JPH0768662B2 - 車輌内装材用ポリエステルパイル布帛 - Google Patents

車輌内装材用ポリエステルパイル布帛

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JPH0768662B2
JPH0768662B2 JP1014066A JP1406689A JPH0768662B2 JP H0768662 B2 JPH0768662 B2 JP H0768662B2 JP 1014066 A JP1014066 A JP 1014066A JP 1406689 A JP1406689 A JP 1406689A JP H0768662 B2 JPH0768662 B2 JP H0768662B2
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polyester
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健 松井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車輌内装材用として用いられるポリエステル
繊維のパイル布帛に関するものである。
[従来の技術] 車輌内装材は、レザー調のものから徐々に高級化が望ま
れ、最近は、パイル布帛が多く用いられているが、特に
近年はパイル布帛であっても、より高級化・豪華さを求
めるニーズが強い。
車輌内装用に用いられるパイル布帛は、トリコットの起
毛によるもの、パイル編物の剪毛によるもの、ダブルラ
ッセル編やモケット織によるパイル等があるか、これら
の多くはナイロンとかポリエステルといった合成繊維が
用いられている。とりわけ、車輌内装材には、耐光性が
重視されるために、近年はポリエステル繊維が多く用い
られるようになってきた。
使用しうる素材の豊富さ、取り扱い易さの点でポリエス
テルに代表される合成繊維は、ウール等の天然繊維に比
較して、圧倒的に優位な特徴を持ってはいるが、反面、
一見単調であるとかプラスチックライクであるという言
葉で表現されるように、天然繊維のパイル布帛の代表で
あるウールのモケットに比べると見た目の豪華さという
点では劣る。特に、見る方向や角度によって白っぽく見
えるいわゆる白ボケ現象は、合成繊維を用いたパイル布
帛の豪華さを損なう大きな欠点であった。この白ボケ現
象は、パイル布帛のパイルが方向性を持っておればその
程度が大きいほど、強くあらわれやすい。即ち、パイル
の立毛方向が見る人の側に傾いておれば、見ている人に
は濃く見えるが、反対にパイルの立毛方向が見る人の反
対方向に傾いておれば、見ている人には本来のパイルの
持っている色相よりもかなり淡く、色によってはむしろ
白っちゃけた色に見える。
この白ボケ現象を、改良する試みが例えば特開昭62-268
855号公報,特開昭63-105143号公報にみられる。これら
は、いずれもパイル糸として用いられるポリエステル繊
維が鞘芯型構造で、鞘成分は、芯成分に比し濃染される
よう設計されたものである。
しかしながら、これらの手段は、車輌内装材に要求され
る例えば耐光堅牢性などの性能を犠牲にせざるを得ない
などの欠点を有している。
一方、ポリエステル繊維を染色した際の色の深みや鮮明
性を改良するために、平均の一次粒子径が、100mμ未満
の微粒子を含有せしめたポリエステル繊維をアルカリ減
量処理して、繊維表面に可視光線の波長域又はそれ以上
のオーダーの微細な凹凸を多数形成せしめる方法が知ら
れている(例えば、特開昭55-107512号公報,,特開昭57-
139118号公報)。そしてこの方法を立毛布帛に適用する
ことにより、立毛布帛をある方向から見た時の色の深み
が顕著となるという効果が得られている。しかしなが
ら、かかる方法によっても、上記の白ボケ欠点は、解消
されていない。
[発明の目的] 本発明の目的は、白ボケ現象をなくし、従来のポリエス
テル繊維を用いたパイル布帛の問題点であったプラスチ
ックライクな外観を解消し、より高級感のあるポリエス
テルパイル布帛を提供することにある。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意検討した結
果、上記の白ボケ現象は立毛を構成するパイル糸の先端
方向から、パイル糸の断面方向を見たときの断面色と、
立毛を構成するパイル糸の側面方向から見た側面色との
深色度比に大きく相関があることを見出し、この深色度
比を1に近付けることにより、白ボケ現象を解消するこ
とができることを知った。
本発明者らは、これらの知見に基づいて上記深色度比を
1に近付けることを目標に鋭意検討を重ねた結果、微細
な凹凸が側面にあり、先端部にはないようなパイル糸で
構成されるパイル布帛には、パイル表面のソフトタッチ
な風合や機械的性質を損なうことなく、白ボケ現象を解
消せしめる効果が認められることを知った。
[発明の構成] 本発明は、パイル糸がポリエステル繊維であって、パイ
ル糸の側面に微細な凹凸があり、パイル糸の先端断面部
には、微細な凹凸がないことを特徴とする車輌内装用パ
イル布帛に関するものである。
本発明でいうポリエステルは、テレフタル酸を主たる酸
成分とし、少なくとも1種のグリコール、好ましくはエ
チレングリコール,トリメチレングリコール,テトラメ
チレングリコールから選ばれた少なくとも1種のアルキ
レングリコールを主たるグリコール成分とするポリエス
テルを主たる対象とする。
本発明において使用する微粒子は、平均の一次粒子径が
100mμ未満であれば特に限定する必要はなく、例えばシ
リカゾル(いわゆるコロイダルシリカ),乾式法シリ
カ,酸化アルミニウムを含有する乾式法シリカ,粒子表
面にアルキル基を有し且つ粒子表面のシラノール基を封
鎖した乾式法シリカ,アルミナゾル(いわゆるコロイダ
ルアルミナ),微粒子状アルミナ,極微粒子酸化チタ
ン,炭酸カルシウムゾル(いわゆるコロイダル炭酸カル
シウム),微粒子状炭酸カルシウム等の不活性無機微粒
子やリン化合物と金属化合物とをポリエステル反応系内
部で反応させて析出せしめた内部析出系微粒子等を好ま
しく例示できる。内部析出系微粒子の好ましい具体例と
しては、例えば下記一般式 (式中、R1及びR2は1価の有機基、Xは1価の有機基又
は金属、nは1又は0を示す) で表わされるリン化合物とアルカリ土類金属化合物との
反応により析出せしめた内部析出系微粒子等をあげるこ
とができる。
上記微粒子の平均の一次微粒子径は100mμ未満である必
要があり、好ましくは50mμ以下、更に好ましくは30mμ
以下である。平均の一次粒子径が100mμ以上になると最
終的に充分な色の深みと鮮明性が得られない。なお、こ
こでいう一次粒子径とは該一次粒子と同じ容積を有する
想像上の球の直径を意味する。
かかる微粒子の含有量は、あまりに少ないときには最終
的に得られるポリエステル繊維の表面凹凸形成が不充分
となり色の深みや鮮明性を改善する効果が認められ難
く、この量を多くするに従って色の深みや鮮明性は増加
するが、あまりに多くなると最早色の深みや鮮明性は著
しい向上を示さず、かえって耐摩擦性が悪化するように
なり、その上紡糸が極めて困難となり事実上不可能な実
施範囲となる。このため、微粒子の含有量は0.1〜5重
量%の範囲が適当であり、なかでも0.1〜3重量%の範
囲が好ましい。
本発明において上記微粒子とともにポリエステル繊維中
に含有せしめる艶消剤としては、ポリエステル繊維を不
透明化し得る高屈折率のものであれば特に限定する必要
はないが、本発明者の数多くの実験結果より、屈折率が
大きい程白ボケ,黒ずみ現象の解消効果が大きくなる傾
向があり、屈折率が2.0以上である艶消剤において特に
顕著な白ボケ,黒ずみ防止効果があらわれる。従って、
屈折率は2.0以上であることが好ましい。しかしなが
ら、他方この屈折率が大きくなるに従って深色性の阻害
効果が増大する傾向があらわれるので、艶消剤の特に好
ましい屈折率は2.20〜2.60の範囲である。本発明におい
て好ましく使用できる艶消剤の具体例としては、酸化亜
鉛(屈折率2.03),アナターゼ型二酸化チタン(屈折率
2.55),ルチル型二酸化チタン(屈折率2.70)等を挙げ
ることができ、特にアナターゼ型二酸化チタンが好まし
い。
かかる艶消剤の含有量は、あまりに少ないときには白ボ
ケ,黒ずみ防止効果が不充分であり、逆にあまりに多く
なると深色性を阻害する負効果が顕著になる。従って、
艶消剤の含有量は0.1〜2.0重量%の範囲が適当であり、
なかでも0.2〜0.5重量%の範囲が好ましい。更に、上記
艶消剤の平均の一次粒子径は白ボケ,黒ずみの防止効果
及び深色化阻害の負効果のバランスより、0.1〜0.5μの
範囲であることが好ましい。
上記した微粒子及び艶消剤をポリエステルに添加配合す
るには、前述したポリエステルの製造反応が完結する以
前の任意の段階で上記微粒子と艶消剤とを添加すればよ
い。
かくして得られた上記微粒子と艶消剤とを含有するポリ
エステルは繊維になされるが、この際格別な方法を採用
する必要はなく、任意のポリエステル繊維の溶融紡糸方
法,延伸熱処理方法等が採用される。かかる繊維は中空
部を有しない中実繊維であっても、中空部を有する中空
繊維であってもよい。また、繊維の横断面における外形
や中空部の形状は円形であっても異形であってもよい。
異形形状としては立毛の直立性,ソフトネス等から偏平
形状,串刺し団子状偏平形状等を好ましいものとして例
示できる。更に、上記微粒子と艶消剤とを含有する変性
ポリエステルと未変性ポリエステルとからなり、変性ポ
リエステルを鞘成分とし、未変性ポリエステルを芯成分
とする芯鞘形複合繊維であっても、変性ポリエステルと
未変性ポリエステルとからなる2層又はそれ以上の多層
のサイド・バイ・サイド形複合繊維でもよい。
かくして得られる微粒子及び艶消剤含有ポリエステル繊
維から、その一部を除去するには必要に応じて延伸熱処
理又は仮撚加工等を施し繊維をパイル布帛とした後アル
カリ化合物の水溶液で処理することにより容易に行うこ
とができる。
ここで使用するアルカリ化合物としては水酸化ナトリウ
ム,水酸化カリウム,テトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイド,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム等をあげ
ることができる。なかでも水酸化ナトリウム,水酸化カ
リウムが特に好ましい。
かかるアルカリ化合物の水溶液の濃度は、アルカリ化合
物の種類,処理条件等によって異なるが、通常0.01〜40
重量%の範囲が好ましく、特に0.1〜30重量%の範囲が
好ましい。処理温度は常温〜100℃の範囲が好ましく、
処理時間は1分〜4時間の範囲で通常行なわれる。ま
た、このアルカリ化合物の水溶液の処理によって溶出除
去する量は、繊維重量に対して2重量%以上にすべきで
ある。
このように、アルカリ水溶液で処理することによって、
ポリエステルパイル糸は可視光線の波長域又はそれ以下
の大きさの凹凸を繊維表面に多数有するとともに、艶消
剤に起因する少数のマクロボイドを有するようになる
が、更にこのパイル布帛を剪毛処理し、パイルの先端部
のみカットすることにより、ポリエステルパイル糸は側
面部には上記のような凹凸やマイクロボイドがあり、先
端部にはこのような凹凸やマイクロボイドがないものと
なり、染色した際に白ボケのない品位のよいパイル布帛
が得られる。
更に、このようにして得られたパイル布帛に、ウレタン
樹脂,シリコン樹脂あるいはフッ素系樹脂などの低屈折
率の樹脂加工を施すと効果は、一層向上する。
また、艶消剤を含有せしめることにより、白ボケ防止効
果は更に向上する。一般には、艶消剤は糸の透明感を押
さえて、より落ち着いた色合を得るために添加される
が、本特許ではパイル糸を断面方向から見た色の濃さを
押さえるので、そのためにパイル糸の断面から見た色
と、側面から見た色との差が少なくなり、その結果白ボ
ケ現象を一層防止するのであろうと考えられる。
なお、本発明の方法のポリエステル繊維には、必要に応
じて任意の添加剤、例えば触媒,着色防止剤,耐熱剤,
難燃剤,蛍光増白剤,着色剤等が含まれていてもよい。
[発明の効果] かかる優れた効果が発現する理由は、次のように考えら
れる。
白ボケ現象とは、既に述べたようにパイル布帛のパイル
が方向性を持っておればその程度が大きいほど、強くあ
らわれやすく、パイルの立毛方向が見る人の側に傾いて
おれば、見ている人には濃く見え、逆にパイルの立毛方
向が見る人の反対方向に傾いておれば、見ている人には
淡い色相に、色によってはむしろ、白っちゃけた色に見
える現象のことをいうが、言い換えれば、パイル布帛を
パイル糸の先端からパイル糸断面を見るような方向で見
ると色が濃く見え、逆にパイル布帛をパイル糸側面を見
るような方向で見ると色が淡く見えるということであっ
て、パイル糸を断面で見た色と側面で見た色との差が大
きければ大きいほどパイル布帛においては、白ボケ現象
が強いといえる。
本発明では、パイル糸の断面から見た色と、側面から見
た色との差を少なくするために、側面部が濃く見えるよ
うに設計されている。即ち、パイル糸の側面に微細な凹
凸があることにより、色がより深く見え(即ち、濃く見
え)且つ、パイル糸の先端部には、凹凸がないためにパ
イル糸の色の濃さは変わらず、結局、パイル糸の断面か
ら見た色と、側面から見た色の差が少なくなるために、
白ボケ現象も少なくなるものと考えられる。
[実施例] 以下に実施例をあげて更に説明する。実施例中の部及び
%は重量部及び重量%を示し、深色度は以下の方法で測
定した。
《深色度》 試料を分光光度計(Machbeth社製,MS-2000)で明度L*
を測定した。このL*値が小さいほど深色効果が大きいこ
とを示す。
実施例1 テレフタル酸ジメチル100部,エチレングリコール60
部,酢酸カルシウム1水塩0.06部(テレフタル酸ジメチ
ルに対して0.066モル%)をエステル交換缶に仕込み、
窒素ガス雰囲気下4時間かけて140℃から230℃まで昇温
して生成するメタノールを系外に留去しながらエステル
交換反応を行った。続いて得られた反応生成物に、0.4
部のリン酸トリメチル(テレフタル酸ジメチルに対して
0.554モル%)と0.25部の酢酸カルシウム1水塩(リン
酸トリメチルに対して1/2倍モル)とを6.8部のエチレン
グリコール中で120℃の温度において全還流下60分間反
応せしめて調整したリン酸ジエステルカルシウム塩の透
明溶液7.45部に室温下0.45部の酢酸カルシウム1水塩
(リン酸トリメチルに対して0.9倍モル)を溶解せしめ
て得たリン酸ジエステルカルシウム塩と酢酸カルシウム
との混合透明溶液7.9部を添加し、次いで三酸化アンチ
モン0.04部及び第1表記載量のアナタース型二酸化チタ
ンを20%エチレングリコールスラリーにして添加し重合
缶に移した。次いで15分間の常圧反応の後1時間かけて
760mmHgから1mmHgまで減圧し、同時に1時間30分かけて
230℃から285℃まで昇温した。1mmHg以下の減圧下、重
合温度285℃で更に3時間、合計4時間30分減圧重合し
て極限粘度0.640,軟化点259℃のポリマーを得た。反応
終了後ポリマーを常法に従いチップ化した。
このチップを常法により乾燥し、孔径0.3mmの円形紡糸
孔を36個穿設した紡糸口金を使用して290℃で溶融紡糸
し、次いで常法に従って延伸倍率3.5倍で延伸,熱処理
して75デニール/36フィラメントのマルチフィラメント
を得た。このマルチフィラメント中の内部析出系微粒子
の平均の一次粒子径は、繊維断面の透過型電子顕微鏡写
真より5mμであり、その含有量は、繊維中のCaとPの分
析値より、0.45%であった。
得られたマルチフィラメントをバック糸及びフロント糸
に用いて、サテン組織で経編地を編成した。常法により
精錬し、180℃で1分間ブリセットした後、3.0%の水酸
化ナトリウム水溶液で沸騰温度にて処理し、10%の減量
を施した。
続いてこの経編地を針布起毛機により、起毛処理を行い
カットパイルとした。
次いで、常法によりパイル地を淡い茶色(ベージュ)に
染色した。
引き続き、剪毛機によりパイルの先端部を剪毛し、パイ
ル長2mmのパイル地とし160℃の温度でヒートセットし、
巾・長さを調整して仕上げた。
得られたパイル地のパイル糸側面を電子顕微鏡で観察す
ると微細な凹凸が多数みられた。一方パイル糸の先端部
は剪毛処理により、溶融状にカットされた形跡が見られ
るが、側面のような微細な凹凸は見られなかった。
また得られた経編地について白ボケの程度を観察したと
ころ、白ボケはまったく現れていなかった。
比較例1 実施例1と同様に経編地を作成し、精錬,ブリセットを
行った後に、起毛,剪毛処理を先に行い、次いで10%の
アルカリ減量を実施した後、実施例1と同様に染色し
て、パイル長2mmの淡い茶色(ベージュ)に染色された
パイル地とし、160℃の温度でヒートセットして、及び
長さを調整して仕上げた。
得られたパイル地のパイル糸を電子顕微鏡で観察する
と、パイル糸の側面のみならず先端部にも微細な凹凸が
多数みられた。特に先端部の凹凸の状態は側面部よりも
深いように見えた。
また得られた経編地は明らかに白ボケが観察された。
それぞれのパイル地のパイル表面の明度(L*)を図1の
ようにパイル地の角度が変えられるようにして測定し
た。測定角度(θ)は、30,45,60,90,120,135,150度と
した。
結果は表1に示すとおりである。
これにより判るように、比較例1はパイル地を見る角度
によって大きく違いがあるのに対して、実施例1は、そ
の差が少ない。
【図面の簡単な説明】 第1図はパイル地のパイル表面の明度測定法を示す概略
図である。Aは光源,Bはパイル地,θは光源の照射方向
とパイル地平面とのなす角(測定角度)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 11/38 (56)参考文献 特開 昭60−194146(JP,A) 特開 平2−33378(JP,A) 特開 平1−61568(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌内装材用ポリエステルパイル布帛にお
    いて、パイル糸の側面に微細な凹凸があり、パイル糸の
    先端断面部には、微細な凹凸がないことを特徴とする車
    輌内装材用ポリエステルパイル布帛。
  2. 【請求項2】平均の一次粒子径が100mμ未満である微粒
    子を0.1〜5重量%及び艶消剤を0.1〜2.0重量%含有し
    てなるポリエステル繊維をパイル糸となし、該パイル糸
    をアルカリ減量することによって該繊維の少なくとも2
    重量%を溶出せしめ、しかる後、該パイル糸の先端部を
    剪毛することを特徴とする車輌内装材用ポリエステルパ
    イル布帛の製造方法。
  3. 【請求項3】艶消剤の屈折率が2.0以上である請求項(2)
    に記載の車輌内装材用ポリエステルパイル布帛の製造方
    法。
  4. 【請求項4】艶消剤の屈折率が2.20〜2.60の範囲である
    請求項(3)に記載の車輌内装材用ポリエステルパイル布
    帛の製造方法。
  5. 【請求項5】艶消剤の平均の一次粒子径が0.1〜0.5μで
    ある請求項(2)〜(4)のいずれかに記載の車輌内装材用ポ
    リエステルパイル布帛の製造方法。
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