JPH076713U - 検出器のチャタリング防止装置 - Google Patents

検出器のチャタリング防止装置

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JPH076713U
JPH076713U JP4176793U JP4176793U JPH076713U JP H076713 U JPH076713 U JP H076713U JP 4176793 U JP4176793 U JP 4176793U JP 4176793 U JP4176793 U JP 4176793U JP H076713 U JPH076713 U JP H076713U
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孝夫 松岡
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続鋳造システムあるいは熱間圧延システム
におけるHMD使用条件においても,時間遅れなく実信
号入力タイミングを検出できるようにする。 【構成】 検出器1の起動信号によって先端信号を記録
するとともに所定時間機能する第1の計時手段4を起動
し,計時手段4のタイムアップ時に検出器1の出力を調
べて検出器1の出力があれば,先端記録を検出器1の起
動信号とした。また,検出器1の終動信号(検出器の作
動が切れる信号)によって末端信号を記録するとともに
所定時間機能する第2の計時手段14を起動し,計時手
段14のタイムアップ時に検出器1の出力を調べて検出
器1の出力がなければ,末端記録を検出器1の終動信号
とした。上述の条件で,第1の計時時間前に検出器1が
起動したと判定し,第2の計時時間前に検出器1が終動
したと判定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は検出器のチャタリング防止装置に係り,特に熱間圧延システム,連 続鋳造システム等において,鋳片や被圧延材の先端または末端を検出するのに使 用されるHMD(ホットメタル・デテクタ)の検出信号に含まれるチャタリング を除去し,被圧延材等の先端または末端を正しく検出することができる検出器の チャタリング防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続鋳造システムあるいは熱間圧延システムにおいては引抜き移送される鋳片 や被圧延材の先端または末端を検出するのに,一般にHMDが使用されている。 HMD等による切断材料検出センサ−の検出信号は,一般に,オンディレイ・ タイマ,オフディレイ・タイマを使用してチャタリングの影響を除去した後,切 断等制御用の基準信号にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,オンディレイ・タイマやオフディレイ・タイマを使用した場合は, このようなディレイ・タイマによって処理された後の信号から切断目標デ−タを 計算するため,計算結果にタイマ時間分の誤差を生じていた。 従って,タイマの時間を長くすれば上記誤差が大きくなり,短くすればチャタ リングの影響で動作不具合になる恐れがあった。 本考案は上記従来の問題に対応して,連続鋳造システムあるいは熱間圧延シス テムにおいて,時間遅れなく実信号入力タイミングを検出できる検出器のチャタ リング防止手段を得ることを目的(課題)としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置にお いては,インバ−ト手段,第2,第3の記録手段,第1,第2のゲ−ト手段,第 1,第2の計時手段,第1,第2のリセット信号作成手段及び第1の記録手段に よって上記チャタリング防止装置を構成した。 この場合,第1の記録手段セット時にこのセットタイミングよりも第1の計時 手段に設定される所定時間前に起動信号が存在したことを出力する出力手段と, 第1の記録手段リセット時にこのリセットタイミングよりも第2の計時手段に設 定される所定時間前に終動信号が存在したことを出力する出力手段とを備えるよ うにするのが望ましい。
【0005】
【作用】
本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置は上述のように構成したので, 検出器の作動をチャタリングの影響なく検知できる。 また,第1の記録手段セット時にこのセットタイミングよりも第1の計時手段 に設定される所定時間前に起動信号が存在したことを出力する出力手段と,第1 の記録手段リセット時にこのリセットタイミングよりも第2の計時手段に設定さ れる所定時間前に終動信号が存在したことを出力する出力手段を設けることによ って検出器が作動するタイミングを確実に把握することができる。
【0006】
【実施例】
本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置の各実施例を図を参照して詳細 に説明する。 実施例1: 図1は検出器のチャタリング防止装置の実施例1の概要ブロック図を示してい る。 図1において,1は検出器,例えばHMD(ホットメタル・デテクタ)である 。検出器1の出力は第1のゲ−ト手段2の第1の入力端子とインバ−ト手段11 に入力している。第1のゲ−ト手段2の第2の入力端子には後述する検出器信号 記録手段である第1の記録手段7の反転出力信号が入力している。第1のゲ−ト 手段2の出力は検出器信号の先端部を記録する先端記録手段である第2の記録手 段3のセット端子に入力している。第2の記録手段3の出力は所定時間入力信号 をホ−ルドする第1の計時手段4のセット端子と第2のゲ−ト手段5の第1の入 力端子及び第1のリセット信号作成手段6の第2の入力端子に入力している。 第1の計時手段4のセットアップ出力は第2のゲ−ト手段5の第2の入力端子 と第1のリセット信号作成手段6の第1の入力端子に入力している。第1のリセ ット信号作成手段6の第3の入力端子にはインバ−ト手段11の出力信号が入力 している。 第1のリセット信号作成手段6の出力信号は第2の記録手段3の第2のリセッ ト端子に入力し,前記第1の記録手段7の反転出力信号は第2の記録手段3の第 1のリセット端子に入力している。 また,インバ−ト手段11の出力は第3のゲ−ト手段12の第1の入力端子に 入力している。第3のゲ−ト手段12の第2の入力端子には前記第1の記録手段 7のセット出力信号が入力している。第3のゲ−ト手段12の出力は検出器信号 の末端部を記録する末端記録手段である第3の記録手段13のセット端子に入力 している。第3の記録手段13の出力は所定時間入力信号をホ−ルドする第2の 計時手段14のセット端子と第4のゲ−ト手段15の第1の入力端子及び第2の リセット信号作成手段16の第2の入力端子に入力している。第2の計時手段1 4のセットアップ出力は第4のゲ−ト手段15の第2の入力端子と第2のリセッ ト信号作成手段16の第1の入力端子に入力している。第2のリセット信号作成 手段16の第3の入力端子には検出器1の出力信号が入力している。 第2のリセット信号作成手段16の出力信号は第3の記録手段13の第2のリ セット端子に入力し,前記第1の記録手段7のセット出力信号は第3の記録手段 13の第1のリセット端子に入力している。 第1の記録手段7の出力は次工程の入力端子に接続される。
【0007】 次に,上述の回路構成における働きを図3,図4,図5を参照して説明する。 図3,図4,図5においては,それぞれ横軸には時間を示し,A軸は検出器1 の出力信号を,B軸は図1に示した第1の記録手段7のセット状態を示している 。図1において,検出器1が作動して出力信号が図3に示すように,Uで立上が ると(図3のA),第1の記録手段7がセットされていないと,第2の記録手段 3がセットされ同時に第1の計時手段4がセットされる。 第1の計時手段4の設定値,即ち,時間T1 経過して第1の計時手段4がセッ トアップして第2の記録手段3がセットされていると,第2のゲ−ト手段5の出 力は第1の記録手段7をセットする(図3のB)。 また,同時に第3の記録手段13をリセットする。 図1において,検出器1が作動を停止して出力信号が図3に示すように,Dで 検出器出力信号が切れると(図3のA),第1の記録手段7がセットされている と,第3の記録手段13がセットされ同時に第2の計時手段14がセットされる 。第2の計時手段14の設定値,即ち,時間T2 経過して第2の計時手段14が セットアップして第3の記録手段13がセットされていると,第4のゲ−ト手段 15の出力は第1の記録手段7をリセットする(図3のB)。 また,第2の記録手段3をリセットする。 以上の動作中に,第1の計時手段4がセットアップする時に第2の記録手段3 がセットされていてインバ−ト手段11からの出力があると,第1のリセット信 号作成手段6からリセット信号が出力されて第2の記録手段3をリセットする。 また,第2の計時手段14がセットアップする時に第3の記録手段13がセッ トされていて検出器1からの信号が出力されていると,第2のリセット信号作成 手段16からリセット信号が出力されて第3の記録手段13をリセットする。 第1の記録手段7のセット信号は,この信号セット時刻から時間T1 前に検出 器1がオンされ,リセット時刻から時間T2 前に検出器1がオフされたことを示 す信号として出力され,次工程に利用される。 即ち,第1の計時手段4と第2の計時手段14それぞれの設定時間値を適切な 手段で第1の記録手段7のセット信号とともに次工程に出力することによって, 検出器1が作動し,また切れたタイミングを次工程に利用できる。
【0008】 図1において,検出器1が作動して第1の記録手段7がセットされていて,検 出器1からの信号がDa で切れると(図4のA),第3の記録手段13と,第2 の計時手段14がセットされる。検出器1がUa で再作動しても(図4のA), 第1のゲ−ト手段2から出力されないので第2の記録手段3はセットされない。 第2の計時手段14の設定値,即ち,時間T2 経過して第2の計時手段14が セットアップする。第2のリセット信号作成手段16には,第2の計時手段14 のセットアップ信号が入力する前に第2の入力端子に第3の記録手段13のセッ ト信号が入力し,第3の入力端子には検出器1の出力信号が入力するので,リセ ット信号を第3の記録手段13に出力しリセットする。従って,第1の記録手段 7にはリセット信号は出力されず,第1の記録手段7はセット状態が継続する( 図4のB)。
【0009】 図1において,検出器1が作動していない状態,即ち,第1の記録手段7がリ セット状態で,第3の記録手段13がセットされている状態で検出器1から信号 がUb で立ち上がると(図5のA),第2の記録手段3と,第1の計時手段4が セットされる。検出器1がDb で切れても(図5のA),第3のゲ−ト手段12 から出力されないので第3の記録手段13はセットされない。 第1の計時手段4の設定値,即ち,時間T1 経過して第1の計時手段4がセッ トアップする。第1のリセット信号作成手段6には第1の計時手段4のセットア ップ信号が入力する前に第2の入力端子に第2の記録手段3のセット信号が入力 し,第3の入力端子にはインバ−ト手段11の出力信号が入力するので,第1の リセット信号作成手段6はリセット信号を第2の記録手段3に出力しリセットす る。従って,第1の記録手段7にはセット信号は出力されず,第1の記録手段7 はリセット状態が継続する(図5のB)。
【0010】 実施例2: 次に,図1によって示した実施例1の働きをコンピュ−タのソフト処理によっ ておこなった場合の実施例2を概要フロ−を記した図2によって説明する。 図2において,この検出器のチャタリング防止手段が搭載されている上位装置 が稼働中に検出器1がオンする,即ち,検出器1が作動すると,先端(図3のA に示したU部)記録手段と所定時間ホ−ルドする第1の計時手段(以下第1のタ イマと記す)をセットする。 第1のタイマがタイムアップするときに先端記録手段がセットされていて検出 器オフならば,即ち,出力信号が切れていると先端記録手段をリセットする。 先端記録手段セットで第1のタイマがタイムアップすると検出器信号記録手段 (図1の第1の記録手段7)がセットされる。検出器信号記録手段がセットされ るとまた先端記録手段をリセットする。 この検出器のチャタリング防止手段が搭載されている上位装置が稼働中に検出 器1がオフすると,末端(図3のAに示したD部)記録手段と所定時間ホ−ルド する第2の計時手段(以下第2のタイマと記す)をセットする。 第2のタイマがタイムアップするときに末端記録手段がセットされていて検出 器オンならば末端記録手段をリセットする。 末端記録手段セットで第2のタイマがタイムアップすると検出器信号記録手段 がリセットされる。検出器信号記録手段がリセットされると,また,末端記録手 段をリセットする。 検出器信号記録手段のセット状況と,第1のタイマと第2のタイマのそれぞれ の設定時間値を適切な手段で次工程に出力することによって,検出器1がオンし ,またオフしたタイミングを次工程に利用できる。
【0011】 本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置は,図1に示した各要素手段を それぞれ,または合成,または分解再合成して適切な回路素子により構成するこ とが可能である。 また,前述の通り,図2に示したフロ−を実現できるコンピュ−タ装置によっ ても実現できる。 上述の説明は本考案の技術思想を実現するための基本的な手段の構成を示した ものであって,種々応用改変することができる。 例えば,図1に示した以外の各種手段の構成によっても良いし,図2に示した 以外のフロ−によっても良いことは当然である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述したように構成し,機能するようにしたので,次に示すような優 れた効果を有する。 コンピュ−タのソフト処理によってもハ−ド回路によっても容易確実に検出器 の信号をチャタリングの影響なしに入力できる。 第1の記録手段7の出力と,第1の計時手段の設定時間T1 の値,第2の計時 手段の設定時間T2 の値をそれぞれ出力することによって,従来のチャタリング 防止手段のように検知遅れなく確実に,検出器が起動し,また終動したタイミン グを確実に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置
の実施例1の構成を説明する概要構成ブロック図であ
る。
【図2】本考案に基づく検出器のチャタリング防止装置
の実施例2の構成を説明する概要フロ−図である。
【図3】本考案装置の動作を説明する概要タイムチャ−
ト例図である。
【図4】本考案装置の図3とは別の動作モ−ドを説明す
る概要タイムチャ−ト例図である。
【図5】本考案装置の図3乃至図4とは別の動作モ−ド
を説明する概要タイムチャ−ト例図である。
【符号の説明】
1:検出器 2,5,12,15:ゲ−ト手段 3,7,13:記録手段 4,14:計時手段 6,16:リセット信号作成手段 11:インバ−ト手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器(1)の作動信号を反転するイン
    バ−ト手段(11)と,検出器信号記録手段である第1
    の記録手段(7)がリセットされていると検出器(1)
    の起動信号を読み取る第1のゲ−ト手段(2)と,第1
    のゲ−ト手段(2)の出力信号の先端部を記録する先端
    記録手段である第2の記録手段(3)と,第2の記録手
    段(3)のセットと同時に起動し所定時間機能する第1
    の計時手段(4)と,第1の計時手段(4)のタイムア
    ップ時に第2の記録手段(3)がセットされ前記インバ
    −ト手段(11)の出力が存在しない場合は前記第2の
    記録手段(3)にリセット信号を出力する第1のリセッ
    ト信号作成手段(6)と,第1の計時手段(4)のタイ
    ムアップ時に第2の記録手段(3)の記録信号を通過す
    る第2のゲ−ト手段(5)と,第2のゲ−ト手段(5)
    の出力信号によってセットされる検出器信号記録手段で
    ある第1の記録手段(7)と,第1の記録手段(7)が
    リセットされているとインバ−ト手段(11)の出力信
    号を読み取る第3のゲ−ト手段(12)と,第3のゲ−
    ト手段(12)の出力信号を記録する末端記録手段であ
    る第3の記録手段(13)と,第3の記録手段(13)
    のセットと同時に起動し所定時間機能する第2の計時手
    段(14)と,第2の計時手段(14)のタイムアップ
    時に第3の記録手段(13)がセットされ検出器(1)
    の出力信号が存在しない場合は第3の記録手段(13)
    にリセット信号を出力する第2のリセット信号作成手段
    (16)と,第2の計時手段(14)のタイムアップ時
    に第3の記録手段(13)の記録信号を通過する第4の
    ゲ−ト手段(15)と,第4のゲ−ト手段(15)の出
    力信号によって第1の記録手段(7)及び第3の記録手
    段(13)をリセットするとともに第1の記録手段
    (7)のセット出力信号によって第2の記録手段(3)
    をリセットするようにし,第1の記録手段(7)のセッ
    ト信号を検知器(1)の検知信号として出力することを
    特徴とする検出器のチャタリング防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検出器のチャタリング防
    止装置において,第1の記録手段(7)のセット時にこ
    のセットタイミングよりも第1の計時手段(4)に設定
    される所定時間前に検出器(1)が作動したことを出力
    する出力手段と,第1の記録手段(7)のリセット時に
    このリセットタイミングよりも第2の計時手段(14)
    に設定される所定時間前に終動信号が存在したことを出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする検出器のチ
    ャタリング防止装置。
JP1993041767U 1993-07-02 1993-07-02 検出器のチャタリング防止装置 Expired - Lifetime JP2601509Y2 (ja)

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