JPH0768552A - 成形用原料の供給装置および供給方法 - Google Patents

成形用原料の供給装置および供給方法

Info

Publication number
JPH0768552A
JPH0768552A JP21850893A JP21850893A JPH0768552A JP H0768552 A JPH0768552 A JP H0768552A JP 21850893 A JP21850893 A JP 21850893A JP 21850893 A JP21850893 A JP 21850893A JP H0768552 A JPH0768552 A JP H0768552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
dryer
container
air
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21850893A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Sakai
五雄 酒井
Hideshi Maruyama
秀史 丸山
Kenichi Fujimoto
健一 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Materials Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Materials Co Ltd filed Critical Idemitsu Materials Co Ltd
Priority to JP21850893A priority Critical patent/JPH0768552A/ja
Publication of JPH0768552A publication Critical patent/JPH0768552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原料に混入する不純物濃度を低減でき、成形
品の品質不良を減少できて製品の歩留りを向上できる成
形用原料の供給装置および供給方法の提供。 【構成】 成形用原料が入れられたコンテナ15と乾燥機
20とを原料供給用配管2および戻り配管3で接続して循
環経路4を構成する。ブロワ5により循環経路4内で搬
送用気体を循環させ、コンテナ15から乾燥機20に成形用
原料を搬送する。密閉系の循環経路4内を循環する気体
で原料を搬送するため、開放系の搬送機構を用いる場合
に比べて搬送用気体に混入する塵埃等の不純物が少なく
なり、その結果原料に混入する不純物も少なくなって不
純物混入による成形品の品質不良が少なくなり、製品の
歩留りが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体の基板
等の各種のプラスチック製品の成形用原料を供給する供
給装置および供給方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、射出成形では、成形用原料に水
分が含まれていると成形品の表面にシルバーストリーク
(銀条)等が発生し、不良品となるため、原料が入れら
れたコンテナから射出成形機との間に乾燥機を設け、原
料を十分に乾燥させてから成形機に供給していた。そし
て、このコンテナから乾燥機への成形用原料の供給は、
通常原料供給配管内の搬送用空気を加圧あるいは減圧し
て圧力差を生じさせ、その圧力差を用いて原料を搬送す
ることで行われていた。この際、搬送用空気は、コンテ
ナ部分において大気からフィルターを通して導入され、
原料を搬送した後、乾燥機から大気中に放出されてお
り、いわゆる開放系の搬送機構を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような開放系の搬送機構を用いて原料を供給すると、原
料に塵埃等の不純物が混入され、成形品の品質不良の原
因になるという問題があった。すなわち、搬送用の空気
を大気から導入しているため、フィルターを通しても空
気に含まれる塵埃等の不純物を完全に除去することは難
しく、この不純物が搬送される原料にも混入していた。
そして、このような不純物が含まれた原料を用いて射出
成形をすると、特に光磁気記録媒体の基板のように、極
めて低レベルの不純物濃度が要求される場合には、その
要求に応じることができず、成形品の品質不良となって
製品の歩留りが低下するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、原料に混入する不純物の
濃度を極めて低くでき、不純物混入による成形品の品質
不良を低減できて製品の歩留りを向上できる成形用原料
の供給装置および供給方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の供給装置は、成
形用原料が入れられたコンテナから乾燥機に前記原料を
搬送用気体で搬送する成形用原料の供給装置であって、
原料の搬送用気体をコンテナおよび乾燥機間で循環させ
る循環機構を備え、この循環される搬送用気体で成形用
原料を前記コンテナから乾燥機に搬送していることを特
徴とするものである。この際、前記乾燥機からコンテナ
に搬送用気体を戻す経路には、0.1 μmの粒子を捕捉率
99.99 %以上で捕捉可能なフィルターが設けられている
ことが好ましい。さらに、前記搬送用気体として空気が
用いられ、この空気をコンテナおよび乾燥機間の循環経
路内へ大気から導入する空気導入部が設けられるとも
に、この空気導入部に0.1 μmの粒子を捕捉率99.99 %
以上で捕捉可能なフィルターが設けられていることが好
ましい。また、循環機構としては、例えば循環経路の途
中にブロワ等を設け、経路の一部を加圧あるいは減圧し
て圧力差を生じさせ、その圧力差によって搬送用空気を
循環させる機構等が用いられる。
【0006】本発明の供給方法は、成形用原料が入れら
れたコンテナから乾燥機に前記原料を搬送用気体で搬送
する成形用原料の供給方法であって、前記コンテナから
乾燥機に原料を搬送する気体を、乾燥機からコンテナに
戻して前記搬送用気体をコンテナおよび乾燥機間で循環
させていることを特徴とするものである。この際、前記
乾燥機からコンテナに戻される搬送用気体を、0.1 μm
の粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能なフィルターを
通し、搬送用気体に混入された不純物を除去することが
好ましい。さらに、前記搬送用気体として空気を用い、
コンテナおよび乾燥機間の循環経路内の搬送用気体であ
る空気の圧力が大気圧よりも低くなったときに、0.1 μ
mの粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能なフィルター
を通して不純物を除去した空気を、大気から循環経路内
に導入することが好ましい。
【0007】
【作用】このような本発明においては、コンテナから乾
燥機に原料を搬送する搬送用気体を、コンテナおよび乾
燥機間で循環させて密閉系としているため、搬送用気体
内に含まれる不純物は非常に少なくなり、原料への不純
物混入も少なくなって成形品の品質不良が低減し、製品
の歩留りが向上する。また、成形品の品質不良の原因と
なる塵埃は、0.1 μm程度以上の大きさであるため、搬
送用気体の循環経路内に0.1 μmの粒子を捕捉率99.99
%以上で捕捉可能なフィルターを設ければ、搬送用気体
内に含まれる不純物は極めて少なくなり、これにより不
純物混入による成形品の品質不良も極めて低減し、製品
の歩留りがより一層向上する。さらに、前記搬送用気体
として空気を用い、前記循環経路内の搬送用空気の圧力
が大気圧よりも低くなった際に、空気導入部の0.1 μm
の粒子を捕捉率99.99%以上で捕捉可能なフィルターを
通して大気から空気を導入すれば、始動時等に大気から
導入される空気にも不純物が少なくなり、成形品の品質
不良が低減して製品の歩留りが向上するとともに、循環
経路のフィルターで除去すべき不純物が少ないため、循
環経路のフィルターの寿命も長くなる。また、搬送用気
体として空気を用いれば、安価なシステムとなり、かつ
循環経路内の圧力が大気圧よりも低くなった際にその圧
力差を用いて空気を導入するようにすれば、強制的に空
気を導入する機構を設ける必要がなく、設備費も低減す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。尚、図1においては、発明を理解しやすいよう
に、原料が搬送される部分の配管を実線で記載し、原料
を搬送する空気のみが送られる配管を点線で記載した。
図1に示すように、本実施例の成形用原料の供給装置1
は、搬入されたポリカーボネート等のペレット状の成形
用原料が入れられる材料コンテナ15から、成形用原料
を乾燥する乾燥機20に原料ペレットを供給する装置で
ある。
【0009】材料コンテナ15のホッパ16の下端と乾
燥機20の投入ホッパ21との間は、原料供給用配管2
で接続されている。また、乾燥機20の投入ホッパ21
と材料コンテナ15のホッパ16の下端との間は、原料
を搬送する空気の戻り配管3で接続されている。これら
の各配管2,3は、コンテナ15のホッパ16下端部で
連結されており、一部に乾燥機20の投入ホッパ21が
介在されて循環経路4が構成されている。
【0010】循環経路4の戻り配管3には、ブロワ5、
フィルター6およびバルブ7が順次設けられている。そ
して、バルブ7を開いた状態でブロワ5を作動させる
と、循環経路4内のブロワ5の上流側つまり乾燥機20
側が吸引によって負圧となり、循環経路4内に圧力差が
生じる。この圧力差によって、循環経路4内を搬送用空
気が循環し、材料コンテナ15から乾燥機20に原料ペ
レットが供給される。よって、これら各配管2,3、ブ
ロワ5、バルブ7で供給装置1の循環機構が構成されて
いる。また、フィルター6は、0.1 μmの粒子を捕捉率
99.99 %以上で捕捉可能な高性能のフィルターであり、
循環経路4内を循環する搬送用空気に混入している不純
物を除去するものである。
【0011】循環経路4の戻り配管3のフィルター6の
上流側つまりブロワ5側には、大気から循環経路4内に
空気を導入する空気導入部8が接続されている。この空
気導入路8には、フィルター6と同様な0.1 μmの粒子
を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能な高性能のフィルター
9が設けられ、循環経路4内に導入される空気に混入し
ている不純物を除去するようにされている。
【0012】また、戻り配管3と供給用配管2との間に
は、材料コンテナ15のホッパ16下端に接続された部
分をバイパスするバイパス配管10が接続され、この配
管10には搬送用空気調整用のバルブ11が設けられて
いる。これら配管2,3,10、ブロワ5、フィルター
6,9、バルブ7,11、空気導入部8により、本実施
例における供給装置1が構成されている。尚、原料供給
用配管2は、バルブを有しない配管で構成され、かつ折
曲部分ができるだけ少なくなるように配置されている。
また、配管2の折曲部分は、曲率ができるだけ小さくな
って緩やかな変化となるように構成されている。さら
に、配管2や、材料コンテナ15等の原料ペレットと接
触する機器は、その接触面が電解研磨等によって表面粗
度Rmax =10μm以下とされている。
【0013】材料コンテナ15は、台秤17上に載置さ
れ、この台秤17によってコンテナ15内に貯留された
成形用原料を計量できるようにされている。
【0014】乾燥機20は、材料コンテナ15から配管
2を介して供給される原料ペレットが投入される投入ホ
ッパ21と、投入ホッパ21に投入された原料ペレット
に熱風を吹き当てて乾燥させる乾燥ホッパ22とを備え
ている。投入ホッパ21には、前述のように原料供給用
配管2と搬送用空気の戻り配管3とが接続され、ホッパ
21内の戻り配管3の開口部分には図示しない目皿が配
置されて戻り配管3には搬送用空気のみが流入し、原料
ペレットは乾燥ホッパ22内に落下するように構成され
ている。
【0015】乾燥機20に隣接して、乾燥機20の乾燥
ホッパ22内に熱風を供給する熱風供給装置25が配置
されている。熱風供給装置25は、乾燥ホッパ22内の
空気を吸入する吸入配管26と、この配管26で吸入さ
れた空気を除湿する除湿装置27と、除湿した空気を加
熱する加熱ヒータ28と、加熱した空気の不純物を除去
するフィルター29とを備えて構成されている。
【0016】乾燥機20の乾燥ホッパ22の下端には、
乾燥された原料ペレットを射出成形機等の各種の成形機
40A〜40Cに供給する原料供給用配管31が接続さ
れている。この配管31は、工場のクリーンルーム等に
設置された成形機40A〜40Cの数に応じて分岐さ
れ、これらの分岐管31A〜31Cは、各成形機40A
〜40Cの原料投入ホッパ41A〜41Cに接続されて
いる。
【0017】また、各成形機40A〜40Cのホッパ4
1A〜41Cには、原料ペレットを搬送する空気の戻り
配管32の分岐配管32A〜32Cがそれぞれ接続され
ている。これらの分岐配管32A〜32Cは、1本の戻
り配管32にまとめられ、この配管32は熱風供給装置
25の除湿装置27および加熱ヒータ28の間に接続さ
れている。これらの配管31,31A〜31C,32A
〜32C,32は、加熱ヒータ28、フィルター29、
乾燥ホッパ22を介して連結されており、循環経路33
が構成されている。
【0018】循環経路33の戻り配管32には、ブロワ
34が設けられ、かつ各分岐配管32A〜32Cには、
バルブ35A〜35Cがそれぞれ設けられている。そし
て、バルブ35A〜35Cを開いた状態でブロワ34を
作動させると、供給装置1と同様に圧力差が生じて循環
経路33のバルブ35A〜35Cが開かれた経路のみを
搬送用空気が循環し、乾燥ホッパ22から各成形機40
A〜40Cに原料ペレットが搬送されるように構成され
ている。従って、各配管31,31A〜31C,32,
32A〜32C、ブロワ34、バルブ35A〜35Cで
循環機構が構成されている。
【0019】これら配管31,31A〜31C,32,
32A〜32C、ブロワ34、バルブ35A〜35Cに
より、本実施例において乾燥機20から成形機40A〜
40Cに原料ペレットを搬送する供給装置30が構成さ
れている。尚、配管31,31A〜31Cは、バルブを
有しない配管で構成され、かつ折曲部分ができるだけ少
なくなるように配置されている。また、配管31,31
A〜31Cの折曲部分は、曲率ができるだけ小さくなっ
て緩やかな変化となるように構成されている。さらに、
配管31,31A〜31Cや、乾燥機20、成形機40
A〜40Cのホッパ41A〜41C等の原料ペレットと
接触する機器は、その接触面が電解研磨等によって表面
粗度Rmax =10μm以下とされている。
【0020】このような本実施例においては、まず原料
製造工場等から運んだ成形用原料としてのPC(ポリカ
ーボネート)製の原料ペレットを材料コンテナ15内に
貯留する。そして、戻り配管3のバルブ7を開き、ブロ
ワ5を作動させて循環経路4内で搬送用空気を循環させ
る。この搬送用空気の循環によってコンテナ15のホッ
パ16下端から乾燥機20に原料ペレットが供給され
る。なお、搬送用空気は、密閉系の循環経路4内をほぼ
大気圧の状態で循環しているため、通常は空気導入部8
から循環経路4内に空気が導入されることはないが、プ
ラント始動時や乾燥機20側などに空気が漏れるなどし
て循環経路4内の圧力が低下した際には、空気導入部8
からフィルタ9を通して循環経路4内に自動的に外気が
導入される。
【0021】乾燥機20の投入ホッパ21内に搬送用空
気とともに移送された原料ペレットは、乾燥機20の乾
燥ホッパ22内に落下し、熱風供給機構25によって発
生される乾燥した熱風に当てられて十分に乾燥される。
原料ペレットを搬送した空気は、投入ホッパ21内に設
けられた目皿を通して戻り配管3内に流入し、ブロワ5
が作動されてバルブ7が開かれている間、循環経路4内
を循環している。
【0022】一方、供給装置30のブロワ34を作動
し、各バルブ35A〜35Cを開き、循環経路33内で
搬送用空気を循環させると、乾燥機20内で乾燥された
原料ペレットが乾燥ホッパ22から各成形機40A〜4
0Cの各ホッパ41A〜41Cに搬送される。尚、各バ
ルブ35A〜35Cの開閉は、各成形機40A〜40C
の各ホッパ41A〜41Cに設けられた図示しないレベ
ルセンサによって制御されている。すなわち、ホッパ4
1A〜41C内の原料ペレットが一定レベル以下になっ
た場合には、そのホッパ41A〜41Cに連結された戻
り配管32A〜32Cのバルブが開かれるとともに、ブ
ロワ34が作動されて循環経路33内を搬送用空気が循
環し、原料ペレットが所定のホッパ41A〜41C内に
供給される。一方、すべてのホッパ41A〜41C内の
原料ペレットが一定レベル以上に保持されている間は、
各バルブ35A〜35Cは閉じられ、ブロワ34も停止
されている。
【0023】ホッパ41A〜41Cに投入された原料ペ
レットは、各成形機40A〜40C内に送られ、所定の
製品が成形される。
【0024】このような本実施例においては、材料コン
テナ15から乾燥機20に原料ペレットを供給する際
に、密閉系とされた循環経路4内を循環される搬送用空
気を用いて原料を搬送する供給装置1を用いたので、開
放系の搬送機構を用いた従来に比べて搬送用空気内に含
まれる塵埃等の不純物の濃度を極めて低減でき、その結
果原料の不純物濃度も低くでき、成形機40A〜40C
で成形される製品への不純物の混入も殆ど無くすことが
できる。このため、光磁気記録媒体の基板等のように、
極めて低レベルの不純物混入濃度が要求される製品も生
産することができ、成形品の品質不良が少なくなって製
品の歩留りを向上することができる。同様に、乾燥機2
0から各成形機40A〜40Cに原料ペレットを供給す
る際にも、密閉系とされた循環経路33内を循環される
搬送用空気を用いて原料を搬送する供給装置30を用い
たので、搬送用空気内に含まれる塵埃等の不純物の濃度
を極めて低減でき、極めて低レベルの不純物混入濃度の
製品を生産することができて成形品の品質不良が少なく
なり、製品の歩留りをより向上することができる。
【0025】また、供給装置1の循環経路4には、0.1
μmの粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能な高性能の
フィルター6を配置しているので、密閉系とされた循環
経路4内を循環することで不純物の混入が元々少ない搬
送用空気の不純物を更に除去することができ、これによ
り極めて低レベルの不純物混入濃度の製品を成形するこ
とができる。同様に、供給装置30においても、搬送用
空気はフィルター29を通過されるため、搬送用空気の
不純物を除去することができ、より低レベルの不純物混
入濃度の製品を成形することができる。
【0026】さらに、大気から循環経路4内に空気を導
入する空気導入部8にも、フィルター6と同じ高性能の
フィルター9を配置しているので、循環経路4内に不純
物の混入が少ない空気を導入することができる。このた
め、循環経路4内のフィルター6で除去する不純物が少
なくなり、フィルター6の寿命を長くすることができ
る。また、この空気導入部8からの外気導入は、バルブ
や吸入機等を用いて強制的に行う必要がなく、大気と循
環経路4との圧力バランスの変化によって自動的に行わ
れるため、確実に大気を導入することができるととも
に、設備費を軽減することができる。
【0027】循環経路4のコンテナ15の出口部分をバ
イパスする配管10を設けたので、配管2内に残った原
料ペレットをバイパス配管10を通って循環する空気で
乾燥機20側に供給することもできる。このため、コン
テナ15から供給する原料ペレットの種類を変える場合
等に配管2内の清掃作業を簡単に行うことができ、異な
る種類の原料が混合することも防止できる。
【0028】また、コンテナ15から乾燥機20への原
料ペレットの供給は、ブロワ5を停止したり、バルブ7
を閉めることで中断でき、バルブ7を開いてブロワ5を
作動させれば再開することができるので、原料ペレット
の供給制御を簡単に行うことができる。同様に、乾燥機
20から各成形機40A〜40Cへの原料ペレットの供
給も、ブロワ34およびバルブ35A〜35Cにより簡
単に制御することができる。さらに、バルブ35A〜3
5Cが閉められた経路には、搬送用空気が循環しないた
め、原料ペレットが搬送されず、バルブ35A〜35C
が開かれた経路のみに原料ペレットが搬送されるため、
バルブ35A〜35Cの開閉を制御するだけで、所定の
成形機40A〜40Cのみに原料ペレットを移送するこ
とができる。このため、各配管31A〜31Cに分配用
のバルブを設ける必要が無く、部品点数を少なくできて
設備費を低減することができる。
【0029】また、各供給装置1,30の原料が搬送さ
れる配管2,31,31A〜31Cとしてバルブを有し
ない配管を用いているので、バルブのシールを構成する
テフロン(商品名)等がペレットと擦れてテフロン製の
粉が発生し、この粉が不純物として原料に混入して成形
品の品質不良が発生することを防止できる。さらに、バ
ルブが存在すると、搬送される原料ペレットが配管等と
擦れて発生する原料微粉がバルブ部分に滞留するが、本
実施例ではバルブが存在しないため、原料微粉の滞留を
防止することができる。このため、一定量滞留された原
料微粉がペレットとともに成形機40A〜40Cに投入
され、その一定量まとまった微粉の影響で製品にシルバ
ーストリーク等の不良現象が発生することを防止でき、
製品の品質不良を低下できて歩留りを向上することがで
きる。
【0030】さらに、配管2,31,31A〜31Cや
材料コンテナ15、乾燥機20、ホッパ41A〜41C
等の原料ペレットと接する配管や機器の接触面を、電解
研磨により表面粗度Rmax =10μm以下にしたので、原
料ペレットが配管や機器と擦れた際に生じる微粉の発生
量を低減でき、製品の品質不良をより低下できて歩留り
を向上することができる。
【0031】また、各供給装置1,30とも、原料の搬
送用気体として空気を用いているので、管理が容易で安
価に運転することができる。
【0032】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施例では、循環経路4と空気導入部8との両方に、
高性能のフィルター6,9を配置していたが、何れか一
方のみにフィルターを設けてもよい。但し、両方にフィ
ルター6,9を設ければ、不純物をより確実に除去でき
るとともに、循環経路4側のフィルター6の寿命を長く
することができるという利点がある。
【0033】また、前記実施例では、原料ペレットが移
送される配管2,31,31A〜31Cにバルブを有し
ない配管を用いていたが、必要に応じてバルブを設けて
もよい。但し、バルブを設けないほうが、原料の微粉の
滞留や、シール材からの不純物の発生を防止でき、成形
品の品質不良を少なくできるという利点がある。
【0034】さらに、原料の搬送用気体としては、空気
に限らず、原料に応じて適切な気体を用いればよい。但
し、空気を用いれば、管理が容易で安価であるという利
点がある。尚、搬送用気体を空気以外とする場合には、
空気導入部8に代えてその気体を循環経路4内に導入す
る機構を設ければよい。
【0035】また、供給装置30では、戻り配管32を
熱風供給装置25の加熱ヒータ28に接続していたが、
ブロワ34から乾燥ホッパ22の下端の供給用配管31
に接続してもよい。その他の供給装置1,30や材料コ
ンテナ15、乾燥機20、熱風供給装置25等の具体的
構成は、前記実施例のものに限らず、実施にあたって適
宜設定すればよい。
【0036】
【発明の効果】このような本発明の供給装置および供給
方法によれば、原料を搬送する気体を循環させているた
め、搬送用気体に混入される不純物を少なくでき、よっ
て原料に混入する不純物の濃度を低減でき、低レベルの
不純物濃度の製品を成形することができて、成形品の品
質不良を少なくでき、製品の歩留りを向上できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 供給装置 2 原料供給用配管 3 戻り配管 4 循環経路 5 ブロワ 6,9 フィルター 7 バルブ 8 空気導入部 15 材料コンテナ 20 乾燥機 25 熱風供給装置 30 供給装置 31 原料供給用配管 32 戻り配管 33 循環経路 34 ブロワ 35A〜35C バルブ 40A〜40C 成形機 41A〜41C ホッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用原料が入れられたコンテナから乾
    燥機に前記原料を搬送用気体で搬送する成形用原料の供
    給装置であって、前記コンテナから乾燥機への原料の搬
    送に利用する搬送用気体を、乾燥機からコンテナに戻し
    てコンテナおよび乾燥機間を循環させる循環機構を備え
    ることを特徴とする成形用原料の供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形用原料の供給装置に
    おいて、前記乾燥機からコンテナに搬送用気体を戻す経
    路に、0.1 μmの粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能
    なフィルターを設けたことを特徴とする成形用原料の供
    給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の成形用原料の供給
    装置において、前記搬送用気体として空気を用いるとと
    もに、前記コンテナおよび乾燥機間の搬送用気体の循環
    経路内に大気から空気を導入する空気導入部を設け、こ
    の空気導入部に、0.1 μmの粒子を捕捉率99.99 %以上
    で捕捉可能なフィルターを設けたことを特徴とする成形
    用原料の供給装置。
  4. 【請求項4】 成形用原料が入れられたコンテナから乾
    燥機に前記原料を搬送用気体で搬送する成形用原料の供
    給方法であって、前記コンテナから乾燥機に原料を搬送
    する気体を、乾燥機からコンテナに戻し、前記搬送用気
    体をコンテナおよび乾燥機間で循環させていることを特
    徴とする成形用原料の供給方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の成形用原料の供給方法に
    おいて、前記乾燥機からコンテナに戻される搬送用気体
    を、0.1 μmの粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能な
    フィルターを通して不純物を除去することを特徴とする
    成形用原料の供給方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の成形用原料の供給
    方法において、前記搬送用気体として空気を用い、コン
    テナおよび乾燥機間の循環経路内の搬送用気体である空
    気の圧力が大気圧よりも低くなったときに、0.1 μmの
    粒子を捕捉率99.99 %以上で捕捉可能なフィルターを通
    して不純物を除去した空気を、大気から循環経路内に導
    入することを特徴とする成形用原料の供給方法。
JP21850893A 1993-09-02 1993-09-02 成形用原料の供給装置および供給方法 Pending JPH0768552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21850893A JPH0768552A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 成形用原料の供給装置および供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21850893A JPH0768552A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 成形用原料の供給装置および供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0768552A true JPH0768552A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16721030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21850893A Pending JPH0768552A (ja) 1993-09-02 1993-09-02 成形用原料の供給装置および供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0768552A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001079837A (ja) * 1999-09-17 2001-03-27 Kawata Mfg Co Ltd 減圧乾燥装置
JP2002144335A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nakamura Kagakukogyo Co Ltd 粒状プラスチック材料の乾燥装置
JP2008044183A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Mitsui Chemicals Inc 重合体ペレットの製造方法および重合体ペレット包装体の製造方法
JP2015030191A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社カワタ 粉粒体処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001079837A (ja) * 1999-09-17 2001-03-27 Kawata Mfg Co Ltd 減圧乾燥装置
JP2002144335A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nakamura Kagakukogyo Co Ltd 粒状プラスチック材料の乾燥装置
JP2008044183A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Mitsui Chemicals Inc 重合体ペレットの製造方法および重合体ペレット包装体の製造方法
JP2015030191A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社カワタ 粉粒体処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102701372B1 (ko) 반도체 시스템의 습도 제어
KR102783796B1 (ko) 기판 처리 장치의 파티클 제거 방법 및 기판 처리 장치
KR970007496A (ko) 레지스트 처리 장치 및 레지스트 처리 방법
CN108695206A (zh) 基板搬送装置和基板搬送方法
JPH07506306A (ja) 粉末・顆粒状の,ばら積み可能な材料のための乾燥機の運転の方法と,この方法に従って作動する乾燥機
JPH06234000A (ja) 汚水沈殿物を乾燥する方法とこの方法を実施するための装置
KR100274859B1 (ko) 열처리장치 및 기판처리장치
JPH0768552A (ja) 成形用原料の供給装置および供給方法
US5245762A (en) Sludge drying apparatus and method
JPH0768553A (ja) 成形用原料の供給装置および供給方法
CN114851430A (zh) 粉粒体处理装置及粉粒体处理方法
KR20210037272A (ko) 오븐 챔버
CN111725090A (zh) 半导体生产设备及晶圆背面清洁方法
JPH01181624A (ja) 樹脂材料の気力輪送方法及び装置
JP2003115519A (ja) 半導体装置の製造方法、半導体製造装置、ロードロック室、基板収納ケース、ストッカ
JP2001062830A (ja) 粉粒体の乾燥装置
JP2003224182A (ja) 基板搬送容器の異常検知装置
CN221847679U (zh) 一种双辊涂布机
JPH0719770Y2 (ja) 合成樹脂成形材料の乾燥装置
CN119890074A (zh) 液供给装置、液供给方法以及存储介质
JPH07289878A (ja) 流動層処理装置
JPS602101Y2 (ja) 粉粒体の乾燥兼空気輸送装置
TW202534825A (zh) 液供給裝置、液供給方法及記憶媒體
JPH0614974Y2 (ja) 除湿乾燥機
JP3110406B2 (ja) 研磨装置及び研磨方法