JPH0768554B2 - 洗剤組成物並びに該組成物の製造方法 - Google Patents
洗剤組成物並びに該組成物の製造方法Info
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- JPH0768554B2 JPH0768554B2 JP62234689A JP23468987A JPH0768554B2 JP H0768554 B2 JPH0768554 B2 JP H0768554B2 JP 62234689 A JP62234689 A JP 62234689A JP 23468987 A JP23468987 A JP 23468987A JP H0768554 B2 JPH0768554 B2 JP H0768554B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術的分野 本発明は、アルカリ金属アルミノケイ酸塩ビルダーを含
有し、かつ有効量のアルカリ金属ケイ酸塩をも含有する
洗剤粉末と、噴霧乾燥による該粉末の調製とに係わる。
有し、かつ有効量のアルカリ金属ケイ酸塩をも含有する
洗剤粉末と、噴霧乾燥による該粉末の調製とに係わる。
背景及び先行技術 アルカリ金属のアルミノケイ酸塩は、結晶質(ゼオライ
ト)及び非結晶質のいずれであっても、洗剤粉末中のト
リポリリン酸ナトリウム(STP)に置き換わる有効な洗
浄剤ビルダーであるが、STPの噴霧乾燥粉末の構造に寄
与する能力に比肩し得る能力は有しない。アルカリ金属
のケイ酸塩はしばしば、洗濯機の腐食を低減し、またア
ルカリ度を増大するべく構造材(structurants)として
洗剤粉末中に含有される。しかし、アルミノケイ酸塩と
ケイ酸塩とは洗剤スラリー中に同時に存在する場合好ま
しくない相互作用を起こす場合がある。即ちアルミノケ
イ酸塩の凝集が起こることによって大きい粒子を含む粉
末が得られ、この大きい粒子は洗浄液中での分散が緩慢
であるため洗浄性能の低下を招くことが良く知られてい
る。
ト)及び非結晶質のいずれであっても、洗剤粉末中のト
リポリリン酸ナトリウム(STP)に置き換わる有効な洗
浄剤ビルダーであるが、STPの噴霧乾燥粉末の構造に寄
与する能力に比肩し得る能力は有しない。アルカリ金属
のケイ酸塩はしばしば、洗濯機の腐食を低減し、またア
ルカリ度を増大するべく構造材(structurants)として
洗剤粉末中に含有される。しかし、アルミノケイ酸塩と
ケイ酸塩とは洗剤スラリー中に同時に存在する場合好ま
しくない相互作用を起こす場合がある。即ちアルミノケ
イ酸塩の凝集が起こることによって大きい粒子を含む粉
末が得られ、この大きい粒子は洗浄液中での分散が緩慢
であるため洗浄性能の低下を招くことが良く知られてい
る。
米国特許第4 129 511号(Lion)は、ケイ酸塩を含有す
る洗浄スラリーとアルミノケイ酸塩スラリーとを同じ乾
燥空間内で別個に噴霧乾燥することによって、ケイ酸ナ
トリウム5〜20%及びアルミノケイ酸塩0.5〜5%を含
有する洗剤組成物を製造する方法を開示している。
る洗浄スラリーとアルミノケイ酸塩スラリーとを同じ乾
燥空間内で別個に噴霧乾燥することによって、ケイ酸ナ
トリウム5〜20%及びアルミノケイ酸塩0.5〜5%を含
有する洗剤組成物を製造する方法を開示している。
英国特許第2 013 707B号(Unilever)は、ケイ酸塩を含
有しないかあるいは低ケイ酸塩含有のアルミノケイ酸塩
含有洗剤スラリー中へ、該スラリーがクラッチャーを離
れた後ではあるが噴霧ノズルから噴霧される前に、ケイ
酸ナトリウムの水溶液あるいは水性懸濁液を注入する方
法を開示している。この方法によって、スラリー中での
ケイ酸塩とアルミノケイ酸塩との接触時間が短縮される
が、接触そのものが排除されることはない。
有しないかあるいは低ケイ酸塩含有のアルミノケイ酸塩
含有洗剤スラリー中へ、該スラリーがクラッチャーを離
れた後ではあるが噴霧ノズルから噴霧される前に、ケイ
酸ナトリウムの水溶液あるいは水性懸濁液を注入する方
法を開示している。この方法によって、スラリー中での
ケイ酸塩とアルミノケイ酸塩との接触時間が短縮される
が、接触そのものが排除されることはない。
ヨーロッパ特許第10 247B号(Henkel KGaA)は、ケイ酸
塩を、スラリーに含有させる替わりに後から固体として
噴霧乾燥粉末と混合する方法を開示している。スラリー
はアルミノケイ酸塩、界面活性剤並びに一定の有機金属
イオン封鎖ビルダー物質を含有し、ケイ酸塩は、Na2O:S
iO2モル比2.0〜2.2及び含水量15〜23重量%である高水
溶性の粉末の形態で後配合される。噴霧乾燥に不適当な
他の成分、例えば一定の非イオン性界面活性剤も後配合
され得る。
塩を、スラリーに含有させる替わりに後から固体として
噴霧乾燥粉末と混合する方法を開示している。スラリー
はアルミノケイ酸塩、界面活性剤並びに一定の有機金属
イオン封鎖ビルダー物質を含有し、ケイ酸塩は、Na2O:S
iO2モル比2.0〜2.2及び含水量15〜23重量%である高水
溶性の粉末の形態で後配合される。噴霧乾燥に不適当な
他の成分、例えば一定の非イオン性界面活性剤も後配合
され得る。
この方法で製造した粉末は、アルミノケイ酸塩が小さい
粒子の形態で粉末中に及び続いて洗浄液中にもたらされ
るので、向上した洗浄性能を呈示する。しかし、上記粉
末の物理特性は低い傾向にあり、粉末の強度はしばしば
小さい。
粒子の形態で粉末中に及び続いて洗浄液中にもたらされ
るので、向上した洗浄性能を呈示する。しかし、上記粉
末の物理特性は低い傾向にあり、粉末の強度はしばしば
小さい。
本出願人の1987年4月3日付ヨーロッパ特許出願第87 3
02 911.0号は、固体ケイ酸ナトリウムを、ポリマー物質
である付加的な粉末構造材を含む噴霧乾燥したベース粉
末に後配合する改良された方法を開示している。本出願
人の1987年4月10日付ヨーロッパ特許出願第87 303 15
9.5号も同様の方法を開示して特許請求しており、この
方法において粉末乾燥したベース粉末は、付加的な構造
材として琥珀酸塩を含有する。
02 911.0号は、固体ケイ酸ナトリウムを、ポリマー物質
である付加的な粉末構造材を含む噴霧乾燥したベース粉
末に後配合する改良された方法を開示している。本出願
人の1987年4月10日付ヨーロッパ特許出願第87 303 15
9.5号も同様の方法を開示して特許請求しており、この
方法において粉末乾燥したベース粉末は、付加的な構造
材として琥珀酸塩を含有する。
固体ケイ酸ナトリウムを、噴霧乾燥したベース粉末に後
配合する上記2方法では、ケイ酸ナトリウムが高品質
で、急速に溶解する特性を有することが必要であり、そ
のような高級なケイ酸ナトリウムは高価である。また、
微粉状ともいうべきこの物質を工場内で取り扱うことに
より、安全性に関する問題が生じる恐れがある。
配合する上記2方法では、ケイ酸ナトリウムが高品質
で、急速に溶解する特性を有することが必要であり、そ
のような高級なケイ酸ナトリウムは高価である。また、
微粉状ともいうべきこの物質を工場内で取り扱うことに
より、安全性に関する問題が生じる恐れがある。
本発明の発明者は今や、アルミノケイ酸塩で構成した粉
末にケイ酸ナトリウムを、スラリー中での上記2成分の
接触並びに好ましくない相互作用を回避しつつ導入する
別の方法を発見した。この方法によって、特有の複合顆
粒いcomposite granules)を含む粉末が得られる。
末にケイ酸ナトリウムを、スラリー中での上記2成分の
接触並びに好ましくない相互作用を回避しつつ導入する
別の方法を発見した。この方法によって、特有の複合顆
粒いcomposite granules)を含む粉末が得られる。
発明の内容 本発明は、噴霧乾燥した洗剤組成物を製造する方法であ
って、 i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性あるいは非イオン性洗
浄活性化合物とを含むスラリーを噴霧乾燥塔内へ噴霧す
るステップ、及び ii) 上記噴霧と同時にアルカリ金属ケイ酸塩の水溶液
を別個に前記塔内へ噴霧するステップを含み、前記アル
カリ金属ケイ酸塩溶液の小滴を前記スラリーの小滴及び
/または該スラリー小滴から形成される粉末状顆粒と衝
突させて複合顆粒を形成する方法を提供する。
って、 i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性あるいは非イオン性洗
浄活性化合物とを含むスラリーを噴霧乾燥塔内へ噴霧す
るステップ、及び ii) 上記噴霧と同時にアルカリ金属ケイ酸塩の水溶液
を別個に前記塔内へ噴霧するステップを含み、前記アル
カリ金属ケイ酸塩溶液の小滴を前記スラリーの小滴及び
/または該スラリー小滴から形成される粉末状顆粒と衝
突させて複合顆粒を形成する方法を提供する。
本発明は更に、複合顆粒を含む噴霧乾燥顆粒状洗剤組成
物を提供し、上記複合顆粒は実質的に i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性及び/または非イオン
性洗浄活性化合物とを含むコア顆粒、及び ii) アルカリ金属ケイ酸塩を含む、コーティングある
いは複数個の比較的小さい粒子の形態の外層 から成る。
物を提供し、上記複合顆粒は実質的に i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性及び/または非イオン
性洗浄活性化合物とを含むコア顆粒、及び ii) アルカリ金属ケイ酸塩を含む、コーティングある
いは複数個の比較的小さい粒子の形態の外層 から成る。
発明の具体的記述 本発明は、まず第一に噴霧乾燥法に係わる。洗浄活性化
合物、並びに結晶質あるいは非結晶のアルカリ金属(好
ましくはナトリウム)のアルミノケイ酸塩を含めた通常
のベース粉末成分を含有する洗剤スラリーを、噴霧乾燥
塔内へ通常方法で噴霧する。普通、スラリーを塔上部に
配置した1個以上のノズルから下方へ噴霧し、一方熱風
を、塔の基部近傍に配置した環状導管から上方へ送る。
スラリーの小滴は、落下の際急速に水分を失って顆粒を
形成し、この顆粒は初めは湿って粘着質であるが、落下
するにつれて次第にそうでなくなってゆき、塔基部の収
集地点では比較的乾いた状態になる。スラリーを噴出さ
せるノズルは任意の適当な種類であり得、例えば渦巻き
(swirl)及びチップ(tip)ノズルであり得る。
合物、並びに結晶質あるいは非結晶のアルカリ金属(好
ましくはナトリウム)のアルミノケイ酸塩を含めた通常
のベース粉末成分を含有する洗剤スラリーを、噴霧乾燥
塔内へ通常方法で噴霧する。普通、スラリーを塔上部に
配置した1個以上のノズルから下方へ噴霧し、一方熱風
を、塔の基部近傍に配置した環状導管から上方へ送る。
スラリーの小滴は、落下の際急速に水分を失って顆粒を
形成し、この顆粒は初めは湿って粘着質であるが、落下
するにつれて次第にそうでなくなってゆき、塔基部の収
集地点では比較的乾いた状態になる。スラリーを噴出さ
せるノズルは任意の適当な種類であり得、例えば渦巻き
(swirl)及びチップ(tip)ノズルであり得る。
上記噴霧と同時に、アルカリ金属(好ましくはナトリウ
ム)のケイ酸塩の水溶液を、1個以上の別のノズルから
上記塔内へ別個に噴霧する。スラリー用のノズル同様、
この噴霧に用いるノズルも任意の適当なノズル、例えば
渦巻き及びチップノズルであり得る。
ム)のケイ酸塩の水溶液を、1個以上の別のノズルから
上記塔内へ別個に噴霧する。スラリー用のノズル同様、
この噴霧に用いるノズルも任意の適当なノズル、例えば
渦巻き及びチップノズルであり得る。
2個あるいは2組のノズルの相対位置は厳密なものでは
ないと考えられ、またケイ酸塩溶液の噴霧方向も、スラ
リーの噴霧方向(通常下向きであるが必ずしもそうでな
くともよい)との関係においても、通常上向きである熱
空気流の方向との関係においても厳密なものではないと
考えられる。どのような構成を選択するにせよ、ケイ酸
塩溶液の小滴とスラリー小滴乃至ベース粉末顆粒とが衝
突する可能性を最大にすることが目的である。衝突が生
起する際にスラリー小滴乃至ベース粉末顆粒が湿潤であ
ればあるほど、複合顆粒が形成される機会は大きい。
ないと考えられ、またケイ酸塩溶液の噴霧方向も、スラ
リーの噴霧方向(通常下向きであるが必ずしもそうでな
くともよい)との関係においても、通常上向きである熱
空気流の方向との関係においても厳密なものではないと
考えられる。どのような構成を選択するにせよ、ケイ酸
塩溶液の小滴とスラリー小滴乃至ベース粉末顆粒とが衝
突する可能性を最大にすることが目的である。衝突が生
起する際にスラリー小滴乃至ベース粉末顆粒が湿潤であ
ればあるほど、複合顆粒が形成される機会は大きい。
スラリーを塔頂近傍の位置から下方へ噴霧する場合の好
ましい一つの態様は、ケイ酸塩溶液を、スラリーを噴霧
するレベルより低いレベルから上方へ噴霧することであ
る。この構成において、前記二つの要素が塔内に進入す
るレベルの間隔は明らかに、きわめて広い範囲内で変わ
り得る。間隔が1.0〜4.5メートルであると好ましい粉末
が得られることが判明したが、但し後述するように、粉
末を構成する顆粒は前記間隔の大きさに従属して異な
る。あるいは他の場合には、熱風の入り口とケイ酸塩噴
霧レベルとの間隔を考慮し、この間隔を2.5〜5.0メート
ルとするのが好ましいことが判明した。
ましい一つの態様は、ケイ酸塩溶液を、スラリーを噴霧
するレベルより低いレベルから上方へ噴霧することであ
る。この構成において、前記二つの要素が塔内に進入す
るレベルの間隔は明らかに、きわめて広い範囲内で変わ
り得る。間隔が1.0〜4.5メートルであると好ましい粉末
が得られることが判明したが、但し後述するように、粉
末を構成する顆粒は前記間隔の大きさに従属して異な
る。あるいは他の場合には、熱風の入り口とケイ酸塩噴
霧レベルとの間隔を考慮し、この間隔を2.5〜5.0メート
ルとするのが好ましいことが判明した。
原則として、上記以外の多くの構成を採用することが可
能である。例えば、上記二つの要素は同一レベルから同
一方向へ−好ましくは下方へ−噴霧し得、あるいはまた
ケイ酸塩の噴霧位置をスラリーの噴霧位置より高くし
て、ケイ酸塩溶液を下方へ噴霧することもできる。本発
明の前記英国特許第2 013 707B号の方法と明確に異なる
重要な特徴は、上記二つの要素をそれぞれ別個に噴霧し
た後に初めて両要素の混合が実現するということであ
る。
能である。例えば、上記二つの要素は同一レベルから同
一方向へ−好ましくは下方へ−噴霧し得、あるいはまた
ケイ酸塩の噴霧位置をスラリーの噴霧位置より高くし
て、ケイ酸塩溶液を下方へ噴霧することもできる。本発
明の前記英国特許第2 013 707B号の方法と明確に異なる
重要な特徴は、上記二つの要素をそれぞれ別個に噴霧し
た後に初めて両要素の混合が実現するということであ
る。
噴霧したケイ酸ナトリウム溶液の温度が周囲温度(およ
そ30℃)以下であれば有利であり、それによってケイ酸
塩の乾燥する速度が低下する。噴霧圧力を小さくするこ
とも、比較的大きい小滴が得られるので有利である。こ
れらの方策はいずれも、複合顆粒の形成を実現する衝突
の可能性を増大する。
そ30℃)以下であれば有利であり、それによってケイ酸
塩の乾燥する速度が低下する。噴霧圧力を小さくするこ
とも、比較的大きい小滴が得られるので有利である。こ
れらの方策はいずれも、複合顆粒の形成を実現する衝突
の可能性を増大する。
本発明の方法によって調製した洗剤粉末は、容易に認識
できる複合顆粒の存在を特徴とし、ケイ酸ナトリウムを
スラリーに含有させる方法、あるいはケイ酸ナトリウム
を固体として後配合する方法で製造した粒子とは全く異
なる。複合顆粒は、スラリーに由来するベース粉末のコ
アと、通常部分的あるいは全体的コーティングか、ある
いは分離した複数個の比較的小さい粒子の形態である、
ケイ酸ナトリウムの外層とによって構成される。このよ
うに、本発明は第二に、上記のような複合顆粒を含む洗
剤粉末を提供する。
できる複合顆粒の存在を特徴とし、ケイ酸ナトリウムを
スラリーに含有させる方法、あるいはケイ酸ナトリウム
を固体として後配合する方法で製造した粒子とは全く異
なる。複合顆粒は、スラリーに由来するベース粉末のコ
アと、通常部分的あるいは全体的コーティングか、ある
いは分離した複数個の比較的小さい粒子の形態である、
ケイ酸ナトリウムの外層とによって構成される。このよ
うに、本発明は第二に、上記のような複合顆粒を含む洗
剤粉末を提供する。
複合顆粒の構造及び構成は、スラリー噴霧、ケイ酸塩噴
霧及び熱風進入の相対位置と、各噴霧方向の相互関係
と、熱風移動方向に対する各噴霧の相対的方向と、使用
噴霧機の種類及び噴霧圧力と、ケイ酸塩溶液の進入温度
とに従って変化する。ケイ酸塩溶液がゆっくり乾燥し、
液体であるうちにベース粉末粒子と接触する条件の下
で、多量の被覆粒子が得られる。例えば、ケイ酸塩噴霧
ノズルを動かすことによって複合顆粒の比率を高め得
る。その際、生成物の均質性も増大する。均質な生成物
は不均質な生成物より幾分好ましいが、いずれの生成物
も許容可能であり、本発明の範囲内である。ケイ酸塩溶
液が速く乾燥し、もしくは該溶液の小滴とベース粉末粒
子との接触の前に乾燥する条件の下では、ベース粉末顆
粒と、通常ガラス質の中空球状であるケイ酸塩粒子とが
共に比較的高い比率で別々に得られる。しかしその際、
比較的小さいケイ酸塩粒子がより大きいベース粉末顆粒
の周囲に密集してできた凝集塊も幾らか存在する。これ
らの様々な構造は、電子顕微鏡あるいは顕微鏡写真によ
って直ちに検出できる。
霧及び熱風進入の相対位置と、各噴霧方向の相互関係
と、熱風移動方向に対する各噴霧の相対的方向と、使用
噴霧機の種類及び噴霧圧力と、ケイ酸塩溶液の進入温度
とに従って変化する。ケイ酸塩溶液がゆっくり乾燥し、
液体であるうちにベース粉末粒子と接触する条件の下
で、多量の被覆粒子が得られる。例えば、ケイ酸塩噴霧
ノズルを動かすことによって複合顆粒の比率を高め得
る。その際、生成物の均質性も増大する。均質な生成物
は不均質な生成物より幾分好ましいが、いずれの生成物
も許容可能であり、本発明の範囲内である。ケイ酸塩溶
液が速く乾燥し、もしくは該溶液の小滴とベース粉末粒
子との接触の前に乾燥する条件の下では、ベース粉末顆
粒と、通常ガラス質の中空球状であるケイ酸塩粒子とが
共に比較的高い比率で別々に得られる。しかしその際、
比較的小さいケイ酸塩粒子がより大きいベース粉末顆粒
の周囲に密集してできた凝集塊も幾らか存在する。これ
らの様々な構造は、電子顕微鏡あるいは顕微鏡写真によ
って直ちに検出できる。
典型的な複合粒子は、2〜15重量%のケイ酸ナトリウム
を含有し得る。
を含有し得る。
本発明の方法でベース粉末の形成に用いるスラリーは通
常、生成物中に含まれるべき任意の熱不感応成分を含有
する。この成分にはアルカリ金属のアルミノケイ酸塩で
あるビルダーが含まれ、該ビルダーは最終粉末の10〜60
重量%の量で好ましく存在し得る。本発明の方法及び組
成物に用いるアルカリ金属(好ましくはナトリウム)の
アルミノケイ酸塩は、結晶質でも非晶質でも非晶質で
も、あるいはまた両者の混合でもあり得、一般式 0.8〜1.5Na2O・Al2O3・0.8〜6SiO2 を有する。
常、生成物中に含まれるべき任意の熱不感応成分を含有
する。この成分にはアルカリ金属のアルミノケイ酸塩で
あるビルダーが含まれ、該ビルダーは最終粉末の10〜60
重量%の量で好ましく存在し得る。本発明の方法及び組
成物に用いるアルカリ金属(好ましくはナトリウム)の
アルミノケイ酸塩は、結晶質でも非晶質でも非晶質で
も、あるいはまた両者の混合でもあり得、一般式 0.8〜1.5Na2O・Al2O3・0.8〜6SiO2 を有する。
この物質は幾分かの結合水を含有しており、少なくとも
約50mgCaO/gのカルシウムイオン交換能力を有する必要
がある。(上記式において)好ましいアルミノケイ酸ナ
トリウムはSiO2ユニット1.5〜3.5個を含み、またその粒
子寸法は約100μm以下、好ましくは約20μm以下で、
特に10μm以下である。非晶質のアルミノケイ酸ナトリ
ウムも結晶質のアルミノケイ酸ナトリウムも、文献中に
多く述べられているようにケイ酸ナトリウムとアルミン
酸ナトリウムとを反応させることによって直ちに製造し
得る。
約50mgCaO/gのカルシウムイオン交換能力を有する必要
がある。(上記式において)好ましいアルミノケイ酸ナ
トリウムはSiO2ユニット1.5〜3.5個を含み、またその粒
子寸法は約100μm以下、好ましくは約20μm以下で、
特に10μm以下である。非晶質のアルミノケイ酸ナトリ
ウムも結晶質のアルミノケイ酸ナトリウムも、文献中に
多く述べられているようにケイ酸ナトリウムとアルミン
酸ナトリウムとを反応させることによって直ちに製造し
得る。
結晶質アルミノケイ酸ナトリウムである適当なイオン交
換洗浄剤ビルダーが、例えば英国特許第1 473 201号(H
enkel)及び英国特許第1 429 143号(Procter & Gambl
e)に記載されている。この種類のアルミノケイ酸ナト
リウムとしては、公知である市販のゼオライトA及び
X、並びにこれらの混合物が好ましい。
換洗浄剤ビルダーが、例えば英国特許第1 473 201号(H
enkel)及び英国特許第1 429 143号(Procter & Gambl
e)に記載されている。この種類のアルミノケイ酸ナト
リウムとしては、公知である市販のゼオライトA及び
X、並びにこれらの混合物が好ましい。
必要あるいは所望であれば、他のビルダーも本発明の組
成物に含有させ得、その際適当な有機あるいは無機の、
水溶性であるかあるいは水に不溶性であるビルダーが当
業者には直ちに明らかであり、そのようなビルダーに
は、例えばオルトリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリ
ウムあるいはトリポリリン酸ナトリウムのようなアルカ
リ金属のリン酸塩;アルカリ金属の炭酸塩;例えばアル
カリ金属のクエン酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、ポリアク
リル酸塩あるいはアクリルコポリマーのようなモノマー
性あるいはポリマー性のポリカルボン酸塩が含まれる。
本発明は、例えばリンとして計算して6重量%を下回
り、好ましくは2.5重量%を下回る低レベルあるいはゼ
ロレベルのリン酸塩を含有する組成物に特に適用可能で
ある。
成物に含有させ得、その際適当な有機あるいは無機の、
水溶性であるかあるいは水に不溶性であるビルダーが当
業者には直ちに明らかであり、そのようなビルダーに
は、例えばオルトリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリ
ウムあるいはトリポリリン酸ナトリウムのようなアルカ
リ金属のリン酸塩;アルカリ金属の炭酸塩;例えばアル
カリ金属のクエン酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、ポリアク
リル酸塩あるいはアクリルコポリマーのようなモノマー
性あるいはポリマー性のポリカルボン酸塩が含まれる。
本発明は、例えばリンとして計算して6重量%を下回
り、好ましくは2.5重量%を下回る低レベルあるいはゼ
ロレベルのリン酸塩を含有する組成物に特に適用可能で
ある。
例えば硫酸ナトリウムのような、洗浄剤ビルダーの機能
を有しない他の無機塩をスラリーに含有させることも可
能である。
を有しない他の無機塩をスラリーに含有させることも可
能である。
スラリーは、1種以上のアニオン性及び/または非イオ
ン性界面活性剤も含有する。
ン性界面活性剤も含有する。
アニオン性界面活性剤は、洗剤の分野の当業者には良く
知られている。その例には、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、特に鎖の平均長が約C12である直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム;第一及び第二アルコール硫
酸塩、特にC12〜C15第一アルコール硫酸ナトリウム;オ
レフィンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;及び脂
肪酸エステルスルホン酸塩が含まれる。
知られている。その例には、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、特に鎖の平均長が約C12である直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム;第一及び第二アルコール硫
酸塩、特にC12〜C15第一アルコール硫酸ナトリウム;オ
レフィンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;及び脂
肪酸エステルスルホン酸塩が含まれる。
本発明の方法及び組成物に用い得る非イオン性界面活性
剤には、第一及び第二アルコールのエトキシル化物、特
にアルコール1モル当たり平均3〜20モルの酸化エチレ
ンでエトキシル化したC12〜C15の第一及び第二アルコー
ルが含まれる。
剤には、第一及び第二アルコールのエトキシル化物、特
にアルコール1モル当たり平均3〜20モルの酸化エチレ
ンでエトキシル化したC12〜C15の第一及び第二アルコー
ルが含まれる。
1種以上の脂肪酸石鹸の含有も、望ましいことであり得
る。使用可能な石鹸は好ましくは、天然に産する脂肪
酸、例えばヤシ油、牛脂あるいはヒマワリ油から得られ
る脂肪酸に由来するナトリウム石鹸である。
る。使用可能な石鹸は好ましくは、天然に産する脂肪
酸、例えばヤシ油、牛脂あるいはヒマワリ油から得られ
る脂肪酸に由来するナトリウム石鹸である。
本発明の洗剤粉末中の、石鹸以外の洗浄活性物質(界面
活性剤)の総量は、好ましくは5〜40重量%である。ヨ
ーロッパの前面装填型自動洗濯機用の粉末の場合、上記
量は好ましくは5〜20重量%で、その際アニオン性界面
活性剤の非イオン性界面活性剤に対する重量比は10:1以
下であり、好ましくは6:1以下である。
活性剤)の総量は、好ましくは5〜40重量%である。ヨ
ーロッパの前面装填型自動洗濯機用の粉末の場合、上記
量は好ましくは5〜20重量%で、その際アニオン性界面
活性剤の非イオン性界面活性剤に対する重量比は10:1以
下であり、好ましくは6:1以下である。
本発明の諸利点を完全に活用するには、スラリーにアル
カリ金属のケイ酸塩を実質的に含有させず、生成物中に
必要なケイ酸塩は総て噴霧乾燥塔内への噴霧によって導
入することが好ましい。スラリーは、好ましくは(最終
粉末の)4重量%以下のケイ酸塩しか含有せず、更に好
ましくは(最終粉末の)2重量%以下のケイ酸塩しか含
有しない。ゼオライトスラリーが比較的多量のケイ酸塩
を含有すると、先に述べたような緩慢に分散する凝集塊
が許容し難いほど高レベルで生じがちである。
カリ金属のケイ酸塩を実質的に含有させず、生成物中に
必要なケイ酸塩は総て噴霧乾燥塔内への噴霧によって導
入することが好ましい。スラリーは、好ましくは(最終
粉末の)4重量%以下のケイ酸塩しか含有せず、更に好
ましくは(最終粉末の)2重量%以下のケイ酸塩しか含
有しない。ゼオライトスラリーが比較的多量のケイ酸塩
を含有すると、先に述べたような緩慢に分散する凝集塊
が許容し難いほど高レベルで生じがちである。
アニオン性及び非イオン性の界面活性剤が6:1以下の重
量比(乾燥重量に基づく)で共にスラリー中に存在する
場合、スラリーのケイ酸塩含量は好ましくは(最終粉末
の)1重量%以下である。アニオン性界面活性剤の非イ
オン性界面活性剤に対する重量比がより大きい場合は、
僅かにより高いレベルのケイ酸塩が許容され得る。
量比(乾燥重量に基づく)で共にスラリー中に存在する
場合、スラリーのケイ酸塩含量は好ましくは(最終粉末
の)1重量%以下である。アニオン性界面活性剤の非イ
オン性界面活性剤に対する重量比がより大きい場合は、
僅かにより高いレベルのケイ酸塩が許容され得る。
スラリーは普通、例えば再付着防止剤、表面固化防止剤
及び蛍光物質といった、通常上記のようにして加えられ
る熱不感応性の微量成分も含有する。
及び蛍光物質といった、通常上記のようにして加えられ
る熱不感応性の微量成分も含有する。
上記熱不感応成分の幾つかを、スラリーに替えてケイ酸
塩の水溶液に含有させ、あるいはスラリーにもケイ酸塩
の水溶液にも含有させることも、本発明の範囲内であ
る。例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩のよう
なアニオン性界面活性剤、並びに染料を、ケイ酸塩溶液
に含有させることができる。
塩の水溶液に含有させ、あるいはスラリーにもケイ酸塩
の水溶液にも含有させることも、本発明の範囲内であ
る。例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩のよう
なアニオン性界面活性剤、並びに染料を、ケイ酸塩溶液
に含有させることができる。
アルミノケイ酸塩を含有する洗浄剤組成物中にケイ酸塩
を導入する従来公知の方法とは異なり、本発明方法では
高価な高品質の固体ケイ酸塩を用いる必要は無い。市販
の水ガラスを含めたほぼあらゆる通常のケイ酸塩を用い
得る。ケイ酸ナトリウムは過度にアルカリ性でない方が
よい。なぜなら高アルカリ性のケイ酸塩は、貯蔵時に甚
だしく凝集する粘着質の洗剤粉末をもたらす傾向にある
からである。ケイ酸ナトリウムはしばしば、いわゆる
‘r'数、即ちシリカの酸化ナトリウム(NaO2)に対する
モル比によって言及される。好ましくは1.5〜3.3rのケ
イ酸ナトリウムを用い、その際標準的なアルカリ性(2
r)ケイ酸ナトリウムが好ましい。しかし、シリカの酸
化ナトリウムに対する比率が比較的大きいケイ酸塩、例
えば中性の3.3rケイ酸ナトリウム、あるいは2.6rケイ酸
ナトリウムが、貯蔵時の安定性が高まるという驚くべき
技術的利点を実現し得ることが判明した。特に、上記の
ようなケイ酸塩は、貯蔵時に凝集する傾向がより小さい
粉末をもたらす。そのうえ、高嵩密度の粉末、即ち約45
0kg-3の過剰嵩密度を有する粉末の製造に用いた場合、
貯蔵時に嵩密度が低下する傾向が減少あるいは排除され
る。しかし、このようなケイ酸塩は、アルカリ性のケイ
酸塩がもたらす粉末より多くの不溶物質を伴った粉末を
もたらし得る。
を導入する従来公知の方法とは異なり、本発明方法では
高価な高品質の固体ケイ酸塩を用いる必要は無い。市販
の水ガラスを含めたほぼあらゆる通常のケイ酸塩を用い
得る。ケイ酸ナトリウムは過度にアルカリ性でない方が
よい。なぜなら高アルカリ性のケイ酸塩は、貯蔵時に甚
だしく凝集する粘着質の洗剤粉末をもたらす傾向にある
からである。ケイ酸ナトリウムはしばしば、いわゆる
‘r'数、即ちシリカの酸化ナトリウム(NaO2)に対する
モル比によって言及される。好ましくは1.5〜3.3rのケ
イ酸ナトリウムを用い、その際標準的なアルカリ性(2
r)ケイ酸ナトリウムが好ましい。しかし、シリカの酸
化ナトリウムに対する比率が比較的大きいケイ酸塩、例
えば中性の3.3rケイ酸ナトリウム、あるいは2.6rケイ酸
ナトリウムが、貯蔵時の安定性が高まるという驚くべき
技術的利点を実現し得ることが判明した。特に、上記の
ようなケイ酸塩は、貯蔵時に凝集する傾向がより小さい
粉末をもたらす。そのうえ、高嵩密度の粉末、即ち約45
0kg-3の過剰嵩密度を有する粉末の製造に用いた場合、
貯蔵時に嵩密度が低下する傾向が減少あるいは排除され
る。しかし、このようなケイ酸塩は、アルカリ性のケイ
酸塩がもたらす粉末より多くの不溶物質を伴った粉末を
もたらし得る。
ケイ酸ナトリウム水溶液の濃度は、例えば20〜50重量
%、好ましくは30〜45重量%であり得る。
%、好ましくは30〜45重量%であり得る。
最終粉末中のケイ酸ナトリウムの量は、2〜15重量%で
あることが適当で、好ましくは2.5〜6重量%である。
あることが適当で、好ましくは2.5〜6重量%である。
本発明の組成物に含有させなければならない任意の熱感
応成分は、噴霧乾燥した粉末に通常方法で後配合する
か、あるいはスプレーすることができる。このような成
分は当業者には公知であり、該成分には漂白剤、漂白剤
の先駆物質及び安定剤、酵素、発泡抑制剤、液体非イオ
ン性界面活性剤、香料並びに染料が含まれる。
応成分は、噴霧乾燥した粉末に通常方法で後配合する
か、あるいはスプレーすることができる。このような成
分は当業者には公知であり、該成分には漂白剤、漂白剤
の先駆物質及び安定剤、酵素、発泡抑制剤、液体非イオ
ン性界面活性剤、香料並びに染料が含まれる。
本発明の方法を、添付図面を参照しつつ単なる一例とし
て以下に詳述する。
て以下に詳述する。
第1図において、全体を参照符号1で示した噴霧乾燥塔
はその頂部近傍に、ライン3と結合された第一の噴霧ノ
ズル2の組を有する。ノズル2は下方を向いている。上
方を向いた第二の噴霧ノズル4の組は、第一のノズル2
の組から下方へかなりの距離、例えば4.4m隔離して配置
されている。ノズル4はライン5と結合されている。熱
風用の環状導管6が、塔1の基部近傍に配置されてい
る。
はその頂部近傍に、ライン3と結合された第一の噴霧ノ
ズル2の組を有する。ノズル2は下方を向いている。上
方を向いた第二の噴霧ノズル4の組は、第一のノズル2
の組から下方へかなりの距離、例えば4.4m隔離して配置
されている。ノズル4はライン5と結合されている。熱
風用の環状導管6が、塔1の基部近傍に配置されてい
る。
本発明の方法は、次のように実施する。ゼオライト及び
洗浄活性化合物を含めたベース粉末成分を含有する水性
スラリーを、ポンプによりライン3を介してノズル2に
供給し、該ノズル2から下方へ噴霧する。噴霧された小
滴は、点線7で示した中空円錐を形成する。選択的に他
の成分も含有するケイ酸ナトリウムの水溶液は、ポンプ
によりライン5を介してノズル4に供給し、該ノズル4
から上方へ噴霧する。噴霧された小滴は、点線8で示し
た中空円錐を形成する。ケイ酸塩溶液の小滴の幾分か
は、落下してくる、スラリー小滴の乾燥によって形成さ
れたベース粉末の湿った粘着質の顆粒と衝突し、複合顆
粒を形成する。ベース粉末顆粒と衝突し損なったケイ酸
塩溶液のその他の小滴は、ただ乾燥してガラス質の中空
球を形成する。複合顆粒、ケイ酸塩球及びベース粉末顆
粒は塔1の基部まで落下し、そこで収集される。
洗浄活性化合物を含めたベース粉末成分を含有する水性
スラリーを、ポンプによりライン3を介してノズル2に
供給し、該ノズル2から下方へ噴霧する。噴霧された小
滴は、点線7で示した中空円錐を形成する。選択的に他
の成分も含有するケイ酸ナトリウムの水溶液は、ポンプ
によりライン5を介してノズル4に供給し、該ノズル4
から上方へ噴霧する。噴霧された小滴は、点線8で示し
た中空円錐を形成する。ケイ酸塩溶液の小滴の幾分か
は、落下してくる、スラリー小滴の乾燥によって形成さ
れたベース粉末の湿った粘着質の顆粒と衝突し、複合顆
粒を形成する。ベース粉末顆粒と衝突し損なったケイ酸
塩溶液のその他の小滴は、ただ乾燥してガラス質の中空
球を形成する。複合顆粒、ケイ酸塩球及びベース粉末顆
粒は塔1の基部まで落下し、そこで収集される。
第2図の塔を用いて、本発明の一変形例を実施し得る。
第2図の塔は第二のノズル9組が第一のノズル2の組に
はるかに近く、例えば1.0mしか離隔せずに配置されてい
る点で第1図の塔に異なる。ノズル9はライン10と結合
されている。第1図の塔の場合同様、スラリーをポンプ
でノズル2に供給して下方へ噴霧し、一方ケイ酸ナトリ
ウムの水溶液はポンプでノズル9に供給して上方へ噴霧
し、噴霧された水溶液は点線11で示した中空円錐を形成
する。この第二の方法では、複合顆粒をより大きい比率
で含有する粉末が得られる。
第2図の塔は第二のノズル9組が第一のノズル2の組に
はるかに近く、例えば1.0mしか離隔せずに配置されてい
る点で第1図の塔に異なる。ノズル9はライン10と結合
されている。第1図の塔の場合同様、スラリーをポンプ
でノズル2に供給して下方へ噴霧し、一方ケイ酸ナトリ
ウムの水溶液はポンプでノズル9に供給して上方へ噴霧
し、噴霧された水溶液は点線11で示した中空円錐を形成
する。この第二の方法では、複合顆粒をより大きい比率
で含有する粉末が得られる。
先に述べたように、噴霧乾燥塔の内部は他の多くの可能
な構成も、上述の2例の変形例として有し得る。
な構成も、上述の2例の変形例として有し得る。
実施例 本発明を、次の非限定的な実施例によって更に説明す
る。
る。
実施例1及び2 次の組成(単位は重量部)の洗剤スラリーを調製した。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(Na塩) 9.0 非イオン性界面活性剤 1.0 ポリカルボン酸塩ポリマー 4.0 ゼオライト(Na) 24.0 硫酸ナトリウム 25.0 微量成分 1.0 水 45.0 噴霧乾燥によって、3種の粉末を調製した。上記のよう
に規定したスラリーを、ケイ酸塩の噴霧を伴わずに噴霧
乾燥することによって対照粉末Aを調製した。最終粉末
は9.0部の水を含有した。
に規定したスラリーを、ケイ酸塩の噴霧を伴わずに噴霧
乾燥することによって対照粉末Aを調製した。最終粉末
は9.0部の水を含有した。
本発明の第一粉末1を、ケイ酸ナトリウム2.5部(最終
粉末に基づく)のレベルまでケイ酸ナトリウム水溶液
(含水量60%)を噴霧することによって調製した。同様
にして、ケイ酸ナトリウムを4.0重量部含有する本発明
の第二粉末2を調製した。いずれの場合も2.0rのケイ酸
ナトリウムを用いた。
粉末に基づく)のレベルまでケイ酸ナトリウム水溶液
(含水量60%)を噴霧することによって調製した。同様
にして、ケイ酸ナトリウムを4.0重量部含有する本発明
の第二粉末2を調製した。いずれの場合も2.0rのケイ酸
ナトリウムを用いた。
各粉末の物理特性は、次のようであった。
A 1 2 嵩密度(g/リットル) 400 406 400 動的流量D(ml/s) 83 86 90 圧縮率C(%v/v) 38 32 29 “流動数"D−C 45 54 61 ケイ酸塩含量が大きいほど流動特性が向上することが指
摘される。
摘される。
粉末を水に分散させた時に得られた“不溶物質”も試験
した。結果を、特定温度の水に各粉末を加え、2分間撹
拌した時に得られた120μmより大きい粒子のパーセン
テージとして表し、下記に示す。
した。結果を、特定温度の水に各粉末を加え、2分間撹
拌した時に得られた120μmより大きい粒子のパーセン
テージとして表し、下記に示す。
新しい粉末 A 1 2 20℃ 0.1 0.4 1.0 40℃ 0.6 0.2 0.1 貯蔵した粉末 20℃ 0.0 1.5 4.7 40℃ 0.0 1.4 5.2 比較として、上記ベース粉末に5.0重量部の固体ケイ酸
ナトリウムA1(Crosfield製)を後配合して調製した別
の対照粉末Bは、新しい粉末でも20℃または40℃で4〜
5%という不溶物質量を示した。
ナトリウムA1(Crosfield製)を後配合して調製した別
の対照粉末Bは、新しい粉末でも20℃または40℃で4〜
5%という不溶物質量を示した。
最後に、粉末がアルミニウムを腐食する傾向について試
験した。洗剤粉末中のケイ酸ナトリウムは洗濯機表面の
腐食を防止するが、そのような防止が有効に行なわれ得
るのはケイ酸ナトリウムが水に溶解可能な形態で存在す
る場合のみである。試験の結果を、各粉末の特定濃度の
溶液中に浸したアルミニウムディスクの1時間当たりの
重量損失のパーセンテージとして表し、下記に示す。
験した。洗剤粉末中のケイ酸ナトリウムは洗濯機表面の
腐食を防止するが、そのような防止が有効に行なわれ得
るのはケイ酸ナトリウムが水に溶解可能な形態で存在す
る場合のみである。試験の結果を、各粉末の特定濃度の
溶液中に浸したアルミニウムディスクの1時間当たりの
重量損失のパーセンテージとして表し、下記に示す。
A 2 B 5g/リットル 0.22 0.20 0.18 10g/リットル 0.45 0.02 0.01 本発明によって調製した粉末2が、何等の処理ステップ
も経ていない後配合されたケイ酸ナトリウムを含有する
粉末Bが実現したような僅かな腐食しか実現しなかった
ことが知見されよう。
も経ていない後配合されたケイ酸ナトリウムを含有する
粉末Bが実現したような僅かな腐食しか実現しなかった
ことが知見されよう。
実施例3〜6 次の組成の洗剤スラリーを調製した。
3 4 5 6 直鎖アルキルベンゼン スルホン酸塩(Na塩) 9.0 9.0 9.0 9.0 非イオン性界面活性剤 1.0 1.0 1.0 1.0 ポリカルボン酸塩ポリマー 4.0 4.0 4.0 4.0 ゼオライト(Na) 24.0 24.0 24.0 24.0 炭酸ナトリウム 20.0 2.0 2.0 2.0 アルカリ性ケイ酸塩(1:2) 0.0 0.0 0.0 0.75 微量成分 1.0 2.0 2.0 2.0 水 10.0 10.0 10.0 10.0 合計部 69.0 52.0 52.0 52.75 実施例3では、アルキルベンゼンスルホン酸塩をスルホ
ン酸として添加した。スルホン酸は幾分かの炭酸ナトリ
ウムと反応し、その結果、本出願人による1987年4月10
日付ヨーロッパ特許出願第87 303 147.0号に記載されて
いるように、スラリー中にセスキ炭酸ナトリウムが形成
された。理論的には、約5.8倍のセスキ炭酸ナトリウム
が生成された。
ン酸として添加した。スルホン酸は幾分かの炭酸ナトリ
ウムと反応し、その結果、本出願人による1987年4月10
日付ヨーロッパ特許出願第87 303 147.0号に記載されて
いるように、スラリー中にセスキ炭酸ナトリウムが形成
された。理論的には、約5.8倍のセスキ炭酸ナトリウム
が生成された。
各スラリーを、モナストラルブル−染料を含有する中性
(3.3r)ケイ酸ナトリウムと、次のような量で同時噴霧
した。
(3.3r)ケイ酸ナトリウムと、次のような量で同時噴霧
した。
3 4 5 6 洗剤スラリーの合計 (乾燥粉末として) 69.0 52.0 52.0 52.75 同時噴霧した中性ケイ酸塩 5.0 5.0 10.0 5.0 粉末合計 74.0 57.0 62.0 57.75 いずれの場合も、各数値は無水状態に基づく。
各粉末の崇密度を、噴霧乾燥直後と、温度28℃及び相対
湿度70%で12週間貯蔵した後とに測定した。次の結果が
得られた。
湿度70%で12週間貯蔵した後とに測定した。次の結果が
得られた。
3 4 5 6 初期嵩密度(kg-3) 460 490 510 485 貯蔵後の嵩密度(kg-3) 460 500 490 480 貯蔵時の嵩密度低下(kg-3) 0 −10 20 5 アルカリ性ケイ酸塩(2r)を後配合して調製した、約50
0kg-3の嵩密度を有する同様粉末は、貯蔵時約70kg-3の
嵩密度低下を示したであろう。本発明の組成物は、僅か
な変化しか示さない。
0kg-3の嵩密度を有する同様粉末は、貯蔵時約70kg-3の
嵩密度低下を示したであろう。本発明の組成物は、僅か
な変化しか示さない。
第1図は本発明の使用に適した第一の噴霧乾燥塔の概略
的縦断面図、第2図は本発明の使用に適した第二の噴霧
乾燥塔の概略的縦断面図である。 1……噴霧乾燥塔、2,4,9……ノズル、3,5,10……ライ
ン、6……環状導管。
的縦断面図、第2図は本発明の使用に適した第二の噴霧
乾燥塔の概略的縦断面図である。 1……噴霧乾燥塔、2,4,9……ノズル、3,5,10……ライ
ン、6……環状導管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニオ・マルグツツイ イタリー国、ミラノ、20070・サント・マ ルテイノ・イン・ストラーダ、ビア・プロ ビンチアーレ・107、ナンバー・9 (72)発明者 ダニエ−レ・ミオツテイ イタリー国、29100・ピアチエンザ、ビ ア・ローマ、ナンバー・281 (72)発明者 アンドル−・ウイリアム・トラビル イギリス国、ウイラル、ベビントン、スピ トル、デイビンス・ヘイ・55 (56)参考文献 特開 昭58−67799(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】噴霧乾燥した洗剤組成物を製造する方法で
あって、 i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性あるいは非イオン性洗
浄活性化合物とを含むスラリーを噴霧乾燥塔内へ噴霧す
るステップ、及び ii) 上記噴霧と同時にアルカリ金属ケイ酸塩の水溶液
を別個に前記塔内へ噴霧するステップを含み、前記アル
カリ金属ケイ酸塩溶液の小滴を前記スラリーの小滴及び
/または該スラリー小滴から形成される粉末状顆粒と衝
突させて複合顆粒を形成することを特徴とする製造方
法。 - 【請求項2】複合顆粒を含む噴霧乾燥顆粒状洗剤組成物
であって、複合顆粒は実質的に i) 結晶質あるいは非晶質のアルカリ金属アルミノケ
イ酸塩と、1種以上のアニオン性あるいは非イオン性洗
浄活性化合物とを含むコア、及び ii) アルカリ金属ケイ酸塩を含む、コーティングある
いは複数個の比較的小さい粒子の形態の外層 から成ることを特徴とする洗剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB868622565A GB8622565D0 (en) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | Detergent composition |
| GB8622565 | 1986-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6399297A JPS6399297A (ja) | 1988-04-30 |
| JPH0768554B2 true JPH0768554B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=10604440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62234689A Expired - Lifetime JPH0768554B2 (ja) | 1986-09-19 | 1987-09-18 | 洗剤組成物並びに該組成物の製造方法 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4965015A (ja) |
| EP (1) | EP0260971B2 (ja) |
| JP (1) | JPH0768554B2 (ja) |
| KR (1) | KR950002354B1 (ja) |
| AU (1) | AU583196B2 (ja) |
| BR (1) | BR8704820A (ja) |
| CA (1) | CA1296234C (ja) |
| DE (1) | DE3778262D1 (ja) |
| ES (1) | ES2037089T5 (ja) |
| GB (1) | GB8622565D0 (ja) |
| TR (1) | TR25687A (ja) |
| ZA (1) | ZA877038B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB8810821D0 (en) * | 1988-05-06 | 1988-06-08 | Unilever Plc | Detergent compositions & process for preparing them |
| DE4106880A1 (de) * | 1991-03-05 | 1992-09-10 | Henkel Kgaa | Waschmittel |
| DE4211699A1 (de) * | 1992-04-08 | 1993-10-14 | Henkel Kgaa | Verfahren zur Erhöhung des Schüttgewichts sprühgetrockneter Waschmittel |
| JP2000500799A (ja) * | 1995-11-29 | 2000-01-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 顆粒状洗剤ビルダー |
| US20030203036A1 (en) | 2000-03-17 | 2003-10-30 | Gordon Marc S. | Systems and processes for spray drying hydrophobic drugs with hydrophilic excipients |
| NL1006703C2 (nl) * | 1997-07-31 | 1999-02-02 | Sybron Chemie Nederland B V | Werkwijze voor het nawassen van gekleurd textiel. |
| DE19943254A1 (de) | 1999-09-10 | 2001-03-15 | Clariant Gmbh | Bleichaktive Metallkomplexe |
| DE19960744A1 (de) * | 1999-12-16 | 2001-07-05 | Clariant Gmbh | Granulares Alkalischichtsilicat-Compound |
| US7575761B2 (en) | 2000-06-30 | 2009-08-18 | Novartis Pharma Ag | Spray drying process control of drying kinetics |
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