JPH0768009B2 - ケンス自動交換装置 - Google Patents
ケンス自動交換装置Info
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- JPH0768009B2 JPH0768009B2 JP14396091A JP14396091A JPH0768009B2 JP H0768009 B2 JPH0768009 B2 JP H0768009B2 JP 14396091 A JP14396091 A JP 14396091A JP 14396091 A JP14396091 A JP 14396091A JP H0768009 B2 JPH0768009 B2 JP H0768009B2
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- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紡績装置の背後に各
錘毎に並べられたスライバーケンスに収納されたスライ
バーがほぼ空になったときに、そのケンス(以後、空ケ
ンスという)を新たなスライバーの満たされたケンス
(以後、実ケンスという)と交換するケンス自動交換装
置に関するものである。
錘毎に並べられたスライバーケンスに収納されたスライ
バーがほぼ空になったときに、そのケンス(以後、空ケ
ンスという)を新たなスライバーの満たされたケンス
(以後、実ケンスという)と交換するケンス自動交換装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紡績装置の背後に各錘毎に並べら
れたスライバーケンス内のスライバーが空になると、そ
れを作業員が確認してその錘を止め、人手で新たな実ケ
ンスと交換している。
れたスライバーケンス内のスライバーが空になると、そ
れを作業員が確認してその錘を止め、人手で新たな実ケ
ンスと交換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の作業員によるケ
ンスの交換作業は、大変であるばかりでなく、供給スラ
イバーのないまま放置される錘が存在するすることによ
り、稼働率を低下させることにもなる。
ンスの交換作業は、大変であるばかりでなく、供給スラ
イバーのないまま放置される錘が存在するすることによ
り、稼働率を低下させることにもなる。
【0004】この発明は、紡績装置の背後に各錘毎に並
べられたケンスより、空ケンスと実ケンスの交換を人手
を要せず自動的に行うことのできるケンス自動交換装置
を提供することを目的としている。
べられたケンスより、空ケンスと実ケンスの交換を人手
を要せず自動的に行うことのできるケンス自動交換装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のケンス自動交換装置は、紡績装置背後の
スライバーケンス列に沿って走行し、原点と実ケンス要
求信号の発せられた錘との間を2往復してほぼ空になっ
たケンスの取出し、実ケンスの補充を各往復過程毎に順
に行なうトロッコと、その錘と空ケンスとの間に延びる
スライバーを切断し、切断された紡績装置側のスライバ
ー端と実ケンスのスライバー端とを継ぐスライバー継ぎ
ロボットと、そのロボットを吊下し、実ケンス要求信号
によってその錘まで走行する天井走行搬送車と、トロッ
コから下ろされる空ケンスが置かれる空ケンスステーシ
ョンと、トロッコへ引取られる実ケンスが置かれる実ケ
ンスステーションと、空ケンスステーションよりの空ケ
ンスの排出及び実ケンスステーションへの実ケンスの供
給が行なわれるケンスステーションとよりなるものであ
る。
に、この発明のケンス自動交換装置は、紡績装置背後の
スライバーケンス列に沿って走行し、原点と実ケンス要
求信号の発せられた錘との間を2往復してほぼ空になっ
たケンスの取出し、実ケンスの補充を各往復過程毎に順
に行なうトロッコと、その錘と空ケンスとの間に延びる
スライバーを切断し、切断された紡績装置側のスライバ
ー端と実ケンスのスライバー端とを継ぐスライバー継ぎ
ロボットと、そのロボットを吊下し、実ケンス要求信号
によってその錘まで走行する天井走行搬送車と、トロッ
コから下ろされる空ケンスが置かれる空ケンスステーシ
ョンと、トロッコへ引取られる実ケンスが置かれる実ケ
ンスステーションと、空ケンスステーションよりの空ケ
ンスの排出及び実ケンスステーションへの実ケンスの供
給が行なわれるケンスステーションとよりなるものであ
る。
【0006】
【作 用】上記のように構成されたケンス自動交換装置
においては、紡績装置のいずれかの錘で実ケンス要求信
号が発せられると、トロッコは、その錘まで走行し、そ
こから空ケンスを取り出して原点に戻り、空ケンスステ
ーションで空ケンスを下ろし、実ケンスステーションか
ら実ケンスを引取って再度その錘にまで走行してそこへ
実ケンスを押込む。一方、天井走行搬送車もその錘まで
走行し、吊下するスライバー継ぎロボットによってその
錘と空ケンスとの間に延びるスライバーが切断され、ト
ロッコによる実ケンス押込み後、切断された紡績装置側
のスライバー端と実ケンスのスライバー端とが継がれ
る。また、ケンスステーションでは、空ケンスステーシ
ョンよりの空ケンスの排出及び実ケンスステーションへ
の実ケンスの供給が行なわれる。
においては、紡績装置のいずれかの錘で実ケンス要求信
号が発せられると、トロッコは、その錘まで走行し、そ
こから空ケンスを取り出して原点に戻り、空ケンスステ
ーションで空ケンスを下ろし、実ケンスステーションか
ら実ケンスを引取って再度その錘にまで走行してそこへ
実ケンスを押込む。一方、天井走行搬送車もその錘まで
走行し、吊下するスライバー継ぎロボットによってその
錘と空ケンスとの間に延びるスライバーが切断され、ト
ロッコによる実ケンス押込み後、切断された紡績装置側
のスライバー端と実ケンスのスライバー端とが継がれ
る。また、ケンスステーションでは、空ケンスステーシ
ョンよりの空ケンスの排出及び実ケンスステーションへ
の実ケンスの供給が行なわれる。
【0007】
【実施例】図1ないし図13を参照してこの発明のケン
ス自動交換装置の実施例の説明をする。
ス自動交換装置の実施例の説明をする。
【0008】この装置は、図1及び図2に示すごとく、
紡績装置Sの背後に2列に並列されたスライバーケンス
Cの各ケンス列の上方を走行する天井走行搬送車SRと、
天井走行搬送車SRに吊下されたスライバー継ぎロボット
Rと、各ケンス列の間を走行してケンスを搬送するトロ
ッコTと、ケンス前列の一端部に配置された空ケンスス
テーション1と、ケンス後列の一端部に配置された実ケ
ンスステーション2と、空ケンスステーション1より排
出される空ケンスC’を別の天井走行搬送車側に引込む
ケンス引込み装置を有するケンスステーション3’と、
練篠機から運ばれてきた実ケンスCを天井走行搬送車側
より実ケンスステーション2へ押出すケンス押出し装置
とを有するケンスステーション3とよりなっている。図
中の4は、スライバー継ぎ時にスライバー継ぎロボット
Rを載せる台であり、その中には、圧縮空気配管と吸引
空気配管が収められている。
紡績装置Sの背後に2列に並列されたスライバーケンス
Cの各ケンス列の上方を走行する天井走行搬送車SRと、
天井走行搬送車SRに吊下されたスライバー継ぎロボット
Rと、各ケンス列の間を走行してケンスを搬送するトロ
ッコTと、ケンス前列の一端部に配置された空ケンスス
テーション1と、ケンス後列の一端部に配置された実ケ
ンスステーション2と、空ケンスステーション1より排
出される空ケンスC’を別の天井走行搬送車側に引込む
ケンス引込み装置を有するケンスステーション3’と、
練篠機から運ばれてきた実ケンスCを天井走行搬送車側
より実ケンスステーション2へ押出すケンス押出し装置
とを有するケンスステーション3とよりなっている。図
中の4は、スライバー継ぎ時にスライバー継ぎロボット
Rを載せる台であり、その中には、圧縮空気配管と吸引
空気配管が収められている。
【0009】紡績装置Sに準備されるケンスは2列並列
されているので互いの列はケンスの半径程度の距離をず
らして配置されている。図1の2点鎖線で示す天井走行
搬送車SRの走行用レールLは、空ケンスステーション1
や実ケンスステーション2の反対側の端部近くで2股に
分岐し、それぞれ各ケンス列の上方に支柱及び梁を介し
て張架されている。天井走行搬送車SRは、通常はレール
Lの未分岐部分にある原点で待機している。天井走行搬
送車SRと実ケンスステーション2の近傍に設けたケンス
交換制御盤6との信号のやり取りは、この原点でなされ
る。
されているので互いの列はケンスの半径程度の距離をず
らして配置されている。図1の2点鎖線で示す天井走行
搬送車SRの走行用レールLは、空ケンスステーション1
や実ケンスステーション2の反対側の端部近くで2股に
分岐し、それぞれ各ケンス列の上方に支柱及び梁を介し
て張架されている。天井走行搬送車SRは、通常はレール
Lの未分岐部分にある原点で待機している。天井走行搬
送車SRと実ケンスステーション2の近傍に設けたケンス
交換制御盤6との信号のやり取りは、この原点でなされ
る。
【0010】スライバー継ぎロボットRは、天井走行搬
送車SRの下にスチールベルト10により吊り下げられて
おり、通常はスチールベルト10が巻かれて、天井走行
搬送車SRの下に接近している。紡績装置Sのある錘のケ
ンスが空に近づくと、ケンス交換信号が、紡績装置Sの
空ケンスステーション1隣接位置にある定長カウンター
S’より、ケンス交換制御盤6、天井走行搬送車SRの制
御盤を介して、原点で待機中の天井走行搬送車SRに吊下
されたロボットRに出され、天井走行搬送車SRは、その
ケンス要交換錘まで走行し、そこでスチールベルト10
を解いてロボットRは降下する。なお、ケンス交換信号
が出されると、その錘の糸の紡出は止められる。
送車SRの下にスチールベルト10により吊り下げられて
おり、通常はスチールベルト10が巻かれて、天井走行
搬送車SRの下に接近している。紡績装置Sのある錘のケ
ンスが空に近づくと、ケンス交換信号が、紡績装置Sの
空ケンスステーション1隣接位置にある定長カウンター
S’より、ケンス交換制御盤6、天井走行搬送車SRの制
御盤を介して、原点で待機中の天井走行搬送車SRに吊下
されたロボットRに出され、天井走行搬送車SRは、その
ケンス要交換錘まで走行し、そこでスチールベルト10
を解いてロボットRは降下する。なお、ケンス交換信号
が出されると、その錘の糸の紡出は止められる。
【0011】ロボットRは、スチールベルト10に吊り
下げられたロボット上部11と、ロボット上部11に対
してエアーシリンダー13(図3参照)により前後方向
に移動可能に支持されたロボット下部12とよりなって
いる。
下げられたロボット上部11と、ロボット上部11に対
してエアーシリンダー13(図3参照)により前後方向
に移動可能に支持されたロボット下部12とよりなって
いる。
【0012】図3に示すごとく、ロボット上部11の両
側には、支持体14が突設してあり、その支持体14に
は、下方に向いた針状のシャフト15が突設されている
(左側のものは後述する吸引空気のジョイント20が見
えるように図示を省略している)。一方、スライバー継
ぎ時にロボットRを載せる前後の各台4の上部には、支
承片16が、各台4の内側部には、すり鉢状の穴18を
有するシャフト受け部材17がそれぞれ設けてある(左
側のものは同様に図示を省略している)。ケンス要交換
錘でロボットRが降下すると、ロボット上部11両側の
支持体14は台4上の支承片16上に乗ると共に、シャ
フト15が台4のすり鉢状の穴18に嵌まり込み、ケン
ス要交換錘におけるロボットRの位置決めがなされる。
側には、支持体14が突設してあり、その支持体14に
は、下方に向いた針状のシャフト15が突設されている
(左側のものは後述する吸引空気のジョイント20が見
えるように図示を省略している)。一方、スライバー継
ぎ時にロボットRを載せる前後の各台4の上部には、支
承片16が、各台4の内側部には、すり鉢状の穴18を
有するシャフト受け部材17がそれぞれ設けてある(左
側のものは同様に図示を省略している)。ケンス要交換
錘でロボットRが降下すると、ロボット上部11両側の
支持体14は台4上の支承片16上に乗ると共に、シャ
フト15が台4のすり鉢状の穴18に嵌まり込み、ケン
ス要交換錘におけるロボットRの位置決めがなされる。
【0013】更に、左側の支持体14には、圧縮空気の
ジョイント19が設けてあり、図3におけるジョイント
19の少し奥側には、吸引空気のジョイント20が設け
てある。ジョイント19、20は、それぞれパイプ2
3、24を介して、ロボット上部11内に設けた圧縮空
気タンク21、切換バルブ22に接続されている。
ジョイント19が設けてあり、図3におけるジョイント
19の少し奥側には、吸引空気のジョイント20が設け
てある。ジョイント19、20は、それぞれパイプ2
3、24を介して、ロボット上部11内に設けた圧縮空
気タンク21、切換バルブ22に接続されている。
【0014】図4に示すごとく、ジョイント19の下端
には、バネ27により下方に付勢され、中心に空気通路
25を有する摺動体26が設けてある。一方、台4上の
支承片16には、台4の内部に収められている圧縮空気
配管から分岐するパイプ端部のバルブ28が固定してあ
る。バルブ28の空気通路29内には、バネ31により
上方に付勢された摺動体30が設けてある。空気通路2
9は、出口部の内径が摺動体30の外径より小さくなっ
ている。ケンス要交換錘でロボットRが位置決めされる
ときに、摺動体30は摺動体26に押し下げられ、空気
通路29出口部の内壁と摺動体30との間に間隙が生
じ、その間隙から圧縮空気が噴出して空気通路25から
パイプ23、圧縮空気タンク21に送られる。
には、バネ27により下方に付勢され、中心に空気通路
25を有する摺動体26が設けてある。一方、台4上の
支承片16には、台4の内部に収められている圧縮空気
配管から分岐するパイプ端部のバルブ28が固定してあ
る。バルブ28の空気通路29内には、バネ31により
上方に付勢された摺動体30が設けてある。空気通路2
9は、出口部の内径が摺動体30の外径より小さくなっ
ている。ケンス要交換錘でロボットRが位置決めされる
ときに、摺動体30は摺動体26に押し下げられ、空気
通路29出口部の内壁と摺動体30との間に間隙が生
じ、その間隙から圧縮空気が噴出して空気通路25から
パイプ23、圧縮空気タンク21に送られる。
【0015】図3に示すごとく、ジョイント20には、
バネ33によって外側に付勢された筒体32が摺動自在
に設けてある。一方、筒体32に対向する台4の側部に
は、台4の内部に収められている吸引空気配管の口を開
閉するバタフライバルブ34が揺動自在に支持されてい
る。ケンス要交換錘でロボットRが降下するときに、筒
体32の先端が支承片16の側壁上部の傾斜面に沿って
下降しながらバタフライバルブ34をずらし、筒体32
は吸引空気配管と連通する。
バネ33によって外側に付勢された筒体32が摺動自在
に設けてある。一方、筒体32に対向する台4の側部に
は、台4の内部に収められている吸引空気配管の口を開
閉するバタフライバルブ34が揺動自在に支持されてい
る。ケンス要交換錘でロボットRが降下するときに、筒
体32の先端が支承片16の側壁上部の傾斜面に沿って
下降しながらバタフライバルブ34をずらし、筒体32
は吸引空気配管と連通する。
【0016】ロボット下部12には、図5に示すスライ
バーカット部、図6に示すスライバー継ぎ部及び図示し
ないスライバー切断完了の光線の信号をケンス交換制御
盤6へ送るビーム式通信装置を備えている。
バーカット部、図6に示すスライバー継ぎ部及び図示し
ないスライバー切断完了の光線の信号をケンス交換制御
盤6へ送るビーム式通信装置を備えている。
【0017】スライバーカット部は、ロボット下部12
が前進するときに閉じる上下に配された2つのチャック
35、36よりなり、下方のチャック36は、スライバ
ー挟持後下方に回動するようにしてある。
が前進するときに閉じる上下に配された2つのチャック
35、36よりなり、下方のチャック36は、スライバ
ー挟持後下方に回動するようにしてある。
【0018】ロボットRが定位置まで下降してロボット
下部12のみが水平に前進移動してから、空ケンスC’
から空気紡績装置S側に延びるスライバーを2つのチャ
ック35、36により挟持し、下方のチャック36を下
方に回動するとスライバーは垂直位置で切断される。そ
の後両チャック35、36は開き、ちぎられたスライバ
ー上端はクリールガイド5から垂れ下がり、下端は空ケ
ンスC’上に落ちる。このとき、スライバーの垂れ下が
り長が30cm以下であると、クリールガイド5から紡績
装置Sへ水平に延びるスライバーの自重により、上方の
スライバー切断端はクリールガイド5から外れてしまう
ので、注意を要する。そして、スライバーの切断が完了
すると、ビーム式通信装置よりケンス交換制御盤6へス
ライバー切断完了の光線の信号が送られる。
下部12のみが水平に前進移動してから、空ケンスC’
から空気紡績装置S側に延びるスライバーを2つのチャ
ック35、36により挟持し、下方のチャック36を下
方に回動するとスライバーは垂直位置で切断される。そ
の後両チャック35、36は開き、ちぎられたスライバ
ー上端はクリールガイド5から垂れ下がり、下端は空ケ
ンスC’上に落ちる。このとき、スライバーの垂れ下が
り長が30cm以下であると、クリールガイド5から紡績
装置Sへ水平に延びるスライバーの自重により、上方の
スライバー切断端はクリールガイド5から外れてしまう
ので、注意を要する。そして、スライバーの切断が完了
すると、ビーム式通信装置よりケンス交換制御盤6へス
ライバー切断完了の光線の信号が送られる。
【0019】スライバー継ぎ部は、上下動及び開閉する
上方スライバー挟み37及び開閉する下方スライバー挟
み38、実ケンスCの上方を上下動する吸い口39、上
方スライバー挟み37の上方後部に開口する吸い口4
0、下方スライバー挟み38の下方で下方への回動を行
うチャック41、その下方後部に開口する吸い口42及
び両スライバー挟み37、38間に配されスライバーを
継ぐ図示しない装置とよりなっている。
上方スライバー挟み37及び開閉する下方スライバー挟
み38、実ケンスCの上方を上下動する吸い口39、上
方スライバー挟み37の上方後部に開口する吸い口4
0、下方スライバー挟み38の下方で下方への回動を行
うチャック41、その下方後部に開口する吸い口42及
び両スライバー挟み37、38間に配されスライバーを
継ぐ図示しない装置とよりなっている。
【0020】空ケンスC’と紡績装置Sとの間のスライ
バーが切断され、ケンス交換制御盤6がビーム式通信装
置より発せられたスライバー切断完了信号を受けると、
後述する動作によって、空ケンスC’がトロッコTによ
って空ケンスステーション1まで運ばれ、実ケンスステ
ーション2から実ケンスCが運ばれてケンス要交換錘に
押し込まれ、スライバー継ぎ動作が行なわれる。ケンス
要交換錘からトロッコTへの空ケンスC’の引込み及び
トロッコTからケンス要交換錘への実ケンスCの押し出
しの確認は、ロボット下部12に設けたセンサー43に
よってなされる。即ち、センサー43からの投射光線の
ケンス上スライバーよりの反射の有無を検知してケンス
の通過の確認がなされる。
バーが切断され、ケンス交換制御盤6がビーム式通信装
置より発せられたスライバー切断完了信号を受けると、
後述する動作によって、空ケンスC’がトロッコTによ
って空ケンスステーション1まで運ばれ、実ケンスステ
ーション2から実ケンスCが運ばれてケンス要交換錘に
押し込まれ、スライバー継ぎ動作が行なわれる。ケンス
要交換錘からトロッコTへの空ケンスC’の引込み及び
トロッコTからケンス要交換錘への実ケンスCの押し出
しの確認は、ロボット下部12に設けたセンサー43に
よってなされる。即ち、センサー43からの投射光線の
ケンス上スライバーよりの反射の有無を検知してケンス
の通過の確認がなされる。
【0021】スライバー継ぎ動作は次のようにしてなさ
れる。先ず、ロボット下部12がスライバー切断位置か
ら後退し、吸い口39が下降して実ケンスCの後方の縁
から外に垂れ下がっているスライバー端を吸いつけ、所
定位置まで上昇して止まり、吸い口40が作動すると吸
い口39は吸引を停止し、スライバー端は吸い口40内
に吸い込まれる。そして、ロボット下部12が前進して
両スライバー挟み37、38が作動すると同時に吸い口
40の吸い込みが止まる。その後、上方スライバー挟み
37を上昇させてスライバーを引きちぎり、上方スライ
バー挟み37を開くと、残ったスライバー端は吸い口4
0に吸い込まれ、上方スライバー挟み37は元の位置に
戻る。次に、チャック41が前進してクリールガイド5
から垂れている紡績装置S側のスライバー端をチャック
した後、チャック41はわずかに戻り、そして、上方ス
ライバー挟み37が閉じて空気紡績装置S側のスライバ
ー端をつかむと、チャック41は下向きに回転してスラ
イバーを引きちぎる。余分なスライバーの切れ端は吸い
口42に吸い込まれる。両スライバー挟み37、38間
に確保された各スライバー端は、スライバー継ぎ装置に
よって継がれる。その後、両スライバー挟み37、38
は開き、ロボット下部12は後退してから天井搬送車SR
に引上げられ、天井搬送車SRは原点へ戻る。そして、天
井搬送車SRは原点で次のケンス交換信号を待つことにな
る。その間、天井搬送車SRでは、バッテリーの充電がな
される。
れる。先ず、ロボット下部12がスライバー切断位置か
ら後退し、吸い口39が下降して実ケンスCの後方の縁
から外に垂れ下がっているスライバー端を吸いつけ、所
定位置まで上昇して止まり、吸い口40が作動すると吸
い口39は吸引を停止し、スライバー端は吸い口40内
に吸い込まれる。そして、ロボット下部12が前進して
両スライバー挟み37、38が作動すると同時に吸い口
40の吸い込みが止まる。その後、上方スライバー挟み
37を上昇させてスライバーを引きちぎり、上方スライ
バー挟み37を開くと、残ったスライバー端は吸い口4
0に吸い込まれ、上方スライバー挟み37は元の位置に
戻る。次に、チャック41が前進してクリールガイド5
から垂れている紡績装置S側のスライバー端をチャック
した後、チャック41はわずかに戻り、そして、上方ス
ライバー挟み37が閉じて空気紡績装置S側のスライバ
ー端をつかむと、チャック41は下向きに回転してスラ
イバーを引きちぎる。余分なスライバーの切れ端は吸い
口42に吸い込まれる。両スライバー挟み37、38間
に確保された各スライバー端は、スライバー継ぎ装置に
よって継がれる。その後、両スライバー挟み37、38
は開き、ロボット下部12は後退してから天井搬送車SR
に引上げられ、天井搬送車SRは原点へ戻る。そして、天
井搬送車SRは原点で次のケンス交換信号を待つことにな
る。その間、天井搬送車SRでは、バッテリーの充電がな
される。
【0022】スライバー継ぎ装置としては、重ね合わさ
れた実ケンスC側のスライバー端と紡績装置S側のスラ
イバー端とをスライバーに直交する方向から針で数回突
き刺して結合させるもの(実願平2−403097
号)、あるいはその部分を両側から挟んで互いに逆方向
に往復動させて揉み合わせるもの(実願平2−4030
98号)等があるが、いずれのものでもよい。
れた実ケンスC側のスライバー端と紡績装置S側のスラ
イバー端とをスライバーに直交する方向から針で数回突
き刺して結合させるもの(実願平2−403097
号)、あるいはその部分を両側から挟んで互いに逆方向
に往復動させて揉み合わせるもの(実願平2−4030
98号)等があるが、いずれのものでもよい。
【0023】トロッコTは、図7に示すごとく、駆動プ
ーリー50、従動プーリー51、バネ53によって引っ
張られるテンションプーリー52のそれぞれに掛け渡さ
れた直径4mm程度のナイロン被覆ワイヤー54(チェー
ンに比べて風綿の付着が非常に少ない)の各端に、前後
が固定されている。そして通常は、駆動プーリー50側
にある空ケンス置場1と実ケンス置場2との間の原点で
待機している。従動プーリー51には、周囲に30個程
の歯状突起を有する有歯円盤55が固定してあり、有歯
円盤55の縁付近には、その歯数をカウントするセンサ
ー56が設けてある。センサー56がカウントする有歯
円盤55の歯数とトロッコTの移動距離との間には相関
関係があるので、原点からそれぞれの錘までのトロッコ
Tの移動距離及びケンス交換に必要なトロッコTの移動
距離を有歯円盤55の歯数に対応して、ケンス交換制御
盤6内のコンピューターにプログラムしておく。
ーリー50、従動プーリー51、バネ53によって引っ
張られるテンションプーリー52のそれぞれに掛け渡さ
れた直径4mm程度のナイロン被覆ワイヤー54(チェー
ンに比べて風綿の付着が非常に少ない)の各端に、前後
が固定されている。そして通常は、駆動プーリー50側
にある空ケンス置場1と実ケンス置場2との間の原点で
待機している。従動プーリー51には、周囲に30個程
の歯状突起を有する有歯円盤55が固定してあり、有歯
円盤55の縁付近には、その歯数をカウントするセンサ
ー56が設けてある。センサー56がカウントする有歯
円盤55の歯数とトロッコTの移動距離との間には相関
関係があるので、原点からそれぞれの錘までのトロッコ
Tの移動距離及びケンス交換に必要なトロッコTの移動
距離を有歯円盤55の歯数に対応して、ケンス交換制御
盤6内のコンピューターにプログラムしておく。
【0024】ロボット下部12のスライバーカット部に
よるスライバー切断作業が終了してロボット上部11内
のビーム式通信装置よりスライバー切断完了信号がケン
ス交換制御盤6へ送られると、駆動プーリー50に回転
指令が出され、センサー56がプログラムされた有歯円
盤55の歯数をカウントし終わるまで、トロッコTは原
点から走行し、ケンス要交換錘に至る。
よるスライバー切断作業が終了してロボット上部11内
のビーム式通信装置よりスライバー切断完了信号がケン
ス交換制御盤6へ送られると、駆動プーリー50に回転
指令が出され、センサー56がプログラムされた有歯円
盤55の歯数をカウントし終わるまで、トロッコTは原
点から走行し、ケンス要交換錘に至る。
【0025】トロッコTには、図7ないし図9に示すご
とく、ケンス交換時に作用するターンテーブル57、斜
面を有する爪58aの付いた板バネ58、爪59aの付
いた板バネ支持体59、位置決め用レバー60、ピン保
持用レバー61等が備えられている。
とく、ケンス交換時に作用するターンテーブル57、斜
面を有する爪58aの付いた板バネ58、爪59aの付
いた板バネ支持体59、位置決め用レバー60、ピン保
持用レバー61等が備えられている。
【0026】ターンテーブル57は、トロッコTの後方
に固定された軸62に回転自在に支持されており、その
上面は、各所のケンスの置かれる面とほぼ同じ高さにな
っている。板バネ支持体59は、ターンテーブル57の
中心と周縁の略中程に回転自在に支持された軸63に固
定されている。また、板バネ58の基部は、板バネ支持
体59に固定されている。そして、板バネ58は、それ
自体がバネとなっている。板バネ58の爪58aと板バ
ネ支持体59の爪59aとの間には、図9に示すごとく
ケンスの下端の縁部を受け入れて挟持する間隙が形成さ
れている。更に軸63には、レバー64が固定されてい
る。レバー64の自由端には、ピン65が固定されてお
り、そのピン65は、トロッコTの底板に形成したカム
溝66に係合している。カム溝66の形状は、ケンス交
換時における爪58aの移動軌跡lがほぼ直線となるよ
うに設計されている。こうすることによって、交換され
るケンスと隣接するケンスとの衝突が避けられる。ま
た、板バネ58の先端近くの下方には、水平に外側を向
いたカム67が固定されており、トロッコTの軸62よ
りやや前方の側壁内には先端がやや上方に位置する固定
カム68が固定されている。ターンテーブル57が回転
してカム67と固定カム68とが重なる位置にきたとき
に、ケンスが板バネ58に乗って下がっていると、カム
67は固定カム68の下側に位置し、板バネ58上にケ
ンスがないと、カム67は固定カム68の上側に位置す
る。
に固定された軸62に回転自在に支持されており、その
上面は、各所のケンスの置かれる面とほぼ同じ高さにな
っている。板バネ支持体59は、ターンテーブル57の
中心と周縁の略中程に回転自在に支持された軸63に固
定されている。また、板バネ58の基部は、板バネ支持
体59に固定されている。そして、板バネ58は、それ
自体がバネとなっている。板バネ58の爪58aと板バ
ネ支持体59の爪59aとの間には、図9に示すごとく
ケンスの下端の縁部を受け入れて挟持する間隙が形成さ
れている。更に軸63には、レバー64が固定されてい
る。レバー64の自由端には、ピン65が固定されてお
り、そのピン65は、トロッコTの底板に形成したカム
溝66に係合している。カム溝66の形状は、ケンス交
換時における爪58aの移動軌跡lがほぼ直線となるよ
うに設計されている。こうすることによって、交換され
るケンスと隣接するケンスとの衝突が避けられる。ま
た、板バネ58の先端近くの下方には、水平に外側を向
いたカム67が固定されており、トロッコTの軸62よ
りやや前方の側壁内には先端がやや上方に位置する固定
カム68が固定されている。ターンテーブル57が回転
してカム67と固定カム68とが重なる位置にきたとき
に、ケンスが板バネ58に乗って下がっていると、カム
67は固定カム68の下側に位置し、板バネ58上にケ
ンスがないと、カム67は固定カム68の上側に位置す
る。
【0027】位置決め用レバー60は、ターンテーブル
57の周縁部に固定した軸69に揺動自在に支持され、
通常は基部に作用する図示しないバネの力によってトロ
ッコTの側壁から直角、且つ、水平に突出している。位
置決め用レバー60の自由端には、やや前方に屈折した
棒状部60aと棒状部60aの後方基部に形成された凹
部60bが存在する。ピン保持用レバー61は、位置決
め用レバー60の中間よりやや先端部側に軸70によっ
て揺動自在に支持されており、ピンPを一旦保持すれ
ば、外力がかからなければ、開放しないような形状にな
っている。そのフック61aは、ケンスの引き出し時
に、位置決め用レバー60が各錘毎に床面に配された錘
決めピンPから外れないようにするためのものである。
71は、トロッコTの底部に固定されたストッパーであ
り、トロッコTが戻るときにピン保持用レバー61に当
接して、フック61aを開く方向にピン保持用レバー6
1を揺動させるためのものである。なお、錘決めピンP
は、空ケンスステーション1及び実ケンスステーション
2のケンス上げ下ろし位置にも設けてある。
57の周縁部に固定した軸69に揺動自在に支持され、
通常は基部に作用する図示しないバネの力によってトロ
ッコTの側壁から直角、且つ、水平に突出している。位
置決め用レバー60の自由端には、やや前方に屈折した
棒状部60aと棒状部60aの後方基部に形成された凹
部60bが存在する。ピン保持用レバー61は、位置決
め用レバー60の中間よりやや先端部側に軸70によっ
て揺動自在に支持されており、ピンPを一旦保持すれ
ば、外力がかからなければ、開放しないような形状にな
っている。そのフック61aは、ケンスの引き出し時
に、位置決め用レバー60が各錘毎に床面に配された錘
決めピンPから外れないようにするためのものである。
71は、トロッコTの底部に固定されたストッパーであ
り、トロッコTが戻るときにピン保持用レバー61に当
接して、フック61aを開く方向にピン保持用レバー6
1を揺動させるためのものである。なお、錘決めピンP
は、空ケンスステーション1及び実ケンスステーション
2のケンス上げ下ろし位置にも設けてある。
【0028】トロッコTによってケンス要交換錘から空
ケンスC’を取り出すには、先ず、トロッコTの前進に
よって、位置決め用レバー60が各錘の錘決めピンPに
当たって後方への揺動、復帰を繰り返し、その錘を少し
通り過ぎて一定距離バックする。そしてその後、前進す
ることにより位置決め用レバー60の凹部60bにケン
ス要交換錘の錘決めピンPが入ってその錘を定める。こ
の動作を更に詳しく説明すると、ケンス要交換錘を少し
通り過ぎたときに、位置決め用レバー60はその錘の錘
決めピンPから外れて紡績装置側に真っ直ぐ突き出した
状態にある。そして一定距離バックすることにより、位
置決め用レバー60の棒状部60aがその錘の錘決めピ
ンPと当接した状態となる。その後の前進によってその
錘決めピンPは、棒状部60aに沿って凹部60bに入
り込み、ピン保持用レバー61のフック61aによって
抱え込まれ、図7の状態になる。次に、この状態からト
ロッコTが前進すると、位置決め用レバー60は錘決め
ピンPに押されてターンテーブル57が回転し、それに
つれて板バネ支持体59、レバー64もターンテーブル
57と共に回転するので、ピン65はカム溝66内を移
動して板バネ58、板バネ支持体59が空ケンスC’側
に回動する。そして、板バネ58の爪58aが空ケンス
C’の下に滑り込み、その底の縁を引っかける。その
際、図8に示すごとく、カム67は固定カム68の上を
通るので、爪58aは下がらず、無理やり空ケンスC’
の底縁を持ち上げて掬い取ることになる。その時点でト
ロッコは後退を開始し、逆に、ピン保持用レバー61の
フック61aが錘決めピンPに引っ張られてターンテー
ブル57が逆回転し、板バネ58、板バネ支持体59は
空ケンスC’を引っかけたまま元の位置に戻ってトロッ
コT上に空ケンスC’が載せられる。そして、ピン保持
用レバー61がストッパー71に当たってフック61a
が開き、錘決めピンPは位置決め用レバー60の凹部6
0bから脱出する。なお、前述したように、ケンス要交
換錘からトロッコTへの空ケンスC’の引取りの有無
は、天井搬送車SR1下のロボットRのセンサー42によ
って確認される。
ケンスC’を取り出すには、先ず、トロッコTの前進に
よって、位置決め用レバー60が各錘の錘決めピンPに
当たって後方への揺動、復帰を繰り返し、その錘を少し
通り過ぎて一定距離バックする。そしてその後、前進す
ることにより位置決め用レバー60の凹部60bにケン
ス要交換錘の錘決めピンPが入ってその錘を定める。こ
の動作を更に詳しく説明すると、ケンス要交換錘を少し
通り過ぎたときに、位置決め用レバー60はその錘の錘
決めピンPから外れて紡績装置側に真っ直ぐ突き出した
状態にある。そして一定距離バックすることにより、位
置決め用レバー60の棒状部60aがその錘の錘決めピ
ンPと当接した状態となる。その後の前進によってその
錘決めピンPは、棒状部60aに沿って凹部60bに入
り込み、ピン保持用レバー61のフック61aによって
抱え込まれ、図7の状態になる。次に、この状態からト
ロッコTが前進すると、位置決め用レバー60は錘決め
ピンPに押されてターンテーブル57が回転し、それに
つれて板バネ支持体59、レバー64もターンテーブル
57と共に回転するので、ピン65はカム溝66内を移
動して板バネ58、板バネ支持体59が空ケンスC’側
に回動する。そして、板バネ58の爪58aが空ケンス
C’の下に滑り込み、その底の縁を引っかける。その
際、図8に示すごとく、カム67は固定カム68の上を
通るので、爪58aは下がらず、無理やり空ケンスC’
の底縁を持ち上げて掬い取ることになる。その時点でト
ロッコは後退を開始し、逆に、ピン保持用レバー61の
フック61aが錘決めピンPに引っ張られてターンテー
ブル57が逆回転し、板バネ58、板バネ支持体59は
空ケンスC’を引っかけたまま元の位置に戻ってトロッ
コT上に空ケンスC’が載せられる。そして、ピン保持
用レバー61がストッパー71に当たってフック61a
が開き、錘決めピンPは位置決め用レバー60の凹部6
0bから脱出する。なお、前述したように、ケンス要交
換錘からトロッコTへの空ケンスC’の引取りの有無
は、天井搬送車SR1下のロボットRのセンサー42によ
って確認される。
【0029】空ケンスC’を載せてトロッコTが原点ま
で戻るときに、空ケンスは、次のようにして空ケンスス
テーション1に置かれる。即ち、トロッコTは、空ケン
スC’を置くべき位置の錘決めピンPを少し行き過ぎて
位置決め用レバー60の棒状部60aがその錘決めピン
Pと当接した状態となる。そして、少し戻るとその錘決
めピンPは、棒状部60aに沿って凹部60bに入り込
み、ピン保持用レバー61のフック61aによって抱え
込まれ、図7の状態になる。このとき空ケンスC’をつ
かんでいる爪58aは、図9に示すごとく、空ケンス
C’の自重により少し下がっている。従って、トロッコ
Tの前進(被駆動プーリー51側への移動)によるター
ンテーブル57の回転に伴って、板バネ58のカム57
が固定カム68に重なろうとする位置にきたときには、
カム67は固定カム68の下側に位置している。更にト
ロッコTが前進してターンテーブル57が回転すると、
受渡し位置では、カム67が固定カム68に沿って滑り
下り、爪58aは完全に空ケンスC’の底の縁から外
れ、空ケンスC’は爪59aに押されて空ケンスステー
ション1に移される。
で戻るときに、空ケンスは、次のようにして空ケンスス
テーション1に置かれる。即ち、トロッコTは、空ケン
スC’を置くべき位置の錘決めピンPを少し行き過ぎて
位置決め用レバー60の棒状部60aがその錘決めピン
Pと当接した状態となる。そして、少し戻るとその錘決
めピンPは、棒状部60aに沿って凹部60bに入り込
み、ピン保持用レバー61のフック61aによって抱え
込まれ、図7の状態になる。このとき空ケンスC’をつ
かんでいる爪58aは、図9に示すごとく、空ケンス
C’の自重により少し下がっている。従って、トロッコ
Tの前進(被駆動プーリー51側への移動)によるター
ンテーブル57の回転に伴って、板バネ58のカム57
が固定カム68に重なろうとする位置にきたときには、
カム67は固定カム68の下側に位置している。更にト
ロッコTが前進してターンテーブル57が回転すると、
受渡し位置では、カム67が固定カム68に沿って滑り
下り、爪58aは完全に空ケンスC’の底の縁から外
れ、空ケンスC’は爪59aに押されて空ケンスステー
ション1に移される。
【0030】空ケンスステーション1に空ケンスC’を
置いたトロッコTは再び原点に戻り、次に実ケンスステ
ーション2へ実ケンスCを取りに行く。その動作は、ト
ロッコTが実ケンスCを取り出すべき位置の錘決めピン
Pを少し行き過ぎ、少し戻って錘決めピンPが位置決め
用レバー60の凹部60bに入り込む以外は、前述の空
ケンスC’の取り出しにおけるものとほぼ同様である。
置いたトロッコTは再び原点に戻り、次に実ケンスステ
ーション2へ実ケンスCを取りに行く。その動作は、ト
ロッコTが実ケンスCを取り出すべき位置の錘決めピン
Pを少し行き過ぎ、少し戻って錘決めピンPが位置決め
用レバー60の凹部60bに入り込む以外は、前述の空
ケンスC’の取り出しにおけるものとほぼ同様である。
【0031】実ケンスCを取り出したトロッコTは、一
旦原点に戻り、その後ケンス要交換錘まで移動し、空ケ
ンスステーション1への空ケンスC’の押し出し動作と
同様にして、実ケンスCを挿入する。
旦原点に戻り、その後ケンス要交換錘まで移動し、空ケ
ンスステーション1への空ケンスC’の押し出し動作と
同様にして、実ケンスCを挿入する。
【0032】最後に、図1、図10ないし図12を参照
して、ケンスステーション3を中心とするケンスの動き
について説明をする。図示しない練篠機とケンスステー
ション3との間を結ぶレール7に沿って先の天井走行搬
送車SRとは別の天井走行搬送車が移動することによっ
て、スライバー端がケンス外へ垂らされた状態の実ケン
スCが練篠機から実ケンスステーション2へ運び込ま
れ、空ケンスC’が空ケンスステーション1から練篠機
へ運び出されるが、ケンスステーション3及び3’での
天井走行搬送車と空ケンスステーション1、実ケンスス
テーション2とのケンスのやり取りは、次に説明する機
構によってなされる。
して、ケンスステーション3を中心とするケンスの動き
について説明をする。図示しない練篠機とケンスステー
ション3との間を結ぶレール7に沿って先の天井走行搬
送車SRとは別の天井走行搬送車が移動することによっ
て、スライバー端がケンス外へ垂らされた状態の実ケン
スCが練篠機から実ケンスステーション2へ運び込ま
れ、空ケンスC’が空ケンスステーション1から練篠機
へ運び出されるが、ケンスステーション3及び3’での
天井走行搬送車と空ケンスステーション1、実ケンスス
テーション2とのケンスのやり取りは、次に説明する機
構によってなされる。
【0033】図10には、天井走行搬送車が吊下するケ
ンス載置板PBを空ケンスステーション1の床レベルまで
下げてケンスステーション3上で停止している状態が示
されている。空ケンスステーション1には、空ケンス
C’の取り出し要求信号のある度毎に順次駆動するエン
ドレスのベルトコンベアー80があり、そのベルトコン
ベアー80によって運ばれる空ケンスC’は、空ケンス
ステーション1とケンス載置板PBとの間に股がった状態
で止まるが、その空ケンスC’を完全にケンス載置部に
載せるのは、ケンスステーション3内に設けた図10に
示す機構によってなされる。
ンス載置板PBを空ケンスステーション1の床レベルまで
下げてケンスステーション3上で停止している状態が示
されている。空ケンスステーション1には、空ケンス
C’の取り出し要求信号のある度毎に順次駆動するエン
ドレスのベルトコンベアー80があり、そのベルトコン
ベアー80によって運ばれる空ケンスC’は、空ケンス
ステーション1とケンス載置板PBとの間に股がった状態
で止まるが、その空ケンスC’を完全にケンス載置部に
載せるのは、ケンスステーション3内に設けた図10に
示す機構によってなされる。
【0034】その機構は、周囲にネジ溝を有し、空ケン
スステーション1の方向を向いた、図示しないモーター
によって駆動されるスクリューシャフト81と、スクリ
ューシャフト81に螺合する台82に揺動自在に支持さ
れ、通常はバネ83によって水平姿勢を維持し、前端に
上方に突出するフック83aを有するプラー83と、空
ケンス置場1から最も離れたプラー83の移動終端部付
近に設けられ、プラー83の後端と係合してプラー83
のフック83a側を下げるカム85とよりなっている。
そして、フック83aの前側には斜面が形成してある。
なお、カム85の代わりにプラー83の後端に作用する
ソレノイドを設けてもよい。なお、天井走行搬送車が吊
下するケンス載置板PBには、プラー83の移動用スリッ
トが形成されている。
スステーション1の方向を向いた、図示しないモーター
によって駆動されるスクリューシャフト81と、スクリ
ューシャフト81に螺合する台82に揺動自在に支持さ
れ、通常はバネ83によって水平姿勢を維持し、前端に
上方に突出するフック83aを有するプラー83と、空
ケンス置場1から最も離れたプラー83の移動終端部付
近に設けられ、プラー83の後端と係合してプラー83
のフック83a側を下げるカム85とよりなっている。
そして、フック83aの前側には斜面が形成してある。
なお、カム85の代わりにプラー83の後端に作用する
ソレノイドを設けてもよい。なお、天井走行搬送車が吊
下するケンス載置板PBには、プラー83の移動用スリッ
トが形成されている。
【0035】この機構によれば、ベルトコンベアー80
によって空ケンスC’が空ケンスステーション1から運
ばれ、ケンスステーション3’上で天井走行搬送車から
下降停止しているケンス載置板PBとの間に股がるとき
に、空ケンスステーション1近くにあるプラー83のフ
ック83a前側の斜面が空ケンスC’の底の縁に押し下
げられ、空ケンスC’の底の縁はフック83aと係合す
る。その状態でスクリューシャフト81を回転させる
と、プラー83は空ケンスC’をケンス載置板PBに引き
込む。そして、プラー83がカム85と係合してフック
83aが空ケンスC’の底の縁から外れて移載が完了す
る。天井走行搬送車に複数の空ケンスC’収納スペース
がある場合には、更に天井走行搬送車を移動させて空い
ているペースに同様にして空ケンスC’を移載する。
によって空ケンスC’が空ケンスステーション1から運
ばれ、ケンスステーション3’上で天井走行搬送車から
下降停止しているケンス載置板PBとの間に股がるとき
に、空ケンスステーション1近くにあるプラー83のフ
ック83a前側の斜面が空ケンスC’の底の縁に押し下
げられ、空ケンスC’の底の縁はフック83aと係合す
る。その状態でスクリューシャフト81を回転させる
と、プラー83は空ケンスC’をケンス載置板PBに引き
込む。そして、プラー83がカム85と係合してフック
83aが空ケンスC’の底の縁から外れて移載が完了す
る。天井走行搬送車に複数の空ケンスC’収納スペース
がある場合には、更に天井走行搬送車を移動させて空い
ているペースに同様にして空ケンスC’を移載する。
【0036】図11には、ケンス載置板PBが天井走行搬
送車から実ケンスステーション2の床レベルまで下げら
れてケンスステーション3上で停止している状態が示さ
れている。その天井走行搬送車のケンス載置板PBから実
ケンステーション2の図示しないベルトコンベアー上へ
実ケンスCを移載するには、ケンスステーション3内に
設けた次の機構によってなされる。その機構は、周囲に
ネジ溝を有し、実ケンスステーション2の方向を向い
た、モーター89によって駆動されるスクリューシャフ
ト86と、スクリューシャフト86に螺合する台87に
固定され、前方に突出部88aを有するプッシャー88
とよりなっている。
送車から実ケンスステーション2の床レベルまで下げら
れてケンスステーション3上で停止している状態が示さ
れている。その天井走行搬送車のケンス載置板PBから実
ケンステーション2の図示しないベルトコンベアー上へ
実ケンスCを移載するには、ケンスステーション3内に
設けた次の機構によってなされる。その機構は、周囲に
ネジ溝を有し、実ケンスステーション2の方向を向い
た、モーター89によって駆動されるスクリューシャフ
ト86と、スクリューシャフト86に螺合する台87に
固定され、前方に突出部88aを有するプッシャー88
とよりなっている。
【0037】この機構によれば、天井走行搬送車からケ
ンスステーション3上に実ケンスCを載せたケンス載置
板PBが下降停止すると、スクリューシャフト86が回転
してプッシャー88が実ケンスステーション2側に移動
し、実ケンスCは突出部88aに押されて実ケンスステ
ーション2の図示しないベルトコンベアー上へ押し出さ
れ、移載が完了する。ケンス載置板PBに複数の実ケンス
Cを載置している場合には、更に天井走行搬送車を移動
させて同様に実ケンスCを移載する。
ンスステーション3上に実ケンスCを載せたケンス載置
板PBが下降停止すると、スクリューシャフト86が回転
してプッシャー88が実ケンスステーション2側に移動
し、実ケンスCは突出部88aに押されて実ケンスステ
ーション2の図示しないベルトコンベアー上へ押し出さ
れ、移載が完了する。ケンス載置板PBに複数の実ケンス
Cを載置している場合には、更に天井走行搬送車を移動
させて同様に実ケンスCを移載する。
【0038】実ケンスステーション2へ押し出された実
ケンスCは、先行する実ケンスCがトロッコTによって
取り出される度毎に、実ケンスステーション2のベルト
コンベアーに運ばれて実ケンスステーション2の最前部
に向けて移動するが、実ケンスステーション2の最前部
では、実ケンスCのスライバー端の垂れ下がり位置が制
御される。実ケンスCのスライバー端は、前述のごと
く、スライバー継ぎ時に吸い口39によって吸いやすく
するために、紡績装置Sにおける配備状態で実ケンスC
の後方の縁から外に垂れ下がった状態としなければなら
ない。図12によって以下に説明する装置は、トロッコ
Tによる実ケンスCの出し入れ時における回転を考慮し
て前列に置かれる実ケンスCでは、スライバー端を前方
(紡績装置S側)に垂れ下げ、後列に置かれる実ケンス
Cでは、スライバー端を後方に垂れ下げる向きに実ケン
スCを回転させる姿勢制御装置である。なお、この姿勢
制御は、空気紡績装置Sの定長カウンターS’から実ケ
ンスステーション2のケンス交換制御盤6にケンス交換
信号が出されたときにケンス要交換錘が前列に属するも
のか、後列に属するものかを判断してから、それぞれに
適した回転が選択されてなされる。
ケンスCは、先行する実ケンスCがトロッコTによって
取り出される度毎に、実ケンスステーション2のベルト
コンベアーに運ばれて実ケンスステーション2の最前部
に向けて移動するが、実ケンスステーション2の最前部
では、実ケンスCのスライバー端の垂れ下がり位置が制
御される。実ケンスCのスライバー端は、前述のごと
く、スライバー継ぎ時に吸い口39によって吸いやすく
するために、紡績装置Sにおける配備状態で実ケンスC
の後方の縁から外に垂れ下がった状態としなければなら
ない。図12によって以下に説明する装置は、トロッコ
Tによる実ケンスCの出し入れ時における回転を考慮し
て前列に置かれる実ケンスCでは、スライバー端を前方
(紡績装置S側)に垂れ下げ、後列に置かれる実ケンス
Cでは、スライバー端を後方に垂れ下げる向きに実ケン
スCを回転させる姿勢制御装置である。なお、この姿勢
制御は、空気紡績装置Sの定長カウンターS’から実ケ
ンスステーション2のケンス交換制御盤6にケンス交換
信号が出されたときにケンス要交換錘が前列に属するも
のか、後列に属するものかを判断してから、それぞれに
適した回転が選択されてなされる。
【0039】この姿勢制御装置は、固定軸90に揺動自
在に支持された枠体91に設置された駆動ローラー92
と、位置固定の回転自在のフリーローラー93と、固定
軸94に揺動自在に支持のローラー支持腕95に回転自
在に支持されたアイドルローラー96と、枠体91等の
適所に設けたスライバー端検知センサー97とよりなっ
ており、駆動ローラー92は、枠体91の一端に係合す
るエアーシリンダー98によって、実ケンスCが姿勢制
御装置の位置に進入したときに、実ケンスC側に回動さ
れる。そして、実ケンスCが駆動ローラー92、フリー
ローラー93、アイドルローラー96に取り囲まれる
と、スライバー端検知センサー97が実ケンスCの外へ
垂れたスライバー端を検知するまで、駆動ローラー92
がゆっくり回転して一旦止まる。その後、駆動ローラー
92には、ケンス要交換錘の属するケンス列に対応した
回転が与えられる。また、ローラー支持腕95には、長
孔95aが形成してあり、その長孔95aには、回転シ
リンダー99の腕100の先端のピン101が係合して
いる。トロッコTが実ケンスCを引き取るときには、回
転シリンダー99を回転させてローラー支持腕95及び
アイドルローラー96を支障のない位置に退避すること
ができる。なお、図12中の102は、実ケンスステー
ション2のベルトコンベアーである。
在に支持された枠体91に設置された駆動ローラー92
と、位置固定の回転自在のフリーローラー93と、固定
軸94に揺動自在に支持のローラー支持腕95に回転自
在に支持されたアイドルローラー96と、枠体91等の
適所に設けたスライバー端検知センサー97とよりなっ
ており、駆動ローラー92は、枠体91の一端に係合す
るエアーシリンダー98によって、実ケンスCが姿勢制
御装置の位置に進入したときに、実ケンスC側に回動さ
れる。そして、実ケンスCが駆動ローラー92、フリー
ローラー93、アイドルローラー96に取り囲まれる
と、スライバー端検知センサー97が実ケンスCの外へ
垂れたスライバー端を検知するまで、駆動ローラー92
がゆっくり回転して一旦止まる。その後、駆動ローラー
92には、ケンス要交換錘の属するケンス列に対応した
回転が与えられる。また、ローラー支持腕95には、長
孔95aが形成してあり、その長孔95aには、回転シ
リンダー99の腕100の先端のピン101が係合して
いる。トロッコTが実ケンスCを引き取るときには、回
転シリンダー99を回転させてローラー支持腕95及び
アイドルローラー96を支障のない位置に退避すること
ができる。なお、図12中の102は、実ケンスステー
ション2のベルトコンベアーである。
【0040】ケンス自動交換装置の構成は以上の通りで
あるが、次に、紡績装置Sの背後に並べられたケンスが
空になったときのケンス交換手順を、図13を参照し
て、簡単に説明する。なお、図13中の各ブロックに付
された符号は、ケンス交換制御盤6以外は、各制御盤が
属する装置の符号にダッシュを付して記載している。
あるが、次に、紡績装置Sの背後に並べられたケンスが
空になったときのケンス交換手順を、図13を参照し
て、簡単に説明する。なお、図13中の各ブロックに付
された符号は、ケンス交換制御盤6以外は、各制御盤が
属する装置の符号にダッシュを付して記載している。
【0041】天井搬送車が、吊り下げたケンス載置板PB
に実ケンスCを載せて、練篠機よりケンスステーション
3にやってくると、実ケンスCは、ケンスステーション
3のプッシャー88によってケンス載置板PBから実ケン
スステーション2へ下ろされる(図11)。紡績装置S
のある錘のケンスが空に近づくと、定長カウンターS’
より錘番号信号ADD及びケンス交換信号CHGがケン
ス交換制御盤6へ出され、その錘の精紡が停止する。ケ
ンス搬送制御盤3”からケンス交換制御盤6へケンス交
換可の信号READYが送られ、ケンス交換制御盤6よ
りケンス搬送制御盤3”へ前列交換指令信号FRNT−
P又は後列交換指令信号BAK−Pが出されると、ベル
トコンベアー102よって順次運ばれ、実ケンスステー
ション2の最前端位置にきた実ケンスCは、その位置で
駆動ローラー92によって、実ケンスCの縁から垂れ下
がっているスライバー端をケンス要交換錘の属するケン
ス列(前列又は後列)に応じた所定位置にくるように回
転させる。ケンス交換制御盤6より天井走行搬送車SRの
制御盤SR’へ錘番号信号ADD、交換開始信号SRT及
びレール切換信号AL−CHGが出され、天井走行搬送
車の制御盤SR’からケンス交換制御盤6へ受信確認信号
RCV、天井走行搬送車SRの原点着信号ALL−EN
D、レール切換確認信号RL−Pが出されると、天井走
行搬送車SRが原点からケンス要交換錘へ走行する。そし
て、天井走行搬送車の制御盤SR’からロボット上部11
のスライバー継ぎ制御盤11’へ位置合わせ信号FIT
−Pが出され、ロボットRが天井走行搬送車SRから降下
してケンス要交換錘の所定位置に位置決めがなされる。
スライバー継ぎ制御盤11’から天井走行搬送車の制御
盤SR’へ位置合わせ終了信号ENDが出されると、ロボ
ット下部12が空ケンスC’から紡績装置Sへ延びるス
ライバーを切断する。スライバー継ぎ制御盤11’から
ケンス交換制御盤6へスライバー切断完了信号C−RS
Tが出され、トロッコTが原点からケンス要交換錘まで
走行し、空ケンスC’を引き取って原点に戻り、その空
ケンスC’を空ケンスステーション1に置く。そしてト
ロッコTは再び原点に戻り、次に実ケンスステーション
2より実ケンスを取り込み、一旦原点に戻ってケンス要
交換錘まで走行し、そこへ実ケンスCを挿入する。実ケ
ンス挿入を天井走行搬送車SRのセンサー43が確認する
と、ロボット下部12がスライバー継ぎ動作を行なう。
その後、ロボットTは天井走行搬送車SRに引上げられ、
天井走行搬送車SRは原点へ戻る。ケンス交換、スライバ
ー継ぎ動作中に、天井走行搬送車の制御盤SR’からケン
ス交換制御盤6へ受信確認信号RCVが出されることに
よって、ケンス交換制御盤6から定長カウンターS’へ
ケンス交換、スライバー継ぎ動作中信号ALL.BUS
Yが出され、他の錘のケンス交換は受付られない。天井
走行搬送車の制御盤SR’からケンス交換制御盤6へ天井
走行搬送車SRの原点着信号ALL−ENDが出さると、
ケンス交換、スライバー継ぎ動作中信号ALL.BUS
Yが途絶える。なお、紡績装置Sの各錐からは直接手動
によって定長カウンターS’へリセット信号RSTを送
ることもできる。
に実ケンスCを載せて、練篠機よりケンスステーション
3にやってくると、実ケンスCは、ケンスステーション
3のプッシャー88によってケンス載置板PBから実ケン
スステーション2へ下ろされる(図11)。紡績装置S
のある錘のケンスが空に近づくと、定長カウンターS’
より錘番号信号ADD及びケンス交換信号CHGがケン
ス交換制御盤6へ出され、その錘の精紡が停止する。ケ
ンス搬送制御盤3”からケンス交換制御盤6へケンス交
換可の信号READYが送られ、ケンス交換制御盤6よ
りケンス搬送制御盤3”へ前列交換指令信号FRNT−
P又は後列交換指令信号BAK−Pが出されると、ベル
トコンベアー102よって順次運ばれ、実ケンスステー
ション2の最前端位置にきた実ケンスCは、その位置で
駆動ローラー92によって、実ケンスCの縁から垂れ下
がっているスライバー端をケンス要交換錘の属するケン
ス列(前列又は後列)に応じた所定位置にくるように回
転させる。ケンス交換制御盤6より天井走行搬送車SRの
制御盤SR’へ錘番号信号ADD、交換開始信号SRT及
びレール切換信号AL−CHGが出され、天井走行搬送
車の制御盤SR’からケンス交換制御盤6へ受信確認信号
RCV、天井走行搬送車SRの原点着信号ALL−EN
D、レール切換確認信号RL−Pが出されると、天井走
行搬送車SRが原点からケンス要交換錘へ走行する。そし
て、天井走行搬送車の制御盤SR’からロボット上部11
のスライバー継ぎ制御盤11’へ位置合わせ信号FIT
−Pが出され、ロボットRが天井走行搬送車SRから降下
してケンス要交換錘の所定位置に位置決めがなされる。
スライバー継ぎ制御盤11’から天井走行搬送車の制御
盤SR’へ位置合わせ終了信号ENDが出されると、ロボ
ット下部12が空ケンスC’から紡績装置Sへ延びるス
ライバーを切断する。スライバー継ぎ制御盤11’から
ケンス交換制御盤6へスライバー切断完了信号C−RS
Tが出され、トロッコTが原点からケンス要交換錘まで
走行し、空ケンスC’を引き取って原点に戻り、その空
ケンスC’を空ケンスステーション1に置く。そしてト
ロッコTは再び原点に戻り、次に実ケンスステーション
2より実ケンスを取り込み、一旦原点に戻ってケンス要
交換錘まで走行し、そこへ実ケンスCを挿入する。実ケ
ンス挿入を天井走行搬送車SRのセンサー43が確認する
と、ロボット下部12がスライバー継ぎ動作を行なう。
その後、ロボットTは天井走行搬送車SRに引上げられ、
天井走行搬送車SRは原点へ戻る。ケンス交換、スライバ
ー継ぎ動作中に、天井走行搬送車の制御盤SR’からケン
ス交換制御盤6へ受信確認信号RCVが出されることに
よって、ケンス交換制御盤6から定長カウンターS’へ
ケンス交換、スライバー継ぎ動作中信号ALL.BUS
Yが出され、他の錘のケンス交換は受付られない。天井
走行搬送車の制御盤SR’からケンス交換制御盤6へ天井
走行搬送車SRの原点着信号ALL−ENDが出さると、
ケンス交換、スライバー継ぎ動作中信号ALL.BUS
Yが途絶える。なお、紡績装置Sの各錐からは直接手動
によって定長カウンターS’へリセット信号RSTを送
ることもできる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0043】即ち、紡績装置におけるケンスの交換を完
全に自動化することができ、紡績装置の稼働率を上げる
ことができる。
全に自動化することができ、紡績装置の稼働率を上げる
ことができる。
【図1】この発明のケンス自動交換装置の概略配置図で
ある。 ある。
ある。 ある。
【図2】同じくケンス自動交換装置の概略側面図であ
る。
る。
【図3】側板を除去したロボット上部の側面図である。
【図4】圧空接続部の一部破談側面図である。
【図5】ロボット下部におけるスライバーカット部の概
略側面図である。
略側面図である。
【図6】ロボット下部におけるスライバー継ぎ部の概略
側面図である。
側面図である。
【図7】トロッコの平面図である。
【図8】板バネにケンスを載せていない場合のカムと固
定カムとの関係を示す側面図である。
定カムとの関係を示す側面図である。
【図9】板バネにケンスを載せている場合のカムと固定
カムとの関係を示す側面図である。
カムとの関係を示す側面図である。
【図10】ケンスステーションにおけるケンス引込み装
置の背面図である。
置の背面図である。
【図11】ケンスステーションにおけるケンス押出し装
置の背面図である。
置の背面図である。
【図12】実ケンスステーションにおけるケンス位置決
め装置の平面図である。
め装置の平面図である。
【図13】この発明のケンス自動交換装置における各装
置間の信号のやり取りを説明するブロック線図である。
置間の信号のやり取りを説明するブロック線図である。
1 空ケンスステーション ケンスステーション 3 ケンスステーション 3’ ケンスステーション C 実ケンス C’ 空ケンス L 天井走行搬送車の走行レール R スライバー継ぎロボット S 紡績装置 SR 天井走行搬送車 T トロッコ
Claims (1)
- 【請求項1】紡績装置背後のスライバーケンス列に沿っ
て走行し、原点と実ケンス要求信号の発せられた錘との
間を2往復してほぼ空になったケンスの取出し、実ケン
スの補充を各往復過程毎に順に行なうトロッコと、その
錘と空ケンスとの間に延びるスライバーを切断し、切断
された紡績装置側のスライバー端と実ケンスのスライバ
ー端とを継ぐスライバー継ぎロボットと、そのロボット
を吊下し、実ケンス要求信号によってその錘まで走行す
る天井走行搬送車と、トロッコから下ろされる空ケンス
が置かれる空ケンスステーションと、トロッコへ引取ら
れる実ケンスが置かれる実ケンスステーションと、空ケ
ンスステーションよりの空ケンスの排出及び実ケンスス
テーションへの実ケンスの供給が行なわれるケンスステ
ーションとよりなるケンス自動交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14396091A JPH0768009B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ケンス自動交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14396091A JPH0768009B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ケンス自動交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04341467A JPH04341467A (ja) | 1992-11-27 |
| JPH0768009B2 true JPH0768009B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15351057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14396091A Expired - Fee Related JPH0768009B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ケンス自動交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768009B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111910302B (zh) * | 2019-05-09 | 2024-07-02 | 北自所(北京)科技发展股份有限公司 | 预并至条并卷的条筒自动输送暂存系统及方法 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14396091A patent/JPH0768009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04341467A (ja) | 1992-11-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |