JPH0768250B2 - アルキルシリルシアニドの製造方法 - Google Patents
アルキルシリルシアニドの製造方法Info
- Publication number
- JPH0768250B2 JPH0768250B2 JP28288586A JP28288586A JPH0768250B2 JP H0768250 B2 JPH0768250 B2 JP H0768250B2 JP 28288586 A JP28288586 A JP 28288586A JP 28288586 A JP28288586 A JP 28288586A JP H0768250 B2 JPH0768250 B2 JP H0768250B2
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- cyanide
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- alkylsilyl
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アルキルシリルシアニドの製造方法に関す
る。更に詳しくは本発明は、 一般式 R4-nSi(CN)n (1) 〔式中Rはアルキル基、アルケニル基又はアリール基を
示す。nは1又は2を示す。〕 で表わされるアルキルシリルシアニドの製造方法に関す
る。
る。更に詳しくは本発明は、 一般式 R4-nSi(CN)n (1) 〔式中Rはアルキル基、アルケニル基又はアリール基を
示す。nは1又は2を示す。〕 で表わされるアルキルシリルシアニドの製造方法に関す
る。
従来の技術及びその問題点 上記一般式(1)で表わされるアルキルシリルシアニド
は、β−アミノメチルアルコールの合成、アミノニトリ
ル類の合成等における反応試剤として重要な化合物であ
る。
は、β−アミノメチルアルコールの合成、アミノニトリ
ル類の合成等における反応試剤として重要な化合物であ
る。
従来、アルキルシリルシアニドは、一般式 R4-nSi(Cl)n (2) 〔式中R及びnは前記に同じ。〕で表わされるシリルハ
ロゲン化物に、高価なシアン化銀や有毒なシアン化水素
を作用させて製造されてきたが、工業的製法としては難
点を有している。近年シアン化銀やシアン化水素を使用
しない方法として、例えばN−メチルピロリドン溶媒中
でシリルハロゲン化物にシアン化カリウムを作用させる
方法が提案されている。しかしながら、この方法は、使
用される溶媒の還流温度付近(通常は100℃以上)とい
う高温で、しかも20時間以上の長時間に亙って反応を行
なう必要があり、それ故該方法もアルキルシリルシアニ
ドの工業的製造法としては不適当な方法である。
ロゲン化物に、高価なシアン化銀や有毒なシアン化水素
を作用させて製造されてきたが、工業的製法としては難
点を有している。近年シアン化銀やシアン化水素を使用
しない方法として、例えばN−メチルピロリドン溶媒中
でシリルハロゲン化物にシアン化カリウムを作用させる
方法が提案されている。しかしながら、この方法は、使
用される溶媒の還流温度付近(通常は100℃以上)とい
う高温で、しかも20時間以上の長時間に亙って反応を行
なう必要があり、それ故該方法もアルキルシリルシアニ
ドの工業的製造法としては不適当な方法である。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、一般式(1)のアルキルシリルシアニ
ドを緩和な温度条件下に且つ短時間で収率よく製造し得
る方法を提供することにある。
ドを緩和な温度条件下に且つ短時間で収率よく製造し得
る方法を提供することにある。
本発明の方法は、一般式(2)で表わされるシリルハロ
ゲン化物に、マクロポーラスポリマーに担持させたアル
カリ金属シアン化物をN−メチルピロリドン及びアセト
ニトリルからなる群より選ばれた少なくとも1種の反応
溶媒中で反応させて一般式(1)で表わされるアルキル
シリルシアニドを得ることを特徴とするアルキルシリル
シアニドの製造方法である。
ゲン化物に、マクロポーラスポリマーに担持させたアル
カリ金属シアン化物をN−メチルピロリドン及びアセト
ニトリルからなる群より選ばれた少なくとも1種の反応
溶媒中で反応させて一般式(1)で表わされるアルキル
シリルシアニドを得ることを特徴とするアルキルシリル
シアニドの製造方法である。
上記一般式(1)及び(2)において、Rで示されるア
ルキル基にはメチル基、エチル基、ブチル基等が、アル
ケニル基にはビニル基等が、アリール基にはフエニル基
等がそれぞれ包含される。
ルキル基にはメチル基、エチル基、ブチル基等が、アル
ケニル基にはビニル基等が、アリール基にはフエニル基
等がそれぞれ包含される。
本発明では、マクロポーラスポリマーに担持させたアル
カリ金属シアン化物を使用することを必須とする。
カリ金属シアン化物を使用することを必須とする。
マクロポーラスポリマーとしては、従来公知のものを広
く使用でき、例えばアンバーライトXAD−2、アンバー
ライトXAD−4〔いずれもローム アンド ハース社
製〕、ダイヤイオンHPシリーズ〔三菱化成社製〕等を挙
げることができる。また、アルカリ金属シアン化物とし
ては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリウム等
を挙げることができる。アルカリ金属シアン化物の担持
量としては、特に制限がなく広い範囲内で適宜選択が可
能であるが、マクロポーラスポリマー100g当り通常0.1
〜1.0モル程度、好ましくは0.2〜0.5モル程度とするの
がよい。アルカリ金属シアン化物が担持されたマクロポ
ーラスポリマーは、例えばアルカリ金属シアン化物の水
−アルコール混合溶液にマクロポーラスポリマーを浸漬
し、次いで水及びアルコールを留去後、乾燥させること
により、容易に製造され得る。
く使用でき、例えばアンバーライトXAD−2、アンバー
ライトXAD−4〔いずれもローム アンド ハース社
製〕、ダイヤイオンHPシリーズ〔三菱化成社製〕等を挙
げることができる。また、アルカリ金属シアン化物とし
ては、例えばシアン化カリウム、シアン化ナトリウム等
を挙げることができる。アルカリ金属シアン化物の担持
量としては、特に制限がなく広い範囲内で適宜選択が可
能であるが、マクロポーラスポリマー100g当り通常0.1
〜1.0モル程度、好ましくは0.2〜0.5モル程度とするの
がよい。アルカリ金属シアン化物が担持されたマクロポ
ーラスポリマーは、例えばアルカリ金属シアン化物の水
−アルコール混合溶液にマクロポーラスポリマーを浸漬
し、次いで水及びアルコールを留去後、乾燥させること
により、容易に製造され得る。
アルカリ金属シアン化物が担持されたマクロポーラスポ
リマーの使用量としては、特に制限がなく広い範囲内で
適宜選択し得るが、通常原料である一般式(2)のシリ
ルハロゲン化物中の塩素原子1モル当り、アルカリ金属
シアン化物が1〜4モル程度、好ましくは1〜2モル程
度となるような割合で上記ポリマーを使用するのがよ
い。
リマーの使用量としては、特に制限がなく広い範囲内で
適宜選択し得るが、通常原料である一般式(2)のシリ
ルハロゲン化物中の塩素原子1モル当り、アルカリ金属
シアン化物が1〜4モル程度、好ましくは1〜2モル程
度となるような割合で上記ポリマーを使用するのがよ
い。
本発明の反応は、N−メチルピロリドン及びアセトニト
リルからなる群より選ばれた少なくとも1種の反応溶媒
中で行なわれる。本発明の反応は、通常25〜60℃程度の
低温で好適に進行し、一般に0.5〜6時間程度の短時間
で該反応は完結する。
リルからなる群より選ばれた少なくとも1種の反応溶媒
中で行なわれる。本発明の反応は、通常25〜60℃程度の
低温で好適に進行し、一般に0.5〜6時間程度の短時間
で該反応は完結する。
上記反応終了後、固体分を過し、ベンゼン、塩化メチ
レン等の溶媒で固体を洗浄後、該溶媒を留去し蒸留又は
再結晶することにより目的化合物を単離、精製すること
ができる。
レン等の溶媒で固体を洗浄後、該溶媒を留去し蒸留又は
再結晶することにより目的化合物を単離、精製すること
ができる。
発明の効果 本発明の方法では、温和な反応温度下で、しかも短時間
で目的とする一般式(1)のアルキルシリルシアニドを
収率よく製造し得る。
で目的とする一般式(1)のアルキルシリルシアニドを
収率よく製造し得る。
実施例 以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
参考例1 シアン化ナトリウム1.47g(30ミリモル)を約5mlの水に
溶解した後、約50mlのメタノールを加えた。この溶液に
アンバーライトXAD−4(オルガノ(株)製)7.5gを加
え、アスピレーター下、約50℃で水及びメタノールを留
去し、更に減圧下(0.1mmHg)、90℃で4時間乾燥し
て、シアン化ナトリウム1.47gを担持させたアンバーラ
イトXAD−4 7.5gを得た。
溶解した後、約50mlのメタノールを加えた。この溶液に
アンバーライトXAD−4(オルガノ(株)製)7.5gを加
え、アスピレーター下、約50℃で水及びメタノールを留
去し、更に減圧下(0.1mmHg)、90℃で4時間乾燥し
て、シアン化ナトリウム1.47gを担持させたアンバーラ
イトXAD−4 7.5gを得た。
実施例1 アンバーライトXAD−4(7.5g)に担持させたシアン化
ナトリウム(1.47g、30ミリモル)、トリメチルシリル
クロリド(2.60g、24ミリモル)及びN−メチルピロリ
ドン(20ml)の混合物を25℃で0.5時間撹拌した。固形
分を過後、固形分を塩化メチレンで充分に洗浄し、
液と合した。この溶液に内部標準物としてトルエンを加
え、ガスクロマトグラフイーで定量した結果、トリメチ
ルシリルシアニドの生成率は94%であった。
ナトリウム(1.47g、30ミリモル)、トリメチルシリル
クロリド(2.60g、24ミリモル)及びN−メチルピロリ
ドン(20ml)の混合物を25℃で0.5時間撹拌した。固形
分を過後、固形分を塩化メチレンで充分に洗浄し、
液と合した。この溶液に内部標準物としてトルエンを加
え、ガスクロマトグラフイーで定量した結果、トリメチ
ルシリルシアニドの生成率は94%であった。
参考例2 シアン化カリウム1.95g(30ミリモル)を約5mlの水に溶
解した後、約50mlのメタノールを加えた。この溶液にア
ンバーライトXAD−4(オルガノ(株)製)7.5gを加
え、アスピレーター下、約50℃で水及びメタノールを留
去し、更に減圧下(0.1mmHg)、90℃で4時間乾燥し
て、シアン化ナトリウム1.95gを担持させたアンバーラ
イトXAD−4 7.5gを得た。
解した後、約50mlのメタノールを加えた。この溶液にア
ンバーライトXAD−4(オルガノ(株)製)7.5gを加
え、アスピレーター下、約50℃で水及びメタノールを留
去し、更に減圧下(0.1mmHg)、90℃で4時間乾燥し
て、シアン化ナトリウム1.95gを担持させたアンバーラ
イトXAD−4 7.5gを得た。
実施例2 アンバーライトXAD−4(7.5g)に担持させたシアン化
カリウム(1.95g、30ミリモル)、tert−ブチルジメチ
ルシリルクロリド(2.26g、15ミリモル)及びアセトニ
トリル(40ml)の混合物を60℃で4時間撹拌した。固形
分を過後、固形分を塩化メチレン−ベンゼン(1:2)1
00mlで充分に洗浄し、液と合した。この溶液に内部標
準物としてトルエンを加え、ガスクロマトグラフイーで
定量した結果、tert−ブチルジメチルシリルシアニドの
生成率は95%であった。溶媒を留去後、減圧下で蒸留
し、沸点77〜79℃/45mmHgのtert−ブチルジメチルシリ
ルシアニドを1.70g(収率80%)を得た。
カリウム(1.95g、30ミリモル)、tert−ブチルジメチ
ルシリルクロリド(2.26g、15ミリモル)及びアセトニ
トリル(40ml)の混合物を60℃で4時間撹拌した。固形
分を過後、固形分を塩化メチレン−ベンゼン(1:2)1
00mlで充分に洗浄し、液と合した。この溶液に内部標
準物としてトルエンを加え、ガスクロマトグラフイーで
定量した結果、tert−ブチルジメチルシリルシアニドの
生成率は95%であった。溶媒を留去後、減圧下で蒸留
し、沸点77〜79℃/45mmHgのtert−ブチルジメチルシリ
ルシアニドを1.70g(収率80%)を得た。
下記第1表に示すシリルハロゲン化物、アルカリ金属シ
アン化物を使用し、所定温度下に所定時間反応させる以
外は、上記実施例2と同様にして、対応するアルキルシ
リルシアニドを得た。アルキルシリルシアニドの生成率
を第1表に併せて示す。
アン化物を使用し、所定温度下に所定時間反応させる以
外は、上記実施例2と同様にして、対応するアルキルシ
リルシアニドを得た。アルキルシリルシアニドの生成率
を第1表に併せて示す。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 R4-nSi(Cl)n 〔式中Rはアルキル基、アルケニル基又はアリール基を
示す。nは1又は2を示す。〕 で表わされるシリルハロゲン化物に、マクロポーラスポ
リマーに担持させたアルカリ金属シアン化物をN−メチ
ルピロリドン及びアセトニトリルからなる群より選ばれ
た少なくとも1種の反応溶媒中で反応させて一般式 R4-nSi(CN)n 〔式中R及びnは前記に同じ。〕 で表わされるアルキルシリルシアニドを得ることを特徴
とするアルキルシリルシアニドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28288586A JPH0768250B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | アルキルシリルシアニドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28288586A JPH0768250B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | アルキルシリルシアニドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63135393A JPS63135393A (ja) | 1988-06-07 |
| JPH0768250B2 true JPH0768250B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17658349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28288586A Expired - Lifetime JPH0768250B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | アルキルシリルシアニドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768250B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008102661A1 (ja) * | 2007-02-03 | 2008-08-28 | Toyo Kasei Kogyo Co., Ltd. | トリアルキルシリルニトリルの製造方法 |
| JP5029142B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-09-19 | 住友化学株式会社 | シリルシアニド類の製造方法 |
| JP5145773B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-02-20 | 住友化学株式会社 | シリルシアニド類の製造方法 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP28288586A patent/JPH0768250B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63135393A (ja) | 1988-06-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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