JPH0765872B2 - Ehd凝縮熱交換器 - Google Patents

Ehd凝縮熱交換器

Info

Publication number
JPH0765872B2
JPH0765872B2 JP3149430A JP14943091A JPH0765872B2 JP H0765872 B2 JPH0765872 B2 JP H0765872B2 JP 3149430 A JP3149430 A JP 3149430A JP 14943091 A JP14943091 A JP 14943091A JP H0765872 B2 JPH0765872 B2 JP H0765872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ehd
electrode
slit
tube
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3149430A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06294592A (ja
Inventor
隆夫 竹谷
彰 矢部
Original Assignee
工業技術院長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 工業技術院長 filed Critical 工業技術院長
Priority to JP3149430A priority Critical patent/JPH0765872B2/ja
Publication of JPH06294592A publication Critical patent/JPH06294592A/ja
Publication of JPH0765872B2 publication Critical patent/JPH0765872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気流体力学(Erec
tro Hydro Dynamics、以下、EHD
という)を利用して管に凝縮付着した凝縮液を排出する
ようにした凝縮熱交換器に関し、更に詳しくは横置きの
管に凝縮付着した凝縮液を排出するようにした前記EH
D凝縮熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】凝縮熱交換器では、管に凝縮付着した凝
縮液の液膜の存在が新たな蒸気の凝縮を妨げるため、管
に凝縮付着している凝縮液をできるだけ早く排出するこ
とが肝要である。従来、EHD効果を利用して凝縮液を
強制的に排出するようにした凝縮液の引出装置が種々提
案されている。
【0003】図7を参照して、縦置きの管1の周囲に螺
旋電極2を巻回し、該螺旋電極2を支持する支持棒3が
縦方向に設けられている。支持棒3よりも外周側には螺
旋電極の下方の端部が連結された排液捧4が縦方向に設
けられている。排液棒4が支持棒3よりも外周側に位置
している理由は、螺旋電極2に引き寄せられた凝縮液の
排出流下が促進されるように螺旋電極2の径を拡大させ
るためである。又、螺旋電極2と管1との間の間隔を維
持させるためのスペーサ5を多数設けている。
【0004】その作用は、管1と螺旋電極2との間に高
電圧(6000V以上)を付与すると、管1に凝縮付着
している凝縮液はEHD効果によって螺旋電極2に引き
寄せられ、螺旋電極2を旋回しながら流下し、排液棒4
を介して排出流下される。
【0005】以上の螺旋電極による凝縮液の引き寄せ装
置の他に、面電極による凝縮液の滴状化現象を利用した
EHD凝縮熱交換器も公知である。図8を参照して、冷
却水の流動する管11に対向して面電極12を設置し、
管11と面電極12との間に高電圧を付与する。する
と、管11に凝縮付着した凝縮液の膜が部分的に滴状化
し、液膜の厚い部分(滴状化部分)と液膜の薄い部分と
に区分される。滴状化部分は更にその上に凝縮が生じた
り、あるいは滴状化部分が重力方向に流下したりして徐
々に成長し、面電極12の下方に設置された螺旋電極1
3に凝縮液が引き寄せられて排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知のEHD
凝縮熱交換器は、管が縦置きであるため、凝縮液の排出
のための螺旋電極を設置しなければならず、かつスペー
サを多数設ける必要があるため、構造が複雑である上、
取付け作業が困難となり、装置が高コストとなってい
た。又、管が縦置きであるら必然的に縦方向の長さを必
要とし、縦方向に大きなスペースを必要とするものとな
っていた。更に、従来の螺旋電極の下方の端部付近は凝
縮液の流下促進のため徐々に半径が拡大する構造となっ
ているため、管の回りのスペースを大きくとるものとな
っており、その分だけ装置全体が大形化する欠点もあっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とする点は
以下の構成にある。即ち、一方の電極を構成すると同時
に冷却水が流動される横置きの管と、他方の電極を構成
すると同時に前記管が貫通して設置される多数のスリッ
トを有する筒状のEHD電極と、該EHD電極の内周面
の重力方向下方に形成され、前記スリットの設けられて
いない樋部とからなり、EHD電極と管との間の樋部を
除いた位置にスペーサを設け、前記管とEHD電極との
間に高電圧を付与してなることを特徴とするEHD凝縮
熱交換器。
【0008】
【作用】蒸気はスリットから侵入して管に接触し、凝縮
する。凝縮液はEHD電極から受けるEHD効果によっ
て滴状化する。そして、重力方向に流下して樋部に引き
寄せあるいは落下される。樋部を伝って流下した凝縮液
は樋部の端部から落下して排出される。
【0009】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す部分断面図である。
図2は図1のA−A断面図である。尚、以下の実施例に
おいては、1本の管部分についてのみ図示説明するが、
本発明は多数の管が取り付けられた横置きの管からなる
凝縮熱交換器に関するものである。
【0010】一方のマニホルド21の隔壁22と他方の
マニホルド23の隔壁24との間に冷却水の流動する管
25が横置きに設けられている。管25の外周には筒状
のEHD電極26が設けられ、該管25はEHD電極2
6を貫通して設けられている。EHD電極26は薄い導
電性の金属板を円筒形に成形したものであり、その周面
には多数のスリット27が形成されている。管25とE
HD電極26との間には間隔を維持させるための切欠き
リング状のスペーサ28が設けられている。スペーサ2
8の設置位置は、EHD電極26の両端位置に設けるだ
けで良いが、中間位置やその他の位置に設置するのを除
外するものではない。EHD電極26の内周面の内、重
力方向下方の位置は前記スリット27の形成されていな
い樋部29となっており、この樋部29を伝って凝縮液
が流下されるようになっている。前記スペーサ28はそ
の切欠きの位置がこの樋部29に位置するように設置さ
れる。管25及びEHD電極26は水平に設置しても良
いが、水平方向に対して僅かに(15°程度まで)傾け
て設置する方が凝縮液の排出効果が高い。管25とEH
D電極26との間には高電圧が付与される。
【0011】上記のように構成された本発明の作用につ
いて以下に説明する。マニホルド21内の冷却水は管2
5を介して流動し、他方のマニホルド23へ排出され
る。凝縮される蒸気はEHD電極26に形成されたスリ
ット27から侵入して管25に接触し、冷却水によって
熱を奪われて凝縮する。凝縮液は2つの電極である管2
5とEHD電極26の間に生ずるEHD効果によって滴
状化する。そして、滴の大きさが大きくなると重力方向
に流下して樋部29に落下、あるいはEHD効果によっ
て引き寄せられる。樋部29に溜った凝縮液は樋部29
を流れてその端部から落下し排出される。
【0012】以上に説明した構造は、本発明の一実施例
であって本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、樋部として別体の凹溝体をEHD電極の内
部に設置する構造としても良い。又、スペーサとして複
数に分割分離されたスペーサをリング状に設置する構造
としても良い。又、スリットの形状としては長方形に限
定されるものではなく、正方形、円形、楕円形等の適宜
の形状が採用される。
【0013】図3及び図4は本発明のEHD電極の他の
実施例を示す図である。この実施例では、円筒形のEH
D電極26aの下部に、樋状の溝部29aを一体に形成
したものであり、この溝部27aを伝って凝縮液が排出
されるものである。
【0014】図5は本発明の更に他の実施例を示す正面
図であり、この実施例では筒状のEHD電極26bの上
面に円形孔からなるスリット27bを形成したものであ
る。尚、スリット27bの形状はこの実施例による円形
孔に限定されるものではなく、他の形状であってもよい
ことは前述のとおりである。EHD電極による凝縮液体
の引き寄せを行なう場合、該EHD電極の面積を極力大
きくすることが必要である。このためには、媒体蒸気の
侵入や不凝縮ガス(空気や水蒸気等)の逃げ出しに効果
的な位置にスリットを形成し、その他の位置にはスリッ
トを形成しない構造とすることが望ましい。不凝縮ガス
は凝縮媒体の蒸気と比べて比重が軽いので、EHD電極
の上部を閉鎖状態とすると、該EHD電極の上部空間に
溜ってしまう。ところが、図5に示す実施例によると、
媒体蒸気がEHD電極26bの上面のスリット27bを
介して内部に侵入し得るものとなる上、EHD電極26
aの内部に溜る不凝縮ガスが該上面のスリット27bを
介して逃げた巣ことができるので、EHD電極26bの
面積の低減を極力抑えて効果的に蒸気の侵入、逃げ出し
が行なわれるものとなる。
【0015】図6は、本発明の更に他の実施例を示す断
面図である。即ち、この実施例ではEHD電極26cに
形成されたスリット27cの開口面積を上方から下方に
向かって順次小さくしたものである。この実施例におい
てもスリット27cの形状は任意に選定されるものであ
る。管からEHD電極に凝縮液体を碑機寄せる効果は、
管とEHD電極との間に生ずる不平等電界によって引き
起こされる。この実施例の構造によると、管とEHD電
極26cとの間に生ずる不平等電界の大きさが、上部の
方が弱く、下方にいくに従って大きくなり、この不平等
電界の勾配によって凝縮液体が下部へ押しやられる効果
を持つものとなる。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成された本発明による効
果を挙げると、以下のとおりである。本発明のEHD凝
縮熱交換器は、管が横置きであるため、凝縮液の排出の
ため螺旋電極やその支持棒、その他排液棒等を設置する
必要がなく、更にはスペーサも両端に2個だけ設けるの
みでため構造が簡単である上、取付け作業の困難性もな
く、装置全体が低コストとなる。又、管が縦置きのもの
と比べて必然的に縦方向の長さが低減し、縦方向の設置
レイアウトの自由度が大きくなる。更に、従来の螺旋電
極のように半径が拡大する部分がないので、管の回りの
スペースが小さくても良く、その分だけ装置全体が小形
化する。EHD効果による凝縮液の滴状化現象を主とし
て利用し、凝縮液の引き寄せ現象が従となるので、凝縮
液膜の厚さが薄い状態で使用する率が大きくなり、凝縮
液の引き寄せ現象を主として使用する従来のEHD凝縮
熱交換器と比べて熱交換率が向上する。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の一実施例を示す正面図である。図2
は、図1のAーA断面図である。図3は、本発明の他の
実施例を示す正面図である。図4は、図3のBーB断面
図である。図5は、本発明の更に他の実施例を示す正面
図である。図6は、本発明の他の実施例を示す正面図で
ある。図7は、従来公知のEHD効果による凝縮液の引
き寄せ現象を利用した凝縮熱交換器を説明するための正
面図である。図8は、従来公知のEHD効果による凝縮
液の滴状化現象を利用した凝縮熱交換器を説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
21:マニホルド 22:隔壁 23:マニホルド 2
4:隔壁 25:管26、26a、26b、:EHD電
極 27、27a、27b、27c:スリット 28:
スペーサ 29、29a:樋部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の電極を構成すると同時に冷却水が流
    動される横置きの管と、他方の電極を構成すると同時に
    前記管が貫通して設置される多数のスリットを有する筒
    状のEHD電極と、該EHD電極の内周面の重力方向下
    方に形成され、前記スリットの設けられていない樋部と
    からなり、前記管とEHD電極との間に高電圧を付与し
    てなることを特徴とするEHD凝縮熱交換器。
  2. 【請求項2】一方の電極を構成すると同時に冷却水が流
    動される横置きの管と、他方の電極を構成すると同時に
    前記管が貫通して設置される多数のスリットを有する筒
    状のEHD電極と、該EHD電極の内周面の重力方向下
    方に形成され、前記スリットの設けられていない樋部と
    からなり、前記スリットがEHD電極の上面にのみ形成
    されてなり、前記管とEHD電極との間に高電圧を付与
    してなることを特徴とするEHD凝縮熱交換器。
  3. 【請求項3】一方の電極を構成すると同時に冷却水が流
    動される横置きの管と、他方の電極を構成すると同時に
    前記管が貫通して設置される多数のスリットを有する筒
    状のEHD電極と、該EHD電極の内周面の重力方向下
    方に形成され、前記スリットの設けられていない樋部と
    からなり、前記スリットの開口面積がEHD電極の上部
    から下方に向かうに従って順次小さく形成されてなり、
    前記管とEHD電極との間に高電圧を付与してなること
    を特徴とするEHD凝縮熱交換器。
  4. 【請求項4】EHD電極と管との間の樋部を除いた位置
    にスペーサを設けてなることを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれか1項記載の記載のEHD凝縮熱交
    換器。
JP3149430A 1991-05-24 1991-05-24 Ehd凝縮熱交換器 Expired - Lifetime JPH0765872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149430A JPH0765872B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 Ehd凝縮熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149430A JPH0765872B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 Ehd凝縮熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06294592A JPH06294592A (ja) 1994-10-21
JPH0765872B2 true JPH0765872B2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=15474942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3149430A Expired - Lifetime JPH0765872B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 Ehd凝縮熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765872B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06294592A (ja) 1994-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5246541A (en) Evaporator for liquid solutions
US3170512A (en) Heat exchanger
US3508608A (en) Condenser tubes
US2873954A (en) Heat exchanger for electric discharge tube
JPH06294592A (ja) Ehd凝縮熱交換器
CN218442356U (zh) 一种垂直式锅炉烟气冷凝水收集排放装置
SU1428398A1 (ru) Выпарной пленочный аппарат
US5056592A (en) In-tube fluid-channeling baffles for air-cooled vacuum steam condensers
JPS6235036B2 (ja)
CN115006930A (zh) 一种冷凝回收罐
JPH0441278B2 (ja)
CN106196749B (zh) 一种气液分离式冷凝器
CN200941018Y (zh) 立式管内非饱和蒸发直接冷却设备
SU1407512A1 (ru) Вертикальный сепарационный элемент
CN220911467U (zh) 烟囱雨收集装置
SU1204914A1 (ru) Гравитационна теплова труба
RU2008600C1 (ru) Термосифонный теплообменник
SU1043756A1 (ru) Устройство дл охлаждени электрических аппаратов
CN214620706U (zh) 一种具有自清洁效功能的冷凝器
SU993967A1 (ru) Выпарной пленочный аппарат
JPH0440639B2 (ja)
CN213455040U (zh) 一种防止窜热的冷凝器
JPS6373096A (ja) 電場による伝熱促進装置
JPS6235594B2 (ja)
SU1163394A1 (ru) Блок преобразовательной установки

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term