JPH076665Y2 - 自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具 - Google Patents

自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具

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JPH076665Y2
JPH076665Y2 JP11270789U JP11270789U JPH076665Y2 JP H076665 Y2 JPH076665 Y2 JP H076665Y2 JP 11270789 U JP11270789 U JP 11270789U JP 11270789 U JP11270789 U JP 11270789U JP H076665 Y2 JPH076665 Y2 JP H076665Y2
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wire
cable
neck
self
clamp
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JP11270789U
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真一 斉藤
稔 三上
博美 村上
勝美 中山
忠男 村山
光生 中山
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昭和電線電纜株式会社
昭和機械工具株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、メッセンジャーワイヤ部とケーブル本体部と
が、首部により一体に連結された自己支持型ケーブルの
首部を切り裂くために使用する、自己支持型ケーブルの
首部切り裂き工具に関する。
(従来の技術) 自己支持型ケーブルとして、例えば第10図(a)に示す
ように、メッセンジャーワイヤ部1aとケーブル本体部1b
とが、首部1cによって一体に連結されている構成のもの
がある。このようなケーブル1は、架空線の布設工事を
効率化し、工期の短縮に役立っている。従って、特に、
電話ケーブル等に自己支持型ケーブルが多用されてい
る。
ところで、電話ケーブルは、ユーザーに対し電話線を引
出すための、ドロップワイヤの引落とし点において、接
続端子函を設けている。この場合、メッセンジャーワイ
ヤは切断せずに、所定長のケーブル外被を除去し一部の
心線を切断するため、メッセンジャーワイヤ部とケーブ
ル本体部との切り裂きが行なわれる。
また、電話ケーブルを吊架金物に固定する場合、あるい
はビル内へ引込みを行なう場合、やはりメッセンジャー
ワイヤ部とケーブル本体部を、第10図(a)の一点鎖線
で示した破断線2aあるいは2bに沿って、ナイフ等の工具
を用いて、首部1cを切り裂くことになる。
しかしながら、この作業は、通常、高所で行なわれるこ
とから、必ずしも容易ではなく、第10図(b)に示すよ
うに、メッセンジャーワイヤ部1aあるいはケーブル本体
部1bに、それぞれ切残しによる凸部3が生じる場合があ
る。このような凸部3は、その後の処理に悪影響を及ぼ
すため、完全に削り取る必要がある。従って、首部の切
り裂き作業はますます煩雑となってしまう。
そこで、従来、首部を容易に良好に切り裂くために、種
々の提案がなされている(実公昭58-47786号公報,実開
昭59-135012号公報等)。これらの従来の工具は、何れ
も、首部を切り裂きワイヤを用いて切り裂く方式のもの
である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、切り裂きワイヤを用いて自己支持型ケーブル
の首部を切り裂く場合には、先ず、首部に適当な穴を開
け、そこに切り裂きワイヤを挿通し、これをケーブル長
手方向に沿って引っ張るといった作業を必要とする。
しかしながら、従来、開発された工具は、何れも、その
取扱いの簡便さや構造の簡素化、あるいはそのコストの
面で、必ずしも満足のゆくものではなかった。
本考案は以上の点に着目してなされたもので、構造が簡
潔で取扱いの容易な自己支持型ケーブルの首部切り裂き
工具を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具は、切
り裂きワイヤの両端を固定する一対のクランプ部と、自
己支持型ケーブルのメッセンジャーワイヤ部とケーブル
本体部とを連結する首部に、前記切り裂きワイヤ挿通用
の透孔を設けるパンチと、前記クランプ部と一体化され
たものであって、前記クランプ部を前記自己支持型ケー
ブルの長手方向に沿って移動し、前記切り裂きワイヤに
より前記首部を切り裂くとき、前記クランプ部をケーブ
ル外周面に位置決めするガイドとを有し、前記一対のク
ランプ部の少なくとも一方は、前記切り裂きワイヤの一
端をその外周面で挾持する偏心カムから成ることを特徴
とするものである。
(作用) 以上の工具は、パンチを一体化しており、ケーブルの首
部に、先ず、切り裂きワイヤ挿通用の透孔を開けること
ができる。更に、その透孔に挿通した切り裂きワイヤの
両端は、クランプ部に偏心カムを用いて、ワンタッチで
着脱することができる。また、首部の切り裂き段階で
は、クランプ部をガイドにより位置決めして、これをケ
ーブル外周面に沿ってケーブル長手方向に移動させる。
その結果、切り裂きワイヤは、メッセンジャーワイヤ部
と首部の境界線、あるいはケーブル本体部と首部の境界
線に、一定の角度で割込み、均一な切り裂き面を形成す
る。
(実施例) 以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂き
工具の実施例を示す正面図である。
図の工具は、工具本体10がはさみ状の形状をしている。
そして、その顎部10aに、クランプ部11aと11bとが固定
されている。また、顎部10aの先端に、パンチ12が取付
けられている。クランプ部11aと11bには、それぞれ切り
裂きワイヤ13の両端13a,13bが固定されている。工具本
体10は、軸10bを中心に開閉するよう構成されており、
その握り10cにビニルカバー10dが被覆されている。
第2図には、その使用状態の説明図を示す。
図に示すように、自己支持型ケーブル1の首部1cに、上
記パンチ12を用いて透孔1dが設けられ、ここに切り裂き
ワイヤ13が挿通されている。そして、使用時には、図の
一点鎖線に示すように、ガイド14をケーブル外周面に沿
わせ、矢印20方向に工具本体を引っ張る。これにより、
自己支持型ケーブル1のメッセンジャーワイヤ部1aと首
部1cとが、良好に切り裂かれる。
以下、本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具
の構成の更に詳細な説明を行なう。
第3図には、第1図に示した工具本体10の拡大正面図を
示す。また、第4図に、その右側面図を示す。更に、第
5図には、その顎部10a近傍の左側面図を示す。また、
第6図には、上記工具の端面図を示す。
先ず、第3図に示すように、工具本体10は、周知のペン
チと同様の構成をしており、握り10cを用いて顎部10aを
開閉し、パンチ12を機能させることができる構成となっ
ている。そして、図の上側の顎部10aには、ガイド14が
溶接等により固定されている。また、ガイド14の上端に
リング状のクランプ部11aが固定されている。このクラ
ンプ部11aは、第7図に示すように、一端13aに大きな輪
を形成した切り裂きワイヤ13の輪を嵌込んで、その脱落
を防止するような構成とされている。
一方、第3図に示した下側の顎部10aの裏面には、ガイ
ド14′が溶接等により固定されており、その下端に車輪
状のクランプ部11bが取付けられている。このクランプ
部11bは偏心カムから成り、偏心した位置に設けられた
軸11cを中心に回転するよう固定されている。そして、
第4図に示すように、外周面には、ローレット加工が施
されている。このクランプ部11bの作用効果について
は、後で第8図及び第9図を用いて詳述する。
また、第3図に示すように、工具本体10の顎部10a先端
には、パンチ12が設けられている。このパンチ12は、一
方の顎部10aに植設されたピン12aと、他方の顎部10aに
基板12cを介して固定された受金具12bとから構成されて
いる。ピン12aは、一方の顎部10aにビス12dを用いて固
定されている。また、ピン12aの先端は、受金具12bの中
央に設けられた凹陥部に突入するよう構成されている。
工具本体10を開いて、上記ピン12aと受金具12bとで、第
2図に示したケーブル1の首部1cを挟めば、透孔1dが形
成される。
また、第6図に示すように、一端にクランプ部11aを設
けたガイド14と、一端にクランプ部11bを設けたガイド1
4′とは、何れもその側面に湾曲したガイド溝14a,14a′
を有している。これらのガイド溝14a,14a′は、第2図
に一点鎖線で示したように、工具本体を自己支持型ケー
ブル1に沿わせて移動させる際に、ケーブル本体1の外
周面を傷付けない程度に滑らかな湾曲面とされ、隅の部
分が面取りされているものとする。
また、第7図に示したように、切り裂きワイヤ13の一端
13aには、先に説明したクランプ部11aに引っ掛けること
ができるように、大きなリングが形成されており、他端
13bは、クランプ部11bに固定することができるように、
比較的小さなリングが形成され、かつ撚り合わされてい
る。また、必要に応じて、ハンダ付けや溶接により強化
されている。
第8図を用いて、この切り裂きワイヤ13の他端13bを固
定する方法を説明する。
第8図(a)は、クランプ部11b近傍の拡大側面図であ
る。
外周面をローレット加工された偏心カム状のクランプ部
11bは、ガイド14′に対し、軸11cを介して回動可能に固
定されている。このクランプ部11bは、軸11cを中心に、
指先によって矢印21とは反対方向に回動するように付勢
され、マーカー11eの位置がワイヤ挿通方向20と直角の
位置のとき、ガイド14′とクランプ部11bとの最大隙間
を作ることができる。
ここで、第8図(a)に示すように、切り裂きワイヤの
他端13bを、ガイド14′とクランプ部11bとの間に挿入
し、手でこのクランプ部11bを、矢印22方向に回動させ
る。そして、同図(b)に示すように、クランプ部11b
とガイド14′とで、切り裂きワイヤの他端13bを挟み付
け、この切り裂きワイヤを矢印23方向に引っ張る。こう
すれば、クランプ部11bの外周面に設けられた、先に説
明したローレット加工の摩擦力により、切り裂きワイヤ
13の他端13bが固定される。
また、これを外すときには、第8図(c)に示すよう
に、クランプ部11bを、矢印21方向に回動し、切り裂き
ワイヤの他端13bを開放する。
尚、このように、切り裂きワイヤの他端のクランプ部11
bへの固定を容易にするために、第7図に示した切り裂
きワイヤ13の他端13bは、折曲げて撚合せ、これを溶接
やハンダ付けにより一体化した摩擦力を高めた構成とす
ることが好ましい。また、上記切り裂きワイヤ13は、例
えば、外径0.4〜0.5mm程度のピアノ線やステンレス線を
用い、あるいは高抗張力のプラスチック繊維を使用す
る。更に、上記切り裂きワイヤ13の他端13bは、第2図
に示した自己支持型ケーブル1の透孔11dに挿通し易い
ように、その先端形状を小さく丸めることが好ましい。
また、クランプ部11bは、第8図(d)に示すように、
一対の偏心カムから構成するようにしてもよいし、ある
いは同図(e)に示すように、扇形の偏心カム11b′を
用いてもよい。更に、上記実施例の偏心カムから成るク
ランプ部11Bに、同図(f)に示すように、ばね11dを追
加してもよい。
本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具は、第
9図に示すように、工具本体10を矢印20方向に引っ張る
と、切り裂きワイヤ13がケーブルのメッセンジャーワイ
ヤ部1aと首部1cの境界線に対し、一定の角度θ1(5〜
15°)をなすように支持したまま、切り裂きを実行する
ことができる。ケーブル本体部1bと首部1cとの境界線に
切り裂きワイヤ13を挿通した場合にも、予め設定された
一定の角度θ2(5〜25°)を保持したまま、切り裂き
を実行することができる。このため、切り裂きワイヤ13
の長さ(150〜400mm)や、ガイド14あるいは14′の厚み
の選定によって、ケーブル外周面を傷付けない最適の条
件で、切り裂きを実行することができる。
本考案は以上の実施例に限定されない。
上記工具本体10は、第1図のパンチ12を機能させること
のできる構造であれば、必ずしもはさみ状のものである
必要はない。また、ガイド14は、必ずしも板状のもので
なく、例えば、従来技術に示したようなローラ状の構成
のものであってもよい。
(考案の効果) 以上説明した本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂
き工具は、パンチを用いてケーブルの首部に穴を開け、
切り裂きワイヤを挿通し、その両端をクランプ部に固定
すれば、ガイドを利用して首部の切り裂きを容易かつ均
一に実行することができる。切り裂きワイヤの着脱は、
偏心カムにより容易に行なわれる。また、その構成は、
比較的簡便で堅牢であり、切り裂きワイヤの着脱が容易
なため、架空線の高所作業に好適するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自己支持型ケーブルの首部切り裂き工
具実施例正面図、第2図はその使用状態説明図、第3図
は本考案の工具の拡大正面図、第4図はその右側面図、
第5図はその要部左側面図、第6図は工具の端面図、第
7図は切り裂きワイヤ平面図、第8図(a)〜(c)は
一方のクランプ部の動作説明図、同図(d),(e),
(f)はその変形例の正面図、第9図は本考案の工具の
作用の説明図、第10図は自己支持型ケーブルの一般的な
首部切り裂き状況の説明図である。 1……自己支持型ケーブル、1a……メッセンジャーワイ
ヤ部、1b……ケーブル本体部、1c……首部、10……工具
本体、11a,11b……クランプ部、12……パンチ、13……
切り裂きワイヤ、14……ガイド。
フロントページの続き (72)考案者 村上 博美 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)考案者 中山 勝美 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)考案者 村山 忠男 東京都目黒区目黒4丁目26番4号 昭和機 械工具株式会社内 (72)考案者 中山 光生 東京都目黒区目黒4丁目26番4号 昭和機 械工具株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−135012(JP,U) 実開 昭63−164313(JP,U) 実開 平1−101107(JP,U) 実開 平1−157521(JP,U) 実公 昭58−47786(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切り裂きワイヤの両端を固定する一対のク
    ランプ部と、自己支持型ケーブルのメッセンジャーワイ
    ヤ部とケーブル本体部とを連結する首部に、前記切り裂
    きワイヤ挿通用の透孔を設けるパンチと、前記クランプ
    部と一体化されたものであって、前記クランプ部を前記
    自己支持型ケーブルの長手方向に沿って移動し、前記切
    り裂きワイヤにより前記首部を切り裂くとき、前記クラ
    ンプ部をケーブル外周面に位置決めするガイドとを有
    し、前記一対のクランプ部の少なくとも一方は、前記切
    り裂きワイヤの一端をその外周面で挾持する偏心カムか
    ら成ることを特徴とする自己支持型ケーブルの首部切り
    裂き工具。
JP11270789U 1989-09-26 1989-09-26 自己支持型ケーブルの首部切り裂き工具 Expired - Lifetime JPH076665Y2 (ja)

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JPH0350914U JPH0350914U (ja) 1991-05-17
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