JPH076575U - 電磁弁装置 - Google Patents
電磁弁装置Info
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- JPH076575U JPH076575U JP3582293U JP3582293U JPH076575U JP H076575 U JPH076575 U JP H076575U JP 3582293 U JP3582293 U JP 3582293U JP 3582293 U JP3582293 U JP 3582293U JP H076575 U JPH076575 U JP H076575U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ガイド筒を有するハウジング、ガイド筒の一端
側の固定コア、ガイド筒内の可動コア、ガイド筒を囲繞
するコイル、ならびにコイルを囲むヨークを有する複数
の電磁弁構成ユニットが、各ハウジングに共通な基体お
よび押さえ板間に介装される電磁弁装置において、組付
け性を向上するとともに配線基板およびコイル間の接続
部の導通性が損なわれることを防止し、かつ磁気特性に
悪影響を及ぶことを防止する。 【構成】配線基板66と、配線基板66上の導体74に
接続された状態に在る複数のコイル35とが合成樹脂で
埋封されて成る配線部組立体65が各電磁弁構成ユニッ
ト36O に共通にして構成され、押さえ板22には、配
線部組立体65を貫通して基体21に当接される剛性材
料製のカラーの一端と、配線部組立体65を貫通するヨ
ーク37の一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラ
ーに挿通されるボルトが基体21に螺合される。
側の固定コア、ガイド筒内の可動コア、ガイド筒を囲繞
するコイル、ならびにコイルを囲むヨークを有する複数
の電磁弁構成ユニットが、各ハウジングに共通な基体お
よび押さえ板間に介装される電磁弁装置において、組付
け性を向上するとともに配線基板およびコイル間の接続
部の導通性が損なわれることを防止し、かつ磁気特性に
悪影響を及ぶことを防止する。 【構成】配線基板66と、配線基板66上の導体74に
接続された状態に在る複数のコイル35とが合成樹脂で
埋封されて成る配線部組立体65が各電磁弁構成ユニッ
ト36O に共通にして構成され、押さえ板22には、配
線部組立体65を貫通して基体21に当接される剛性材
料製のカラーの一端と、配線部組立体65を貫通するヨ
ーク37の一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラ
ーに挿通されるボルトが基体21に螺合される。
Description
【0001】
本考案は、非磁性部を介在させて円筒状に延びるガイド筒を有するハウジング と、ガイド筒の一端側に固定される固定コアと、固定コアに対向してガイド筒内 に収納される可動コアと、可動コアを固定コア側に吸引する磁気吸引力を発揮す べくガイド筒を囲繞するコイルと、該コイルを囲むヨークとを有する複数の電磁 弁構成ユニットが、各ハウジングに共通な基体および押さえ板間に介装され、各 コイルが、各電磁弁構成ユニットに共通な配線基板上の導体に接続される電磁弁 装置に関する。
【0002】
従来、かかる装置は、たとえば特公平3−38466号公報等により知られて いる。
【0003】
ところが、上記従来のものでは、ヨークは、押さえ板および基体間で各コイル を囲繞して個別に配設されるものであり、電磁弁構成ユニットの基体への取付け 後に、各ヨークをそれぞれ配設していく必要があり、組付け作業性に劣るもので ある。また配線基板は各電磁弁構成ユニットとは別体にして配設されるので、各 電磁弁構成ユニットの基体への取付け後に、各コイルの配線基板への接続を行な う必要があって組付け作業性に優れているとは言い難い。しかも各電磁弁構成ユ ニットの基体への組付け時に用いるグリース等が各コイルと配線基板との接続部 に付着する可能性があり、それにより接続部の導通性が損なわれるおそれがある 。また押さえ板の基体への締着時にヨークに過大な締付け荷重が作用すると磁気 特性を悪影響が及ぶので避ける必要がある。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、組付け性の向上を図ると ともに配線基板およびコイル間の接続部の導通性が損なわれることを防止し、し かも組付け荷重の作用により磁気特性に悪影響を及ぶことを防止した電磁弁装置 を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案によれば、配線基板と、配線基板上の導体 に接続された状態に在る複数のコイルとが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立 体が各電磁弁構成ユニットに共通にして構成され、押さえ板には、該押さえ板お よび基体間に挟まれる配線部組立体を貫通して基体に当接される剛性材料製のカ ラーの一端と、配線部組立体を貫通する各ヨークの一端とがそれぞれ一体に結合 され、前記カラーに挿通されるボルトが基体に螺合され、前記ヨークの長さは、 前記ボルトの締付け荷重が作用するのを回避し得る程度に設定される。
【0006】
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
【0007】 図1ないし図10は本考案の第1実施例を示すものであり、図1は電磁弁装置 の正面図、図2は図1の2−2線矢視図、図3は図1の3矢視図、図4は常開型 電磁弁の縦断面図、図5は常閉型電磁弁の縦断面図、図6は配線部組立体の側面 図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は押さえ 板の平面図、図10は図9の10−10線断面図である。
【0008】 先ず図1、図2および図3において、この電磁弁装置は、四輪車両のアンチロ ックブレーキ装置に用いられるものであり、左前輪ブレーキ装置、右後輪ブレー キ装置、右前輪ブレーキ装置および左後輪ブレーキ装置にそれぞれ対応して並ぶ 常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と、それらの常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL に個別に対応して並ぶ常閉型電磁弁VCFL ,VCRR , VCFR ,VCRL とを備える。
【0009】 磁性金属によりブロック状に形成される基体21には、各ブレーキ装置に個別 に接続される4つのブレーキ装置側接続ポート25FL,25RR,25FR,25RL と、図示しないタンデム型マスタシリンダの一対の出力ポートに接続される一対 のマスタシリンダ側接続ポート261 ,262 と、図示しないリザーバに接続さ れるリザーバ側接続ポート27とが設けられる。而して常開型電磁弁VOFL はブ レーキ装置側接続ポート25FLおよびマスタシリンダ側接続ポート261 間の連 通・遮断を切換可能であり、常閉型電磁弁VCFL はブレーキ装置側接続ポート2 5FLおよびリザーバ側接続ポート27間の連通・遮断を切換可能であり、常開型 電磁弁VORR はブレーキ装置側接続ポート25RRおよびマスタシリンダ側接続ポ ート261 間の連通・遮断を切換可能であり、常閉型電磁弁VCRR はブレーキ装 置側接続ポート25RRおよびリザーバ側接続ポート27間の連通・遮断を切換可 能であり、常開型電磁弁VOFR はブレーキ装置側接続ポート25FRおよびマスタ シリンダ側接続ポート262 間の連通・遮断を切換可能であり、常閉型電磁弁V CFR はブレーキ装置側接続ポート25FRおよびリザーバ側接続ポート27間の連 通・遮断を切換可能であり、常開型電磁弁VORL はブレーキ装置側接続ポート2 5RLおよびマスタシリンダ側接続ポート262 間の連通・遮断を切換可能であり 、常閉型電磁弁VCRL はブレーキ装置側接続ポート25RLおよびリザーバ側接続 ポート27間の連通・遮断を切換可能である。
【0010】 各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL は、基本的に同一の構成を有 し、また各常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL は基本的に同一の構成 を有するものであるので、以下、常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL については常開型電磁弁VOFL により、また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCF R ,VCRL については常閉型電磁弁VCFL により、その詳細構成を説明する。
【0011】 図4において、常開型電磁弁VOFL は、円筒状のガイド筒30を有するハウジ ング31O 、ガイド筒30の一端側に固定される固定コア32O 、固定コア32 O に対向してガイド筒30内に収納される可動コア33、固定コア32O および 可動コア33間に縮設されるばね34、ばね34のばね力に抗して可動コア33 を固定コア32O 側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガイド筒30を囲繞する コイル35、ならびに横断面円弧状に形成されてコイル35を両側から挟む一対 のヨーク37,37を有する電磁弁構成ユニット36o を備え、各電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL ,VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL に共通な磁性金属 製押さえ板22とハウジング31O とが磁気的に結合され、押さえ板22は複数 たとえば8本のボルト24により基体21に締着される。
【0012】 ハウジング31O は、磁性金属から成る段付き円筒状の弁ハウジング38O と 、該弁ハウジング38O に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハウジ ング38O は、大径部38OA、中径部38OBおよび小径部38OCが同軸に連設さ れて成るものであり、中径部38OBの外面には環状溝41が設けられる。またガ イド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるとともに前記大径部38OAに 段差をなして同軸に連設される非磁性部39に、磁性材により円筒状に形成され て非磁性部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
【0013】 一方、基体21の下部には、前記ハウジング31O における弁ハウジング38 O の大径部38OAを嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38O の中 径部38OBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43と、弁ハウジング38O の小 径部38OCを嵌合させる小径嵌合孔44と、通路45O とが、下方から順に段差 をなして設けられ、通路45O はマスタシリンダ側接続ポート261 に連通され る。また前記大径部38OAには大径嵌合孔42の内面に接触する環状のシール部 材46が装着され、小径部38OCには小径嵌合孔44の内面に接触する環状のシ ール部材47が装着される。さらに弁ハウジング38O の中径部38OBには環状 溝41を覆うフィルタ48が装着されており、このフィルタ48と中径嵌合孔4 3との間に形成される環状室49はブレーキ装置側接続ポート25FLに連通され る。
【0014】 ガイド筒30において弁ハウジング38O から離隔した側の端部には閉塞部材 50がシール部材51を介して嵌合、固定される。また弁ハウジング38O 内の 上部には該弁ハウジング38O の上部に装着されるフィルタ52を介して通路4 5O に通じる弁孔53を有する弁座部材54が嵌合、固定される。しかも弁ハウ ジング38O 内の下部には、ガイド筒30の非磁性部39内に一部を嵌合させて 円筒状の固定コア32O が嵌合されており、この固定コア32O は、環状溝41 に外端を開放させて弁ハウジング38O の中径部38OBに放射状に設けられた複 数のかしめ用凹部57を利用して弁ハウジング38O にかしめ固定される。さら に弁ハウジング38O 内で弁座部材54および固定コア32O 間で固定コア32 O 寄りには軸受部材58が固定され、該軸受部材58および弁座部材54間には 環状溝41に通じる弁室59が形成される。
【0015】 ハウジング31O 内で閉塞部材50および固定コア32O 間には、可動コア3 3が収納される。この可動コア33には、固定コア32O を同軸にかつ軸方向移 動可能に貫通して一端が軸受部材58で摺動可能に支承されるロッド60が同軸 に固定され、該ロッド60の他端は閉塞部材50に摺動可能に嵌合される。しか も固定コア32O および可動コア33間にはロッド60を囲繞するばね34が縮 設されており、可動コア33は該ばね34により固定コア32O から離反する方 向にばね付勢される。
【0016】 弁室59内でロッド60の一端には弁孔54を開閉可能な半球状の弁体61が 設けられており、該弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔53 を開放して通路45O すなわちマスタシリンダ側接続ポート261 を環状溝41 すなわちブレーキ装置側接続ポート25FLに連通させている。
【0017】 またハウジング31O における弁ハウジング38O の上部には、環状溝41の 液圧が通路45O 側の液圧よりも設定値以上高くなったときに開弁する差圧弁6 2が、弁孔53を迂回して配設される。
【0018】 コイル35は、ガイド筒30を囲繞する円筒状のボビン63に巻装されるもの であり、ボビン63の一端面は弁ハウジング38O における大径部38OAの端面 に当接される。またボビン63の他端には、ガイド筒30の外端と面一となるま で延びる小径の円筒部63aが一体に設けられる。
【0019】 常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL は、その構成要素のうちの多く を上記常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同一とするものであり、 常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同一の構成要素については同一 の参照符号を付して、常閉型電磁弁VCFL の構成について次に説明する。
【0020】 図5において、常閉型電磁弁VCFL は、ガイド筒30を有するハウジング31 C 、ガイド筒30の一端側に固定される固定コア32C 、固定コア32C に対向 してガイド筒30内に収納される可動コア33、固定コア32C および可動コア 33間に縮設されるばね34、ばね34のばね力に抗して可動コア33を固定コ ア32C 側に吸引する吸引力を発揮すべくガイド筒30を囲繞するコイル35、 ならびに横断面円弧状に形成されてコイル35を両側から挟む一対のヨーク37 ,37を有する電磁弁構成ユニット36C を備え、ヨーク37,37を介してハ ウジング31C および押さえ板22が磁気的に結合される。
【0021】 ハウジング31C は、磁性金属から成る段付き円筒状の弁ハウジング38C と 、該弁ハウジング38C に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハウジ ング38C は、大径部38CA、中径部38CBおよび小径部38CCが同軸に連設さ れて成るものであり、中径部38CBの外面には環状溝41が設けられる。またガ イド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるとともに前記大径部38CAに 段差をなして同軸に連設される非磁性部39に、磁性材により円筒状に形成され て非磁性部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
【0022】 一方、基体21の下部には、前記ハウジング31C における弁ハウジング38 C の大径部38CAを嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38C の中 径部38CBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43と、弁ハウジング38C の小 径部38CCを嵌合させる小径嵌合孔44と、通路45C とが、下方から順に段差 をなして設けられ、通路45C はリザーバ側接続ポート27に連通される。また 前記大径部38CAには大径嵌合孔42の内面に接触する環状のシール部材46が 装着され、小径部38CCには小径嵌合孔44の内面に接触する環状のシール部材 47が装着される。さらに弁ハウジング38C の中径部38CBには環状溝41を 覆うフィルタ48が装着されており、このフィルタ48と中径嵌合孔43との間 に形成される環状室49はブレーキ装置側接続ポート25FLに連通される。
【0023】 ガイド筒30において弁ハウジング38O から離隔した側の端部には有底円筒 状に形成される固定コア32C が嵌合、固定される。また弁ハウジング38C 内 の上部には該弁ハウジング38C の上部に装着されるフィルタ52を介して通路 45C に通じる弁孔53を有する弁座部材54が嵌合、固定される。また弁ハウ ジング38C 内には、環状溝41に通じる弁室59を弁座部材54との間に形成 する軸受部材58が固定される。
【0024】 ハウジング31C 内で固定コア32C および軸受部材58間には、可動コア3 3が収納される。この可動コア33には、一端が軸受部材58で摺動可能に支承 されるとともに他端が固定コア32C 内に挿入されるロッド60が同軸に固定さ れる。しかも固定コア32C および可動コア33間にはロッド60を囲繞するば ね34が縮設されており、可動コア33は該ばね34により固定コア32C から 離反する方向にばね付勢される。
【0025】 弁室59内でロッド60の一端には弁孔54を開閉可能な半球状の弁体61が 設けられており、該弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔53 を閉鎖して通路45C すなわちリザーバ側接続ポート27を環状溝41すなわち ブレーキ装置側接続ポート25FLから遮断させている。
【0026】 各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL における電磁弁構成ユニット 36O のうち、フィルタ48,52、シール部材46,47、弁座部材54、軸 受部材58および差圧弁62が設けられた弁ハウジング38O に閉塞部材50で 閉塞されたガイド筒30が結合されて成るハウジング31O 、該ハウジング31 O に固設される固定コア32O 、固定コア32O に対向してガイド筒30内に収 納されるとともに弁座部材54に着座可能な弁体61を有するロッド60が固設 される可動コア33、ならびに固定コア32O および可動コア33間に縮設され てガイド筒30内に収納されるばね34は、作動部組立体64O としてそれぞれ ユニット化される。また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL のうち、 フィルタ48,52、シール部材46,47、弁座部材54および軸受部材58 が設けられた弁ハウジング38C にガイド筒30が結合されて成るハウジング3 1C 、該ハウジング31C のガイド筒30に嵌合、固定される固定コア32C 、 固定コア32C に対向してガイド筒30内に収納されるとともに弁座部材54に 着座可能な弁体61を有するロッド60が固設される可動コア33、ならびに固 定コア32C および可動コア33間に縮設されてガイド筒30内に収納されるば ね34は、作動部組立体64C としてそれぞれユニット化される。
【0027】 而して各作動部組立体64O …、64C …は、それらの作動部組立体64O , 64C にそれぞれ対応して基体21に同軸に設けられた大径嵌合孔42、中径嵌 合孔43および小径嵌合孔44にそれぞれ嵌合されることになる。
【0028】 一方、各電磁弁構成ユニット36O ,36C の構成要素たるコイル35は、全 ての電磁弁構成ユニット36O …,36C …に共通な配線部組立体65としてユ ニット化されるものであり、該配線部組立体65には、各作動部組立体64O … 、64C …が抜き差し可能に嵌合される。
【0029】 図6、図7および図8を併せて参照して、配線部組立体65は、ボビン63に それぞれ巻装された複数のコイル35…と、各電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR , VCRL ,VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL のコイル35…に共通な配線基板66 とが合成樹脂から成るモールド部68に一体に埋封されて成るものであり、薄形 の矩形ブロック状に形成される。
【0030】 配線基板66には、各ボビン63…の円筒部63aをそれぞれ挿通させるため の複数の円形の挿通孔71…と、それらの挿通孔71…の両側で円弧状に形成さ れる一対ずつ8組の挿通孔72,72…と、8個のカラー67…(図9および図 10参照)のうち2本のカラー67,67を挿通させるための一対の挿通孔73 ,73とが穿設されている。
【0031】 各コイル35…とは反対側で配線基板66には、各コイル35…にそれぞれ接 続される一対ずつ8組の導体としてのリードフレーム74,74…が配設される ものであり、各リードフレーム74,74…の配線部を定めるために、それらの リードフレーム74,74…を係止させるための複数の突起75…が配線基板6 6に予め突設されており、それらの突起75…を利用することにより配線基板6 6への各リードフレーム74,74…の配線作業が容易となる。
【0032】 ところで、全てのリードフレーム74,74…の一端は、配線基板66の一側 中央部に集合されるものであり、8列ずつ2段に配列されて配線基板66から側 方に突出される。しかも各リードフレーム74…の突出端は、接続端子74a… として機能するために90度だけそれぞれねじられる。
【0033】 配線部組立体65を製作するにあたっては、配線基板66と、サージ防止のた めに各コイル35…にそれぞれ対応して配線基板66に配設される複数のダイオ ード76…等の電気的素子と、配線基板66に配設される複数のリードフレーム 74…と、ボビン63にそれぞれ巻装されているコイル35…とが仮に組立てら れ、その仮組立体がモールド型内で合成樹脂により一体モールドされることによ り、配線基板66、配線基板66上の導体74に接続された状態に在る複数のコ イル35および前記ダイオード76…等の電気的素子とが、合成樹脂から成るモ ールド部68に埋封されて成る矩形ブロック状の配線部組立体65が形成される ことになる。しかも該モールド成形時に、全リードフレーム74…の接続端子7 4a…を囲むようにした矩形筒状のカプラー68aがモールド部68に一体に形 成される。
【0034】 この配線部組立体65のモールド部68には、各ヨーク37,37…を挿通さ せるために配線基板66に設けられた複数の挿通孔72,72…に通じる円弧状 の挿通孔82,82…と、8本のうち2本のカラー67,67を挿通させるため に配線基板66に設けられた一対の挿通孔73,73に通じる一対の挿通孔83 ,83と、残りの6本のカラー67,67…を挿通させるための6個の挿通孔8 4,84…とが形成されている。
【0035】 また配線部組立体65における各ボビン63…に、各作動部組立体64O …、 64C …におけるガイド筒30…が抜き差し可能に嵌合されるのであるが、各作 動部組立体64O …、64C …と各ボビン63…との調芯を容易とするために、 各ボビン63…の内面には、ガイド筒30…の外面に弾発的に接触する複数たと えば4個の弾性突部63b…が周方向に間隔をあけてそれぞれ設けられる。
【0036】 図9および図10において、配線部組立体65は、基体21と、該基体21に 締着される押さえ板22との間に挟まれるのであるが、押さえ板22には、配線 部組立体65における挿通孔83,83,84…にそれぞれ挿通される剛性材料 製のカラー67…の一端と、配線部組立体65における挿通孔72,72…,8 2,82…にそれぞれ挿通されるヨーク37,37…の一端とがそれぞれ一体に 結合される。すなわち押さえ板22には、各ヨーク37,37…の一端を圧入さ せるための円弧状の圧入孔85,85…と、円筒状に形成されている各カラー6 7,67…の一端を圧入させる円形の圧入孔86,86…とが設けられており、 圧入孔85,85…,86,86…にヨーク37,37…およびカラー67,6 7…の一端がそれぞれ圧入される。
【0037】 ところで、各カラー67,67…には、基体21に螺合されるボルト24,2 4…が挿通されるものであり、各カラー67,67…を基体21に当接させた状 態でボルト24,24…を締付けることにより、押さえ板22が配線部組立体6 5を間に挟んで基体21に締着されることになる。而して押さえ板22の配線組 立体65側の面からのカラー67,67…の長さL1 は、配線部組立体65の厚 みよりもわずかに大きく設定され、ヨーク37,37…の押さえ板22からの長 さL2 は、前記ボルト24,24…の締付け荷重が作用するのを回避し得るが基 体21には軽く接触する程度にカラー67,67…の長さL1 よりも短く設定れ る。
【0038】 次にこの第1実施例の作用について説明すると、各常開型電磁弁VOFL ,VOR R ,VOFR ,VORL では、コイル35の励磁により、固定コア32O から弁ハウ ジング38O 、ヨーク37,37、押さえ板22、ガイド筒30の磁性部40お よび可動コア33を経て固定コア32O に至る磁束が生じ、可動コア33が固定 コア32O 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53を閉じることになる。 また各常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL では、コイル35の励磁に より、固定コア32C から押さえ板22、ヨーク37,37、弁ハウジング38 C および可動コア33を経て固定コア32C に至る磁束が生じ、可動コア33が 固定コア32C 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53を開くことになる 。
【0039】 このような電磁弁装置において、各電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL , VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL における電磁弁構成ユニット36O ,36C は 、作動部組立体64O ,64C と、該作動部組立体64O ,64C が抜き差し可 能に嵌合される配線部組立体65と、配線部組立体65を挟むようにして基体2 1に締着される押さえ板22に一体化されて配線部組立体65を貫通するヨーク 37,37とから構成されるので、基体21に各作動部組立体64O …,64C …を組付けた状態で、配線部組立体65を基体21との間に挟むようにして押さ え板22を組付けることにより電磁弁装置が構成される。
【0040】 すなわち各作動部組立体64O …,64C …と、配線部組立体65およびヨー ク37,37とを、分離した状態でそれぞれの性能チェックを行なうことができ 、性能チェック終了後の作動部組立体64O …,64C …、配線部組立体65お よびヨーク37,37を用いて電磁弁装置の組立を行なうことができ、品質管理 が容易となるとともに組付け作業性が向上する。しかも各作動部組立体64O … ,64C …のシール性チェックをそれら64O …,64C …を基体21に組付け た状態で行なうことができるので、配線部組立体65を組付けた後にも良好なシ ール性を確保することができ、また各作動部組立体64O …,64C …が基体2 1に組付けられた状態で、配線部組立体65をさらに組付けるようにすることに より、配線部組立体65の位置決めが容易であり、配線部組立体65における各 ボビン63…の内面の弾性突部63b…が設けられていることにより、配線部組 立体65に対する各作動部組立体64O …,64C …の調芯を容易とすることが できる。
【0041】 配線部組立体65は、各コイル35…と、配線基板66のリードフレーム74 …とが接続された状態で一体ユニット化されるものであり、電磁弁装置の組立時 に接続作業を行なう必要がなく、したがってグリース等が接続部に付着すること がなく該接続部の導通性を確保することができるとともに組付け性の向上を図る ことができる。
【0042】 この配線部組立体65は、基体21に複数のボルト24…で締着される押さえ 板22と、基体21との間に挟持されるものであるが、各ボルト24…による締 め付け力は剛性を有するカラー67…で受けることができ、各ヨーク37…およ びガイド筒30…に大荷重が作用することはないので、各ヨーク37…およびガ イド筒30…の磁気特性に悪影響が及ぶことはない。しかも押さえ板22は磁性 金属により形成されるものであり、この押さえ板22はヨーク37,37…とと もに磁気回路を形成するので、磁気回路を形成するためにヨーク37,37…に 連なる磁気材料製部品を他に設ける必要がなく、部品点数の低減にも寄与するこ とができる。
【0043】 さらに配線部組立体65のモールド部68にはカプラー68aが一体に設けら れ、各リードフレーム74…のねじり成形による接続端子74a…がカプラー6 8a内に臨むように配置されるので、配線部組立体65から接続コードが露出さ れることはなく、したがって接続コードの固定手段も不要となって部品点数の低 減に寄与することができる。
【0044】 図11は本考案の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部 分には、同一の参照符号を付す。
【0045】 アルミニウム合金等の非磁性金属により形成される押さえ板22′には、複数 のヨーク37′,37′の一端と、複数のカラー67,67…の一端とが一体的 に結合される。
【0046】 ヨーク37′は、横断面円弧状に形成される一対の円弧部37a′,37a′ の一端が円板状の連結板部37b′に連設されて成るものであり、押さえ板22 ′には、連結板部37b′を嵌着させる凹部87…がそれぞれ設けられる。また 押さえ板22打には、各カラー67…の一端を圧入させるための圧入孔86,8 6…がそれぞれ設けられている。
【0047】 この第2実施例によっても、上記第1実施例と同様の効果を奏することができ る。 はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の 設計変更を行なうことが可能である。
【0048】 たとえばヨーク37,37…あるいは37′,37′…、ならびにカラー67 ,67…が一体化された押さえ板22,22′が、配線部組立体65に一体化さ れるようにしてもよい。
【0049】
以上のように本考案によれば、配線基板と、配線基板上の導体に接続された状 態に在る複数のコイルとが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立体が各電磁弁構 成ユニットに共通にして構成され、押さえ板には、該押さえ板および基体間に挟 まれる配線部組立体を貫通して基体に当接される剛性材料製のカラーの一端と、 配線部組立体を貫通する各ヨークの一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラ ーに挿通されるボルトが基体に螺合され、前記ヨークの長さは、前記ボルトの締 付け荷重が作用するのを回避し得る程度に設定されるので、各電磁弁構成ユニッ トの構成要素のうちコイルと配線基板とを共通な組立体として構成することがで き、組付け時にコイルおよび導体の接続作業が不要であることから、組付け作業 性を向上することができ、またグリース等が各コイルと導体との接続部に付着す ることを防止して該接続部の導通性を確保することができ、さらに押さえ板およ びヨークで磁気回路を形成するようにして部品点数の低減を図るとともに押さえ 板の締付け荷重がヨークおよび配線部組立体に作用することを回避して磁気特性 に悪影響が及ばないようにすることができる。
【図1】第1実施例の電磁弁装置の正面図である。
【図2】図1の2−2線矢視図である。
【図3】図1の3矢視図である。
【図4】常開型電磁弁の縦断面図である。
【図5】常閉型電磁弁の縦断面図である。
【図6】配線部組立体の側面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】押さえ板の平面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】第2実施例の図10に対応した押さえ板の断
面図である。
面図である。
21・・・基体 22,22′・・・押さえ板 24・・・ボルト 30・・・ガイド筒 31C ,31O ・・・ハウジング 32C ,32O ・・・固定コア 33・・・可動コア 35・・・コイル 36C ,36O ・・・電磁弁構成ユニット 37,37′・・・ヨーク 39・・・非磁性部 65・・・配線部組立体 66・・・配線基板 67・・・カラー 74・・・導体としてのリードフレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性部(39)を介在させて円筒状に
延びるガイド筒(30)を有するハウジング(31C ,
31O )と、ガイド筒(30)の一端側に固定される固
定コア(32C ,32O )と、固定コア(32C ,32
O )に対向してガイド筒(30)内に収納される可動コ
ア(33)と、可動コア(33)を固定コア(32C ,
32O )側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガイド筒
(30)を囲繞するコイル(35)と、該コイル(3
5)を囲むヨーク(37,37′)とを有する複数の電
磁弁構成ユニット(36C ,36O )が、各ハウジング
(31C ,31O )に共通な基体(21)および押さえ
板(22,22′)間に介装され、各コイル(35)
が、各電磁弁構成ユニット(36C ,36O )に共通な
配線基板(66)上の導体(74)に接続される電磁弁
装置において、配線基板(66)と、配線基板(66)
上の導体(74)に接続された状態に在る複数のコイル
(35)とが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立体
(65)が各電磁弁構成ユニット(36C ,36O )に
共通にして構成され、押さえ板(22,22′)には、
該押さえ板(22,22′)および基体(21)間に挟
まれる配線部組立体(65)を貫通して基体(21)に
当接される剛性材料製のカラー(67)の一端と、配線
部組立体(65)を貫通する各ヨーク(37,37′)
の一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラー(6
7)に挿通されるボルト(24)が基体(21)に螺合
され、前記ヨーク(37,37′)の長さは、前記ボル
ト(24)の締付け荷重が作用するのを回避し得る程度
に設定されることを特徴とする電磁弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993035822U JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993035822U JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076575U true JPH076575U (ja) | 1995-01-31 |
| JP2587773Y2 JP2587773Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12452649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993035822U Expired - Fee Related JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587773Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993035822U patent/JP2587773Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587773Y2 (ja) | 1998-12-24 |
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