JPH0766694B2 - 電気絶縁材料用フィルム - Google Patents
電気絶縁材料用フィルムInfo
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- JPH0766694B2 JPH0766694B2 JP9584088A JP9584088A JPH0766694B2 JP H0766694 B2 JPH0766694 B2 JP H0766694B2 JP 9584088 A JP9584088 A JP 9584088A JP 9584088 A JP9584088 A JP 9584088A JP H0766694 B2 JPH0766694 B2 JP H0766694B2
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- JP
- Japan
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- film
- heat
- particles
- particle size
- resin
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性、機械的特性に優れ、かつフィルムの
平面性、取扱い作業性及び電気的諸特性に優れた電気絶
縁材料用フィルムに関する。
平面性、取扱い作業性及び電気的諸特性に優れた電気絶
縁材料用フィルムに関する。
(従来の技術) 従来から、二輪配向ポリエチレンテレフタレートフィル
ムは、その機械的性質、電気性質、耐熱性、耐薬品性等
に優れていることから、電気絶縁材料用途に広く用いら
れている。
ムは、その機械的性質、電気性質、耐熱性、耐薬品性等
に優れていることから、電気絶縁材料用途に広く用いら
れている。
しかしながら、近年、電気絶縁材料用フィルムへの要求
特性が高まり、また二輪配向ポリエチレンテレフタレー
トフィルムの特性にも限界があることから、より特性の
優れたフィルムが求められている。例えば、二軸配向ポ
リエチレンテレフタレートフィルムは、長期耐熱性がE
種(長期耐熱温度:120℃)ないしB種(同:130℃)であ
り、モータ絶縁、電線被覆材料として用いる場合、この
長期耐熱性の点からモータの小型化が制限され、さらに
は、高温に長期間さらされる箇所への電気部品の実装が
困難になるという問題等が生じている。
特性が高まり、また二輪配向ポリエチレンテレフタレー
トフィルムの特性にも限界があることから、より特性の
優れたフィルムが求められている。例えば、二軸配向ポ
リエチレンテレフタレートフィルムは、長期耐熱性がE
種(長期耐熱温度:120℃)ないしB種(同:130℃)であ
り、モータ絶縁、電線被覆材料として用いる場合、この
長期耐熱性の点からモータの小型化が制限され、さらに
は、高温に長期間さらされる箇所への電気部品の実装が
困難になるという問題等が生じている。
また、二軸配向ポリエチレンテレフタレートを長期にわ
たり高温環境下にさらすと、多量のオリゴマーが析出
し、それにともない種々の問題が発生する。例えば、冷
凍機用のモータ絶縁に二軸配向ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを使用すると、その冷媒によって析出した
オリゴマーにより目詰まりがトラブルの最大原因となっ
ており、かかる環境においてもオリゴマー析出のないフ
ィルムが要望されているのである。ところで、強靱で優
れた耐熱性を有する結晶性熱可塑性ポリマーとしてポリ
エーテルケトンが知られ(特公昭60−32642号、特公昭6
1−10486号)、このフィルム化の検討、提案がされてい
る。例えば、特開昭57−137116号公報には、ポリエーテ
ルケトンは耐熱性を活かした用途分野、すなわちモータ
用絶縁フィルム、トランス用絶縁フィルム、コンデンサ
用絶縁フィルム、フレキシブルプリント回路基板などへ
の展開が期待されるとして、圧延法で一軸配向に配向し
たフィルムを製造する方法が記載されている。また、特
開昭61−37419号公報には、二軸配向熱可塑性ポリエー
テルケトンフィルムが、コンデンサ、電線被覆、フレキ
シブルプリント回路基板などの電気、電子部品や記録媒
体ベースなどの精密部品の分野に適していることが記載
されている。
たり高温環境下にさらすと、多量のオリゴマーが析出
し、それにともない種々の問題が発生する。例えば、冷
凍機用のモータ絶縁に二軸配向ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを使用すると、その冷媒によって析出した
オリゴマーにより目詰まりがトラブルの最大原因となっ
ており、かかる環境においてもオリゴマー析出のないフ
ィルムが要望されているのである。ところで、強靱で優
れた耐熱性を有する結晶性熱可塑性ポリマーとしてポリ
エーテルケトンが知られ(特公昭60−32642号、特公昭6
1−10486号)、このフィルム化の検討、提案がされてい
る。例えば、特開昭57−137116号公報には、ポリエーテ
ルケトンは耐熱性を活かした用途分野、すなわちモータ
用絶縁フィルム、トランス用絶縁フィルム、コンデンサ
用絶縁フィルム、フレキシブルプリント回路基板などへ
の展開が期待されるとして、圧延法で一軸配向に配向し
たフィルムを製造する方法が記載されている。また、特
開昭61−37419号公報には、二軸配向熱可塑性ポリエー
テルケトンフィルムが、コンデンサ、電線被覆、フレキ
シブルプリント回路基板などの電気、電子部品や記録媒
体ベースなどの精密部品の分野に適していることが記載
されている。
(発明が解決しようとする課題) そこで、従来の電気絶縁材料の二軸配向ポリエチレンテ
レフタレートフィルムに代えて、従来公知の熱可塑性ポ
リエーテルケトン樹脂フィルムを使用し、電線被覆用テ
ープを作ってみると、耐熱性の点では改善が認められる
ものの、耐熱劣化性、絶縁破壊強度、平面性等において
さらに改善する必要があることが明らかとなった。
レフタレートフィルムに代えて、従来公知の熱可塑性ポ
リエーテルケトン樹脂フィルムを使用し、電線被覆用テ
ープを作ってみると、耐熱性の点では改善が認められる
ものの、耐熱劣化性、絶縁破壊強度、平面性等において
さらに改善する必要があることが明らかとなった。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解消し、耐
熱性、電気絶縁特性に優れ、かつ表面が平坦でありなが
ら、滑り性及び作業性に優れた電気絶縁材料用フィルム
を提供することにある。
熱性、電気絶縁特性に優れ、かつ表面が平坦でありなが
ら、滑り性及び作業性に優れた電気絶縁材料用フィルム
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、上記目的は、二軸配向熱可塑性ポリエ
ーテルケトン樹脂からなるフィルムであり、該フィルム
の150℃での熱収縮率が3.0%以下、280℃で500時間加熱
した後の破断伸度が10%以上、厚さ方向の屈折率が1.64
以下、F−5値が11kg/mm2以上であることを特徴とする
電気絶縁材料用フィルム、さらには、フィルムの表面フ
ィルム表面の粗さが0.005〜0.10μmであることを特徴
とする電気絶縁材料用フィルムによって達成される。
ーテルケトン樹脂からなるフィルムであり、該フィルム
の150℃での熱収縮率が3.0%以下、280℃で500時間加熱
した後の破断伸度が10%以上、厚さ方向の屈折率が1.64
以下、F−5値が11kg/mm2以上であることを特徴とする
電気絶縁材料用フィルム、さらには、フィルムの表面フ
ィルム表面の粗さが0.005〜0.10μmであることを特徴
とする電気絶縁材料用フィルムによって達成される。
本発明における熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂は、構
成単位 あるいは該単位と他の構成単位からなるポリマーであ
る。この他の構成単位としては、例えば 等が挙げられる。上記構成単位において、Aは直接結
合、酸素、−SO2−、−CO−または二価の低級脂肪族炭
化水素基であり、QおよびQ′は同一であっても相違し
てもよく、−CO−または−SO2−であり、nは0又は1
である。これらポリマーは、特公昭60−32642号公報、
特公昭61−10486号公報、特開昭57−137116号公報等に
記載されている。
成単位 あるいは該単位と他の構成単位からなるポリマーであ
る。この他の構成単位としては、例えば 等が挙げられる。上記構成単位において、Aは直接結
合、酸素、−SO2−、−CO−または二価の低級脂肪族炭
化水素基であり、QおよびQ′は同一であっても相違し
てもよく、−CO−または−SO2−であり、nは0又は1
である。これらポリマーは、特公昭60−32642号公報、
特公昭61−10486号公報、特開昭57−137116号公報等に
記載されている。
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂には、流動性改良など
の目的でポリアリーレンポリエーテル、ポリスルホン、
ポリアリレート、ポリエステル、ポリカーボネート等の
樹脂をブレンドしても良く、また安定剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤等の如き添加剤を含有させても良い。
の目的でポリアリーレンポリエーテル、ポリスルホン、
ポリアリレート、ポリエステル、ポリカーボネート等の
樹脂をブレンドしても良く、また安定剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤等の如き添加剤を含有させても良い。
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂は、上述の通り、それ
自体公知であり、且つそれ自体公知の方法で製造するこ
とができる。
自体公知であり、且つそれ自体公知の方法で製造するこ
とができる。
上記熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂は、見かけの溶融
粘度が温度380℃、見かけの剪断速度1000sec-1の条件
で、500ポイズ〜10000ポイズ、更には1000ポイズ〜5000
ポイズの範囲にあるものが、製膜性、フィルム特性の点
から好ましい。
粘度が温度380℃、見かけの剪断速度1000sec-1の条件
で、500ポイズ〜10000ポイズ、更には1000ポイズ〜5000
ポイズの範囲にあるものが、製膜性、フィルム特性の点
から好ましい。
本発明の二軸配向熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂フィ
ルムは、150℃で30分間熱処理を施したときの熱収縮率
が3.0%以下、好ましくは2.0%以下、さらに好ましくは
1%以下であり、しかも280℃で500時間加熱したときの
破断伸度が10%以上、好ましくは15%以上、さらに好ま
しくは20%以上であることが必要である。この範囲外で
は、靱性が低いため、高温環境下で繰り返し屈曲を受け
ると、ひび割れが生じ易くなり、電気絶縁材料用フィル
ムとしての使用に耐えなくなる。
ルムは、150℃で30分間熱処理を施したときの熱収縮率
が3.0%以下、好ましくは2.0%以下、さらに好ましくは
1%以下であり、しかも280℃で500時間加熱したときの
破断伸度が10%以上、好ましくは15%以上、さらに好ま
しくは20%以上であることが必要である。この範囲外で
は、靱性が低いため、高温環境下で繰り返し屈曲を受け
ると、ひび割れが生じ易くなり、電気絶縁材料用フィル
ムとしての使用に耐えなくなる。
さらに、本発明の電気絶縁材料用フィルムは、フィルム
の厚さ方向の屈折率が1.64以下、好ましくは1.62以下、
さらに好ましくは1.61以下であり、F−5値が11kg/mm2
以上、好ましくは12kg/mm2以上、さらに好ましくは13kg
/mm2以上であることが必要である。
の厚さ方向の屈折率が1.64以下、好ましくは1.62以下、
さらに好ましくは1.61以下であり、F−5値が11kg/mm2
以上、好ましくは12kg/mm2以上、さらに好ましくは13kg
/mm2以上であることが必要である。
本発明者らの研究によれば、従来、プラスチックフィル
ムの耐熱劣化性は、フィルムを構成する高分子それ自体
の耐熱性、例えば耐熱分解性、高温での耐酸化分解性、
耐加水分解性等によって一義的に決まるものとされてい
たにもかかわらず、熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂フ
ィルムの耐熱劣化性が、製膜条件、即ち、フィルムの微
細構造によって変わるという驚くべき事実が明らかとな
った。厚さ方向の屈折率が1.64以下の二軸配向フィルム
と1.64を越えるフィルムとの耐熱劣化性の差異は、特に
長時間加熱後の破断伸度に顕著に現れてくる。即ち、厚
さ方向の屈折率が1.64以下の二軸配向フィルムは、長時
間加熱後の破断伸度の低下が僅少であるのに対し、該屈
折率が1.64を越える二軸配向フィルムは、短時間の加熱
で弱化してしまい、そのため破断伸度の低下が顕著であ
り、絶縁破壊強度の低下が著しい。さらに、F−5値に
ついても、上述の屈折率の場合と同様に、11kg/mm2未満
であると、高温下での脆弱化が著しく、そのため破綻伸
度の低下が顕著であり、さらには絶縁破壊電圧の低下も
著しい。
ムの耐熱劣化性は、フィルムを構成する高分子それ自体
の耐熱性、例えば耐熱分解性、高温での耐酸化分解性、
耐加水分解性等によって一義的に決まるものとされてい
たにもかかわらず、熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂フ
ィルムの耐熱劣化性が、製膜条件、即ち、フィルムの微
細構造によって変わるという驚くべき事実が明らかとな
った。厚さ方向の屈折率が1.64以下の二軸配向フィルム
と1.64を越えるフィルムとの耐熱劣化性の差異は、特に
長時間加熱後の破断伸度に顕著に現れてくる。即ち、厚
さ方向の屈折率が1.64以下の二軸配向フィルムは、長時
間加熱後の破断伸度の低下が僅少であるのに対し、該屈
折率が1.64を越える二軸配向フィルムは、短時間の加熱
で弱化してしまい、そのため破断伸度の低下が顕著であ
り、絶縁破壊強度の低下が著しい。さらに、F−5値に
ついても、上述の屈折率の場合と同様に、11kg/mm2未満
であると、高温下での脆弱化が著しく、そのため破綻伸
度の低下が顕著であり、さらには絶縁破壊電圧の低下も
著しい。
また、本発明のフィルムの表面粗さは、0.005〜0.10μ
m、好ましくは0.01〜0.07μm、さらに好ましくは0.01
〜0.05μmであることが望ましく表面粗さが0.005μm
未満では、良好な滑り性が得られにくく、フィルム巻取
り時に皺が生じたり、フィルム同士のブロッキングが生
じたりして、加工工程での作業性が低下する。一方、表
面粗さが0.10μmを越えると、作業性は改良されるもの
の、絶縁破壊電圧が低下したり、あるいはそのバラツキ
が大きくなったりする。
m、好ましくは0.01〜0.07μm、さらに好ましくは0.01
〜0.05μmであることが望ましく表面粗さが0.005μm
未満では、良好な滑り性が得られにくく、フィルム巻取
り時に皺が生じたり、フィルム同士のブロッキングが生
じたりして、加工工程での作業性が低下する。一方、表
面粗さが0.10μmを越えると、作業性は改良されるもの
の、絶縁破壊電圧が低下したり、あるいはそのバラツキ
が大きくなったりする。
本発明の熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂フィルムは、
例えば(Tm+30)℃ないし(Tm+90)℃の温度(Tmは融
点)で熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂を溶融押出して
未延伸フィルムを得、該未延伸フィルムを一軸方向(縦
方向又は横方向)に(Tg−10)〜(Tg+45)℃の温度
(ただし、Tg:ポリエーテルケトン樹脂のガラス転移温
度)で1.5倍以上、特に2.5倍以上の倍率で延伸し、次い
で上記延伸方向と直角方向(一段目延伸が縦方向の場合
には、二段目延伸は横方向となる)に(Tg+10)〜(Tg
+40)℃の温度で2.5〜5.0倍の倍率で延伸することで製
造できる。この場合、面積延伸倍率は4倍以上、さらに
は6倍以上にすることが好ましい。延伸手段は同時二軸
延伸、逐次二軸延伸の何れでも良い。さらに、二軸延伸
を行ったフィルムに(Tg+70)℃〜Tm℃の温度で熱固定
を施せばよい。例えば、ポリエーテルエーテルケトンフ
ィルムについては250〜350℃で熱固定するのが好まし
い。熱固定時間は、例えば1〜120秒である。
例えば(Tm+30)℃ないし(Tm+90)℃の温度(Tmは融
点)で熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂を溶融押出して
未延伸フィルムを得、該未延伸フィルムを一軸方向(縦
方向又は横方向)に(Tg−10)〜(Tg+45)℃の温度
(ただし、Tg:ポリエーテルケトン樹脂のガラス転移温
度)で1.5倍以上、特に2.5倍以上の倍率で延伸し、次い
で上記延伸方向と直角方向(一段目延伸が縦方向の場合
には、二段目延伸は横方向となる)に(Tg+10)〜(Tg
+40)℃の温度で2.5〜5.0倍の倍率で延伸することで製
造できる。この場合、面積延伸倍率は4倍以上、さらに
は6倍以上にすることが好ましい。延伸手段は同時二軸
延伸、逐次二軸延伸の何れでも良い。さらに、二軸延伸
を行ったフィルムに(Tg+70)℃〜Tm℃の温度で熱固定
を施せばよい。例えば、ポリエーテルエーテルケトンフ
ィルムについては250〜350℃で熱固定するのが好まし
い。熱固定時間は、例えば1〜120秒である。
本発明の熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂フィルムの厚
さは、その用途に応じて任意に設定することができる。
さは、その用途に応じて任意に設定することができる。
フィルムの表面粗さを上記範囲に調整する手段として
は、熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に実質的に不活性
な固体粒子をフィルム中に均一に分散させ、その粒径、
含有量を調整すればよい。不活性固体粒子は、外部添加
微粒子でも内部微粒子でもよく、また、例えば有機酸の
金属塩、無機物、特殊な樹脂などでよい。好ましい不活
性固体粒子としては、炭酸カルシウム、二酸化ケイ
素(水和物、ケイ藻土、ケイ砂、石英等を含む)、ア
ルミナ、SiO2分を30重量%以上含有するケイ酸塩(例
えば非晶質或は結晶質の粘土鉱物、アルミノシリケート
化合物(焼生物や水和物を含む)、温石綿、ジルコン、
フライアッシュ等)、Mg、Zn、Zr及びTiの酸化物、
Ca及びBaの硫酸塩、Li、Na及びCaのリン酸塩(1水素
塩や2水素塩を含む)、Li、Na及びKの安臭香酸塩、
Ca、Ba、Zn及びMnのテレフタル酸塩、Mg、Ca、Ba、
Zn、Cd、Pb、Sr、Mn、Fe、Co及びNiのチタン酸塩、Ba
及びPbのクロム酸塩、炭素(例えばカーボンブラッ
ク、グラファイト等)、ガラス(例えばガラス粉、ガ
ラスビーズ等)、MgCO3、ホタル石、ZnS及びシ
リコン樹脂が例示される。好ましいものとして、無水ケ
イ酸、含水ケイ酸、酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニ
ウム(焼成物、水和物等を含む)、燐酸1リチウム、燐
酸3リチウム、燐酸ナトリウム、燐酸カルシウム、硫酸
バリウム、酸化チタン、安臭香酸リチウム、これらの化
合物の複塩(水和物を含む)、ガラス粉、粘度(カオリ
ン、ベントナイト、白土等を含む)、タルク、ケイ藻
土、シリコーン樹脂等が例示される。これらの不活性固
体粒子の平均粒径は、通常、0.01〜3μmであり、好ま
しくは0.05〜2μm、より好ましくは0.1〜1.5μmであ
る。また、これらの不活性固体粒子の含有量は、通常、
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に対し0.005〜1重量
%であるが、0.01〜1重量%、更には0.01〜0.5重量%
が好ましい。
は、熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に実質的に不活性
な固体粒子をフィルム中に均一に分散させ、その粒径、
含有量を調整すればよい。不活性固体粒子は、外部添加
微粒子でも内部微粒子でもよく、また、例えば有機酸の
金属塩、無機物、特殊な樹脂などでよい。好ましい不活
性固体粒子としては、炭酸カルシウム、二酸化ケイ
素(水和物、ケイ藻土、ケイ砂、石英等を含む)、ア
ルミナ、SiO2分を30重量%以上含有するケイ酸塩(例
えば非晶質或は結晶質の粘土鉱物、アルミノシリケート
化合物(焼生物や水和物を含む)、温石綿、ジルコン、
フライアッシュ等)、Mg、Zn、Zr及びTiの酸化物、
Ca及びBaの硫酸塩、Li、Na及びCaのリン酸塩(1水素
塩や2水素塩を含む)、Li、Na及びKの安臭香酸塩、
Ca、Ba、Zn及びMnのテレフタル酸塩、Mg、Ca、Ba、
Zn、Cd、Pb、Sr、Mn、Fe、Co及びNiのチタン酸塩、Ba
及びPbのクロム酸塩、炭素(例えばカーボンブラッ
ク、グラファイト等)、ガラス(例えばガラス粉、ガ
ラスビーズ等)、MgCO3、ホタル石、ZnS及びシ
リコン樹脂が例示される。好ましいものとして、無水ケ
イ酸、含水ケイ酸、酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニ
ウム(焼成物、水和物等を含む)、燐酸1リチウム、燐
酸3リチウム、燐酸ナトリウム、燐酸カルシウム、硫酸
バリウム、酸化チタン、安臭香酸リチウム、これらの化
合物の複塩(水和物を含む)、ガラス粉、粘度(カオリ
ン、ベントナイト、白土等を含む)、タルク、ケイ藻
土、シリコーン樹脂等が例示される。これらの不活性固
体粒子の平均粒径は、通常、0.01〜3μmであり、好ま
しくは0.05〜2μm、より好ましくは0.1〜1.5μmであ
る。また、これらの不活性固体粒子の含有量は、通常、
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に対し0.005〜1重量
%であるが、0.01〜1重量%、更には0.01〜0.5重量%
が好ましい。
なお、上記の不活性固体粒子のうち、平均粒径が0.05〜
4μm、粒径比(長径/短径)が1.0〜1.2である球状シ
リカ微粒子を、含有量が0.01〜3.0重量%となるように
単独又は上記の他の不活性固体粒子と混合して、熱可塑
性ポリエーテルケトン樹脂に分散させた場合、あるい
は、平均粒径が0.01〜4μm、f=V/D3(ここで、Vは
粒子の平均体積(μm3)、Dは粒子の平均最大粒径(μ
m)を示す)で定義される体積形状係数(f)が0.4〜
π/6であり、一般式RxSiO2-X/Z(ここで、Rは炭素数1
〜7の炭化水素基、xは1〜1.2である)で表わされる
シリコン樹脂微粒子を、含有量が0.005〜3.0重量%とる
ように単独又は上記の他の不活性固体粒子と混合して、
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に分散含有させた場
合、球状シリカ微粒子、シリコン樹脂微粒子とポリエー
テルケトン樹脂との親和性が大きいため、二軸配向を行
った際に粒子周辺にボイドが発生する頻度が少なく、電
気絶縁性の良好なフィルムすることができるので、特に
好適である。この場合、球状シリカ微粒子については、
実質的に球球であり、粒径分布がシャープで単分散に近
いものが好ましく、その製法、その他に何ら限定される
ものではない。特に、下記式で表わされる相対標準偏差
が0.5以下であることが望ましい。
4μm、粒径比(長径/短径)が1.0〜1.2である球状シ
リカ微粒子を、含有量が0.01〜3.0重量%となるように
単独又は上記の他の不活性固体粒子と混合して、熱可塑
性ポリエーテルケトン樹脂に分散させた場合、あるい
は、平均粒径が0.01〜4μm、f=V/D3(ここで、Vは
粒子の平均体積(μm3)、Dは粒子の平均最大粒径(μ
m)を示す)で定義される体積形状係数(f)が0.4〜
π/6であり、一般式RxSiO2-X/Z(ここで、Rは炭素数1
〜7の炭化水素基、xは1〜1.2である)で表わされる
シリコン樹脂微粒子を、含有量が0.005〜3.0重量%とる
ように単独又は上記の他の不活性固体粒子と混合して、
熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂に分散含有させた場
合、球状シリカ微粒子、シリコン樹脂微粒子とポリエー
テルケトン樹脂との親和性が大きいため、二軸配向を行
った際に粒子周辺にボイドが発生する頻度が少なく、電
気絶縁性の良好なフィルムすることができるので、特に
好適である。この場合、球状シリカ微粒子については、
実質的に球球であり、粒径分布がシャープで単分散に近
いものが好ましく、その製法、その他に何ら限定される
ものではない。特に、下記式で表わされる相対標準偏差
が0.5以下であることが望ましい。
ここで Di:個々の粒子の面積円相当径(μm) :面積円相当径の平均値(μm) n:粒子の個数 を表わす。
例えば、球状シリカ粒子は、オルトケイ酸エチル〔Si(O
C2H5)4〕の加水分解から含水シリカ〔Si(OH)4〕単分散
球をつくり、更にこの含水シリカ単分散球を脱水処理し
てシリカ結合〔≡Si−O−Si≡〕を三次元的に成長させ
ることで製造できる(日本化学会誌81,NO.9,P.1503)。
C2H5)4〕の加水分解から含水シリカ〔Si(OH)4〕単分散
球をつくり、更にこの含水シリカ単分散球を脱水処理し
てシリカ結合〔≡Si−O−Si≡〕を三次元的に成長させ
ることで製造できる(日本化学会誌81,NO.9,P.1503)。
Si(OC2H5)4+4H2O →Si(OH)4+4C2H5OH ≡Si−OH+HO−Si≡ →≡Si−O−Si≡+H2O 一方、シリコン樹脂微粒子については、実質的に球状で
あり、その粒度分布がシャープで単分散に近いものが好
ましく、その製法、その他に何ら限定されるものではな
い。特に、下記式で表わされる粒度分布(γ)が1〜1.
4であることが望ましい。
あり、その粒度分布がシャープで単分散に近いものが好
ましく、その製法、その他に何ら限定されるものではな
い。特に、下記式で表わされる粒度分布(γ)が1〜1.
4であることが望ましい。
γ=D25/D75 球状シリコン樹脂微粒子は、 下記式(A) RXSiO2-X/Z ……(A) で表される組成を有する。
上記式(A)におけるRは炭素数1〜7の炭化水素基で
あり、例えば炭素数1〜7のアルキル基、フェニル基あ
るいはトリル基が好ましい。炭素数1〜7のアルキル基
は直鎖状であっても分岐鎖状であってもよく、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−
ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘプチル等をあげることができる。
あり、例えば炭素数1〜7のアルキル基、フェニル基あ
るいはトリル基が好ましい。炭素数1〜7のアルキル基
は直鎖状であっても分岐鎖状であってもよく、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−
ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘプチル等をあげることができる。
これらのうち、Rとしてはメチルおよびフェニルが好ま
しく、就中メチルが特に好ましい。
しく、就中メチルが特に好ましい。
上記式(A)におけるxは1〜1.2の数である。
上記式(A)においてxは1であるとき、上記式(A)
は、下記式(A)−1 RSiO1.5 ……(A)−1 〔ここで、Rの定義は上記に同じである〕 で表すことができる。
は、下記式(A)−1 RSiO1.5 ……(A)−1 〔ここで、Rの定義は上記に同じである〕 で表すことができる。
上記式(A)−1の組成は、シリコン樹脂の三次元重合
体鎖構造における下記構造部分; に由来するものである。
体鎖構造における下記構造部分; に由来するものである。
また、上記式(A)においてxが1.2であるとき、上記
式(A)は下記式(A)−2 R1.2SiO1.4 ……(A)−2 〔ここで、Rの定義は上記に同じである〕 で表すことができる。
式(A)は下記式(A)−2 R1.2SiO1.4 ……(A)−2 〔ここで、Rの定義は上記に同じである〕 で表すことができる。
上記式(A)−2の組成は、上記(A)−1の構造0.8
モルと下記式(A)′ R2SiO ……(A)′ 〔ここで、Rの定義は上記と同じである〕 で表される構造0.2モルとから成ると理解することがで
きる。
モルと下記式(A)′ R2SiO ……(A)′ 〔ここで、Rの定義は上記と同じである〕 で表される構造0.2モルとから成ると理解することがで
きる。
上記式(A)′はシリコン樹脂の三次元重合体鎖におけ
る下記構造部分; に由来する。
る下記構造部分; に由来する。
以上の説明から理解されるように、上記式(A)の組成
は、例えば上記式(A)−1構造のみから実質的になる
か、あるいは上記式(A)−1の構造と上記式(A)−
2の構造が適当な割合でランダムに結合した状態で共存
する構造から成ることがわかる。
は、例えば上記式(A)−1構造のみから実質的になる
か、あるいは上記式(A)−1の構造と上記式(A)−
2の構造が適当な割合でランダムに結合した状態で共存
する構造から成ることがわかる。
球状のシリコン樹脂微粒子は、好ましくは上記式(A)
において、xが1〜1.1の間の値を有する。
において、xが1〜1.1の間の値を有する。
このシリコン樹脂微粒子は、例えば、下記式RSi(OR′)3 で表されるトリアルコキシシランまたはこの部分加水縮
合物を、アンモニアあるいはメチルアミン、ジメチルア
ミン、エチレンジアミン等の如きアミンの存在下、撹拌
下に、加水分解および縮合せしめることによって製造で
きる。上記出発原料を使用する上記方法によれば、上記
式(A)−1で表される組成を持つシリコン樹脂粒子を
製造することができる。
合物を、アンモニアあるいはメチルアミン、ジメチルア
ミン、エチレンジアミン等の如きアミンの存在下、撹拌
下に、加水分解および縮合せしめることによって製造で
きる。上記出発原料を使用する上記方法によれば、上記
式(A)−1で表される組成を持つシリコン樹脂粒子を
製造することができる。
R2Si(OR′)2 で表されるジアルコキシシランを上記トリアルコキシシ
ランと一緒に併用し、上記方法に従えば、上記式(A)
−2で表される組成を持つシリコン樹脂粒子を製造する
ことができる。
ランと一緒に併用し、上記方法に従えば、上記式(A)
−2で表される組成を持つシリコン樹脂粒子を製造する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。な
お、各種物性値および特性は次の方法により測定した。
お、各種物性値および特性は次の方法により測定した。
(1)熱収縮率 測定試料約30cm間隔で標線を入れ、加熱オーブン中で張
力フリーの状態で一定時間加熱処理(150℃×30分間)
後の試料長変化から次式により求めた。
力フリーの状態で一定時間加熱処理(150℃×30分間)
後の試料長変化から次式により求めた。
なお、フィルムの縦方向と横方向の熱収縮率を測定し、
その平均値をもって代表値とした。
その平均値をもって代表値とした。
(2)耐熱劣化性 ギヤ老化試験器で無緊張状態、280℃、500時間加熱した
後に室温において絶縁破壊電圧および破断伸度を測定す
る。
後に室温において絶縁破壊電圧および破断伸度を測定す
る。
a)絶縁破壊電圧 JIS C2318により実施する。
b)破断伸度 試料幅10mm、長さ150mmに切取った試料について、チャ
ック間100mmにして引張速度10mm/分、チャート速度50mm
/分の条件にてインストロン型の万能引張試験装置にて
室温で引張る。原長lo、破断時の長さをflとすると
〔(fl−lo)/lo〕×100%で表わす。
ック間100mmにして引張速度10mm/分、チャート速度50mm
/分の条件にてインストロン型の万能引張試験装置にて
室温で引張る。原長lo、破断時の長さをflとすると
〔(fl−lo)/lo〕×100%で表わす。
(3)屈折率 アツベの屈折計により光線波長589nm(NaのD線の中
央)、温度20℃にて測定した。
央)、温度20℃にて測定した。
(4)F−5値 フィルムを試料巾10mm、長さ15cmに切出し、チャック間
100mmにして引張速度100/分、チャート速度500mm/分の
条件で室温にてインストロンタイプの万能引張試験装置
にてサンプル(フィルム)を引張り、得られた荷重−伸
び曲線から5%伸長時の荷重を初期切断で除することで
算出した。
100mmにして引張速度100/分、チャート速度500mm/分の
条件で室温にてインストロンタイプの万能引張試験装置
にてサンプル(フィルム)を引張り、得られた荷重−伸
び曲線から5%伸長時の荷重を初期切断で除することで
算出した。
(5)粒子の平均粒径(DP) 島津製作所CP−50型セントリフュグルパーティクル サ
イズ アナライザー(Cenrifugal Particle Size Analy
ser)を用いて測定した。得られた遠心沈降曲線を基に
算出した各粒径の粒子とその存在量との積算曲線から、
50マスパーセントに相当する粒径を読み取り、この値を
上記平均粒径とした(「粒度測定技術」日刊工業新聞社
発行,1975年、242〜247頁参照)。
イズ アナライザー(Cenrifugal Particle Size Analy
ser)を用いて測定した。得られた遠心沈降曲線を基に
算出した各粒径の粒子とその存在量との積算曲線から、
50マスパーセントに相当する粒径を読み取り、この値を
上記平均粒径とした(「粒度測定技術」日刊工業新聞社
発行,1975年、242〜247頁参照)。
(6)フィルム表面の粗さ(Ra) CLA(Center Line Average・中心線平均粗さ)JIS B06
01に準じて測定した。東京精密社(株)製の触針式表面
粗さ計(SURFCOM3B)を用いて、針の半径2μ、荷重0.0
7gの条件下にチャート(フィルム表面粗さ曲線)をかか
せた。フィルム表面粗さ曲線からその中心線の方向に測
定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線
をX軸とし、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線Y=
f(X)で表わしたとき、次の式で与えられる値(Ra:
μm)をフィルム表面の平坦性として定義する。
01に準じて測定した。東京精密社(株)製の触針式表面
粗さ計(SURFCOM3B)を用いて、針の半径2μ、荷重0.0
7gの条件下にチャート(フィルム表面粗さ曲線)をかか
せた。フィルム表面粗さ曲線からその中心線の方向に測
定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線
をX軸とし、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線Y=
f(X)で表わしたとき、次の式で与えられる値(Ra:
μm)をフィルム表面の平坦性として定義する。
本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定し、値の大
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
(7)作業性 製膜及び加工工程における巻取作業性及び、工程通過性
を総合し、以下の3段階に分けた。
を総合し、以下の3段階に分けた。
○;滑り性に優れ、作業性及び工程通過性が良好であ
る。
る。
△;概ね良好な作業性、工程通過性が得られるが、○に
比べスムーズさが劣る。
比べスムーズさが劣る。
×;巻取工程でシワが入ったり、端面が不揃いになった
りし、工程通過性が不良である。
りし、工程通過性が不良である。
(8)総合評価 耐熱性、機械的、電気的特性、作業性について総合的に
評価し、いずれも極めて良好なものを◎、良好なものを
○、不良なものを×で示した。
評価し、いずれも極めて良好なものを◎、良好なものを
○、不良なものを×で示した。
実施例1〜10 比較例1〜4 熱可塑性ポリエーテルケトン(ICI社製:ポリエーテル
ケトン380G)に第1表に示す不活性粒子を第1表に示す
割合で混合し、ブレンド後、押出機により、380℃で押
出し、80℃の温度に保持したキャスティングドラム上へ
キャストとして未延伸フィルムを作成し、これを160℃
で第1表に示す縦方向及び横方向の延伸倍率にて二軸延
伸して、更に第1表に示す温度で30秒間熱固定すること
により、厚さ25μmの二軸配向フィルムを得た。得られ
たフィルムの特性は第1表に示す通りであった。
ケトン380G)に第1表に示す不活性粒子を第1表に示す
割合で混合し、ブレンド後、押出機により、380℃で押
出し、80℃の温度に保持したキャスティングドラム上へ
キャストとして未延伸フィルムを作成し、これを160℃
で第1表に示す縦方向及び横方向の延伸倍率にて二軸延
伸して、更に第1表に示す温度で30秒間熱固定すること
により、厚さ25μmの二軸配向フィルムを得た。得られ
たフィルムの特性は第1表に示す通りであった。
以上の結果から明らかなように、本発明の二軸配向フィ
ルム(実施例1〜10)は、いずれも耐熱性、機械的、電
気的特性、作業性に優れていることがわかる。
ルム(実施例1〜10)は、いずれも耐熱性、機械的、電
気的特性、作業性に優れていることがわかる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明の電気絶縁材料用フィルム
は、耐熱性、機械的、電気的特性、取り扱い作業性に優
れており、モータ、トランス、コンデンサ、電線、ケー
ブル、通信機器、フレキシブルプリント回路、液晶パネ
ル用基板などの電気部品に好適に用いることができる。
は、耐熱性、機械的、電気的特性、取り扱い作業性に優
れており、モータ、トランス、コンデンサ、電線、ケー
ブル、通信機器、フレキシブルプリント回路、液晶パネ
ル用基板などの電気部品に好適に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 秀雄 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社プラスチック研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−64003(JP,A) 特開 昭61−138626(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】二軸配向熱可塑性ポリエーテルケトン樹脂
からなるフィルムであり、該フィルムの150℃での熱収
縮率が3.0%以下、280℃で500時間加熱した後の破断伸
度が10%以上、厚さ方向の屈折率が1.64以下、F−5値
が11kg/mm2以上であることを特徴とする電気絶縁材料用
フィルム。 - 【請求項2】フィルム表面の粗さが0.005〜0.10μmで
あることを特徴とする請求項1記載の電気絶縁材料用フ
ィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9584088A JPH0766694B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 電気絶縁材料用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9584088A JPH0766694B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 電気絶縁材料用フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01265417A JPH01265417A (ja) | 1989-10-23 |
| JPH0766694B2 true JPH0766694B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14148574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9584088A Expired - Lifetime JPH0766694B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 電気絶縁材料用フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766694B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07285173A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-10-31 | Toray Ind Inc | 電気絶縁用二軸延伸ポリエチレンナフタレートフィルム |
| JP5607496B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2014-10-15 | 帝人株式会社 | 二軸延伸フィルム |
| JP5806025B2 (ja) * | 2011-07-21 | 2015-11-10 | 帝人株式会社 | 高絶縁性フィルム |
| JP5847522B2 (ja) * | 2011-10-06 | 2016-01-20 | 倉敷紡績株式会社 | プラスチックフィルムおよびその製造方法 |
| GB201501601D0 (en) * | 2015-01-30 | 2015-03-18 | Victrex Mfg Ltd | Insulated conductors |
| JP2020098717A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 信越ポリマー株式会社 | 導電素線用樹脂フィルム及びその製造方法並びに平角電線 |
| CN113272113B (zh) * | 2018-12-27 | 2023-12-05 | 王子控股株式会社 | 非晶态热塑性树脂膜、电容器用金属化膜、膜卷及电容器 |
-
1988
- 1988-04-18 JP JP9584088A patent/JPH0766694B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01265417A (ja) | 1989-10-23 |
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