JPH0767414A - い草ほぐし機 - Google Patents
い草ほぐし機Info
- Publication number
- JPH0767414A JPH0767414A JP5240557A JP24055793A JPH0767414A JP H0767414 A JPH0767414 A JP H0767414A JP 5240557 A JP5240557 A JP 5240557A JP 24055793 A JP24055793 A JP 24055793A JP H0767414 A JPH0767414 A JP H0767414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loosening
- discs
- seedlings
- pair
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移植に適した状態にい草の苗をほぐす前処理
を良好に行えるようにする。 【構成】 互いに逆方向に異なる周速度で回転する一対
のほぐしディスク2A,2Bが所定間隔を隔てて対向し
て設けられているい草ほぐし機において、前記一対のほ
ぐしディスク2A,2Bの両方もしくはいずれか一方
を、両者の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に支持
させ、い草の苗の大きさに応じて一対のほぐしディスク
2A,2Bの間隔が自動的に広がるように構成した。
を良好に行えるようにする。 【構成】 互いに逆方向に異なる周速度で回転する一対
のほぐしディスク2A,2Bが所定間隔を隔てて対向し
て設けられているい草ほぐし機において、前記一対のほ
ぐしディスク2A,2Bの両方もしくはいずれか一方
を、両者の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に支持
させ、い草の苗の大きさに応じて一対のほぐしディスク
2A,2Bの間隔が自動的に広がるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塊状のい草の苗を移植
に適した状態にほぐすい草ほぐし機に関するものであ
る。
に適した状態にほぐすい草ほぐし機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】苗床から採取したい草の苗Nは図8に示
すように1本1本の苗が絡み合った塊状になっており、
そのままでは移植することができないので、この塊状の
苗を図9に示すように移植に適した状態(N´)にほぐ
す前処理を行う必要がある。このほぐしと同時に根N−
1および葉N−2を適当な長さに切り揃えることもあ
る。この前処理を行う機械としては、外周部に鋭利な突
起が形成された一対のほぐしディスクを所定間隔を隔て
て対向して設け、これら一対のほぐしディスクを互いに
異なる周速度で逆方向に回転させ、その間隔部に送り込
まれた塊状のい草の苗を、一対のほぐしディスクの周速
度差によって両側から引き裂き、各苗の絡み付きを解き
ほぐすようにしたい草ほぐし機が実用されている。
すように1本1本の苗が絡み合った塊状になっており、
そのままでは移植することができないので、この塊状の
苗を図9に示すように移植に適した状態(N´)にほぐ
す前処理を行う必要がある。このほぐしと同時に根N−
1および葉N−2を適当な長さに切り揃えることもあ
る。この前処理を行う機械としては、外周部に鋭利な突
起が形成された一対のほぐしディスクを所定間隔を隔て
て対向して設け、これら一対のほぐしディスクを互いに
異なる周速度で逆方向に回転させ、その間隔部に送り込
まれた塊状のい草の苗を、一対のほぐしディスクの周速
度差によって両側から引き裂き、各苗の絡み付きを解き
ほぐすようにしたい草ほぐし機が実用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のい草ほぐし機は、一対のほぐしディスクの間隔が一
定であったため、苗の塊が大きい場合、苗が押し潰され
た状態となって損傷を受けたり、あるいはまた、苗の塊
が一対のほぐしディスクの間隔部を通過できず機械が停
止することがあった。そこで、このような不都合を解消
し、塊の大小に関係なくい草苗のほぐし処理を良好に行
えるようにすることが課題となっていた。
来のい草ほぐし機は、一対のほぐしディスクの間隔が一
定であったため、苗の塊が大きい場合、苗が押し潰され
た状態となって損傷を受けたり、あるいはまた、苗の塊
が一対のほぐしディスクの間隔部を通過できず機械が停
止することがあった。そこで、このような不都合を解消
し、塊の大小に関係なくい草苗のほぐし処理を良好に行
えるようにすることが課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に
かかるい草ほぐし機は、『互いに逆方向に異なる周速度
で回転する一対のほぐしディスクが所定間隔を隔てて対
向して設けられているい草ほぐし機において、前記一対
のほぐしディスクの両方もしくはいずれか一方を、両者
の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に支持させたこ
とを特徴と』している。
に、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に
かかるい草ほぐし機は、『互いに逆方向に異なる周速度
で回転する一対のほぐしディスクが所定間隔を隔てて対
向して設けられているい草ほぐし機において、前記一対
のほぐしディスクの両方もしくはいずれか一方を、両者
の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に支持させたこ
とを特徴と』している。
【0005】
【作用】一対のほぐしディスクの両方もしくはいずれか
一方が、両者の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に
支持されているため、苗の塊の大きさに応じて両ほぐし
ディスクの間隔が自動的に調整され、苗が適度の力でほ
ぐし作用を受けることとなり、ほぐし処理が良好に行わ
れる。
一方が、両者の間隔が広がる方向に移動可能に弾力的に
支持されているため、苗の塊の大きさに応じて両ほぐし
ディスクの間隔が自動的に調整され、苗が適度の力でほ
ぐし作用を受けることとなり、ほぐし処理が良好に行わ
れる。
【0006】
【実施例】図1乃至図7は本発明の1例を表している。
このい草苗の前処理機械1は、塊状のい草の苗をほぐす
と同時に根および葉を適当長さに切り揃える根葉切りほ
ぐし機であり、3枚組のほぐしディスク2A,…,2
B,…、根切りカッタ3、および葉切りカッタ4を備え
ている。
このい草苗の前処理機械1は、塊状のい草の苗をほぐす
と同時に根および葉を適当長さに切り揃える根葉切りほ
ぐし機であり、3枚組のほぐしディスク2A,…,2
B,…、根切りカッタ3、および葉切りカッタ4を備え
ている。
【0007】ほぐしディスク2A,…,2B,…は、外
周部に鋭利な突起2a,…が等間隔に形成されたもの
で、両組のほぐしディスクは所定の間隔をあけ対向して
設けられている。一方のほぐしディスク2A,…は、機
枠5の定位置に支承された回転軸6Aにキー7Aによっ
て取り付けられている。これに対し、他方のほぐしデイ
スク2B,…は、下端部を支点として揺動自在なスイン
グフレーム8に支承された回転軸6Bにキー7Bによっ
て取り付けられている。上記スイングフレーム8は、ほ
ぐしディスク2B,…が2A,…側に接近する方向にバ
ネ10によって引っ張られ、さらに、両ほぐしディスク
2A,…,2B,…の間隔が所定間隔以下にならないよ
うストッパピン11で規制されている。
周部に鋭利な突起2a,…が等間隔に形成されたもの
で、両組のほぐしディスクは所定の間隔をあけ対向して
設けられている。一方のほぐしディスク2A,…は、機
枠5の定位置に支承された回転軸6Aにキー7Aによっ
て取り付けられている。これに対し、他方のほぐしデイ
スク2B,…は、下端部を支点として揺動自在なスイン
グフレーム8に支承された回転軸6Bにキー7Bによっ
て取り付けられている。上記スイングフレーム8は、ほ
ぐしディスク2B,…が2A,…側に接近する方向にバ
ネ10によって引っ張られ、さらに、両ほぐしディスク
2A,…,2B,…の間隔が所定間隔以下にならないよ
うストッパピン11で規制されている。
【0008】ほぐしディスク2A,…,2B,…には、
処理を施すい草の苗を両ディスクの間隔部12へ導く苗
ガイド13A,13Bが設けられている。この苗ガイド
13A,13Bは、内側が凸となる円弧状をしたガイド
部材13a,…を並列に並べたもので、これらガイド部
材13aとガイド部材13aの間からほぐしディスク2
A,…,2B,…の突起2a,…が内側に突出してい
る。突起2a,…がガイド部材13a,…よりも突出し
ているのは、各ディスクの対向面側の約60度の範囲
で、両ディスクの中心を結ぶ直線上でその突出量が最も
大きく、かつ該直線から遠ざかるにしたがい突出量が小
さくなっている。なお、ガイド13Bはスイングフレー
ム8に固定して設けられており、ほぐしディスク2B,
…と一体に揺動するようになっている。このため、スイ
ングフレーム8が揺動して、一対のほぐしディスク2
A,…,2B,…の間隔が変化しても、ほぐしディスク
2B,…の突起2a,…の突出量は変わらない。
処理を施すい草の苗を両ディスクの間隔部12へ導く苗
ガイド13A,13Bが設けられている。この苗ガイド
13A,13Bは、内側が凸となる円弧状をしたガイド
部材13a,…を並列に並べたもので、これらガイド部
材13aとガイド部材13aの間からほぐしディスク2
A,…,2B,…の突起2a,…が内側に突出してい
る。突起2a,…がガイド部材13a,…よりも突出し
ているのは、各ディスクの対向面側の約60度の範囲
で、両ディスクの中心を結ぶ直線上でその突出量が最も
大きく、かつ該直線から遠ざかるにしたがい突出量が小
さくなっている。なお、ガイド13Bはスイングフレー
ム8に固定して設けられており、ほぐしディスク2B,
…と一体に揺動するようになっている。このため、スイ
ングフレーム8が揺動して、一対のほぐしディスク2
A,…,2B,…の間隔が変化しても、ほぐしディスク
2B,…の突起2a,…の突出量は変わらない。
【0009】これらほぐしディスク2A,…,2B,…
は後述する駆動機構によって回転駆動され、異なる周速
度で逆向き(図3における矢印方向)に回転するように
なっている。苗がほぐし区間を通過する間に両ほぐしデ
ィスク2A,…,2B,…が10〜15cm程度ずれるの
が好ましく、この条件を満たすために各ほぐしディスク
の直径および回転速度が設定されている。例えば、本実
施例の場合、ほぐしディスク2A,…,2B,…の直径
は共に220mm、ほぐしディスク2A,…の回転速度は
14.4rpm、ほぐしディスク2B,…の回転速度は
30rpmとなっている。これらの数値に基づき、本実
施例における両ほぐしディスクのずれ量を算出すると次
のようになる。
は後述する駆動機構によって回転駆動され、異なる周速
度で逆向き(図3における矢印方向)に回転するように
なっている。苗がほぐし区間を通過する間に両ほぐしデ
ィスク2A,…,2B,…が10〜15cm程度ずれるの
が好ましく、この条件を満たすために各ほぐしディスク
の直径および回転速度が設定されている。例えば、本実
施例の場合、ほぐしディスク2A,…,2B,…の直径
は共に220mm、ほぐしディスク2A,…の回転速度は
14.4rpm、ほぐしディスク2B,…の回転速度は
30rpmとなっている。これらの数値に基づき、本実
施例における両ほぐしディスクのずれ量を算出すると次
のようになる。
【0010】(1)ほぐし区間の長さLは、直径×円周
率×位相であるので、 L=220×π×(60/360)=115.2(mm)
である。 (2)ほぐしディスク2A,2Bの周速度V(A),V
(B)は、 V(A)=(220×π×14.4)/60=165.
9(mm/sec) V(B)=(220×π×30)/60=345.6
(mm/sec)である。 (3)ほぐし時間Tは、 T=115.2/165.9=0.69(秒)である。
よって、ほぐしディスク2Aが115.2mm進む間にほ
ぐしディスク2Bが進む距離は、 345.6×0.69=238.5(mm)となり、両ほ
ぐしディスク2A,2Bのずれ量は、 238.5−115.2=123.3(mm)である。
率×位相であるので、 L=220×π×(60/360)=115.2(mm)
である。 (2)ほぐしディスク2A,2Bの周速度V(A),V
(B)は、 V(A)=(220×π×14.4)/60=165.
9(mm/sec) V(B)=(220×π×30)/60=345.6
(mm/sec)である。 (3)ほぐし時間Tは、 T=115.2/165.9=0.69(秒)である。
よって、ほぐしディスク2Aが115.2mm進む間にほ
ぐしディスク2Bが進む距離は、 345.6×0.69=238.5(mm)となり、両ほ
ぐしディスク2A,2Bのずれ量は、 238.5−115.2=123.3(mm)である。
【0011】このように周速度の異なるほぐしディスク
2A,…,2B,…の間隔部に塊状の苗が送り込まれる
と、両ほぐしディスクの突起2a,…が塊状部分に食い
込み苗と苗との間に隙間をあけるとともに、その隙間を
広げるように作用し、絡み付いている苗と苗とを解きほ
ぐす。
2A,…,2B,…の間隔部に塊状の苗が送り込まれる
と、両ほぐしディスクの突起2a,…が塊状部分に食い
込み苗と苗との間に隙間をあけるとともに、その隙間を
広げるように作用し、絡み付いている苗と苗とを解きほ
ぐす。
【0012】両ほぐしディスク2A,…,2B,…の間
隔は通常ストッパピン11によって規制されている間隔
になっているが、大きな塊の苗が送り込まれると、バネ
10に抗してほぐしディスク2B,…が外側へ逃げ、そ
の塊の大きさに応じて間隔が広がる。このようにして、
両ほぐしディスク2A,…,2B,…の間隔が常に適正
距離に保たれるので、良好なほぐし作用を維持すること
ができる。
隔は通常ストッパピン11によって規制されている間隔
になっているが、大きな塊の苗が送り込まれると、バネ
10に抗してほぐしディスク2B,…が外側へ逃げ、そ
の塊の大きさに応じて間隔が広がる。このようにして、
両ほぐしディスク2A,…,2B,…の間隔が常に適正
距離に保たれるので、良好なほぐし作用を維持すること
ができる。
【0013】図10に示すい草ほぐし機1′のように、
間隔調整レバー40が設け、ほぐしディスク2A,…,
2B,…の間隔を手動で3段階に変えられるようにして
もよい。間隔調整レバー40は、スイングフレーム8の
基部に一体に取り付けられており、このレバーを操作す
ることにより、スイングフレーム8が回動させられ、デ
ィスク間隔が調整されるのである。間隔調整レバー40
に連動してバネ10およびストッパピン11も一緒に移
動するようになっている。
間隔調整レバー40が設け、ほぐしディスク2A,…,
2B,…の間隔を手動で3段階に変えられるようにして
もよい。間隔調整レバー40は、スイングフレーム8の
基部に一体に取り付けられており、このレバーを操作す
ることにより、スイングフレーム8が回動させられ、デ
ィスク間隔が調整されるのである。間隔調整レバー40
に連動してバネ10およびストッパピン11も一緒に移
動するようになっている。
【0014】根切りカッタ3および葉切りカッタ4は、
ほぐしディスク2A,2Bよりも直径が一回り大きい円
板状をしている。根切りカッタ3は回転軸6Aに回転自
在に嵌合する筒体3aに取り付けられ、また、葉切りカ
ッタ4は回転軸6Aと同軸上に配した回転軸6A′に回
転自在に嵌合する筒体4aに取り付けられ、両カッタは
ほぐしディスク2A,…から適当距離の位置にそれぞれ
配されている。
ほぐしディスク2A,2Bよりも直径が一回り大きい円
板状をしている。根切りカッタ3は回転軸6Aに回転自
在に嵌合する筒体3aに取り付けられ、また、葉切りカ
ッタ4は回転軸6Aと同軸上に配した回転軸6A′に回
転自在に嵌合する筒体4aに取り付けられ、両カッタは
ほぐしディスク2A,…から適当距離の位置にそれぞれ
配されている。
【0015】また、根切りカッタ3および葉切りカッタ
4に対向して、両カッタの刃先を受けるカッタ受け1
5,16が設けられている。これらカッタ受け15,1
6は、図6に示すように、刃先が隙間なく嵌合する溝1
5a,16aが外周部に形成されたリング状をしてお
り、機枠5に回転自在に支持された取付軸17,18に
それぞれ取り付けられている。カッタ受け15,16の
素材としては、ゴム、樹脂等の弾性材料がよい。各カッ
タ受け15,16は、葉切りカッタのカッタ受け16は
両ほぐしディスク2A,2Bと同一高さに位置している
が、根切りカッタのカッタ受け15はそれよりも若干下
位に位置している。
4に対向して、両カッタの刃先を受けるカッタ受け1
5,16が設けられている。これらカッタ受け15,1
6は、図6に示すように、刃先が隙間なく嵌合する溝1
5a,16aが外周部に形成されたリング状をしてお
り、機枠5に回転自在に支持された取付軸17,18に
それぞれ取り付けられている。カッタ受け15,16の
素材としては、ゴム、樹脂等の弾性材料がよい。各カッ
タ受け15,16は、葉切りカッタのカッタ受け16は
両ほぐしディスク2A,2Bと同一高さに位置している
が、根切りカッタのカッタ受け15はそれよりも若干下
位に位置している。
【0016】根切りカッタ3および葉切りカッタ4はほ
ぐしディスク2A,…,2B,…に保持されている苗に
作用し、その苗のカッタ受け15,16に受け止められ
ている根および葉を切断する。切断後、刃先がカッタ受
け15,16の溝15a,16aを通過し、刃先に付着
した根、葉等の切り屑が除去されるので、常に良好な切
れ味が保たれる。
ぐしディスク2A,…,2B,…に保持されている苗に
作用し、その苗のカッタ受け15,16に受け止められ
ている根および葉を切断する。切断後、刃先がカッタ受
け15,16の溝15a,16aを通過し、刃先に付着
した根、葉等の切り屑が除去されるので、常に良好な切
れ味が保たれる。
【0017】い草の根はかなり硬いので、苗の保持が不
十分であると、切断時に苗がずれて切り口が揃わなくな
る。しかしながら、本機は、根切りカッタのカッタ受け
15がほぐしディスク2A,2Bよりも若干下位に位置
しており、ほぐしディスク2A,…,2B,…によって
苗が確実に保持された時点で根を切断するようになって
いるので、苗がずれることがなく、正確かつ安全に根を
切断することができる。
十分であると、切断時に苗がずれて切り口が揃わなくな
る。しかしながら、本機は、根切りカッタのカッタ受け
15がほぐしディスク2A,2Bよりも若干下位に位置
しており、ほぐしディスク2A,…,2B,…によって
苗が確実に保持された時点で根を切断するようになって
いるので、苗がずれることがなく、正確かつ安全に根を
切断することができる。
【0018】なお、葉切りカッタ4による葉切り作用に
対し、ほぐしディスク2A,…,2B,…によるほぐし
作用が先行するように構成してもよいが、葉の切断につ
いてはさほど大きな力を要しないので、葉切り作用とほ
ぐし作用が同時に行われるようにして差し支えない。
対し、ほぐしディスク2A,…,2B,…によるほぐし
作用が先行するように構成してもよいが、葉の切断につ
いてはさほど大きな力を要しないので、葉切り作用とほ
ぐし作用が同時に行われるようにして差し支えない。
【0019】この根葉切りほぐし機1の駆動系統は次の
ように構成されている(図7参照)。20は駆動源であ
るモータで、該モータの動力がチエン21を介して第一
駆動軸22へ伝動される。第一駆動軸22と並んで第二
駆動軸23が設けられている。両駆動軸22,23はギ
ヤ22a,23aによって伝動連結され、互いに逆向き
に等速で回転している。第一駆動軸22はスイングアー
ム8の揺動中心に位置し、この軸の回りにスイングフレ
ーム8の基部が回動自在に嵌合させられている。そし
て、第一駆動軸22から前記回動軸6Bへチエン24に
よって伝動している。一方、第二駆動軸23からは前記
回動軸6Aへチエン25によって伝動している。この第
二駆動軸23から回動軸6Aへの伝動部で、両ほぐしデ
ィスク2A,2Bの回転速度が所定の比率になるよう、
減速して伝動している。本実施例の場合、伝動比が2
5:12である。
ように構成されている(図7参照)。20は駆動源であ
るモータで、該モータの動力がチエン21を介して第一
駆動軸22へ伝動される。第一駆動軸22と並んで第二
駆動軸23が設けられている。両駆動軸22,23はギ
ヤ22a,23aによって伝動連結され、互いに逆向き
に等速で回転している。第一駆動軸22はスイングアー
ム8の揺動中心に位置し、この軸の回りにスイングフレ
ーム8の基部が回動自在に嵌合させられている。そし
て、第一駆動軸22から前記回動軸6Bへチエン24に
よって伝動している。一方、第二駆動軸23からは前記
回動軸6Aへチエン25によって伝動している。この第
二駆動軸23から回動軸6Aへの伝動部で、両ほぐしデ
ィスク2A,2Bの回転速度が所定の比率になるよう、
減速して伝動している。本実施例の場合、伝動比が2
5:12である。
【0020】さらに、第二駆動軸23と平行にチエン2
7をよって増速駆動されるカッタ駆動軸28が設けられ
ている。そして、このカッタ駆動軸28から根切りカッ
タ3および葉切りカッタ4へチエン29,30を介して
伝動される。根切りカッタ3および葉切りカッタ4の回
転方向はほぐしディスク2A,…の回転方向と同じで、
その回転速度は、ほぐしディスク2B,…のちょうど2
倍、ほぐしディスク2A,…の約4倍に設定されてい
る。
7をよって増速駆動されるカッタ駆動軸28が設けられ
ている。そして、このカッタ駆動軸28から根切りカッ
タ3および葉切りカッタ4へチエン29,30を介して
伝動される。根切りカッタ3および葉切りカッタ4の回
転方向はほぐしディスク2A,…の回転方向と同じで、
その回転速度は、ほぐしディスク2B,…のちょうど2
倍、ほぐしディスク2A,…の約4倍に設定されてい
る。
【0021】このように、根切りカッタ3および葉切り
カッタ4を駆動する駆動系がほぐしディスク2A,…,
2B…を駆動する駆動系と別系統で構成されているの
で、構造が簡略である。また、単にほぐし機、あるいは
根葉切り機として使用する場合に、少数の部品を取り外
すだけで容易に組み替えることができる。
カッタ4を駆動する駆動系がほぐしディスク2A,…,
2B…を駆動する駆動系と別系統で構成されているの
で、構造が簡略である。また、単にほぐし機、あるいは
根葉切り機として使用する場合に、少数の部品を取り外
すだけで容易に組み替えることができる。
【0022】ほぐしディスク2A,…,2B,…、根切
りカッタ3、および葉切りカッタ4のカバーは、前後と
側方を覆う本体カバー32と、上方を覆う上部カバー3
3とからなる。上部カバー33は、苗を投入する投入口
33aが前面部に開口し、苗の根および葉が通る切欠部
33b,33cが前記投入口33aに続いて左右側面部
に形成されている。また、本体カバー32の側面部に
は、側面視でほぐしディスク2A,2Bの間隔部と重な
る位置を通る縦方向の溝32aが形成されている。この
溝32aの上下端部は三角形に切り欠かれている。さら
に、ほぐしディスク2A,…,2B,…、根切りカッタ
3、および葉切りカッタ4の下方には、棒材を組み合わ
せて作ったシュート34が設けられている。
りカッタ3、および葉切りカッタ4のカバーは、前後と
側方を覆う本体カバー32と、上方を覆う上部カバー3
3とからなる。上部カバー33は、苗を投入する投入口
33aが前面部に開口し、苗の根および葉が通る切欠部
33b,33cが前記投入口33aに続いて左右側面部
に形成されている。また、本体カバー32の側面部に
は、側面視でほぐしディスク2A,2Bの間隔部と重な
る位置を通る縦方向の溝32aが形成されている。この
溝32aの上下端部は三角形に切り欠かれている。さら
に、ほぐしディスク2A,…,2B,…、根切りカッタ
3、および葉切りカッタ4の下方には、棒材を組み合わ
せて作ったシュート34が設けられている。
【0023】この根葉切りほぐし機1の使用に際して
は、作業者が機械の正面に向かって座り、作業者から見
て右側が葉になるように苗を持ち、その苗を位置見当を
つけて投入口33aに投入する。投入された苗は上部カ
バー32と苗ガイド13A,13Bに案内されてほぐし
ディスク2A,…,2B,…の間隔部12に送られる。
苗が傾いたり、位置ずれしないよう、上部カバーの切欠
部33cと本体カバーの溝32aから突出している葉を
つかんだまま苗を送るようにするとよい。ほぐしディス
ク2A,…,2B,…、根切りカッタ3、および葉切り
カッタ4の周囲はカバー32,33で覆われているの
で、手を巻き込まれる心配がなく、安全である。
は、作業者が機械の正面に向かって座り、作業者から見
て右側が葉になるように苗を持ち、その苗を位置見当を
つけて投入口33aに投入する。投入された苗は上部カ
バー32と苗ガイド13A,13Bに案内されてほぐし
ディスク2A,…,2B,…の間隔部12に送られる。
苗が傾いたり、位置ずれしないよう、上部カバーの切欠
部33cと本体カバーの溝32aから突出している葉を
つかんだまま苗を送るようにするとよい。ほぐしディス
ク2A,…,2B,…、根切りカッタ3、および葉切り
カッタ4の周囲はカバー32,33で覆われているの
で、手を巻き込まれる心配がなく、安全である。
【0024】間隔部に送られた苗の塊は、ほぐしディス
ク2A,…,2B,…によってほぐされるとともに、根
切りカッタ3および葉切りカッタ4によって根と葉が適
当長さに切り揃えられる。処理後の苗はシュート34の
上に落下し、そのシュート34を伝わって前方へ転がっ
てくる。葉や根の切り屑はシュート34の隙間から下方
へ落下する。
ク2A,…,2B,…によってほぐされるとともに、根
切りカッタ3および葉切りカッタ4によって根と葉が適
当長さに切り揃えられる。処理後の苗はシュート34の
上に落下し、そのシュート34を伝わって前方へ転がっ
てくる。葉や根の切り屑はシュート34の隙間から下方
へ落下する。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
い草ほぐし機は、苗の塊の大きさに応じて一対のほぐし
ディスクの間隔が自動的に調整されるので、苗が適度の
力でほぐし作用を受けることとなり、ほぐし処理が良好
に行われるとともに、苗詰まり等の事故が防止されるよ
うになった。
い草ほぐし機は、苗の塊の大きさに応じて一対のほぐし
ディスクの間隔が自動的に調整されるので、苗が適度の
力でほぐし作用を受けることとなり、ほぐし処理が良好
に行われるとともに、苗詰まり等の事故が防止されるよ
うになった。
【図1】い草根葉切りほぐし機の正面図である。
【図2】い草根葉切りほぐし機の側面図である。
【図3】い草根葉切りほぐし機の側面断面図である。
【図4】図3におけるS1−S1断面図である。
【図5】図3におけるS2−S2断面図である。
【図6】カッタ受けの断面図である。
【図7】駆動機構の系統図である。
【図8】処理前の苗の状態を表す説明図である。
【図9】処理後の苗の状態を表す説明図である。
【図10】異なる実施例の側面断面図である。
1 い草根葉切りほぐし機 2A,2B ほぐしディスク 2a 突起 3 根切りカッタ 4 葉切りカッタ 8 スイングフレーム 10 バネ 11 ストッパピン 15 根切りカッタ受け 16 葉切りカッタ受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 寿美 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに逆方向に異なる周速度で回転する
一対のほぐしディスクが所定間隔を隔てて対向して設け
られているい草ほぐし機において、前記一対のほぐしデ
ィスクの両方もしくはいずれか一方を、両者の間隔が広
がる方向に移動可能に弾力的に支持させたことを特徴と
するい草ほぐし機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24055793A JP3399045B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | い草ほぐし機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24055793A JP3399045B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | い草ほぐし機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767414A true JPH0767414A (ja) | 1995-03-14 |
| JP3399045B2 JP3399045B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=17061304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24055793A Expired - Fee Related JP3399045B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | い草ほぐし機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3399045B2 (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0281125U (ja) * | 1988-12-12 | 1990-06-22 | ||
| JPH0423903A (ja) * | 1990-05-20 | 1992-01-28 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 藺草移植機における移植苗製造方法 |
| JPH04148602A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-21 | Sapporo Breweries Ltd | 種子・珠芽薄皮剥離方法 |
| JPH04325009A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | い草の連続処理システム |
| JPH05284807A (ja) * | 1992-04-14 | 1993-11-02 | Toyosha Kk | イ草苗の株分け方法 |
| JPH05308810A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Kubota Corp | 作物苗のほぐし装置 |
| JPH05308811A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Kubota Corp | 作物苗の株分け装置 |
| JPH0646610A (ja) * | 1992-07-28 | 1994-02-22 | Kubota Corp | 藺草苗の移植前処理装置 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP24055793A patent/JP3399045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3399045B2 (ja) | 2003-04-21 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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