JPH0768696B2 - 地山改良安定化工法とその装置 - Google Patents
地山改良安定化工法とその装置Info
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- JPH0768696B2 JPH0768696B2 JP27637191A JP27637191A JPH0768696B2 JP H0768696 B2 JPH0768696 B2 JP H0768696B2 JP 27637191 A JP27637191 A JP 27637191A JP 27637191 A JP27637191 A JP 27637191A JP H0768696 B2 JPH0768696 B2 JP H0768696B2
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- passage
- injectant
- swivel
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- Earth Drilling (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は地山改良安定化工法と
その実施に直接使用する装置に関する。
その実施に直接使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば山岳仕様のトンネルの掘削
において、切羽の保持を困難にするような軟弱な地質や
亀裂の発達した地層が出現した場合、その地山を改良安
定化する補助工法として多数の円柱状固結体をアーチ形
等に列設造成するABフォアパイリング工法およびロデ
ィンジェットフォアパイリング工法が知られている。
において、切羽の保持を困難にするような軟弱な地質や
亀裂の発達した地層が出現した場合、その地山を改良安
定化する補助工法として多数の円柱状固結体をアーチ形
等に列設造成するABフォアパイリング工法およびロデ
ィンジェットフォアパイリング工法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらABフ
ォアパイリング工法およびロディンジェットフォアパイ
リング工法には、次のような問題がある。
ォアパイリング工法およびロディンジェットフォアパイ
リング工法には、次のような問題がある。
【0004】 両工法とも当該トンネルの掘削作業サ
イクルとは別に、大型専用機を使用してする専門業者に
よる施工を必要とし、地盤改良時には掘削作業に従事す
る作業員が待機することになり、不経済である。 両工法とも削孔を回転力と推進力で行うものである
等のために、前者すなわちABフォアパイリング工法で
N値10程度の土砂地盤、後者すなわちロディンジェッ
トフォアパイリング工法では削孔に時間が掛かるがN値
20程度の礫質地盤までといった比較的軟弱な地質の地
山に適用できるにすぎない。
イクルとは別に、大型専用機を使用してする専門業者に
よる施工を必要とし、地盤改良時には掘削作業に従事す
る作業員が待機することになり、不経済である。 両工法とも削孔を回転力と推進力で行うものである
等のために、前者すなわちABフォアパイリング工法で
N値10程度の土砂地盤、後者すなわちロディンジェッ
トフォアパイリング工法では削孔に時間が掛かるがN値
20程度の礫質地盤までといった比較的軟弱な地質の地
山に適用できるにすぎない。
【0005】 前者すなわちABフォアパイリング工
法は、ビットを拡翼・回転させてパイロット孔を切り拡
げながら引き抜きつつ、所要の注入剤の噴射注入を行う
もので、拡翼装置の摩耗が激しく極めて不経済である。 後者すなわちロディンジェットフォアパイリング工
法は、所定の削孔をした後、ロッド先端の特殊バルブを
圧力操作で切り換え、所要の注入剤の噴射注入をしなが
ら引き抜くものであるが、その特殊バルブの切換え作動
が不良になることが多発し、実際には、注入作業に当た
って専用バルブに交換し施工していることが多い。
法は、ビットを拡翼・回転させてパイロット孔を切り拡
げながら引き抜きつつ、所要の注入剤の噴射注入を行う
もので、拡翼装置の摩耗が激しく極めて不経済である。 後者すなわちロディンジェットフォアパイリング工
法は、所定の削孔をした後、ロッド先端の特殊バルブを
圧力操作で切り換え、所要の注入剤の噴射注入をしなが
ら引き抜くものであるが、その特殊バルブの切換え作動
が不良になることが多発し、実際には、注入作業に当た
って専用バルブに交換し施工していることが多い。
【0006】発明者は、これらの問題を解決すべく鋭意
研究し、汎用の油圧削岩機を利用して軟弱地質から硬岩
までスピーディに適用できるこの発明を完成するに至っ
たものである。
研究し、汎用の油圧削岩機を利用して軟弱地質から硬岩
までスピーディに適用できるこの発明を完成するに至っ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の地山改良安定
化装置の構成を後記の実施例に基づき説明すると次のと
おりである。汎用の油圧削岩機1に装着されかつ注入剤
通路10′,11′あるいは35を通水路9′あるいは
34′とは別に区画形成する多孔ロッド3、30が、そ
の注入剤通路10′,11′あるいは35の基端側に軸
線方向に所要の間隔lをあけて2つの注入口12,13
あるいは36,37を備えるとともに先端側に同じく2
つの注入口14,15あるいは38,39を備えてい
る。
化装置の構成を後記の実施例に基づき説明すると次のと
おりである。汎用の油圧削岩機1に装着されかつ注入剤
通路10′,11′あるいは35を通水路9′あるいは
34′とは別に区画形成する多孔ロッド3、30が、そ
の注入剤通路10′,11′あるいは35の基端側に軸
線方向に所要の間隔lをあけて2つの注入口12,13
あるいは36,37を備えるとともに先端側に同じく2
つの注入口14,15あるいは38,39を備えてい
る。
【0008】その多孔ロッド3、30に外接嵌合する注
入剤スイベル16が、外面に開口する連通口21,22
に連通する環状路19,20を内周面に掘設するととも
にその各環状路19,20の両側にスリッパシール2
3,23、24,24を嵌装してなる雌環体17と雄環
体18とを、たがいの接続端部17′の内周面の雌螺条
と接続端部18′の外周面の雄螺条とを螺合することに
より、その雌雄螺条間に微細な逃がし路を形成して脱着
自在に組み立てられている。
入剤スイベル16が、外面に開口する連通口21,22
に連通する環状路19,20を内周面に掘設するととも
にその各環状路19,20の両側にスリッパシール2
3,23、24,24を嵌装してなる雌環体17と雄環
体18とを、たがいの接続端部17′の内周面の雌螺条
と接続端部18′の外周面の雄螺条とを螺合することに
より、その雌雄螺条間に微細な逃がし路を形成して脱着
自在に組み立てられている。
【0009】その組立て状態の注入剤スイベル16が、
上記多孔ロッド3あるいは30に嵌合することによっ
て、環状路19,20を上記注入剤通路10′,11′
あるいは35の注入口12,13あるいは36,37に
一致させる。
上記多孔ロッド3あるいは30に嵌合することによっ
て、環状路19,20を上記注入剤通路10′,11′
あるいは35の注入口12,13あるいは36,37に
一致させる。
【0010】上記において多孔ロッド3として、油圧削
岩機1のカップリング5に接続する基端部6とビット8
を装着する先端部7との間の大径部9内に、各々両端を
閉じた2本の小径管10,11を並列設置し、これら小
径管10,11内を注入剤通路10′,11′とし、か
つ、これら小径管10,11の外側に上記基端部6およ
び先端部7の通水路6′および7′と連通する通水路
9′を区画形成したものとすると、2液性注入剤を各別
に噴射させ地中で即時に固結させる2ショット方式を採
用するのに好適である。
岩機1のカップリング5に接続する基端部6とビット8
を装着する先端部7との間の大径部9内に、各々両端を
閉じた2本の小径管10,11を並列設置し、これら小
径管10,11内を注入剤通路10′,11′とし、か
つ、これら小径管10,11の外側に上記基端部6およ
び先端部7の通水路6′および7′と連通する通水路
9′を区画形成したものとすると、2液性注入剤を各別
に噴射させ地中で即時に固結させる2ショット方式を採
用するのに好適である。
【0011】また、同多孔ロッド30として、上記大径
部33内に1本の小径管34を挿入設置し、その通水路
34′を上記基端部31および先端部32の通水路3
1′および32′と連通させるとともに、その小径管3
4の外側に注入剤通路35を区画形成することによっ
て、2液性注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状
態で噴射させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5
ショット方式を採用するのに好適である。
部33内に1本の小径管34を挿入設置し、その通水路
34′を上記基端部31および先端部32の通水路3
1′および32′と連通させるとともに、その小径管3
4の外側に注入剤通路35を区画形成することによっ
て、2液性注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状
態で噴射させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5
ショット方式を採用するのに好適である。
【0012】この発明の地山改良安定化工法の構成は次
のとおりである。上記構成の地山改良安定化装置の注入
剤スイベル16の連通口21,22の各々に、硬化剤,
急結剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液と
を各別にあるいは混合して供給すべく当該注入剤供給源
を配管接続するとともに、油圧削岩機1に付設のウォー
タスイベル4に圧力水供給源を配管接続する。
のとおりである。上記構成の地山改良安定化装置の注入
剤スイベル16の連通口21,22の各々に、硬化剤,
急結剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液と
を各別にあるいは混合して供給すべく当該注入剤供給源
を配管接続するとともに、油圧削岩機1に付設のウォー
タスイベル4に圧力水供給源を配管接続する。
【0013】そこで、慣行にしたがい所要のフラッシン
グを行いながら所定の深さの削孔を行い、その後、注入
剤を送給しつつ多孔ロッド3を回転させるとともに引き
抜きながら、その注入剤を噴出口14,15あるいは3
8,39から噴射させる。これによって、注入剤は、地
中の亀裂に浸透しその部分の付着力を増大させ、あるい
はまた地中に円柱状固結体を造成するものである。
グを行いながら所定の深さの削孔を行い、その後、注入
剤を送給しつつ多孔ロッド3を回転させるとともに引き
抜きながら、その注入剤を噴出口14,15あるいは3
8,39から噴射させる。これによって、注入剤は、地
中の亀裂に浸透しその部分の付着力を増大させ、あるい
はまた地中に円柱状固結体を造成するものである。
【0014】
【作用】汎用の油圧削岩機を使用するので、軟弱地質か
ら硬岩までのあらゆる地層の地山に対する所望の改良安
定化施工を、本来のトンネル掘削作業サイクルの中に組
み入れて、しかもトンネル施工業者によって簡単に実施
できる。
ら硬岩までのあらゆる地層の地山に対する所望の改良安
定化施工を、本来のトンネル掘削作業サイクルの中に組
み入れて、しかもトンネル施工業者によって簡単に実施
できる。
【0015】注入剤スイベルは、脱着自在に螺合接続す
る別体である雌,雄環体からなるから、その内周面に環
状路を掘削し、また各環状路の両側にスリッパシールを
嵌装する作業を簡単に行うことができ、製作が容易であ
るのにくわえ、摩耗や破損等により交換が必要なときに
なったとき、その交換作業を簡単に実施できる。
る別体である雌,雄環体からなるから、その内周面に環
状路を掘削し、また各環状路の両側にスリッパシールを
嵌装する作業を簡単に行うことができ、製作が容易であ
るのにくわえ、摩耗や破損等により交換が必要なときに
なったとき、その交換作業を簡単に実施できる。
【0016】同じ注入剤スイベルを使用し、ただ多孔ロ
ッドとして、3孔型のものを採用するか、2孔型のもの
を採用するかによって、2液性注入剤を各別に噴射させ
地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは2液
性注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴射
させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショット
方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択でき
る。
ッドとして、3孔型のものを採用するか、2孔型のもの
を採用するかによって、2液性注入剤を各別に噴射させ
地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは2液
性注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴射
させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショット
方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択でき
る。
【0017】
【実施例】以下図示したこの発明の実施例について詳し
く説明する。図1〜7は第1実施例を示している。1は
ガイドシェル2に搭載した油圧削岩機である。この油圧
削岩機1は、山岳トンネルの施工現場で普通に配備使用
される汎用機であって、所定の打撃機構とロッド回転機
構を備えるとともに、ガイドシェル2上を移動する推進
機構を備えている。
く説明する。図1〜7は第1実施例を示している。1は
ガイドシェル2に搭載した油圧削岩機である。この油圧
削岩機1は、山岳トンネルの施工現場で普通に配備使用
される汎用機であって、所定の打撃機構とロッド回転機
構を備えるとともに、ガイドシェル2上を移動する推進
機構を備えている。
【0018】したがって、この発明における油圧削岩機
1による削孔は、ABフォアパイリング工法やロディン
ジェットフォアパイリング工法の場合のように回転力と
推進力だけではなく、回転力と推進力に加え打撃力によ
っても行うことができるものである。
1による削孔は、ABフォアパイリング工法やロディン
ジェットフォアパイリング工法の場合のように回転力と
推進力だけではなく、回転力と推進力に加え打撃力によ
っても行うことができるものである。
【0019】3は、油圧削岩機1に付設のウォータスイ
ベル4を通じ突出する出力ロッド4にカップリング5を
介し接続した多孔ロッドである。この多孔ロッド3は、
カップリング5に挿着する基端部6とビット8を装着す
る先端部7との間の大径部9内に、両端を閉じた2本の
小径管10,11を並列設置し、これら小径管10,1
1内を注入剤通路10′,11′とし、かつ、これら小
径管10,11の外側には、上記基端部6および先端部
7の通水路6′および7′と連通する通水路9′を区画
形成している。
ベル4を通じ突出する出力ロッド4にカップリング5を
介し接続した多孔ロッドである。この多孔ロッド3は、
カップリング5に挿着する基端部6とビット8を装着す
る先端部7との間の大径部9内に、両端を閉じた2本の
小径管10,11を並列設置し、これら小径管10,1
1内を注入剤通路10′,11′とし、かつ、これら小
径管10,11の外側には、上記基端部6および先端部
7の通水路6′および7′と連通する通水路9′を区画
形成している。
【0020】12,13は、多孔ロッド3の基端部6寄
りの所要位置に開設した注入剤通路10′,11′の注
入口で、両注入口12,13は該多孔ロッド3の軸線方
向に所要の間隔lをあけている。14,15は先端部7
寄りの所要位置に開設した注入剤通路10′,11′の
噴出口である。
りの所要位置に開設した注入剤通路10′,11′の注
入口で、両注入口12,13は該多孔ロッド3の軸線方
向に所要の間隔lをあけている。14,15は先端部7
寄りの所要位置に開設した注入剤通路10′,11′の
噴出口である。
【0021】16は多孔ロッド3の大径部9に外接嵌合
設置される注入剤スイベルで、たがいの接続端部17′
と18′を脱着自在に螺合接続できるようにした雌環体
17と雄環体18とからなる。19,20はこれら雌,
雄環体17,18の内周面に掘設した環状路で、連通口
21,22により外周面に開口している。23,23お
よび24,24は雌,雄環体17,18の内周面に環状
路19,20それぞれの両側において嵌装したスリッパ
シールである。
設置される注入剤スイベルで、たがいの接続端部17′
と18′を脱着自在に螺合接続できるようにした雌環体
17と雄環体18とからなる。19,20はこれら雌,
雄環体17,18の内周面に掘設した環状路で、連通口
21,22により外周面に開口している。23,23お
よび24,24は雌,雄環体17,18の内周面に環状
路19,20それぞれの両側において嵌装したスリッパ
シールである。
【0022】注入剤スイベル16は、雌環体17と雄環
体18とを接続端部17′の内周面の雌螺条と接続端部
18′の外周面の雄螺条とを螺合することにより、その
雌雄螺条間に微細な逃がし路を形成した耐超高圧スイベ
ルとして機械的に組み立てられ、その組立て状態で上記
多孔ロッド3に嵌合することによって、環状路19,2
0を上記注入剤通路10′,11′の注入口12,13
に一致させた位置に定着されている。
体18とを接続端部17′の内周面の雌螺条と接続端部
18′の外周面の雄螺条とを螺合することにより、その
雌雄螺条間に微細な逃がし路を形成した耐超高圧スイベ
ルとして機械的に組み立てられ、その組立て状態で上記
多孔ロッド3に嵌合することによって、環状路19,2
0を上記注入剤通路10′,11′の注入口12,13
に一致させた位置に定着されている。
【0023】25,26は、注入スイベル16の両端、
すなわち雌,雄環体17,18の各外端にと多孔ロッド
3との間に挿着した砲金ブッシュである。
すなわち雌,雄環体17,18の各外端にと多孔ロッド
3との間に挿着した砲金ブッシュである。
【0024】27は基端を油圧削岩機1に取り付けた支
持アーム、28はその先端に吊下した支持環帯で、これ
に注入剤スイベル16を支持させている。その支持環帯
28は、注入剤スイベル16をその接続端部17′,1
8′の外周面に形成する環状凹溝29に嵌合する上側弧
状片28′と下側弧状片28″とをボルト・ナットで緊
締してなる。
持アーム、28はその先端に吊下した支持環帯で、これ
に注入剤スイベル16を支持させている。その支持環帯
28は、注入剤スイベル16をその接続端部17′,1
8′の外周面に形成する環状凹溝29に嵌合する上側弧
状片28′と下側弧状片28″とをボルト・ナットで緊
締してなる。
【0025】上記構成からなるこの発明装置を使用して
行う地山改良安定化工法は次のようにして実施される。
ウォータスイベル4に圧力水を供給する圧力水供給源を
配管接続するとともに、注入剤スイベル16に、その連
通口21,22を通じ硬化剤,急結剤等のA液とセメン
トミルク等の主剤であるB液とを各別に供給すべく、そ
れぞれの注入剤供給源を配管接続する。
行う地山改良安定化工法は次のようにして実施される。
ウォータスイベル4に圧力水を供給する圧力水供給源を
配管接続するとともに、注入剤スイベル16に、その連
通口21,22を通じ硬化剤,急結剤等のA液とセメン
トミルク等の主剤であるB液とを各別に供給すべく、そ
れぞれの注入剤供給源を配管接続する。
【0026】そして、油圧削岩機1を運転し対象地山に
慣行にしたがい所要のフラッシングを行いながら所定の
深さの削孔を行う。その後、注入剤すなわち上記A液お
よびB液をそれぞれの系統から送給しつつ、多孔ロッド
3を回転させるとともに引き抜きながら、その注入剤を
噴出口14,15から噴射させる。
慣行にしたがい所要のフラッシングを行いながら所定の
深さの削孔を行う。その後、注入剤すなわち上記A液お
よびB液をそれぞれの系統から送給しつつ、多孔ロッド
3を回転させるとともに引き抜きながら、その注入剤を
噴出口14,15から噴射させる。
【0027】これによって、注入剤は、地中の亀裂に浸
透しその部分の付着力を増大させ、あるいはまた地中に
円柱状固結体を造成するもので、例えば対象地山中にシ
ェル構造を形成する場合には、その円柱状固結体をアー
チ形に列設造成する。
透しその部分の付着力を増大させ、あるいはまた地中に
円柱状固結体を造成するもので、例えば対象地山中にシ
ェル構造を形成する場合には、その円柱状固結体をアー
チ形に列設造成する。
【0028】上記において、圧力水、A液およびB液
は、多孔ロッド3内に区画形成された各別の通路を個別
に送給される。すなわち、同じ通路をバルブの切換えに
よって使用するようなものではないから複雑な切換え装
置を必要としないし作動不良になるようなこともない。
は、多孔ロッド3内に区画形成された各別の通路を個別
に送給される。すなわち、同じ通路をバルブの切換えに
よって使用するようなものではないから複雑な切換え装
置を必要としないし作動不良になるようなこともない。
【0029】また、注入剤スイベル16は、環状路1
9,20をそれぞれの両側においてスリッパシール2
3,23および24,24で液密にしっかりとシールし
ているので、これら環状路19,20の間にA液とB液
が漏洩するおそれがない。万が一そのスリッパシール2
3,23および24,24の摩耗や破損で漏洩したとし
ても、注入剤スイベル16は、雌環体17と雄環体18
の接続端部17′と接続端部18′とがその雌雄螺条間
に形成している前記の微細な逃がし路からその漏洩液を
外部に漏出させ、たがいに他方の環状路19,20へ流
入させるようなことはない。
9,20をそれぞれの両側においてスリッパシール2
3,23および24,24で液密にしっかりとシールし
ているので、これら環状路19,20の間にA液とB液
が漏洩するおそれがない。万が一そのスリッパシール2
3,23および24,24の摩耗や破損で漏洩したとし
ても、注入剤スイベル16は、雌環体17と雄環体18
の接続端部17′と接続端部18′とがその雌雄螺条間
に形成している前記の微細な逃がし路からその漏洩液を
外部に漏出させ、たがいに他方の環状路19,20へ流
入させるようなことはない。
【0030】さらに、注入スイベル16は、脱着自在に
螺合接続する別体である雌,雄環体17,18からなる
から、その内周面に環状路19,20を掘削し、またそ
れぞれの両側においてスリッパシール23,23および
24,24を嵌装する作業を簡単に行うことができ、製
作が容易であるのにくわえ、摩耗や破損等により交換が
必要なときになったとき、その交換作業を簡単に実施で
きる。
螺合接続する別体である雌,雄環体17,18からなる
から、その内周面に環状路19,20を掘削し、またそ
れぞれの両側においてスリッパシール23,23および
24,24を嵌装する作業を簡単に行うことができ、製
作が容易であるのにくわえ、摩耗や破損等により交換が
必要なときになったとき、その交換作業を簡単に実施で
きる。
【0031】図8〜11に示したこの発明装置の第2実
施例は、上記第1実施例とは多孔ロッドの構成を異にす
るだけで、その他の構成は、該第1実施例と同じなの
で、多孔ロッドの相違点について説明し、同一部分は同
一符号を付してその説明を省略する。
施例は、上記第1実施例とは多孔ロッドの構成を異にす
るだけで、その他の構成は、該第1実施例と同じなの
で、多孔ロッドの相違点について説明し、同一部分は同
一符号を付してその説明を省略する。
【0032】すなわち、第2実施例の多孔ロッド30
は、前記カップリング5に挿着する基端部31と前記ビ
ット8を装着する先端部32との間の大径部33内に1
本の小径管34を挿入設置して、そ通水路34′を上記
基端部31および先端部32の通水路31′および3
2′と連通させるとともに、その小径管34の外周に注
入剤通路35を区画形成している。
は、前記カップリング5に挿着する基端部31と前記ビ
ット8を装着する先端部32との間の大径部33内に1
本の小径管34を挿入設置して、そ通水路34′を上記
基端部31および先端部32の通水路31′および3
2′と連通させるとともに、その小径管34の外周に注
入剤通路35を区画形成している。
【0033】36,37は、多孔ロッド30の基端部3
1寄りの所要位置に開設した注入剤通路35の注入口
で、両注入口36,37は該多孔ロッド30の軸線方向
に所要の間隔lをあけている。38,39は先端部32
寄りの所要位置に開設した注入剤通路35の噴出口であ
る。
1寄りの所要位置に開設した注入剤通路35の注入口
で、両注入口36,37は該多孔ロッド30の軸線方向
に所要の間隔lをあけている。38,39は先端部32
寄りの所要位置に開設した注入剤通路35の噴出口であ
る。
【0034】この第2実施例の装置を使用して行う地山
改良安定化工法は、第1実施例の場合とは、硬化剤,急
結剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液とが
注入剤スイベル16に供給する前に予め混合され、その
混合されたものが、注入剤スイベル16の連通孔21,
22、上記注入口36,37から注入剤通路35に供給
されるように注入剤供給源に配管接続していることにお
いて相違するが、その他の点では変わるところがない。
改良安定化工法は、第1実施例の場合とは、硬化剤,急
結剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液とが
注入剤スイベル16に供給する前に予め混合され、その
混合されたものが、注入剤スイベル16の連通孔21,
22、上記注入口36,37から注入剤通路35に供給
されるように注入剤供給源に配管接続していることにお
いて相違するが、その他の点では変わるところがない。
【0035】すなわち、対象地山に慣行にしたがいフラ
ッシングを行いながら所定の深さの削孔を行った後、注
入剤すなわち上記A液およびB液を混合した状態にして
送給し、多孔ロッド30を回転させるとともに引き抜き
ながら、その注入剤を噴出口38,39から噴射させ、
これによって、注入剤を地中の亀裂に浸透しその部分の
付着力を増大させ、また地中に円柱状固結体を造成する
ものである。
ッシングを行いながら所定の深さの削孔を行った後、注
入剤すなわち上記A液およびB液を混合した状態にして
送給し、多孔ロッド30を回転させるとともに引き抜き
ながら、その注入剤を噴出口38,39から噴射させ、
これによって、注入剤を地中の亀裂に浸透しその部分の
付着力を増大させ、また地中に円柱状固結体を造成する
ものである。
【0036】これら第1,2実施例から明らかなよう
に、この発明によれば、同じ油圧削岩機1、同じ注入剤
スイベル16を使用し、ただ多孔ロッドとして、第1実
施例の3孔型のものを採用するか、第2実施例の2孔型
のものを採用するかによって、2液注入剤を各別に噴射
させ地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは
2液注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴
射させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショッ
ト方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択で
きる。
に、この発明によれば、同じ油圧削岩機1、同じ注入剤
スイベル16を使用し、ただ多孔ロッドとして、第1実
施例の3孔型のものを採用するか、第2実施例の2孔型
のものを採用するかによって、2液注入剤を各別に噴射
させ地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは
2液注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴
射させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショッ
ト方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択で
きる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば次
の効果を奏する。 汎用の油圧削岩機を使用するので、すなわち、削孔
を回転力と推進力に加え打撃力によっても行うので、軟
弱地質から硬岩までのあらゆる地山に対する所望の改良
安定化施工を、本来のトンネル掘削作業サイクルの中に
組み入れて、しかも、専門業者ではなく当該トンネル施
工業者によっても簡単に実施できるから、経済的であ
る。
の効果を奏する。 汎用の油圧削岩機を使用するので、すなわち、削孔
を回転力と推進力に加え打撃力によっても行うので、軟
弱地質から硬岩までのあらゆる地山に対する所望の改良
安定化施工を、本来のトンネル掘削作業サイクルの中に
組み入れて、しかも、専門業者ではなく当該トンネル施
工業者によっても簡単に実施できるから、経済的であ
る。
【0038】 注入剤スイベルは、脱着自在に螺合接
続する別体である雌,雄環体からなるから、その内周面
に環状路を掘削しまた各環状路の両側にスリッパシール
を嵌装する作業を簡単に行うことができ、製作が容易で
あるのにくわえ、摩耗や破損等により交換が必要なとき
になったとき、その交換作業を簡単に実施できる。
続する別体である雌,雄環体からなるから、その内周面
に環状路を掘削しまた各環状路の両側にスリッパシール
を嵌装する作業を簡単に行うことができ、製作が容易で
あるのにくわえ、摩耗や破損等により交換が必要なとき
になったとき、その交換作業を簡単に実施できる。
【0039】 同じ注入剤スイベルを使用し、ただ多
孔ロッドとして、3孔型のものを採用するか、2孔型の
ものを採用するかによって、2液注入剤を各別に噴射さ
せ地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは2
液注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴射
させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショット
方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択でき
る。
孔ロッドとして、3孔型のものを採用するか、2孔型の
ものを採用するかによって、2液注入剤を各別に噴射さ
せ地中で即時に固結させる2ショット方式、あるいは2
液注入剤をスイベルの手前で混合しその混合状態で噴射
させ比較的長い時間をかけて固結させる1.5ショット
方式とするかを、地山の状況等に応じて任意に選択でき
る。
【0040】 ABフォアパイリング工法の場合とは
異なりビット拡翼装置を要しないし、ビットの摩耗が特
に激しいということもない。 ロディンジェットフォアパイリング工法の場合とは
異なり特殊バルブを切り換えて注入剤の噴射注入を行う
ものではないから、切換え操作にともなうトラブルの発
生のおそれもない。
異なりビット拡翼装置を要しないし、ビットの摩耗が特
に激しいということもない。 ロディンジェットフォアパイリング工法の場合とは
異なり特殊バルブを切り換えて注入剤の噴射注入を行う
ものではないから、切換え操作にともなうトラブルの発
生のおそれもない。
【図1】この発明装置の第1実施例の側面図である。
【図2】同上の注入剤スイベルを外接嵌合した状態の多
孔ロッドの断面図である。
孔ロッドの断面図である。
【図3】第2図のI−I線断面図である。
【図4】同上のII−II線断面図である。
【図5】同上のIII−III線断面図である。
【図6】上記注入剤スイベルの分離状態の断面図であ
る。
る。
【図7】上記注入剤スイベルの支持装置の正面図であ
る。
る。
【図8】この発明装置の第2実施例の注入剤スイベルを
外接嵌合した状態の多孔ロッドの断面図である。
外接嵌合した状態の多孔ロッドの断面図である。
【図9】第8図のIV−IV線断面図である。
【図10】同上のV−V線断面図である。
【図11】同上のVI−VI線断面図である。
1 油圧削岩機 2 ガイドシェル 3 多孔ロッド 4 出力ロッド 5 カップリング 6 基端部 6′ 通水路 7 先端部 7′ 通水路 8 ビット 9 大径部 9′ 通水路 10 小径管 10′ 注入剤通路 11 小径管 11′ 注入剤通路 12 注入口 13 注入口 14 噴出口 15 噴出口 16 注入剤スイベル 17 雌環体 17′ 接続端部 18 雄環体 18′ 接続端部 19 環状路 20 環状路 21 連通口 22 連通口 23 スリッパシール 24 スリッパシール 25 砲金ブッシュ 26 砲金ブッシュ 27 支持アーム 28 支持環帯 28′ 上側弧状片 28″ 下側弧状片 29 環状凹溝 30 多孔ロッド 31 基端部 31′ 通水路 32 先端部 32′ 通水路 33 大径部 34 小径管 35 注入剤通路 36 注入口 37 注入口 38 噴出口 39 噴出口
Claims (5)
- 【請求項1】油圧削岩機に装着されかつ注入剤通路を通
水路とは別に区画形成した多孔ロッドが、その注入剤通
路の基端側に軸線方向に所要の間隔をあけて2つの注入
口を備えるとともに先端側に同じく2つの噴出口を備
え、 その多孔ロッドに外接嵌合する注入剤スイベルが、外面
に開口する連通口に連通する環状路を内周面に掘設する
とともにその環状路の両側にスリッパシールを嵌装して
なる雌環体と雄環体とを、前者の接続端部の内周面の雌
螺条と後者の接続端部の外周面の雄螺条とを螺合するこ
とにより、これら雌雄螺条間に微細な逃がし路を形成し
て組み立てられ、その組立て状態で上記多孔ロッドに嵌
合することによって、雌環体と雄環体の各環状路を上記
注入剤通路の注入口に一致させる構成であることを特徴
とする地山改良安定化装置。 - 【請求項2】多孔ロッドが、油圧削岩機に装着する基端
部とビットを装着する先端部との間の大径部内に、両端
を閉じた2本の小径管を並列設置し、これら2本の小径
管内を注入剤通路とし、かつ、これら2本の小径管の外
側には、該多孔ロッドの基端部および先端部の通水路と
連通する通水路を区画形成していることを特徴とする請
求項1記載の地山改良安定化装置。 - 【請求項3】多孔ロッドが、油圧削岩機に装着する基端
部とビットを装着する先端部との間の大径部内に1本の
小径管を挿入設置して、その小径管の通水路を、該多孔
ロッドの基端部および先端部の通水路と連通させるとと
もに、その小径管の外周に注入剤通路を区画形成してい
ることを特徴とする請求項1記載の地山改良安定化装
置。 - 【請求項4】請求項2記載の地山改良安定化装置の注入
剤スイベルに、それの2つの連通口を通じ硬化剤,急結
剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液とを各
別に供給すべくそれぞれの注入剤供給源を配管接続する
とともに、油圧削岩機に付設のウォータスイベルに圧力
水供給源を配管接続し、慣行にしたがい所要のフラッシ
ングを行いながら所定の深さの削孔を行った後、注入剤
すなわち上記A液およびB液をそれぞれの系統から送給
し、多孔ロッドを回転させるとともに引き抜きながら、
その注入剤をそれぞれの噴出口から噴射させることを特
徴とする地山改良安定化工法。 - 【請求項5】請求項3記載の地山改良安定化装置の注入
剤スイベルに、それの2つの連通口を通じ、硬化剤,急
結剤等のA液とセメントミルク等の主剤であるB液とを
混合して供給すべく注入剤供給源を配管接続するととも
に、油圧削岩機に付設のウォータスイベルに圧力水供給
源を配管接続し、慣行にしたがい所要のフラッシングを
行いながら所定の深さの削孔を行った後、注入剤すなわ
ち上記A液およびB液を混合送給し、多孔ロッドを回転
させるとともに引き抜きながら、その混合注入剤を噴出
口から噴射させることを特徴とする地山改良安定化工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27637191A JPH0768696B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 地山改良安定化工法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27637191A JPH0768696B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 地山改良安定化工法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586794A JPH0586794A (ja) | 1993-04-06 |
| JPH0768696B2 true JPH0768696B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17568499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27637191A Expired - Fee Related JPH0768696B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 地山改良安定化工法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768696B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004332529A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Atsushi Kato | 崩壊性地盤の削孔方法並びにロックボルト工法及びグラウンドアンカー工法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27637191A patent/JPH0768696B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004332529A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Atsushi Kato | 崩壊性地盤の削孔方法並びにロックボルト工法及びグラウンドアンカー工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0586794A (ja) | 1993-04-06 |
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