使用条件を新たに設定するのである。以
降、適正使用条件判定部では前述の新しい設定条件と使
用状態検出部からの信号を比較して、条件を逸脱した場
合には異常と判断して遮断手段を作動させるのである。
さらに、適正使用条件設定変更部は、仮適正使用条件演
算部からの仮設定信号が入力された時点で現適正使用条
件を適正使用条件一時記憶部に記憶させると共に前記仮
設定信号を適正使用条件として設定変更した後、第2の
タイマー期間中の出現率観測域の使用状態記憶演算部か
らの信号、あるいは、前記一時記憶部からの信号に従っ
て適正使用条件を設定変更していた。そして、出現率観
測域を適正使用条件に所定値を乗じて設定していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、各出現率観測域に
は各適正使用条件に所定値を乗じて設定する一律の手段
が適用されており、特にガス器具の使用パターンに応じ
た設定とはなっていない出現率観測域があった。すなわ
ち、ガスストーブ等の燃焼領域とガステーブル等の燃焼
領域は略同一であるが、それらの継続して使用される時
間はかなり異なっており、これらの燃焼領域で夏場から
冬場にかけてストーブを使い始めた場合に、上記のよう
な出現率観測域の設定では実際のストーブ使用パターン
が適応せず、第2のタイマーが作動することもなく時間
遮断するケースがあるという課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、ガススト
ーブ等の暖房器具とガステーブル等の調理器具の実使用
パターンの相違に着目するとともに、ガス器具を使う人
の存在検出を介した新ロジック適用することにより、不
要遮断のないガス遮断装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のガス遮断装置は、ガ
ス供給ライン中に設けられたガスメータの通過ガス量に
応じて信号を発する流量検出部と、前記流量検出部から
送られる流量信号でガス流量を演算する流量演算部と、
適正継続使用時間条件を予め初期値として記憶する初期
条件記憶部と、前記流量演算部より得られた同一流量信
号が連続している時間が適正継続使用時間条件を逸脱す
ると異常と判断して遮断信号を出力する適正継続使用時
間判定部と、第1の所定時間をカウントする第1のタイ
マーと、前記第1のタイマーを起動する起動信号印加手
段と、前記流量演算部からの信号で前記第1のタイマー
作動中の各ガス流量毎の継続使用時間に基づいて使用時
間条件を演算し第1のタイマー作動終了時に演算結果を
出力する継続使用時間記憶演算部と、前記継続使用時間
記憶演算部の出力と前記初期条件とを比較し所定値を新
しい適正継続使用時間条件として設定変更する適正継続
使用時間設定変更部と、前記適正継続使用時間判定部か
らの遮断信号に応じてガス通路を遮断する遮断手段と、
前記適正継続使用時間設定変更部にてガス流量信号に応
じた適正継続使用時間条件が設定された後、前記変更さ
れた適正使用時間に所定値を乗じ適正継続使用時間条件
毎に監視域を設定する出現率観測域設定部と、第2の所
定時間をカウントする第2のタイマーと、前記流量演算
部より得られた所定の流量信号に応じ前記適正継続使用
時間判定部に仮適正継続使用時間条件を適用させるよう
に前記適正継続使用時間設定変更部に仮設定信号を出力
する仮適正継続使用時間条件演算部と、前記流量演算部
からの信号を入力し所定値以上の流量変化があったとき
信号を送出する流量変化検出部と、所定の流量信号に応
じて設定された前記出現率観測域内に所定ガス流量が流
れ始めてから終るまでの時間が入ったか否かを判定し最
初に入った時点、あるいは、所定ガス流量が継続してい
る途中で前記流量変化検出部からの信号があった後、前
記出現率観測域内に前記所定ガス流量信号の継続使用時
間に入った時点で、前記第2のタイマーへの起動信号を
出力し、また、前記適正継続使用時間設定変更部へ仮設
定信号を出力させるべく前記仮適正継続使用時間条件演
算部に対し起動信号を出力すると共に、前記第2のタイ
マー作動中の出現率観測域内に入る流量信号に応じた継
続使用時間状態を記憶し、さらに、前記記憶された継続
使用時間状態が所定回数以上のとき適正継続使用時間条
件を算出する出現率観測域の継続使用時間記憶処理部
と、現適正継続使用時間条件を記憶する適正継続使用時
間条件一時記憶部とを備え、前記適正継続使用時間設定
変更部は、前記仮適正継続使用時間条件演算部からの仮
設定信号が入力された時点で現適正継続使用時間条件を
前記適正継続使用時間条件一時記憶部に記憶させると共
に前記仮設定信号を適正継続使用時間条件として設定変
更した後、第2のタイマーの作動終了時に前記出現率観
測域の継続使用時間記憶処理部からの信号、あるいは、
前記一時記憶部からの信号を入力し、前者からの信号が
適正継続使用時間条件を変更すべく算出されている場合
には該信号を、また、前記前者からの信号が適正継続使
用時間条件を変更すべく算出されていない場合には後者
の信号を適正継続使用時間条件として設定変更するとい
う構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、まず第1のタイマーが
作動する期間で実際のガス消費パターンを検出し、前記
データに基づいてメーター設置家庭の適正継続使用時間
条件が設定されると同時に、前記タイムアウト後も監視
域内に入るガス使用状態を常時監視し、出現率観測域内
にデータが入った場合には仮適正継続使用時間条件を設
けると共に第2のタイマーを作動させてデータ測定を実
施し、変更条件が成立した場合には適正継続使用時間条
件を再設定するのである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のガス遮断装置の機能ブロック図で、ガ
ス供給ライン中に設けられたガスメータの通過ガス量に
応じて信号を発する流量検出部15と、前記流量検出部か
ら送られる流量信号でガス流量を演算する流量演算部16
と、適正継続使用時間条件を予め初期値として記憶する
初期条件記憶部17と、前記流量演算部より得られた同一
流量信号が連続している時間が適正継続使用時間条件を
逸脱すると異常と判断して遮断信号を出力する適正継続
使用時間判定部18と、第1の所定期間をカウントする第
1のタイマー19と、前記第1のタイマーを起動する起動
信号印加手段20と、前記流量演算部からの信号で前記第
1のタイマー作動中の各ガス流量毎の継続使用時間を記
憶すると共に前記記憶された継続使用時間に基づいて使
用時間条件を演算し第1のタイマー19作動終了時に演算
結果を出力する継続使用時間記憶演算部21と、前記継続
使用時間記憶演算部の出力と前記初期条件とを比較し所
定値を新しい適正継続使用時間条件として設定変更する
適正継続使用時間設定変更部22と、前記適正継続使用時
間判定部からの遮断信号に応じてガス通路を遮断する遮
断手段23と、前記適正継続使用時間設定変更部にてガス
流量信号に応じた適正継続使用時間条件が設定された
後、前記変更された適正使用条件に所定値を乗じ適正継
続使用時間条件毎に監視域を設定する出現率観測域設定
部24と、第2の所定期間をカウントする第2のタイマー
25と、前記流量演算部より得られた所定の流量信号に応
じ適正継続使用時間条件を仮設定する仮適正継続使用時
間条件演算部26と、前記流量演算部からの信号を入力し
所定値以上の流量変化があったとき信号を送出する流量
変化検出部27と、所定の流量信号に応じて設定された前
記出現率観測域内に所定ガス流量が流れ始めてから終わ
るまでの時間が入ったか否かを判定し最初に入った時
点、あるいは、所定ガス流量が継続している途中で前記
流量変化検出部からの信号があった後、前記出現率観測
域内に前記所定ガス流量信号の継続使用時間が入った時
点で、前記第2のタイマーへの起動信号を出力し、ま
た、前記適正継続使用時間設定変更部へ仮設定信号を出
力させるべく前記仮適正継続使用時間条件演算部に対し
起動信号を出力すると共に前記第2のタイマー作動中の
出現率観測域内に入る流量信号に応じた継続使用時間状
態を記憶し、さらに、前記記憶された継続使用時間状態
が所定回数以上のとき適正継続使用時間条件を算出する
出現率観測域の継続使用時間記憶処理部28と、現適正継
続使用時間条件を記憶する適正継続使用時間条件一時記
憶部29とから構成されている。
上記構成において、適正継続使用時間設定変更部22は、
仮適正継続使用時間条件演算部26からの仮設定信号が入
力された時点で現適正継続使用時間条件を適正継続使用
時間条件一時記憶部29に記憶させると共に前記仮設定信
号を適正継続使用時間条件として設定変更した後、第2
のタイマー25の作動終了時に出現率観測域の継続使用時
間記憶処理部28からの信号、あるいは、一時記憶部29か
らの信号を入力し、前者からの信号が適正継続使用時間
条件を変更すべく算出されている場合には該信号を、ま
た、前記前者からの信号が適正継続使用時間条件を変更
すべく算出されていない場合には後者の信号を適正継続
使用時間条件として設定変更するのである。
次に、第2図で、各家庭でのガス器具の使用実態調査
と、生ガス漏洩量の爆発限界から算出したガス燃焼量と
継続使用時間との関係を示す。横軸はガス燃焼量、縦軸
は継続使用時間条件を表している。すなわち、各燃焼量
毎の連続して使用可能な時間制限レベルを示している。
L1がストーブ有り、すなわち、ストーブを利用するとき
の使用実態と図に示した各燃焼量範囲でのガス漏洩時の
爆発限界から決定した時間制限レベルがある。また、L2
はストーブ無し、すなわち、ガスストーブを使用しない
場合の他のガス器具の使用実態から決定した時間制限レ
ベルである。ここでは、ガスストーブを使用しない場合
には制限時間が短く設定されている。そして、横軸で
は、500(kcal/h)から5000(kcal/h)までが燃焼量範
囲の同一区分とされており、同様に、5000(kcal/h)か
ら6000(kcal/h)まで、6000(kcal/h)から7000(kcal
/h)までというように、燃焼量で分割されている。これ
らの区分は、爆発限界から算出されており、それぞれの
区分に所定のガス燃焼器具が該当する。
第3図は、500(kcal/h)から5000(kcal/h)までが燃
焼量範囲に対して、適正継続使用時間条件が設定された
後の出現率観測域にデータが発生し、第2のタイマーが
作動した状態を示している。横軸は経過時間、縦軸は継
続使用時間を表している。時間t0でタイマー1がカウン
トアップし、適正継続使用時間条件がL2(ストーブ無
し)の160分に設定され、続いて、出現率観測域設定部
にて前記設定された適正継続使用時間条件を所定倍にし
て継続使用時間の監視域(ここでは、128分)が設定さ
れる。x印は観測されたデータ、すなわち、上記燃焼量
範囲での連続して使用された時間値を表している。一点
鎖線の128分からL2(160分)までがこの燃焼量範囲での
継続使用時間の監視域で、時間t1にて、前記監視域にデ
ータの発生したことが分かる。このタイミングにて、出
現率観測域の継続使用時間記憶処理部は仮適正継続使用
時間条件演算部に対し前記適正継続使用時間設定変更部
に設定信号を出力させるべく起動信号を出力すると共
に、前記第2のタイマー作動中の出現率観測域内に入る
流量信号に応じた継続使用時間状態を記憶していく。す
なわち、時間t1にて継続使用時間の遮断条件はL1(スト
ーブ有り)の720分に仮設定され、そして、第2のタイ
マーが計時を開始し、カウントアップする時間t3までの
間、前記一点鎖線の128分からL1(720分)までの監視域
にデータが発生したか否かを判定していく。本実施例で
は、第2のタイマー期間中に、監視域に3回以上のデー
タが発生したので時間t3にて適正継続使用時間条件がL1
のストーブ有りに設定変更されている。ここでは、出現
率観測域の下限値が128分に設定されており、時間t1
て上限値がL2からL1に変更されている様子が分かる。ま
た、適正継続使用時間条件がL1に設定変更された時間t3
以降では、L1以上に該当する遮断条件が無いので特に出
現率観測域は設定されない。
ところで、約500(kcal/h)から約5000(kcal/h)まで
の燃焼量範囲には、ガスストーブ等の暖房器具を始め、
ガス炊飯器、ガステーブル、ガスコンロ、ガスオーブン
等の調理器具が存在する。これらの主な定格ガス燃焼量
を次表にまとめる。
上記の各ガス燃焼器具の標準的な使われ方を以下に示
す。
まず、調理器具での同一燃焼量での連続使用時間は、ガ
ス炊飯器やガステーブルのグリルで約15分間、ガステー
ブルでは調理メニューにより、汁もの・蒸しもの・焼き
ものが約20分以下、ゆでもの、及び、大半の煮物・煮込
みものでも30分から1時間以内である。また、ガスオー
ブンでも約30以内の使われ方が一般的である。
次に、暖房器具のガスストーブの場合、外気温度が低く
なれば低くなるほど、連続使用する時間は5〜10時間程
度にも及ぶが、秋口から初冬にかけての季節の変わり目
での使い方は、朝方1時間から2時間程度、そして、夕
方から夜にかけて2〜3時間程度が通常の連続して使う
時間である。
このように、同じ約500(kcal/h)から約5000(kcal/
h)までの燃焼量範囲に属するガス燃焼器具であって
も、その種類、及び、使われるケースによって継続して
燃焼する時間が異なる。
次に、第4図で使用時間遮断条件がL2のストーブ無しの
状態において、ガスストーブが連続して長時間使用され
た場合に本発明を適用した実施例を示す。横軸は経過時
間、縦軸はガス燃焼量を表している。時間t1にてガスス
トーブの燃焼量Q1が流れ始め、出現率観測域の継続使用
時間記憶処理部は時間カウントを開始する。時間t2にて
別のガス器具が使われ始め、ガス燃焼量Q2が観測され
る。この時点で、流量変化検出部は所定値(例えば、3
%)以上の変化を検出し、出現率観測域の継続使用時間
記憶処理部に変化有りの信号が入る。本図では示してし
ないが、前記処理部はQ2に対しても時間カウントを開始
するのである。次に、時間t3で、Q1の連続使用時間T1が
出現率監視域のレベル(例では、128分)に達してい
る。この時点では、前記処理部は仮適正継続使用時間条
件演算部に対し前記適正継続使用時間設定変更部へ仮設
定信号を出力させるべく前記仮適正継続使用時間条件演
算部に対し起動信号を出力すると共に、前記第2のタイ
マー作動中の出現率観測域内に入る流量信号に応じた継
続使用時間状態を記憶していく。すなわち、時間t3にて
継続使用時間の遮断条件はL1(ストーブ有り)の720分
に仮設定され、そして、第2のタイマーが計時を開始
し、カウントアップする時間までの間、監視域にデータ
が発生したか否かを前述同様に判定していくのである。
このように、急に連続して長時間使用に至った場合で
も、他のガス器具の使用状態を観測した、すなわち、ガ
ス器具使用者の存在を確認した場合には、監視レベルを
越えた時点でL1のストーブ有りに仮設定しデータ監視に
入るので、実際に人が長い時間使用し始めた場合でもい
たずらにガスを遮断することがない。
第4図では、ガスストーブ燃焼領域(500〜5000(kcal/
h))の時間遮断条件が、初期にはストーブ無し(継続
使用時間条件が160分)に設定されていた場合を示し
た。ガスストーブを保有しているのに該当する燃焼域の
継続使用時間条件が前記のようにストーブ無しに設定さ
れたのは、第1のタイマー19が作動していた期間にガス
ストーブが利用されなかったことによるものと推測され
る。また、特願昭63−298702号のような内容に従って、
適正継続使用時間条件がストーブ有り(720分)からス
トーブ無し(160分)に変更された場合も該当する。本
発明は、上記したようにストーブを保有しているにも拘
らずストーブ無しに遮断条件が設定されていた場合に有
効に作用することが、第4図の例から分かる。
上述した内容は、マイクロコンピュータなどのプログラ
ム動作による演算や判断機能を用いれば容易に実現出来
るものである。
発明の効果 以上のように本発明のガス遮断装置によれば次の効果が
得られる。(1)ガス使用状態を常に監視し、設定され
た適正継続使用時間条件との比較を行うことにより、条
件を逸脱した場合、すなわち、異常の判断された場合に
は遮断手段が作動しガス供給を停止するので、ガス爆発
やガス中毒などの危険状態を未然に防止することができ
るという効果がある。また、起動信号により第1のタイ
マーの所定時間、ガスメータの設置されたガス供給系の
実際の使用パターンを観測し、その観測データ(例え
ば、最大値)と初期値とを比較して所定の値を適正継続
使用時間条件として再設定するので、単に保有するガス
器具の燃焼量やガスメータの容量(号数)によって一律
に決定されていた条件だけに比べて、個別の特殊条件も
加味されて判断されるので、ガス事故に対する安全度を
一段と増すことができる。
さらに、第1のタイマーのタイムアウト以降にも出現率
観測域のデータ監視域を設定して常時データを監視し、
第2のタイマーを作動させて所定のデータが観測された
場合には、改めて適正継続使用時間条件を再設定するの
である。ここで、出現率観測域のデータ監視域をガス燃
焼量範囲毎の区分に対する適正継続使用時間条件に応じ
て設定し、ガス器具の使い勝手や使用者の存在確認を介
してデータ監視モードに入るので、夏場から冬場にかけ
てストーブを使い始めた場合や、急に長時間使い始めた
場合にも、不要遮断を発生させず、適正継続使用時間条
件を自動的に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるガス遮断装置の機能
ブロック図、第2図は同ガス遮断装置におけるガス燃焼
量と継続使用時間との関係を示す図、第3図は同ガス遮
断装置による適正継続使用時間条件の経時変化を示す
図、第4図はガス燃焼量の経時変化を示す図、第5図は
従来のガス遮断装置の機能ブロック図である。 15……流量検出部、16……流量演算部、17……初期条件
記憶部、18……適正継続使用時間判定部、19……第1の
タイマー、20……起動信号印加手段、21……継続使用時
間記憶演算部、22……適正継続使用時間設定変更部、23
……遮断手段、24……出現率観測域設定部、25……第2
のタイマー、26……仮適正継続使用時間条件演算部、27
……流量変化検出部、28……出現率観測域の継続使用時
間記憶処理部、29……適正継続使用時間条件一時記憶
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 真藏 東京都町田市忠生2丁目16番4号 高圧ガ ス保安協会液化石油ガス研究所内 (72)発明者 難波 三男 東京都町田市忠生2丁目16番4号 高圧ガ ス保安協会液化石油ガス研究所内 (72)発明者 植松 烈平 東京都町田市忠生2丁目16番4号 高圧ガ ス保安協会液化石油ガス研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス供給ライン中に設けられたガスメータ
    の通過ガス量に応じて信号を発する流量検出部と、前記
    流量検出部から送られる流量信号でガス流量を演算する
    流量演算部と、適正継続使用時間条件を予め初期値とし
    て記憶する初期条件記憶部と、前記流量演算部より得ら
    れた同一流量信号が連続している時間が適正継続使用時
    間条件を逸脱すると異常と判断して遮断信号を出力する
    適正継続使用時間判定部と、第1の所定時間をカウント
    する第1のタイマーと、前記第1のタイマーを起動する
    起動信号印加手段と、前記流量演算部からの信号で前記
    第1のタイマー作動中の各ガス流量毎の継続使用時間に
    基づいて使用時間条件を演算し第1のタイマー作動終了
    時に演算結果を出力する継続使用時間記憶演算部と、前
    記継続使用時間記憶演算部の出力と前記初期条件とを比
    較し所定値を新しい適正継続使用時間条件として設定変
    更する適正継続使用時間設定変更部と、前記適正継続使
    用時間判定部からの遮断信号に応じてガス通路を遮断す
    る遮断手段と、前記適正継続使用時間設定変更部にてガ
    ス流量信号に応じた適正継続使用時間条件が設定された
    後、前記変更された適正使用条件に所定値を乗じ適正継
    続使用時間条件毎に監視域を設定する出現率観測域設定
    部と、第2の所定時間をカウントする第2のタイマー
    と、前記流量演算部より得られた所定の流量信号に応じ
    前記適正継続使用時間判定部に仮適正継続使用時間条件
    を適用させるように前記適正継続使用時間設定変更部に
    仮設定信号を出力する仮適性継続使用時間条件演算部
    と、前記流量演算部からの信号を入力し所定値以上の流
    量変化があったとき信号を送出する流量変化検出部と、
    所定の流量信号に応じて設定された前記出現率観測域内
    に所定ガス流量が流れ始めてから終わるまでの時間が入
    ったか否かを判定し最初に入った時点、あるいは、所定
    ガス流量が継続している途中で前記流量変化検出部から
    の信号があった後、前記出現率観測域内に前記所定ガス
    流量信号の継続使用時間が入った時点で、前記第2のタ
    イマーへの起動信号を出力し、また、前記適正継続使用
    時間設定変更部へ仮設定信号を出力させるべく前記仮適
    正継続使用時間条件演算部に対し起動信号を出力すると
    共に前記第2のタイマー作動中の出現率観測域内に入る
    流量信号に応じた継続使用時間状態を記憶し、さらに、
    前記記憶された継続使用時間状態が所定回数以上のとき
    適正継続使用時間条件を算出する出現率観測域の継続使
    用時間記憶処理部と、現適正継続使用時間条件を記憶す
    る適正継続使用時間条件一時記憶部とを備え、前記適正
    継続使用時間設定変更部は、前記仮適正継続使用時間条
    件演算部からの仮設定信号が入力された時点で現適正継
    続使用時間条件を前記適正継続使用時間条件一時記憶部
    に記憶させると共に前記仮設定信号を適正継続使用時間
    条件として設定変更した後、第2のタイマーの作動終了
    時に前記出現率観測域の継続使用時間記憶処理部からの
    信号、あるいは、前記一時記憶部からの信号を入力し、
    前者からの信号が適正継続使用時間条件を変更すべく算
    出されている場合には該信号を、また、前記前者からの
    信号が適正継続使用時間条件を変更すべく算出されてい
    ない場合には後者の信号を適正継続使用時間条件として
    設定変更するガス遮断装置。
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