JPH0767706A - ワッペンなどの製造方法 - Google Patents
ワッペンなどの製造方法Info
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- JPH0767706A JPH0767706A JP24631993A JP24631993A JPH0767706A JP H0767706 A JPH0767706 A JP H0767706A JP 24631993 A JP24631993 A JP 24631993A JP 24631993 A JP24631993 A JP 24631993A JP H0767706 A JPH0767706 A JP H0767706A
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Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
- Adornments (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産効率に優れた製造方法であって、クリー
ニングやアイロン掛けに対しても型崩れしない微細で鮮
やかな立体模様を形成できるワッペンなどの製造方法を
提供する。 【構成】表面の微細模様1aと単なる凹溝1bと微細模
様の刻印された凹溝1cとによって立体模様を形成して
いる凹型1と、凹溝1cに対応して形成され凹溝1cの
みを凹凸反転させて突起させた凸型2とを用いて、テト
ロン繊維層7とポリウレタン層の二層構造の人工皮革4
と、アルミ箔9とポリウレタン層10,10の三層構造
の表面シート5とを溶着成型加工してワッペンなどを製
造する。
ニングやアイロン掛けに対しても型崩れしない微細で鮮
やかな立体模様を形成できるワッペンなどの製造方法を
提供する。 【構成】表面の微細模様1aと単なる凹溝1bと微細模
様の刻印された凹溝1cとによって立体模様を形成して
いる凹型1と、凹溝1cに対応して形成され凹溝1cの
みを凹凸反転させて突起させた凸型2とを用いて、テト
ロン繊維層7とポリウレタン層の二層構造の人工皮革4
と、アルミ箔9とポリウレタン層10,10の三層構造
の表面シート5とを溶着成型加工してワッペンなどを製
造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワッペンやエンブレ
ムなどを製造する方法に関し、特に、型崩れのない微細
で鮮やかな立体模様を形成することのでき、しかも、そ
の生産効率に優れるワッペンなどの製造方法に関する。
ムなどを製造する方法に関し、特に、型崩れのない微細
で鮮やかな立体模様を形成することのでき、しかも、そ
の生産効率に優れるワッペンなどの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワッペンは、布製の生地に刺繍ミ
シンによって製造されるのが一般的であり、また、従来
のエンブレムは、スエード生地や布製の生地に手刺繍に
よって製造されるのが一般的である。
シンによって製造されるのが一般的であり、また、従来
のエンブレムは、スエード生地や布製の生地に手刺繍に
よって製造されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造方法は、生産効率が非常に悪いという問題点が
ある。更に、このようにして製造されたエンブレムは、
ドライクリーニングが出来ない為に衣類に縫い付けるこ
とができないという問題点もある。
うな製造方法は、生産効率が非常に悪いという問題点が
ある。更に、このようにして製造されたエンブレムは、
ドライクリーニングが出来ない為に衣類に縫い付けるこ
とができないという問題点もある。
【0004】一方、衣料用などに縫着される人工皮革
は、例えば、プレス機の上定盤に取り付けられる金型に
マークや文字などを形成しておき、ヒーター熱を利用し
て人工皮革にマークなどを焼き印している。或いはま
た、例えば、人工皮革の表面に予め適宜な印刷をしてお
き、その印刷部分を凹または凸に加工してラベルマーク
などを形成していた。
は、例えば、プレス機の上定盤に取り付けられる金型に
マークや文字などを形成しておき、ヒーター熱を利用し
て人工皮革にマークなどを焼き印している。或いはま
た、例えば、人工皮革の表面に予め適宜な印刷をしてお
き、その印刷部分を凹または凸に加工してラベルマーク
などを形成していた。
【0005】しかしながら、このような商品は、人工皮
革のみで形成されているために表面に金属感がなく、記
章などには使用できないという問題点がある。なお、人
工皮革の表面にアルミ箔を張り合わせたものも存在する
が、このようなものに凹凸模様を形成した場合には、そ
の凹凸模様の形成時に人工皮革が反ってしまい、その為
に、以降の製造工程に困難を伴うという問題点が生じ
る。
革のみで形成されているために表面に金属感がなく、記
章などには使用できないという問題点がある。なお、人
工皮革の表面にアルミ箔を張り合わせたものも存在する
が、このようなものに凹凸模様を形成した場合には、そ
の凹凸模様の形成時に人工皮革が反ってしまい、その為
に、以降の製造工程に困難を伴うという問題点が生じ
る。
【0006】この発明は、この問題点に着目してなされ
たものであって、生産効率に優れた製造方法であって、
クリーニングやアイロン掛けに対しても型崩れしない微
細で鮮やかな立体模様を形成できるワッペンなどの製造
方法を提供することを目的とする。
たものであって、生産効率に優れた製造方法であって、
クリーニングやアイロン掛けに対しても型崩れしない微
細で鮮やかな立体模様を形成できるワッペンなどの製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成する為、請求項1の製造方法は、表面の微細模様
と、単なる凹溝と、微細模様の刻印された凹溝とによっ
て立体模様を形成している凹型と、微細模様の刻印さ
れた前記凹溝に対応して形成され、この凹溝のみを凹凸
反転させて突起させた凸型とを用いて、溶着成型加工
によってワッペンなどを製造することを特徴としてい
る。
達成する為、請求項1の製造方法は、表面の微細模様
と、単なる凹溝と、微細模様の刻印された凹溝とによっ
て立体模様を形成している凹型と、微細模様の刻印さ
れた前記凹溝に対応して形成され、この凹溝のみを凹凸
反転させて突起させた凸型とを用いて、溶着成型加工
によってワッペンなどを製造することを特徴としてい
る。
【0008】このように、請求項1の製造方法では、微
細模様の刻印された凹溝と、この凹溝に対応した突起部
とによって、ワッペン材料などを押圧しながら溶着成型
加工を行うので、単一の工程によって、微細な立体模様
を鮮やかに形成することが可能となる。また、微細な模
様を備える浮き上がり部分は、前記した凸型の突起部に
よってその裏面が凹まされているので、完成品に不要な
ふくらみがない分だけ微細模様がより鮮やかとなり、し
かも、アイロンなどによって立体模様が崩れることも防
止できる。
細模様の刻印された凹溝と、この凹溝に対応した突起部
とによって、ワッペン材料などを押圧しながら溶着成型
加工を行うので、単一の工程によって、微細な立体模様
を鮮やかに形成することが可能となる。また、微細な模
様を備える浮き上がり部分は、前記した凸型の突起部に
よってその裏面が凹まされているので、完成品に不要な
ふくらみがない分だけ微細模様がより鮮やかとなり、し
かも、アイロンなどによって立体模様が崩れることも防
止できる。
【0009】請求項2の製造方法においては、接着剤シ
ートを介在させた表面シートと人工皮革とを用いるが、
この場合も、単一の工程によって、微細な立体模様を鮮
やかに形成することができる。また、表面シートに人工
皮革が接着されている分だけ立体模様の強度が高まる。
ートを介在させた表面シートと人工皮革とを用いるが、
この場合も、単一の工程によって、微細な立体模様を鮮
やかに形成することができる。また、表面シートに人工
皮革が接着されている分だけ立体模様の強度が高まる。
【0010】請求項3の製造方法においては、ワッペン
などの表面シートが三層からなり、アルミ箔とこのアル
ミ箔を挟着する上下のポリウレタン層とによって形成さ
れているので、金属感のある光沢豊かな立体模様を形成
することができる。
などの表面シートが三層からなり、アルミ箔とこのアル
ミ箔を挟着する上下のポリウレタン層とによって形成さ
れているので、金属感のある光沢豊かな立体模様を形成
することができる。
【0011】請求項5の製造方法においては、人工皮革
の特殊繊維層の上に接着剤シートを載置し、更にその上
に表面シートを載置して、これらを凸型と凹型によって
溶着成型加工しているので、立体模様の浮き上がり部分
の裏面はポリウレタン層となり、凹んでいる部分の強度
に優れるのでアイロンなどによる立体模様の崩れを更に
確実に防止できる。また、特殊繊維層と表面シートが接
着されるので溶着成型加工時の空気抜けが良く、密封空
気が不要な膨らみを形成する恐れがなく、微細な立体模
様が更に鮮やかに形成される。なお、特殊繊維層は特に
限定されるものではないが、例えば、特殊テトロン繊維
が該当する。
の特殊繊維層の上に接着剤シートを載置し、更にその上
に表面シートを載置して、これらを凸型と凹型によって
溶着成型加工しているので、立体模様の浮き上がり部分
の裏面はポリウレタン層となり、凹んでいる部分の強度
に優れるのでアイロンなどによる立体模様の崩れを更に
確実に防止できる。また、特殊繊維層と表面シートが接
着されるので溶着成型加工時の空気抜けが良く、密封空
気が不要な膨らみを形成する恐れがなく、微細な立体模
様が更に鮮やかに形成される。なお、特殊繊維層は特に
限定されるものではないが、例えば、特殊テトロン繊維
が該当する。
【0012】請求項6の製造方法においては、溶着成型
加工の後に不要部分を取り除き、これを繊維材料の上に
載置して刺繍糸によって縁かがり加工しているので、完
成品の高級感と暖かみが更に増加する。
加工の後に不要部分を取り除き、これを繊維材料の上に
載置して刺繍糸によって縁かがり加工しているので、完
成品の高級感と暖かみが更に増加する。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるワッ
ペンなどの製造方法を説明する為の図面であり、高周波
ウエルダー機の上下の定盤に取り付けられる凹型1及び
凸型2と、凹凸型1,2によって溶着成型加工される記
章材料3を示している。
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるワッ
ペンなどの製造方法を説明する為の図面であり、高周波
ウエルダー機の上下の定盤に取り付けられる凹型1及び
凸型2と、凹凸型1,2によって溶着成型加工される記
章材料3を示している。
【0014】凹型1は、高周波ウエルダー機の上定盤に
取り付けられるものであるが、微細模様の形成された表
面部1aと、単なる凹溝1bと、微細模様の刻印された
凹溝1cとによって形成されている。凹溝1bは、全体
として文字を構成したり、或いは、突起によって形成さ
れる単純な模様(マークなど)を構成したりする為の溝
である。一方、凹溝1cは、突起による単純な模様では
なく、突起表面に微細な模様を含んだ立体模様を構成す
る為の溝である。例えば、図3に示す記章に関して説明
すると、中央の葉っぱ部分11は、葉っぱ全体を浮き上
がらせると共に、浮き上がった葉に葉脈模様を形成する
必要があるので、この葉っぱ部分11は凹溝1cに刻印
される必要がある。なお、図3における他の部分には微
細な凹凸模様(柄模様)が形成されているが、この凹凸
模様は表面部1aに刻印されている。
取り付けられるものであるが、微細模様の形成された表
面部1aと、単なる凹溝1bと、微細模様の刻印された
凹溝1cとによって形成されている。凹溝1bは、全体
として文字を構成したり、或いは、突起によって形成さ
れる単純な模様(マークなど)を構成したりする為の溝
である。一方、凹溝1cは、突起による単純な模様では
なく、突起表面に微細な模様を含んだ立体模様を構成す
る為の溝である。例えば、図3に示す記章に関して説明
すると、中央の葉っぱ部分11は、葉っぱ全体を浮き上
がらせると共に、浮き上がった葉に葉脈模様を形成する
必要があるので、この葉っぱ部分11は凹溝1cに刻印
される必要がある。なお、図3における他の部分には微
細な凹凸模様(柄模様)が形成されているが、この凹凸
模様は表面部1aに刻印されている。
【0015】凸型2は、高周波ウエルダー機の下定盤に
取り付けられるものであるが、上記した凹溝1cの部分
についてのみ、これを凹凸反転して突起部2cを形成し
ている。
取り付けられるものであるが、上記した凹溝1cの部分
についてのみ、これを凹凸反転して突起部2cを形成し
ている。
【0016】図4は、記章材料3の構成を更に詳細に図
示したものであり、ベース生地4と、表面シート5と、
この表面シート5をベース生地4に接着するための接着
シート6とを図示している。ベース生地4は、特殊ポリ
ウレタン7と特殊テトロン繊維8の二層からなる人工皮
革であって、その厚さは、例えば1.5mm程度のもの
である。表面シート5は、アルミ箔9を上下のポリウレ
タンシート10,10で挟んだ三層貼り合わせウレタン
シートであって、厚さは、例えば0.15mm程度のも
のである。この表面シート5は、シルバーの色調を持っ
ており、適宜な文字や模様がウレタン系インキ(塗料)
で印刷されている。このようにウレタン系インキを使用
しているので、パークロルエチレンや石油系のドライク
リーニングなどの洗濯にも強く、しかも野外の紫外線な
どでも色褪せしにくいものとなる。なお、接着シート6
は、ホットメルト系接着剤によって形成されたものであ
る。
示したものであり、ベース生地4と、表面シート5と、
この表面シート5をベース生地4に接着するための接着
シート6とを図示している。ベース生地4は、特殊ポリ
ウレタン7と特殊テトロン繊維8の二層からなる人工皮
革であって、その厚さは、例えば1.5mm程度のもの
である。表面シート5は、アルミ箔9を上下のポリウレ
タンシート10,10で挟んだ三層貼り合わせウレタン
シートであって、厚さは、例えば0.15mm程度のも
のである。この表面シート5は、シルバーの色調を持っ
ており、適宜な文字や模様がウレタン系インキ(塗料)
で印刷されている。このようにウレタン系インキを使用
しているので、パークロルエチレンや石油系のドライク
リーニングなどの洗濯にも強く、しかも野外の紫外線な
どでも色褪せしにくいものとなる。なお、接着シート6
は、ホットメルト系接着剤によって形成されたものであ
る。
【0017】次に、図1に示す凹型1および凸型2を用
いて、図3に示すような模様の記章を製造する方法につ
いて説明する。高周波ウエルダー機の上定盤には凹型1
を取り付け、この凹型1の取付位置に対応する下定盤の
取付位置に凸型2を取り付け、ヒーター熱によって凹型
1を暖める。そして、凸型2の上に人工皮革4を載置す
るが、この実施例の場合には、特殊ポリウレタン7を下
に、特殊テトロン繊維8を上にして人工皮革4を載置す
る。
いて、図3に示すような模様の記章を製造する方法につ
いて説明する。高周波ウエルダー機の上定盤には凹型1
を取り付け、この凹型1の取付位置に対応する下定盤の
取付位置に凸型2を取り付け、ヒーター熱によって凹型
1を暖める。そして、凸型2の上に人工皮革4を載置す
るが、この実施例の場合には、特殊ポリウレタン7を下
に、特殊テトロン繊維8を上にして人工皮革4を載置す
る。
【0018】しかる後、人工皮革4の特殊テトロン繊維
8の上に接着シート6を載せ、更にその上に、模様の印
刷された表面シート5を載せる。そして、ベース生地4
と接着シート6と表面シート5からなる記章材料3を、
凸型2と凹型1で挟んで凹凸型1,2の間に高周波エネ
ルギーを加えて、高周波エネルギーとヒータ熱とで溶着
成型加工(プレス)をして微細な立体模様を形成する。
8の上に接着シート6を載せ、更にその上に、模様の印
刷された表面シート5を載せる。そして、ベース生地4
と接着シート6と表面シート5からなる記章材料3を、
凸型2と凹型1で挟んで凹凸型1,2の間に高周波エネ
ルギーを加えて、高周波エネルギーとヒータ熱とで溶着
成型加工(プレス)をして微細な立体模様を形成する。
【0019】前述の通り、凸型2は、微細模様を含んだ
浮き上がり部分(例えば、図3では葉っぱ部分11)の
み凸状に形成されており、一方、凹型1にはポリウレタ
ンシート10の全面について微細な立体模様が形成され
ているので、溶着成型加工によって、断面が図2のよう
な立体模様が形成されることになる。すなわち、凹型1
の凹溝1bの部分は、単純な突起として文字などを形成
するが、凹溝1cの部分は、突起部2cとの相互作用に
よって、記章材料3の突起表面に鮮やかな微細模様を形
成するのである。このように、鮮やかな微細模様を備え
るこの立体模様は、単一の工程で完成されるので生産効
率が非常に高い。
浮き上がり部分(例えば、図3では葉っぱ部分11)の
み凸状に形成されており、一方、凹型1にはポリウレタ
ンシート10の全面について微細な立体模様が形成され
ているので、溶着成型加工によって、断面が図2のよう
な立体模様が形成されることになる。すなわち、凹型1
の凹溝1bの部分は、単純な突起として文字などを形成
するが、凹溝1cの部分は、突起部2cとの相互作用に
よって、記章材料3の突起表面に鮮やかな微細模様を形
成するのである。このように、鮮やかな微細模様を備え
るこの立体模様は、単一の工程で完成されるので生産効
率が非常に高い。
【0020】なお、凸型2は、人工皮革4の特殊ポリウ
レタン7の部分に当接されるので、溶着成型加工後は、
特殊ポリウレタン7の凸型2との当接箇所が凹んだ状態
で固定化される(図2参照)。そして、一部凹んだ状態
で固定化された特殊ポリウレタン層7は、表面シート5
の立体模様についての強化層壁の役目をすることにな
り、アイロンなどに対しても型崩れしないものとなる。
レタン7の部分に当接されるので、溶着成型加工後は、
特殊ポリウレタン7の凸型2との当接箇所が凹んだ状態
で固定化される(図2参照)。そして、一部凹んだ状態
で固定化された特殊ポリウレタン層7は、表面シート5
の立体模様についての強化層壁の役目をすることにな
り、アイロンなどに対しても型崩れしないものとなる。
【0021】また、記章の表面には、アルミ箔を挟んだ
ウレタン系樹脂シートが表れるので、光沢の豊かな金属
に似た美観の製品を提供することができる。更にまた、
人工皮革4の特殊テトロン繊維層8と表面シート5のポ
リウレタン層10とが接着されるので、溶着成型加工時
によって商品が反り上がることがなく、接着部の空気の
抜けも良い。すなわち、人工皮革4の特殊ポリウレタン
層7と表面シート5のポリウレタン層10とを溶着成型
加工した場合には、商品が反り上がったり、接着部に空
気が密封される恐れがあるのであるが、本実施例の製造
方法によれば商品に反りが生じないだけでなく、密封空
気が表面シートの微細模様に悪影響を与えて商品価値
(美観)を損なう恐れがなく、微細な凹凸模様が鮮やか
に形成されるのである。
ウレタン系樹脂シートが表れるので、光沢の豊かな金属
に似た美観の製品を提供することができる。更にまた、
人工皮革4の特殊テトロン繊維層8と表面シート5のポ
リウレタン層10とが接着されるので、溶着成型加工時
によって商品が反り上がることがなく、接着部の空気の
抜けも良い。すなわち、人工皮革4の特殊ポリウレタン
層7と表面シート5のポリウレタン層10とを溶着成型
加工した場合には、商品が反り上がったり、接着部に空
気が密封される恐れがあるのであるが、本実施例の製造
方法によれば商品に反りが生じないだけでなく、密封空
気が表面シートの微細模様に悪影響を与えて商品価値
(美観)を損なう恐れがなく、微細な凹凸模様が鮮やか
に形成されるのである。
【0022】以上のようにして、表面シート5と人工皮
革4とを溶着成型加工した後、抜き型を使用して不要部
分を取り除く。そして、抜き成型されたものを、繊維系
材料の上に重ねてミシンによって商品の周囲を縁かがり
(ロック)加工する。前述の通り、溶着成型加工によっ
て商品が反り上がることがないので、この縁かがり加工
に困難を伴うことはない。また、表面シート5のアルミ
箔9はポリウレタンシート10で挟まれているので、縫
製加工時に針で穴を開けても穴の部分から裂ける恐れは
なく取り付け作業に困難はない。ここで、繊維系材料
は、特に限定されないが、例えば、厚さ0.4mm程度
の黒色からなる刺繍用不織布などが好ましい。また、縁
かがり加工は、例えば、黒色のレーヨン刺繍糸を用いれ
ば良い。
革4とを溶着成型加工した後、抜き型を使用して不要部
分を取り除く。そして、抜き成型されたものを、繊維系
材料の上に重ねてミシンによって商品の周囲を縁かがり
(ロック)加工する。前述の通り、溶着成型加工によっ
て商品が反り上がることがないので、この縁かがり加工
に困難を伴うことはない。また、表面シート5のアルミ
箔9はポリウレタンシート10で挟まれているので、縫
製加工時に針で穴を開けても穴の部分から裂ける恐れは
なく取り付け作業に困難はない。ここで、繊維系材料
は、特に限定されないが、例えば、厚さ0.4mm程度
の黒色からなる刺繍用不織布などが好ましい。また、縁
かがり加工は、例えば、黒色のレーヨン刺繍糸を用いれ
ば良い。
【0023】以上の縁かがり加工によって、人工皮革4
と表面シート5との接着部分の強度が強化されるので、
表面シートが剥離される恐れが皆無となる。また、記章
(ワッペン、エンブレムなど)の周囲に刺繍が施される
ので、商品の暖かみと高級感とが強調されることにな
る。そして、最後に、繊維系材料の不要部分を取り除い
て記章(ワッペン、エンブレムなど)が完成する。
と表面シート5との接着部分の強度が強化されるので、
表面シートが剥離される恐れが皆無となる。また、記章
(ワッペン、エンブレムなど)の周囲に刺繍が施される
ので、商品の暖かみと高級感とが強調されることにな
る。そして、最後に、繊維系材料の不要部分を取り除い
て記章(ワッペン、エンブレムなど)が完成する。
【0024】以上、この発明の一実施例を説明したが、
この発明は、更に適宜な変更が可能である。例えば、上
記の実施例では溶着成型加工の後で縁かがり加工をして
いるが、これに限定される必要はなく、例えば、人工皮
革4の特殊ポリウレタン層7の凹み部分にポリウレタン
樹脂を入れるようにしても良い。挿入されたポリウレタ
ン樹脂が硬化すると、特殊ポリウレタン層7の凹み部分
が埋められることによって人工皮革4の裏面が平面状と
なるので、その分だけワッペンの強度が増しアイロン掛
けなどによる型崩れを更に確実に防止できる。
この発明は、更に適宜な変更が可能である。例えば、上
記の実施例では溶着成型加工の後で縁かがり加工をして
いるが、これに限定される必要はなく、例えば、人工皮
革4の特殊ポリウレタン層7の凹み部分にポリウレタン
樹脂を入れるようにしても良い。挿入されたポリウレタ
ン樹脂が硬化すると、特殊ポリウレタン層7の凹み部分
が埋められることによって人工皮革4の裏面が平面状と
なるので、その分だけワッペンの強度が増しアイロン掛
けなどによる型崩れを更に確実に防止できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る製
造方法は、微細模様の刻印された凹溝と、この凹溝に対
応した突起部とによって、ワッペン材料などを押圧しな
がら溶着成型加工を行うので、単一の工程によって、微
細な立体模様を鮮やかに形成することが可能となり生産
効率に優れている。また、形成される立体模様の浮き上
がり部分は、その裏面が凹んでいることになり、不要な
ふくらみがない分だけアイロンなどによる立体模様の崩
れを防止することができる。
造方法は、微細模様の刻印された凹溝と、この凹溝に対
応した突起部とによって、ワッペン材料などを押圧しな
がら溶着成型加工を行うので、単一の工程によって、微
細な立体模様を鮮やかに形成することが可能となり生産
効率に優れている。また、形成される立体模様の浮き上
がり部分は、その裏面が凹んでいることになり、不要な
ふくらみがない分だけアイロンなどによる立体模様の崩
れを防止することができる。
【0026】この製造方法において、接着剤シートを介
在させた表面シートと人工皮革とを用いる場合には、表
面シートに人工皮革が接着されている分だけ立体模様の
強度が更に高まる。また、表面シートがアルミ箔とこの
アルミ箔を挟着する上下のポリウレタンシートとによっ
て形成されている場合には、金属感のある光沢豊かな立
体模様を形成することができる。更に、ポリウレタンシ
ートは、ドライクリーニングなどの洗濯にも強いので、
表面シートの美観を長期間保持することができる。
在させた表面シートと人工皮革とを用いる場合には、表
面シートに人工皮革が接着されている分だけ立体模様の
強度が更に高まる。また、表面シートがアルミ箔とこの
アルミ箔を挟着する上下のポリウレタンシートとによっ
て形成されている場合には、金属感のある光沢豊かな立
体模様を形成することができる。更に、ポリウレタンシ
ートは、ドライクリーニングなどの洗濯にも強いので、
表面シートの美観を長期間保持することができる。
【0027】人工皮革の特殊繊維層の上に接着剤シート
を載置し、更にその上に表面シートを載置して、これら
を凸型と凹型によって溶着成型加工する場合には、立体
模様の浮き上がり部分の裏面はポリウレタン層となり、
凹んでいる部分の強度に優れるのでアイロンなどによる
立体模様の崩れを更に確実に防止できる。また、特殊繊
維層と表面シートが接着されるので溶着成型加工時の空
気抜けが良く、密封空気が不要な膨らみを形成する恐れ
がない。つまり、微細な凹凸模様が更に鮮やかに形成さ
れることになり商品価値が高まる。
を載置し、更にその上に表面シートを載置して、これら
を凸型と凹型によって溶着成型加工する場合には、立体
模様の浮き上がり部分の裏面はポリウレタン層となり、
凹んでいる部分の強度に優れるのでアイロンなどによる
立体模様の崩れを更に確実に防止できる。また、特殊繊
維層と表面シートが接着されるので溶着成型加工時の空
気抜けが良く、密封空気が不要な膨らみを形成する恐れ
がない。つまり、微細な凹凸模様が更に鮮やかに形成さ
れることになり商品価値が高まる。
【0028】また、溶着成型加工の後に不要部分を取り
除き、これを繊維材料の上に載置して刺繍糸によって縁
かがり加工している場合には、完成品の高級感と暖かみ
を更に強調することができる。
除き、これを繊維材料の上に載置して刺繍糸によって縁
かがり加工している場合には、完成品の高級感と暖かみ
を更に強調することができる。
【図1】この発明の一実施例である製造方法を説明する
ため、凹型と凸型と記章材料を示したものである。
ため、凹型と凸型と記章材料を示したものである。
【図2】溶着成型加工の後のワッペンの断面を図示した
ものである。
ものである。
【図3】溶着成型加工の後のワッペンの一例を例示した
ものである。
ものである。
【図4】記章材料の構成を更に詳細に図示したものであ
る。
る。
1 凹型 2 凸型 3 ワッペンの材料
Claims (6)
- 【請求項1】 表面の微細模様と、単なる凹溝と、微細
模様の刻印された凹溝とによって立体模様を形成してい
る凹型と、 微細模様の刻印された前記凹溝に対応して形成され、こ
の凹溝のみを凹凸反転させて突起させた凸型とを用い
て、 溶着成型加工によってワッペンなどを製造することを特
徴とするワッペンなどの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法において、 前記凸型と前記凹型の間に、接着剤シートを介在させて
表面シートと人工皮革とを載置し、溶着成型加工によっ
て立体模様を形成することを特徴とするワッペンなどの
製造方法。 - 【請求項3】 前記表面シートが三層からなり、アルミ
箔とこのアルミ箔を挟着する上下のポリウレタン層とに
よって形成されていることを特徴とする請求項2に記載
のワッペンなどの製造方法。 - 【請求項4】 前記人工皮革がポリウレタン層と特殊繊
維層の二層構造からなることを特徴とする請求項2に記
載のワッペンなどの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の製造方法において、 前記人工皮革の特殊繊維層の上に接着剤シートを載置
し、更にその上に表面シートを載置して、これらを前記
凸型と凹型とによって溶着成型加工することを特徴とす
るワッペンなどの製造方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の製造方法において、 溶着成型加工の後に不要部分を取り除き、これを繊維材
料の上に載置して刺繍糸によって縁かがり加工すること
を特徴とするワッペンなどの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24631993A JPH0767706A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ワッペンなどの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24631993A JPH0767706A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ワッペンなどの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767706A true JPH0767706A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17146790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24631993A Withdrawn JPH0767706A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ワッペンなどの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016182675A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 帝人コードレ株式会社 | 金属薄膜加飾シート状物およびその製造方法 |
| JP2019108619A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 株式会社クラレ | 刺繍付人工皮革、加飾成形体及びそれらの製造方法 |
| JP2024035877A (ja) * | 2022-09-05 | 2024-03-15 | 日本ダム株式会社 | 曲面状の立体ワッペン |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP24631993A patent/JPH0767706A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016182675A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 帝人コードレ株式会社 | 金属薄膜加飾シート状物およびその製造方法 |
| JP2019108619A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 株式会社クラレ | 刺繍付人工皮革、加飾成形体及びそれらの製造方法 |
| JP2024035877A (ja) * | 2022-09-05 | 2024-03-15 | 日本ダム株式会社 | 曲面状の立体ワッペン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001107 |