JPH0768102B2 - 化粧料用の添加剤の製造方法および化粧料 - Google Patents
化粧料用の添加剤の製造方法および化粧料Info
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- JPH0768102B2 JPH0768102B2 JP2131915A JP13191590A JPH0768102B2 JP H0768102 B2 JPH0768102 B2 JP H0768102B2 JP 2131915 A JP2131915 A JP 2131915A JP 13191590 A JP13191590 A JP 13191590A JP H0768102 B2 JPH0768102 B2 JP H0768102B2
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- cosmetics
- cosmetic
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、化粧料用の添加剤および化粧料に関し、詳
しくは、化粧水や整髪料等の化粧料に対して、増粘剤や
毛髪固定剤等として添加され、天然の紅藻から抽出され
るカラギーナンを有効成分とする添加剤を製造する方法
と、このような添加剤が添加された化粧料に関するもの
である。
しくは、化粧水や整髪料等の化粧料に対して、増粘剤や
毛髪固定剤等として添加され、天然の紅藻から抽出され
るカラギーナンを有効成分とする添加剤を製造する方法
と、このような添加剤が添加された化粧料に関するもの
である。
カラギーナンは、アイリッシュモスと呼ばれる海藻その
他の紅藻類から抽出される天然の高分子多糖類の1種で
あり、増粘性やゲル化性等の性質を有することから、各
種食品の増粘剤やゲル化剤として広く利用されている。
また、前記増粘性等に優れていることや、天然物質であ
って人体に無害であること等から、化粧料の増粘剤等と
して利用されたり、整髪料の毛髪固定剤としても利用さ
れている。
他の紅藻類から抽出される天然の高分子多糖類の1種で
あり、増粘性やゲル化性等の性質を有することから、各
種食品の増粘剤やゲル化剤として広く利用されている。
また、前記増粘性等に優れていることや、天然物質であ
って人体に無害であること等から、化粧料の増粘剤等と
して利用されたり、整髪料の毛髪固定剤としても利用さ
れている。
従来、前記各用途に使用されていたカラギーナンは、紅
藻類の原藻をアルカリあるいは120℃程度の高温で抽出
して得られたものであった。原藻をアルカリや高温で抽
出するのは、カラギーナンの抽出率を高めるため、ある
いは、高粘度でゲル化性の高いカラギーナンを得るため
である。
藻類の原藻をアルカリあるいは120℃程度の高温で抽出
して得られたものであった。原藻をアルカリや高温で抽
出するのは、カラギーナンの抽出率を高めるため、ある
いは、高粘度でゲル化性の高いカラギーナンを得るため
である。
ところが、従来のカラギーナンを化粧料の添加剤として
使用した場合、温度変化に伴って粘度が変わったり、ゾ
ルまたはゲルの状態変化を起こしたりするという欠点が
ある。そのため、例えば、寒冷地と温暖地あるいは夏期
と冬期の違いで、化粧料の性能や使用感が異なるものと
なり、品質性能の安定性に問題があった。
使用した場合、温度変化に伴って粘度が変わったり、ゾ
ルまたはゲルの状態変化を起こしたりするという欠点が
ある。そのため、例えば、寒冷地と温暖地あるいは夏期
と冬期の違いで、化粧料の性能や使用感が異なるものと
なり、品質性能の安定性に問題があった。
また、従来のカラギーナンは、アルコール等の有機溶媒
に対する相溶性が悪いため、これらの有機溶媒を含む整
髪料や化粧水等への配合には量的に限界があり、カラギ
ーナンの機能を充分に発揮させることができなかった。
さらに、従来のカラギーナンは、陽イオン、例えばN
a+、K+、NH4 +、Ca++等に対する反応性があり、過度の増
粘やゲル化、不溶化等を起こすために、前記のような陽
イオンを含む化粧料、例えば高Na+濃度のシャンプー等
にはカラギーナンを添加することはできず、適用できる
化粧料の範囲が狭かった。
に対する相溶性が悪いため、これらの有機溶媒を含む整
髪料や化粧水等への配合には量的に限界があり、カラギ
ーナンの機能を充分に発揮させることができなかった。
さらに、従来のカラギーナンは、陽イオン、例えばN
a+、K+、NH4 +、Ca++等に対する反応性があり、過度の増
粘やゲル化、不溶化等を起こすために、前記のような陽
イオンを含む化粧料、例えば高Na+濃度のシャンプー等
にはカラギーナンを添加することはできず、適用できる
化粧料の範囲が狭かった。
そこで、この発明の課題は、従来のカラギーナンが有し
ていた温度変化による特性変化や有機溶媒に対する相溶
性の悪さ、陽イオンに対する反応性等の問題を解消し
て、化粧料に対するカラギーナンの優れた改質作用のみ
を効果的に利用することができる化粧料用の添加剤を製
造する方法、およびこの添加剤を添加した化粧料を提供
することにある。
ていた温度変化による特性変化や有機溶媒に対する相溶
性の悪さ、陽イオンに対する反応性等の問題を解消し
て、化粧料に対するカラギーナンの優れた改質作用のみ
を効果的に利用することができる化粧料用の添加剤を製
造する方法、およびこの添加剤を添加した化粧料を提供
することにある。
上記課題を解決する、この発明にかかる化粧料用の添加
剤の製造方法は、カラギーナンを含む原藻から非アルカ
リ抽出により抽出液を得る工程と、抽出液をアルコール
中に投入して沈殿物を生成させる工程と、生成された沈
殿物を回収し乾燥させて固形物を得る工程とを備えてい
る。
剤の製造方法は、カラギーナンを含む原藻から非アルカ
リ抽出により抽出液を得る工程と、抽出液をアルコール
中に投入して沈殿物を生成させる工程と、生成された沈
殿物を回収し乾燥させて固形物を得る工程とを備えてい
る。
カラギーナンを含む原藻としては、カラギーナンを有効
に含むものであれば任意の海藻が使用でき、例えば、従
来のカラギーナン製造に利用されていた各種の紅藻類が
使用できる。
に含むものであれば任意の海藻が使用でき、例えば、従
来のカラギーナン製造に利用されていた各種の紅藻類が
使用できる。
非アルカリ抽出は、従来のカラギーナン製造に採用され
ているアルカリ抽出ではなく、アルカリを使用せずに温
水あるいは熱水のみで抽出する方法である。具体的な抽
出装置や抽出条件は、通常の天然原料からの有効成分の
抽出と同様でよい。例えば、前記原藻を乾燥させて粉砕
したものを、適当な温度の温水中に浸漬すれば、原藻中
の有効成分が抽出される。この抽出液に対して、必要に
応じて、濾過処理や濃縮処理、沈澱処理、乾燥処理等を
行って、有効成分を含む粉粒等の固体状あるいは液体状
の添加剤が得られるが、この発明では、前記抽出工程で
得られた抽出液をアルコール中に投入して沈殿物を生成
させる。つぎに、前記工程で生成された沈殿物を回収し
乾燥させて、目的とする固体状の添加剤を得る。
ているアルカリ抽出ではなく、アルカリを使用せずに温
水あるいは熱水のみで抽出する方法である。具体的な抽
出装置や抽出条件は、通常の天然原料からの有効成分の
抽出と同様でよい。例えば、前記原藻を乾燥させて粉砕
したものを、適当な温度の温水中に浸漬すれば、原藻中
の有効成分が抽出される。この抽出液に対して、必要に
応じて、濾過処理や濃縮処理、沈澱処理、乾燥処理等を
行って、有効成分を含む粉粒等の固体状あるいは液体状
の添加剤が得られるが、この発明では、前記抽出工程で
得られた抽出液をアルコール中に投入して沈殿物を生成
させる。つぎに、前記工程で生成された沈殿物を回収し
乾燥させて、目的とする固体状の添加剤を得る。
前記抽出工程における抽出温度は、目的とするカラギー
ナン成分を効率良く得るために100℃以下で行い、好ま
しくは約30〜100℃で行う。抽出温度が100℃を超える
と、得られるカラギーナンの粘度が高くなったり、ゲル
化性が強くなるので、化粧料用の添加剤としては不適当
である。
ナン成分を効率良く得るために100℃以下で行い、好ま
しくは約30〜100℃で行う。抽出温度が100℃を超える
と、得られるカラギーナンの粘度が高くなったり、ゲル
化性が強くなるので、化粧料用の添加剤としては不適当
である。
得られた添加剤は、任意の化粧料に添加して使用するこ
とができる。化粧料としては、化粧水等の皮膚につける
皮膚化粧料、整髪料やシャンプー等の毛髪化粧料等があ
り、この発明の添加剤は、前記のような各種化粧料に対
して、適度な増粘作用や毛髪固定作用等の改質効果を付
与できる。
とができる。化粧料としては、化粧水等の皮膚につける
皮膚化粧料、整髪料やシャンプー等の毛髪化粧料等があ
り、この発明の添加剤は、前記のような各種化粧料に対
して、適度な増粘作用や毛髪固定作用等の改質効果を付
与できる。
カラギーナンを含む原藻から非アルカリ抽出で抽出され
た有効成分は、適度な増粘性や良好な毛髪固定力を備え
ていると同時に、温度に対する依存性がなくなり、環境
温度が変わっても品質性能が劣化しなくなる。また、ア
ルコール等の有機溶媒との相溶性も良くなり、陽イオン
に対する反応性もなくなる。このような作用が生じる理
由は次ぎのように考えられる。
た有効成分は、適度な増粘性や良好な毛髪固定力を備え
ていると同時に、温度に対する依存性がなくなり、環境
温度が変わっても品質性能が劣化しなくなる。また、ア
ルコール等の有機溶媒との相溶性も良くなり、陽イオン
に対する反応性もなくなる。このような作用が生じる理
由は次ぎのように考えられる。
カラギーナンは、構造の異なる複数種の高分子成分から
構成されている。従来のアルカリ抽出により得られてい
たカラギーナンは、主に、κ−カラギーナンやι−カラ
ギーナン等を有効成分とするものである。これらの、κ
−カラギーナンやι−カラギーナン等は、ゲル化性が非
常に高く、温度によって粘度が変化したり容易にゲル化
するようになったりする。また、有機溶媒に溶けず、陽
イオンとの反応性も高いという性質を有している。その
ため、これらの性質を利用する食品用のゲル化剤等とし
ては非常に好ましいものである。しかし、これらの性質
は、前記したように、化粧料の添加剤としては好ましく
ない場合が多い。
構成されている。従来のアルカリ抽出により得られてい
たカラギーナンは、主に、κ−カラギーナンやι−カラ
ギーナン等を有効成分とするものである。これらの、κ
−カラギーナンやι−カラギーナン等は、ゲル化性が非
常に高く、温度によって粘度が変化したり容易にゲル化
するようになったりする。また、有機溶媒に溶けず、陽
イオンとの反応性も高いという性質を有している。その
ため、これらの性質を利用する食品用のゲル化剤等とし
ては非常に好ましいものである。しかし、これらの性質
は、前記したように、化粧料の添加剤としては好ましく
ない場合が多い。
これに対し、この発明のような非アルカリ抽出では、カ
ラギーナンのうちの、μ−カラギーナンやν−カラギー
ナン、λ−カラギーナンが多く抽出される。そして、こ
れらの非アルカリ抽出で得られたカラギーナン成分は、
温度による粘性やゲル化性の変化がなく、有機溶媒との
相溶性が良く、陽イオンに対する反応性もないので、前
記したような、この発明の添加剤の有する特性もしくは
作用が発揮されるものと考えられる。
ラギーナンのうちの、μ−カラギーナンやν−カラギー
ナン、λ−カラギーナンが多く抽出される。そして、こ
れらの非アルカリ抽出で得られたカラギーナン成分は、
温度による粘性やゲル化性の変化がなく、有機溶媒との
相溶性が良く、陽イオンに対する反応性もないので、前
記したような、この発明の添加剤の有する特性もしくは
作用が発揮されるものと考えられる。
特に、前記した非アルカリ抽出で得られた抽出液を、ア
ルコール中に投入して沈殿物を生成させ、この沈殿物を
回収し乾燥させて添加剤を得ることにより、添加剤に
は、前記抽出液に含まれる成分のうち、アルコール中で
沈殿物を生成する成分のみが含まれることになる。前記
抽出液に含まれていてもアルコール中で沈殿物を生成し
ない成分は、添加剤には含まれないことになる。
ルコール中に投入して沈殿物を生成させ、この沈殿物を
回収し乾燥させて添加剤を得ることにより、添加剤に
は、前記抽出液に含まれる成分のうち、アルコール中で
沈殿物を生成する成分のみが含まれることになる。前記
抽出液に含まれていてもアルコール中で沈殿物を生成し
ない成分は、添加剤には含まれないことになる。
前記のような沈殿物に含まれる成分を有効成分とする添
加剤が、前記のような優れた特性を有しているのであ
る。
加剤が、前記のような優れた特性を有しているのであ
る。
また、前記のような沈殿物は、乾燥することで粉末化さ
せることができる。粉末化された添加剤は、取り扱いが
容易であり、化粧料への添加も簡単に行える。
せることができる。粉末化された添加剤は、取り扱いが
容易であり、化粧料への添加も簡単に行える。
−添加剤の製造− 乾燥した原藻(Eucheuma spinosum)の粉砕物100gを、4
5℃に保持した温水5000ml中に一昼夜浸漬した後、珪藻
土濾過を行って抽出液4000mlを得た。得られた抽出液を
250mlまで減圧濃縮した後、濃縮液をエタノール5000ml
中に投入して有効成分を沈澱させた。沈澱物を回収して
60〜70℃で乾燥することにより、固体状の添加剤が得ら
れた。この添加剤は、ν−カラギーナンを主成分とする
ものであった。
5℃に保持した温水5000ml中に一昼夜浸漬した後、珪藻
土濾過を行って抽出液4000mlを得た。得られた抽出液を
250mlまで減圧濃縮した後、濃縮液をエタノール5000ml
中に投入して有効成分を沈澱させた。沈澱物を回収して
60〜70℃で乾燥することにより、固体状の添加剤が得ら
れた。この添加剤は、ν−カラギーナンを主成分とする
ものであった。
−添加剤の性状− 前項で得られた添加剤〔実施例1〕と市販のカラギーナ
ン(ι−カラギーナン)〔比較例1〕について各種性状
を比較した。
ン(ι−カラギーナン)〔比較例1〕について各種性状
を比較した。
(a)粘度 それぞれの試験品を50〜60℃で加熱溶解して試料を調製
し、下記第1表の条件で粘度を測定した。測定装置とし
て、BM型回転粘度計を用い、60rpmで測定した。
し、下記第1表の条件で粘度を測定した。測定装置とし
て、BM型回転粘度計を用い、60rpmで測定した。
上記結果をみれば、従来のカラギーナンを使用している
比較例1の場合、例えば、濃度2.0wt%の欄で、10℃と4
0℃では粘度が20倍以上も変化しているのに対し、実施
例1では、同じ欄の粘度変化は3.6倍でしかなく、この
発明の添加剤は、温度による粘度の変化が非常に少ない
ことが判る。
比較例1の場合、例えば、濃度2.0wt%の欄で、10℃と4
0℃では粘度が20倍以上も変化しているのに対し、実施
例1では、同じ欄の粘度変化は3.6倍でしかなく、この
発明の添加剤は、温度による粘度の変化が非常に少ない
ことが判る。
(b)有機溶媒相溶性 実施例1および比較例1の試験品について、それぞれの
含有量が0.5wt%になるようにエタノール水溶液を調製
し、20℃での溶液の状態を観察した。溶液の調製は、50
〜60℃の温水に試験品を溶解した後、エタノールを添加
した。第2表に、試験結果を示している。
含有量が0.5wt%になるようにエタノール水溶液を調製
し、20℃での溶液の状態を観察した。溶液の調製は、50
〜60℃の温水に試験品を溶解した後、エタノールを添加
した。第2表に、試験結果を示している。
上記の結果をみれば、実施例1は比較例1に比べて、は
るかにアルコールに対する相溶性が高いことが判る。
るかにアルコールに対する相溶性が高いことが判る。
(c)耐塩性 実施例1および比較例1の試験品について、それぞれの
含有量が0.5wt%となる塩化ナトリウム溶液を調製し、2
0℃における溶液の状態を観察した。溶液の調製は、所
定量の試験品とNaClに精製水を加え、加熱攪拌して溶解
させた。
含有量が0.5wt%となる塩化ナトリウム溶液を調製し、2
0℃における溶液の状態を観察した。溶液の調製は、所
定量の試験品とNaClに精製水を加え、加熱攪拌して溶解
させた。
上記試験結果によれば、比較例1では塩化ナトリウムす
なわち陽イオンと反応して沈澱物を形成するのに対し、
実施例1では透明な溶液のままで陽イオンとの反応は全
く生じていないことが判る。
なわち陽イオンと反応して沈澱物を形成するのに対し、
実施例1では透明な溶液のままで陽イオンとの反応は全
く生じていないことが判る。
(d)毛髪固定力 実施例1および比較例1に加え、従来の合成化合物から
なる毛髪固定剤としてポリビニルピロリドン(ルビスコ
ールK−90:商品名、BASF社製)(比較例1.1)を試験品
として使用した。各試験品から所定濃度に調製された試
料溶液を、長さ15cmの毛束1gに塗布した後、毛束をロッ
ドに巻いて乾燥させ、乾燥後の見かけの長さL1を測定し
た。次ぎに、相対湿度90%以上の雰囲気下で1時間保持
した後、再び見かけの長さL2を測定した。L1およびL2の
値から次式により毛髪固定力を算出した。
なる毛髪固定剤としてポリビニルピロリドン(ルビスコ
ールK−90:商品名、BASF社製)(比較例1.1)を試験品
として使用した。各試験品から所定濃度に調製された試
料溶液を、長さ15cmの毛束1gに塗布した後、毛束をロッ
ドに巻いて乾燥させ、乾燥後の見かけの長さL1を測定し
た。次ぎに、相対湿度90%以上の雰囲気下で1時間保持
した後、再び見かけの長さL2を測定した。L1およびL2の
値から次式により毛髪固定力を算出した。
毛髪固定力%= (15−L2)/(15−L1) ×100…(1) 第4表に測定結果を示している。
上記試験結果をみれば、実施例1は何れの比較例に比べ
ても毛髪固定力が優れており、特に、濃度が低くても充
分な効果を発揮できることが判る。
ても毛髪固定力が優れており、特に、濃度が低くても充
分な効果を発揮できることが判る。
−化粧料の製造− (a)化粧水 前記実施例1の添加剤を用いて化粧水を製造し、添加剤
を使用しない場合と性能の比較を行った。下記第5表に
化粧水の配合を示している。
を使用しない場合と性能の比較を行った。下記第5表に
化粧水の配合を示している。
上記実施例2および比較例2の化粧水を、10名のパネラ
ーが使用し、そのときの使用感について評価を行った。
第6表に試験結果を示している。
ーが使用し、そのときの使用感について評価を行った。
第6表に試験結果を示している。
上記試験結果をみれば、この発明にかかる添加剤を添加
した化粧水は、従来の化粧水に比べて、はるかに使用感
に優れていることが判る。
した化粧水は、従来の化粧水に比べて、はるかに使用感
に優れていることが判る。
(b)ジェルタイプ整髪料 前記実施例1の添加剤を用いてジェルタイプ整髪料を製
造し、前記比較例1の添加剤を用いた場合、および、前
記ポリビニルピロリドン(ルビスコールK−90)を用い
た場合と性能の比較を行った。下記第7表に整髪料の配
合を示す。
造し、前記比較例1の添加剤を用いた場合、および、前
記ポリビニルピロリドン(ルビスコールK−90)を用い
た場合と性能の比較を行った。下記第7表に整髪料の配
合を示す。
上記のようにして製造された各整髪料に対して、次の項
目について比較評価した。
目について比較評価した。
(a)セット力およびべとつき感 10名のパネラーが、頭髪に塗布し、ドライヤーで乾燥し
た後、相対湿度80%の環境で2時間たってから、セット
力およびべとつき感を評価した。
た後、相対湿度80%の環境で2時間たってから、セット
力およびべとつき感を評価した。
(b)外観性 整髪料を、25℃と5℃の温度環境下に16時間放置した
後、外観状態の変化をみた。
後、外観状態の変化をみた。
第8表に試験結果を示している。
上記試験結果をみれば、この発明にかかる添加剤を添加
したジェルタイプの整髪料は、従来のカラギーナンある
いは合成添加剤を使用したものに比べて、セット力が高
くべとつき感が無いと同時に環境温度が変化しても外観
状態が変わらないという優れた性能を有していることが
判る。
したジェルタイプの整髪料は、従来のカラギーナンある
いは合成添加剤を使用したものに比べて、セット力が高
くべとつき感が無いと同時に環境温度が変化しても外観
状態が変わらないという優れた性能を有していることが
判る。
(c)シャンプー 前記実施例1の添加剤を用いてシャンプーを製造し、添
加剤を使用しない場合と性能の比較を行った。下記第9
表に整髪料の配合を示している。
加剤を使用しない場合と性能の比較を行った。下記第9
表に整髪料の配合を示している。
上記配合の各シャンプーを、10名のパネラーが使用し、
ドライヤーで乾燥した後の仕上がり感を評価した。その
結果を第10表に示している。
ドライヤーで乾燥した後の仕上がり感を評価した。その
結果を第10表に示している。
上記試験の結果、この発明にかかる添加剤を用いること
によって、シャンプーの使用性能を向上できることが判
る。
によって、シャンプーの使用性能を向上できることが判
る。
以上に述べたこの発明にかかる化粧料用の添加剤の製造
方法は、前記のような非アルカリによる抽出工程、抽出
液のアルコールによる沈殿工程、沈殿物の乾燥工程を備
えているので、得られた添加剤は従来の方法で得られた
添加剤に比べ、化粧料の改質もしくは性能向上効果に優
れたものとなる。
方法は、前記のような非アルカリによる抽出工程、抽出
液のアルコールによる沈殿工程、沈殿物の乾燥工程を備
えているので、得られた添加剤は従来の方法で得られた
添加剤に比べ、化粧料の改質もしくは性能向上効果に優
れたものとなる。
すなわち、温度が変化しても、その特性が変わらないの
で、寒暖さまざまな環境で使用される化粧料に対し、常
に良好な品質性能を発揮させることが可能になる。冷水
にも溶解するので、冷温状態で製造あるいは保管を行う
化粧料にも適用できる。また、従来のカラギーナンが使
用し難かったアルコール等の有機溶媒を含む化粧料にも
充分な量を添加することができ、これらの化粧料の改質
もしくは性能向上を図ることができる。さらに、従来の
カラギーナンが全く使用出来なかった、シャンプー等の
陽イオンを含む化粧料にも何ら支障なく添加することが
できるので、これらの化粧料に対する改質あるいは性能
向上に大きく貢献することができる。
で、寒暖さまざまな環境で使用される化粧料に対し、常
に良好な品質性能を発揮させることが可能になる。冷水
にも溶解するので、冷温状態で製造あるいは保管を行う
化粧料にも適用できる。また、従来のカラギーナンが使
用し難かったアルコール等の有機溶媒を含む化粧料にも
充分な量を添加することができ、これらの化粧料の改質
もしくは性能向上を図ることができる。さらに、従来の
カラギーナンが全く使用出来なかった、シャンプー等の
陽イオンを含む化粧料にも何ら支障なく添加することが
できるので、これらの化粧料に対する改質あるいは性能
向上に大きく貢献することができる。
なお、化粧料に対する具体的な改質もしくは性能向上効
果としては、毛髪化粧料に使用した場合には、毛髪にさ
らさらとした風合や光沢を与えることができ、皮膚化粧
料に使用した場合には、皮膚に滑らかさや保湿性を与え
ることができる。
果としては、毛髪化粧料に使用した場合には、毛髪にさ
らさらとした風合や光沢を与えることができ、皮膚化粧
料に使用した場合には、皮膚に滑らかさや保湿性を与え
ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】カラギーナンを含む原藻から非アルカリ抽
出により抽出液を得る工程と、 抽出液をアルコール中に投入して沈殿物を生成させる工
程と、 生成された沈殿物を回収し乾燥させて固形物を得る工程
と を備える化粧料用の添加剤の製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載の製造方法で得られた添加剤
を含む化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131915A JPH0768102B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 化粧料用の添加剤の製造方法および化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131915A JPH0768102B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 化粧料用の添加剤の製造方法および化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0426609A JPH0426609A (ja) | 1992-01-29 |
| JPH0768102B2 true JPH0768102B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15069164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2131915A Expired - Fee Related JPH0768102B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 化粧料用の添加剤の製造方法および化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768102B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6063915A (en) * | 1998-07-30 | 2000-05-16 | Hercules Incorporated | Carrageenan compositions and methods for their production |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2131915A patent/JPH0768102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0426609A (ja) | 1992-01-29 |
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