JPH0768718A - 半透明樹脂成形品 - Google Patents
半透明樹脂成形品Info
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- JPH0768718A JPH0768718A JP21762193A JP21762193A JPH0768718A JP H0768718 A JPH0768718 A JP H0768718A JP 21762193 A JP21762193 A JP 21762193A JP 21762193 A JP21762193 A JP 21762193A JP H0768718 A JPH0768718 A JP H0768718A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半透明樹脂成形品において、深み感、透明感に
優れ、明るい色調を可能とする。 【構成】熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂とする樹脂組
成物を硬化させた半透明基材層と、該半透明基材層の非
可視面側に設けられた、樹脂中に発光材料が分散された
発光樹脂層とを備えてなる。
優れ、明るい色調を可能とする。 【構成】熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂とする樹脂組
成物を硬化させた半透明基材層と、該半透明基材層の非
可視面側に設けられた、樹脂中に発光材料が分散された
発光樹脂層とを備えてなる。
Description
【0001】
【0002】本発明は、透明感、深み感を損することな
く明るい色調を呈する半透明樹脂成形品に関するもので
ある。
く明るい色調を呈する半透明樹脂成形品に関するもので
ある。
【従来の技術】従来から不飽和ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂、エポキシ樹脂等の、熱硬化性樹脂に無機充填
材を含有させて硬化させ、成形品を得る方法は広く知ら
れている。こうした成形品は、浴槽、洗面カウンター、
キッチンカウンター、テーブル等に幅広く使用されてい
る。また、より高級なイメージを抱かせるものとして透
明感を持ったものが、特に重用されている。
リル樹脂、エポキシ樹脂等の、熱硬化性樹脂に無機充填
材を含有させて硬化させ、成形品を得る方法は広く知ら
れている。こうした成形品は、浴槽、洗面カウンター、
キッチンカウンター、テーブル等に幅広く使用されてい
る。また、より高級なイメージを抱かせるものとして透
明感を持ったものが、特に重用されている。
【0003】透明感を抱かせる方法としては、従来、熱
硬化性樹脂及び熱硬化性樹脂充填材を主とする硬化体に
透明感を持たせる方法が採用されてきた。しかしなが
ら、上記方法では、熱硬化性樹脂充填材、顔料等を樹脂
組成物に多量に添加するため透明感、深み感が物足りな
くなるという欠点があった。
硬化性樹脂及び熱硬化性樹脂充填材を主とする硬化体に
透明感を持たせる方法が採用されてきた。しかしなが
ら、上記方法では、熱硬化性樹脂充填材、顔料等を樹脂
組成物に多量に添加するため透明感、深み感が物足りな
くなるという欠点があった。
【0004】この欠点を解消するため、例えば、特開昭
63−239045号公報には、半透明レジンコンクリ
ートを基材層として用い、その裏面に着色層を設けて色
相が浮かび上がる材料が提案されている。
63−239045号公報には、半透明レジンコンクリ
ートを基材層として用い、その裏面に着色層を設けて色
相が浮かび上がる材料が提案されている。
【0005】しかしながら、上記方法では、透明感はあ
るが、基材層を透過した光が着色層で反射されにくいた
め、全体として暗い色調のものしか得られないという欠
点があった。
るが、基材層を透過した光が着色層で反射されにくいた
め、全体として暗い色調のものしか得られないという欠
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、深み感に優れ、明るい色調
が得られる半透明樹脂成形品を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、深み感に優れ、明るい色調
が得られる半透明樹脂成形品を提供することにある。
【0007】
【0008】本発明の半透明樹脂成形品は、熱硬化性樹
脂、硬化剤及び無機充填材よりなる樹脂組成物(A)を
硬化させた半透明基材層の非可視面側に、熱硬化性樹脂
又は熱可塑性樹脂のマトリックス樹脂に蛍光材料が含有
された樹脂組成物(B)を硬化させた発光樹脂層を積層
してなるものである。
脂、硬化剤及び無機充填材よりなる樹脂組成物(A)を
硬化させた半透明基材層の非可視面側に、熱硬化性樹脂
又は熱可塑性樹脂のマトリックス樹脂に蛍光材料が含有
された樹脂組成物(B)を硬化させた発光樹脂層を積層
してなるものである。
【0009】本発明にいう半透明とは、物体に光を照射
したとき、全光線透過率で10〜70%の光が透過する
ことをいう。
したとき、全光線透過率で10〜70%の光が透過する
ことをいう。
【0010】本発明において用いられる半透明基材層
は、熱硬化性樹脂、硬化剤及び無機充填材を混合してな
る樹脂組成物(A)を調製し、これを硬化することによ
って形成される。
は、熱硬化性樹脂、硬化剤及び無機充填材を混合してな
る樹脂組成物(A)を調製し、これを硬化することによ
って形成される。
【0011】上記熱硬化性樹脂としては、例えば、不飽
和ポリエステル樹脂(樹脂分としては不飽和ポリエステ
ルの他、重合性モノマーが含まれる)、エポキシ樹脂、
ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等が
挙げられ、これらは単独で使用されてもよいし、二種以
上併用されてもよい。
和ポリエステル樹脂(樹脂分としては不飽和ポリエステ
ルの他、重合性モノマーが含まれる)、エポキシ樹脂、
ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等が
挙げられ、これらは単独で使用されてもよいし、二種以
上併用されてもよい。
【0012】また、硬化剤としては、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、ベンゾイルパーオキサイド、メチル
エチルケトンパーオキサイド、ジクルミパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシ−イソプロピルカーボネート
等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよいし、二
種以上併用されてもよい。
キシベンゾエート、ベンゾイルパーオキサイド、メチル
エチルケトンパーオキサイド、ジクルミパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシ−イソプロピルカーボネート
等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよいし、二
種以上併用されてもよい。
【0013】硬化剤の添加量は、少なすぎても、多すぎ
ても硬化不良を生じるため、熱硬化性樹脂100重量部
に対して、0.2〜10重量部が好ましい。
ても硬化不良を生じるため、熱硬化性樹脂100重量部
に対して、0.2〜10重量部が好ましい。
【0014】無機充填材としては、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、マイ
カ、シリカ、アルミナ、ガラス粉末、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、寒水石等が挙げられ、これら
は単独で使用されてもよいし、二種以上併用されてもよ
いが、成形品の深み感を向上さすためには、特にガラス
粉末、水酸化アルミニウムを用いるのが好ましい。
酸マグネシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、マイ
カ、シリカ、アルミナ、ガラス粉末、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、寒水石等が挙げられ、これら
は単独で使用されてもよいし、二種以上併用されてもよ
いが、成形品の深み感を向上さすためには、特にガラス
粉末、水酸化アルミニウムを用いるのが好ましい。
【0015】無機充填材の添加量は、多すぎると透明感
が損なわれ、少なすぎると熱硬化性樹脂硬化体に割れを
生じるため、熱硬化性樹脂と硬化剤の合計量100重量
部に対して、50〜360重量部が好ましい。
が損なわれ、少なすぎると熱硬化性樹脂硬化体に割れを
生じるため、熱硬化性樹脂と硬化剤の合計量100重量
部に対して、50〜360重量部が好ましい。
【0016】半透明基材層を得るためには、上記熱硬化
性樹脂の種類、無機充填材の種類及び添加量にも依る
が、熱硬化性樹脂硬化体と無機充填材の屈折率が近似し
ていることが好ましく、すなわち両者の屈折率の差が
0.04以下であることが好ましい。
性樹脂の種類、無機充填材の種類及び添加量にも依る
が、熱硬化性樹脂硬化体と無機充填材の屈折率が近似し
ていることが好ましく、すなわち両者の屈折率の差が
0.04以下であることが好ましい。
【0017】その組み合わせとしては、例えば、熱硬化
性樹脂に不飽和ポリエステル樹脂を使用する場合は、ガ
ラス粉末または水酸化アルミニウムを無機充填材として
使用すればよい。
性樹脂に不飽和ポリエステル樹脂を使用する場合は、ガ
ラス粉末または水酸化アルミニウムを無機充填材として
使用すればよい。
【0018】上記半透明基材層には、必要に応じて補強
材、低収縮材、内部離型剤、増粘剤、硬化促進剤、チク
ソ剤、重合禁止剤、重合促進剤、顔料等を、半透明性を
損なわない範囲で適宜添加してもよい。
材、低収縮材、内部離型剤、増粘剤、硬化促進剤、チク
ソ剤、重合禁止剤、重合促進剤、顔料等を、半透明性を
損なわない範囲で適宜添加してもよい。
【0019】補強材としては、ガラス繊維、炭素繊維等
の無機繊維;ポリエステル繊維、フェノール繊維、ビニ
ロン繊維等の有機繊維が挙げられるが、一般にはガラス
繊維が使用される。
の無機繊維;ポリエステル繊維、フェノール繊維、ビニ
ロン繊維等の有機繊維が挙げられるが、一般にはガラス
繊維が使用される。
【0020】低収縮材としては、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリカプロラクタム、飽和ポリエステ
ル、ポリブタジエンゴム、ポリスチレン−アクリロニト
リル共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
チレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリカプロラクタム、飽和ポリエステ
ル、ポリブタジエンゴム、ポリスチレン−アクリロニト
リル共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
【0021】増粘剤は、熱硬化性樹脂が含有する水酸
基、カルボキシル基、エステル基等と化学的に結合し、
分子量を増大させるものであり、例えば、トルエンジイ
ソシアネートのようなジイソシアネート類;アルミニウ
ムイソプロポキシド、チタンテトラブトキシドのような
金属アルコキシド;酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、酸化ブリリウムのような二価金属の酸化物;水酸化
カルシウムのような二価金属の水酸化物等が挙げられ
る。
基、カルボキシル基、エステル基等と化学的に結合し、
分子量を増大させるものであり、例えば、トルエンジイ
ソシアネートのようなジイソシアネート類;アルミニウ
ムイソプロポキシド、チタンテトラブトキシドのような
金属アルコキシド;酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、酸化ブリリウムのような二価金属の酸化物;水酸化
カルシウムのような二価金属の水酸化物等が挙げられ
る。
【0022】半透明基材層の厚みは、特に限定されるも
のではないが、一般に3〜15mmである。
のではないが、一般に3〜15mmである。
【0023】本発明において用いられる発光樹脂層は、
熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂をベースとするマトリッ
クス樹脂に蛍光材料を混合してなる樹脂組成物(B)を
調製し、これを硬化することによって形成される。
熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂をベースとするマトリッ
クス樹脂に蛍光材料を混合してなる樹脂組成物(B)を
調製し、これを硬化することによって形成される。
【0024】上記マトリックス樹脂が熱硬化性樹脂の場
合は、硬化剤とともに使用されるが、その熱硬化性樹脂
及び硬化剤は、半透明基材層で述べたものが採用されて
よい。
合は、硬化剤とともに使用されるが、その熱硬化性樹脂
及び硬化剤は、半透明基材層で述べたものが採用されて
よい。
【0025】また熱可塑性樹脂としては、、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩素化
ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリウレ
タン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリフェニレンオキサイド、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリエーテルエーテルケトン、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビ
ニル−塩化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重
合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリル酸
変成ポリプロピレン、マレイン酸変成ポリエチレン等が
挙げられ、使用用途に応じて適宜採用されてよい。ま
た、これらは単独で使用されてもよいし、二種以上併用
して使用されてもよい。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩素化
ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリウレ
タン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリフェニレンオキサイド、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリエーテルエーテルケトン、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビ
ニル−塩化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重
合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリル酸
変成ポリプロピレン、マレイン酸変成ポリエチレン等が
挙げられ、使用用途に応じて適宜採用されてよい。ま
た、これらは単独で使用されてもよいし、二種以上併用
して使用されてもよい。
【0026】マトリックス樹脂は、熱硬化性樹脂、熱可
塑性樹脂のいずれが採用されてもよいが、硬度及び半透
明基材層との接着性の面で、特に熱硬化性樹脂が好まし
い。
塑性樹脂のいずれが採用されてもよいが、硬度及び半透
明基材層との接着性の面で、特に熱硬化性樹脂が好まし
い。
【0027】本発明にいう蛍光材料とは、照射された光
のエネルギーを吸収・蓄積し、それが熱的に放出されて
再結合の際に発光するものであり、硫化金属に微量の不
純物(賦活剤、重金属等)を添加したもので、例えば、
硫化カルシウム−ビスマス、硫化亜鉛−銅等が挙げられ
る。
のエネルギーを吸収・蓄積し、それが熱的に放出されて
再結合の際に発光するものであり、硫化金属に微量の不
純物(賦活剤、重金属等)を添加したもので、例えば、
硫化カルシウム−ビスマス、硫化亜鉛−銅等が挙げられ
る。
【0028】蛍光材料の粒径は、小さすぎると分散しに
くく、大きすぎると均一な色調が得られなくなるため、
1〜100μmが好ましい。
くく、大きすぎると均一な色調が得られなくなるため、
1〜100μmが好ましい。
【0029】蛍光材料の添加量は、少なすぎると高い輝
度が得られず、多すぎると分散しにくくなるため、熱硬
化性樹脂と硬化剤の合計量100重量部に対して2〜1
00重量部が好ましく、より好ましくは10〜70重量
部である。
度が得られず、多すぎると分散しにくくなるため、熱硬
化性樹脂と硬化剤の合計量100重量部に対して2〜1
00重量部が好ましく、より好ましくは10〜70重量
部である。
【0030】発光樹脂層には、必要に応じて上述の補強
材、低収縮材、内部離型剤、増粘剤、チクソ剤、硬化促
進剤、重合禁止剤、顔料等を、発光性を損なわない範囲
で適宜添加してもよい。また、発光樹脂層は、ガラスマ
ット、ガラスクロス等の補強材に上述の樹脂組成物
(B)を含浸させたものを硬化して用いてもよい。
材、低収縮材、内部離型剤、増粘剤、チクソ剤、硬化促
進剤、重合禁止剤、顔料等を、発光性を損なわない範囲
で適宜添加してもよい。また、発光樹脂層は、ガラスマ
ット、ガラスクロス等の補強材に上述の樹脂組成物
(B)を含浸させたものを硬化して用いてもよい。
【0031】発光樹脂層の厚みは、特に限定されるもの
ではないが、一般に20μm〜3mmである。なお、発
光樹脂層は必ずしも半透明である必要はない。
ではないが、一般に20μm〜3mmである。なお、発
光樹脂層は必ずしも半透明である必要はない。
【0032】本発明の半透明基材層及び発光樹脂層の製
造方法は、従来公知の方法が採用され特に限定されるも
のではない。例えば、注型法、レジンインジェクション
法、加熱加圧法、射出成形法等が目的とする厚み、形状
等に応じて適宜採用されてよい。
造方法は、従来公知の方法が採用され特に限定されるも
のではない。例えば、注型法、レジンインジェクション
法、加熱加圧法、射出成形法等が目的とする厚み、形状
等に応じて適宜採用されてよい。
【0033】積層方法も特に限定されるものではなく、
半透明基材層及び発光樹脂層を同時に成形・積層する方
法;いずれか一方を成型した後、他方を塗布、注入等で
成型積層する方法;両者を別個成形した後、接着剤で張
り合わせて積層する方法等が採用されてよい。
半透明基材層及び発光樹脂層を同時に成形・積層する方
法;いずれか一方を成型した後、他方を塗布、注入等で
成型積層する方法;両者を別個成形した後、接着剤で張
り合わせて積層する方法等が採用されてよい。
【0034】本発明の半透明樹脂成形品には、その半透
明基材層の可視面側に、更に、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂等よりなるクリ
ヤー樹脂層を設けてもよい。
明基材層の可視面側に、更に、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂等よりなるクリ
ヤー樹脂層を設けてもよい。
【作用】本発明の半透明樹脂成形品は、上述の通りであ
り、半透明基材層の可視面側から入射した光のエネルギ
ーが、発光樹脂層で蓄積された後、発光されて半透明基
材層の可視面を再透過して放出される。
り、半透明基材層の可視面側から入射した光のエネルギ
ーが、発光樹脂層で蓄積された後、発光されて半透明基
材層の可視面を再透過して放出される。
【実施例】本発明を実施例をもってさらに詳しく説明す
る。
る。
【0035】実施例1〜6 表1に示した半透明基材層及び発光樹脂層の欄に示した
配合物を用いて、以下の方法で半透明樹脂成形品を得
た。なお、表1の配合は、重量部で記した。
配合物を用いて、以下の方法で半透明樹脂成形品を得
た。なお、表1の配合は、重量部で記した。
【0036】半透明基材層の配合物をニーダーで5分混
合したのち、得られた混合物を130℃に加熱されたプ
レス金型に投入し、100kg/cm2 の圧力で4分間
加圧し、厚さ6mmの平板状の半透明基材層を得た。次
いで、発光樹脂層の配合物をニーダーで5分混合し、こ
れを上記で得られた半透明基材層上に注入し、130
℃、20kg/cm2 で4分間加圧し、発光樹脂層を積
層・一体化して半透明樹脂成形品を得た。得られた半透
明樹脂成形品の発光樹脂層の厚みは、150μmであっ
た。
合したのち、得られた混合物を130℃に加熱されたプ
レス金型に投入し、100kg/cm2 の圧力で4分間
加圧し、厚さ6mmの平板状の半透明基材層を得た。次
いで、発光樹脂層の配合物をニーダーで5分混合し、こ
れを上記で得られた半透明基材層上に注入し、130
℃、20kg/cm2 で4分間加圧し、発光樹脂層を積
層・一体化して半透明樹脂成形品を得た。得られた半透
明樹脂成形品の発光樹脂層の厚みは、150μmであっ
た。
【0037】得られた半透明樹脂成形品を、以下の基準
で20人に対して目視官能試験を行った。 官能試験1 1点:深み感、透明感がない。 2点:深み感、透明感がわずかにある。 3点:深み感、透明感がある。 官能試験2 1点:暗い色調である。 2点:やや明るい色調である。 3点:明るい色調である。
で20人に対して目視官能試験を行った。 官能試験1 1点:深み感、透明感がない。 2点:深み感、透明感がわずかにある。 3点:深み感、透明感がある。 官能試験2 1点:暗い色調である。 2点:やや明るい色調である。 3点:明るい色調である。
【0038】20人の合計点で以下のように評価し、そ
の結果を表1に記した。 50点以上:◎ 30点以上:○ 30点未満:×
の結果を表1に記した。 50点以上:◎ 30点以上:○ 30点未満:×
【0039】比較例1〜3 実施例1〜6で使用した発光樹脂層形成用配合物に代え
て、表1に併記した発光材料を添加しない配合物を用い
て、これを裏打ち層として半透明基材層上に積層し、実
施例1〜6と同様にして成形品を得た。得られた成形品
を、上述同様にして目視官能試験を行った結果を表1に
記した。
て、表1に併記した発光材料を添加しない配合物を用い
て、これを裏打ち層として半透明基材層上に積層し、実
施例1〜6と同様にして成形品を得た。得られた成形品
を、上述同様にして目視官能試験を行った結果を表1に
記した。
【0040】
【表1】
【0041】1)イソフタル酸、マレイン酸プロピレン
グリコールが主成分の不飽和ポリエステル樹脂,スチレ
ン30〜40重量%含有 2)TBPB:t−ブチルパーパーオキシベンゾエート 3)日本フェロー社製 M−500S 4)住友化学工業社製 CWL−326S 5)協和化学社製 キョウワマグ100 6)堺化学社製 SZ2000 7)繊維長 3mm 8)住化カラー社製 KR1E172(赤) 9)ナショナルブリューオブスタンダード社製 CaS
−Bi発光材 10)ナショナルブリューオブスタンダード社製 βZ
nS−Cu発光材
グリコールが主成分の不飽和ポリエステル樹脂,スチレ
ン30〜40重量%含有 2)TBPB:t−ブチルパーパーオキシベンゾエート 3)日本フェロー社製 M−500S 4)住友化学工業社製 CWL−326S 5)協和化学社製 キョウワマグ100 6)堺化学社製 SZ2000 7)繊維長 3mm 8)住化カラー社製 KR1E172(赤) 9)ナショナルブリューオブスタンダード社製 CaS
−Bi発光材 10)ナショナルブリューオブスタンダード社製 βZ
nS−Cu発光材
【0042】実施例7〜10 以下に述べるクリヤーゲルコート層、半透明基材層及び
発光樹脂層に使用した不飽和ポリエステル樹脂は、実施
例1〜6と同じものを使用し、顔料及び発光材料も実施
例1〜6と同じものを使用して半透明樹脂成形品を製造
した。
発光樹脂層に使用した不飽和ポリエステル樹脂は、実施
例1〜6と同じものを使用し、顔料及び発光材料も実施
例1〜6と同じものを使用して半透明樹脂成形品を製造
した。
【0043】不飽和ポリエステル樹脂100重量部、硬
化剤(MEKPO:メチルエチルケトンパーオキサイ
ド)1重量部及びアエロジル6重量部を混合し、得られ
た混合物をFRP型表面に塗布し、40℃で1時間乾燥
し厚さ100μmのクリヤーゲルコート層を設けた。次
いで、表2の半透明基材層欄に示した配合物をモルタル
ミキサーで10分混合し、得られた混合物をホッパーに
より上記FRP型中に流し込んで、40℃で12時間保
持して注型成形を行ったのち脱型して、クリヤーゲルコ
ート層と半透明基材層が一体となった厚さ8mmの平板
を得た。
化剤(MEKPO:メチルエチルケトンパーオキサイ
ド)1重量部及びアエロジル6重量部を混合し、得られ
た混合物をFRP型表面に塗布し、40℃で1時間乾燥
し厚さ100μmのクリヤーゲルコート層を設けた。次
いで、表2の半透明基材層欄に示した配合物をモルタル
ミキサーで10分混合し、得られた混合物をホッパーに
より上記FRP型中に流し込んで、40℃で12時間保
持して注型成形を行ったのち脱型して、クリヤーゲルコ
ート層と半透明基材層が一体となった厚さ8mmの平板
を得た。
【0044】発光樹脂層欄に記載した配合物をモルタル
ミキサーで10分混合し、得られた混合物を目付量30
0g/m2 のチョプドガラスストランドマットに含浸さ
せ、次いで、上記で得られた平板の半透明基材層上に積
層し、40℃で12時間保持硬化を行い、クリヤーゲル
コート層、半透明基材層及び発光樹脂層が一体となった
半透明樹脂成形品を得た。
ミキサーで10分混合し、得られた混合物を目付量30
0g/m2 のチョプドガラスストランドマットに含浸さ
せ、次いで、上記で得られた平板の半透明基材層上に積
層し、40℃で12時間保持硬化を行い、クリヤーゲル
コート層、半透明基材層及び発光樹脂層が一体となった
半透明樹脂成形品を得た。
【0045】得られた半透明樹脂成形品を、実施例1〜
6と同様にして目視官能試験を行った結果を表2に記し
た。
6と同様にして目視官能試験を行った結果を表2に記し
た。
【0046】比較例4〜6 実施例1〜6で使用した発光樹脂層形成用配合物に代え
て、表2に併記した発光材料を添加しない配合物を用い
て、これを裏打ち層として半透明樹脂基材層上に積層
し、実施例1〜6と同様にして成形品を得た。得られた
成形品を、上述同様にして目視官能試験を行った結果を
表2に記した。
て、表2に併記した発光材料を添加しない配合物を用い
て、これを裏打ち層として半透明樹脂基材層上に積層
し、実施例1〜6と同様にして成形品を得た。得られた
成形品を、上述同様にして目視官能試験を行った結果を
表2に記した。
【0047】
【表2】
【0048】1)イソフタル酸、マレイン酸プロピレン
グリコールが主成分の不飽和ポリエステル樹脂,スチレ
ン30〜40重量%含有 2)MEKPO:メチルエチルケトンパーオキサイド 3)日本フェロー社製 M−50S 4)住友化学工業社製 CWL−375S 5)住化カラー社製 KR1E172(赤) 6)ナショナルブリューオブスタンダード社製 CaS
−Bi発光材 7)ナショナルブリューオブスタンダード社製 βZn
S−Cu発光材
グリコールが主成分の不飽和ポリエステル樹脂,スチレ
ン30〜40重量%含有 2)MEKPO:メチルエチルケトンパーオキサイド 3)日本フェロー社製 M−50S 4)住友化学工業社製 CWL−375S 5)住化カラー社製 KR1E172(赤) 6)ナショナルブリューオブスタンダード社製 CaS
−Bi発光材 7)ナショナルブリューオブスタンダード社製 βZn
S−Cu発光材
【0049】
【発明の効果】本発明の半透明樹脂成形品は、上述の通
りであり、半透明基材層の非可視面側に発光材料が分散
混合された発光樹脂層が積層されており、該基材層の可
視面側から入射した光のエネルギーが、発光材料に蓄積
されたのち放出されて、成形品基材の深層から発光して
くる風合いとなり、深み感、透明感を醸しだす。
りであり、半透明基材層の非可視面側に発光材料が分散
混合された発光樹脂層が積層されており、該基材層の可
視面側から入射した光のエネルギーが、発光材料に蓄積
されたのち放出されて、成形品基材の深層から発光して
くる風合いとなり、深み感、透明感を醸しだす。
【0050】従って、本発明の半透明樹脂成形品は、透
明感、深み感を損なうことなく明るい色調を可能とする
ものであり、浴槽、洗面カウンター、キッチンカウンタ
ー、テーブル等に幅広く使用することができる。
明感、深み感を損なうことなく明るい色調を可能とする
ものであり、浴槽、洗面カウンター、キッチンカウンタ
ー、テーブル等に幅広く使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】熱硬化性樹脂、硬化剤及び無機充填材より
なる樹脂組成物(A)を硬化させた半透明基材層の非可
視面側に、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂のマトリック
ス樹脂に蛍光材料が含有された樹脂組成物(B)を硬化
させた発光樹脂層を積層してなることを特徴とする半透
明樹脂成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762193A JPH0768718A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 半透明樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762193A JPH0768718A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 半透明樹脂成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768718A true JPH0768718A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16707168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21762193A Pending JPH0768718A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 半透明樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768718A (ja) |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP21762193A patent/JPH0768718A/ja active Pending
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